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音楽エッセイ

 ここでは、「私の愛した音楽たち」よりも気楽なお話を掲載します。まあ、音楽エッセイですね。


00/01/27【音楽】:最近買ったCD

 実は、ここの所CDが爆発している(笑)、自分でも後で読み返すと便利なので(^^ 、メモ程度にざっと解説。

 まずは、数日前に書き込んだ Michael Fahres「HAIN」の印象から。このCD、なんでも南アメリカ大陸最南端(マゼラン海峡の辺り)に住む民俗の音楽に、最新の電子楽器を加えアレンジしたCDらしい。前半の曲はなかなか良いのだが、後半に収録されている曲は、ちょっと電子楽器が出しゃばり過ぎの印象。具体的には、焚き火の音に乗せて民俗音楽を収録しているなかなか雰囲気のいいトラックがあるんだけど、アレンジで唐突にノイズミュージックのような音が混じったりして、聴いてると電子音がちょっとうざい感じだった。
 あと、曲には関係ないのだが、このCD、ライナーノートに対象となった民俗の人たちの写真が収録されている。んで、その人達のボディペインティングが結構強烈!。すっぽんぽんの体を黒く塗り、その上に白いしましま模様が描いてあって、頭にはKKKの人みたいな“とんきょ帽”(とは言わないか)をかぶっていて、洒落じゃなく宇宙人みたいな格好をしてる。このCD、とりあえずこの写真を見れただけでも得した感じ…。

 メモ程度と言いながら、長くなったな。もっと飛ばさなければ。
 次はお馴染み(どこが?)サードイヤーバンド「Songs From The Hydrogen Jukebox」。邦訳すると“水素ジュークボックスからの歌”(?)。相変わらず良く分からないタイトルですが、中身も相変わらず飛ばしてます(笑)。今回は珍しくボーカル曲ばかりなんだけど、そのボーカルも怪しい雰囲気満載。以前買い逃して、しばらく店頭から姿を消していたみたいなんですが、昨日渋谷HMVでようやく見つけました。
 そうそう、関係ないけど、昨日の渋谷HMVのクラシックフロアで、なんと Holt Ten Simeon の、Canto Ostinato を発見!。ヲレは入手するのにあれほど苦労したというのに…、ピアノ曲の“H”の棚にあったので、ミニマルに興味がある人は速攻でゲットしよう!。

  その次は、西山豊乃「ゆらゆらゆれる」。このアルバムのプロデュースは、最近テクノ系アンビエント系の人達に人気がある竹村延和が担当している(らしい)。ジャケットの帯に「素朴でなつかしいうた」などと書いてある割には、ちょっとアンビエント寄りの曲が多く、歌を楽しみにしていた私にとっては欲求不満気味だった。折角奇麗な声をしているんだから、もうすこし彼女の歌を前面に出して欲しかったな。

 さらに次は、藤枝 守「The Night Chant」と「Patterns of Plants」の2枚。邦訳すると「夜の聖歌」(?)と「植物文様」かな。評論家に言わせると、彼の音楽はいわゆる「平均律からの解放」といった所が特徴らしいのだが、まあ、そんな難しい理論は聴く人間にとってどうでもいい話…、理屈抜きに、このアルバムにはホント気持ちいい曲ばかりが収録されている。曲のジャンルは一応ミニマルとして分類されているみたいだが、それでいてミニマルとも違う不思議な曲ばかりで、う〜ん、なんちゅ〜か、まだ聴いていない人は是非一度きいてみて下さい。って、これじゃ解説になってねえか…(笑)。

 またまた次は、「LEAF VOCAL COLLECTION Vol.1」。これは一部の層で人気爆発のエロゲーソフトハウス「LEAF」から発売された、ゲームの主題歌を集めたCD。私はこのCDに収録されている「あたらしい予感」という曲が好きなので(他のCDに収録されてないのよ)、思い切って購入してみた。すると、目当ての曲意外の曲も結構いい感じだった。ちょっと買うのに勇気がいったのけど、満足できて良かったです。

