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あおはるエイティーンチケッツ in 尾張名古屋は城でもつ!【往路編】

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↑東海道線根府川付近の眺め
 人生いつだって青春ですよね。私もまだまだ青春真っ盛り。真っ盛りすぎて人生始まらずに終わりそうですが、それはさておき、世の中は「あおはる」のシーズンですよあおはる。

 己の身体に鉄(テツ)を含んだ血が流れているなら(人は誰しも血液に鉄分ありますけど)、買わずにはいられないという「青春18きっぷ」。
 今シーズンは仕事が忙しいのでむりカナかなカナ…と思っていたのですが、プレゼン終わったら急にクビになりそうなくらい暇になりましたので、三連休を利用して旅行に出かけてきましたよ。

● 05:48山手線外回り

 始まりはいつだって秋葉原(笑)。世界に名だたる電脳タウン秋葉原も、さすがに朝6:00前だと静か。そこから05:48山手線大崎行きに乗り東京駅へ移動して、06:07発熱海行き普通列車に乗車します。
 熱海までの普通電車は、グリーン車がありますので、ハイソな気分でグリーン車へ。グリーン券は休日料金+スイカ(PASMO)決済だと750円。2時間弱の乗車時間となりますので、これは使わないと損な感じ。なんたって、東海道線は朝の下り列車でも、それなりの乗車率がありますからね。

● 06:07出発だぎゃー

 東海道線普通列車は、スルスルと東京駅を出発。私はグリーン席の左側2階席に陣取っていましたので、日が出てくると少し眩しいかな。東京ではガラガラだったグリーン車も、品川、川崎、横浜位まで出ると乗車率は6〜7割に。また、一般車両は計算方法にもよりますが、シート占有率100%越えに増えてきます。
 そんな中私は、ふかふかシートでのんびりゆったりのんのんとしながら、終点の熱海まで。東海道線グリーン車は18キッパーにとっては実にありがたい。

● 08:05静岡行き

 熱海からはいよいよ、地獄の静岡県横断に入ります。
 08:05静岡行きへ乗り換え。この列車ですが、18キッパーには悪名高きロングシート。そうなのです、JR東海はライバル鉄道会社が自社の新幹線以外ない区間だと、こうやって嫌がらせのような手抜きをします。
 ま、文句言っても仕方ないので、私はロングシートの中央付近に陣取ります。通勤列車だとついついドア付近に陣取るものですが、長距離移動だとドア付近は出入りが多いし、風が吹き込んで寒いですからね。
 ちなみに乗車率は、熱海の時点で全席埋まっていますので、通勤車両での乗車率計算だと50〜60%となるでしょうか。途中三島や沼津など、それなりに人の出入りが多く、通勤時間帯でもあるので、100%定員に近いくらいに混んできます。
 静岡着が09:20。静岡手前になると、首都圏ラッシュアワー一歩手前くらいまでに乗客が増えました。

● 09:22浜松行き

 静岡からは、向かいのホームに待機している浜松行き09:22発普通列車に乗り換え。
 この列車、実は静岡よりも少し手前の興津発普通列車なのですが、何故か熱海方面からの普通列車より先に興津駅を出るため、静岡乗換となります。ま、地元通勤客に配慮したダイヤとも言えますかね。
 こちらも当然ロングシート車両。乗車率は通勤列車計算で100%に近い。つまり、シートとつり革が全て埋まっている状態です。
 ここから先の東海道線は、なかなか風光明媚な場所を通ります。越すに越されぬ大井川を越えた後は、牧ノ原台地の急坂を登り、金谷、菊川と、車窓から見える丘陵地帯には、名物の茶畑のが一面に広がっています。
 菊川を超えて東海道新幹線を何度かパスした後は、掛川へ到着。ここで下車して豊橋行き普通列車の始発に乗り換えます。そういえば、降りる頃には車内もガラガラになっていたな。

● 10:16豊橋行き 

 東海道ロングシートブルースはまだまだ続きます。新入りキッパーだとそろそろ飽きてきた頃かな?出発の掛川で既にロングシートはほぼ埋まり、浜松に近づくにつれ乗車率は50〜100%近くへ上昇してきます。
 浜松駅で乗客の入替があった後は、おおよそ座席がフルに埋まる…つまり50%程度の乗車率で乗客が降りたり乗ったり…。これだけ乗客の出入りも多く、また乗車人数も多いわけですから、クロスシートやデュアルシート(特急列車用のあのシートね)では不便なのですね。JR東海も18キッパーに対して嫌がらせしてるわけじゃないんだなぁ…。などと思いながらも列車は豊橋に到着しました。

● 11:21名古屋行き 

 豊橋からは列車もグレードアップ!何故なら豊橋駅から西は、日本三大私鉄の一角を担う天下の「めい☆てつ」、つまり名古屋鉄道の勢力圏に入るからです。
 特に豊橋ー名古屋間は、名鉄でも「本線」と呼ばれる主力路線。この高密度ダイヤと贅沢なサービス地帯へ進入するためには、豊橋以東で使用されている211系311系などというボロいロングシート車両などでは歯が立たず、転換クロスシートが眩しい313系へチェンジするのです。その為、東京や東海圏の人達だと、エクストラチャージを払わないと乗車できないようなふかふかシートで旅行が楽しめます。なんというか、競争社会哀歌やねぇ(笑)
 ちなみに乗車率は、この車両の場合どうやって算出するのかわかりませんけど、シート占有率はほぼ100%となりました。

● 12:11名古屋到着だぎゃー 

 疲れた足腰を休めながらウトウトした所で、12:11にJR名古屋駅へ到着しました。ここまでの普通乗車運賃は6,090円となりますので、18きっぷ1日分2,300円だと三倍近いお得感ですね。
 ちなみに、その日のうちに18きっぷで名古屋から東京に折り返すための最終列車は、名古屋発18:15新快速豊橋行きになり、東京着が00:26。地元に帰る事を考えても、17:00頃の列車に乗れば東京駅23:00頃に到着できますので、何とか日帰りで半日程度名古屋見物を楽しめる旅程が組めます。

 もちろん、私は日帰りで帰ったりしませんでしたので、続きはまた別エントリで。

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おとなの青春18きっぷの旅 2014年春季編[雑誌]


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