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▼2019年01月27日

韓国という国は異常ではない

 近頃韓国が熱いです。

 例の徴用工問題の条約破りや、自衛隊に向かって射撃管制レーダーを照射した問題など、国民が一体化して何かに立ち向かっている気がしますね。そんな韓国政府の対応を見て、最近では韓国べったりの大手メディアもついに庇いきれなくなったのか、韓国は異常、あるいはおかしいなど言い始めるようになりました。つか、一般の人達は既にずっと前からあの国の連中は頭おかしいなんて言っていたのですけど、本当はそうではない。全て日本に勝つためにやっているのです。

 そもそも、従軍慰安婦の問題にしてもそう。あれってただの売春婦の問題で、当時の軍人達が女を一晩買う行為については、今の道徳としてはどうかと思いますが、そもそも戦前の倫理観を今の倫理観で語っても仕方がありません。ただ、ちょっと気後れするのは事実ですよね。なので韓国人達はそこを突いてきました。
 当時の日本軍が慰安婦施設になんか関わった事実はないのに、さも当時の日本政府が組織的に韓国人を拉致して慰安婦に仕立てあげたみたいな言いがかりを付け、日本人に対して責任問題を言い始めるようになり、その問題は長期に渡り日本政府と日本人を苦しめることになります。

 ちなみに私は、従軍慰安婦問題が新聞で騒がれるようになった子供の頃から「こりゃウソだな」と思っていたのですが、案の定当時の朝日新聞記者のでっち上げで、そんな事実はありませんでした。
 だってね…当時から日本軍による組織艇関与があったあったと騒いでいる人間達の方が、物証も無しで冷静な議論から逃げ、完全に感情論で押し切ろうとしていましたからね。証拠があれば出せばいいのに「被害者の感情を」とか「人として」なんて議論をいい加減な倫理問題にすり替えてインネン付けてくるばかり。ナニワ金融道、金畑社長の言葉通りですな(笑)
 それでもまだ、当時の世間は新聞というメディアの影響力が強大だったせいか、それを信じちゃってる人が多かったみたいです。私は子供心に社会への洗脳とか扇動ってこうやってやるんだなと感心していたモノですが。

 慰安婦問題はさておき、今回の徴用工問題も、これで騒いでいる人達の攻め方が当時のあの雰囲気と一緒なんですよね。ちょっと違うのが流石に今の世の中、日本のメディアが迎合してこないだけで、もし今の時代にインターネットがなかったら、朝日新聞社などは大喜びで「徴用工の人達の精神的苦痛」とか「国家間の保障では個人の傷は癒えない」なんてキャンペーンを張っていたでしょう。本当にインターネットがあってよかったね。

 で、タイトルにある「韓国という国は異常ではない」という話になるのですが、こういう因縁、言いがかりって、実は歴史に詳しい人なら普通のことじゃん…と思う訳です。敵対する隣国に対して、政府や軍がよくわからない因縁を付けて国民を煽ってゆく。歴史では極めて当たり前の行為です。ただ、残念なことに等の日本人が平和ボケしているので、自分達、あるいは日本という国体に悪意を向けられる!って事態を理解できてないだけなんですよね。

 ここからは私の分析になりますけど、最終的に韓国人達は日本人の支配、もしくは日本人に勝つ(それが戦争なのか経済なのかは分かりませんが)ことを真剣に目指しています。日韓友好なんてボケてるのは日本人の側だけで、韓国人の心の中には、絶対に日本の上に行くという心理がある筈です。
 もちろん、個人間のやり取り、もしくは付き合いでは韓国人も日本人に対してそんな事いったりやったりしません。日本人だって先の戦争中で、アメリカに対して日本軍部の洗脳をのぞけば、個人に恨み辛みを感じている人は少なかったでしょう。
 でも、国家という単位と個人の単位は違います。それは韓国人だけではありません。どんな国の国民だって、国家として自国を常に相対化して見ています。現在のイギリスEU離脱騒動もそうですよね。離脱すると言っても、当然ながらイギリス人個人がEU圏に住む個人を嫌っている訳ではありません。

