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▼2022年02月26日

XMLRPC API におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性を狙ったCMS攻撃

 久しぶりの投稿になりますが、こちらのブログが今流行のXMLRPC APIの脆弱性を利用した攻撃を受けてしまい、一部のページ(個別記事ページ)等が、403 Forbiddenな状態になっていました。

 ご丁寧に、WWWサーバーのディレクトリ内に複数の時限爆弾を仕掛けられていたのですが、なんとか除去に成功したのかな?XMLRPC APIへの攻撃も一応防御策を施して、今のところ安定しているようです。

 ということで、上記脆弱性を利用した攻撃、SixApartのリリースでは、影響あるMovable Typeのバージョン等記載されていますが、WordPressを含め、XMLRPC APIを使うおそらくほぼすべてのCMSに何らかの影響がある模様。深刻な被害だと、サイトの復旧が困難になる場合がありますので、皆さんもご注意下さい。

 XMLRPCを利用していないのであれば、ファイルごと削除(Movable Typeの場合のみ)することをお勧めします。

▼2021年05月05日

AppleのAirTagが届きました

https://live.staticflickr.com/65535/51152740634_76e63c8c1e_m.jpg そんなにモノをなくす方でもないのですが、プチ紛失は良くあります。部屋の中のどこに置いたのかな?みたいな。
 特に近年お財布について「あれ?どこだっけどこだっけ?」と探し回ることが多く、数年前から市販され始めたスマートタグは用意しておいた方がいいのかな?なんて思っていました。

 ただ、当時発売されていたスマートタグは、ほとんどの製品で電池交換も不可能な使い捨てだし、探す機能は自分のスマホ以外では、特定アプリをインストールしている人じゃないと追跡できません。となると、実質自分の身の周りでモノをなくしたときのアラーム的アイテムとしてしか使えない訳です。それで当時はタグ一枚で3〜5,000円程度したので、ちょっとねと。そんな中、漢Appleが忘れ物タグを開発中…みたいな情報が1〜2年前から流れるようになり、楽しみではあるけど価格はいかほどなのか?と気にはしていたのです。

 で、先日満を持して発表されたこのAirTag。お値段が1個3,800円と比較的安価な上、心配された電池交換も可能なので使い捨てになりません。その他アップルらしい先進的な機能が詰め込まれていますが、なんといってもこのアイテム、アップル純正の製品なので、世の中スマホがある場所にはどこにでもあるといっても過言じゃない、iPhoneでの荷物追跡が行われるわけです。はっきりいってこの母数がある限り、他者のスマートタグは勝負にならないと思います。

https://live.staticflickr.com/65535/51153060290_2af5fb07d5_m.jpg 早速4/23日の注文受付時間と同時に注文。その時注文したアイテムはベルキンのAirTagケースとAirTag4個セット。
 注文受け付け直後だったせいで、ケースは発売日の4/30日に無事到着、Airtag本体は刻印をお願いしたのでやや遅く、5/2日になって手元に届きました。その後すぐに、ケース軒並み注文後1〜2ヶ月の納期、本体も1〜2週間の納期になりました。
 本体はともかくこの製品ケースがないと実質使えないので、もう少しマシな生産計画立ててほしいですよね。

 ちなみにケースですが、ご祝儀のつもりで本体より高い(4,500円)純正レザーケースも頼んだのですが、私が注文した時点で既に1〜2週間後の納期。仕方ないなーと念のためAmazonでも検索すると、微妙にお安くなっている純正のレザーケースが納期5/1日で注文できちゃいまして、こちらはAmazonで買いました。その後5/1にAmazonから「やっぱり納期1ヶ月くらいかかります」なんて連絡が来て、仕方ないと思っていたら、5/5日の今日届きました。まぁ…ありがたいですけど。ちなみにこのエントリ書いた時点では価格は定価に戻っているようですね。

 で私が買ったAirTagを早速開封。
 本体に①〜④の刻印を入れたのは、肉眼でどのタグなのか判別つかなくなるため。刻印は公式サイトでシミュレートできますが、用意されたマークを最大4つまで入れることが可能みたいです。

https://live.staticflickr.com/65535/51151322987_79aa0704a4_m.jpg 早速使用開始!本体を覆う絶縁シートを引っこ抜くだけで電源は入ります。というか電池を抜かない限りOFFにはできません。これはちょっと不親切な気がしますという理由は後述。
 シートを抜いて手持ちのiPhoneに近づけると自動認識でペアリング。用意された名前か、自分でオリジナルの名前を付けることも可能。私は財布に入れようと思って初め「財布」という用意された名前を付けましたけど、追跡モードでの通知機能を考えると不用意に「財布」とか名前付けない方がいいかもしれませんね。他に車のキーに付けてますが、そちらはキーなので問題ないでしょう。とにかくこれでセッティングは終了。あとはアイテム無くすまで何もすることがありませんw。
 それとAirTag本体はペアリングしたiOS機器がないとペアリングの解除が出来ません。なのでこのAirTagを拾ったり盗んだりしても、本人がいないと使い回しは不可能です。

 iOS14.5端末なら基本機能は使えるのですが、更にiPhoneの11と12シリーズでは「探す」という機能が使えます。というかこのAirTag最大のメリットがコレで、紛失するまでなくとも部屋の中でどこ行ったかな?なんて状況でもそのAirtagが部屋のどの辺りにあるか探せます。
 精度は比較的高く距離にして1m程度まで矢印でAirtagの場所を示してくれますので「あれ?財布部屋のどこに置いたかな?」なんて用途には実に助かります。というか近頃私はこういう事多いんですよね。財布を落としてはいないけど、どこに置いたか(どの鞄に入れたか)忘れちゃう事って…、なんせ今では財布滅多に使わないですからね。それこそ知らずに数日財布を持ち歩いてなかったなんて事も度々あります。

https://live.staticflickr.com/65535/51159608524_568609c90f_m.jpg 電池は交換式。なんでも1年程度保つ上に、寿命が近づいてくると手持ちのiPhoneに警告がくるそうです。
 電池交換の際は、本体金属部分を押し込むようにして反時計回りに45度回すと電池ぶたが開きます。本体の金属部はツルツルしていますので、やや開けにくい。ゴムシートなどで覆ってからだと開きやすいかもしれません。もっとも本体は防水だし、簡単に電池ふた開いてもらっては困るので、それはそれでいいのですが、もしこのAirTagが手元に届いたら、一度は電池ふたを開けてみた方がいいと思います。

 さて、機能的にはこんなもんで、あとは色々遊べる訳ではないので、あまり書くこともありません。ただいくつか問題になりそうな点もあります。

 ひとつはAirTagトラッキングの問題。というのもこの製品、母艦とするiPhoneと常に移動していること前提に設計されたようで、登録したAirTagが長時間手元にないと警報が出るそうです。具体的にはおよそ3日くらい母艦のiPhoneから信号がないと、アラームが鳴り始める模様。
 じつはこれ、AirTagを利用したストーキングなどを防止する為の機能でもあるらしく、例えば登録したAirTagを追跡者のカバンにでも忍ばせておけば足取りが追えてしまいます。その人が同じiOS機器を所持しているのなら「○○さんのAirTagと一緒に移動しているようです」みたいな警告が出て追跡機能をオフに出来ます。それはそれで構わないのですが、iOS機器を所持していない場合は、およそ3日後くらいに追跡者への警報としてアラームが鳴るみたい。

 確かにアップルとしてはストーキングに利用されることを恐れたのかもしれませんけど、この3日後くらい放っとくとアラームが鳴るってのは地味に困る。
 というのも例えば車のキーにAirTagを付けている人が、電車などの公共交通機関(あるいは他者の車に同乗して)を利用して3日以上旅行したときとか、自宅に残っているキーは警告音鳴らし続けるのでしょうか?一軒家なら家族にタグの電池抜いてもらえば良いかもしれませんが(なので届いたら一度電池ふたを開けてみた方がいいと書いています)、集合住宅だと場合によっては迷惑になる場合もあるのでは?この辺、実際ユーザーが利用し始めると、機能面でのアップデートや変更が行われると思いますが、事前情報ではその点が気になりました。
 自動車の場合、整備工場に預けるときは必ずAirTagを取り外しておかなければならないかもしれませんが、多分忘れるよね、そんな事。

https://live.staticflickr.com/65535/51159060598_a1de385c03.jpg

 ヲタクらしく、車のキーにはじゃらじゃらと色々ぶら下げてます。AirTagの表面金属部分は、キーに付けて一日でうっすらとキズが付き始めてますが、そういうの気にするアイテムでもないかな。

iPhone12 Pro MAX

▼2019年11月10日

Apple AirPods Pro

PB100971 もう三年前ですかね。チンアナゴと言われた初代AirPodsを発売日に買って結構使ってきました。カナル式ではなく、当然ノイズキャンセリング仕様でもなかったこのイヤホンですが、結果としてはここ3年の中で一番使っているイヤホンになってしまいました。

 もちろん、音質面などちょっとした不満はあるのですが、逆に言えば不満はほんのちょっとした程度に留まる中、その他全ての部分でバランスがいいんですよね。バッテリの保ちも充分でしたし、操作が簡単、更にペアリングも簡単(ここは毎日通勤に使っていると意外にストレスとなる)。音は適度の低音のメリハリが利いた気持ちのよいサウンドですし、装着もイヤチップを耳にねじ込む訳でもないので、実に簡単で長時間装着していても耳穴が痛くならない。
 この製品の他TWE(True Wireless Earphone)は、B&O Beoplay E8SONYのWF-1000XMとか買いましたけど、結局の所普段使うのはこのAirPodsだったりした訳です。

 ただ、このAirPodsも三年近く使っていると、微妙に内蔵バッテリがへたってきて、連続使用時間が大体2時間程度にまで低下しました。それでも3年間つかってこれだけ保つのですから優秀とも言えますが、ちょっとね。かといって修理に出すのもナンだし、そろそろ新型が出るとの噂もあったので、そのまま使い続けていたのです。

 で、今年の10/30日、突如として発表+発売になったこのAirPods Proですが、ちょうど私が仕事で出張中だったこともあり、今回は初回注文祭には参加できませんでした。そしておよそ1週間たった一昨日の土曜日、ちょうど都内に出かける用事があったので、AppleStoreの東京に寄り店員さんに「AirPods Proってありますか?」と聞いたら「今だと3〜4週間待ちですね」とのご返答。まーそんなもんだろうと、その日は家に帰り、翌日の朝にオンラインのAppleStoreで予約しておこうかと製品を選択してカートに入れ、何気に店舗受け取りオプションを選ぶと「本日受け取り可」になっている。発送だと昨日の返答と同じ3〜4週間待ちなんですけどね。
 本当かな?と思ってオンラインでチェックアウトして、しばらく待っていたら「銀座店にてお渡しの準備ができました」とのメールが来ました。つことでAppleStoreの銀座店で受け取ってきたわけです。

 お店を出て、休日なので目の前のホコ天に設置されていたパラソルテーブルに腰を下ろし、早速開封。
 初期設定を…といっても、初代AirPods同様ケースのふたを開ければ、目の前にあるiPhoneとワンタップで接続します。早速装着して音楽を…と思ったら、ちょっとびっくりしました。このノイズキャンセリング性能は…こんなのイヤホンで体験した事がないレベルの静寂。つかこれ危険だよな…ってレベルです。
 さらにすごいなと思ったのが、外音取り込みの機能で、ステムを長押しでつまむようにすると切り替わるのですが、この音がまたものすごく自然。というか、ここの部分は今までのどのイヤホン、ヘッドホンでも、取り込み音の不自然さがあった訳ですが、これにもまたびっくり。というか、この手の性能は今まで誰も求めていなかったと思いますけど、確かにAirPodsの場合は、単に音楽を聴く用途だけではなく、iPhoneとペアで通話用マイクとして使ったり、音楽鑑賞時以外でも耳に装着しているという使い道もあるのです。なるほど…イヤホンを音楽を聴く用途としか認識していなければ、こういう部分での性能は追求しなかったでしょう。すごいなApple。

 音質はAirPodsとほぼ同じ。もちろん高音質にはなっていますが、基本は旧機種と同様のサウンドです。なんというか如何にも「高音質でしょ」って感じじゃないのがいいんですよね。なので長時間聴いていても疲れない。また前記の通りノイズキャンセリング性能が圧倒的なので、その分音質が底上げされたように聞こえます。

 装着感ですが、従来のAirPodsが「耳に引っかける」といったイメージだとしたら、今回のAirPods Proは「耳穴に引っかける」というイメージでしょうか。使ってみればこの感覚はお分かり頂けると思うのですが、他社製品でよくある「イヤチップを耳にねじ込む」といった装着方法ではありません。つか正直大丈夫なのかな?なんてくらいに軽く耳穴にチップを入れるだけですが、私の場合は全く落ちる気配がありません。まぁ…これは個人差によって色々評価は分かれると思いますが、AirPodsが大丈夫だった人は大丈夫なんじゃないかな?また付属のイヤチップもペナペナの薄いシリコンで、こんなのでちゃんと遮音性能あるのかと疑うレベルです。

 また、ここがとても大事ですが、従来のノイズキャンセリング製品は、スイッチをオンにするとどうしても耳に軽い圧迫感を感じたモノですが、不思議とこのAirPods Proではその違和感を感じません。更にイヤチップによる耳穴への圧迫感もゆるいくらいにないので、長時間装着したままでも耳が痛くならないです。ここは本当に重要。というか一般的には高音質を謳うカナル型イヤホンほど、圧迫感のあるイヤチップでしっかりと本体を固定する構造になっているものですが、あれって耳が痛くなってくるんですよね。それでもよい音を聴くには…なんて自分も思っていましたが、AirPods Proを手にしてからは、そんな我慢は不要になりました。すばらしい!まるで魔法のようです。

 欠点としては、少々横長になった充電ケースから本体が出しにくくなったこと。これはケースに入った状態でそのままつまむのではなく、ふたのヒンジ側から手前にイヤホン本体を軽く押すようにすると取り出しやすいですが、それでも初代AirPodsのケースよりは本体を取り出しにくい。
 それと、自分としてはどうでもいい欠点ですが、やはり基本的にiOS搭載機専用イヤホンだと思った方がいいです。なのでAndroidユーザーは買わない方がいいと思います。逆に言えばiOSユーザーでTWE(True Wireless Earphone)を探している人は、おとなしくこのAirPods Proを買っとけば絶対に後悔しないと思います。

 あ…そうそう、このイヤホン用のAppleCare+for Headphonesも同時購入しましたよ。壊すと修理費用高そうだしね。

OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


▼2019年09月08日

Anker PowerPort Atom III Slim

P9080755 Macbook12を買うと、なまじ充電端子が汎用性のあるUSB TYPE-Cだったりしますので、多くの人が「モバイルACアダプタ探しの旅」に出てしまうようです。

 私も例外ではなく、今まで2〜3種類ほど、USB Type-Cの充電器を買っていますが、結局の所モバイル用途だとしても、安定性などを考えると純正のApple USB Type-C/ACアダプタ30Wが一番という事で、四国に行った出先で急遽買い求めています。純正品は30W出力にしては大きさも小さいしね。
 それに多くのType-CのACアダプタは、例えPD(パワーデリバリ)対応品だとしても18W程度の出力が多く、それだとMacbook12単体の充電は可能ですが、例えばハブ経由でiPhoneも同時に充電したり、HDMIケーブルを接続したりすると、電力不足になりがちでした。

 そんな中、最近になって発売されたこのAnker PowerPort Atom III Slimは、もちろんPD対応だし、出力も30Wと充分なパワーがある上、とても小さい。更に嬉しいのは、全体の体積よりも、全体が薄く作られているという事。これだけで鞄への収納性がすごく高まります。早速注文してみました。

 で、Macbookの充電に使ってみたのですが、純正品のACアダプタと比べても充電時間は差が無いようですし、システムレポートを参照しても、きちんと30Wで電源供給されているようなので問題なさそうです。
 写真で見るとおり、大きさもさることながらとにかく薄いので、出張時などの持ち運びには重宝しそう。比較に置いたApple純正品も、30W出力品としては結構コンパクトなんですけどね。

 ということで、Macbook12ユーザーはもちろんのこと、Type-Cでのモバイラーにも広くお勧めできるACアダプタだと思います。

OLYMPUS E-M1 + M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro

▼2018年07月05日

キンドール男爵のOasisをゲット!

P4120144 何故か昔からKindle端末のことを心の中で「キンドール男爵」と呼んでしまう。この現象はなんなんでしょう?
 と、特に話題にもしていなかったのですが、そういえば私、キンドルのオアシスを買っていました。しかも1度Wi-Fi版を買って3G版に買い直すというアホな事までしでかして(笑)

 キンドルについては、以前paperwhiteの3Gモデルを買っていて、しばらくは気に入って使っていたのですが、どうもこの時代のKindleは画面解像度が低い(まだレティーナ系の解像度ではない)ことと、端末に本が100冊程度に入った辺りから、とたんに動作のレスポンスが遅くなってしまい、あまり実用的に使えなくなってしまいました。
 それと、その頃はあまりマンガを買っていなかったので気にしていなかったのですが、やはりマンガをこの端末で見るのは色々と厳しい。ただ、電子ペーパーは実に読みやすいなと感じていたので、いつかはもう少し動作がキビキビしたKindle端末に買い換えよう!とは考えていました。

 そんな中2017年の秋頃ですかね、防水になったKindleOasisが発売になり、お風呂での読書も可能になったので、早速飛びつきます。
 その時買ったモデルは、32GBのキャンペーン情報無しWi-Fiモデル。3Gモデルについてはその時では「Kindle端末から本を買った経験もないし(やってみればわかりますが手持ちのスマホで買った方が100倍は便利)、Wi-Fiモデルで問題ないだろう」と考えていたのですが、実際に使い始めると、やはり以前買ったときのように3Gモデルでこそ電子書籍は際立つなと実感します。
 特に思ったのが、読んだ位置の同期、メモ、ハイライト、SNSへの投稿…はどうでもいいですが、とにかくそういった読書情報がリアルタイムで全ての端末と同期していることこそが、電子書籍の醍醐味ではないかと。Kindle端末を家、もしくは完全にWi-Fi環境下でしか使わないのであれば、これらの機能はあまり意味がないのかもしれません。ただ、外出時にKindle端末を使う人であれば(そしてこれら電子書籍の機能を享受している人であれば)絶対に3Gモデルを選択すべきでしょう。
 私の読書スタイルとして、複数の本を同時進行で読むことが多い上に、例えば込んでいる電車内ではiPhoneのKindleアプリを立ち上げて続きを読むということも多くあるので、どんなシーンでも読書位置の同期が取れているのは実に便利なのです。更にメモ機能などもイチイチWi-Fi環境下で同期ボタンをタップする必要もなく、3Gモデルであれば、ある種のコピペ的にいつでも文章の一部を別端末へと抜き出すことができます。これらを考えれば、価格にしておよそ4,000円は充分モトが取れるだけのメリットがあると思います。
 それに日本の公衆Wi-Fiは、アクセスにブラウザからのログイン動作を強いられるものばかりで、Kindle端末だと自宅外でのWi-Fi運用は使うにあたり想像以上に制限がかかります。WWWブラウザがきちんとしているFire系統のタブレットならあまり気にならないかもしれませんけど。

 とは言いつつも、実際Wi-Fiモデルを買った後に3Gモデルを追加購入する訳にもいかないし…なんて思いながら、数ヶ月間Wi-Fiモデルで我慢していたのですが、ふと「中古でKindleOasis売却するといくらくらいになるのかな?」と調べてみたら、何故かわかりませんけど、KindleOasisって恐ろしくリセールバリューが高いんですね。このエントリを書いている現在でも、じゃんぱらの中古を検索してみると何故か新品の買値とさほど変わらない。一体どういうことなんでしょうか?
 もちろんじゃんぱらなどの中古販売店に買い取りを依頼すると、売値よりかなり安く買い叩かれるでしょうが、こういう相場ならヤフオクで売れば新品とさほど変わらない値段で売れるのでは?と考えて出品。綺麗に使っていたとはいえ、落札額は驚きの新品購入時から-2,000円程度という高値で売却!これならと即3Gモデルを注文してしまいました。すげーなKindleOasis。

 写真は落札物を発送する前に届いた3GモデルとWi-Fiモデルを並べて撮影したもの。手前のグリップ部分の一部がプラ製になっているのが3Gモデル。重さはどっちも193gで全く変わりませんでした。この話が大体今年の3〜4月くらいの話です。で、その後は3Gモデルで新たにKindleOasisライフを満喫しています。あ…そうそう、当たり前ですがどちらも広告付きモデルは買っていません。

 実際の使い勝手ですが、まずは防水である事が最大のメリット。お風呂場で使えるという事もありますが、濡れても壊れないという安心感は、日常使いでもストレスフリーですね。手を洗った後などでも躊躇なく端末に触れますし、雨降りの日など例え屋外で使わないにせよ、傘を畳んだ後の湿った手で端末に触っても気にしないで済むのは嬉しい。以外と日常って水滴に溢れていますからね。
 他はやはり物理的なページ送りボタンが秀逸です。このボタン、デフォルトでは上ボタンがページ送り、下ボタンがページ戻しになっているのですが、設定で上下逆にもできまして、私は下ボタンでページ送りに設定しています。このボタンは左右反転しても同じように使えますので、端末を手で持ちかえるときでも問題なし。
 画面サイズはカラーのFire系列を除けば、現行Kindle端末では一番大きい。そして高解像度なので、マンガなどでもむしろKindleで見たほうが綺麗に感じます。この点は現行のpaperwhiteでも一緒かな?
 バッテリの保ちですが、当初公称で6週間と謳っていましたが、もちろんそんなに保ちません。読書好きな人が少しヘビーに使えば2〜3日で充電が切れると思いますし、朝から一日中読書といった用途だと、1日保たないかも。ただ、そういうモノだと思って適度に充電していれば困ることはありません。そもそも公称されているバッテリの時速時間は「通信機能OFFで1日30分の利用で数週間」という読書好きに言わせると「なめてんのかわれ!」といった条件なので仕方がない。ただ、実感としてはスリープしっぱなしでもおよそ1週間程度でバッテリが空になるような気もします。まだ電池切れにしたことはないのですが、放っておいても想像よりバッテリ消費している印象です。

 本体に装着するケースとカバーですが、こちらについてはいくつか試した結果、なんだかんだで評判がイマイチだった純正が最も優れていると感じています。

 まず初めに試したのがこのようなスリーブ状のカバー。こちら、カバーとしては全く問題はなかったのですが、やはり端末を取り出したり収納したりするときに、本体のスリープボタンを押さなければならないのが意外と面倒くさい。

 なら!と次に手を出したのが、スマホみたいに本体をパカッとはめ込む形のこちらのケース。これだと本を読み始めるときに、前面カバーをめくるだけで自動でスリープから復帰しますし、本を読み終えるときもカバーを閉じるだけで自動スリープします。やはりこれでないと…と思って使い始めたのですが、まず不便なのがお風呂場などに端末を持ち込むとき。当然ながらこのケースを本体から外さなければならない訳で、これが意外と力が必要で面倒くさい。更にこういったケースを装着すると、せっかく薄くコンパクトなKindleOasis本体が、かなり分厚く野暮ったくなってしまうんですよね。なのでこちらも不採用に。

 結局、それなりに値段はしますけど、純正の専用カバーがなんだかんだでKindleOasisの利用シーンを一番理解しているようなので、仕方がなく買いました。ただ、こちらのカバーは長らく欠品、というかもう製造されないんじゃないですかね。私が注文したときも本革製でミッドナイトという青系統の色しか手に入りませんでしたので、それにしました。むしろそれよりも安いファブリック製だと濡れても平気なのでそっちの方が良かったのですが、手に入らないものは仕方がない。
 ちなみに、何故製造中止になっているのかというと、どうやらこのカバーの用途をあまり理解せず買った顧客が多かったのが理由みたいです。買ってみるとわかるのですが、このカバー、磁石で本体裏にくっつくのですが、保持力はさほど強くありません。強くないといいつつも普通にカバーとして使う分には全く問題ない保持力なのですが、どうもこの部分をユーザーが勘違いしているようで、磁石が弱くて落下したとかそういうクレームが多かったようです。私としてはこの適度なカバーの外しやすさがむしろ風呂場に端末を持ち込むときなど、パチパチと気軽に本体・カバーを分離できるので、実にいい塩梅と思っていたのですが。こうやって気軽に外せることが逆に低評価につながっていたみたいですね。
 また、純正カバーは本体四隅を保護せず、あくまでも背面の一部と表の液晶面のみのカバーなので、これを装着しても本体の大きさが肥大化せず、またカバー分の重さが気になるのならその場でサクッと外してしまえばいいので、私としてはとても気に入っています。

