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日本人は、なぜ自分たちを貧しいと思うのか

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 本当にそう思う。
 実際派遣切りが問題になってはいるけど、そもそも規模の大小はともかく、派遣切りは以前から頻繁に行われていた(むしろこの景気悪化で派遣切り問題がクローズアップされたことが明るいニュースとも言えるか)。テレビはこの金融危機と円高で苦しむ企業のことばかりを伝えるが、実際はこの超円高で笑いが止まらない人達も大勢いる。石油元売り系なんて、実際は笑いが止まらない程大もうけしているのではないか?

 この「不況だ」とか「日本は終わり」だとか「先行きの不透明感」だとかいう言葉を聞いていると、元鬱の私が言うのもなんだが、日本人は国家総鬱状態にでもなっているのか?

 日本人は、なぜことのほか自分たちを貧しいと思うのか?」:歌田明弘の『地球村の事件簿』

 これらの暗い気分が、反日マスコミ共にでっち上げられた表層的なものなら問題ないかもしれないが、この手の緩やかな洗脳行為というのは、だんだんと少しずつ私たちの心を犯してゆく。
 昨日のエントリーでも書いたが、日本が本当に終わるときは、私たちが日本を諦めたときである。逆にいえば、明日トヨタが倒産しようが、大地震で日本全土が崩壊しようが、一人一人がよりよい未来を信じてさえいれば、私たちは必ず復活する。というか今の日本は別に「復活」する必要ないでしょ。ダメになってる訳じゃないんだから。

 勿論、世間ではこの金融危機で生きるか死ぬかの状態に晒されている人は大勢いる。だからといって、今失業していない人達が無理に自分の国や生活を「不景気」などと思う必要はない。
 明日から多くの企業は年末年始休暇に入るけど、みんな暗い気分を吹っ飛ばして、バンバン買い物や旅行に出かけてほしいものだ。

 みんな不景気だからといって自粛モードに入ると、貯金はあるけど日本は不景気…という、訳のわからない状態になっちゃうよ。

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