 またまたまた次は…、って、キリがないからこの辺でヤメ(笑)。続きはそのうちに…。


00/01/24【音楽】:CD2枚

 通販のCD屋さんからCDが届いた。今手元にあるんだけど(送り先は事務所だから)まだ聴いてはいない。
 一応タイトルを紹介すると、Deli Boys「Selim s` evade」と、Michael Fahres「HAIN」の2枚。…って、アーティストとタイトルだけ書いても訳わかんないよね(^^ 。家に帰って聴いてみます。

 しかし「金がない金がない」といいながら、CD代だけはなかなか減らないなぁ〜。


00/01/19【音楽】:非売品のシングルCD

 週末に、友人から秘蔵のシングルCDを聴かせてもらった。なんでも非売品のモノらしい。早速演奏開始!。

 「ただいま出掛けております。私の『ほえぇ〜〜〜』という声の後に、メッセージを入れて下さい」。『ほえぇ〜〜〜』。

 「ただいま出掛けております。私の『はにゃ〜〜ん』という声の後に、メッセージを入れて下さい」。『はにゃ〜〜ん』。

 しかし…、相変わらず濃い生活を送ってるね。お兄さん、びっくりしちゃいました(笑)。

 何のことか分からない方は、火曜日18:30 NHK衛星第二放送。あるいは土曜日18:30 NHK教育テレビをチェックしてみてね。ちなみに私は放送見てないので、濃い目の突っ込みを入れられても答えられないよ(^^ 。


00/01/14【音楽】:「ピエール・アンリ」現代のためのミサ

 数日前、電子音楽の先駆者と言われる「ピエール・アンリ」のCDを買ってきた。この人のアルバムは、以前から2枚組で発売されてるアルバム(タイトル忘れ)が欲しかったのだが、輸入版のくせして、妙に値段が高かったので買わないでいた。しかし、ちょっと前に、現代のDJアーティスト達によるピエール・アンリのリミックスアルバム「メタモルフォーゼ」を安く手に入れ、私にとってはナカナカの出来だと思ったので、どうしても原曲を聴きたくなり、つい買ってしまった。

 アルバムの正確なタイトルは「現代のためのミサ/ピエール・アンリ・コレクション」という名前。作曲者のピエール・アンリは、1927年生まれのフランス人。様々な音をテープに収録し、それを素材に音楽を構成する“具体音楽(ミュージック・コンソレート)”の創始者であり、また電子音楽というものを、初めて世に広めた人でもある。
 彼が作曲を始めたのが1944年。そして1954年にはフランス国営放送局の「具体音楽研究グループ(フランスには、こんなのがあるんだ…)」の主任に就任している。

 とまあ、こんなライナーノートを丸写ししたような解説はどうでもいいとして(笑)、実際にCDを聴いてみると「ピコピコ」した音だけで構成されてる曲、ロック風な曲、タダのノイズにしか聞こえない曲…、と様々なスタイルの曲が収録されている。普段この手の前衛音楽を聴かない人にとっては、ちょっと辛い内容かもしれない。ちなみに、このCDに収められている曲は全て、フランスで60年代に上映されたバレエ用に作曲されたもの。このCDには様々なスタイルの曲が収められているが、どれも前衛的な感じがするのは、やはり前衛バレエ用に作曲されたものだからだろうか。

 CDの表題にもなっている「現代のためのミサ」は、レコードが発売された60年代当時、フランスでは大ベストセラーになっていたそうだ。しかし、こんな曲がベストセラーになるフランスの国ってのも…、さすが“芸術の都パリ”の国ということなのかな。

 ここで、ピエール・アンリのリミックス版「メタモルフォーゼ」にも少し触れておくと、収録されている曲全体の印象は、もう少し普通で聞き易い印象。ただ、オリジナルの刺激的な感覚は失われている。DJアーティスト達には、現代のためのミサ中の「サイケ・ロック」という曲がお気に入りみたい。

 ちなみにこのアルバム、私にとっては結構お気に入りになりそうな予感。昨日から「メタモルフォーゼ」と交互に何度も聴き返している。だもんで、今日の私は意味もなく“前衛的”(笑)だ。