 KindleOasisを買ってから、再びKindleでの読書は増えましたね〜。もちろん私は紙の本も読んでいますが、基本的に何冊も同時進行で読むタイプなので、今まで紙の本で読んでいたリソースの一部ががKindle分に振り分けられたということ。Wi-Fi時代からの数ヶ月でKindle本は100冊程度(マンガや雑誌を除く)は読んでいるのではないかな?買ったものやアンリミテッド含めてですが、これだけでも元はとれている気がします。

 あと、ここは極めて個人的なアホらしいポイントなんですが、電車内やスタバ(笑)で電子書籍を読んでいるときも、スマホやタブレットで読んでいるより、Kindleなどの専用電子書籍端末で読んでいる方がカッコよく見える気がします。なのでスタバとかでMacBookAirを超えるドヤをしたいひとは、paperwhiteでもいいから買って持ち出すといいよ(笑)

https://farm1.staticflickr.com/785/39640232860_fa97c591e6_m.jpg
↑スタバでKindleドヤw

iPhone7 Plus


▼2018年07月02日

貂明朝

 貂(テン)明朝とは、アドビのTypekitからリリースされた“可愛らしくも妖しい”フォントだそうで、確かに怪しいというより、ちょっとレトロな感じのフォントです。

 せっかくAdobe CCのアカウントを持っているので、ちょっと試しにこのブログのindexページの本文を貂明朝に変更してみました。期間限定のつもりなので、しばらくしたら戻します。
 Webフォントなので、ロードするのに少しタイムラグがあったり、ブラウザのキャッシュを保持していると変わらなかったりするのですが、しばらくするとフォントが変わると思います。すぐに変化を見たい方は、ブラウザにあるプライベートやシークレット等のウインドウで開けば、キャッシュがロードされませんのでフォントが変わると思います。下層のページはそのままです。 

 

LOVE

 
 また、貂明朝の拡張文字として上記“貂”の絵文字も用意されています。WebページのCSSにフォントフィギュアセットの属性を追加してロードすると、全角で“LOVE(LOVE)”と書かれた文字が貂のイラスト文字に変換されます。ちょっとかわいらしいですね。
 特にフォントイラストの貂は目玉がかわいいので、1度ブラウザの文字を拡大してご覧になってみて下さい。

▼2018年06月29日

MacBookへの充電についてあれこれ

https://farm1.staticflickr.com/919/43066774681_8ea0e298a1_m.jpg USB-Cは意外とクセがある…なんて言われていましたが、覚悟していたせいか私の今の印象としては案外寛容な感じ。

 MacBookの充電に使うUSB-Cケーブルですが、Apple純正品を含め、USBと名が付いている割には、ちゃんとしたお店で買うとそれなりの値段します。例えばApple純正PD対応のUSB-Cケーブルは2,200円して、流石Apple純正品は高いと思っていましたら、ヨドバシでエレコムバッファローの製品を見ても大体2,000円前後で、だったら純正ケーブル買っといた安心だよな…なんて思ってしまう訳です。

 ただ、USB-Cという規格自体はオープンなモノなので、そういうちゃんとした製品以外にも、ちゃんとしてない(?)製品が出回っているのがいいところ。いくつか試してみます。
 まずは秋葉原のパーツ街で280円という価格で投げ売りされていた型落ち品(?)エレコム製のUSB-C/1mのケーブル。上記に比べ随分安いなと思いましたが、電源アダプタに差し込んでみると普通に使えました。これはシメシメと思い、エレコムの同じ型番で投げ売りされていた型落ち(?)の2mケーブルも買ってみましたが、こちらも当然普通に充電できます。
 ちなみに充電用の電源ケーブルは、自宅で使う場合等は2m位はないと使いにくいですね。電源アダプタの差込口が机の上にあるような方は別ですが、そうでないと、1mではケーブルを机の下に垂らすだけで終わってしまう程度の長さです。

 では、もっと怪しげなケーブルはどうかと思って、ソフマップで投げ売りされていた型番も何もないジャンク扱いのUSB-Cケーブル/1mを100円で買ってきましたが、こちらも普通に充電できています。計測した限りでは電力の低下もありませんでした。

 事前に調べていた限りでは、USB-CケーブルでMacBookを充電しようとすると、意外と相性問題があるなんて情報がそれなりにあったので、ちょっと拍子抜け。

 更に、写真にあるように、通常のUSB→USB-Cというケーブル(これもジャンクで200円)を買ってきて、2015年に買ったAnker PowerCore 15600というバッテリ(当然USB-PD対応の訳がない)でMacBookを充電してみたら、これまた普通に充電できてしまいまして、事前に考えていたよりも、USB-Cによる充電ってのは汎用性あるんだなと思ったりしました。
 もちろんこのバッテリからの充電はACアダプタ経由よりも時間がかかるようで、計測したところ出力されている電力は18Wでした。このバッテリで充電しているときにUSB-Cハブを介すと数ワット程電力を食われる筈ですので、そうなるとMacBook本体への充電はできなくなるかもしれません。まとめますと…。

 ・Apple純正ACアダプタの出力:30W
 ・Apple純正ACアダプタ+Apple純正USB-Cアダプタ経由の出力:23W
 ・Anker PowerCore 15600での出力:18W

 となります。
 MacBookの充電自体は、果たして何Wまでいけるのか?ちょっと試してみたい気もします。
 もっとも今回のモバイルバッテリに関しては、MacBookへの充電ができているというより、要求されれば想定以上に電力が流せる…という意味かと思いますので、このような使い方は事故など起きる可能性もあります。あくまでも自己責任で。

iPhone7 Plus


▼2018年06月27日

MacBookに似合うUSB-Cハブを試す

P6271355 MacBookを買って必要なのがUSB-C HUB。これらがないと、充電しながら外部機器との接続ができません。充電用途を考えなくても、外部ポートがUSB-C1つだとどうしても普通のUSBや、その他の機器につなげるためのHUBが必要になります。

 ということで、私は既に2つのUSB-C HUBを用意しました。

 1つはApple純正のUSB-C Digital AV Multiportアダプタ。なんだかんだで1つは純正品を持っていないと、、その後の相性問題などいろいろ問題の切り分けがしにくい。こちらは新品ではなく友達からの頂きもの。端子はUSBポート×1とHDMI×1、そしてPD(パワードライブ)タイプのUSB-C端子をひとつ持っているので、USB-C端子から充電しながらその他の機器を接続できます。
 この純正アダプタを使用して純正の30W電源アダプタを使用すると、他の機器は未接続の状態でMacBook本体への電源供給が23Wとなり、このアダプタは7W程電力を消費していることになります。

 もうひとつは、アメリカのアマゾンから注文したローズピンクのType-C Hub。送料入れて$55くらいで、注文から到着まで3週間程度かかりました。なんでわざわざアメリカのアマゾンに注文したのかというと、私の要求を満たすUSB-Cハブが日本では売っていなかったから。
 こちらのハブは、どちらかというと持ち歩き用に使おうと思っていまして、私の要求仕様は、1:USB-C PDポートは必須。2:USB端子×1以上。3:SDカードスロット。4:HDMIポート。5:本体に合うローズゴールドのカラー。で、この要件を満たすハブはアメリカのアマゾンでしか取り扱っていなかったのです。
 特に色についてですが、Mac向けに作られているであろうUSB-Cグッズについて、以前はちゃんと4色展開してくれていた気がするのですが、今の日本国内だと実質シルバーとグレーしか手に入りません。もしゴールドやローズゴールドの周辺機器をお望みの方は、早目に確保しておいた方がいいかもしれません。
 それはさておき、こちらのハブは、純正の30W電源アダプタ使用時、他の機器を未接続の状態でMacBookへの電力供給は25W。つまりこのアダプタは5Wの電力を消費しています。

OLYMPUS E-M1 + M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro

▼2018年06月23日

MacBook12の特盛を買いました

P6211353 以前のMacBookAir11からもう7年ぶりですかね。久しぶりにモバイルPCを買い換えました。新しいMacBookです。

 新しいMacBookと言っても、なにかサブネームがないとあまり締まらないですね。MacBook12インチモデルです。色は驚きのローズゴールド(笑)。それにCorei7のCPUと512GBストレージ、それに16GBメモリを足した所謂特盛りの仕様です。

 注文はAppleStoreではなくSofmapの実店舗で。今回はローンでの購入でSofmapでは金利0%のセールをやっていたから。もっとも後で気が付きましたが、AppleStoreでも今は金利0%なのね。それを知らずにかなり損をしてしまいました。
 自分もすっかり忘れていたのですが、自分の今の会社、社割1割引きでApple製品買えるんですよ、注文してから思い出した(笑)。それにCTO製品は原則注文販売なのですが、AppleStoreで注文すれば納期がほぼ5日間。Sofmap注文だと今回納期は12日程かかりました。なので今回は金額も納期も損したことになります。ま…仕方ないですね。

 Sofmapからの入荷連絡は電話で。それから直接店舗に取りに行くか、発送してもらうかになります。私の場合、Sofmapは会社帰りの途中にあるので、直接受け取りに行きました。

 自宅に持って帰り早速開封。
 まず驚いたのは、ローズゴールドの綺麗さと本体の軽さ。MacBookAir11(以下MBA11)も軽いPCではありましたが、重さは実測で1076g、そして今回のMacBook12(以下MB12)の重さは921g。Apple公称より1g重いですが、ストレージとメモリマシマシだからかな?
 MB12が発売された頃に酷評されていたキーボードですが、現在(2017モデル)はかなり改善されていまして、極薄ながらも程よい打鍵感があります。というか私はもう、HHKBに見られる深いストロークを持つキーボードはすっかりダメになりました。たまに手持ちのHHKB使ってみたりするのですが、文字打ちに疲れる…。なのでこのMB12のキーボードは、むしろ単体で売ってほしいとさえ思ったりします。

 このMB12ですが、以外と合う人合わない人別れるようで、ネットでMacBook12と検索してレビューしている人のブログを読むと、結構「売ってしまった」「私には合わなかった」と手放してしまっている人が多いようです。これは「外部接続端子がUSB Type-Cのひとつしかないこと」という割りきった設計や、そして本体のファンレス設計に伴うCPUパワーの低下という点が理由でしょうか。

 外部端子がひとつという点は確かに不便かもしれません。せめて充電とそれ以外には分けてほしかった気がします。そのためPD(パワーデリバリ)仕様のUSB Type-Cハブは必需品となります。

 ファンレス設計によるCPUパワーの不足は…どうなんでしょうね。2015モデルのCPUはm3/m5/m7で、その後i3/i5/i7にバージョンアップされたから問題ない!という人もいますが、2017年モデルだってCPUの名称こそi3/i5/i7ですけど、名称変わっただけで実質はmナンバーのCPUですからね、もちろん新しいモデルの方が処理速度は改善されているはずですが、MB12がモバイルCPUからデスクトップ用CPUに変わったという訳ではありません。

 このモバイル用CPUですが、電力削減のためこまめにクロック速度を上げ下げします。なのでWeb閲覧や文章作成などアイドル時間が多い処理は得意なのですが、連続するCPU負荷はあまり得意ではありません。そのため動画再生時などはクロックが下げられず結構発熱します。そしてMB12にはファンがありませんので、熱を持ったCPUが強制的にクロックを下げてしまい、長時間の連続運転…動画再生みたいな処理だとコマおち…みたいに苦手な処理となっています。昔のLet's noteみたいなもんですな。
 私の場合、連続した動画再生はあまりやらない(旅行中のホテルでプライムビデオ再生するくらいか?)ので、問題ありません。なので、このPCをメインマシンとして、普段の業務から動画・音楽再生まで全てに使おうとすると不満が出るかも知れません。あくまでもモバイルに特化した軽量PCなので、その辺は割り切りが必要かと思います。

 まずは使い始めたばかりなので、報告系のエントリを。実際に使ってみた感想や工夫、使い勝手などは追々公開して行きます。

OLYMPUS E-M1 + M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro

▼2018年06月01日

グーグルニュースでセッション管理ができなくなってイラつく

980ew 近頃グーグルニュースが新しくなったようで、それは別にいいんですが、ニュース提供元やセッション管理がリセットされたようです。なので不快なニュース記事や、興味のないジャンルが再び私のニュースフィードに表示されるようになってしまいました。

 こういうのをユーザーに無断でリセットするのってGoogleらしくないなぁ…と思うんですが、これはニュース提供元の圧力なんですかね。くだらないニュース提供元を発信している側にとっては、フィルターで情報を遮断されると困るんでしょうし、そういうクレームが日本のグーグルに入ったのでしょうか?

 確かに、グーグルニュースはタダで読ませてもらっているので、再設定の手間くらいは仕方がないだろうと、ここの所、復活したアホな提供元のサイトを「非表示にする」という作業をチマチマとやっていたのですが、その中で気が付いたのが「エンタメ」というジャンルが再び表示されているということ。

 つか、エンタメニュースってなんなんでしょうね、ハッキリ言いきりますけど、こんなニュース喜んで読んでる連中ってバカなの?
 趣味として芸能界大好きってのは否定しませんけど、これらは一般ニュースのジャンルにねじ込むような情報なんでしょうか?
 AKBの総選挙なんて誰が勝とうが私の人生には1mmも関係ないですし、嵐がどうなろうと知ったこっちゃありません。これらは興味ないというか、むしろ積極的に目にしたくない情報。街中でポルノ広告見せられるのと同じレベルのニュースです。

 なのでセッション管理で「エンタメ」のジャンルを削除しようとしたら…あれ?セッション管理の設定画面がない???うーむ、困りましたね。これからもこんな芸能人共のどうでもいいニュースを度々目にしてしまうことになるのか。

 ちなみに、グーグル以外のニュースポータル画面は、どこも「エンタメ」押しが凄まじいですね。ヤフージャパンはもちろんですが、BINGもせっかく綺麗なスタート画面の下には、必ずどうでもいい下品な芸能人共の話題が差し込まれていて不快。つか、みんなそんなに芸能界が大好きなんでしょうかね。私の回りが特殊なだけかもしれませんが、そのようなゴシップ情報に興味持ってる人なんていなさそうなんですけど。

 私が思うに、今の芸能人と芸能界ってのは、常に人々の話題に上っていないとなり立たない商売だから、彼等も必死なんでしょう。世の中のメディアがテレビやラジオメインだった頃は、テレビ局やラジオ局に芸能人共をねじ込んでなんとか商売していましたが、残念ながらインターネットの世界ではそういうゴミ情報をねじ込む先がない。なのでこういう情報ポータル画面へ必死こいて割り込もうとするんでしょうね。
 そういえば、以前のグーグルニュースだと、私の場合エンタメジャンルはくだらなくて排除していたのですが、それでもこういう芸能人共のニュースはスポーツのジャンルに度々割り込んでくるんだよね。それもスポーツ選手とは関係ない連中が結婚したとか離婚したとか、まるで寄生虫だなこいつら。

 幸い、インターネットの世界はまだ芸能人共の圧力も及んでいないようですが、既に地上波のテレビなどはこいつらに忖度(既に一般用語)しまくりですよね。ジャニーズに不利な情報流さないとか、バーニングの意向には逆らわないとか。考えてみれば芸能事務所なんて昔はヤクザもんが仕切ってた業界でしたから、そういう他人へ圧力をかける行為は得意なんでしょう。

 つことで、グーグルニュースのセッション管理もそのうち復活するとは思いますけど、それまではこんな不快なジャンルのニュースも度々目にしなきゃならないのか…ってボヤきでした。

 だいぶ芸能界をDisったエントリですが、別に芸能界が大好きでそういう情報はいつでも見ていたい…という趣味の方がいるのは否定しません。自分だって他人にとっては興味ないであろうジャンルの情報を集めていたりしますし。ただ、そういうのを興味ない人間にまで無理矢理見せつけてるのが腹立たしいってことです。お好きな人達だけでやってほしい。
 私にとって一部の歌手を除けば、今の日本の芸能人と芸能界なんて綺麗さっぱり消えさってもなんも影響ないし。

アマゾン検索:芸能人

▼2017年10月04日

Apple Watch Series 3 / LTE

P9240342 少し時間が経ってしまいましたが、Apple Watch Series 3のCellularモデルを発売日に買ってしまったので、簡単にレポートを。

 私が初代のApple Watchを買ったのは、2015年の6月。その後2年と3ヶ月の間、毎日便利に使っています。世間ではなんだか微妙な製品みたいな扱いですが、少なくとも自分にとってはなかなか役に立つ。基本的にはiOSからの通知系がメインになるのですが、出かける前に雨予報が飛んできたり、SMSメッセージや着信の見落としがかなり減っています。

 ということで、Series 2が発売されたときは、まさかのモバイルSuica完全対応とのことで、買おうかどうかかなり迷ったのですが、グッとガマン。なので、新しいモデルが発売されたらまた買おうと考えていて、今回は事前予約を入れて、無事発売日当日にゲットしてきました。

 選んだのはは、アルミニウムのCellularモデル。次はステンレスモデルがいいなぁ…なんて、初代Apple Watchを買ったときに書いてますが、8万円はやっぱ高いよね。
 お値段は、42mmモデルで税込み5万円ちょい。これは私が初めて買ったApple Watchとほぼ同じ値段。Apple WatchはSeries 2で値下がりしましたが、Cellularモデルはその機能分の価格が上乗せされて、結局元の値段に戻ったという感じ。

 AppleStoreの銀座店で受け取ってから、すぐに近くのスタバでセットアップ。初期化と古いモデルからのデータ転送で大体15分位はかかったかな?
 セットアップ後はCellular通信契約を行います。私はソフトバンクなので毎月350円、さらに初めの半年は無料のキャンペーンが付いてきます。アメリカだと大体月に10ドル前後の費用がかかるみたいなので日本の場合は格安ですね。もっとも他の部分でぼったくっられてるのかもしれませんけど(笑)
 Cellular通信の契約は、iPhoneのアプリから簡単に行えますので、ソフトバンクの店頭に出向いて手続きを行う必要はありません。日本ではApple WatchのCellular契約に対応しているキャリアは、ドコモ・AU・ソフトバンクの御三家のみになっています。

 初期化とCellular契約後は、早速作成したモバイルSuicaをApple Watchに転送。これでSuicaが使えるようになります。
 そうそう…iPhoneとApple Watchで使うSuicaですが、これらは同じSuicaを共通で使えません。なので、2つの端末両方でSuicaを使いたい場合は、Suicaを2枚分用意する必要があります。ちょっと面倒だけどセキュリティ的に仕方がないみたいです。Suicaで定期を使っている人は、どっちの端末で定期券を使うか選択しなければなりませんのでちょっと注意かも。

 セットアップしてみると案外やることないのは初代Apple Watchを買ったときと同じ。買ったばかりのガジェットは色々といじくり回したいものですが、あまりやる事がありません。この辺の第一印象が、世間でApple Watchの評価がイマイチなところに結びついてる気もするのですが…所詮は時計なので、スマートフォンやノートPCみたいにいじり倒すという訳にはいきませんね。

 ただ、今回のApple Watchで目に見える変化は、そのまま自動改札で電車に乗れるって事ですかね。早速帰り道はApple WatchのSuicaで地下鉄に乗ってみます。
 改札口のセンサが右側なのに対して、Apple Watchは左手に装着しますので、改札口にタッチするときはちょっと身体をひねらないといけないのですが、実際はセンサにタッチしなくても改札機は反応してくれますので、通るときに左腕をやや右側にもってくるだけで大丈夫です。ただ、慣れるまでは確かに少し違和感感じるかもね。
 もっとも、そのためにApple Watchを右腕に装着するのはやめたほうがいいです。というのも、Suicaは定期券も含め完全にApple Watchのみで使うのならそれもアリですが、私はSuicaの他にPASMO定期券を使っていますので、右手でPASMOを持ちながら、右手にSuica入りApple Watchを装着して改札機を通ろうとすると、センサが両方のカードに反応して改札でエラーが出ます。なのでその場合は逆に左手でPASMOを持ち、右手のApple Watchをセンサへ近づけないように通り抜ける事となりますので、むしろそっちの方が姿勢的にも大変だと思います。

 LTE通信についてですが、ちょうどApple Watchを買った当日の夜にiPhoneが故障して起動しなくなり、再び翌日にAppleStore銀座に行ったのですが(実はちょっと前から調子が悪かったのでちょうど翌日にジーニアスバーを予約していた)、その間、何回か電話ができたので助かりました。
 電話番号はもちろん共通。親のiPhoneが起動していないときは、そのままApple Watchの方に着信が来ますし、iPhoneがある場合は同時に着信がきます。
 また、その間LTE通信でマップを見たり、またApple Watchに転送してある音楽データで音楽聴いたりしていたのですが、以外とバッテリは減らなかったな。翌日はiPhone無しで大体半日くらい?外出していましたが、バッテリは15%程度減っただけでした。

 初代モデルとの比較になるのですが、今回Series 3になって嬉しいのは、アプリやその他の反応が実にキビキビ動くようになった事。初代モデルだとアプリによってはタップして10秒くらい待たされる場合もありましたが、Series 3では今のところ全てのアプリが瞬時に起動します。
 特に変わったと思うのはマップアプリで、初代モデルの時はApple Watch本体にGPSを内蔵していなかったので、起動する度にiPhoneから位置情報を受け取ってアプリを起動していたせいか、現在位置が表示されるまで時間がかかることが度々ありました。それもSeries 3ではマップが瞬時に起動しますし、現在位置もタイムラグ無しで表示されます。今までApple Watch上のマップは、ナビ用途以外にほとんど使っていなかったのですが、これなら普通に使えるレベルですね。

 本体の大きさなどは差がありませんが、初代モデルよりもほんの僅か本体が厚くなっているようです。見た目だとセンサーの形が新旧で変わっていますね。感度も変わっているようで、私はバンドを緩めにする傾向があるせいか、初代モデルだと手を振り回すとセンサが腕から時計を外したと勘違いして、パスワードロックがかかってしまう場合が度々あったのですが、Series 3になってからはそのようなことがありません。これは地味に嬉しいかな。

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↑自販機によってはボタンをダブルクリックする必要が

OLYMPYS XZ-1



▼2017年05月29日

セキュリティ関係のちょっとウザい話

 ちょっと前に友達と話しいるときに「自分のPCにあるHDDを安全に処分したい、仕事のデータも入ってるので」との話が出まして、自分は「フォーマットすれば?」と答えたのですが、どうも彼はそれでは納得できなかったようで、色々と危険性について語ってくれました。

 つことで、以外とセキュリティー関連の話って、デマや伝説、信憑性の無い逸話に騙されてる人が多いんだなぁ…と思ったので、改めて個人や一般の企業レベルの話としてざっくりまとめておこうかなと。
 初めにお断り入れますが、ここではセキュリティに関する普段注意することみたいなことを語ります。専門的なことについて自分は解説できるほどの立場ではありませんし、そういう情報は信頼できるソースを当たって下さい。以下は普段気をつけるべき一般論であり、技術論ではありません。


 あなたの情報に興味がある人はどれだけいるのか?