 私が思うに、日本人(というかメディアがそう洗脳しているんだと思いますが)のダメなところは、国家間同士の問題と個人同士の問題をきちんと分けて考えることができない事。だから今回の韓国軍によるレーダー照射問題に対しても「民間レベルの交流で」とかトンチンカンなことを言ったりする。
 つかね…民間レベルでの国家間の交流なんて、例え戦争中だって普通にありますよ。なかったのはむしろ近代の世界大戦くらい。例えば今のイスラエル人とパレスチナ人の個人間で全く交流がないと思ってるんでしょうか?国家間の係争と個人間の感情は全く位相が違うんですよね。それが理解できない。だからこの問題で韓国を追求できない。何故なら多くの日本人にとって「韓国」という国体と「韓国人個人」は一体化した存在だと洗脳されているから。
 これは対韓国だけではありません。中国もロシアもアメリカも台湾も北朝鮮も日本人にとってはみんなそう。国家に対する抗議が、それらの国民個人にも向けられると思っている。だから怯えてなにもできない。

 で、韓国はこれらの問題で確実に日本を追い詰めているんですよね。
 つまり、日本は徴用工の問題に対して何らかの対処を迫られる。今のところ韓国は日本企業の財産差し押さえという決定的なカードは切っていませんが、おそらく切らないでしょう。というか、この問題はずっと日本に対して言い続けることに意味があるからです。そして何となく日本が韓国に対して悪い事をしていると思い込ませる…あ、従軍慰安婦問題と一緒ですね。
 自衛隊に対する射撃レーダー照射問題も同じ。というかこの問題の流れにはその前の「自衛艦旭日旗掲揚」問題とつながっている筈。つまり、日本の自衛隊が韓国海軍に対して何らかの配慮をさせるための工作だったと思われるのですが、思いのほか日本側の反応が薄かったのでガッカリしたんだと思います。
 本当は日本の自衛隊が韓国によるインネンを無視して、旭日旗を掲揚して韓国内の港に入ってくるのが、彼等にとって一番だったと思うのですが(国内の反日世論を盛り上げられるから)、自衛隊は特に抗議もせず、単に参加ボイコットというなし崩し策に出ました。
 結果、韓国は、自衛艦が将来に渡り自国の海軍旗を掲揚して韓国内の港に入港できないという外交的勝利を得ています。これが韓国にとってはなんのリスクもなく上手くいったので、次の手として射撃レーダー照射を選択しているのではないかと。

 このレーダー照射問題、現場の人間によるミス、もしくは現場の独断でと考えている人がいわゆるグノタといわれる人達にもいて呆れ果てるのですが、そんなはずはありません。
 韓国軍のいわゆる主力艦には、かつてのソ連でいう「政治将校」みたいな人間が必ず乗艦しています。この点誤解している人が本当に多いのですが、韓国は1980年代までいわゆる軍事政権国家で、俗にいう完全な民主国家からはほど遠い国です。今でも政府は軍による反乱を異常に警戒しています。おそらくそういった人達からの指示なのかなと。
 何故なら、現場の軍人はそんな馬鹿げたこと、命令でもない限り絶対しないからです。というか、射撃管制レーダーの照射とは、現代戦においては大砲の誤射と一緒です。これ相手がロシアや中国だったら真面目に撃ち返されてますよ。同盟国のアメリカだって最低限ロックオン仕返して韓国艦への停船命令出すくらいやるはずです。逆にいうと自衛隊だけです、問い合わせなんて親切なマネしてくるのは。

 案の定この問題でも韓国は日本に対してインネンを付ける道を選んでいます。つか当たり前です。何故なら現場の独断でやった事ではなく、もっと入念に計画されていたからです。もちろん射撃管制レーダーを照射した場所や日付までは決まっていなかったと思いますが、こういう状況で自衛隊機、もしくは自衛隊の艦船が接近してきたら、射撃管制レーダー使用して、その後の対応は政府に任せろという指示が出ていたのでしょう。でもなければ、射撃管制レーダー照射からの韓国の一貫した動きが説明できません。それぞれの言い訳は小学生レベルですが、この問題を日本の道義的責任にしようという主張は、軍も政府機関も驚くほど全くぶれていません。

