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赤城山

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20111011_02.jpg 群馬県は赤城山です。国定忠治です極道です。隣にある榛名山が、その語感からどこはかとなく萌えっぽい印象があるのに対して、赤城山というとどうも無宿者のヤクザの渡世人…みたいなイメージになるのは差別だと思いまーす。小松五郎義兼が鍛えた業物、万年溜の雪水に浄めて、俺にゃあ生涯手前という強え味方があったのだ!みたいな。

 そんなのはどうでもいいのですが、とにかく赤城山にやってきました。考えてみればこの山、都心から近い距離にある割には、あまり来たことがありませんでした。
 思い出といえば私がまだ小学校低学年の頃に、生まれて初めてスキーに来た場所である事と、大人になってからドライブの途中夜中に通ったかな…って程度。
 山のてっぺんがカルデラ湖で、その外輪山みたいな場所を登ることになるのでチョロいと思っていたのですが、ま、去年までの私ならチョロかったかもしれませんが、今シーズン初めての登山と体重増加を経た今の私では、思ったよりもちゃんと登山でした。詳しくはいさやまさんの2011年10月9日の日記にしだやさんの日記でどうぞ。

 ルートは、赤城山ビジターセンターに停めたシトロエンZXから、外輪山である駒ヶ岳に登り、尾根歩きをして最高峰黒檜山へ登るというモノ。登山開始前は頂上からの眺望がもう保障されたかのようないい天気だったのですが、何故か駒ヶ岳に登り始めると山頂付近だけガスがかかり、その後黒檜山に至るまで全くガスが取れないという、ちょっとハズレな感じの天候になってしまいました。雨は降らなかったから良かったけどね。

 駒ヶ岳への登りは直登に近く、事前に地図を見るとコレは結構大変そうだと思っていたのですが、登山道に入るとほぼ階段で、コレは別な意味で大変でした。で、駒ヶ岳山頂から尾根道を一度下り、黒檜山に至る道もまた階段…ひいひいいいながら山頂へ。
 そこでお昼ごはんというか朝ご飯を食べ(つか朝飯前の登山だったのだ)、ゆっくりくつろいでから下山します。
 黒檜山からの下りは一変して、階段など全くない岩がごつごつした急な下り。これは…登ってくるのは楽しそうだけど、下りだと足が痛いです。およそ1時間強、そんなゴツゴツした山道を下ると、赤城山大沼のほとりに出ました。そこから車道を歩いてビジターセンターで待つZXへ…おつかれさまでした。

 のんびり歩いて大体4時間位のコースですが、思ったよりも登山で、なおかつ曇っていながらも、途中の景色は思ったよりもダイナミックで、更に晴れていればすごい眺望が期待できたんだろうなーと思うと、また行ってみたい山ですね。

 山ガール的なファッションに憧れて、ちょっと登山に行ってみようかしら…みたいな人にとっても、程よい感じにキチンとした山で、登り切った場所にはご褒美も用意されていて、入門登山には実によい山ではないかとも思いました。

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