 当然ながら情報セキュリティにはコストがかかります。そもそもこの情報はどれだけのレベルで保護するべきなのかを考えましょう。あなたがPCを処分するとします。物理的に破壊してしまう場合はともかくとして、そうでない場合には、HDD等のストレージに残っている情報がどうなるか気になりますよね。
 PCに残っている個人データ、例えばクレジットカード情報や、女性なら自分の住所や連絡先、あるいはちょっと人には見せられないプライベートな写真が残っていたりするかもしれません。男性の場合はエロサイトの巡回ログ?まぁ…そんなのは見られても構わないかな。

 そういうデータを見られたくない場合は、ハードディスクのフォーマットをかけてしまえば大体OK。最近のOSに付属するフォーマッタは、時間がかかりますが、複数回情報を上書きしてくれるモードがついていたりしているので、それをキッチリかければまず安心です。その上で中古パソコンとして売るか、あるいは荒ゴミとして処分するかですかね。


 友人や知り合いに譲渡するのはちょっとだけ危ない

 ここでひとつ、使わなくなったデータを友達、あるいは知り合いに譲渡するって選択もありますが、これは、ほんのちょっとだけセキュリティのリスクが高まります。何故なら譲渡先の人間はあなたを知っているからです。一般論として、人は全く知らない人の個人情報には興味を持ちません。でも、例えば交際中の彼・彼女の秘密なら少しは興味持ちませんか?同様の理由で友達でも「あいつ普段何にPC使ってたんだろう」なんて思ったりすることもある訳で、それは「新しいOSインストールする前に、ちょっとHDDのデータサルベージしてみようか」みたいな動機につながる場合もあります。また、手に入れた個人情報を悪用するにしても、全然知らない人の情報よりは、知人、友人、あるいは交際相手の情報の方が悪用できる範囲が広がります。
 本当に安心なのは、内蔵HDDをきちんとフォーマットした状態で中古市場に流して、第三者の業者により知らない第三者に渡ってしまうことです。今まで誰が使っていたかも分からないPCのHDDに記録されていたデータを、わざわざ時間をかけて暴こうと考える人はほぼいません。いたとしてもOSで上記の複数回フォーマットをかければ、一般レベルではまず解読されることはありませんし、それ以上の解読には多額の費用がかかります。直接の利害関係がある同士ならともかく、常識で考えて他人のPCに金かけてそんな事をする人はいません。


 ログインパスワードとHDD暗号化は全く別物

 「普通のPCにかかってる暗号なんてすぐに解読できるぜ」なんていう自称スーパーハカーがいますが、あれですかね?多分OSのパスワードとHDDの暗号化の区別がついていないのではないかと(笑)。ただ、この違いって意外とわかっていない人が多いのも事実です。
 PCにはログインパスワードがかかっているから安心…確かにログインパスワードがかかっていれば、パスワードを知らない限りそのOSにはアクセスできません。ただ、その状態だけではHDD内のデータは全く保護されていない状態になっています。何故から、データにアクセスするだけなら、そのHDDを取り外して別なケースに入れて、別なPCからつないでしまえば、中身は丸見えだからです。つまり、起動OSは保護されていても、中身は普通に外付けのHDDを繋いでいる状態と同様に全てが見られてしまいます。セキュリティ的には無保護な状態ですね。以外とそういう状態の人って多いのでは?
 個人の自宅で使っているデスクトップPCならそれでもOKだと思いますが、仕事用はもちろん、外に持ち出すモバイルPCでは、HDD自体を暗号化しないと、紛失や盗難時に中のデータが全て第三者に見られてしまう危険があります。この状態では中からHDDを取り出さなくても、Macだとターゲットディスクモード、WindowsだとUSB等のデータ共有ケーブルがあれば簡単に中身を覗かれてしまうので注意しましょう。


 MacならFileVault、WinならBitLockerをかける

 幸い最近のモダンOSには標準でHDDを暗号化するツールが付属しています。Windowsで使った経験はないのですが、MacのFileVaultは、FileVault2になってストレージ全てを暗号化しても実用上全く問題がなくなりました。なのでMacを使っている人は特別な事情がない限りは、全員FileVaultを有効にするべきかと思います。BitLockerは…この記事を読む限りではちょっと微妙ですね。まぁ…想定される危険を認識してちゃんとバックアップしておけば大丈夫ではないかと。


 AES128の暗号を解ける個人は存在しない

 この先はね…もう怪しい商売やデマに引っかかるなという話と同様なのですが、それでもあなたの周りにいる自称スーパーハカーは、OS標準の暗号化なんてすぐ突破されるし意味ないから…とか言うかもしれません。これにはふたつの理由がありまして、ひとつは暗号化についての無知・無理解からくるコメント。なので無視して構いません、ウザいけどね(笑)。もうひとつはちょっと複雑かも。

 無知・無理解から来るコメントの場合、あまりにしつこいなら、上記で暗号化した古いHDDでも渡して「暗号解除してみろ」と言えばいいのです。断言しますがパスワードが知られていない限り絶対解除できません。なのでおそらく相手も「そんなに暇じゃないし〜」とか、あるいは「そんな高度な作業をタダでやれと?」なんて逆ギレしてくるかもしれません。いずれにせよ個人レベルでは不可能な上にただ強がってるだけなので、自称スーパーハカー達のいう事は気にする必要ありません。個人ではなく、大学の研究機関みたいなところでスーパーコンピュータを使ってものすごい時間をかけて計算させれば、そのうち解除できるかもしれませんが、現実味のない極論でしかありません。
 また、この文章を読んだあなたが、もし速攻でAES128な暗号を解除出来る方法を、本当に知っているとしたら、迷わずAppleやMicrosoft、あるいはKasperskyとか?にその方法を売りに行くべきです。そうすればすごい額の報奨金をもらえるかもしれません。
 ただ、これは重要な視点ですが、もし将来PCのスペックが大幅に上昇したら、個人レベルで上記暗号を解ける時代がくるかもしれません。もっともその頃には世の中新しい暗号化システムに置き換わっているでしょうが、その頃残っている古いデータは、まだ暗号レベルが低いままかも。今だとフロッピーやMOに入っている時代に作成されたローレベルな暗号化データは、ひょっとすると現代のPCで解けたりするかもしれません。そういうデータが残っている場合は…迷わずメディアごと破壊して捨てちゃいましょう。その時代から一度も開かなかったデータなんて、今更持ってても仕方ない筈で、他人に情報が漏れるくらいなら処分しちゃう方がマシだと思います。

 もうひとつの理由は「意味ないし〜」と嘯いて、あなたの使っているPCのセキュリティを意図的に低下させようとすること。HDDを暗号化すると「OSの復旧時に苦労するよ」とか「トラブル起きたらデータ全て消去する以外なくなるよ」なんて話しかけて、あなたのファイルの暗号化を阻止しようとします。そのうえで、あなたのPCに内蔵されているHDDの情報、あるいは本体そのものを狙っているのかもしれません。そういう人は、日頃から自分のPCや情報機器に近づけないよう注意しといた方がいいかも。
 ただ、正直私もWindowsXPの時代には確かにそうかな…と思っていました。あの時代のWindowsにはOS標準のHDD暗号化機能が存在しなかったので、サードパーティーの暗号化+HDD復旧ソフトなど試してみたのですが、トラブルが起きたとき、部分的なデータサルベージには成功しても、それらに完全な状態で救われたことはありませんでした。
 その後、WinのBitLockerは知りませんが、MacのFileVaultとTimeMachineのソリューションでは、OS復旧などのトラブルでデータを失うことは皆無になりました。今では日常の使用でもHDD暗号化を意識することが全くなく使えますので、そういう戯れ言には耳を貸さず、特にMacユーザーは迷わずFileVaultをかけましょう。


 情報漏洩のほとんどはシステムではなく人が漏らす

 これもよくある話で友達と話したネタです。昨今何か情報漏洩などがあるとすぐに「クラウドは危ない!」とか「Googleに情報を預けるのは危険だ!」なんて言う人が多いのですが、中小規模のクラウドサーバー会社はともかくとしても、Google規模のクラウドサーバーは、少なくともあなたの目の前にあるHDDよりも情報漏洩のリスクは小さいです。もっともGoogleはGmailのデータの内容を分析しています。これはきちんと宣言されていることなので、あなたが許すか許さないかは別として、データの漏洩ではありません。
 それでも情報漏洩してしまう理由のほとんどは、結局のところ人の手でパスワードを流出させているから。システムは強固なのに、それを運用している人間がセキュリティリスク発生させてしまっている例ですね。

 パスワードと言えば最近になってようやく米国立標準技術研究所が「パスワードは定期的に変更させてはいけない」という声明を発表しました。
 これは、セキュリティーな人達の間、業界では大分前から言われていたこと。
 簡単に言うと、定期的にパスワードを変更させると、そのパスワードはだんだんいい加減なものになるし(12345678…とかねw)、そもそもそのパスワードを覚えるために多くの人は手帖やポストイットにパスワードをメモしてしまう…からだそうで、たしかに「2週間ごとにログインパスワード8桁は必ず変更!一度使ったパスワードは利用不可能」みたいなルール決められると、現実として都度パスワードをメモするか、覚えやすい文字列でパスワードを作成するかのどちらかしかなくなる訳で、セキュリティーは大幅に低下してしまいます。これこそ、システムは強固なのに、それを運用している人間がセキュリティリスク発生させてしまっている例そのものなのですが、何故かそういった状況下で情報漏洩が起きると、今まではシステムがますます複雑化していく方向で改善(改悪)されてきました。
 たとえば次はこちらが問題視されそうな気がするんですが、パスワード復旧のための質問システムなど、あれってちょっとその人と親しければ知っているような質問が多いですよね。Appleの場合、母親の旧姓とか初めて買った車とか生まれたときに住んでいた街とか、これ友達なら知ってるんじゃね?みたいな質問がも多いですし、また悪意を持った第三者が日常会話でこれらの回答を引き出すのも、割と容易な気がします。個人的にはアカウント作成時の手間が増えているだけで、セキュリティのレベルが上がっているという気もしないのですが…どうなんでしょ。

 他、パスワード本体が洩れなくても、ここに重要機密やセンシティブな情報があると吹聴する人。例えば「自分のPCには業務で使用してるとても重要な情報が入っててさ〜」なんて、ウソかホントか人に吹いて回る人がいますが、そもそもそういう情報を他人に漏らすこと自体がリスクです。何故なら、そんな事誰も知らなければ、そのPCに侵入しようと思う人も現れないからです。
 友達同士の会話だとしても「ウチの預金通帳は2Fのタンスの中にある」とか「書斎の机の引き出し二段目に土地の権利書がある」なんてわざわざ話す人はいませんよね。逆に友達だからこそ正直そんな情報聞きたくありませんし、聞いても困っちゃう場合がほとんど。

 自分のPCに本当に重要な情報が入っているとするなら、そういうことは他人に明かさないようにしましょう。またその情報漏洩を本気で恐れるなら、あれこれ余計な手段を考えるより、おとなしく情報源に返却しましょう。国家スパイ規模なら暗殺とかあるかもしれませんが(笑)、悪意さえなければ、一般企業なら上司に怒られるとか、重くても懲戒程度で済むのでは?それが本当に外部に出てはマズイ情報だとするなら、あなたにとっても懲戒程度の罰なんて軽いもんかと。


 データ保護は最小範囲を最小コストで

 隠しているデータは、あなたがその道のプロや、かける採算を度外視したスーパーハカーにロックオンされれば(例:ストーカーなど)、現実としてあなたのPCの情報全て、もしくは一部が洩れてしまうのは防げないと思います。これはPCローカルなデータだけでなくSNSのアカウントやその他オンラインデータを含めての話です。その際プロは暗号化解析なんて不確実+時間無制限にがかかるような手段は使いません。日常の様々なヒントを手がかりにパスワードを盗む…もしくは暴き出し、あなたの情報にアクセスしようとしますこちらギズモードのアカウント漏洩事件は参考になります)。そのヒントは例えばあなたが普段から「セキュリティ!セキュリティ!」とうるさく話している会話や行動の一部、あるいは必要以上に過剰なセキュリティシステムを運用することによる人的ミスからかもしれません。
 あなたが何か行動を起こせば、それが例え一般的なセキュリティ意識として間違いではなくても、それはクラッカーに対してあなたが隠している情報を探し出すヒントのひとつを与えていることになります。そのパターンが多ければ多いほど、オンラインだけではなく、オフラインが原因であなたの情報にアクセスできる手段を握られてしまう可能性も上がります。

 例えば現在は某世界的セキュリティ会社と仕事をしているのですが、日本の社会では何故か一般化してしまった「添付ファイルとそのパスワードを別メールで送る」行為、意味ないから止めてくれと指摘されてしまいました。
 これはどうやら日本社会のみの奇習らしいですね。日本以外の国で行われない理由は、そもそも英数字だけの単純なパスワードなら、今のスペックのPCでは、余ったPCで解析ソフト実行すれば数日程度で解ける場合が多いですし、そもそも「先のパスワードです」なんてメールが送られれば、それだけでもメールを不正取得している連中の興味を惹くだけ。大体本当に洩れてはいけない情報はそもそもメールで送ってはいけないのです。

 極論ですが、最強のセキュリティは、洩れて困る情報を持たないことであり、それが無理でも、そういう情報にアクセスできる事実を他人に明かさないことです。現実としてまずはターゲットにならないこと、それが最強のセキュリティなのかもしれません。

▼2017年02月08日

若者はPCを買わないのか?

 この前の週末にちょうどこういう話を友達としていたので…。

 若者はPCを持っていない──NECが危機感、挽回へ女子大生との「共創」モデル3月発売

 う〜むという感じ(笑)
 ちょうど「今定番のWindowsノートPCってあるのかな?」という話をしていたとき、今度のNECのモデルがいいとの話を聞いていたので、このニュースもつい目に付いたのだが、確かにWindowsノートPCが必要な人には良いスペックかもね。ただ、この記事の見出しにあるような「PCを持っていない若者」が、このPCを欲しがるかといえばかなり微妙。というかこれを見てPCを初めて買おう!と思う人は少ないのではないかと。

 ちなみに自分はノートPC歴がかなり長く、というか基本的に家庭で使うPCはノート以外あり得ない(例外がiMacとサーバー用途のMacminiなのだが)という生粋のモバイラーなのだが、モバイラーの自分にとってノートPCは何を気にするかというと…

1:筐体の頑丈さ
2:携帯性
3:バッテリの駆動時間(これは携帯性にも直結する)

 で、一番始めに購入したPowerBook540cは、当時としては筐体の頑丈さも携帯性もバッテリ駆動時間(3時間×2)も画期的なノートPCだった。かなり高価だったけど。
 その後何台かPowerBookを乗り継いで、途中はLet's noteに変更。あの頃のLet's noteは、携帯性とバッテリ駆動時間どれをとってもPowerBookはもちろん、その他のノートPCを2世代くらい置き去りにする高性能ぶり。ACアダプタを一緒に持ち歩かなくなったのもこのPCからだった。ちなみにここでいう高性能とはもちろんモバイルPCとしての高性能を指し、値段の割に物足りないCPUパワーやグラフィックボードの性能は全く気にしない。とにかくあの軽さでどこにでも持ち歩けて仕事と遊びに使える!というのがまさに新世界の幕開け的ノートPCだったように思う。実際自分の周りでも、モバイルPCで始めてLet's note買ったって人は何人もいたし。

 その後Let's noteを数台乗り継いだ後に選択したのは、MacBookPRO、このPCも当時初めて見たときは、アルミ削り出しユニボディがもたらす筐体の頑丈さとバッテリ駆動時間(カタログスペックと実駆動時間がほぼ同じになったのは MacBookProが初ではないかと)、そして外側にほぼ全く突起物がない、カバンに入れて持ち歩きやすいスタイルに惚れて購入。
 その2年後位には、更にモバイルPCとしての究極系に進化した、MacBookAirに乗り換えて今に至っている。

 自分はモバイルPCが必要だから買い続けてきたが、あの頃のLet's noteと、MacBookは、今までモバイルPCを所持していなかった人が積極的に買いたくなるくらいに魅力的なモデルだったし、現に私の回りでも初めてのPC、またはノートPCとしてこれらの製品を知ったことがきっかけで購入したという人が何人かいた。つまり、上記2機種はモバイルPCとして傑作だった上に、新たな需要を掘り起こしたモデルでもあるんだよね。

 ということで、今定番とされるモバイルPCって何があるだろう…と考えると、Let's noteは筐体が無理して薄くなったモデルは、かつてのようなタフネスさや長時間バッテリ駆動の魅力がなくなったし(特にバッテリの劣化が激しいんだよね)、対する新型MacBookはあまりにもミニマルすぎでどうも色々困りそう(USBポートがType-Cオンリーなのは問題ないにせよ充電含め1つはね)

 そもそも日本で圧倒敵シェアを誇るOSであるWindows10が、モバイル用途としてかなり微妙な上に、ハードメーカーもタブレットモードとか意味不明な機能をつけちゃうせいで、価格や重量が上昇し、筐体の強度やバッテリの駆動時間が低下してしまうという事態になっている。
 だったらChromeOSで充分じゃね?それだったらタブレットで、いやいや…ならスマホで充分だろう…みたいな流れが今の若者はPCをもたないって理由なのではないかと妄想。つまりゼロベースで「買いたくなるPC」が存在しないんだよね。

 なので、自分も今のところ手持ちのMacBookAirを買い換えたいとはあまり思っていない。というか、MacBookAirの筐体でCPUがパワーアップしたりレティーナディスプレイを搭載した後継機があれば買い換えたかもしれないけど、残念ながらスターバックスで一世を風靡したMacBookAirは、ちょっと微妙な新MacBookに置き換わりつつある。対するWindows系モバイルPCは、OSを含め勝手に自滅しつつある。この状況で一般的な若い人達にPCを買って使えといっても…そりゃスマホで充分だよね、と。

 ちなみに話をモバイルPCに限定しているけど、逆に言えば今の時代、モバイル以外のPC(デスクトップを含む)は、それこそ一般の人達には全く必要とされないアイテムなので、この先デスクトップPCや持ち歩きを前提としないノートPCでヒット作が出るとは考えにくい。となると…PCという家電は緩やかに一般家庭から消えてゆくアイテムなのかな?なんて思ったりする。

 あ、PCに触れてないと仕事で困るなんて話もあるけど、スマホを使いこなしている人にとってPCの操作なんて、所詮は物理キーボードのあるなしの問題でしかない。コンピュータという概念を全く理解していなかった私達の世代とは全く違うし、操作だって3日もあればすぐに慣れるだろう。
 仕事で必要ならともかく「必要そうだから…」という動機でPCなんて買わない方がいいと思う。どうせ使わないし。

▼2016年12月19日

Apple AirPods【チンアナゴ】着弾

PC190336 先週の月曜日…だったかな?とにかく深夜に突如発売になったチンアナゴ(AirPods)、発売開始から1時間ちょっと経ったタイミングで知って、すかさずオンラインストアで注文。無事初回出荷組に滑り込めました。
 頭が痛くてボーッとしてるなか、本日無事着弾しまして早速聴いています。

 製品の特徴などは、色々なギーグ系のWebサイトで色々紹介されていると思うので、ここは自分が気が付いた印象のみの記述に留めますが、まずは充電器も兼ねる付属のケース、思ったよりちっちゃい。そして毎度お馴染みApple製らしく、表面がつるりとした形状なので落としそうで怖い。ストラップホールくらい付けてほしいよねほんと。背面にはなにやら丸い押込式のスイッチがありますが、これはセットアップボタンみたいです。iOS以外のデバイスで使いたい人(いるのか?)が、bluetooth接続する際に使うみたい。

 早速ケースを開けると…おおっ!近くにあるiPhoneの画面に「AirPodsと接続しますか?」という表示が出ます。ちなみに自分、iPhoneが机の上に2台あるのですが(笑)、両方ほぼ同時に出ました。icloudの設定とか何もしてませんでしたけどすごいですね。一応サポートページには「AirPods を入れたままケースの蓋を開けて、iPhone の横で支えます。」と書いてありますが、そんな事しなくてもちゃんと普通にiPhone机に置いたままで設定アニメーションが表示されました。そしてその下の「接続する」をタップすればそれで接続完了。さすがこの辺のスマートさはApple製品っぽい出来で感動します。

 W1チップというよくわからない新技術内蔵らしく、今までの市販のイヤホンと違い便利な機能が搭載されています。上記に書いた簡単なbluetooth接続もそうですが、例えば使用中に片耳を外すと音楽の再生が一時停止します。また装着すると自動で音楽再生。片耳で音楽を聴きたい場合はそのままiPhoneの再生ボタンを押すと再生が開始されます。一説によるとその場合はモノラルで再生されるという噂を聞きましたが、試してみたところモノラルにはなっていないようです。
 Apple製品で使う場合は、icLoudを通してログインした端末全てで使用出来るようになり、自分の場合もiPhoneで接続したら、iMacのBluetoothメニューにもAirPodsが追加されていました。

 音量変更その他はSiriを通して行います。本体左右どちらでもいいですが、指でダブルタップするとSiriが起動し「お気に入りのプレイリストを再生して」とか「次の曲にスキップして」や「音楽を一時停止して」みたいに声で制御できるのですが、ハッキリいってナイーブで繊細な我々ジャップ原人には、お外で「お気に入りのプレイリストを…」とか話しかけるのはちょっと恥ずかしい。なので、ここは設定画面から「ダブルタップで音楽を再生、または一時停止」にしといた方がいいかな?もちろんお外でSiriたんと話すことに躊躇ない人はそのままでいいと思います。

 早速音楽を聴いてみますが、音質と遮音性はiPhone付属のlightning EarPodsと一緒じゃないですかね。もちろんノイキャンも装備していません。ケーブルがない開放感とBluetoothっぽい低音の出方でやや高音質に聞こえますけど、手持ちのEarPodsで比較した限りは気のせいの範囲かと。ただ、個人的にはこのバランスは嫌いじゃないので特に問題視してません。そうそう…ちなみにlightning EarPodsは普通の3.5mmジャックEarPodsより音良いよ。

 つかそもそもEarPodsって自然なバランスでそれなりに音良いと思うんですけど、いわゆる音質厨に限って音悪いだのなんだのいって昔のミニコンポみたいなキンキン音のイヤホン使うよね〜って、これは昔の若者もちゃんとしたオーディオ製品よりエフェクトバリバリなミニコンポみたいな製品の音を好んでいた傾向と似てるかな?という気がします。時代は繰り返すというか変わらんよね…と、つい余談を。

 無線なので音の遅延が気になるところですが、少なくともYoutubeをみたり、スーパーマリオランをやるくらいでは遅延は感じません。もはやBluetoothイヤホンの遅延チェック用のみでインスコしてある「スクフェス」を一曲やってみても、自分がド下手からかもしれませんが、遅延みたいな挙動は感じませんでした。ただ初回曲「僕らのLIVE君とのLIFE」しかやってません(笑)ので、よりむずい曲での遅延はわかりません。

 装着感についてですが、これは個人差もあるので何ともいえませんけど、少なくとも私の場合では歩いている最中に外れてしまうことはないかと。というか、本体が軽いのでジョギングしたって外れないと思いますが、汗で濡れたりした場合でも大丈夫なのかは知りません。
 Appleの公式サイトでもこの手の製品にしては珍しくワークアウト姿の写真がないため、激しく汗で濡らすのは止めた方がいいかも。

 そうそう…重要な点がもうひとつあって、このイヤホン「寝フォン」に最適だということ。もともとこのジャンル、ケーブルがないのBluetooth製品が有利なのですが、更にAirPodsの場合、本体がコンパクトだしステムも下方向に伸びているので、装着したまま寝返りうっても、イヤホンが耳を圧迫しません。しかも眠くなって音楽止めたいときは片耳外せばそれでOKだし、実に使いやすい。イヤホンの評価ジャンルで「寝フォンアワード」とかあればグランプリ間違いなしだと思います。

 価格が税抜で16,800円と、それなりの値段ではあるのですが、上記の使い勝手を実現していることと、いわゆるトゥルーワイヤレスイヤホンとして考えるとちゃんと価格破壊的に安い製品ではあるので(怪しげな中華ホンならあるけど)、普段iOSを使っていて日々の音楽鑑賞で少し未来を感じたい人にはなかなかお勧めです。EarPodsからの音質グレードアップにはなりませんが、左右完全ワイヤレスは本当に人生観変わっちゃうくらい快適ですよ。

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EarPodsとはステムの太さが違います
OLYMPYS XZ-1

▼2016年04月25日

Webページ見るのってタダが基本でしょ?

