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中世日本海の流通と港町

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P5241229 高いです!ハッキリいって研究職でもない私のような凡人が買うには高い…けど仕方ないですよね、一般書籍ではなく研究書なので。でも私にはこの本を買わなければならない理由があったのです!

 もっとも、買うにしても急ぎではなかったのですが、最近調べてみるとアマゾンからは正規の在庫が消え始めたので、ボチボチ手にしておかないと在庫終了かなと。
 一応古本屋さんでも探したのですが見当たりませんでしたし、下記の理由からきちんとリアルな本屋さんで購入することにしました。

 実はこの本、既に読んでいます。
 で、何処で読んだのかというと丸善の店内(笑)

 面白そうな本だなと思って店内にあるベンチで読み始めたら止まらなくて、その場で約2時間…3時間は経っていないと思いますが、最後まできっかり読んでしまいました。それもあわてて速読で読んだという訳ではなく、途中スマホのGoogleマップなどを使いながら紹介されている地域の地形を確認したりして、なかなか味わい深く読破させて頂いたのですが、さすがにちょっと悪いかなと。
 それと、この本で紹介されてた地域については、別な本なども参照してもう少し調べてみたいと思っていた、というのもありますので、同じ書店で買い直した(?)次第。

 内容としては、日本海側中世港町についての研究成果。私好みなのは、それぞれの地域について景観についての記述が多目なこと。
 この本の内容では、丹後府中以西、中国地方の港町はまだ現地を見た事がありませんが、石見温泉津などは是非現地を訪れて景観を確認してみたいものだと思いました。

 私の読書生活にとって、これらの交通・物流を初めとする人やもの、または軍勢などの移動や生活については主要なテーマのひとつでもあり、このような内容の本については、ついついお金をつぎ込んでしまいますね。
 私の読む本のラインナップを見ると「ひょっとして歴史や民俗学好き?」みたいに思う人もいるかもしれませんが、実のところは、そういう動機で本を選んでいるのではなかったりします。

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↑越中氷見について。こういう図をハァハァいいながら眺めています。

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中世日本海の流通と港町/仁木 宏・綿貫友子(編集)

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