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君はラビットスバル・RS-3という三輪車を知っているか?

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E2118968.JPG 超レアな写真集。購入場所は久しぶりに出かけた東京は四谷のアローカメラ。というか、お店のブログでこの本の販売を知って、慌てて買いに行った訳だけどね。ちなみに私が購入した分で最後でしたので、もう買いに行っても在庫ありません(笑)

 この車については、私も存在は何かで知っていたのだが、レストアされた現車が存在するとは知らなかった…というか、試作で破棄されていた状態のものを引き取ってレストアしたのが、この車だそうである。

 私が知らなかっただけで、最近は旧車イベントなどに結構出場しているようだね。こういう変態旧車大好きな私だけど、あまりイベントとかには出かけない方だから、よく知りませんでした。調べてみると2011年の秋くらいに発売されていた雑誌「Old Timer」でも特集されていたようだ。

 見た目のスタイルも奇抜な所ながら、この車(?)最大の特徴は、前輪のトレッドが可変であるという点。量販品が無いので実際どうするつもりだったのかは何ともいえないが、速度によって自動、もしくはスイッチで、前輪のトレッドを拡大することが出来て、カーブなどでの転倒を防ぐと共に、車庫に入れる時はコンパクトになるという、現在のサスペンション設計者が聞いたら腰を抜かすようなアイディアが盛り込まれている。
 私は勿論経験が無いが、この当時の3輪自動車というと、交差点などで結構“コテン”と転ぶことが多かったらしく、特にトラックタイプの三輪車だと起こすのが大変(そりゃそうだろうな)だったらしい。ま、ある意味のどかな話ではあるが、そのような事態を想定して対策しちゃう所が、元中島の技術者集団変態スバルらしい話でもある。

 このラビットスバル、今は故郷の群馬県太田市で公開展示中らしい。いつまで展示しているのか知らないが、一度見に行ってみたいなぁ…と思っている。それと、今年は旧車系イベントにも出かけるようにするかな。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 11-22 F2.8-3.5


スバルを支える職人たち―スバリストと呼ばれる根強いファンの心を掴む(ラピタ・ブックス)/清水和夫・柴田 充

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