99/12/16:【音楽】:「真綾さま」Hotchpotch

 正確に表記(笑)すると、アーティストが「坂本真綾」アルバムタイトルが「ハチポチ」。さっき会社のそばにあるCD屋で買ってきた。今事務所で聴いてるんだけど、コレはイイ!。帰って家のシステムで聴くのが楽しみッス。
 今回のアルバムは、彼女が過去シングルCDで発表した曲を集めたベスト版。過去のアルバムに収録されてる曲も多いんだけど、アレンジが違ったりしてて面白い。2曲目の「ともだち」にはびっくりしてしまった。

 一つだけケチを付けるとしたら、初回限定の紙ジャケットかな。これ、ラックに収納しにくいし、CD取り出すのも面倒なんだよね(^^。


99/12/15:【音楽】:ほとんど立ち寄らないCD屋

 会社の帰り乗換駅にあるしょぼいCD屋に寄る。ここの店、店員はカウンタでタバコ吹かしてるし、店の外見は汚いしで、私もほとんど立ち寄らない店なんだけど、昨日何気なく入ってみたら、ここ数年来探していた、既に廃盤のCDを偶然発見!。らっき〜。

 店長さん、これからも商売にやる気を出さないで、古い在庫をそのままにしておいて下さいね(^^;;。


99/12/08:【音楽】:The Art of the THEREMIN

 皆さんは、“テルミン”って楽器知ってるかな?。それは戦前にロシア(ソ連?)で開発されたという電子楽器とのこと。詳しくはここのサイトを見て貰えば分かると思うけど、昨日私は、このテルミンの演奏を収録したCDを購入してきました。
 家に帰ってさっそく聴いてみたんだけど、まずトラック1「Rachmaninoff:Vocalise」は、深夜に聴いているとちょっと恐い感じ。テルミンの音って、なんだか女性オペラ歌手の声にも聞こえるんだよね。スピーカーの間から女性が唸っているような音を出していました。
 でも、その後に収録されている曲達は、どれもこれも聴いていて何となく懐かしくなるような不思議な音、なんでだろうね。
 変な例えだけど、テルミンの音って、昔のSF映画などに出てくる「宇宙の効果音(^^;;、」に似ている気がする。実際、効果音を作るのにも多用されたらしいから、案外あの音ってテルミンなのかもしれないね。そこの所が、私のノスタルジーを刺激するのかな?。
 まあ、それはさておき、このCDを聴いてみて、私はテルミンという楽器が持つ表現力の豊かさを、ちょっと見直してしまった。私が以前に持っていたテルミンのイメージというと、演奏法方もさることながら、どことなくキワモノな楽器で、アバンギャルド系の音楽にしか使えない物だとばかり思ってました。ところが、このCDのようにピアノと組み合わせて演奏すると、ホントに不思議で気持いい音楽になっている。こんなに気持いい音を出すなら、もっといろんな場所で、いろんな楽器と組み合わせたテルミンの演奏も聴いてみたいですね。

 このCDに興味を持った人もいるかもしれないので、一応CDのスペックを書いておきます。
 発売元が、アメリカ DELOS というメーカー。CD番号が DE 1014。アルバムタイトルが The Art of the Theremin。アーティスト名が Clara Rockmore。メーカーのサイトでアーティスト名で検索すると、このアルバムの紹介を英文で読むことが出来る。私は読めないけど…(^^;;。

 このCDを聴いて思ったんだけど、近代の楽器って、シンセサイザーを除けば全く進歩してないんじゃないかな?。バイオリンにしろ、ピアノにしろ、昔の製法、昔の音にいかに忠実であるかだけが求められている気がする。
 近年新たに開発された新素材、あるいは工業技術を使えば、昔の楽器の音とは全然違うモノ、あるいはもっと奇抜な楽器って、色々出来るような気がするんだけどなぁ。例えば現代音楽が、何となく現代といいながら、戦後から全然進歩していないように見えるのは、新しい楽器で新しい表現を試みることを放棄しているからだと思う。そんな中で、このテルミンという比較的新しく誕生した楽器が、もっとメジャーになって、色々な音楽にどんどん影響を与えていけば、今までと違う、新しい音楽表現が生まれてくるかもしれないね。


