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日銀砲

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 ちょっと前に飲み屋の席で「円高ドル安はこの先どうなるだろう」とか「日銀の介入はそろそろあるのだろうか」なんて話題になって、私はそのとき「アメリカ経済はもう一段階落ちるはず、そのときもう一段階円高とドル安になるのでは?」と話し、更に「日銀の介入はしばらく無いのでは?今介入してもその原因が解決されない以上無駄金になるのでは?」みたいな話しをした。

 で、そんな事を言ったあとなので、何となく過去の日銀の介入について調べてみたところ、面白い話が出てきた。日銀砲だそうだ。

 この当時の話は私もうっすら覚えている。確か市場が円高気味に推移している時で、その裏にはヘッジファンドが絡んでいるという話しだったと思う。ただ、その頃はそれ以上の興味が持てなかったので、少しは円高になってくれた方が輸入品買いやすくていいな…なんて無責任なことを思っていた。
 でも、その裏でこんなに激しい戦いが繰り広げられていたとはね。

 こういう意志のある政策を実行する力というのは感動的だな。と同時に、役人と見ればとにかく悪口しか言わない日本のマスコミが、何故このような偉業をもっと積極的に取り上げないのか。私たちはマスコミに対する記事選択の基準について、もっと説明責任を追及していくべきかも。

 当時のソースである読売新聞のサイトには、もうこの記事は存在しないが、私たちはこのような個人の方達の情報保存のおかげで、当時の緊迫した状況を知ることができる。ありがたい話しだ。

 ま、ある程度までは話半分…というか、プロジェクトX的ノリで読んでみると面白い。

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