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▼2011年06月28日

メソッド・アンセストラル「あわここ」

20110628_01.jpg 以前出かけてきた、栃木県足利のココファームワイナリーで買ってきた「あわここ」をいただきました。

 あわここの特徴は、田舎式発泡(メソッド・アンセストラル)と呼ばれる手法で製造されている点。発酵の際に生まれる炭酸ガスを、そのままの状態で瓶詰めしています。なので、発泡性ではありますが、ガスがあまりきつくなく、とても優しい舌触りなのが特徴です。

 味も、熟成ではなく、フレッシュで果実の味がします。ちょっと酸っぱいような酸味を感じるような…、一般的なスパークリングワインとはずいぶん違った飲み心地です。まるで果物ジュースを味わっているような感覚。キリリと辛口になるのかな。
 面白いのは、その年ごとの収穫具合によって、ガス圧も強くなったり弱くなったりするんだそうですよ。

 国産の天然発泡ワイン、ちょっとハマりつつある自分です。ちなみに冷蔵庫には、タケダワイナリーのサン・スフルも眠っています。いつ呑もうかな〜。

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▼2011年06月27日

大黒・冷やしたぬきそば

20110627_02.jpg 夏が来れば思い出す…というか、夏の間の密かな楽しみ、大黒の冷やしたぬきそばが売られるシーズンになってきましたブラボー!

 このね…なんというか、チープな感覚の日本そばがたまらなくおいしいんですよ。本当なら毎日でも食べたいところですが、この製品も結構売っている場所が限られていて、都内近辺の一般コンビニで目にすることはまずありません。どちらかというと、怪しげな安売り店みたいな…そんな所で「特価88円!」とかの値段つけられて売ってます。

 同じシリーズの冷やし中華もまた格別。つか、カップ麺の冷やしシリーズって、どうしてこんなにおいしいのかな?

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つくばエクスプレスの被災状況

20110627_01.jpg ま、今更ではあるけど、つくばエクスプレスの東日本大震災における被害写真をどうぞ。

 これは、柏たなかから守谷の間、秋葉原からだと利根川橋梁を超えた辺りの線路。1カ所だけ結構グニャッと変形している。

 震災後、しばらくはこの状態のまま徐行運転を行っていたけど、今はもう直ったのだろうか。一説によると、高架橋の橋桁から傾いていたらしいので、修復にはかなりの時間がかると言われていたのだが。

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マニュアル車の勧め

 まずはこの記事を…。

 憂楽帳:マニュアル車の勧め」変態毎日

 長年マニュアル車に乗っている自分からすると、AT車ってのは逆にかったるいんだよね。特に山道を走っていると、別にスピードを出す目的じゃなくても、なんだかレスポンスが悪くてイライラする。

 マニュアル操作も慣れきってしまうと、特に操作も煩雑とは思わないし、確かにマニュアル車は操作を間違えると止まる方向だから、安全性については間違いなくマニュアル車の方が優れている。運転の際には両手を使うから、片手で携帯電話を操作しながらの運転もやりにくいし。

 つことで、マニー車バンザイと、自分も思いますハイ。

▼2011年06月23日

iMac内蔵HDD交換

2011062301.jpg 自宅で使っているiMac 27inchの内蔵1TB/HDDが、残り容量40GB程度になってしまったので、HDDの増設、もしくは交換を検討。考えた結果交換を選んだ。

 素人「絶対」お断り!新iMacのHDD交換方法」:ASCII.jp

 注文したのは、SeagateのST2000DL003というHDD、何故シーゲイトなのかというと、元の内蔵HDDがシーゲイトだったから。iMacのHDD交換で、この選択は重要。必ずシステムプロファイラで内蔵されているHDDメーカーを確認し、同じメーカーの製品を選ぼう。さもないと、iMacから出ている温度センサのコネクタピンが適合しない。上記参考サイトでは温度センサがHDD本体に貼り付けられているが、私の世代のiMac(Late2009?)では、HDDのジャンパピンから温度情報を得る仕様に変更されている。

