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ATH-ESW10JPN

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091118-01.jpg ヘッドホン三昧の毎日です。

 という事で、いつ買ったんだっけな?すっかり話題にするのを忘れていた、オーディオテクニカのポータブルヘッドホン最高峰「ATH-ESW10JPN」です。今ではウルトラゾーンのEdition8なんてバケモノがありますので、インパクトは薄れましたが、定価は税込みで6万円越える高級ヘッドホンです。

 製品の位置付けとしては、元々テクニカにはESW9というハウジングに木材を使ったヘッドホンがあり、そのヘッドホンに対して、こちらは新しいユニットを与え、ハウジングに越前漆塗りを施したモデルとなります。なので音はESW9と同じ傾向…かというと、あまりそんな事はなくて、テクニカのラインナップにしては、割とハッキリとした音質上のアドバンテージと傾向の違いがあります。特に低音については、若干ESW9の方が響いていますが、聞き比べると、低音を含め明らかにESW10の方がいい音です。ハウジングの構造と新開発とされているユニットの違いなんですかね。

 音は、テクニカらしい爽やかでややエッジの立った音…かなぁ。何とも言いにくいのですが、高音がとても綺麗だけど、中域も低域も綺麗に制動がかかっているような鳴りをします。値段に見合う…かどうかは判りませんが、少なくとも1年位前までは、ポータブル用ヘッドホンの最高峰であったことは間違いありません。値段も末期の頃は3万円台を切っていたなんていう噂もありましたので、その値段なら間違いなく「買い!」だったと思います。
 遮音性に関しては、ハウジングの構造上、そこそこです。電車の中…特に地下鉄の中だと車内騒音が気になるかもしれません。と同時に、音漏れもそれなりには発生していると思います。

 それと、音とは直接関係ないのですが、この漆塗りのハウジングがとても素晴らしい!写真だと伝わりにくいのですが、本当に綺麗です。光の当たり加減で、濃くなったり薄くなったり、非常に豊かな表情を見せます。
 ただ、この漆塗りですが、製品として漆をあまり乾燥させきらないうちから出荷していたみたいで、特に初期ロットを購入された方は、爪で傷が付いたとか、指で強めに握ったら指紋の跡が付いた…なんて噂もありました。漆は製品として乾燥するまで、1~2年はかかるといわれていますので、美しいハウジングを保ちたいのなら、取り扱いには注意して下さい…って、そんなんじゃポータブル用途に使えないよな(笑)。電車のつり革などにヒットさせるのも注意とのこと。

 で、手持ちのEdition8との比較なんですが、なんというか、ほっこり(笑)した気分になりたい時とか、ちょっと疲れている時などは、ESW10の方がリラックスして聴けるなぁ…なんて感想。解像度もレンジも、Edition8に比べ明らかに劣るのは仕方ないにせよ、何処か人造音的ニオイのするウルトラゾーンに比べ、テクニカのヘッドホンはなんだか日本人の私には落ち着くなぁ…なんて。一時期ESW10を外に出す機会はめっきり減りましたが、最近はまたこちらもいいなと、持ち出す機会が増えています。

 ちなみにこの「ATH-ESW10JPN」ですが、限定1,000台ということで、今では新品で入手するのは難しいと思われます。後継機となったES10は、まるで違った傾向の音を出しますので、ESW10を買い逃したと思っている人は、どちらかというとESW9の方に手を出した方がいいかもしれませんね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


audio-technica ポータブルヘッドホン ATH-ESW9
audio-technica ポータブルヘッドホン ATH-ES10

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