99/12/07:【音楽】:六本木WAVE

 なんでも、今月25日で閉店するらしい。んで今、最終売りつくしセールをやってます。
 私にとっての目玉は、10日まで開催しているアニメLD70%オフセール。近日中に出掛けて、まだ買っていないエヴァのLD13.14巻を購入しようっと。あと、現代音楽コーナーからも色々漁ってくるつもり。面白いのが残ってるといいけど。

 しかし、六本木WAVEが閉店してしまうのは寂しいなぁ。また都内から現代音楽が充実しているCDショップが消えてしまう。困ったもんだ。


99/11/30:【音楽】:KRAFTWERK「TOUR DE FRANCE」

 昨日の帰り、秋葉原石丸電気にレコードを買いに行く。一応限定プレスらしいが、発売日なのに売り切れだった。まあ、最近のレコードは限定プレスが多いから仕方ないか…。と思ったら、再入荷するらしく予約を受け付けてくれた。あれ?、限定プレスじゃ無かったの…まぁいっか。
 んで、その足で上野ディスクユニオン行き、思わず買ってしまった一枚。一応カタカナで表記すると、アーティストが「クラフトワーク」、アルバム名が「ツール・ド・フランス」。ジャンルはテクノに分類される。値段が1280円。フルアルバムではなく、いわゆる“マキシ・シングル”ってやつだ。

 演奏が始まると、まず聞こえるのが、人の息をする音。「ハァ、ハァ、ハァ」という音が、リズミカルに流れてくる。これは自転車で坂を登ってるんだな…という感じ。しばらくハァハァ言っていると、急に爽やかなテクノっぽいサウンドに変化する。坂を登り切って、下りに入ったようだ。う〜ん、自転車乗りの感覚、分かってるねぇ〜(^^;;。そうなんだよ、山で自転車に乗るのは、このような天国と地獄の繰り返しなんだよね。
 全部で3曲収録されているが、全て同じ曲をモチーフにしたアレンジ違いのバージョン。どれもこれも、聴いていてとても気持ちよかった。昨晩は、家に帰って3回連続で聴いてしまったくらい。値段も安いし、皆さんもどうですか?。

 そうそう…このアルバム、なんとCDエクストラ仕様になっていて、エクストラトラックにQTムービーが収録されている。内容は過去に開催されたツールの映像。曲を聴きながら私がイメージした風景そのままの映像が入っていて、なんだか嬉しくなってしまいました。


99/11/23:【音楽】:ALVIN LUCIER「MUSIC ON A LONG THIN WIRE」

 皆さんは、以前テレ東で深夜に放送していたアニメ「シリアルエクスペリメンツ・レイン」って知ってるかな?。今回紹介するCDは、あの「レイン」で結構印象的だった“電線の音”そのものを音楽にしたCDです。

 って、うそうそ…(^^;;。これじゃ何のことだかさっぱり分からないだろうけど、要はこのCD、収録されてる曲(全部で74分ある)全てが、トランスが唸るような音「ぶ〜ん、ぶぅぅぅぅん」という音だけで構成されているという、一聴しただけでは、ちょっと理解不可能な代物なのだ。
 ちなみに、収録されている曲は1979年に作曲され、CDの方は1992年にリリースされたみたい。
 はっきりいって、私もこのCDを初めて聴いたときは、頭を抱えてしまった。一応この中には、曲が4曲収録されているみたいなんだけど、どれもこれも同じ音で区別がつきません(^^;;。
 「こんなの、ただトランスが唸っているだけだっつーの」と思いつつも、手に入れてしまったモノは仕方がないので、このCD、ちゃんと最後まで聴いてみた。う〜ん、そんなモノでもちょっと我慢して聴いていると、ノイズにも似た音の中に、どことなく音楽の表情が埋まっている気になってくる。案外人間の感覚なんていい加減なものだね。
 ライナートート(英文)には、何だか複雑なコンピューターを使ってこの曲を作曲した、ということが書いてあるみたい。しかし、面倒くさいのでちゃんと読んでないし、これからも読まないだろう。
 こんなゲテモノ音楽でも、興味がある人もいるかもしれないので、一応発売元を紹介しておく、発売元はLovely Music,Ltd. カナダのメーカーらしい、レーベル番号はLCD1011。ちなみに私は六本木WAVEで購入した。