 交換作業については、面倒くさいが難易度はそれ程でもない。用意するものは前面ガラスパネルを外すための吸盤。私はiteckの吸盤ドアハンドルを使った。こちらを前面パネル上部中央にペタッと付けて引っ張ると、マグネットで吸着されたガラスパネルが「パカッ」と外れる。その際、中央部分のみが浮き始めたら、指を入れて隅の方のマグネットも丁寧に外すようにしよう。乱暴にしなければ大丈夫だと思うが、ガラスパネルはそんなに厚くない。

 その後、露出した液晶パネルを取り外す。上部に4カ所、左右2カ所の計10本のトルクスねじで固定されている。ねじのサイズは9T。ねじを外したら、iMac本体を、液晶パネルを落とさないようにスタンド側を下にして寝かせよう。尚、液晶パネルを外した後の液晶モニタには絶対に手を触れないように。手を触れても別に壊れはしないが、指紋の跡はクリーニングがかなり面倒になる。気にしない人はそれでもいいんだろうけど。

 その後、パネル本体をゆっくり起こす。その際、液晶裏側の上部左側に、基盤から伸びているフィルム配線があるので注意。こちらは少し液晶を起こした後、基盤側のコネクタ部分からゆっくりとケーブルを引っ張れば抜ける。抜き忘れて液晶パネルを起こすとケーブルを引きちぎってしまうので注意。

 本来、液晶パネルを外すためには、本体下部のフィルム配線を何本も抜かなければいけないのだが、今回はHDD交換のみなので、液晶上部を起こして、HDDを外す隙間を作ればそれでOK。液晶パネルと本体の間に厚手の単行本を5〜6冊挟んで、その隙間からHDDを取り出した。HDDの取り出し手順については、上記参考サイトを参照。

 無事HDDを交換して、フィルム配線を接続してから液晶パネルを元に戻し、ガラスパネルを戻せば、HDD交換は無事終了。付属のDVDからシステムを起動して、内蔵HDDをフォーマット。その後はシステムインストールでも、タイムマシンからの復旧でも、お好みでどうぞ。

 で、この時点で気がつく人は気がつくと思う。あなたのiMacは、なにやら騒音を発生させていないだろうか。そう、HDDの温度センサが異常を検知して、内蔵冷却ファンを全力運転させているのだ。
 この音を気にしない人なら、HDD交換作業はこれで終了だが、かなりの騒音なので、やはり気になると思う。そこで、別な方法でファンコントロールをする必要がある。詳しくは以下のサイトを参照。私は手っ取り早くHDD FUN CONTROLというソフトを導入して解決した。

 新iMacのHDD交換後のファン制御方法」wwwlogme

 交換後は、Apatureのライブラリ読み込み速度がかなり改善されて満足。最近ディスクアクセス系で動作がすこし不安定になっていたOSXも、無事平穏を取り戻したようだ。

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▼2011年06月21日

足利一茶庵本店・更科

20110621_01.jpg 足利市内にある、全国一茶庵系蕎麦の総本山と言われる、その名も一茶庵。是非一度は食べてみたいと思い、はるばるやってきた。

 注文したのは、名物と言われる「更科」。この手の店だから、お値段も量もそれなりなのかと思ったら、意外とリーズナブルな値段で、そこそこの量が出てきた。

 蕎麦は白く、はかなげな印象すら抱く細さ。それに比べ、汁の味は出汁が効いていて少し濃い口系。このアンバランスさがまたたまらない。つるっといけて、のどごし爽やかな食べ心地だ。

 惜しむらくは、この細さ故なのだろうが、食事の後半は、少し蕎麦同士がくっついてしまい、瑞々しさが失われつつあったこと。ま、仕方ないかね。

 有名な足利学校より、市役所方面に歩いて10分程度の場所にあるので、観光の際は是非お立ち寄りを。ただし、有名店だけあって、昼時は結構混んでるよ。

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▼2011年06月19日

あべ食堂・福島県喜多方市のラーメン屋さん

20110619_02.jpg 福島県の喜多方市と言えば、今では各地の地方都市がラーメンでの村おこしをしている中にあっても、東北にまばゆく光り続ける孤高のキラ星。そのラーメンによるブランドイメージは、他の都市の追従を許さない程の圧倒的な知名度を誇っている。