 このようなまとめを見て色々思い出したので…つい。

 日本のweb広告はいい加減「どうやったら間違えて押すか」をやめろ!→みんな同じ事思ってた!

 昨今のPCの迷惑広告は、画面の大部分を専有したり、モーダルウインドウ系のものでなければ、視界に入ってもあまり気にならなくなった…というか慣れた。こんなもんかなって。

 ただ、自分の場合は一応PCとスマホ全てにAdBlock Plusを入れて余計なトラフィックは停止してますし、それとPCについてはFlashブロッカーも入れて、要はページに埋め込まれたFlashコンテンツは自分から明示的にクリックしないと読み込まない設定にしてます。
 これらがどの程度効いているのかはともかくとして、いくら光ケーブルブロードバンドの時代とはいえ、必要のないコンテンツのトラフィックを発生させるのは気分がよくない。

 で、この手のコンテンツブロッカーにはには賛否両論あって、まぁ否の側は100%近くWebコンテンツを作る側だったりするんですが、つまり…

 多くのWebサービスは広告で収益を上げ、ユーザーが無料で利用できる仕組みを採っている。だが広告がブロックされてしまうと、得られるはずの広告収入がなくなってしまい、ビジネス上大きな問題になる。

 Web広告を非表示にできるiOS 9の「コンテンツブロッカー」 Appleの狙いはなにか?:ITmedia

 ということだそうで、分かりやすく言えば「Webページに広告表示がなくなるとお金稼げなくなるからコンテンツブロックとかマジ辞めて!」という事になるわけです。ま、自分もWebを作る仕事で生活してますので、その理屈はよくわかります。

 ただね…リンクは貼りませんが、一部意識高い系…っていうのかな〜?あるいは資本主義の奴隷みたいな人達が「コンテンツブロックとかWebのフリーライド、ただ乗りだろ!」とかいきり立ってるのを見てると、前世紀からインターネット利用してる私には「え?そもそもWebページ見るのってタダが基本でしょ?」と思っちゃう訳です。

 ここで敢えて語るまでもないですが、そもそもインターネットは、もともと軍事目的で利用されていた分散系ネットワークが一般へ開放されたのがはじまりで、当初は大学などの研究機関が自らの研究成果や資料を公開+共有するために使われていました。もちろんデータの閲覧は無料が基本。

 そこに私達個人ユーザーがプロバイダという門番にお金を払ってインターネット接続をさせてもらっているんですよね。そして個人のユーザーが増えるにつれて「自分でホームページを作って情報を公開しよう」という人が増えて、一時期は個人サイトが花盛りになりました。
 その頃は今と違ってタダでホームページのスペースを提供する業者なんてなかったので、皆さんそれなりのコストを払って自らのホームページスペースを買い、そこで色々な情報をもちろん無料で公開していました。

 インターネットを今世紀から始めた人達の中には「どーして金かけてホームページ作って無料でせっせと情報を公開するの?」なんて疑問を抱く人がいるかもしれませんが、当時は自分から発信者にならないとそもそもネット上に情報が少なかったし、私の考えで言わせてもらうと、自ら情報を積極的に公開することにより、そういう関連情報がどんどん集まってくるから…でしょうか。

 その頃に自分で調べて知った知識をネットで公開することにより、1人では知り得なかった情報に辿りつけたり、また豊富な知識を持つ仲間、そして友達などを得ることができました。これは自分が無料で積極的に外に向けて情報を公開し続けないと絶対に得られない成果です。
 
 繰り返しますが、私達はプロバイダにお金を払ってインターネットに接続しています。なので広告をブロックしてインターネットを利用する私達が「フリーライド」扱いされるのには強い違和感を感じるのです。むしろフリーライドしているのは、それら一般ユーザーのプロバイダ料金で維持されているインフラを使って大量にユーザーを集め課金サービスを展開する側じゃないの?と思ったりしますが、まぁ…そっちについては具体的に語るとめんどくさい事になるので辞めときます。

 ただ、ハッキリいいたいことは、余計なトラフィックが発生したり、ちょっとでも目障りな表示がある以上、Webの余計な広告をブロックするのはユーザーとして当然の権利だし、そもそもインターネットの基本は無料(という言い方は違うか…ボランティア精神かな)で情報を交換し合うことであり、Webページに広告を掲載してビジネスにするのも結構だけど、それはインターネットの基本ではないということです。
 なのでそういう人達は「ネットでビジネスさせていただいてる」って謙虚な姿勢を忘れないでほしいもの。自分も謙虚な姿勢で広告貼らせていただいてますw。

 私達はWeb広告というビジネスモデルに好きで参加させられているわけではないですし、もしあなたがWebページを作る側で「タダでコンテンツ提供してやってるんだから広告くらいクリックしろや!」と考えているなら、それはちょっと違うんじゃないの?と。

 残念ながら懐古趣味を抜きにしても、インターネットが一般化するに従い、ネット上で増えた情報はノイズばかりになりました。これは単純な量ではなく有益な情報の割合が確実に減っています。少なくともWebという媒体でしか得られない情報については、確実に昔の方が入手しやすかった訳で、コンテンツを提供する側の人はゆめゆめ「自分達がWeb広告でお金を稼げるから今のインターネットは発展した」とか勘違いしないでほしいな〜と思います。ネットはみんなの力で発展したんだよ(笑)

 まぁ…目的もなくダラダラネットを眺めているときは、そういうノイズの方が頭使わずに済んで快適だったりもするんですけどね。

▼2016年03月24日

iMac Mid2011の内蔵HDDをSSD化しました

IMG_7374.JPG もう2年半前なのか、あるいはまだ2年半なのかわかりませんけど、以前交換したiMacの内蔵HDDがまた死にそう。なにやら度々HDDのファンが全開運転を始めます。
 調べてみるとS.M.A.R.T.エラーをガンガン吐き出していて…まぁ、iMacの内蔵HDDはCPUなどが発する熱でそれなりに過酷な環境ではありますが、それでももう壊れるかなぁ〜って感じ。

 で、同じように2TBのHDDを調達してもよかったのですが、ちょうど内蔵HDDのデータ整理をしていたところで、フォトライブラリや音楽データ(写真はflickerに移したしiMac上の音楽データも今は利用していない)を外付けのHDDに移動させたら内蔵HDDの必要容量が600GB位に減っていましたので、最近安くなってきたSSD化にチャレンジしてみるのもイイかもかも。回転部分がないSSDなら、熱も出ないのでそうそう壊れないだろうし。

 で、調達したSSDが、我らがSAMSUNGのEVO850 1TBのモデル。お値段は安いとは言いませんが、もはや5年前にMacbookProをSSDに換装したときと同じくらいのお値段になっています。毎日一番使っているメインマシンだし、これくらいは投資してもいいかな…と。

 交換の手順はイチイチ書きませんけど、サクッとiMacをバラして市販の3.5インチマウンタにSSDを載せてインストール。ケーブル類も全てそのまま。iMacのHDD交換はファンの爆音問題がありますが、私はHDD Fan Controlのライセンスをもっていますのでそれで解決します。なので温度センサーケーブルはそのまま放置…というか見当たらなかったな、下の方にぶら下がっているのかも。

 交換後は、FireWie800でつないでいるTimeMachine HDDからデータを復旧。一応1TB×2のストライピングRAID構成というそれなりに速い環境ではあるのですが、復旧まで5時間程度かかりました。もっとも5時間で済んでいるとも言えますけど。
 その間は当然iMacのHDDファンが爆音状態なので、ちょっとイライラしながらMacBook Airでdアニメストアにアクセスしてアニメ見ながら暇つぶし。

 無事復旧が終わったのでiMacを再起動します。
 ジャーンと起動音が鳴った後しばらくしてOSを読み込み始めると、ファンがピタリと止まり静寂が戻ってきます。起動は30秒位?HDD時代は再起動してFinderが動作可能になるまで、なんだかんだで5分位かかっていましたので、恐ろしく速いです。それに無音。カリカリというディスクアクセス音がありません。TimeMachineからの復旧後は、デスクトップ上のアイコンの位置まで完全元通りなので、以上でHDD→SSDへの換装作業は終了です。

 ここで終了させてもいいのですが、更にひと手間加えます。
 OSXでSSDを利用する場合に少し注意なのが、SSDでの動作や寿命を最適化するTrimという機能がオフになっている点。Trimについて知りたければ適当にググってもらうとして、とにかく以前はTrim Enablerというツールを使ってTrimを有効化したのですが、これがMacのPRAMにTrimコマンドを書き込んだりする仕様のため、何らかのトラブル時にPRAMを初期化した際、OSの入った起動SSDにアクセスできなくなる可能性があったりと、それなりに危なげなツールでした。
 しかし、El CapitanではAppleが純正のTrimツールを用意しているようで、ターミナルから「trimforce」のコマンドを使えば安全(?)に、Trimを有効化できます。詳細はこちらのリンクをどうぞ。

 コマンドを打ち込んで「y」を選び、警告文(データ消える可能性があるぞとかそんなん)が出たら、再度「y」を選んでちょっと待ちます。このちょっとがSSDの容量にもよるのかもしれませんが、私の場合は30分位かかりました。その間ターミナルを終了させなければMacを触っていても問題ないので、適当にネット見てたりしたら忘れた頃に再起動が始まりました。少し時間がかかりますので、くれぐれもその間ターミナルウインドウを強制終了させたり、Macを再起動させたりしないようにしましょう。Trim関係のトラブルは割とデータを飛ばす要因となります。もう一度TimeMachineからデータ書き出すの面倒だしね。

 再起動かかったら、Appleメニューから「このMacについて>システムレポート>シリアルATA」で、装置ツリーからSSDを選択して画面下の「TRIMサポート」が「はい」になっているのを確認。これで終了です。

 SSD換装後の印象ですが、まず圧倒的なのが再起動の速さ。上記にもあるように30秒程度で再起動のプロセスが終了します。他は当然ながらアプリの速さですね。特に起動が爆速になります。
 もっとも、近頃のPCはゲーマーでもなければ、大体Webのブラウズが主な用途だったりしますので、そこの部分は顕著な差が出るわけでもありません。もちろん表示やFlashデータの立ち上がりや読み込み(艦これなどw)は速くなりますが、爆速…って程でもないかな。この辺はむしろネットの回線速度のほうがボトルネックなので。
 一番の恩恵は、スピードよりもむしろ、家庭用PCとして無音に近いほどの静音でしょうか?特にiMacの場合、位置的に顔の真正面に内蔵HDDが入っていることもあり、以外とカリカリ音が聞こえるんですよね。つかSSD化以前は気にもしていませんでしたが、改めて思うとそれなりにうるさかったんだなと。また、HDDのファンについても、暴走はともかく、処理に負荷がかかるとそれなりに回転してはいましたので、そちらもほぼ無音…というか、最低回転数になったのは大きいです。

 最後に内蔵したSSDのベンチマークを取ってみました。iMacはこのMid2011以降、アーキテクチャがSandy Bridgeとなり、同時に内蔵バスもSATA3になっていますので、EVO850の転送速度をフルに享受できます。結果はカタログスペック限界に近い速度がでているようで、満足です。

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↑早杉晋作!

iPhone6 Plus


▼2015年09月12日

AppleWatchにスタンドを

P9120104.JPG 最近では腕に付けていると、羨望のまなざしというより「ホントに便利なの?」とかいう質問の方が多いAppleWatchですが、少なくとも私はかなり便利だと感じているのです。

 バッテリが思ったよりも保たない…と言われてはいますけど、私は寝るときに時計をしない派なので、そこも問題ありません。寝る前に(つか実質帰宅してから)充電を始めますので、日中バッテリが切れて困ったという事もまだありません。

 ということで、毎晩の充電がちょっぴり楽になるアイテム、充電スタンドを買ってみました。毎晩ケーブルを引っ張り出して背面にくっつけるよりも、スタンドがあればサッと引っかけるようにして置くだけなのでとても便利。つか、AppleWatch購入した人は何らかのスタンドは用意した方がいいよ。

 選んだ製品は、この手のスタンドとしては定番とされているSpigenの製品ではなく、どことなくそれのパクリ臭が漂うNiccou製。というか、初めはSpigenのスタンド買おうと思ってカートに入れたのですが、ちょっと席を外して数時間後に戻ったら値上がりしてた…。ムカついたのでw似たような製品で安いの無いかなと思ってNiccouの製品を見つけました。しかし今見ると安いなオイ。自分が注文したときはせいぜい3割引程度の価格差しかなかったのですが…。

 本体はアルミ製、使用に関しても特に問題のない品質で、マグネット式の充電ケーブルも問題なくセットできました(SpigenもNiccouも充電ケーブルは同梱されてません)。あとは製品写真のように本体を引っかけるだけ。きちんと充電されます。
 その他Niccouの製品には、プラ製の透明保護ケースが付属しています。こんなモン使わねーよ…といいつつ、AppleWatchを腕にしてアウトドア系の運動に行くときは装着したりしてます。単体だと買わないアイテムなので、まぁ、便利かなと。

 9月16日にリリースされるWatchOS 2では、充電中横置きでも画面が表示されるナイトモードが実装されるようですが、にしても何らかのスタンドはあった方がいいと思いますよ。意外と毎晩ケーブル引っ張ってきて裏面に装着するの、メンドクサイです。

OLYMPYS XZ-1


▼2015年08月03日

AppleWatchの交換バンドを買ってみた

IMG_6242.JPG 使い始めてひと月くらい経ったAppleWatch。世間では「イマイチ」とか「思ったより使い道がない」など、微妙な評価な製品ではありますが、実際に使ってる人達の評価をみると、それなりに満足しているみたいですね。確かにアップルらしからぬ、手にしただけだとちょっとわかりにくい製品ではあるので、しばらく使わないと良さを実感できないみたい。

 かくいう私も、買ってから数日間は戸惑った部分もありましたが、使い続けてみると、今のところは便利に使っています。手首へのダイレクトな通知ってのは、結構それだけで画面の通知とは違った位相にあるなと認識を新たにしているところ。

 ま、使い勝手についてはまた追々語るとして、ひと月の間使っていてどうも馴染めなかったのが、Sportsモデルに採用されている「エラストマー」のバンド。
 私は元々は外出時には腕時計する派で、更にバンドは割と緩めに装着する方だったのですが、このエラストマーバンドの場合、どうも緩い状態があまり快適ではありません。元々真っ直ぐな素材を曲げて使っているからなんでしょうかね。自然な感じでWatch本体が緩くまとまらないというか。

 それともう一点気になったのが、スポーツバンドの穴に刺す金属のピン。スポーツバンドはこの金属と穴で位置決めをして、余ったバンドは手首の内側に収納するという構造なのですが、この金属部分が外に向かっているため、MacBookAirなどで作業中、手首をパームレストに置くと、金属が「カリッ」と当たります。キーボード操作中常に当たる訳でもないのですが、だからこそ、ちょくちょく「カリッ・カリッ」と当たるのが割とストレスだなぁ…と。
 これは何もApple Watchだけの問題ではなく、金属製のバンドを持つ腕時計共通の問題なのですが、今まではデスクワークの最中って腕時計外してましたから気にしていませんでした。ただ、AppleWatchを仕事中に外してしまうと、それこそ意味がなくなっちゃうので、どうしたもんかと。

 つことで、アップル純正で交換バンドを調べてみると、どれも結構なお値段なのね(笑)。それと、今回の「パームレストと金属が干渉しない」問題に対応するバンドはレザーループしかない。アマゾンで3dメーカー製のバンドも調べてみたのですが、見るからに安っぽいというか中華品質的なモノを感じたので、ここは仕方ない…純正で税込みほぼ2万円は厳しいけど、毎日長時間装着しているモノだし、ここはレザーループにするか!と、覚悟を決めました。

 購入場所はアキヨド。事前にレザーループのLサイズは長さがヤバイ…と聞いていたので、アップルコーナーで試着します。結果、ブルーとブラックで迷いましたが、レザーループのブラックMサイズを選択しました。
 ちなみにLサイズのバンドだと、折り返したバンドが長すぎて時計の液晶面まで達してしまう程なので、よほど腕のサイズに自信がある限りは、Mサイズを選択した方が無難だと思います。

 実際購入して装着してみると、どうもその他のバンドの中で一番イマイチっぽいレザーループなれど、想像以上の高級感に驚きました。というか、これAppleの写真が悪いよ。見た感じはなんかゴムバンドの出来損ないみたいな感じだもんね。
 実際のレザーループは、しなやかで薄い皮に覆われた金属リング的質感で、特にマグネットでバンドを留める際の「カチッ」という音と腕に伝わる心地よい感触はミラネーゼループ以上ではないかと思います。
 ヨドバシのApple Watch売り場でも、一番在庫余ってるのがこのレザーバンドWatchでしたが、商品写真の何となくの安っぽさと違い、実際に試着してみると印象はがらりと変わると思います。

 ということで、バンドを交換すると思ったよりもAppleWatchの印象って変わりますね。今まではなんとなく「デジタルガジェット」的な印象があったのですが、バンドが違うだけでなんだか「時計」に進化したような感じです。

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↑こんな感じで雨予報くるのがとても便利です。
iPhone6 Plus

▼2015年06月28日

AppleWatchを買ってみました

IMG_6151.JPG 本当は電子レンジ買いに行ったんですよね(笑)。買った電子レンジはパナソニックのNE-MS261、上級機のビストロまではいらないかなと思って。
 早速使っているのですが、以前の電子レンジに比べ、暖まりも早いし、オーブン機能も強力でいいです。

 ただ、最近の電子レンジってちょっとお高いのになるとみんな扉が正面開きなんだよね。うちの設置スペース的には横開きドアの方が使いやすいんだけど、今横開きのレンジ探そうとすると、本当にチープな製品しかない。扉は横に開いた方がレンジ内の掃除もしやすいと思うんだけど…。

 というのはどうでもいいかw、電子レンジを買ったついでに都内をフラッとしてアポーストアに行ってみたら、噂のAppleWatchが普通に売ってましたので、ついつい買ってしまいました(笑)

 購入モデルは、Watch Sportの42mmのブラックモデル。消費税入れるとなんだかんだで5万円越えます。ホントは上級モデルのサファイアガラス付きがほしかったけど、あっちは8万円越えちゃうのでちょっと無理ですかね。

 開封の儀とか、モノとしての高級感とか色々ありますが、そこはあちこちのブログで書いてありますので、興味ある方は適当に検索してもらうとして、ここでは一週間使って見た感想などを…。あ、実はこのブログ書いてる1週間前に買ってます。

 購入日、開封して腕に装着して過ごしてみたのですが、正直しばらくは「たいしたことないかな?」と思っていました。数あるApple製品の中でも、このWatchはイマイチ手にしたときの感動とか高揚感とかが薄い気がします。というのも、このAppleWatchが思ってたよりも正しく“時計”だからかもしれません。

 というか普通の腕時計買った時だって、確かに感動するとは思うけど、PCとかスマホ買ったときみたいに別にいじり倒せる訳でもないじゃないですか。せいぜいアラーム鳴らしてみたり、機能があるならストップウォッチとかで意味もなく時間測ってみたり、そんなもんですよね。あとは眺めて楽しむとか…。
 AppleWatchも、手持ちのiPhoneとペアリングさせて設定してしまうと、意外とやる事がない。せいぜい心拍数を測ってみるくらい?そんなもんでしかありません。
 ただ、その地味な印象も、数日間腕に装着して過ごしてみると、大分印象が変わりました。ふむ…確かにこれいいかも…みたいな。なんだか、製品の良さがじわりじわりと浸透してくる感じ。

 その一例として、やはりブルッと震える通知機能は想像以上に便利でした。
 私は現在個人のiPhone6 Plusと、会社で支給されてしまった(笑)、素のiPhone6を持ち歩いているのですが、どちらも同じApple IDでログインしていると、様々な情報がWatchに届いてきます。
 例えば意外と気が付かないのが離席中の着信。外出ならiPhone持ち出しますが、同じフロア内でスタッフと打合せとかしている場合、案外iPhoneは机に置きっぱなしだったりするのです。そんな状況でも着信通知がWatchに飛んでくるので見落としがありません。また、相手によってはその場で電話に出ることもできますし、電話をかけることもできます(スピーカー通話になりますが)。私がAppleWatchで電話しているのを見た営業のスタッフが「おおっ!ウルトラセブンの時代がついに!」と喜んでました(笑)
 他にも、カレンダーやリマインダーの通知は実に便利で、仕事で打合せや、やることが貯まってしまうと、どうしてもタスクの1つや2つが抜けてしまうときがあるのですが、とりあえず入力さえしておけばWatchに通知がくるので忘れることはまずありません。こうやって文章に書くとなんだか地味な印象なのですが、ここ一週間、仕事では本当に助かってます。

 他にも、通勤中に聴く音楽はWatchからコントロールできるので何気に便利です。基本操作はグランス(Watchにおけるタスクバーみたいなモノ?)で可能ですが、更にアプリを起動すると、iPhoneの中にあるプレイリストのチェンジから聴きたい曲の選択まで全てできます。もちろん、デジタルクラウンでボリウムコントロールも可能。
 それと、私は晴れた日など「ちよくる」を使ったりしているのですが、メールで飛んでくる事前予約した配車番号とパスワードがWatchから確認できますので、コレも便利。というか外でiPhoneを鞄から出す頻度が結構下がります。
 あと、ヤフー路線情報でも、毎日使う駅を登録しておけば、Watchの対応アプリから「あと何分後に電車がでる」とか瞬時に確認出来ますので、これもヨイ!
 Ingressは…さすがにまだ対応アプリないですが、攻撃通知をメールで知らせる設定をしておけば、Watchにメールが届いたときにブルッと震えますので、すぐにリチャージでの反撃が…って、イングレの攻撃通知メールって結構時間差あったりするのでコレは無理があるか(笑)

 それと、家にいるときのリモートアプリは実に便利だなぁ。iTunesのコントロールが事実上全てWatchから可能。自分は普段家のオーディオではLINNのMajik DSとコントロールアプリでLINN Kinskyを使っているのですが、あまりにも便利すぎるので、これからは音質少し犠牲にしてもSongCastからの出力に切り替えるかな…って、この辺はわからない人はなに言ってるかサッパリですよね(笑)。はやくKinskyもAppleWatch対応アプリ出してほしい。

 その他、期待してなかった機能で地味に便利なのが、ナビゲーション機能ですかね。
 経路をiPhoneから設定しておくと、交差点の前などでWatchがブルッと震えて「300m先の交差点を右」というように通知してくれます。実は自動車運転中などにこの機能は助かります。スマホの画面を見てるよりも、Watchがブルッと震えたタイミングでちょっと確認すれば良いんですからね。ナビゲーションの画面を見るよりも確実に安全だと思います。

 とまぁ…ここ一週間AppleWatchを使って見た感想を箇条書き風に並べてみましたが、多分このエントリを読んでくれても、イマイチその良さは伝わらないと思うんですよね。
 ただ、日々の生活をApple製品で管理している私みたいな人にとっては、思ったよりも便利に使えるアイテムでした。万人にお勧めできるアイテムでもありませんが、対応アプリもこれからどんどん増えるだろうし、この手のが好きな人にとってはなかなか面白く使えるガジェットではあります。ただ、もすこし値段が安いといいよね。

 時計のガラス面には一応保護シート装着しました。以前は「腕時計に保護シート付けるのか?」とかバカにしていた時もありましたが、やはり腕時計なので使っているとそれなりにキズは付けそうな気がします。買ってすぐにガラスに傷入れると凹むので…(笑)。上の写真は保護シートが装着してある状態です。
 
 そうそう、色々な場所で懸念されているバッテリの保ちですが、朝6時過ぎに装着して、夜22時前後で帰宅した状態で、バッテリの残りは60〜70%辺り。買ったばかりで色々面白がって触ってる状況でコレなので、なんだかんだで2〜3日は優に保つんじゃないですかね。
 自分は寝るときには腕時計外す派なので、就寝時に充電すればバッテリ切れに悩まされる事もないと思います。

iPhone6 Plus


▼2015年02月13日

そういえばXperia Z ultra買ってたんだっけ

EC150361.JPG すっかりネタにするの忘れてたんですが、実は年末にこんなモノを買ってましてね。ソニーのズルトラこと「Xperia Z ultra」です。

 このモデル、国内ではAUから発売されているようですが、私が入手したのはグローバル版C6833のSIM FREEモデル。ギーグに有名な香港オパンツエラく安く売っていたのを知ってムラムラと欲しくなってしまいまして。