 手に入れたのを後悔しているような文章になったけど、私はこのCD、案外気に入ったよ。さすがに音楽として鑑賞する気にはなれないけど、深夜に作業をしているとき、たまにこのCDをかけると、部屋が何となく幻想的な雰囲気になる。まあ、音による“お香”みたいなモノかもね。


99/11/12:【音楽】:クスコ「惑星旅行」

 ドイツ人2人によるシンセサイザーのユニット。昨日、中古CD屋でCDをゲット。懐かしいなぁ〜、確か私が中学生の頃のアルバムだと思う。内容は、ちょっと前のモロ“シンセ”って感じのサウンド。でも、なんかコミカルで親しみやすいサウンドなんだよね。当時はアルバムなんて滅多に買えなかったから、FMからエアチェックして何度も聴いていた。
 最近の彼らの曲は、成熟と引き替えに、少し冷たいサウンドになったように思う。私としては、以前のコミカルで暖かいサウンドの方が好きだったな。


99/11/04:【音楽】:ルイス・アンドリーセン「メロディ&開放弦のための交響曲」

 原語で表記すると「Louis Andriessen/Meiodie & Symfonie voor losse snaren」。オランダ生まれの現代音楽作曲家。彼は主に複雑で難解な曲、楽器構成を主体とした音楽を作る作曲家と思っていたのだが、このアルバムに収録されている「メロディ」という曲はピアノとフルートだけで演奏されるシンプルそのものの曲。初めて聴いたときは何だかよく分からなかったのだが、数回聴き直してみると、だんだんと懐かしいような、あるいはノスタルジイを感じさせるような、そんな不思議な曲に思えてくる。
 それもそのはず、ライナーノートを読んでみると「とある朝、魔法のようなメロディが聞こえてきた、そのメロディは、近所の家に住んでいる少年のフルートと、その母の弾くピアノのユニゾンだった。それはゆっくりとしたテンポで、下手くそだった。しかし私はそのシンプルで素朴なメロディに触発されてこの曲を作った(かなり意訳、英語苦手なんだもん)」ってなことが書いてある。
 この曲を聴いていると小学生の頃、縦笛の試験のために毎日外で笛の練習していたことを思い出すんだよね。確か一生懸命練習して、結構いい点数取れたんだよな。
 そんな過去を思い出させる素朴なメロディの音楽。複雑化する一方の現代音楽だけど、こんなシンプルな曲もいいよね。


99/11/03:【音楽】:加古隆「映像の20世紀」

 午後、久々にCDを引っぱり出して聴いてみた。このCDは、ご存じNスペ「映像の20世紀」のサントラ。私はこの番組自体は、さほど面白いものとも思わなかったけど(映像は面白かったから全部見たけどね)、音楽の方は圧倒されました。冒頭のメインテーマ「パリは燃えているか」なんて、映像以上に頭に焼き付いていてます。
 もし、ちょっとでもあの曲に興味を持っていて、まだCDを買ってない人は、急いだ方がいいかも。テレビ番組のサントラって、廃盤になるのが速いからね。


99/11/02:【音楽】:ヒュー&クライ

 兄弟でユニットを組んでいるジャズボーカルグループ。イギリス人か?。購入前にお店でCDを試聴させてもらった。一応ジャンルはジャズなんだけど、元はポップス畑のアーティストらしいので、曲はかなりポップスに近いジャズ。その中庸さがなかなかいい感じ。最新アルバムの在庫がなかったので、そのまま注文する。
 しかし、購入前に試聴させてくれるなんて、購入側としてはかなり嬉しいね。最近のCDショップは、購入を前提にしないと試聴させてくれないからね、それじゃ意味がねえっつーの。