 私が思うに、喜多方ラーメンが今でも「ラーメンタウンNo.1」の地位を保っていられる理由は、地元の人が本気でラーメンが好きだからという単純な理由にあると思う。
 私が初めて喜多方市に出かけた時、朝の7時台からラーメン屋が営業していて、更にその店内は地元の家族連れ、夜勤明けのおっちゃんなどで賑わっており、みんなおいしそうにラーメンを食べていたのがとても印象的だった。そう、「朝ラーメン」なんて言葉がメディアで言われるずっと前から、喜多方市の人達は、朝から普通に近所のラーメン屋で朝食を楽しんでいたのである。

 という事で、坂内が観光スポット化して味が変わり、まこと食堂も過去ののんびりした雰囲気がなくなりつつある(?)昨今、私が喜多方ラーメンでお勧めするお店は、なんといっても「あべ食堂」につきる。今日も喜多方に着いて、まずはあべ食堂に向かった。

 朝8時過ぎにもかかわらず、駐車場はほぼ満車。隅の方にかろうじて1台分の空きを見つけて車を突っ込み、早々に店内へ。今朝のあべ食堂は、観光客と地元民が3:7位の割合。いつ来ても地元の方が必ずいるのがココのお店の良いところ。周りの住民から愛されている食堂なのだろう。私はラーメンしか頼んだことがないのだが、カレーライスやカツ丼など、大衆食堂的メニューも一通り完備されているのが親切だ。

 今日のラーメンは、前回に比べて少しスープがしょっぱかった気がするのだが、それでも、喜多方独特のちぢれ麺とシンプルな醤油味、そして単なる煮豚の味に満足し大盛を完食。朝ラーメンっていいですね、ホントに(笑)

 あべ食堂を後にして、路地を南に向かうと、まこと食堂の前を通りかかり、ついでに近くにある坂内の様子も見てきたのだが、どちらも既に観光客による長い行列ができていた。1時間待ちとかするつもりなのかな〜。
 地元の人達に愛されてきたお店が観光スポット化するのは、お互いにとってあまりいい事でもないのではないか?なんて思ったりもした。あべ食堂については、いつまでも地元の方達がフラッと寄って入れる程度の繁盛を望みたいものだ。

 余談だが、喜多方市内にもいわゆる「全国系ラーメンチェーン店」というのは存在する。幸楽苑とかね。
 わざわざラーメンを食べにはるばる訪れた観光客にとってはちょっと不思議な感じもするが、ま、喜多方の人達も、私達と同じようにいろんなものを食べて生きているんだし。

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手打ちそば切り胡々里庵

20110619_01.jpg 福島県の福島市より、磐梯吾妻スカイラインに向かう道の途中にあるお蕎麦屋さん「手打ちそば切り胡々里庵」。特に下調べをして出かけた訳ではなく、おなかがへったなーなんて話している時に、ジャストタイミングで見つけたお店。初めての蕎麦屋さんというのは、結構ドキドキするモノだが、胡々里庵については、外からの佇まいにもなにやら期待できる感じ。

 注文したのはせいろ蕎麦。ざるの上にもこっとカタマリのようになって出てくるが、お箸を通すとさらっとほぐれ、瑞々しさを保っている。
 つゆは辛口に入るだろうか。出汁の香りよりも、ベースの醤油そのものが主張する力強い味。繊細でなめらかな印象を持つ蕎麦とは対照的だ。

 量については、普通サイズでも充分。私はこだわり系お蕎麦屋さんの、もったいつけたような量に基本賛同しない方針なので、この点についても好印象。お昼の軽い空腹感を満たすにはピッタリの食事だった。

 最後に出てくる「蕎麦湯」は、出される蕎麦のイメージとは違い、濃厚どろどろ系で、蕎麦の実の香りがプンプンする。ひょっとしたら何か加えてるんじゃないかと勘ぐったりもしたが、ま、おいしかったのでいいです(笑)

 福島県観光に行った際には、いわゆるドライブのメジャールート途中にある便利さなので、是非お勧めします。ただ、お昼時は結構混雑するようなので、時間には余裕を持ってどうぞ。