 というのも、この機種って防水なんですよね。なので、おふろに入りながらKindleの本読んだり、バンダイチャンネルのアニメ見たりと夢がひろがりんぐ!なんて妄想しちゃいました。ちょっと前にアキバでWi-fi版を見ていて、いいかも…と思っていたというのもあります。

 ただ、購入したお店については、残念ながら私が注文しようとした時期に、エクスパンシズでは紫色モデルがなかったので、数千円高いアキバのシムフリー屋で購入してしまいました。ま、一応保障がつくし、以前もAndroidの白ロムを買ったときにちょっとしたトラブルがあったんだけど、快く返品交換してくれたことがあったし、それでもいいかなと。

 早速使ってみます。本体はとても薄くて横長で、手にするにはとても良いサイズ感。スマートフォンとしては大きすぎますが(ちなみにもちろん電話もできます)、タブレットとしては程よいサイズ感です。私的にはiPadとiPad3はなんだかんだであまり使わなかったという過去がありますので、タブレットPCについてはやや懐疑的だったのですが、このサイズだと鞄に入れておいてもかさばらず、更に電子書籍や動画を見ても程よいサイズで鑑賞できます。

 ちなみに上の写真では、バンダイチャンネルで配信されてるラブライブ(笑)を表示させています。この端末買ってから毎日お風呂の中で見てました。使ってみるとこの位の画面はストレスなく動画コンテンツを見ることができる最小サイズかなぁと。iPhone6 Plusでも良かったのですが、アレ防水じゃないのでお風呂場で使えないんですよね。

 写真ではiPhone6 Plusと並べています。こうやって見るとXperia Z ultraとあまりサイズの差はないように見えますが、手にしてみると、このサイズの間にスマートフォンとタブレットとのしきい値があるんだろうな…という絶妙なサイズ。ちなみにXperia Z ultraはスマートフォンとして普段持ち歩きながら使う気にはなれません。

 Xperia Z ultraの本体は、表面と裏面が完全に平行な薄い板チョコみたいなスタイル。防水仕様なので各端子にはカバーとゴムによるシーリングが施されています。その中でSIMとMicroSDカードスロットは完全にIPX5/8の防水仕様に準拠しているようですが、3.5mmイヤホン端子とMicroUSB端子については、端子そのものが防水化されているらしく、特にMicroUSB側は防水キャップが壊れてしまっても問題ないらしいです。毎日開け閉めしていたらすぐにゴムキャップが劣化するそうですが、その辺は安心みたい。ちなみに防水されているせいなのか、本体側MaiceoUSB端子は基板から浮いている感じで何となくグラグラとしています。初めは端子が壊れているのかと思った。
 もっともUSBケーブル側には防水ってないと思いますので、充電やデータ動機時には、ちゃんと端子を乾かして使わないと充電器側にトラブルが起きると思います。

 他、Xperiaの特徴としては、本体横にあるマグネット式充電端子ですかね。国内盤のXperiaには標準でマグネット充電ケーブルが付属しているみたいですが、グローバル版は別売り。なので期待しながら数日後にヨドで買ってきたのですが、これがまた…AppleのMagsafeをパクったんだろうけど、想像以上にどうしようもない端子でした。
 まず、製品によってある程度差はあるみたいですけど、マグネットの保持力がとても小さい。Macbook充電ケーブルのあの「カチッ」とした感覚を期待すると、相当ダメダメです。それともっともダメな規格だと思った理由は、上下方向を逆に指すとその瞬間に本体がフリーズして落ちること。フリーズして落ちるとかしれっと書いていますが、調べてみるとこれ、本体の基盤が壊れることもあるようです。
 一応、端子をよく見ると上下逆方向には通電しないようにしている工夫はうかがい知れるのですが、その工夫が二つの端子穴の大きさが微妙に違うかな?って程度でしかないので、ケーブルを少し押しつけ気味にすると本体と通電してしまいます。その瞬間ショートして本体が気絶してしまうみたい。コレは酷いな…。先行のAppleという実例があるのに、どうしてこんな劣った規格を作るんだろ、ソニーは。
 あ、余談ですが、AppleのMagsafeも、間違えてUSBケーブル指そうとすると(これが以外と外では間違えるんですよ)ショートして本体が気絶することがあります。基板まで壊れることがあるのかは知りませんけど。

 搭載OSはAndroid4.4。買ったモデルはGoogle Play版ではないので(ホントはそっちが欲しかった)SONY製のアプリがそこそこプリインストールされていますが、国産キャリアのAndroid機のように、操作を阻害するレベルのアプリは入っていないようです。むしろハイレゾ(対応している)再生が可能なWALKMANアプリなどが入っていて、ちょっと得したような感じ。
 一度GooglePlay版のカスタムロムを焼いて、OSをlollipopにしようかとブートローダをアンロックしましたが、何故かアンロック後はAGPSを拾わなくなるという不具合が発生して、仕方なく数日後にリロックしてしまいました。よく調べるとGooglePlay版カスタムロムもそれなりに不具合があるようなので、無理してやることないかなと。
 そうそう、グローバル版XperiaはSONYよりlollipopへのバージョンアップが正式発表されていますので、そろそろアップデータが降ってくると思います。

 データ通信はWi-fi運用中心で考えていたのですが、折角なので外で通信もしてみたい!ということで、買ってしばらくはNexus5のnanoSIMを抜いてXperia Z ultraに入れたりしていました。Y!mobile(e-mobile)のSIMを契約した端末以外に指して使えるのか?という問題については、一応購入したショップに話を聞いて問題ない(ただSIMが壊れた際の保証は無い)と聞いていますが、くれぐれも自己責任でお願いします。私はそれなりに通信しましたが、とりあえず請求額が青天井という事はありませんでした。

 その後、折角なのでOCNのプリペイドSIM/1GBを入れていますが、あまり外出して使わないので、1GB使い切らずに3ヶ月経ってしまいそうです。

 ということで結論としては、毎日のお風呂読書やアニメ鑑賞が捗りすぎで、今のところ買って良かったなぁ…と思っています。

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↑MGFのコンソールにピッタリとはまるサイズで、
まるで純正カーナビみたい(笑)
RICOH GR / OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2015年02月06日

CompuLab 4K Display Emulatorを導入

R0324617.JPG 私は自宅でMacminiをミュージックサーバー運用しています。サーバー用途なので、当然モニタやキーボードは接続せず、全てリモート運用です。

 ただ、ちょっと困るのが、最近のPCの一部は、起動時にモニタが接続されていないと、ビデオボード回りのパフォーマンスが低下すること。Macminiの場合も起動時にディスプレイ接続が無いと、ビデオドライバのロードを省くため(ある意味「正解」ではあるのですが)、GPUの性能が最小限になってしまいます。

 ネットワーク越しにターミナルでコマンド制御する場合には、これらGPUのパフォーマンスはどうでもいいのですが、私の場合はリモートで画面共有というGUI操作を行うため、ちょっとストレスが。

 特にMacminiの場合は、画面の描画速度問題よりも、再起動後に一度外部ディスプレイを認識させてあげないと、800×600程度(?)の解像度に画面が固定されてしまうのが困りもので、その為リモートでMacminiを再起動した後は、わざわざiMacとビデオケーブルを一度接続してから外部ディスプレイとして認識させ、高解像度画面プロファイルを取得後に解像度変更…という手間のかかることをやっていました。
 ただ、この方法では、画面解像度は復活しますが、GPUドライバはロードされていないので、画面描画はイマイチもっさりしたままなのですが。

 それを防ぐために、海外ではアナログビデオ変換アダプタに抵抗をはんだ付けして、擬似的にディスプレイをエミュレートするという裏技的な方法やってる人もいるようですが、そもそもこのアダプタひとつだって、なんだかんだで2,000円から3,000円位しますし、見た目結構ダサいのはオシャレなマカーとしては許せないところ(笑)
 で、調べてみると、海外にはこのようなニッチな用途のために、擬似的にディスプレイ接続を認識させるEmulatorが商品として存在しています。仕組みは単純で、HDMIポートから取り出した信号線に抵抗をカマしてあるだけです。ただ、製品として売っているだけあって、見た目もコンパクトでスッキリしています。

 早速購入しようかと思ったのですが、日本のショップでは売っているところは見つけられず、結局アメリカのAmazon.comへ直接注文。米アマは送料さえ払えば基本日本だろうとどこだろうと、クレカ払いで送ってくれますので、なかなか頼りになります。

 ダミーディスプレイアダプタとして、通常のVGA Emulatorと、4K解像度をサポートするEmulatorの2種類があって、それぞれ$15と$25です。それに日本への送料が約$10かかります。自分は折角なので4KのEnablerを注文してみたのですが、VGA Emulatorで充分だったかな?
 注文から到着まではおよそ1週間位。送料込みで$35だったので、今の相場だと4,000円位ですかね。円安が辛いです。

 早速使ってみました…といっても、使い方はMacmini背面のHDMIポートにブスッと刺すだけです。この状態で再起動します。

 起動後は一瞬クライアント側のiMac画面共有に内蔵ビデオボードフル解像度のMacmini画面が表示されます。当然iMacの27inchモニタはそこまでの解像度はありませんので、縮小表示です。
 解像度は、折角なので2048×1152のワイドサイズに設定。起動後は、確かに画面共有のレスポンスが大幅に改善されました。こんなに変わるならもっと早く注文しておけば良かった。

 つことで、これ以上書き連ねることは何もないのですが(笑)、Macに限らずPCをモニタレスで運用している人は、一度これらのアダプタを試してみても良いのではないでしょうか?
 最近では日本のアマゾンでも売っていますが、日本ではあまり需要がない(知られていない?)せいか、送料含めても米アマに比べて結構割高ですね。

RICOH GR


▼2014年11月16日

KORG DAC-100mを返品してきた話

EB150069.JPG ヨドバシで安く売られていたのでつい購入。手持ちにDSDの音源も増えてきたしねぇ…と思ったのですが、これがまた色々とやっかいで、結局返品になったというお話。

 KORGのDAC-100m、コンパクトながらDSDネイティブで音源を再生できるということで、PCオーディオファンの方達の間では結構話題になりました。
 元々は同社のDAC-10での高評価から始まり、ちょっと面白い形をしたDAC-100、そしてモバイル用途に特化したDAC-100mの三種類が発売されています。

 私としては、この中でDAC-100mの形がとても気に入ってまして、既にUSB-DAC持っていますので購入はしていなかったのですが、数日前ヨドバシで特価販売されているのを発見。ポイント使えば数千円で手に入るし、本体を買えば付属ソフトAUDIO GATEのフルバージョンも手に入るし、当然DSD音源もネイティブで再生できるしで、なかなか得なんじゃないかなと。で、購入してきました!が、ここからが大変!!

 まず、購入後早速近くのカフェに入ってパッケージを開梱。MacBook AirのLate2013 13inchにドライバなどをインスコして接続してみても全く認識しない。あれ〜??と思いながらKORGのサイトを確認すると、近年販売されているMacのUSB端子だとKORG USBドライバに不具合があり認識しないと…。え〜!!!と思ったのですが、ま、購入前に確認を怠っていたのは自分なので仕方がない。家にあるMacBook Airの11inchで使えればいいや…と思ってあきらめました。
 が、結局色々あって全く使いモノになりませんでした。クドクド書くのもメンドイので、一気に箇条書きを。

1:新型MacのUSB端子だとDACを認識しない

2:YosemiteだとDACを認識しない

3:仮想環境のWindowsでは使えない

4:じゃ、Mavericksマシンならと思ったけど、今度はAUDIO GATEが起動しない
  (起動してもすぐ落ちる)

 家にあるMac5台を総動員して検証しましたが、もう何をやってもダメって感じw。

 一応、KORGのWebサイトでは「Yosemiteで起動しない問題は動作検証中」とか「新型MacのUSB問題は次期ソフトウェアのバージョンで対応します」とか書いてあるのですが、既にYosemite発表されて1ヶ月は過ぎてるし、最新MacのUSB問題についてはAudio Gate3発表当時(1年位前)から放置状態のようです。そもそも自分のMacは新型といっても最新じゃないし、このDACより前に発売されてるモデルだし…。
 となると、KORGというメーカーは、まともなUSBデバイスを作る能力がない会社なんだな、と判断するしかなく、残念ながら返品することにしました。

 音が良いという評判の製品ではあるのですが、PCに接続するUSB DACでこのサポート放置体制では、おそらく新しいマシンや新しいOSが発表される度に同じ問題を繰り返すんでしょう。
 つことで、これらKORG製USB DACの購入を検討している人は、特にMacユーザーは使えればラッキー程度で考えていた方が良いかもしれません。はっきりいってお勧めはしません。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年11月03日

iPhone 6とiPhone 6 Plus

R0324358.JPG 素晴らしきAppleバカw。なんとこの度、iPhone6と6Plusの2台持ち体勢になってしまいました。この2台を持ってMacBook Airでスタバにドヤリングに行けば、もうスターですよw。

 当然ながら、2台のiPhoneを自腹で維持するほど頭イカレた訳ではなく、もう一台…iPhone6の方は会社支給です。社用のMotorolaの201Mが、私も覚えてないのですが、もう二年くらい使ってたようなのでこの度新機種に変更されたようです。つか、前回は一応、iOSとAndroidどちらがいいか事前に希望を出せたのですが、今回はいきなり「iPhone6を送る」とメールが入ってきて希望いう隙がありませんでした(笑)。ま、いいですけど。

 つことで、先週から2台のiPhoneを持って歩いているわけですが、ここの所巷でよく話題になっている「iPhone 6とiPhone 6 Plusはどちらがいいのか」という疑問にも自分なりに答えを出せるようになりました。
 現時点での私の見解は、iPhone 6 Plusを買った人は、ちょっとiPhone 6にすれば良かったかな?と後悔すると思いますが、逆にiPhone 6を買った人は、iPhone 6 Plusにすれば良かったと、もう少し強く後悔することになると思います。なんだかんだで、液晶の大きさは正義かなと。
 ただ、iPhone6の方は、あの大きさとあの握り具合がとてもいい感じで、やはりこれはコレでいいなと。つか、結局どっち買っても少しは同じように迷うのでしょうけどね。

 しかし、今になって思うと、自分の端末を素のiPhone6にしないで良かったと思います。さすがに全く同じ端末2台持ち歩くのはアホらしいw。

 ケースは、iPhone 6 Plusと同様、appleの純正レザーケース、こっちはミッドナイトブルーを選択しました。同じように背面にストラップ用の穴を開けています。つか、ケースないとおそらく落とすし、会社支給の端末壊すと、むしろ自分の端末壊すよりも色々面倒なんで(笑)

 そうそう、イングレスやるには、6 Plusより素の6の方が画面の隅々まで指が届きやすくて少しやりやすかったです。

RICOH GR


 

▼2014年10月28日

Naim Audioよりmu-so(無双)登場!

mu-so 長らく正式輸入が途絶えていたNaim Audioですが、意外なところより新製品が輸入されて販売されます

 その名も「mu-so」、名前は想像の通り、日本語の「無双」からきています。
 イギリスでも2014年9月下旬からデリバリーされているので、案外時間差なしで日本に来たね。

 値段については、イギリス価格が£895らしいので、そのまま本日のレートで計算すると、155,730円。日本の代理店価格が178,200円(税込)らしいので、なかなか頑張ってると思います。

 音質についてですが、WHAT HI FI?では★5つの絶賛ぶりですね。とてもパワフルでスケールが大きい再生音と評されています。欠点として「Sounds a touch thick at high volumes」とありますが、これは再生音を指すのか、スイッチに触れた効果音を指すのか、私の英語力ではわかりません(笑)

 その他richerSOUNDSという販売店のサイトでは、mu-soの紹介ページに私達ネイマー(笑)達がもっとも大事にしている再生リズムについて言及されています。

THE RHYTHM OF NAIM

Amongst hi-fi experts, Naim are revered for the 'timing' or sense of rhythm their products portray. The Mu-so is no different and manages to make many rivals sound cold and cynical by comparison. If you want to feel the soul of the music then no other speaker system around this price will match the sense of timing and cohesion on offer here.

 つことで、我らがフラットアーサーでも満足出来る音なのかな?

 スピーカーの構成としては3Wayのステレオ。最大出力は450wのデジタルアンプが搭載されています。アナログからデジタルまで多彩な入力端子を持ち、Wi-fi、bluetooth、USB、Ethernet、AirPlay、UPinPで接続が可能で、再生可能ファイルもFLAC /AIFF /ALAC /WAV /MP3 /AAC /WMA /Oggと一通りなんでも。
 もちろんハイレゾにも対応していますが、DSDは無理みたいですね。操作には本体パネルの他、スマホやタブレットで動く専用アプリも用意されています。
 国内モデルには言及がないですが、本国仕様ではフロントのスピーカグリルに赤・青・橙の3色が付属する模様。ちょっと残念ですが、メイド・イン・シナ製となります。

 私個人としては、今のところ使い道がないので買うことはないと思いますが、久々に正規ルートで日本に入ってくるNaim Audio、是非音は聴いてみたいですね。

▼2014年10月07日

Nexus5が修理から帰ってきた

IMG_4696.JPG ま、表題の通りなんですけどね。こちらのエントリで書いたとおり、京都旅行中にNexus5を石畳の上に落として破損させてしまいました。

 落とした理由は完全に私のミス。ケースに付けたストラップに指をかけていると勘違いして、Nexus5を手から放してデジカメのGRに持ち替えてしまい、当然ながら愛用のNexus5たんはそのまま足下に落下。「あ、あれ?」と、ちょっと混乱気味に拾ってみると、見事に写真の通りひび割れしてました。

 サーッと血の気が引きましたが、すかさずカバンの中からMacBookAirを取り出し、イーモバイルとの契約内容を確認。無事故障安心パックSに加入していることが確認出来ました。えらいぞ過去の私。これで修理費用1割負担で済む!最悪全損でも5,000円だ。

 ちなみに、モバイルルーターの方は安心パック辞めてたんですよね。該当の白ロムが5,000円程度で買える今、意味ないなーと思って。その事もあって「あれ?Nexus5保険入ってたっけ!?」とひとり戦慄していたのでした。

 さて、保険に入っていることが確認できればもう安心。幸い液晶ガラスのひび割れは、液晶保護シートがカバーしていますので、画面が少し見にくい以外は機能的に問題ありません。やはり保護シートは付けておくべきだねぇ。シート無しだとひび割れたガラスとか怖くて触れないもんなぁ。

 ちなみに、落下時に装着していたケースは、レイ・アウト製のラバーコーティングジャケット
 実は今回の落下の前にも一度Nexus5を地面に落としているのですが、その時は液晶ガラスは割れませんでしたが、本体のボディ上面縁が少し潰れました。このケース、ストラップホールも付いていて薄く出来ているので、それなりにいいかと思っていたのですが、落下に対する本体保護については100%無力でした。

 さて、旅行から帰って早速Nexus5を修理に出します。
 お願いしたのはワイモバイルヨドバシマルチメディアAkiba。9月26日に引き渡しました。
 修理中の代替機としてARROWS S EM01Fを貸し出して頂けたのですが、キャリアの毒に犯されたAndroid端末ってのはここまで醜かったんだ…というのを改めて思い知らされた感じで、ほとんど使いませんでした。ウリである指紋認証も全然ダメダメだし。

 修理完了の連絡は10月6日。一週間ちょっとですね。修理をお願いしたのは、液晶パネルと外装部品で、修理費用は1,620円でした。噂によると、イーモバイル(Y-mobile)版Nexus5の液晶交換費用は15,750円らしいので、9割引きで1,575円。となると差額が45円なので、外装パーツは450円なのかな?頂いた修理票に明細がないので判りませんけど。
 ちなみにGooglePlay版のNexus5は、GIGAZINによると液晶交換費用が約2万円かかるそうですね。保険無しでもイーモバ版の方が費用安いんだな。

IMG_4837.JPG さて、再度落下させて壊すのもイヤなので、SPIGEN製のケースレッドを購入。2,800円ほどの価格の割にしっかりしているとの評判で買ったのですが、防御力が増した分大きくなって少し持ちにくくなった。あと、この値段なら修理費用の方が安いよね、とはいわない約束(笑)

 液晶保護シートは、前に買ったケースにオマケで付いてたシートを装着。質感がイマイチなので、あとで張り替えるかも。

iPhone5 / 6 Plus


▼2014年09月28日

iPhone6 Plus 128GB/シルバーに機種変更しました

E9280056.JPG iPhoneを新調しました。iPhone5からの機種変更となり、キャリアはソフトバンクのまま。選んだモデルはiPhone6 Plus/128GB/シルバーです。
 予約を申し込んだのはソフトバンクオンラインショップ。予約開始時16:00からのほぼ3分後で、到着は発売日から2日後の9月21日。今回オンライン店舗で発送までをお願いした人はやや負け組だったようで、オンライン予約して店舗受取にすると発売当日の19日におおよそ受け取れたようです。

 私の場合は、京都旅行と重なりまして、20日中に受け取れればいいなと思っていたのですが、入荷連絡と同時に最短での発送が21日と連絡が。それならしばらく家にいないしと思って発送日時を指定しなかったのですが、21日の午前中に自宅へ届いた模様。当然不在通知は来るし、佐川のオンラインはヤマトと違って再配達日時を選べないしで、割とどうしようもない感じ。その上ソフトバンクからは発送(到着ではない)直後に「速やかに新端末へ切り替え作業を行わないと古い端末は使えなくなります」なんて脅しみたいなメールも来るし、ちょっとドキドキでした。

 ということで、実際に触ってみたのは、発売日から1週間後の9月26日。朝9時を待ってオンラインからの切り替えを行い、5分程度で電話として使用可能に。事前にデータの移行は済ませてありましたので、画面サイズ以外はiPhone5そのままでiPhone6+に環境移行が出来ました。この辺はさすがAppleだなぁと思います。
 また、オンラインでの切り替えとアクティベーションなら、実作業時間は5分もかからないし、店舗で機種変更するときにかかるあの1時間以上の時間が無駄だと考える人は、オンラインショップでの購入をお勧めしますよ。今回は発売当日に届きませんでしたが、いつものiPhoneなら、最速はオンラインショップで自宅受取ですからね。

E9280051.JPG さてこのiPhone6+ですが、改めて手にするととてもでかい…、手のサイズがあまり大きい方でない私にとってはちょっと持て余すサイズ。
 そして、iPhone5の頃は裸族で通していた私ですが、丁度京都旅行2日目でNexus5落として液晶割っちゃった後でもあるし、弱気な気持ちになってカバーがないとヤバいかも…と考えました。ということで選んだカバーはApple純正本革レザーケースのレッド。更にストラップがないと落としそうなので、背面にピンバイスで穴を開けてストラップホールとしました。

 液晶保護シートはどうしようかと迷ったのですが、実質パワーサポートと同じ製品であるソフトバンクセレクションの光沢シートを装着。というかパワーサポートからは保護シートが10月3日にならないと出荷されないそうです。
 iPhone6+の保護シートについては、ラウンドするガラスのせいで、液晶横まで保護シートが達していない製品も多いのですが、こちらの製品はほぼ液晶表示面まで達しています。強いて言えば髪の毛一本分足りないくらいw。この辺は暫くすればラウンドタイプの全面保護シートが発売されるようですし、その評判を聞いてからまた張り替えようかな。

 使用感についてですが、アプリが微妙に液晶サイズへ対応していない問題がある以外は、概ね問題ないです。薄手のボディーも思ったよりも持ちやすい。というか、ストラップがあれば持ちにくさも感じないし、単純に液晶がでかいのでWebなど見るのには便利。逆にスマホ専用画面のWebサイトとか、スマホ用情報サービス系アプリは、画面の無駄遣い感があってイマイチな気もします。この先徐々にiPhone6が普及してくるに従って、スマホ専用のWebサイトやアプリのインターフェイスには変化が出てくるかも知れません。
 また、私は初めてなのですが、Touch ID使いやすいですね。初日に設定して数日使っていますが、認証エラーは一度もないです。
 ただ、ホームボタンに触れる事とホームボタンを押下する2種類のアクションはややちぐはぐな気もします。Androidみたいに触っただけでホームボタンを機能させるか、あるいはTouch ID側に押下のアクションを持たせる方がインターフェイス的には一貫性がある気がしますが、さて?

