まっかちん.Web / アラビヤン焼きそばファン倶楽部 / ESSAY / LINK / フラットな地球 / Photography. Blog*/ 記事INDEX

最近のコメント

アーカイブ


« 2011年09月 | メイン | 2011年11月 »

▼2011年10月28日

スティーブ・ジョブズ伝記を読む

20111028-01.jpg 巷では「たけーよ」とか「ぼったくりだ」とか大騒ぎのジョブス伝記。米国Amazonでは$17.88で売っていると聞き、私も日本語版高いなーと正直思っていたのですが、とある出版社勤務の友人から「もちつけ!米国での定価は$35.00だ」と言われ、調べてみたらその通りでした。
 そうだ…海外には再販制度ないから割引されてるんだよね。ちなみに、米国で書籍の価格は一般的に発売直後が一番割引率高いそうで…。いろいろ日本とは違います。

 とにかく、再販制度がある日本での上下巻3,800円はそんなにボッタではないというか、むしろ安いくらいかもしれませんね。敵は講談社じゃなくて再販制度そのものですよ奥さん。

 他、価格以外でも日本語版の表紙デザインにケチ付けてる人達もいて「どうせおまえら本屋でカバーしてもらってそのまま読むんだから関係ないじゃん」と思いました。信者ってのは色々めんどくせーもんだなと。

 で、私もとりあえず立ち読んでみたら、面白そうなので買ってみましたよ。今の私は「ベストセラーを否定しない!」人間になるというのが隠れ目標なので。
 ちなみに写真は猫がメインですが、本も隅っこの方にちゃんと写ってますよねよねよね(笑)

 私が思うに、内容としては、前評判ほど内容がギッチギチに濃いという訳でもないです。だけど、面白いですねー。前半の山場としては、ジョブスがMacintoshを発売する前までかなー。アルテアが発売されたあたりのエピソードは、丁度このブログの記事を読んだばかりだったので、とても興味深かったです。

 また、世に沢山出回っているジョブスの格言について、前後のエピソードを整理して理解できるのもいいですね。有名な「一生砂糖水を売るつもりかい」のセリフについても、そこまでに至るジョブスとスカリーの関係を理解していないと、かなりニュアンスが違った意味として受け止められがちな話でもあります。もっとも、格言なんてのはそんなものですが。

 上巻は、ジョブスの生い立ちとアップル創業までの山場を終えて、ジョブスが沈む所まで。なので、読後感はあまり良くないですが、下巻を通して読むと、きっと素晴らしい物語になるのではないかと期待しています。続きが楽しみです。

iPhone 4s


スティーブ・ジョブズ I/ウォルター・アイザックソン(訳)井口耕二
スティーブ・ジョブズ II/ウォルター・アイザックソン(訳)井口耕二

▼2011年10月25日

iPhone 4s

2011102501.jpg 3GSからの乗り換えです。

 アキヨドで予約してから受取まで長かったなー。ま、冷静に考えれば2週間待っただけなので、そんなんでもないかな。一言苦言を言わせてもらうと、初日のソフトバンクによるシステムトラブルのせいで、色々と混乱していたみたいだけど、その後の対応のグダグダっぷりは、普段シャッキリしているヨドバシっぽくないというか、今回の負けはヨド予約組だったみたい。

 とは言いつつも、地方のソフトバンクショップに予約している人は、平気で1ヶ月待ちとか言われるみたいだし、私も地元のソフトバンクショップで冷やかし半分で聞いてみたら、来月以降にならないと全くわからないとか素っ気なく言われるし、地方のソフトバンクショップにとって、iPhoneは余計なサービス抱き合わせで売りにくいし、あまり売りたくない商品なんだろうなーという感じ。とにかく今回は、予約から入手までのスピードが、ショップによってかなりまちまちだったみたいです。

 と、入手までの苦言はさておき、今回の新機種発表を首を長くして待っていた私にとっては、ホント長かったですよ〜。いつものアップルなら、夏くらいに新機種が出るはずだと思っていたんだけどなぁ。

