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白毛門登山

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101011-01.jpg 一昨日の10月9日、にしだやさんご夫妻と、白毛門という山に登ってきた。「白毛門」という山の名前は知らなかったが、谷川岳から東に沢を越えて見えるあの山ね、といわれればあそこか…と分かる、おそらく、谷川岳や一の倉沢を眺めるには絶好の山。晴れるといいな。

 で、当日の天気予報は雨。翌日の日曜日に予定をずらそうかとも思ったが、結局前日に雨が降っては、山のコンディションは悪いことに変わりがないし、雨は日曜日にも残りそうなので、それなら土曜日の朝からチャッチャと登ってチャッチャと降りようという事に。朝の関越道は、連休初日なのに、天候のせいなのか、案外空いていた。

 登山開始は8時15分位。初めは一気に登りという事なので、一気に登り始める。土の斜面から石の斜面へ、そして尾根付近に達すると、木の根っこが登山道一面に広がる。というか、これだけの木の根が露出しているという事は、この山の尾根は木の根っこで出来ているんだろう…なんて事を話ながらどんどん登る。
 やがて、登山道が木の根っこから、石が主体になり始めた頃で雨に追いつかれる、じゃなくて、下から見たときに上を覆っていた雲の中にたどり着いた、という感じ。

 雲の中は当然雨。しかも風が結構強く、雨が下から降ってくる。なので、上半身ゴアテックスの上着を着ていても、足やお尻から雨が当たってくる。もちろん雨は予想していたのだが、日帰りでこの距離だし、足元が濡れる位なら問題ないだろうと思っていたし、結果としては問題なしで済んだのだが、下半身はかなり冷え切ってしまった。

 雨のなか、草原なのか岩場なのかよくわからない登山道をひたすら上り、白毛門山頂へ。時間は11時半過ぎだったかな。寒いし顔に当たる雨が痛いし、写真の通りなんの展望もないので、すぐに下山。この下山の際に、登りで冷やしてしまった下半身がうまく動かず、ちょっとペースが遅れ気味になった。

 雨が強くなってきたのでぐんぐんと山を下り、途中の林の中で軽く昼食。私は持参したチョコレートと、モコさんから頂いたゆで卵とおにぎりをいただく。おなかは減っていなかったのだが、おいしかった。

 昼食後は、また私の体質「食べたら冷える病」が出て、結構辛い下山。なんというか、この寒さはカラダというか骨の芯から冷えてくる感じ。ぶるぶる震えながらおよそ30分位。登山口に戻るまでには一応解消。ちょっと難儀な体質だなぁ…と思った。

 終わってしまえば、ほぼ全行程雨の中だったけど、登山道自体は変化に富んでいてとても楽しい。怖くない程度の鎖場や、木の根の登り、そして展望開ける草原(おそらく)と、登山者を飽きさせない山道。私も登っている途中「え、もう山頂なんだ」と言ってしまったくらい、登っている最中は楽しくて時間を忘れてた。

 晴れていたら、もっと素晴らしい景色と楽しい山行だったんだろうが、雨の中でひたすら登山道と向き合う今回の山行も、実に楽しかった。また違った季節に行ってみたい。

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