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AirMac ExpressでiPod-4Gを充電

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060401-02.jpg カテゴリ的には、PCにするか音楽にするか迷ったが、一応PCネタとする。
 ご存じ我らのAirMacExpressには、「ネットワーク端子」「光デジタル/アナログ」端子の他に「USB端子」が装備されている。ただこのUSB端子は基本的にプリンタ接続用のもので、普通のUSBプリンタをネットワークプリンタにするために使うものとされており、その他の機器の接続動作は基本的に出来ないことになっている。ただ、アップルの見解として、サポート対象外ながら、iPod shuffleに関してはこの端子を使って充電可能としている。
 まあ、私のiPodは当然shuffleではないので、どうにかならないものかと試してみた。

 まず初め、無邪気に考えたことは、そのままドックコネクタ→USBケーブルを使ってAirMacExpressに接続すれば充電でいるのではないかということ。ただコレは試してみれば分かるのだが、当然AirMacExpress側のUSB端子にはプリンタを接続するための信号も流れているので、この状態でiPodを接続するとディスクモードになってしまい、外部からの操作を一切受け付けなくなる。iPodの画面には例の「ディスクの接続を解除しないでください」という文章も表示される。まあ、どうしようもないので無視して引っこ抜くしかないんだけどね。ただ、充電自体はされているようだ。

 しかし、この状態では折角メインシステムに音声出力が接続されているDockの利用価値が無くなってしまうので、USBケーブルのデータ信号のみをキャンセルして充電だけ可能にするための簡単な改造…って程でもないけど、工夫をしてみることにする。

 まず用意したのは、iPod売り場などでよく売っているのを見かけるUSB延長ケーブル。ただ、延長ケーブルとはいっても、shuffle用にUSB端子の場所をちょっと伸ばすといった用途で売られているらしく、長さは15cm位しかない。これをデータ信号解除用のアダプタとして使用することにする。

 加工自体は呆れるほど簡単、透明の梱包用テープ(要は粘着力が強く、テープ自体にある程度強度があり薄いテープなら何でも良いを、内部に4本あるUSBケーブルの丁度1本分だけをカバーできる大きさに切り出し、4本ある端子の「D +」部分の上に貼り通電を止めてしまう。
 その「D +」端子はどれかというと、一般的なオスコネクタ(マウスの先のコネクタと考えればよい)をUSBのマークがある方を上にした状態で右から2本目。詳しくはこのページにあるピンアサインの図を参考にしてみてください。

 今回のテクニックは、通常の使用用途では全く一般性のないものだと思うが、インターネット上ではこういったノウハウを求めている人もひょっとしたら一人や二人はいるかも…と思って、それと自分自身の備忘録としても書いておくことにする。

 さて、現在iPodの画面を見ると充電中にはなっているが、一眠りした後、きちんと充電されているかな?

 う~ん、接続的には問題ないしiPod本体のインジケーターも充電マークが点灯しているんだけど、電圧が足りないのか充電はされませんね。このままの状態でドックで音楽を再生させていたら、電池切れになってしまいました。

 思うに、4つあるUSBピンの「D+」のみを遮断した状態でしか充電マークが点滅しないんだよね。本来は「D-」端子も必要ないと思うんだけど、その辺に何かうまくいかない理由があるのかな?

 テスター当ててはいないけど、ネットを調べる限りは、きちんと5V出力されているらしいし、実際shuffleは充電出来るみたいだからね。

|AirMac ExpressでiPod-4Gを充電|


コメント(1)

自己レス。
あの後色々調べたら、どうもUSB規格でデータ通信する送り出し側のコネクタは、
データ通信が始まらない際には、電源供給もサスペンドさせること…って事になってるみたい。
しりませんでした。

だもんで、データ通信可能なAirMacExpressのUSB端子も、
データ通信が確保できないと、電源供給が止まってしまうみたい。

つことで、何か大がかりな改造でもしない限りは、上記のプランは無理そうです。

投稿者: よっち | 2006年04月27日 23:53



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