 今まで使っていた3GSは、バッテリの保ちもさることながら、飯田橋のこの店で修理に出してからは、本当に調子が悪くて、電波のつかみは明らかに弱くなったし、液晶のバックライトにはムラが出るし…つか修理戻ってきた状態だとガラス裏面がホコリだらけだったからね。自分でバラして清掃したけど、二度とあの手のiPhoneリペア業者には頼まないと固く誓いましたよ!って話がずれましたが、とにかくそんな状態。
 あと、iOS5にしてから、本体の強制リセットがかかる機会が増えたし、どうも私の3GSは、ハードウェア的に結構寿命きていたのではないかと。
 ちょっと前には「もういいからiPhone4買っちまうか!」と思っていたのですが、辛抱して待って良かったです。

 今回のiPhone 4s、ハードウェア的な評価については様々な場所で語られていますね。なので詳しくは語りませんけど、内蔵カメラの性能アップはめざましいモノがあります。他にコンパクトデジカメとか持ち歩かなくてもいいかも。
 それと、やはり処理スピードは全く違いますね。3GS時代には少しもっさりとしていたアプリも、4sだとストレスなく使えます。
 あと、一番嬉しかったのが、電波の掴みが非常に良くなったこと。これはインチキ業者へ修理に出した私の3GS固有の問題だったのかもしれません。とにかく近頃のiPhoneは電波の掴みが悪くて悪くてまいっていたのですが、4sを使ってみると、明らかに実感できるくらい、ネットワークが切れにくくなりました。この分だと来年の夏にソフトバンクが取得するという噂(さすがにバンクが取れなかったらおかしい)の900MHz帯も楽しみですね。ま、それらを含めたネットワークの向上は、次期iPhone 5(?)が発売される以降にならないと実感できないのでしょうが。

 種類は64GBのホワイトを選択。ケースは何にしようか迷いましたが、アップル純正のバンパーを選択。カラーはポップに黄緑で攻めてみました。その右下にピンバイスで小さな穴を2つ開けて、ストラップを通しています。おそらく落ち着くまでケースというかカバーは2〜3回換える気がします。人はiPhone1台買うと、最低6つのカバーを買うものですから(笑)

 液晶面は、3GSの時にもお世話になった、パワーサポートのノングレアフィルムを選択。保護フィルムについては、多少高くたって騙されたと思ってパワーサポート製にしといた方がいいです。他の製品と明らかに品質が違いますよ。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年10月23日

うちのネコ達は「ダーヴィンが来た!」が大好き

ねこ

2011102303.jpg 本日からわが家で暮らし始める子猫たち2頭。大分部屋の雰囲気にも馴染んできたなぁ…と思っていたら、NHKで「ダーヴィンが来た!」が始まるとたん、目が興奮モードに。

 番組が始まるやいなや、2頭ともテレビの前に集まってきて、特に信州(仮称)の方は、テレビのすぐ前に陣取って、鳥や虫たちの動きをじっと追っていて、時折手を出したりしている。もう1頭の名無しの方は、小さな鳥や虫が出ていると、テレビの前に近づいてくるのだが、大きな動物が登場すると、ササッと後退してテーブルの下からテレビをじっと見ている…って感じ。おもしろいなー。ダーヴィンが来た!が大好きなんて、私と気が合うじゃなイカ!