 そしてこの問題、日本政府は相変わらず自らの国体が明確な敵意に晒されているということを理解しているのかしていないのか、首相官邸は流石にそこまでアホではないと思いますが、仕掛けられている側の日本国民の多くがこの事態を理解できていないので、強硬手段に出られません。それどころか相変わらずテレビに出るような似非文化人(笑)は「双方冷静な対処を」と煽っている。彼等は日本が「仕掛けられている」って事態を理解できてないのかな?つか歴史を勉強したことがないのでしょうか?

 この問題を放置した場合…つか放置になりそうですが、韓国は必ず次の手を仕掛けてきます。本当に繰り返しますけど、仕掛けているんですから、反撃がなければ当然また何かしてくるでしょう。次は本当に機銃の威嚇射撃とかやるかもしれません。というか韓国世論はおそらくそれも了承しているでしょう。それで自衛隊が反応したら、また国を挙げて「自衛隊の脅威」とか「日本の軍国主義復活」とかやるはずです。普通の国家ならそんな火遊びはしませんが、韓国からすると、今の日本はお得意の「遺憾の意」以外で反撃することもないし、ましてや軍事的報復を行う可能性はゼロな訳ですし(アメリカ軍がいますから)、仕掛ける側にリスクがないんだから当然やりたい放題やりますよね。
 日本のマスコミと一緒ですよ、叩いても反撃がないから遠慮なく叩ける。そうやって日本の行動範囲を狭めながら、将来朝鮮半島が統一した暁には、対馬辺りをドサクサに紛れて占領しようかと考えているのかもしれません。そんなバカな?なんて思うかも知れませんが、韓国はそうやってドサクサに紛れて、当時の日本人の島民や漁民を殺して竹島を不法占拠したんだよ。

 今回の徴用工の問題について、何故か日本のネトウヨさん達は「追い詰められているのは韓国」なんて幻想持ってるようですが、少なくとも最高裁の判決が出た時点で、韓国側はいつでも日本企業の財産差押えができる…ってカードを手にした訳です。逆に日本はこの問題で何のカードも得られていません。韓国が行動起こすのを待っているだけで、追い詰められているのは日本です。当たり前ですよね、何もしないんですから。

 射撃レーダー照射問題についても、今後は自衛隊機が韓国軍艦船に対して、同じような距離で哨戒活動することがやりにくくなっているはずです。本来国際的にも何ら問題のない哨戒活動について、日本政府が何もしないから、日本側だけが一方的に訳のわからん配慮をする羽目になってこの問題は終わりそう。
 となると当然ながら、今回の事件はまたしても韓国の外交的勝利な訳です。ちなみに韓国軍側は、自衛隊機に対する哨戒活動の配慮なんて絶対しませんよ。

 こうやって徐々に追い詰められていった先で、最後決定的な一歩に踏み込まれ戦争やむなしになったのが、先の太平洋戦争でした。
 もちろん、相手が米国と韓国では役者が違うと思いますけど、こうやって一方的譲歩を迫られていくだけでは、そのうち爆発するしかないわけです。そうなってから爆発した日本人は、狂って「韓国人は皆殺しだ!」とか言い始めるかもしれません。

 タイトルの繰り返しになりますが、韓国は異常な国家ではありません。
 仕掛ける側の国家は、歴史を見れば、似たような…あるいはもっと意味不明なインネンを付けてきています。むしろそれに正しく反応できない日本と日本国民が異常なのかな?なんて思ったりしています。そしてこういった他国からの敵対行為に対して、全く冷静に対処できなかったのが、戦前から戦後の日本でした。本当に歴史は繰り返しますね。

▼2019年01月07日

SPI/HJ War in The Pacific

https://farm8.staticflickr.com/7815/45816484584_d048ce329f_m.jpg 年末のエントリに引き続き「顔がシミュレっちゃった〜」話題ですが、こちらはSPIが発売していた「WAR IN THE PACIFIC」というゲーム。