 それと、カーナビ用途としてはやはり画面が大きいととても便利で見やすいですね。逆に言えば、iPhoneをはじめとする各社スマートフォンが5インチサイズに変化する過程で、車載専用ナビゲーションは死滅していくんでしょう。個人的には以前からあの手の専用機を買う理由がわかりませんでしたが。

 オーディオ的な評価ですが、イヤホン直出しの音は、iPhone5のややHi-Fiを意識した音質よりも、傾向としてはかつてのiPhone4系統のナチュラルな味付けに戻っているような気がします。そういった傾向以外でもバッテリに余裕があるせいか、明らかに駆動力が増している気がしますね。つくづく今回のiPhone…というか、iTunesがハイレゾに対応しないのが惜しいと感じました。

 バッテリは保ちますね。Plusの場合容量は2915mAhもあるそうなので、なかなか空には出来ないんじゃないかなと。つかスペック的には一昔前のノーパソ並みの容量ですよね。すごい時代になったモノです。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年08月07日

Android機に物理ボタンを追加する「iKey」を買ってみた

IMG_20140806_200201 イヤホンジャックに突き刺して、Androidに物理ボタンを追加する「iKey」、ゾンアマでかなりお安くなっていたので買ってみました。どうせ私はNexus5で音楽聴かないし。

 終末を挟んだので注文してから中2日、紙の封筒にはいって荷物が無事到着。
 随分小さい封筒だと思ったら、実際中のパッケージも小さくて、数センチ四方の厚紙に本体がシュリンクされた状態です。ま、合理的ではありますが、この大きさだと店頭売りは厳しいかもね。

 早速インストール。本体はイヤホンジャックにインします。思ったよりもキツイ上に、しっかりと中に入りますので、ちゃんと奥まで差し込んで下さい。そしてパッケージの裏にあるQRコードを読み込んで制御アプリをインストール。もちろんGoogleplayからもインストールできます。

 ボタンに設定できる機能は全部で4つ。アプリで設定するのですが、ちゃんと日本語化されていますし、使い方はすぐにわかると思います。ちなみに私は…

 1クリック:Bluetooth Remote起動(ZX-1制御用)
 2クリック:写真撮影
 3クリック:ingress起動
 ボタン長押:googlemap起動

 に割り当てました。

 使ってみるとコレは確かに便利ですね。外で地図を見たり、リモコンアプリ起動したりするとき、一つの指でかんたんに起動させることが出来ますので、電車の中や、街中でホーム画面をタップしてアプリを選ぶ必要がなく、ワンタッチのらくちん感覚。もちろん本体がスリープ中では、解除しないとアプリは起動しませんけど、にしても便利です。

 値段も安いし、イヤホン端子のカバーにもなるし、防水防滴機だと刺した状態で濡らすとトラブルの元になるかもしれませんが、端子の埃よけとしても実用性があります。Androidでイヤホンを使っていない人には広くお勧めしますよ。

Nexus 5


▼2014年07月28日

Ingressが盛り上がってるなー

 とくにiOS版が公開されてから、個人のブログで記事にする人がすごく増えて、全てを追えていけない状況。
 以前はまとまった情報がdesireさんの【MMMMORPG】Ingress初心者まとめ【廃人無双】位しかなかったですが、こういったゲーム解説記事以外に、Ingressやってみたインプレ的な記事が沢山読めるようになったのは、iOS版が始まる前の状況とは隔世の感があります。海外だとまた別なんでしょうかね。

 OS同士の比較的に書くとまた荒れそうな気がしますが、やはりiOS版が公開されてから、この短期間でのネットの盛り上がりを見ると、AndroidユーザーとiOSユーザでは、ネットに対する考え方や思想が大分違うのかも…と感じます。

 過去のイングレ記事からのパクリじゃねぇのとか、今更当然のことを書かれても…みたいな意見もあると思いますが、少なくとも情報丸移しとかじゃなければ、インターネットは自ら情報発信する人こそが基本上位レイヤーであることは間違いないですからね。

 この盛り上がりをきっかけに、ドロイドユーザーの方もじゃんじゃん情報発信に努めて欲しいものです。とくにIngressをやってみた機種ごとの不具合やクセなどの情報は、ドロイド機の方がニッチな情報でありがたがられる事が多い気もするのですが…。

▼2014年07月25日

コメント欄、登録制にするテスト

 このブログ、最近あまりコメントもないんですけど(笑)、その割にスパムコメント投稿が、1分間に数発の恐ろしいペースで積み上がってます。もちろん、ほぼ100%スパムフィルタで弾くことに成功はしているのですが、さすがにサーバー的には負担かなと。

 つことで、今更ながら TypePadの認証サービスを導入しました。コメント投稿を行う際にログインが必要になります。
 Typepadへ直接ログインしても構いませんし、FacebookやTwitter、mixiなどのアカウントでアプリ認証することでもログインが可能です。もちろんそれらの情報はこちらのサーバーには保存されませんので、ご安心を。

 その代わりに、今まで全ての投稿が管理者の認証制だったのですが、認証を済ませた投稿者のコメントは、即反映されるようになりました。

 ま、テスト的導入ではあるので、またシステムを変更するかもしれませんが、何分ご協力お願いします。

▼2014年07月05日

AirMacExtremeを買い換えた

R0322509.JPG もう使い始めて4年になるはんぺん型AirMacExtremeが、日曜日の朝、急に無反応に…。

 どうしたのかなと思って外線モデム近くにある本体を見に行くと、ファンが唸ってパイロットランプが消えている。その瞬間こりゃダメかな、と思ったのですが、念のため電源を切って再起動。直らなかったので本体のリセットボタンを押して再起動。普段は音がしないファンがやたらと回っているだけで、こりゃコンデンサーか何かハードウェアが逝ったな…と判断。現在押している仕事もあるしインターネットが使えないのは困るので、仕方がなく秋葉原へ出かけます。しかし、心ときめかない散財ですよねぇ〜。

 正直AirMacExtremeならなんでもいいと思っていたので、Sofmapやじゃんぱらなど中古店を一通り徘徊。こういうときに限ってなかなか中古の出物がない。ま、今後4年使える(?)と思えば、1万円弱で中古買うより2万円弱の新品でもいっか!と思って、今度は細長い羊羹みたいになった新型AirMacExtremeをご購入しました。

 ちなみに「AirMacExtremeなんて買わなくてもバッファローのルーターとか半額以下で買えるじゃん!」と仰る方もいらっしゃるかと思いますが、今までバッファロー・コレガ・NECと使ってきた結果、通信品質が圧倒的に安定(Windows機含め)しているのがAirMacExtremeだったので、PCショップの入り口に積まれているような安物ルーターはハナからアウト・オブ・ガンチュー(笑)でした。大体上記メーカーのコンシューマ向け無線ルーターとか、みんな1年前後で壊れたし…。
 シスコの無線ルータとかなら一度使ってみたい気がしますが、さすがにアレは更に高い。ま、バッファローとかもエンタープライズモデル選べば別なのかもしれませんけどね。

 つことで、家に帰って早速初期設定…なんて必要がないくらい設定はあっけないモノで、電源を入れて光モデムと買ってきたAirMacExtremeをWANで接続し、モデムを一度リセットしてからAirMacExtreme側の電源を投入。それだけでインターネットにつながりますので、今度は設定ユーティリティーからSSID名を指定してパスを入れて再起動。これでインターネット接続は終了しました。

 ま、その後自室にあるTimecapsuleとローミング設定したり、5GHz対のネットワークに最適化したりと、やる事はそれなりにあって、全ての設定最適化を終えたのが翌週末だったりしたのですが、その間もインターネット接続は確立されているので、慌てず会社帰ってきた夜にちまちまとやってた感じ。この辺「とりあえずインターネットにつながる」ってのが非常に重要で、だからこそ最適化設定とか後回しでも問題なかった訳ですが。

 新しくなったAirMacExtremeは無線の感度も良いみたいで、iPhoneやNexsu5等はせっかく自室でローミングしてるTimecapsule側の無線をすっ飛ばして親機につながっちゃったりと、ちょっと問題なきにもあらずなのですがw、ネットワーク的には以前よりも大分改善されているようです。
 ただ、インターネット自体の回線速度は、Timecapsule側にぶら下がっているPCから測定してもあまり変わらないかな。ま、ここはボトルネックなので仕方ないです。

 さて、次は同時期に買ったTimecapsuleの寿命がくるかな。こちらもなんだかんだで、内蔵HDD+無線ルーターとして4年以上使えてるんだから価格満足度は高いです。

RICOH GR


▼2014年06月12日

急速充電対応MicroUSBケーブル

R0322476.JPG もはやLv13目前で、すごいというか若干引き気味wな私のイングレ師匠i氏と一緒にイングレっていたときに「スマホでIngressやってると電池すぐなくなるよね」と尋ねたときに教わったケーブル。
 いや、具体的な商品を教わった訳ではないですが、要は最近話題になっている「急速充電対応ケーブル」を使うと、充電も早いし、充電しながらイングレってても、充電が電池消費量に負ける事がなくなる…との話。

 私も確かにその手のケーブルが売られているのは知っていたのですが、正直あまり信用しておらず、パッケージを飾る宣伝文句のひとつかと思っていました。ただ、周りの人が実際使っていて効果が得られたと聞けば、ちょっと割高でも買ってみるかな…と。割高といってもオーマニ用ケーブルと違って1,000円しない程度だしね。

 早速その日の帰りにアキヨドに寄って買ってきたのがこのオウルテックの巻き取りケーブル。私が持っているモバイルバッテリと組み合わせれば、イングレってるNexus5も、外出中に充電負けすることがなくなるかなと。
 つことで、何度か使ってみましたが、確かに充電時間は早くなり、またNexus5でイングレながらモバイルバッテリから充電しても、充電負けしない模様。むしろ僅かながら充電量も増えるようになりました。

 実際の検証については、ググってみるとあちこちで情報を公開しており、確かに普通のMiceoUSBケーブルよりも流れる電流は増えているようです。というか、100均等で売られている激安ケーブルは電気的にも結構損失量が激しいようですね。

 オーディオやってると、電源ケーブルやインターコネクト、スピーカーケーブル等は音質を大きく左右し、選択も慎重になるものなのですが、このようなスマホ充電ケーブルも、当然価格やその他によって品質に大きく差が出るんだなぁ…と改めて実感されられました。

 この結果を受け、今では家用・会社用と、この手の急速充電ケーブルを数本買い込んで使っています。特に前記したモバイルバッテリの充電時間が早くなったのはとてもありがたいです。大容量のせいか、素性のわからんケーブルで充電すると、24時間立ってもフル充電にならないときもあったし。

RICOH GR


▼2014年05月19日

お休みはIngress

ingress_20140518_152934_16 最近Lvキャップが解除されて、ちょっと倦怠気味だったIngress熱も再び再燃!土曜日はまだ見ぬポータルをハックするため(unique portalというメダル判定項目があるので)メトロ1日券を買って都内を徘徊します。

 そして、日曜日は午前中に自転車で近所に出かけ、神社仏閣を求めてさまよい、新規portal申請をなんだかんだで50箇所以上、そしてお昼に一度家に戻って艦これのデイリー任務をこなしてから、再び午後はすこし足を伸ばして、足立区方面に進出。梅島駅から井大師前駅方面を青に染めてきました。

 なんだかんだで、2週間で100万AP程稼ぎましたので、Lv11への道のりも折り返し点ですね。他にもメダルクリアのミッションがあるので、この先はAP稼ぐだけじゃダメなんですけどね。

 ということで、皆様も是非Ingress、それも青でご参戦下さい。iOS版も近日中に出るらしいよ。

Nexssu 5

▼2014年05月07日

白のGL10Pと赤のNexus5/32GB

P5069069.JPG 今まで使っていたイーモバイルのGL01P。めでたく契約更新月になりましたので、この先どうしようか色々と考えていました。

 今度はUQ-WiMAXもいいかなぁ…と思いまして、TryWiMAXで最新の端末HWD14を借り、18きっぷで色々出かけながら電波の塩梅などをチェックしていました。
 結果として、WiMAXの場合は「場所によって通信範囲が案外狭い」「建物の中など電波が弱い」という、一昔前のソフトバンクみたいな、ちょっと残念な結果に。ま、それでも使っているうちに電波は改善するかもしれないし、契約するとキャンペーンでNexus7もらえるみたいだし、そっちでもいいかなぁ…と思っていたのです。今のところ、データ通信量に制限はないしね。
 ただまぁ…高速通信目玉であるWiMAX 2+とLTE通信にはイーモバと同じように制限かかるんですけどね。従来のWiMAX通信だとカタログスペック以上に速度が遅いし、ちょっとなぁ…という気はしました。

 対するイーモバイルですが、ソフトバンクに買収されてからサービスはグダグダになってきてまして、毎月7GBまでの通信量制限はともかく、もっとも困るのは直近3日間における1GB以上の通信量制限です。
 ということで、まずは自分の毎月のデータ通信量を調べてみますと、何故か去年の8月9月10月について、ひと月10GBの通信量があったのですが、それ以外だと毎月4~5GB、これなら通信量的には問題ないかな?と思いまして、イーモバイルについても価格やキャンペーンを調査。でもまぁ…あまりそそるキャンペーンはなかったんですよね。

 で、GW連休後半前日の5月2日、会社の帰り道アキヨドに行き、念のため解約月についての確認を行おうとした所、Nexus5 16GBの1円キャンペーンを行っており、詳しく話を聞くと、端末代は1円(毎月の分割ではなく正真正銘1円)、その他通話料は別途かかりますが、色々複雑な計算をすると、今イーモバイルで毎月4,200円程度が、4,500円にアップするだけで、データ端末+Nexus5の2台が運用できるとのこと。更にNexus5については、契約後6ヶ月すると、完全費用無料(もちろん端末代も無料)で契約解除出来るそうで…つまり毎月の追加負担額300円×6=1,800円程度でNexus5がもらえてしまう訳で…、これは契約するかなと(笑)。ちょっと期待してたWiMAXのNexus7は、私の場合iPadの例を見てもどうせ文鎮化するのは決まっているし、アレはタダでもらえるなら…という程度のノリだったので。

 ということで、その場では契約せず、一晩家に帰ってじっくり悩みます。
 どうでもいいけどネットでイーモバ端末の評判を検索すると、GL10Pの評価がものすごく悪く、で、みんな記事の後にはほぼ必ずUQWiMAXがお勧めと結んであります。AUのステマすごいのん。

 色々と悩んだ結果、翌日の5月3日、朝10時過ぎ、再びアキヨドへと出向きます。まずやった事はソフトバンクショップで、こちらも丁度契約更新月だったiPad3のデータ契約を解約すること。もう二年前に買った機種ですが、ぶっちゃけあまり使いませんでした。これで月の支払いが4,200円程浮きます。タブレット端末はどうも自分には向かないようですね。ま、MacBookAir持ち歩いてるしな。
 その後、向かいのイーモバカウンタに行って契約。Nexus5については、5,000円程度追加して、キャンペーンの16GBモデルから32GBモデルに変更してもらいました。色は赤です。しかし…仕方ないかと思うのですが、契約終了まで2時間位かかりましたよ、ちょっと疲れました。

 さてさて…まずはNexus5の使用感についてですが、これは想像以上によい端末。というか素のキットカットはとても素晴らしい。また、世の中の9割以上の人は、キャリア、あるいはメーカーによってプリインスコされた糞ドロイド端末押しつけられてるんだなと、本当に実感します。というかこれで電話も出来るし、むしろiPhone要らなくなったかもw。

 GL10Pの使用感については、今のところ微妙…。というのも、何故か端末がMacとうまく接続出来ない上に、ドライバアプリのインストールにも失敗します。自分が使っているMac全てで同じ症状なので、Mavericksに対応していないのか、私のMac環境特有の問題があるのか…。仕方ないので、アプリのインストーラーパッケージをそのままコピーし、中身を強制分解して設定アドレスを手に入れて何とか端末の設定を終了。他のユーザーは大丈夫なのかな?
 端末自体の機能については特に不満はないです。GL01Pでは出来なかった、登録Wi-Fi範囲内に入ったときに自動でWi-Fi通信に切り替わるのは地味に便利。また、画面に通信量も表示されますので、使いすぎ防止になるかな。あと、本体にストラップホールがなくなったのは不便ですね。

 新たに加わったデータ通信量制限についてですが、これは注意が必要だと思いました。この制限にはひと月辺りの全体データ通信量制限の7GBと、直近3日間の1GB制限というのがあり、やっかいなのは後者。説明しにくいのですが、連続する3日間の合計でデータ通信量が1GBを越えますと、翌日06時からその次の日06時まで丸1日、128kbpsに通信速度が制限されます。つまり連続してイーモバイルのデータ通信を利用する場合は、1日のデータ通信量が実質332MBに制限されるということです。

 これが実質どのような量かといいますと、私がFlickrのデータを参照しながら小一時間程度ブログ書いていた時が100MB程度、連休中モバイル通信で艦これw1時間程度やってた時で300MB越えました(艦これの初期データはローディングだけで30MB程度のデータがあるらしいデース)。ま、艦これはともかくとして、ノマドなワークスタイルで連日スタバでドヤりながら仕事している人にとっては、イーモバの通信契約はもう使えないという事になると思います。私も数年前のワークスタイルだったら多分ダメでしたね。

 逆に、毎日定期的に外出する訳でもないけど、良く外でPCを使う、そして週末は趣味でモバイルデータ通信を…みたいな人にとっては、イーモバの通信範囲の広さは魅力的だと思います。ノマドな働き方で自分らしい人生をエンジョイな人は、どうせ渋谷とその界隈からほとんど外に出ないと思いますので、現状WiMAXの通信範囲があれば充分だと思われますが(それでも建物の中などは結構通信不能になりますけど)、割とあちこち出かける自分が両方使って悩んでみると、現状ではUQWiMAXの通信範囲の狭さは、例え今のところデータ通信量が無制限だとしても、なかなか決定版とは言いにくいです。つまり、どっちも一長一短ということですかね。

 もっとも私の場合は、このGL10Pの7GBの他、iPhoneの7GB、Nexus5の5GB、そして社用Motorolaの7GBという、ひと月合計26GBのデータ通信量を確保していますので、制限アリのイーモバでも問題なかった、というのもあります。
 データ通信端末が1台しかない人、また、家のインターネット通信と共用化したい人だと、現状ではWiMAXしか選択肢がありません。ただ、WiMAXもこの先通信量制限が入るとの噂もありますけど。

 ということで、なんだかんだで私もiPhoneとAndroidの二台持ち体制(社用携帯入れるとAndroidの二台持ちかw)に。実際の使用感については、追々また紹介して行きます。

2014/05/08追記
 契約終了してNexus5を箱から出してまずやってしまったのですっかりネタにし忘れたけど、Androidのランタイムを標準の「Dalvik」から「ART」に変更しています。なので本当に標準状態のNexus5は30秒位しかいじってません。動きのさくさく感や、バッテリの保ちについての感想は、それも影響してるかもと思って追記しておきます。

RICOH GR

▼2013年10月31日

Mavericksが調子よすぎてつらい

Wave
 先頃バージョンアップした、OSX Mavericksが素晴らしすぎて死にたい…。

 いやいや、そんな事すら思ってしまう程、今回のOSX 10.9へのバージョンアップはいいものでした。

 今、私が日常的に管理しているMacは、合計4台になりまして、どのマシンもMavericksになってから非常に調子が良いです。
 特にMacBookAirの2台で顕著なのですが、バージョンアップ後にストレージ空き容量が増えたこと。両方のマシンとも大体10GB程空きが増えました。それとデータは計測していませんが、両方ともガチでバッテリ駆動時間が延びていますね。こんな魔法のようなバージョンアップがあるのかしら!

 他、マシンの動作速度も、MountainLionの頃に比べ改善されていますよ。
 私の手元で稼働している一番古いiMacだと、SnowLeopardから、Lion、MountainLionと、バージョンアップの度に「ちょっと遅くなったかな?」と思いつつ使ってきたのですが、Mavericksにバージョンアップしてからは、safariのスクロールやAtokの変換など、日々の動作レスポンスが明らかに向上しています。

 ちなみに、現在私が使っているMacのリストとスペックを記してみましょう。

 ・iMac 27inch Late 2009:3.06GHz Intel Core 2 Duo:16GB/2TB HDD
 ・Mac mini mid 2011:2.5GHz DualCore Intel Core i5:16GB/1TB HDD
 ・MacBookAir 11-inch Mid 2011:1.8GHz DualCore Intel Core i7:4GB/256GB SSD
 ・MacBookAir 13-inch Lare 2010:1.86 GHz Intel Core 2 Duo:2GB/256GB SSD

 この中で一番速度的な恩恵を感じているのが、業務用に使っているMacBook Air 13-inchです。去年MountainLionにアップデートしたときは、色々と動きがもっさりしてちょっと後悔したのですが、Mavericksになった途端、Lion時代というかSnowLeopard時代の軽快さに戻った気分。
 更に大きな恩恵は、内蔵メモリ消費量が劇的に減ったことです。MacBook Airは皆さんご存じの通り、メインメモリの増設が不可能。そのため業務用マシンは初期状態の2GBで作業をしているのですが、Mountain Lionの時は、起動してメールとsafariを立ち上げただけで空きメモリが200MB前後だったのが、Mavericksにしたとたん、空きメモリが大体500MB程度まで増えています。メモリ圧縮機能の効果ですかね。本当に助かってます。

 近年、OSのアップデートといえば、機能追加のせいで、どんどんとハードウェアの要求スペックが上がり、動作が重くなり、メモリ消費量も増えるという流れでした。しかしこのMavericksは、むしろ先代のMountain Lionよりも、ストレージ消費量、メモリ消費量、そしてCPUパワーの消費量、更にオマケでバッテリ消費量まで減っています。

 もちろん、全ての環境で上記の恩恵が得られるとは限らないのですが(起動しない、調子悪いアプリもあるようですし)、とりあえず、アップデート可能対象マシンを使っている方は、Mavericksへのアップデート、お勧めですよ。

 そうそう…注意ですけど、OSアップデート後、Mavericksは検索用Spotlightのインデックスを再構築するようです。その間、マシンによるのですが3〜8時間程度?は、OSの反応が鈍くなります。なので、アップデート後にいきなりもっさりでもガッカリせず、しばらく待ってさいね。インデックス再構築が終われば正常な状態に戻ります。

▼2013年10月19日

セール中のkindle paperwhite 3Gを買ってみた

EA190352.JPG そろそろ電子書籍な気分?って訳でもないですが、最近ゾンアマさんで本を買おうとすると、意外とKindle対応の本が増えてきたな…と思っていたのです。

 そんな折、ブログ友達のakiratch氏が、どうやら最近Kindle版での漫画購入にはまっているらしく(この辺わかりにくいのですが、彼がKindleというハードウェアを持っているかは不明)イニDとかFとか全巻揃えたみたいな事を顔本の方で書いていたので、だんだん興味を持ってきました。

 去年の販売時前に一度予約しましたが、時期尚早かと思い予約を一旦取り消した経緯もありましたが、そろそろいけるのかな?と思って、新型機発売にともない10月20日迄の限定でAmazonでセール中になっているkindle paperwhite 3G(2012年版)を購入。昨晩無事手元に届きました。


● 司令官、Kindleに3G回線があるじゃない!

