トップページへ

定額給付金

flatearth.Blog* » ニュースなど » 定額給付金

 私は貧乏人なんで、もらえるものなら当然もらうつもりですけど、毎日ニュースで放送しているこの「高額所得者に対する給付金の扱い」を見ていると、何でみんなあんなに必死なのか理解しかねる。

 実際に支給の手続きがどのようなものになるのか、まだ判らないが、平日の昼間役所が開いている時間に申請書を持って長い行列がある窓口へ…なんて話になったら、それこそ辞退せざるを得ない人達が大勢出てくるのではないかと。
 人にもよるけど、わざわざ休暇を取って、役所に行って並んだりしている時間を考えれば、まともに働いている方が金になるという人も多いだろうし、それこそ年収が1,000万円を超えるような人はなおさらなのではないか?
 また、派遣工や期間工の方達はどうするのかね。給付金申請の手続きは、今働いている場所から近い役所で申請できるのか。それとも給付金もらう為に仕事休んで、自分の住所がある地域まで帰って申請しなければならないのかな?こういう職場は「一日休みます」と言っただけで仕事乾される状況も多い中、いわゆる「ワーキングプア」と呼ばれる方達が確実に給付金を手にできるのか、そっちも気になる。

 そういう意味では、給付の制限を国民の自主性に委ねるという総理の決断は、理想論はともかく、現実的な意見として、給付制限を設けろというなら、それ以外に方法はないだろう。
 この部分に反対している人達も、正直何が反対なのか全く判らん。というか、連日ニュースで騒がれる程世帯年収が1,500万円を超える人が多いのだろうかと、貧乏人の私からするとみんな金持ちでうらやましい。というか、例え給付制限云々という話にならなくても、ホントに金持ちの人は、手続きが面倒でもらいに行かないという人が多そうな気がするけどね。

 個人的には、子供と老人に8,000円増額という方がさっぱり意味不明なのだが、何でこの部分に関しては何の反対意見も出ないのか?景気刺激策として考えるのなら、貧乏なふりして金を貯め込んでいる、現在の老人達にお金ばらまいても意味がないと思うのだが。
 連日報道される振り込み詐欺事件を見ると、犯罪に引っかかる老人達にも呆れるが、よくもまぁ…何百万も何千万もお金使わずに貯め込んでいるものだと、そっちの方にも呆れる。
 今の老人達に向けて、投資やパチンコ以外にああいった金を使わせる施策を考えた方が、よっぽど景気刺激策になる。老人達の社会に対する疑心暗鬼が金を貯めさせているのか、それとも老人達が金を貯め込まないと安心できない社会が悪いのか、私にはよくわかりませんが。
 どうでもいいけど、春先になったら、老人相手の「還付金詐欺」が横行するんだろうな。野党の方々にとっては、また新たな与党叩きのネタができそうでよかったなと。

 そういえば、高速道路1,000円って話はどうなったんだろう。定額給付金なんかより、そっちの方をもっとがんばってほしいものだが。

|定額給付金|


« 前の記事へ

次の記事へ »

トップページへ