 当時発売されていた「WAR IN EUROPE(邦題:第二次欧州大戦)」の続編ともいうべきビッグゲームで、第二次欧州大戦同様、太平洋戦争の全てを再現しようとしたゲームです。デザイナは同じくJ・F・ダニガン氏。

 ちなみに数年前に米国のDecision Gamesというメーカーが、本ゲームに改良を加えたSecondEditionを$350で発売しています。また日本のサンセットゲームズというメーカーがこのSPI版の再販を目指しているそうですが、本当に発売されるのかな?

 このWAR IN THE PACIFIC、同社の第二次欧州大戦程でもないのですが、マップは22×34インチのSPIフルサイズ7枚の広さとなっており、更にマップ以外にもさまざまなチャートを展開する場所が必要になるため…なんというか、一般的な日本家屋ではプレイする場所に困るといったゲーム。
 この7枚のマップは、全地球面積の30%を含むそうで、メルカトル図法を基準としているため、ヘクススケールも赤道付近と上下では微妙に異なっています。こんな広大な空間を、実質日本とアメリカの2カ国が戦場にしていた訳ですから、太平洋戦争のスケールってでかいなと改めて認識しますね。あ…国産のこの手のゲームと違い、マップにアメリカ本土は含まれていません。なぜなら、日本軍がアメリカ本土に進出するSFな状況は当然想定されていませんし、現実として当時の日本の空母にバルキリーでも搭載していない限り、米国本土への上陸なんて不可能でしょう。

 それはさておき、このゲームのキモは、しつこいくらいに面倒くさい補給ルールにあります。全ての部隊は行動するために補給物資を消費し、その補給物資は基本的に本国から輸送しなければなりません。また、大規模な拠点には輸送艦を使い物資を輸送できるのですが、最前線にいる部隊までは駆逐艦などの軍艦に荷物を載せ替え、まさに鼠輸送を行う事となります。
 その輸送艦の補給路は、海上に補給ルートを設定し、決められた距離内に配置したマーカーをつなげていく必要があります。という感じで、本ゲームでは補給活動がとても重要視されたルールとなっており、プレイする度に補給路の設定とその重要性が学べるという話です。ちなみに私はまだプレイしていないので、その辺の感覚はルールブックを読んだところで想像するしかないのですが。

 マップの範囲としては思いっきり戦略級ですが、登場する軍艦は駆逐艦を除き単一ユニット。駆逐艦は「駆逐隊」というおよそ4隻1ユニットの単位となっていますので、元気よく「なのです!」とか「クソ提督!」とか言いながら駆逐隊ユニットを動かすのもアリかもしれません。

https://farm5.staticflickr.com/4846/31531924127_559ef7bfe8.jpg

 写真はマップを広げた図。この果てしない海上ヘクスの量を見ると、太平洋で戦争やるって大変だったんだな〜と思います。例えば日本軍がガダルカナル攻略戦を行うためには、日本本土からラバウルまで商船の航行ルートを確保して、その後前線のガダルカナル島まで駆逐艦などを用いて補給物質をせっせと届けなければなりません。
 本ゲームはこの辺の補給ルールが精密化されていて、例えラバウルまで届けた補給物資は、現地で駆逐艦などのユニットに載せ替えるために時間を消費しますので、好き勝手にユニットを動かして攻撃ができる訳ではありません。そのため、補給物資の輸送タイミングから逆算した攻撃計画が必要になります。また、キャンペーンゲームでは、登場する艦船はおよそ1年サイクルでドック入りさせて整備を行わなければならず、定期的に使用ユニットは本国(連合軍の場合はハワイなどの拠点)に帰還させるタイミングも考えなければなりません、そのうえ前線までの商船の輸送ラインは敵の攻撃には脆弱なため、それらを防衛する必要があります。