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▼2011年06月18日

Celestion SL6si【セレッション SL6si】

20110618_01.jpg 最近、奥の院深部へのルートが確保されたので、本に埋まって姿が見えなかった、往年のイギリス製小型スピーカー、セレッションSL6siを発掘。久しぶりにメインシステムに接続して聴いてみることにした。

 このSL6siというスピーカーは、私がまだ学生でアルバイトをしていた頃に買ったもの。一説によると、既に愛用していたAudioLab 8000Aという同じくイギリス製のプリメインアンプが、このSL6を使い音決めをしたとのことで、当時の私は、実際に試聴する前から既にこの製品を買おうと決めていたものだ。

 買値は専用スタンド込みで15 万円強だった。早速家に帰って鳴らしてみたら、今までの大型フロア型スピーカー以上に雄大で、それでいて反応の良いサウンドを奏でてくれたと記憶している。

 このSL6Si、さすが変態イギリス人が作るだけあって、小型スピーカーながら、システムが全く小型にならないのが特徴。

 そもそも能率が異常に低く、当時の中堅国産アンプを使用してもスカスカな音しか出なかった。その為、リファレンス機器に国産機を使う事が多かった当時のオーディオ雑誌では「やや暗い音」とか「柔らかい聴き疲れしない音」などと、誉めているのか貶しているのかよくわからん評価が多かったようである。
 また、セッティングの指示も革新的で、当時このサイズのスピーカーは「ブックシェルフ型」と呼ばれ、本棚などの隙間に詰め込むように設置して、不足する低音を壁などのバッフル効果で稼ぐといった前提の設計が多かったのだが、このSL6は、鉄製のSPスタンドをメーカーで用意し、スパイクで床と設置させて壁からなるべく離してのセッティングを推奨していた。余分な反響音や付帯音を排除して、サイズ的に不足する低音は、SP全体の感度を下げ、ウーハーのストローク量で稼ぐという考え方だ。
 ちなみに当時のARも「エア・サスペンション方式」という方式で小型密閉型スピーカーで従来のサイズからは考えられない低音を実現させていたりして、小型ブックシェルフスピーカーの世界では革新が始まりつつある時代だった。

 とにかく、メーカーが推奨するセッティング方法と、マトモにドライブできるアンプ類を揃えようとすると、大型フロアスピーカー並みに金とスペースを食う小型スピーカーだったようである。
 上記では値段をさらっと流したが、私がこのSL6siを買った頃は、こんなサイズのスピーカーに15万とか頭おかしいんじゃねーと言われかねない時代。実際友人からは「小さい割に高価でやっぱり輸入品は割高だね、国産ならもっと大きなウーハーの付いた…」などというありがたいコメントを頂いたものだ。

 とまぁ、思い出話はさておき、私が購入してもう20年以上、更に最後にならしてからほぼ10年近い歳月が流れているSL6si、果たしてきちんと鳴ってくれるのだろうか?と思って音出しをしてみると、とりあえず音はバッチリ。故障はしていないようでまず安心した。

 改めて音を聴いてみると、まず驚くのがその雄大な音場。目を閉じていれば、絶対に大型フロアスピーカーが鳴っていると思うだろう。
 それと面白いというか特徴的なのが、ツィーターの存在がキレイに隠れていること。これは「高音が出ない」という事ではなく、なんというか、ウーハーとツィーターのつながりが絶妙で「今ツィーターが鳴ってるな?」みたいな感じがまるでしないことだ。音の出始めは「あれ?ツィーター死んでるか?」と一瞬思ったくらいだ。

 鳴らし切るのは難しいと言われるが、さすがNAP250のパワーにはとりあえず従順にしているようで、以前の英国プリメインで聴いていた感想とも少し違った鳴り方をしている。とにかく色々な場所で言われることだが、サイズの小ささを全く感じさせず、音の低位もズバズバと決まり、たっぷりとした低音が出る、魔法のようなスピーカーだ。さすがに現代のソリッドな製品達と比べると、エッジのタチはやや緩い部分もあるかもしれないが、それでも音の存在感は抜群である。
 また、当時のメディアに書かれていた、あるいは自分も少し感じていた「少し暗目の音」という表現も当てはまらなかった。やはりアンプにコストが掛かるというか、アンプのパワーをごくごく飲み込むような印象である。

