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▼2009年09月13日

ULTRASONE Edition8

090913-01.jpg 久しぶりの大物登場、「ULTRASONE Edition8」です。

 正直、このモデルについてはあまり触手が動いていませんでした。過去に何度か試聴させて頂いた事があるのですが、その時の印象はあまりいいモノではなく、確かに解像度とレンジは高いけど、それぞれの音がバラバラに主張しあっている…これは悪い意味での「ウルトラゾーンっぽい音だな」…と感じていました。

 実はエディション系の音について、普段はウルトラゾーン好きな私でも、全般的にあまりいい印象を持ってはいませんでした。Edition7、Edition9も、確かに音は素晴らしいのですが、あの音にあれだけの金額を投入する気にはなれない…ハッキリいえばそれほどの価値がある音だとは思っていなかったのです。なので、世のヘッドフォンマニアが「Edition系」のネタで盛り上がっているのが、正直よく判っていませんでした。

 で、その前印象をざっくりとえぐってしまったのが、アキバヨドにあるEdition8の試聴機。「ヨドでもEdition8売ってるんだ~」なんて軽い気持ちで試聴したのですが、ぶちのめされました。他のお客さんには迷惑だったかもしれませんが、iPhone直刺しの状態でおおよそ1時間くらいは聴きまくっていたのではないでしょうか…。というか、店頭で試聴を忘れ音楽に没頭していました。こんな体験は久しぶりです。

 私はいわゆる「エージング万能論者」ではありませんが、試聴機という用途で、絶えず鳴らし続けていたのがよかったのでしょう。猛烈な解像度と音の濃密度…そしてそれらが整然と組み合わさった上に、高解像度モデルでよくある、耳に刺さる刺激音がまるで無い。陳腐な言い回しになりますが、まるで目の前で生楽器を聴いているような、アタックの強さと自然さ、存在感を感じました。

 反射的に「うぁ…欲しい」と思ったのですが、残念ながらアキバヨドでは在庫ナシ。というか、本モデルは台数限定ではないとはいえ、一応「Edition」シリーズなので、生産量は細いです。
 次回の入荷は10月末で予約者優先だとのことで、買えない状態。残念というかホッとしたというか…そんな心境だったのですが、本日、都内の某所で、アキバヨドより2万円近く安い値段で入荷→販売しているとの情報を得て、朝一で買いに行きました。え?お金ないのにどうしたのって…。どうしましょうね(笑)

 購入後、早速近くのカフェに入り、音楽を聴きました。初めの印象は…確かに私が発表当時にちょっと試聴させてもらったあの音です。あまりいい印象ではありません。でも、ある意味ゴールというか目標が見えているので、悲観はせず、日中はほぼずっと鳴らし続けていました。

 で、今の時間ですが、早くも多少こなれてきた印象です。初期の慣らし運転を終えて、少しずつ振動板がフリーに動き始めた…という感じでしょうか。
 まだまだ納得できる音ではありませんが、それでも求めている方向に着々と進んでいる気がしますので、楽しみです。

 なんとなくネガティブな書き方をしてしまった気がしますが、もちろん、新品状態の音でも、通常のイヤホンやヘッドホンとは音のレベルがまるで違います。こんなに濃密で豊かな「オーディオクオリティー」の音が、iPod/iPhoneとEdition8を用意すれば、易々と実現できてしまうということに、技術の進歩をマジマジと感じます。

 昨今盛り上がっている「高級ヘッドフォン市場」ですが、モバイル用途を前提とした「高級機」は、まだこの「ULTRASONE Edition8」しかありません。本機の登場が、また一段とモバイルオーディオの高品質化に拍車をかけてくれるのか…これから他社でもモバイルを前提とした「超高級モデル」がどんどん登場してくるのかもしれませんね。

 そうそう…Edition8のハウジング部分は、ルテニウムによるコーティング処理がされているそうで、表面の硬度はチタニウムを上回るそうです。ちなみに同様のコーティングは、エルメスの金属部品(例えばカギなど)にも施されているとのことでした。確かにエールラインのカギって、ピカピカしているのに全然傷が付きません。

RICOH GR Digital


コメント

flatearth.BlogさんEdition8その後どうですかヨドバシアキバの様な音になりましたか。
私もEdition8に興味があり検討中です、たしかにヨドにあるあの音すごいですよね、しかしサウンドハウスにある物はあんな低音は出ません、まったく別物のようですS/N146でしたヨドはS/N487でした、当初低音が弱いという意見もありメーカーが仕様変更したのではないかと思われるほどです。
どう思われますかご意見お聞かせください。

こんにちは。

Edition8ですが、大分良くなってきました。
音の暴れについても、大分整然としてきて、
いい感じで歌うようになってきましたよ。

仕様の変更についてはどうなんでしょうね。
さすがにこんな短期間で仕様の変更はないような気もしますので、個体差の問題なのかも…。

もっとも、2chでも話題になってますが、先月の「特選街」で「Edition8は低音が不足している」という評価だったらしいので、サンプル機で低音が不足している個体が出回っているのかもしれません。

ユーザーから言わせると「Edition8の低音が不足?何言ってるの?」という感じですが(笑)。

 どうでも良いことですが、思わず動いてしまうのは、「触手」ではなくて「食指」ですね。
 手書きだったらあり得ない、単なるタイプ・ミスとは思いますが・・・

>微明日さん

 ご指摘ありがとうございます。早速修正を…といいたいところですが、実は「触手が動く」という表現も間違いではなかったりします(笑)。

 ただ、タイプミスは相変わらず多いブログなので、もしお気づきなら、ご指摘頂けるとありがたいです。
 これからもよろしくお願いします。

こちらを含めてedition8の評判が良いので買ってみました。
高解像度な音なのですが
>耳に刺さる刺激音がまるで無い。

が無くって、サ行の音がやたらと突き刺さるのです。故障してるのでしょうか?
近くに展示しているところが無く聞き比べて判断できません。
使用時間は60時間~80時間ぐらいです。

KAZさんこんにちは。

高音の刺激音ですか…なかなか個人差があるので難しいと思いますが、
少なくとも、私の環境でiPpdクラシック/iPhoneで聴いている限りは、
高音も綺麗に伸びきっている印象です。

この伸びきった高音が、人によっては刺激音に感じるのかもしれませんね。
あと、装着工合によっても音は若干変わりますので、
耳に対して前よりとか後よりとか、試してみては如何でしょうか?

よっち さん

ありがとうございます

シンバルとかの高音は問題ないのですが、ボーカルのサ行だけ音後が擦れたというか、音後にキツイ音が付いているように聞こえます。

試聴できるところまで出かけるか、販売元と相談するか、考えてみます。

既に有名な話ではありますが、
ゾネホン全体の特徴は『エイジングに膨大な時間を費やす』事です。
摩擦音(サ行)や子音がキツく聞こえるのは恐らくエイジング不足だと思います。
最低でも300時間くらいはエイジングしないとゾネホンの特徴とも言える
迫力があり延々と伸びるような高音は発しないかと思います。
現に私が持っているPRO900やEdition8も相当時間かかりましたし(^^;

こんぺいとーさん、コメントありがとうございます。
確かに、ゾネホンはエージングに少し時間がかかる感じですよね。

新品のEdition8や、PRO900を聴くと、確かにちょっとエッジがきつい印象があるのですが、
私が所有している両機は、大分いい感じになってきました。

エージングのコツは、アンプにつないで鳴らしっぱなしにしておく…というより、
どうせだから、好きな音楽を聴きながら、のんびりとエージングの課程を楽しむのがお勧めですよ。
KAZさんも、のんびりとエージング進めていって下さいね。

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