 ゲームの進行上そういう「艦船の性能」に頼り切った作戦を行うことが難しく、となると結局の南国の補給ポイントや南国までの補給路を日本軍の限られた資源では全て維持することが不可能で、まぁ…戦争の行く末はなるようにしかならない訳です。

 キャンペーンでのゲームの勝敗は、日本軍が連合軍(アメリカ軍)に対して戦果を上げれば上げるほど、ゲームの終了ターン数が短くなり、最終的にゲーム終了までに日本軍の生産力がゼロにならなければ日本の勝利、これは日米間での和平交渉が始まったという状況なのでしょう。逆に連合軍は日本の生産力をゲーム終了までにゼロへ追い込めば勝ちとなります。日本軍が破竹の進撃を行い、アメリカ本土を制圧するなんて条件はありません…というか無理です。その辺は繰り返しますが「なるようにしかならない」状況でどれだけ日本は連合国に抵抗できるか?というゲームです。

 本ゲームがアメリカで出版されたのは、確か1970年代中盤だったと思いますが、この日本語版が発売されたのは1989年だったかな?初版からおよそ15年経ってからの日本語化だった訳ですが、その当時…というか今でも、戦争をやるには膨大な物資と事前準備が必要で、なおかつ、お互いの強力な艦隊はなんのために必要とされたのかが、ここまで分かりやすく実感できるゲームは、なかなかないみたいです。

 もちろん補給戦以外にも、タクテクス75号に掲載されたガダルカナルシナリオのリプレイ記事を読むと、艦隊戦もそれなりに楽しめそうです。戦闘は事前計画に基づき行われ、それぞれの戦闘解決順が細かく決められます。その順番によっては味方の大損害につながったり、あるいは奇襲攻撃が大成功に終わったり、その辺は割と運の要素も多めに含まれているみたい。この点は陸戦ゲームではあまり由とされませんが、当時の空母戦で勝利を収めるには、運の要素もかなりあったようなので、逆にリアルかもしれませんね。

https://farm8.staticflickr.com/7888/31716433107_18b6851593.jpg

 かつて、太平洋戦争シミュレーションの二大巨頭とされたVG PACIFIC WAR(右)と並べてみました。箱の厚みは4インチボックスとされるWAR IN THE PACIFICの方が深いのですが、PACIFIC WARは全てユニットを切り離して懐かしのホビージャパントレイ4つに入れてあるので、その分箱が閉まりきらずに深くなっています。

 左、WAR IN THE PACIFICのボックスアートは、日本の特攻機により炎上している米空母バンカーヒル。右、PACIFIC WARのボックスアートは、米空母のワスプから発艦するヘルキャット…かな?
 パッケージアートはどちらもカッコいいですが、WAR IN THE PACIFICの方がより緊張感があって好みです。

https://farm5.staticflickr.com/4855/45860145664_0634de930b_n.jpg

 こちらはタクテクス75号に掲載されていた通信販売のご案内。このゲームは限定で800個ほど制作されたそうで、この製造個数が正しいなら、うち事前の予約で642個程度は捌けたということでしょうか?
 当時の定価は23,000円で、それなりに高価なゲームだったと思いますが、あっという間に売り切れになったそうです。少なくとも自分は店頭で見かけたことがありません。

 もっとも、この5年くらい前に日本語版が発売された「第二次欧州大戦」は、限定2000個生産で事前の予約分のみで品切れだったそうなので(ごく少数、直営店であるポストホビーの店頭に並んだようです)、それに比べればこの時代、日本のシミュレーションゲーム市場もかなり縮小していました。
 雑誌のタクテクスも、この後77号で一端休刊し、およそ半年後に季刊誌として再スタートしますが、それも7号で休刊となり、シミュレーションゲーマーにとっては、長い冬の時代の始まりとなります。
 ファンタジー/SF系のゲーム以外で、ホビージャパンから単独のパッケージとして発売されたウォーシミュレーションゲームは、このWAR IN THE PACIFICが最後だった気がします。

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▼2019年01月01日

あけましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。

 平成最後のお正月ですね。

 今年もよろしくお願いします。

P1011265

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