 では、普段メインにしているEXL-1とはどう違うのか?と聴かれれば、EXL-1の方は、あれはあれでサイズとは違ったスケール感を出すスピーカーではあるが、このSL6siのように「まるで大型スピーカーのような」音を出すモデルではない。それと、もう少しツィーターというか高域側がソリッドな印象がある。あと、セッティングがより難しいですハイ。
 スピーカーの存在感も、まるで自身が拡大するように消えるSL6siと、その場で透明人間のように消えたがるようなEXL-1という差もある。どちらが良いというものでもないのだが、やはり自分にはEXL-1なんだろうなと感じている。

 とは言いつつも今日のSL6siは、午前中10:00頃に出してきて鳴らし始めたばかりである(エントリを書いている今はその当日16:45分)。しばらく鳴らしていけば、もっと違った魅力を発見できるかもしれない。

 また、本製品について面白い関連ページを見つけたので、ついでにリンクを貼っておく。

 「audio identity 」Archive for category Celestion

 最後に、本製品に興味を持った人へ向け、バイヤーズガイド的なアドバイスを少々。
 色々と書いてきたが、セレッションSL6siは、海外製スピーカーとしては当時比較的売れた方であり、逆に言えばこの製品以降、日本製のスピーカーは没落し始める。そのせいか中古市場でも比較的流通しているようで、値段も手頃。安くて3万円前後、オーディオ専門店でチェック済みの製品になると、およそ5〜6万前後で売られているようだ。
 その際チェックしたいのが、専用スタンドの有無。別に絶対に専用である必要は無いが、やはりスピーカースタンドの使用は必須と考えたい。逆に本棚に押し込んだり、棚の上に直接置いて使う用途には適していないので、その場合には別な製品を選択したほうがいい。
 それと、上でも書いたが、アンプには金がかかるようだ。自分もそんなに数多く試した訳ではないのだが、手持ちや友達の主に国産アンプを使って鳴らしてみても、イマイチピンとこなかった。また、NAIT2ではかなり楽しく鳴っていた気がするが、本日NAP250で鳴らしてみると、やはりあれでもまだ少し不十分だったんだな、と実感している。
 バッフルを固定しているねじのサビはあまり気にしなくても大丈夫。前面のバッフルはアルミなので、全体が錆び付く心配はない。
 手持ちのモデルはエッジの劣化などは見られないが、中古ショップの在庫品にはかなり劣化が進行しているモノも多い。見た目で判断できなくても、ウーハーがバッフルに対してきちんとまっすぐ、周囲の縁も等間隔になっているかをチェックしよう。
 ツィーターもドーム型で出っ張っている為か、比較的つぶれたりしている場合も多い。修理はもう不可能だそうなので、直したければ部品が生きているジャンク品を漁るしかない。
 今も営業しているセレッションというメーカーは、既にイギリス資本を離れ、中国系のメーカーとなっているため、過去の製品メンテナンスに、あまり積極的ではないようだ。

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▼2011年06月17日

南部鉄器・岩鋳「釜敷」

2011061701.jpg 打ち合わせの前にちょっと時間があると思って寄った、東銀座の岩手県アンテナショップ「いわて銀河プラザ」略して「銀プラ」(笑)。暇つぶしのつもりで店内を見回っていたら、私のロンリーハートにずきゅんきたアイテムを発見!それがこの南部鉄器製の釜敷。

 売値が1,365円と、ついつい衝動買いするのにもピッタリのかわいらしいお値段。持った感じのずっしりとした重みと鉄のひんやりした雰囲気がたまりません。はい、早速レジに持って行っちゃいました。

