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紅白

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 1人でホテルにいるときはまず見ないし、自宅にいるときはなおさら見ない。という事で珍しく見ている。

 で、私はネットをしながら横目でチラチラ見ているだけ。横目で見ている印象だと、もはやどの世代、どの志向の視聴者を狙っているのかわからない支離滅裂さだが、それが紅白…一年の締めくくりというものなんだろうね。
 そういえば、去年は紅白じゃなかったけど、FNS歌謡祭を友達と一緒に見ていて、出演する歌手にお互い突っ込みを入れながらわいわい騒いでいたのが楽しかったな。歌手の名前は知らない人ばかりだったけど、そういう風に会話の潤滑油(?)として考えると、数年に一度くらいならあの手の番組を見てもいいと思った。

 で、そんな事を書きたかったんじゃなくて、さっき紅白から流れてくる音を聞いていたら、寺尾聡の「ルビーの指輪」が流れてきて、その中の終わり近く、「♪そして2年の月日が流れ去り~」という歌詞を聴いて、「ああ…この2年という月日は若い頃と比べて大分意味が違ってきたな」と、改めて思ったりしました…という事。

 この歌を聴いた子供の頃は、2年なんて月日は、人の悲しみも憎しみも全ての感情を洗い流すのに充分すぎるくらいの果てしなく長い時間に思えた。でも、この歳になってみると、2年なんて月日は1ヶ月前の出来事と気持ち的には差して変わりがない(あくまでも気持ち的にだよ)。人の悲しみも憎しみも、まだまだ昨日の事みたいにリアルに覚えていられる、その程度の時間でしかない。

 そう考えると、この歌の結びは割とやるせなくて悲しい結末なんだな…なんて改めて理解できた、日々大人の階段を上りつつある私なのでした…。なんてね(笑)

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