 私がKindleというハードウェアの中でpaperwhiteを選んだ理由はハッキリしていました。

 上級機であるfireなどのカラーディスプレイ付きKindleは、私が持っているiPadと競合します。というか、それを使うならiPadでKindleアプリを使えば充分なのです。
 fireよりもpaperwhiteが優れている点は、電子インクによる可視性と、2週間保つというバッテリ、そして本体が軽量にできていることにあります。特に本体重量は、一般的な文庫本の平均よりも軽いとされる222gです。つまり、持ち出して「本を読む」事に特化したハードウェアであるのが魅力です。

 次に、何故wi-fiモデルではなく3Gを選んだかというと、値段も安かったというのもありますが、やはり「何処でも本を買える」というソリューションに魅力を感じていたからです。それと、私が今までKindleで本を買うときは、iPhoneアプリで殆ど外出先というシチュエーションが多かったからというのもあります。
 私の場合は普段はPocket Wi-fiを持ち歩いていますので、実はKindleが3Gモデルである必要性はかなり薄いのですが、やはりガジェットの基本はスタンドアローンでネットワークにつながってこそ!
 実際は3Gネットワークで外出時に本を探して買うというより、失礼な話ですが、本屋さんで見つけた面白そうな本のKindle版があるのか?をその場で探して買う事の方が多い気がします。
 あ、ちなみにKindleの3G通信は無料ですが、KindleストアとWikipedia以外の閲覧は制限されてますよ。無料なので仕方ないですね。

 最後に何故セール中とはいえ旧モデルを買ったのかというと…このkindle paperwhiteというハードウェアは、ハードウェアに価値を見いだすビジネスモデルではないからです。
 Kindleというソリューションの価値は、当然ながら端末ではなく、購入したコンテンツにあります。私達はそのコンテンツを、iPhone、iPad、アンドロイド端末、PC/MAC(日本のアマゾンではまだみたいですが)、そしてKindleのハードウェアを使って利用できます。kindle paperwhiteという端末は、その中でひとつの閲覧手段でしかありません。だったら、何も最新機種ではなく、型落ちの安い品を2年程度で使い捨てにしていった方が合理的な気もしますし、今頑張ってニューモデルを買っても、結局1年経てば同じです。
 更に私の場合は、iPhoneもありますし、iPadもあります。kindleで買った本をカラーで大きく綺麗なディスプレイで見たいなら、iPadで見ればいいのです。paperwhiteは、あくまでも外出先で文字を読むための端末であればそれで充分。最新スペックのハードウェアである必要はありません。

 私がすぐに旧モデルになるpaperwhite 3G 2012を選択した理由は、以上です。


● じゃーん!Kindleの使い勝手を紹介するわ

 ということで、私にとって初の電子インク端末ですが、これは想像以上に本を読むのに適していると思いました。
 記念すべき、kindle paperwhite内からの初購入書籍は「城取りの軍事学」という本。本屋さんで買おうか迷っていたのですが、Kindle版があるのを見つけたので。

 早速読み始めてみると、Kindleの書籍は、一般的な本のように、手や指でページを押さえながら読む必要もないし、暗いところでもディスプレイ自体が発光していますので、とても読みやすい。私はまだ老眼のケはありませんが、文字サイズを自由に変えられるというのは、お年を召した方にとってもすごく便利だと思います。

 また、私の読書スタイルとして、複数の本を並列で読むことが多いので、常にカバンの中には2〜3冊の本を入れて歩いているのですが、これらの本が全てKindleで買えるならば、この端末一台を持ち歩けばそれで済むこととなります。そうなると毎日の荷物が劇的に軽くなってこれまたとても便利です。

 逆に欠点というか、少し気になるところは、液晶の反応速度が遅いこと。
 これが気になるのは読書中ではなく、スリープ解除時にパスワードを入力するときや、内蔵ブラウザでアマゾンの本を検索する時など。もう少しキビキビと反応してくれるといいなと思いますが、本を読んでいるときにはあまり気にならないので、別に問題ないかな?

 あと、これはKindleではなく電子書籍全般の欠点だと思いますが、ページのあちこちを行ったり来たりするような読み方がめんどくさいかも。例えば今読んでいる第五章の登場人物について、ちょっと生い立ちを忘れたので第一章に戻って…みたいにパラパラーとページをめくるやり方が印刷本よりもやりにくい。栞やブックマーク機能を使いこなすって方法もありますが、そういう事でもないんだよね。


● 堅苦しい活字本より、やっぱコミックよね!

 つことで、活字本が読みやすいのはわかったとして、コミックはどうなんでしょう?と思い、前のエントリで紹介しました「のんのんびより」の原作コミックKindle版を買ってみましたよ、にゃんぱす〜。

EA190346.JPG コミック本の場合、活字本に比べデータ量が多いので、3G通信でのデータダウンロードが制限されています。購入手続きはできるのですが、Wi-fi環境がなければ端末に購入した本を持ってこられないのです。ま、仕方ないですね、無料の3G通信させてもらってる訳ですから、あまりトラフィックを占有する訳にもいきません。

 さすがに絵のデータはちょっとは違和感あるのかな?と思いながらもページを開いてみますが、思ったよりもちゃんと読めるというか、読みやすいですね。カラーページもキレイにグレースケール化されています。むしろ、最近のマンガは余白をタチまで使ったり、ノド(本の中間で閉じてある方)元まで絵を描き込む作家が増えていますので、一般の本と違って1P全体がクッキリ真っ直ぐ表示されているのは、生原稿を見ているようで何か新鮮な感じがしました。

 カラーページについては、私の場合は別にiPadがありますので、こちらも問題ないですね。ただ、paperwhiteオンリーで漫画を買って見る環境だと、当然カラーページはカラーで見られませんので、印刷版よりも少し割安とは言え、Kindle版だけだとちょっと欲求不満になるかもしれません。


● kindleの魅力はどう?へ?気付かなかったの?ひっどーい!

 ということでまとめですが、これが約1万円の価値があるハードウェアなのか?と言われると、ハードウェアとしては1万円の価値ないと思います。というか、kindle paperwhiteはそのような製品とサービスではありません。

 ではこのkindle paperwhiteの何処に価値があるのか?というと、本を沢山買って沢山読んで、アマゾンに魂を売ってもいい人にとっては、素晴らしい読書ソリューションです。
 なんたって、買った本を何千冊も(公式では2,000冊だっけ?)持って歩き、自由にいつでも閲覧出来るんです。しかも物理的に本を収納するスペースは必要ありません。特に旅行に出かけるときなどは便利でしょうね。本って意外とかさばりますし、長期の旅行だと暇つぶし用の1冊じゃ足りません。

 同様のサービスでは、楽天のkoboがありますが、Raboo切り捨ての顛末を見る限り、あちらに魂を売るつもりにはなれません。
 もちろん、アマゾンが未来永劫のサービスだとは私も思っていませんが、国内のkoboサービスなんて気まぐれな楽天のこと、来年にサービス終了のアナウンスが出ても、別に不思議じゃないですからね。

 どちらかというと、この手の電子書籍端末には否定的な方で合ったワタシですが、スマートフォンで読む電子書籍と、専用Kindle端末で読む電子書籍では、コンテンツの評価すら左右しかねない程、メディアとしての差が実感出来ました。

 電子書籍という形態にあまり抵抗がなく、普段からそれなりに読書を楽しんでいるなら、これらの電子インク端末は、知的エンタテイメントのより良いパートナーとなってくれると思います。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5

▼2013年08月29日

iMacの内蔵HDDを交換しました

 私のiMacたん。もうひと月前くらいから、内蔵HDDでS.M.A.R.T.エラーが出ていました。その頃からコンソールでマシンのログをチェックしているのですが、定期的に02エラーが出ています。02はThroughput Performanceの異常のせいか、定期的にHDDへのアクセスが固まる症状になり、コレはマズイとすぐに代替HDDを注文していました。

 でも…HDD交換するのめんどくさいし、タイムマシンでバックアップも取ってるし、いっそ限界まで行こうか!と、そのままにしておいたのです。

 しかし、徐々にHDDが固まる時間が長くなり…昨日は遂に、PhotoShopCCを立ち上げるのに15分位…。更にHDDが固まる頻度も、初めは10分に一度位だったのが、もはや30秒に一度位(そして数分間固まる)になり、さすがに使えないなぁ…と。仕方なくHDD交換に踏み切りましたよ。データ復旧時間を見越して、今日の朝、文字通り朝飯前にね。あ〜いやだいやだ。

 前回交換した記事がこちらなので、今のHDDはもう2年以上使ったことになるのか。内蔵HDDは、熱的に決していい環境には置かれていないので、仕方ないかも知れません。2年保てばいい方かも。交換するHDDはスピンドルの回転数が7200rpmになりましたので、少しはアクセス速度が上がっているかな。この記事を書いているときは、タイムマシンから復元中なので、何ともいえませんが。

 しかし、相変わらずiMacのHDD交換はメンドイね。吸盤でフロントガラスを外して、9Tドライバで14本のねじを外し、その後布団の上(この上でやるのが一番簡単w)で本体を寝かせて、上の写真のように液晶を少し立てかけて隙間からHDDを取り出します。あ、以前も書きましたが、この状態にするには、本体正面左上あたり、液晶パネルからロジックボードにきしめんケーブルがつながってますので、忘れずに外して下さい。

 液晶と本体の隙間には、最近竹書房さんで復刊された、サーキットの狼を挟みました。分厚い割に軽いので便利。読んで楽しく、iMacのHDD換装にも便利なこのマンガ、できるマカーならみんなゲットしておこうね(笑)

 つことで、交換自体は大体30分もかからず終了します。その後HDDがカラのままでiMacを立ち上げますが、Macはその場合、インストーラーとディスクユーティリティー、そしてバックアップからの復元アプリが立ち上がりますので、まずは新しい内蔵HDDを「拡張ジャーナリング」でフォーマットしてから、タイムマシンで復旧!

 私のiMacは、2TBのHDD内蔵で、それなりにデータが入っていましたので、復旧完了まで18時間と出ました。仕方ないですけど、結構かかりますよね。因みにタイムマシンのバックアップ先は、Firewire800でレイド化されたディスクになりますので、それなりにデータの吸い出しは早いはず。普通のUSBとかでやってると、3日位かかったりして…。

 とまぁ、ソフトウェア的な復旧手段はとても素晴らしいMacなのですが、ハード的な復旧(HDD交換とか)は、それなりに面倒なのがたまにきずですかね。

 ちなみに、私はこの手の機械いじりって、なるべく自分でやる方ではありますが、結構キライです。今回も作業がイヤで、いずれやるしかない作業なのに、交換HDD手配して1ヶ月くらい放置してたからね。
 同様にPCとかも本質的には好きではないので、昨日のエントリで書いたロジックで言えば、私がMacにこだわるのは、PCとか基本的に興味ないからなのかなーと、改めて思いました。

 さて、中身のデータも無事復旧できるといいな。

RICOH GR


▼2013年08月13日

確かに大型液晶テレビはいらないかも

 こちら、家電コンシェルジュさんの記事を読んで私も確かにそうだと思ったのです。

 実は、私も以前からテレビについては妙なこだわりがあり、例えばブラウン管時代では「SONYトリニトロン管のテレビデオじゃないとダメ」みたいに思ってました。
 何故なら、当時からオーディオにそれなりに凝っていた私からすると、スピーカーの間に入り込むテレビという存在は、邪魔者でしかなかったのです。また、ビデオを使う為に機械と配線とコンセントを増やすのもイヤで、テレビ+ビデオ一体型は絶対だと思っていました。そして、テレビを付けている時間以外は、テレビに布をかけて隠してしまうという徹底ぶり…テレビ嫌いだったのかな?

 ま、それでも、トリニトロン管&ブラウン管時代のテレビは、私が使っていた21インチだとしても、それなりに場所を取りますので邪魔です。しかし、あまりテレビを見ていないとはいえ、ニュース番組とかは見てますので、なければ困ってしまう…どうしようかなぁ、とずっと悩んでいました。

 そのテレビに対する考え方の転換点になったのが、例の地デジ化で古いテレビを買い換える必要がでたこと、それと、人生初(ま、classicとかSE30とかはありますが)のデスクトップPC、iMac 27inchを購入した事です。あ、これにテレビチューナーつなげばテレビとして使えるな?と。

 結果、大きくて重くて邪魔だったテレビは、ラックごと処分し、部屋はスッキリとしました。またテレビについても、家に帰ってPCでダラダラとネット見ながら、テレビも見れるようになりましたので、逆に視聴時間は増えています。
 そして、本を読んだり、音楽を聴いたりと、純粋に部屋で「何かする」ときは、部屋の中に使っていないテレビがなくなったので、オーディオの音的にも、気分的にも、よい選択になりました。

 この私の選択は極端としても、皆さん少し考えてみてほしいのですが、今の時代、よく考えるとテレビって基本「何かをしているときに使う」事が多いモノなんですよね。
 朝起きて、学校や会社に行く支度をしながら、朝のニュース番組を見る、また、帰宅後に食事や晩酌でもしながら、ボーッとニュースやバラエティなどを見る…とか。
 となると、リビングの正面にドカンとでかいテレビがあるよりも、何かをしている場所にそれなりのサイズのテレビが複数あった方がいいのでは?と考える訳です。

 実際、私の家でも、自分の部屋にはiMacのテレビチューナー。1Fの倉庫部屋みたいな場所には、14インチくらいの小さなテレビ。その他の場所でテレビが見たくなったときは(滅多にないですが)、iPadでwi-fiを通してテレビを見るという体制になっています。
 そして居間にはメインとして52インチのテレビがある訳ですが、こちらは、朝家族が食事をしているときと、夕食で家族が集まっているときには使いますが、それ以外ではあまり使っていません。実は稼働時間をカウントしてみると、メインテレビの稼働が一番短いかもしれません。

 別にテレビの存在を否定している訳ではなく、例えばお気に入りのドラマや映画を見るときは、やはりリビングでくつろぎながら、大画面でじっくりと見たいのです。しかし、そのように能動的に画面を見るときを除けば、別にテレビなんて小さいので構わないというのはアリかもしれません。

 実は、そういった用途を見据えて、以前シャープがこのようなテレビを発売していました(今でも売ってんのかな?)。つまり、大画面の液晶テレビは娯楽のメインとして、他の日常生活では、手軽に持ち運べるこのようなテレビを使った方が便利なのでは?という提案型の家電です。
 私も当時、電気屋さんで見て「面白いなぁ…」と思っていたのですが、残念ながら価格がちょっとアレ過ぎました。発売されたばかりだったからかも知れませんが、液晶20インチで確か12〜15万円しましたので、その隣で38〜42インチが同じような値段で売られているのを見るとね…そりゃ売れないよな、というのもわかります。だって、iPadとそれに使えるwi-fi地デジチューナー買った方が安いんですから。あと、液晶のサイズも13インチくらいで充分ですよね。もっと軽くバッテリ駆動時間が長く安い事の方が重要で、別に20インチはいらなかったと思います。

 そんなこんなで、「大型テレビはもう必要ない」のではなく、長い間家電の王様扱いされてきたテレビが、技術革新により、本来の使い易いスタイルに進化しつつあるのかも…という点で、上記リンクにある「もう大型液晶テレビはいらないかも」という視点は新しいなぁ、と感じました。別にみんなが映画やドラマが大好きな訳でもないし、そうでなければ大型液晶のテレビは確かに必要ありません。

 皆さんも、次にテレビを買い換えるときには、もう少し自分のテレビ生活を見直して「本当にリビングの真ん中に大型テレビが必要なのだろうか?代わりに洒落た家具でもおいて綺麗な植物でも飾った方が、部屋の雰囲気よくなるかも」的な考え方もしてみた方がいいのかもしれません、あるいは「パソコンでインターネットしながら見られば充分だ」とかね。

 ちなみに、自分が使っているMac用地デジフルセグチューナーは以下の製品。Windows用だともっと安くて多機能な製品があると思いますよ。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年08月12日

このオレがソシャゲにハマるはずがない!

 今まで事ある毎に馬鹿にしていたSNSゲームですが、いい歳ぶっこいて今では2つのゲームにモロハマリ厨!しかも両方課金まで(笑)。タイムマシンに乗って、天に唾していた自分をなぐってやりたい!

 ひとつ目については、ちょっと前にもエントリ立てた「艦コレ」ね。一部では「ソシャゲ業界って、客を集めるためにありとあらゆる方法がとられ、巨万の宣伝費が注ぎこまれてきたわけど、ついに発見された人を集める方法が「がめつくない誠実な運営」だったっていうの、童話にしても出来過ぎてるレベル。」とまで言われているゲームですが、ゴメンなさい、人生初課金やらかしてしまいました!

 使った金は、やってる人なら分かると思うんですが、ドッグ解放です。このゲーム、アイテム集めとかなんだとかに金ぶっ込む必要は皆無なんですが、傷ついた艦むす達をすばやく直すためのドッグについては、増えるとゲームについての効率が格段にアップしますので…思わず、ね。

 通常は、ドッグ解放1つに付き1,000円で、フル解放に2,000円かかるのですが、私の場合、DMM.comのWebマネー初購入とのことで、500円分のマネーがプレゼントされたので、1,500円でドッグフル稼働体制になりました。これで大破してあられもない姿の艦むす達も、素早く修理できますよ!

 あと、Androidな人は「艦これぴったん」という無料アプリを使えば、外出先でも艦コレプレイが可能。プレイはともかく、外から遠征中の艦隊を管理するにはとても便利。いや〜全くもってハマってますな。

 で、もう一つのSNSゲームが、なんだかんだでここ半年近くハマっております、ingressです。
 こちらはグーグル謹製のソシャゲで、プレイするにはアンドロイド端末が必要となります。まだクローズドβ段階なので、参加するには公式サイトからアカウントを申請する必要があり、以前はアカウントアクティブまで1ヶ月位はかかっていたようですが、最近は2〜3日でアクティブになるようです(2013年11月現在、承認制が終了し、Googleアカウント持っている方ならすぐに参加出来ます)

 こちら、グーグル様謹製ということで、ソシャゲながらも完全無料ゲームなのですが、アクティブにハマった人は、別な意味での重課金に苦しめられることとなります。何故から、世界各地に散らばったポータルをハックし、攻撃し、リンクを貼るためには、実際に現地へと出かけなければならないからです。
 おかげで私も、このゲームのために多額の電車賃、ガソリン代、高速道路料金w…それと体力をつぎ込んできました。一説によると、度重なる徒歩移動で贅肉をつぎ込んだ人も多数いるようですが、残念ながら私については、まだ贅肉課金を行うまでに至っておりません(笑)

 ちなみにさすがグーグル様、課金逃れ(?)の元となる、位置情報の不正には堅いガードがかかっており、そもそも端末側で「疑似ロケーションを許可」にするとアプリが起動しません。また、一説によるとGPSのデータ取得を、不正防止のためOSを介さずにアプリ独自で行っているようで、同じ端末でGoogleマップを参照したときと、ingress内での位置情報が若干(時には盛大に)ずれている場合があります。
 あと、ポータル間の早すぎる移動についても監視されていて、快速電車などで駅間を移動していると、移動先でしばらくポータルハックできなかったり、バースターがぶっ放せなかったりする場合もあります。
 これら厳重なプロテクトとゲームの中毒性により、課金逃れは絶対に無理!すでのな オソロシイ…。

 ただ、ingressについては、このゲームにはまると、本当に色々な場所に気付かされてくれて、お出かけ好きでAndroidな人で英語にアレルギー起こさない人(アプリの言語は全て英語です。ま…英語を読める必要はないですが。)には是非試してもらいたいゲームだな、と思います。つか、最近ポータルが急増してる割にプレーヤーが増えないので、ポータルの維持と管理が大変なのよ(笑)
 都内に数あるポータルを巡っているだけでも「あ、こんな駅の近くにこんな神秘的な場所があったんだ!」とか「普段通っているルートにはこんな裏道が!」などと、日々の発見がクセになっちゃいます。ゲーム以外でも、こういった部分がとても楽しいのがingressです。

 また、これらポータルは、自分でジオタグ付きの写真を撮って申請することも可能です(審査に数週間かかりますが)。だからこそ、休日は電車賃やガソリン代を「課金」して、あちこち出かけちゃう訳なんですけどね。

RICOH GR

▼2013年08月11日

Eye-Fi PRO X2 16GB

R0310354.JPG Eye-Fi !すでのな

 実は、GRを買ったときにEye-Fiはもう1枚買い足そうと思っていたのです。ただ、都内量販店だと知らない間に随分と値上がりしたみたいで、少し様子を見ていました。

 何故旧に値上がりしたのか…というと、どうやらEye-Fi Mobiという新シリーズが発売されたからみたいです。
 この商品、従来のEye-Fiと違い、機能をスマホへの転送に特化したせいで、少し判りにくかった初期設定が簡単になり、一部では評判みたいなのですが、私の用途としては、直接Flickerに上がってくれればそれで問題なく、むしろスマホに撮影した写真がじゃかじゃか貯まっても困ってしまうのです。
 Eye-Fiアカウントを持っていれば、従来のようにFlickerへの直接転送も可能だという噂もあるのですが、買ってみないと判らないしね。

 このMobiの登場により、従来のPROシリーズの卸値が変わったのか、特に8GB版は以前の価格の倍くらいで売られているショップも出始めて、これは早目に商品を確保しておかないと…という気分になっていました。

 で、見つけたのがこのPRO X2 16GB、実は16GB版については、まだ買い慌てる程値上がりしている感じでもなかったのですが、ネットでの最安値よりも安い値段で見つけたから買っとこうかなと。

 容量については8GB版にしようか迷ったのですが、最近外出先で度々SDカードが一杯になってしまう事態が発生していて、Flickerにアップされた写真とローカルの写真を照合してからカード内の写真を削除…というプロセスが取れなくなってしまう事があったので、念のため16GB版にしておきました。RICOH GRの最大サイズJPEGでも、1,900枚近く撮れるみたいなので、この先外出先でカード容量不足になる事は恐らくないでしょう。

 つことで、PROシリーズのEye-Fiをお探しの方は、安いうちに確保しておいた方がいいよ…というお知らせでした。

RICOH GR


▼2013年07月25日

「艦これ」に駆逐艦電で舞鶴鎮守府より参戦いたしました!

kankore ということで、遅ればせながら始めてみました、「艦これ」です。

 はじめは、課金厨目当ての美少女ゲームか?と思っていたのですが、無課金のまま申し訳ないくらいに遊べるらしい…というか、課金する必要がなさ過ぎてむしろ運営が心配になってしまうとの噂を聞き、お金かけずに遊べるなら、登録してみてもいいかなと。
 ひょっとして、ミクシィの「はじめようマイ・キングダム」みたいなもんなのかな?