 で、購入してから何に使おうかと考えたのですが、当然ながら鉄瓶の鍋を日常で使っている訳じゃないので、使い道なんてない。さて、どうしようと思って家に帰ってきて考えついた利用法が、これからの季節、熱くなるであろうAirMacExtremちゃん用の下敷きです。
 今までは豪勢にTAOCのスパイク受け4個で出窓の床から浮かせていたのですが、どうせならこの釜敷の方が安定感あるでしょう。もっとも、下敷きに使うと本体が見えなくなってしまうのが残念ですが…。

2011061702.jpg 家に帰って早速下に敷いてみた写真がこちら。ちょっと判りにくい写真だけど、サイズ的にはAirMacExtremとのベネフィットをお約束的ななんちゃらかんちゃらで、見た目的にもスッキリ。

 折角の南部鉄器がもつ美しさが見えなくなってしまうのが残念だけど、ま、釜敷なんだから、本来の用途に使っても、本体をあまり頻繁に見ることはないと割り切ります。見えないけれども、不細工なPC系アイテムからスタンドを選択するよりも、なんだか、日本の伝統文化と暮らすようなエコでロハスでほっこりスローライフ的(?)な精神的満足感も得られます。それでいて価格もお手頃。更にこちらを買い物することによって、被災した東北地方の方を支援することも出来てしまうという、おトクなアイテムなんですよ奥さん。

 AirMacExtremをお持ちでこの夏、熱対策に悩まされている方は、是非東銀座の「銀プラ(笑)」へお出かけの上お求め下さいませ…と思ったら、何とアマゾンでも売っていて笑いました。何でも売ってるんだな、近頃のアマゾンは。

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▼2011年06月12日

Brother MFC-J850DN

2011061202.jpg 家の固定電話機が急に壊れてしまい、家族の人が電話とFAXがないと困るというので、急遽アキヨドへFAX付き電話機を買いに行く事に。

 しかし、以前の賑わいとは違って、固定電話機の売り場って小さくなったものだよね。探していても何処に売っているのか分からないので、店員さんに電話機の売り場を聞いて、1F売り場プリンタコーナーの奥に行くと、ひっそりと固定電話機の陳列コーナーがあった。
 そんな中、特に代わり映えしない商品の中で、ちょっと便利そうだと思ったのが、この「ブラザー・マイミーオ」というシリーズの製品。メーカーとからは複合機として売られているが、わかりやすくいうと、電話機に無線対応のプリンタが付いたような感じ。もちろんFAXとしても使える、というかそれがメイン。

 なんだか便利そうなのでこちらを購入することに決定。早速家に帰ってセットアップ。電話本体は2Fのリビングに設置して、プリンタというかFAXというか、そっちの方は、1Fに設置することにした。ちなみにPCは3Fに設置してある。
 無線LANの設定に手こずるかな?と思っていたら、あっさりと認識して設定終了。この辺は、かつて手にしたHPのプリンタとは全く違う手軽さでよい。ちなみに私個人としては、iOSでAirPrintに対応しようとなんだろうと、二度とHPのプリンタは買いません(笑)
 マック本体へのセットアップも、付属のCDを入れて画面の指示通りにしたら、ホンの2分位でプリンタの認識とドライバのインストールが終了。これも非常に簡単でスムースなのがよい。

 プリンタとしての性能は普通。というか、長い間インクジェットプリンタの品質に触れていなかった自分からすると、今のプリンタって綺麗だね〜と思うが、きっとプリンタ専用機ならもっと綺麗なんだろう。

 他にも、コピー機としてはもちろん、スキャナとしてPCへデータを送ることが出来るし、受信したFAXをプリントさせず、メモリに残してPCで確認することも可能。更にブラザーからは専用のアプリが用意されていて、データ種類の制限はあるにせよ、iPhone/iPadから無線でプリントすることも可能だし、逆にスキャンデータをiPhone/iPadへ送る事もできる。二万円強の機械なのに随分多機能になったもんだ。

 機能的には、おそらく現在の家庭用複合機として考えれば、標準的なものなのだろうが、電話本体とプリンタ/FAX部分を物理的に離して設置できるというのが、家庭用としては非常にメリットが大きいと思う。
 例えば、電話機本体は人が集まるリビングに設置したくても、ある程度の大きさがある複合機本体を設置するスペースの確保は難しい…という状況はあるのではないだろうか。色々と便利な機能が満載の本機であるが、やはり最大のメリットは、セッティングにおける自由度の高さだと感じている。

