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日光金谷ホテル「百年ライスカレー」

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080923-01.jpg ブロンプトンで日光へ。さすがに時間的にも体力的にもいろは坂には登る気になれなかったので、なにか日光に来た証というか、ネタになるようなモノは?と思って金谷ホテル入り口前に来ると、ラウンジで「百年ライスカレー」というメニューがあると看板が出ていた。そういえば、以前富士屋ホテルで「伝統のカレー」を食べた時、高かったけどエラく感動した覚えがあったので、果たして金谷ホテルのカレーは如何なのか?と、興味が出てきた。早速ホテル前の坂を登ってみる。

 ホテルの前に来ると、重厚な作りに驚く。考えてみれば、日光にはよく来るけど、金谷ホテルの前に来たのは今回が初めて。入り口にいたボーイさんに「自転車は何処に置けばいいですか?」と聞くと「入り口の隅の方でいいですよ」といわれたので、そのまま隅に置いてホテルの中に入る。

 「百年ライスカレー」は、「ラウンジ メイプルリーフ」で食べることができる。入ってみると正直ちょっと安っぽい内装だと思ったのだが、まあ…仕方ない。頼んだメニューは、カレーにサラダと食後のアイスとコーヒーをセットにしたメニュー。お値段2,520円。ちなみにカレー単品だと1,980円…だったかな?

 ちょっと食事ネタから外れるけど、席について注文後、トイレに行ったんだけど、その後手を洗おうとして水道水に手を浸したら、冷たくてびっくりした。まるで山の中の清流みたいだ。

 席に戻り、しばらくするとサラダが登場。ちょっとすっぱいドレッシングがかかっているが、しつこくなくてなかなか美味しい。
 サラダを適当に食べた後、いよいよカレーが登場。ちなみにこのカレー、注文時にビーフ、ポーク、チキンの三種類から一つ選べる。私はもちろんビーフ。

 早速口にすると、おおっ!これはまいうー。カレーの色は明るめで、ココナッツミルクがたっぷり効いている印象。普通はこの手の味ってあまり好みじゃないんだけど、このカレーは別だな。スパイスの香りは控えめで、じっくりと素材を煮込んだような味がする。ただ、ひょっとして肉だけは後入れなのかな?なんて気がした。
 ライスの方はバターとレーズンがまぶしてあるもの。普段レーズンって嫌いなんだけど、これもまたいい。レーズンだけつまんで食べてみたけど、この味なら私ももっと食べたいと思った。

 カレーの後はアイスクリームとコーヒー。アイスクリームも素晴らしくおいしい。コーヒーはよくわからないな。おいしいコーヒーの価値基準が私の中でできていないので(笑)
 あと、味ではないけど、アイスクリームが乗せられている器が素晴らしいと思った。長い間使われていて、縁がちょっと凹んだりしているんだけど、丁寧に綺麗に洗われながら、何度も使われているんだろうな…という雰囲気。こういう部分は老舗というか、クラシックホテルらしい香りが伺える部分だね。もし皆さんも金谷ホテルで食事をする際は、食器の方にも注目してみてください。この食器については別エントリーで写真を紹介します。

 結果としては、ラウンジ・メイプルリーフの安っぽい雰囲気が気になったが、なかなかの食事だったと思う。やや高価だけど、持ち帰りのおみやげを減らしてでも食べてみる価値はあると思うよ。

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