 ちなみに、番組が終わって大河ドラマになったら、すぐ興味なさげに、テレビのそばから離れて行ってしまいました。

 これから毎週、彼女らと楽しくダーヴィンが来た!がみられると思うと、もう萌え萌えッスね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


もう一匹のねこ

ねこ

20111023_02.jpg 先程に続いて、もう一匹の方をお披露目。

 性格的には、さっきアップした「信州(仮)」の方がおおらかでマイペース。こっちの名無しねこの方が、甘えん坊だけどちょっと神経質。まだたった数時間の謁見だけど、結構性格が違うもんだというのがわかって面白い。

 外見的には「信州(仮)」の方が長い尻尾を保っていて、顔の口と目のあたりになんだかヨゴレみたいな黒い斑点があるのに対して、名無しの方は尻尾が短く、顔の形というか配色は整っている感じ。どっちもカワイイです。

 おおよそ3ヶ月前に四つ子として生まれて、うち2頭は別の場所に、そしてこの2頭がうちに来たという訳。ちなみにどっちもおにゃのこです。

 とりあえずソファーで寝てますが、まだ少し緊張気味なのか、イタズラみたいなはっちゃけたマネはしてないです。さて、これからどうなるんですかね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


ヌコ来襲

ねこ

20111023_01.jpg まずは1匹目。こちらは「信州」という名前らしいのだが、特に名前をしつけている訳でないらしいので、ま、好きなの付けて下さいとのこと(笑)

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2011年10月20日

Steve ReichのCDを2枚ほど

2011102001.jpg タワレコでお買い物。スティーブ・ライヒの新譜が2枚出ていましたので、光の速さ…いや、ニュートリノの速さで買ってきましたよ。

 まず1枚目は、あの9.11テロを題材とした「WTC 9/11」というアルバム。サンプリング音声を使いまくった表現は、彼お手の物ですね。NPR MUSICのサイトで、太っ腹にも全曲試聴が出来ますよ。

 2枚目は、新曲という訳ではないのですが「Different-Trains/Piano-Counterpoint」という、最近新録音されたアルバムです。みなさんも何処かで一度は耳にしたことがあるであろう「デザートミュージック」の他、CD初収録となる「ピアノ・カウンターポイント」が収録されています。

 下に見えるカードは、タワーレコードでお馴染みの「タワレカード」です。集めると枚数によって色々特典があるのですが、今回は「けいおん!」仕様とのことで、マニアな人にとってはコレが特典みたいなモノですね。特定の日に3,000円以上のお買い物で1枚もらえます。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年10月16日

ザク・セブンイレブン仕様

ヲタ

2011101601.jpg セブンイレブン(セブン&アイ)限定の、セブンイレブンコンビニユニフォーム仕様のシャアザクです。つか、どうしてシャア専用なのかはわかりませんけど、パッケージにはそう書いてあります。

 クルマで移動中、何となく寄り道したセブンイレブンで思わず購入。買ってはみたけど作らないかな〜と思っていたのですが、一週間位して「やっぱり作ってみるか」と思って、会社帰りの夜中からシコシコと作ってみました。制作期間は大体3日位ですかね。ガンプラなんて四半世紀位にぶりに作りましたよ。自分は子供の頃、ガンプラとかハマらなかったからね。あの頃はブームを横目に戦車やヒコーキのプラをシコシコと作ってましたよ。

 しかし…今のガンプラってすごいのね。この作例は全くの無塗装ですが、それでもこれだけの仕上がりになってしまいます。せめて動力パイプのあたりに墨入れしたいなと思ってますが、今のガンプラは接着剤を全く使わない(!)はめ込み式なので、あとでバラしてやってみようと思います。

 でもね…ガンプラ作ってみて、この製品がここまで息が長く愛されるって理由がわかった気がしました。やっぱりモノ作るのって楽しいもん。そして、接着剤はともかくとしても、一般家庭では実質無理な(おかーさんに怒られる)塗装作業から解放されてるってのも素晴らしい。昔の塗装前提のキットだと、無塗装で汲み上げてもかなり白けた感じですが、今のガンプラならそんな心配も無い。自分は久しぶりに金属やすりと紙やすりを引っ張り出してシコシコやってましたよ。やすりって楽しーなー。