 ちなみに今回は、電話機本体が1台だけのバージョンを選んだ。私の家では、もう家庭用電話機で子機は不要という判断だが、必要に応じて子機は後から追加購入することも可能となっている。

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▼2011年06月09日

ハーマンミラー・アーロンチェア

20110609_01.jpg 最近はうれしいことに、昼間のオフィスでは、勝ち組系チェアでお馴染みの「アーロンチェア」を使っています。人生負け組の自分がこんな椅子使っていていいのかと思うのですが、ま、支給されたモンは使わないともったいないし…ということで、昼間はアーロンチェア、夜はセラチェアを使っているという似非勝ち組の私が、生意気にもアーロンとセラの比較インプレなどをカマしてみたいと思います。

 まず自宅のセラチェアについて簡単におさらい。もう買ってから4年以上になるのか…今でもヘタった感じは全くないです。ただ、当然というか、座面ファブリックはそれなりに汚れてはいるようで、この前布団叩きで座面を叩いてみたら、スゲーほこりが出ました。いままでも固く絞ったぞうきん等でそれなりのケアはしていますが、洗浄についてはそろそろ何か考えないといけませんね。
 この椅子を買って「腰痛がなくなりました!」みたいな事は特にないし、別に腰痛持ちでもなかったのですが「休日にPCの前から離れなくなってきた」ってのが効果というか、いけないことなんでしょうかね(笑)。ま、それなりにしましたけど本当に買って良かった椅子です。

 では、その上位モデルというかオリジンであるアーロンチェアはどうなのよ!と言えば、仕事で使うには良い椅子なんじゃないかと思います。確かに「ペリクル」と呼ばれる座面のメッシュは座り心地も良いし、適度に沈み込んで体をフィットしてくれるところ、そして体にあたる部分が蒸れない事は素晴らしいです。本気で何時間だって座ったまま仕事できちゃうわ!みたいな気分になれます。
 ただ、その素晴らしさは、やはりワークチェアであるからなのかな、とも思います。というのもこのアーロン、ショールームなどでちょっと座ると、その独特の感覚に参ってしまう人が多いと思いますが、長時間座っている時、いや…座っているだけならいいのですが、くつろごうと思って変な体勢で座ることをあまり許してくれません。
 私の場合、椅子に浅く腰掛けるという妙なクセがあるのですが、こういう使い方にはこのアーロン、当然ながら全く適していません。また、椅子に対してまっすぐに背を向けて作業するにはとても良いのですが、ちょっと体をひねって横のPCを…みたいな姿勢についても許容度は低いです。
 正しく腰を座面奥に密着させて、机に対しての高さをきちんと調整して、ランバーサポートを云々…という、正義な使い方を強要される椅子となります。

 もちろん、それはある意味とても正しい事。実際メーカーのハーマンからは「高機能ワークチェア」として売られていますので、その部分で評価を下げるつもりはありません。オフィス用途には非常に優れていて、やる気が出る椅子です。
 ただ、そういった特性を改めて味わってみると、自室ではセラチェア買って良かったな、と思っています。あっちの椅子の方が、何かと色々ゆるくて、だらーんとPCで2ch見てたり、テレビ見てたり、椅子の上であぐらかいてたりする時にも、体をしっかりサポートされてるな感があまりありません。それでいて快適だと感じます。逆に自室でアーロンだと、常に正しい姿勢を強要される感覚がちょっと鬱陶しく感じる時があるかもしれません。

 もちろん、これは私個人の感想だし、椅子などの直接体に触れる機器は、個人による感覚の差がとても大きいことも踏まえておいて下さい。
 ただ、あまり下調べもせずに「いつかは自室でアーロン」と考えている人には「ハーマンには他にも色々な椅子があるよ」というのを覚えておくと、更によい買い物ができるかもしれません。