99/10/30:【音楽】:あれこれ

 昨日(10/29)は、掲示板の仲間と秋葉原のイヌ屋(ふつうの焼肉屋、イヌ肉なんておいてないよ!)でお食事。早速待ち合わせの場所に行こう!。…って、なんで鞄の中にCDが3枚も!。いったいいつの間に!。まったく秋葉原は恐ろしい町だ…(^^;)。
 で、昨日買ったCD。「Piece Of Heart (To heart ドラマCD、笑うなよ!)」、「ふわり(林原めぐみ)」、「Celtic Experieiice (William Jackson)」の3枚。まあ、一枚目はどうでもいいとして、残り2枚の感想を少し。

 「ふわり」の方は、ちょっといまいちだったかな。最近は新しいアルバムごとにポップス指向を強めているみたいだが、逆に林原めぐみっぽさが希薄になってきている気がする。まあ、それが一般性ってものなのかな?。
 「Celtic Experieiice」のほうは、最近流行のケルティック音楽のオムニバスCD。私はケルティック音楽というジャンルにはあまり興味がないのだが、参加しているアーティストのWilliam Jackson は大好き。ケルティック音楽といえば、一般的に“癒し”系の音楽になりがちだが(本物はどうだか知らないけど)、William Jackson が演奏するハーブが入ると、とても力強い音楽になる。彼はほかにも2枚のアルバムを出しているけど、どれもお勧め!。全てLINNレーベルから発売されてます。


【音楽】:エヴァCD

 んで、真岡市内で見つけた古本屋で、劇場版エヴァのアルバムが安売りされているのを発見。なんと未開封で480円!。見知らぬ街をぶらぶらしていると、たまにはこんなこともある。


99/10/26:【音楽】:昨日聴いたCD

 端々で書いてるけど、最近気温が下がって、スピーカーが調子がいい。一年中こんな調子で鳴ってくれればいいんだけどなぁ。
 んで、昨日の晩に聴いた音楽は、スティーブ・ライヒ「City Life」と井上喜久子「ただいま」(笑)の2枚。ライヒに関してはこんなページを見つけたんで、興味のある方はそちらを参照して下さい。
 また、もう1枚の井上喜久子のほうは、ズバリ“アニメ声優”だ。アニメ声優のCDというと、それだけで一歩引いてしまう向きも多いようだが(私もそうだった)、思わぬ逸品も存在したりするので、チャンスがあれば一度聴いてみる事をお勧めします。


99/10/24:【音楽】:スティーブ・ライヒ「ドラミング」

 夕方、部屋の掃除をした後に聴いた。この曲は、複数のパーカッションによる単調なリズムを、少しずつタイミングをずらしながら演奏していくもの。聴いていると、まるで音による“モアレ”を見ているような感覚で、不思議な気分になる。この曲、世間的にはライヒのミニマル作曲家としての方向性が定まったものとして評価されている。
 週末にかけて、個人的にイヤなことが続いたが、この曲を聴いて、なんだか勇気が沸いてきた気がした。


99/10/20:【音楽】:プリズマティック・アイ/Music at Bauhaus

 仕事の合間に渋谷タワーレコードへ、「プリズマティック・アイ(平石博一)」と、「Music at Bouhaus(第1次世界大戦後のドイツ、バウハウス向けミュージック)」の2枚を購入。平石博一は、先の「乱聴日記」の中でやたらと絶賛しているので購入してみた、聴いてみるとなかなかいい感じ。他のCDも聴きたくなってきた。
 Music at Bouhausのほうは、第1次世界大戦直後(こう表記した方がいいんだろうな)のドイツ前衛音楽のオムニバス。以前、同じような企画のアナログレコードを聴いて、その美しいメロディに大感動したため購入してみたのだが、今回のMusic at Bouhausのほうは、いわゆるメロディ不在のピアノ曲ばかりで(むしろ正当派20世紀音楽か)、いまいち不満が残る。
 その他、気になるCDもあったけど、LINNレーベルのCDだったので、Kさんに評判を聞いてからにしよう(^^)。 


99/10/17:【音楽】:ユニヴァル・ゼロ

 お茶の水ディスクユニオン新譜コーナーにあったので、つい購入してしまう。前回のアルバムを購入したのがもう10年以上前のこと、なんだか歴史を感じるねぇ。まだちゃんと活動していたことも驚きです。弦楽器をメインに据えた異色のプログレなんで、見つけたら速攻でゲットするべし。


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