 今回完成したザクは、なんだかセブンイレブン柄のユニフォームがちょっと萌えな感じでしたよ。

 もう何個か買ってきて組み立ててみようかな−。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年10月13日

figma 鹿目まどか

ヲタ

20111013_01.jpg ある日いきなりAmazonから発送通知が来て、ビックリしてたら次の日届いちゃいました。購入履歴を見ると、どうやら何ヶ月か前に予約注文していたらしいです。多分酔ぱらってポチッとやらかしたんだろうな。今冷静になると、どうしてこんなの買ったんだろ…って感じ(笑)

 ま、折角なので開封してみましたよ、まどかちゃん。
 標準はにっこり顔なんですが、好みで勇ましい顔にチェンジしてみました。こんな顔してますけど、魔法少女界のイデオンみたいな最強ぶりですからね。魔力を発動させると、無限力に等しいパワーを発揮しますよ。

 まど☆マギに関しては、作品は面白かったですが、終わってしまうとまた見返したいとかあまり思わないし、グッズ展開とかそういうのにはついていけませんね〜。というか、いい加減そんなの買い漁ってる歳じゃないというのはわかっていますけど。

 つことで、個人的にはちょっとどうしよう的な商品なのですが、まどかちゃん萌えの人は、価格も3,000円しませんし、くねくねとポーズ付けて遊べるおもちゃとして、お勧めですよ。

OLYMPYS E3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 macro


▼2011年10月11日

赤城山

20111011_02.jpg 群馬県は赤城山です。国定忠治です極道です。隣にある榛名山が、その語感からどこはかとなく萌えっぽい印象があるのに対して、赤城山というとどうも無宿者のヤクザの渡世人…みたいなイメージになるのは差別だと思いまーす。小松五郎義兼が鍛えた業物、万年溜の雪水に浄めて、俺にゃあ生涯手前という強え味方があったのだ!みたいな。

 そんなのはどうでもいいのですが、とにかく赤城山にやってきました。考えてみればこの山、都心から近い距離にある割には、あまり来たことがありませんでした。
 思い出といえば私がまだ小学校低学年の頃に、生まれて初めてスキーに来た場所である事と、大人になってからドライブの途中夜中に通ったかな…って程度。
 山のてっぺんがカルデラ湖で、その外輪山みたいな場所を登ることになるのでチョロいと思っていたのですが、ま、去年までの私ならチョロかったかもしれませんが、今シーズン初めての登山と体重増加を経た今の私では、思ったよりもちゃんと登山でした。詳しくはいさやまさんの2011年10月9日の日記にしだやさんの日記でどうぞ。

 ルートは、赤城山ビジターセンターに停めたシトロエンZXから、外輪山である駒ヶ岳に登り、尾根歩きをして最高峰黒檜山へ登るというモノ。登山開始前は頂上からの眺望がもう保障されたかのようないい天気だったのですが、何故か駒ヶ岳に登り始めると山頂付近だけガスがかかり、その後黒檜山に至るまで全くガスが取れないという、ちょっとハズレな感じの天候になってしまいました。雨は降らなかったから良かったけどね。

 駒ヶ岳への登りは直登に近く、事前に地図を見るとコレは結構大変そうだと思っていたのですが、登山道に入るとほぼ階段で、コレは別な意味で大変でした。で、駒ヶ岳山頂から尾根道を一度下り、黒檜山に至る道もまた階段…ひいひいいいながら山頂へ。
 そこでお昼ごはんというか朝ご飯を食べ(つか朝飯前の登山だったのだ)、ゆっくりくつろいでから下山します。
 黒檜山からの下りは一変して、階段など全くない岩がごつごつした急な下り。これは…登ってくるのは楽しそうだけど、下りだと足が痛いです。およそ1時間強、そんなゴツゴツした山道を下ると、赤城山大沼のほとりに出ました。そこから車道を歩いてビジターセンターで待つZXへ…おつかれさまでした。

 のんびり歩いて大体4時間位のコースですが、思ったよりも登山で、なおかつ曇っていながらも、途中の景色は思ったよりもダイナミックで、更に晴れていればすごい眺望が期待できたんだろうなーと思うと、また行ってみたい山ですね。