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▼2011年06月06日

Mophie juice pack air

20110606_01.jpg そろそろ購入して2年経とうという私のiPhone 3GS、バッテリについても劣化してきたようで、朝フル充電で出かけて、電車の中でTwitterやったり2chみたり音楽聴いたりしていると、家に帰るまで電池が厳しい状況になってきた。
 かといって、今の時点で新しいiPhoneを買うのもアホらしいし、バッテリ交換に出すのもアホらしい…と思っていたところ、昨日何気なく近所のハードオフに行ってみたら、この「Mophie juice pack air」という製品がジャンク棚に1,050円で売られていた。

 これは!と思って中身をチェックすると、本体も全然キズがなく、つやつやの美品状態。また、パッケージから中身まで付属品も全て完備していて、これはあまり使われていなかったのかな?と判断し、即購入。早速家に帰って充電してみた。

 付属品のケーブルは、ミニUSBケーブルかと思っていたのだが、よく見るとマイクロUSBのようだ。独自規格ではないので、予備ケーブルはその辺で入手できるだろう。この手の充電ケーブルは、自宅用と事務所用で最低2本あると便利だしね。
 背面のインジケーターを参照すると、電池はすっからかんに近かった。そこから充電終了までおよそ4時間くらいか。ま、Hub名人を介しての充電だから、PC直や電源アダプタ経由だともう少し早く充電が完了するのかも。マニュアルには空の状態からフル充電まで2時間半と書いてある。

 早速iPhoneに装着してみる。装着後の印象は、大きさというか、厚みが2倍弱という雰囲気だが、思ったよりも持ちにくくない。ケース自体も可能な限り薄く作ってあるようで、電源ボタンやボリウムボタンも普通に使える。というか、ボリウムボタンはむしろ誤動作が少なくなってありがたいくらいだ。また私の場合、エザンスのねじで本体につけたストラップを、下部のスピーカー用に用意された隙間から出せるのも幸いだった。
 このケースを装着したまま、マイクロUSBケーブルでデータの同期が可能なので、環境によっては、この点もかなり魅力かもしれない。

 肝心のバッテリの保ち具合だが、中古という事を加味しての話だとしても、片道1時間程度の通勤時間中iPhoneをいじっていて、mophie側のバッテリ残量を示す4つのインジケーターがひとつ減った程度。このバッテリが空になってようやくiPhone側のバッテリが使われる訳なので、少なくとも、普通のペースで一日iPhoneをいじり倒しても充分電池は保つのではないかと思われる。

 価格が価格なので、新品の状況ではあまりお勧めできないが、新品の状態でもiPhoneのバッテリ駆動時間に不満があった方にとっては、なかなか頼もしい外部バッテリだと思う。装着した感じも見た目ほど格好悪くもないし、分厚くもならない。そろそろiPhoneの3G/3GSでバッテリ劣化が気になる方は、とりあえずの選択肢として覚えておくと良いかも。もちろんiPhone 4対応モデルもあります。

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▼2011年06月05日

WM-DD9を引っ張り出してきた

20110605_01.jpg 休日の午前中は、奥の院整理で発掘された往年のウォークマンプロフェッショナル、WM-DD9で音楽鑑賞。昔録音したLPレコードのテープや、FMエアチェックなどを聴いて楽しんだ。使用ヘッドフォンはAKGのK702

 このWM-DD9とは、当時のソニーがモバイルオーディオ(そんな言葉はまだなかったが)の限界に挑戦した野心作。昔のソニーは輝いていたよ本当に。
 A面B面のオートリバースはオーディオ的に不利とみるや、往路・復路用のキャプスタンにそれぞれ独立したモーターを与えている。バラすと分かるが、駆動系は2台のテープデッキが一緒に納められているようなメカニズムが特徴。再生に限って言えば、歴代ウォークマン最強とも言われた。熱い時代だったんだね〜。

 自宅にあるものはまだ問題なく動いているが、ちょっと振動を与えるとテープ走行が止まる事があったりと、そろそろドライブベルトの劣化が疑われているが、残念ながら交換パーツは既に存在しない。いつまで動作しているのか分からないが、最後を迎えるその日までは、たまにこうやって動かして楽しんでみたいと思っている。

 そそそ、WM-D6Cも所有しているので、そっちの方も動かしてやらないと(笑)

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