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MARGARET HOWELL×GORE TEX

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081008-02.jpg 前回の続き

 久しぶりに買ったGORE-TEX製品…というか、初めてのまともなゴア(笑)、「MARGARET HOWELL×GORE TEX」。一応商品名は「サイクリングジャケット」となっている。

 一度着用して山に出かけた事は以前に書いた。確かにゴアはいい。この製品の場合、雨具と言うよりウインドストッパーなので、別に雨が降っていなくても使える。というか、チャリ通の時にウインドストッパーとして使っている。今日も持ってる。

 着心地はさすがゴア、別に着心地がいい訳じゃないんだけど(笑)、運動しながら着用していても、中が汗だくにならない。最近のゴアは通気性がないはずなのだが、自転車に乗っているときは腕などに軽く風を感じたりもする。

 ゴアテックス製品で最大の誤解は「通気性=汗を通す」と思われている事。汗の前の水蒸気なら確かに通すが、汗をかいてしまうと当然水分は通さない訳で、濡れる。また、素材がべったりと肌に密着してしまうと、その部分で水蒸気が直接汗に変わるので、濡れる。
 なので、高級なゴア(というか以前私が持っていたのがインチキだったのか?)は裏地に網状のインナーが付いており、ゴアテックス素材が直接肌に密着しないようになっている。

 今のところ耐水性は完璧に近い…というか、この製品を買ってから今まで雨の日も傘を差していない(笑)。雨の日は、こいつを着用、もしくは鞄に入れておいて、必要なときに羽織る。私は普段から帽子を着用しているので、土砂降りでなければこれで充分。外側に付着した水は、軽く払うだけで魔法のように落ちてしまう。

 さすがMARGARET HOWELL謹製なだけあって、スタイルがアウトドアっぽくないのがうれしい。普通のパーカー代わりに着用できる。また、この手の一般的雨具と違い、腰回りがかなり絞ってあるので、見た目もすっきりしてかっこいい。このシルエットはアウトドア系のジャケットではあり得ないだろう。更に自転車乗車時に着用する事を想定してあり、おしりの側がちょっと長目に作ってある。もちろん自転車乗車時に助かるのだが、歩行時にもおしりが濡れなくて助ってる。

 高価だったが(といっても“一流アウトアブランド”と比べればまだ上はある)、何気に使い回しがかなり利く。特に、街でアウトドア系ブランドの服を着用していると、どうしてもある種の野暮ったさが消えないのだが、その心配がないのもうれしい。
 この手の服で、表面にブランド名もブランドマークも何も入っていないアイテムは、結構珍しいのではないだろうか。それについてもいい感じ。

 本格的に登山などのアウトドアで使うには、ポケットの数も少ないし、腰回りが絞ってあるせいで中に何枚も「レイヤード」できないし、完全なアウトドア用としてはお勧めしないが、街ですっきり使えるゴアテックスとしてはなかなかだと思う。もちろん登山に使っても、本来の用途の自転車に使っても大丈夫。ジッパー付近のコーティングもかなりがっちりと作ってある。

 ちなみに私が買ったサイズはM。試着したときはSサイズがジャストだったのだが、中に何枚か着用する事を考えて少し大き目を選んだ。その代わり、ちょっと裾が余っちゃうのがみっともないトコロ。正直セールにでもでたら、サイズ違いで黒のSも買っちゃいそうだ(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

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