 山ガール的なファッションに憧れて、ちょっと登山に行ってみようかしら…みたいな人にとっても、程よい感じにキチンとした山で、登り切った場所にはご褒美も用意されていて、入門登山には実によい山ではないかとも思いました。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


猫座の女の生活と意見/浅生ハルミン

20111011_01.jpg 初めて読む作家です。渋谷マークシティ地下の本屋さんでなんかのフェアやっていて、その中に並んでいた一冊。何となく立ち読んでみたら面白そうだったのですがその時は買わず、一週間位してから「やっぱり、買お」と思って買いに行ったのでした。

 ハルミン氏の本業は、今をときめくイラストレーターだそうで、その方が書いているエッセイなので、さぞやオサレで小粋な文章が…と思っている方もいるかもしれませんが、そんな事は全然なくて、基本くだらねー事しか書いてありません。
 うんこの話が出来る大人の男はカッコイイとか、古本屋で「猫かじり跡あり」という本があったら絶対買うとか、そんな感じ。今風にいえば“ゆるい”と言われるのかもしれませんが、私的にはくだらねーという印象の方が強いです。いい意味です。

 そんな中でもさすがプロのエッセイスト、ハッとする言葉というのは何カ所かちりばめられていて、特にドキドキした文章が、

「こんなシャクリかたをすればキリコの流れはいいけど刃先がもろい。こうすれば逆に刃先は丈夫だが、キリコがあぐらをかくから、切れ味が悪い。わかったか」わかりません。わからないからかっこいいというもんです。

 という下り。いや…ここだけ取り出してもホントに訳わからないと思いますが、これは「春は鉄までが匂った」という本に登場する渡り旋盤職人、平松さんの話…だそうです。
 「わかりません。わからないからかっこいいというもんです。」なんて開き直った文章、なかなか書けそうで書けるもんじゃないすよね。ここの下りは読んでいて興奮しました。ドキドキと。

 思うに、私が女性エッセイストの本を比較的好んでいるのは、こういう無秩序な中にあるキラリと光る言葉を見つけるのが大好きだからなんだろうなーと思います。
 男性が書いて出版するエッセイというのは、一件くだらなく見えても、実は生き方に1本の芯が通っている系とか、無秩序に見えるエピソードだけど、通して読むとひとつの目標に向かっている様に見えるとか、そういうくだらなさを装った隠れお役立ち商品的なモノが多い気がするのに対し、女性が思い切って書くくだらねー系エッセイというのは、本当に無秩序で、自分の後の人生において特に知らなくてもいい知識がくだらない感じでちりばめられているような気がして…って、超ステレオタイプに書いてますね。ごめんなさい。つまりそういう感じです。とにかく私がエッセイというジャンルに求めるモノは、そういう文章なのです。

 何を言ってるかわからなくなってきましたが、つまりそういう本が好きな人にはお勧めです。

OLYMPYS OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


猫座の女の生活と意見/浅生ハルミン

▼2011年10月06日

ヒーローが消えた夜

20111008_01.jpg 渋谷Apple Storeの前です。献花に来た人、手を合わせている人、そしてそれらを取り巻くヤジ馬(笑)とで、その日のストア内にはむしろ入りにくかったような感じ。

 思えば、PCなど全く興味が無かった私が、アルバイトで通っていたデザイン事務所でいきなりMacintosh IIを渡されたのがマックというかPCを使う人生の始まり。
 そして、その後人生において、仕事やプライベートの現場でマックに触らなかった日は数えるほどしかない。不思議な巡り合わせだな〜と思う。

 個人的に、ジョブスという人物にはさほど興味もシンパシーも感じている訳ではない。むしろジョブス最大の作品のひとつであるOSXについては、Snow Leopardになるまで、プライベートでは拒絶していた。
 それがiPhoneを買ったおかげで、一気にマカーへの道をまっしぐら。あれよあれよと、電話からタブレット、公私共々Macを使うようになってしまった。そういう意味で、私がジョブスという人物を意識し始めたのは、ここ1〜2年くらいなのではないかと思う。

 彼の経歴だとか、彼の偉大な思想だとか、彼を讃える文章とか、そういったのは、Webをちょっと回ってみれば色々な所に落ちているので、私は繰り返さない。
 でも、たったひとつだけ…彼が大学の講義で受けたカリグラフィーの知識がなければ、私を始め世界の人は、PCモニタの中、Webデザインという仕事がない世界を生きていたかもしれない。モニタの中に美しい文字を求めてくれて、本当にありがとう。

 どうか、安らかにお眠り下さい。

OLYMPYS XZ-1

▼2011年10月03日

Broってきた

20111003_02.jpg この前の土曜日は、ブロンプトンで都内徘徊。私としては、東京の東側についてはもうどこに行っても新鮮味を感じないのだが、東京の南西方向については、まだまだ自転車で回ると未知な場所が多い。つことで、まずは電車で東京の五反田まで出かけて、東急池上線沿いに走り回ってみることにした。

 ルートとしては、戸越から旗の台、洗足池を経て、大岡山、田園調布、多摩川を渡り武蔵小杉から溝の口、そこから都内に戻り、二子玉、用賀のスタバで一休みした後、駒沢、三軒茶屋、下馬、中目黒、代官山、恵比寿…って感じ。そうそう、中目黒では17%の檄坂「上村坂」も足をつかずに登ったよママン。

 恵比寿では「小坊師」のラーメンを食べて、そのまま輪行で日比谷線に乗車して帰ってきた。走行距離は50kmに満たないくらいですかね。都内のあっち方向は、また、たんねんにたんねんに攻めたいものだ。

OLYMPYS XZ-1


▼2011年10月02日

電撃戦・グデーリアン回想録(下)

20111002_01.jpg 以前購入した上巻に続き下巻も購入。グデーリアンにとって上り調子であった上巻と違い、下巻はドイツの敗戦に伴う記述になるので、展開はちょっと重め。一度罷免されたブリッツクリークの創始者が、ヒトラーの取り巻き達により、無謀に展開を広げすぎた東部戦線の後始末に翻弄する姿は、なんだか悲しくなってくる。

 その中で興味深いのが、ヒトラーとの直接やり取りの記述でしょうか。もちろん、近代の軍事的知識に欠けるヒトラーに対して、グデーリアンの進言はことごとく取り下げられるのだが、それでも彼がヒトラーに対してアレだけハッキリと物を言い、またヒトラーもうざったいと思いながらも、彼の任務を解こうとしない(最終的には無理矢理休暇を取らされるのだが、それがグデーリアンにとって幸いした)その姿は、ヒトラーという人物に対する研究資料としても興味深いのではないか。
 グデーリアンのヒトラーに対する記述を見る限り、彼はスターリンや毛沢東ほどの独裁絶対主義者でもなかったようにも思えた。

 また、晩年のヒトラーが狂っていく様は、彼自身の性格にも起因するとは言え、過度な薬物摂取による精神障害などにも要因はあるのではないかと、割と冷静な分析をしているのも面白い。
 このあたり、絶対権力者に対する薬物汚染の関係は、ヒトラー以外でももっと研究されるべきなのかなと思う。

 下巻の終わり1/3は付録に費やされていて、ドイツ軍団長や師団長の名前リストなど、ガチの戦史研究者にとっても貴重な資料。そこまでではなくても、各戦局における作戦地図は、本文を読み進めるにあたり、大変役立つ資料である。

 戦史としても楽しめ、また、近代陸軍運用思想の祖である個人の回想録として貴重な一次資料である。とてもエキサイティングな本であった。戦史に興味がある方には、広くおすすめしたい。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


電撃戦―グデーリアン回想録(下)/ハインツ・グデーリアン

« 2011年09月 | メイン | 2011年11月 »