 つことで、DMM.comにアカウントを作成して、プレイ開始!
 ワタシの旗艦は「(いなづま)」ちゃんです。駆逐艦「電」は、2chの外人から見たらこうだった…的エピソード満載の艦なので、詳しくはこっちをどうぞ

 で、ゲームですが、やる事は簡単です。
 自分の仲間(艦むす)を手に入れて、艦隊を編成し、戦闘に出かけて、戻ってきたら修理と補給…。たまにレアアイテムとか手に入るので、それらを使って新兵器作ったり、手持ちの艦むすをパワーアップしたり、そんな調子。

 戦闘自体は、陣形を選んだ後はオートで展開しますので、特に燃えるトコロはないですが、手持ちの艦むすがダメージ受けると、いや〜んと言いながら服がはだけちゃったりして萌えます画像参照

 無料ながら、イラストやボイス、その他アニメーションなども凝った作りになっていて、なかなかのものです。あ、手に入る艦むす達のイラストもカワイイですね。早く出撃させて大破させたいわぁ…みたいな。

 動作環境はPCのみ、Mac/Winどちらでも可。モダンブラウザとインターネット環境があればOKです。逆にスマホなどでは動作しません。あくまでもPC向けのゲームとなります。スマホ非対応は、むしろ変に中毒化しなくていいかも知れません。

 私的には、思いっきりハマりまくるというより、家でPC使って色々やってる隅で、ブラウザウインドウ開いてちょこちょこやってるという感じ。
 まだ始めたばかりなので、いつまで続くかわかりませんけど、それなりに飽きずに長い間遊べそうです。なんたって無料だしね。

 ちなみにこのゲーム、今だと大人気過ぎで、ちょくちょくDMM.comのサーバーを轟沈させているようです。そのため、過去には新規アカウント一時受付停止になったりしたこともありました。なので、すこしでも興味を持った人は、取りあえず登録だけでもしておいた方がいいかもですよ。

▼2013年07月13日

rethinkのケースが好き

P6301739.JPG 私が使っているiPhone5のカメラ内に異物混入があり、Appleストアで交換してもらったのですが、その時に、普段使っていたバンパーを外したところ、素のiPhoneの触り心地に改めて感動。ということで、これからはiPhone裸族でいこう!と思って買ったケース。それがこのrethinkのiPhoneケースです。

 このrethinkというメーカーの製品、私は大好きで、iPhone3GS時代に黒のケースを買い(これは4sでも使えた)、その後はモレスキン用の栞ペンケース、クルッと巻き付けるペンケースなど、結構このメーカーの製品には散財しております。

 何がいいのかというと、この薄い皮のスルッとなめらかな触り心地がいいんです。もうクセになります。特にiPhone用のケースは、本体をケースにしまったり、出したりするときのあの適度でなめらかな抵抗感が本当によくて、iPhoneをケースから出したりしまったりするたびに、その上質感で満足な気分に浸れます。

 実用性としてはね…正直ケースに入れた状態だと、iPhoneの操作はほぼできないし、使うたびに出し入れするのは面倒という気もしますけど、革製品好きな人は、その手間もまた楽しい気分になれるんじゃないかなぁ。それにほら、私はこういった単機能に徹した製品って大好きなんですよね。

OLYMPYS XZ-1

▼2013年06月26日

Adobe Creative Cloudが悩ましい…

 AdobeのCC、悩んでるんですよねぇ…。

 今、家というか、個人アカウントで持っているCCは、WINがPhotoshopCS3で、MAC版のCS4は〜この辺色々事情があるんだけど〜ライセンスを譲渡されたもので、私名義のアカウントじゃないため(ライセンスを増やして使ってる訳じゃないので、手続きの問題はともかく不正ではない)、アップデートするのもちょっとアレな感じ。もっともCC時代になったら、アップデート版とかどうでもいいんですけどね。

 CS4あれば充分じゃん…ってのは確かなんですが、当然ながら会社では最新のCSを使っているので、微妙に操作の感覚が違ったり、出来る事も違う。それらの操作体系をイチイチ別に憶えるのも面倒だし、逆に家で習得したやり方は、会社でも使えるってのはメリット。
 普段あまり使わない機能なんかは、実質、会社で憶えることと家で覚える操作方法が統一されていなかったりするので、知識の連携があまりできていません。

 あとCC契約すると、何気にクロスプラットフォームというのはでかいな。

 とはいえ、今の会社に移ってから、基本…というか、会社の決まりで「業務に関するデータの持ち出しを禁ず」なので(建前ではあるけど)、あまり家でCSを使う事もなくなっちゃった。なので、実はそんなに家でAdobeのCCが必要かというと、そうでもない。

 ただねぇ…私にとって、AdobeのIllustratorとPhotoshopというのは、なんというか、基本ソフト(笑)以上の基本ソフト的位置づけであるので、何かをやろう…と思ったときに、これらのソフトが入っていないと、ものすごくストレスたまるというか、だったらPC使う意味ないじゃん!位に思っちゃう訳なんですよね。

 つことで「じゃ買うか!」と思い切りよくいける価格ではないのもまた事実で…ぶっちゃけね、毎月3,000円ならあまり悩まないんですよ。必要だし契約するかね…ってノリでいられる。でも、5,000円っていわれると、なんというか、このソフトを契約することによって得られるメリットとか実利とか考えちゃうんですよ。3,000円と5,000円の差はそれくらい大きい。

 私の場合、PhotoshopCS3のアカウントを持っているので、初年度は月3,000円の契約で済むんだけど、2年目以降、毎月5,000円払い続けるのか?というと、そこまで毎日家でAdobeのソフト使ってないんですよね。

 取りあえずお試しで初年度だけ契約してみたら?って話に落ち着きそうだけど、おそらく初年度契約したら、次は毎月5,000円払わないとやってらんない状況になってそうな気がする。う〜ん、2年目以降、Adobeが値下げすることを期待して、このまま契約しちゃうか…、どうしよう。

▼2013年06月15日

SONYサイクルエナジー CP-F2LSAVP

P6151669.JPG 近頃、充電しなきゃならないアイテムが多すぎて困ります。
 普段持っている手持ちの機器をザッと見ても…

・iPhone5
・Motorola RAZR M201M
・Motorola RAZR S12M(白ロム)
・Pocket Wi-fi GL01P
・OLYMPUS XZ-1
・Parrot zik

 他、必要に応じてiPadやら会社のNexusやら、最近の私はとにかく充電魔神と化しております。

 もちろん、自宅やオフィスでは勤めて充電してはいるのですが、これだけのアイテムの充電状況を全て把握し続けるのはむつかしく、ついつい出先で電池切れ…等という事態も度々起きては困っている状況です。

 そんな場合、今までは手持ちのMacBookAirから充電していたのですが、外で色々と使う為に持ち出しているノートPCのバッテリを使ってモバイル機器を充電するとか、タコが自分の足を食べるみたいな感もアリ、いい加減モバイルバッテリ買うかなと。

 ザッとネットで検索してみますと、アマゾンでは20,000mAhで1,800円とかいう恐ろしいバッテリが売られていたりしますが、臆病なわぁには、チャイナボカン仕様のカタログスペック増し増しバッテリを日常で使う勇気はありません。なので、信頼の国産ブランド…それも、持ち歩きやすそうなSONY製を選択しました。

 こちら、ソニーのサイクルエナジーというブランドで売られているリチウムイオンタイプのバッテリです。容量は7,000mAhだそうで、一般的なスマートフォンを2〜3回フル充電にするパワーがあります。
 薄型のボディはアルミ製でなかなか高級感があり、サイズはiPhone5より一回り大きく、おそらく同社のXperia位じゃないでしょうか。重量はカタログスペックで198g、実測で204gありました。持ち歩きには不便しない重さかな。

 空の状態からフル充電までの時間は、付属ACアダプタで約7.5時間、PCの一般的USBポートからの充電だと約15時間だそうです。
 他、このバッテリの大きな特徴は、自身に充電しながら他の機器への放電が出来る事。USBポートが不足がちな環境だと、思いの外便利だと思いますよ。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年01月23日

スターリングラード

 無料動画のGyaO![ギャオ]で、映画・スターリングラードが無料公開されてるね。期限付きなのかな?ギャオのシステムがわからないので、どうなってるのかよくわかりません。

 でも、この映画は超名作で、昔はレーザーディスク買って何度も見ましたよ。ロシアの冬はひたすら寒そう。あんなところへ戦争に行こうとか、当時のドイツは狂ってたなぁ。因みに、この映画の山場は前半だったりします。製作当時、前半だけで予算を使い果たしてしまったそうな。

 この映画、戦史に興味がある方はもちろん、最近ではガルパンの対プラウダ戦見て狂乱した人にもお勧めしますよ。公開当時のキャッチコピーは「この世でもっとも美しい、涙さえも凍るマイナス50度の氷の戦場」だそうです。
 それと、数年前に同名の映画が公開されていたようですが、このエントリで語っているスターリングラードは、当然、ヨゼフ・フィルスマイアー監督版の方です。

▼2013年01月08日

CS2が実質無償公開でサポート完全終了

 Adobeが公開した、ライセンス認証不要のCS2アプリ群。

 adobe:Adobe® Creative Suite® 2 製品およびAdobe® Acrobat® 7のアクティベーションサーバーに関するお知らせ

 タダで使っていいのか、ライセンス規約はどうなんだ…って議論はさておき(つか、ダウンロードページ上部に書いてあることが全てで、意図的に曲解しない限り結論は出ているだろう)、私が感じたのは「商売の辞め方は難しいなぁ」…と。

 Adobeにしてみれば、これらのソフトは7年も前のソフトウェアであり、そろそろサポートだって打ち切りたいトコロだと思う。しかし、サポートは打ち切ることが可能だとしても、ひとつやっかいな問題に、ライセンスアクティベーションサーバーの維持問題がある。

 Adobeも含め、最近のソフトは、オンラインを通じて、インストール時にライセンスのアクティベーションを行わないと、起動することができない製品が多い。また、更にAdobe製品については、1ヶ月に1度程度、定期的にアクティベーションサーバーにアクセスして、ライセンス確認を行わないと、ソフトの起動すらできなくなる。
 つまり、アクティベーションのシステムをクローズしてしまうと、まだこれらのソフトを購入して使っている人は、定期的なライセンス確認期間である、おおよそ1ヶ月程度を過ぎると、ソフトが使えなくなってしまう。

 この面倒くさいシステム、確かに不正コピー防止には多いに役立ったと思う。なんたって、それ以前のバージョンについては、中小のデザイン事務所など、病的なまでの遵法意識を持たない限り、フロア…もしくは社で1本のアプリを購入して、社員で使い回していたから。
 もちろん、ライセンス違反も甚だしいが、残念ながらこれが中小企業の著作権意識であったのだろう。ま、のどかな時代だったとも言えなくもない。

 しかし、ソフトウェアーベンダー側からすれば、もう7年も前に販売終了した製品のために、この面倒くさいアクティベーションシステムを、いつまでも維持しておく訳にもいかない。当然これらのシステムやサーバーの運用には、コストもかかる。新たな利益を生む訳ではないこれらののシステムは、今すぐ止めてしまいたいだろう。
 しかし、現在古いソフトを使っているお客さんを無視する訳にもいかない。どうすれば…ということで、私がざっくり考えついた方法は以下の3つ。

1:強制的にアップデートを促す
 我らがApple様の基本姿勢はこれ。特にiOSマシンについては、古いOSのSHSH認証が発行されないため(一説によるとiOS6の時はリリース数時間後でiOS5用の認証発行が停止されたらしい)、ユーザーは実質最新のソフトウェアを使い続けるしかない。一見不条理だけど、個人的にはそれなりに合理的かとも思う。

2:既存顧客に対してアップデータなどを配布してライセンス不要にする
 つまり、正規ユーザーに対して、インストール時は製品のシリアルのみ使用し、その後のアクティベーションと、定期的に行われる認証確認は行わないようにするアップデータを配布し、パッチを当ててもらう。しかし…全てのユーザーにこのアップデータを配布するのは不可能だし、アクティベーションサーバーを止めてしまった後も、ある程度のサポートは必要になるのは変わらない(定期的に「インスコできねーぞクソが!」という問い合わせというかクレームは続くだろう)。また、パッチを当てたソフトはライセンス認証フリーになるため、すぐにシリアルと共に違法コピーされまくると思う。

3:もうめんどくさいので製品をタダで配る
 いくら高価なソフトウェアを買ったとはいえ、もう7年前の製品だ。購入厨が無料化で頭に来るのはわかるが、この選択なら実質誰も損はしない。また「無償化」してしまえば、大手で振って「サポートはありませんから」と言えるので、即日サポート要員を解散し、アクティベーションサーバーを停止できる。コピーされようがなんだろうが、メーカーに取っちゃ後は野となれ山となれ。でも「ライセンス違反はダメよ!」と、軽く釘だけは刺しておく。乱暴だけど、一番合理的かと。

 Adobeについては、上記「」の方法をとった。
 「」の方法だと、イロモノのiOSと違い、古いマシンでなおかつ業務でCS2を使っている人は本当に困り果てるだろうし、「」の方法では有料ソフトのメンツは失われないかも知れないが、だらだらとCS2のサポートコストがかかり続けるし、その後の違法コピーについても、いずれにせよ管理できない。
 他、もっと考えれば色々とウマいやり方はあるかもしれないが、即日でCS2のサポートコストをゼロにする方法は、他にないと思う。

 この問題、Adobeだけではなく、今後様々なソフトウェアベンダーが直面する問題なのではないか。7年も経つと会社すら忘れてしまうような弱小ソフトならともかく、それなりの規模とユーザー数でソフトウェアを販売していたメーカーは、自社の製品をいつ「捨てる」かの選択を迫られることになる。
 特に、アクティベーション系の認証を行っていたソフトウェアは、アクティベーションサーバーを止める前に、その代替手段を用意しなければならない(ちなみにAdobeはCS2のアクティベーションサーバーを2012年12月13日に止めていた模様、丁度1ヶ月程度経って本日の発表か)

 ソフトウェアだけでなく、パソコンの基本ソフト(笑)。も同様だ。例えば皆さんが愛して病まないWindows XPだが、こちらもアクティベーションが必要になっている。Microsoftがこの先いつまでXP用のアクティベーションサポートを行うつもりなのか知らないが、2014年4月8日にセキュリティ更新などのサポートを打ち切るとアナウンスしている以上、アクティベーションサーバーもそんなに長い間維持しているとは思えない。しかし、企業ユースや第三世界でのWindowsXPが、その日を境に綺麗さっぱりなくなるとも思えないので、製品に対する改良サポートは終了させても、既に購入した製品を使う為のアクティベーションまでを完全終了させることはできないであろう。
 では、今も行っている電話によるアクティベーションを続けるのか?というと、それもまたコストの無駄だ。

 この先は私の完全な憶測でしかないが、MicrosoftはXPサポート打ち切りに近い時期で、アクティベーションを不要にするパッチを配布するではないか。何故なら、もう企業にとって利益を生み出さないソフトウェアで、なおかつ「使用を停止しろ」とも言えない製品の場合、その選択がもっとも合理的な気がするからだ。

 実際、旧世代のソフトウェアを思い切って無償化してしまうやり方は、もちろんAdobeが初めてではない。ただ、高価であり、メジャーなソフトウェアが、このような形でサポートの完全終了を迎えることについては、インパクトがあった事例だと思う。
 そして、今後はこのような形での「サポート完全終了」が増えてゆくんだろうな。今になって思うと、Adobeが古いCSからのアップデートサービスを取りやめたのは、本日の伏線だったのかも知れない。

 余談だけど、CS2のAcrobatProで生成されたPDFは、セキュリティーに穴があるので、業務用途では慎重にね。

▼2012年11月30日

LINEのアップデートと通信業者としての自覚

LINE なにかとやらかしまくってるLINEですが、今回のアップデートで、実際の電話番号だけでなく、Facebookでの登録も可能になったみたいです。

 この仕様変更について、こちらのインタビューによると、

ある一定のユーザー数を確保したからこそできると舛田氏はいう。国内で3,500万人、世界では7,500万人のユーザーが居るため、この規模になると新しい入り口を用意しても、サービスが揺らぐことはないそうだ。逆に最初からFacebook認証を使ってしまうと、LINEでなくても良いため、サービスを使う動機にはならない。

 まさに王者の風格って感じでしょうかね。

 ま、使ってみると確かに便利だし、ケータイの通話料金を気にせずダラダラとおしゃべりし続けるってのも面白い体験ではありますが、改めて思うのは、NHN Japan本体は、やってることが実質「通信事業」だと理解してるのかな?って事。

 先日も、Android版LINEアプリで、電話帳の強制同期などの不具合やらかしてますが、この事件に対する世間の反応も、ユーザーの怒りも、なさ過ぎなのが、私はとても不思議です。

 例えば、同じような不具合…NTT Docomoが、端末ソフトウェアの不具合で、端末内の電話帳を共有してしまった…みたいな事件が起きたら、世間の対応も全く違うと思うんですよね。
 賠償騒ぎも当然ながら、絶対に裁判起こされますし、連日メディアはその不手際を報道しまくるでしょうし、総務省だってそんなミス、絶対に黙ってない。間違いなく行政指導…で済めばいでしょうが、そういった厳しい処分が下るはずです。でも、LINEだとみんな許しちゃう。不思議ですよね。

 これは先週末に友達から聞いた話の受け売りなんですが、今のLINEがやってることは、間違いなく「通信事業」な訳で、でも、インフラ部分は既存携帯電話回線やインターネット回線に依存しているせいなのか、その自覚が、メーカーもユーザーもあまりないように見えるな…と。

 通信に対して事故が絶対あってはならないよう、既存電話事業者は、電話回線や交換所などでは、それ相応の資金とメンテナンスコストを投入し、そして情報漏洩のガイドラインを定め、厳しく運用していているおかげで、私達は通話内容の秘匿性や漏洩などを心配せず、電話でのコミュニケーションができる訳です。そして、私達はそれら安全のコストを「電話基本料金」や「通話料」という形で負担している訳ですよね。

 でも、LINECOMMを初めとする、これら無料通話サービスというのは、言ってしまえば、既存のインフラの上に乗った、単なるフリーライダーでしかない訳です。

 いや…フリーライドが良いか悪いかの議論はさておき、既存インフラを無料で利用するといったバックボーンに支えらているせいなのか、これらアプリ通信を行う企業達には、自らが「通信事業」を行っている自覚が足りないというのが問題なんだと思います。
 端末内の電話番号が勝手に共有されるとか…本来の通信事業者なら絶対にあってはならない重大事故な筈なのですが、それなのに、なんだかみんな2〜3日で忘れているようです。そしてこの先、私達のプライバシーは、こういった、無責任かつ無自覚な経営を行っている会社のせいで、果てしなく漏洩し続けるんでしょう。

 もちろん、スマートフォン形式になり、様々なアプリをインストールする中で、アプリ制作業者の不手際で、何らかの情報漏洩事故が起きることは、この先避けることはできません。しかし、自ら「コミュニケーションツール」としてサービスを展開するなら、最低限、通信業者並みのセキュリティー意識というか、社会に対する“責任”を考えた方がいいのではないかと。

 今のLINEやCOMMの流れを見ていると、NTTを始めAUやsoftbankが何故利用者から通話料金徴収しているのか、彼等には根本の意味を理解できていないような気がしてなりません。そして、これらの業者は、また新たに「フリーライド」できる場所を見つけたとたん、そっちの方向で稼げるお金だけを考え、飛び乗ってゆくんでしょうね。

 これらのアプリ、確かに便利だとは思いますが、利用者側も情報漏洩について「不具合」などという、なんだか責任の所在があいまいに聞こえる甘い言葉に騙されず、これらの事象は業者による重大な「失態」と認識すべきだと私は考えますが…さて。

▼2012年11月17日

クリックレスポンスUSBがヤバい

EB170512.JPG 長い間在庫切れになっていたようですが、最近ゾンアマで在庫が復活したようなので、思わず注文してみました。

 このUSBメモリみたいなもの、一体何なのかというと…ま、早い話がUSB回路回りのアースチューンみたいなものです。

 USB端子については、様々な種類と機能の機器が接続されている上に、各製品ともグランド(以下GND)の取り回しが相当いい加減なようで、電位差もバラバラな状態です。
 そういった機器を沢山、一台のPCにつなげて大丈夫なの?というと、実は大丈夫ではなく、一般的には、それらハード的な問題とソフト的なトラブルはまとめて「相性の問題」とされているようです。

 GNDの問題は、PCヲタの方達でもあまり一般的に語られないようですが、DTMや計測機器を使う現場では割と問題にされていて、「USB グランド」というキーワードでネット検索してみると、それなりに情報が出てきます。
 一般的にはループを避けるため、回路のどこかでUSBのGNDをアイソレーションする方法がとられているようで、そのためのUSBアダプタも市販されていますし、またセコい解決方だと、USB端子の外側を1箇所、テープで巻いて絶縁するなど、それなりに工夫している人も多いみたい。

 で、このクリックレスポンス。
 こちらは長崎のオーディオラボという会社で販売されている製品で、ここの社長は新書で「電線1本で世界を救う」という本も書くくらいのアースヲタみたいです。

 私もこの本は以前読んだのですが、つまり、電気回路というのは、きちんと安定したGNDに設置されていて、そこで等しいプラスから等しいマイナス(本当はマイナスからプラスですが、一般論として)によどみなく流れることが正しいのですが、一般に流通している電気を使う製品は、電気のプラス側ばかりに気を取られ、正しく電気が抜ける道についておざなりになっていやしないか?それを正す!というのがこの本の主張、というか私の意訳。

 前置きが長くなりましたが、この「クリックレスポンス」という製品は、そういうあやふやなUSB回りのGNDを改善する製品のようです。
 中身は…何となく想像がつくのですが、いい加減なこと書いて恥かくのもアレなので黙ってます(笑)。おそらく、ラジオとか無線機とか自作してるおっさん達なら察しがつくのではないでしょうか。

 早速効果をチェック。本当は現在メインシステムの1部になっているMacmini用ではなく、普段使いのiMacの方に使ってみようかと思っていました。なんせ、既に色々なUSB機器をつなぎまくりで、一部周辺機器の動作が安定しなくなっていますので。
 でも、折角なんでオーディオの音で性能を確認してみますか…と思い、MacminiのUSBポートにズブッと差し込んでみました。そしてSneaky DSちゃんから音を出し。え!これはなに?ちょっとアレなくらいの効果がありますよ。

 情報量がいきなり増えました。今風に言うと「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!パニッシュメント!ディス!ワールド!」状態、これはすごい。

 逆に言うと、変わったのはそこだけ。「低域がもっと伸びるように…」とか「解像度に緻密さが…」みたいな変化は特に感じません。私はだからこそヤバいと思いました。

 もちろん、相対的に背景へ埋もれてた音が認識しやすくなっていますので、人によっては、というか、聴く音楽によっては「レンジが増えて…」みたいな感想になるケースもあるかもしれません。
 でも、変なアクセサリ系で、音をしっちゃかめっちゃかにしたくない人にも、これはお勧めできるのではないかと。

 GNDの問題って、主に輸入オーディオ使ってる人は割とよく考えたりするんだけど、PCオーディオでは今まであまり問題にされる事がなかったようです。私が知らなかっただけかもしれませんが。
 ただまぁ、これらの問題は電気回路を考えるためには当然注意しなければいけないポイントでもあり、そしてこの製品をPCの空きポートにブスッとしても、いい事あっても特に悪い事はないでしょうし(音以外にも誤動作防止や機器の寿命UP等にも効果ありそう)、気になる方はお守りとして注文するのも悪くはないのではないかと。
 少なくともこんな製品よりは音への効果、確実にあると思います(もっともコチラは、音質UPを詠わなければ、アルミの固まりをああいう形に削り出す製品として妥当な価格だと思います)

 問題は、また「在庫切れ(エントリ更新時)」になってることですかね。人気あるのかな?私ももう一個くらいほしくなってきました。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro



▼2012年10月21日

Pioneer DVR-XD10Jを購入

EA140501.JPG なんだかんだで安く買った割には色々と金がかかるMacminiですが、この度データリッピング用に購入しました、パイオニア製のCD/DVDドライブDVR-XD10Jです。

 今までは、Macminiにロジテックの格安ドライブ、LDV-P8U2LRDを接続して使っていたのですが、このドライブ、何枚もCDをリッピングしていると、きちんとCDを読み込んでくれない場合が何度もありました。
 特にクラシック系のレンジが広い音楽では、割と高い確率でリッピングエラーが出ます…いや、その時はわからないのですが、あとでSneaky DSから再生したときに強烈なノイズとなって初めてエラーが判明するって感じ。
 このままでは、データリッピング用には使えません。また、デジタルエラーのノイズってのは、スピーカーのツィーターにも負担かけるし、使い続けるわけにもいきません。ということで、ネットで色々調べてみると、データのリッピングにはどうやらパイオニア製ドライブの評判が高いようでした。

 しかし…最近では以前のような据え置き型ドライブって、殆ど姿を消しているのね。買うならしっかりとしたボディの製品をと思っていたのですが、写真のようなポータブルタイプか、PC内蔵型が殆どで、昔ながらのでかいボディでトレイが出てくるタイプのドライブはなかなか売っていません。
 今更ディスクドライブ用ボディ+内蔵型ドライブの組み合わせで購入すると、2万円近くになってしまいますので、今回はおとなしくパイオニア製のポータブル形式の製品を選ぶことにしました。お値段は、アキヨドで5,300円位だったかな?ポイントで支払ったのであまり覚えてませんが。

 このパイオニア製ドライブ、パッケージには「CDリッピングに最適なPureReadがPureRead+に進化」と記されています。データリッピングには自信があるんでしょう。パッケージ裏の解説では「CDのキズの状況を分析し、ピックを最適にコントロールして再読み取りを行い、正しいデータを読む」とあります。この手の追加機能の多くは(※WINDOWSに限る)といった機能制限がつきものですが、このドライブについては、本体ファームで機能をコントロールするらしいので、一度設定すればMacでも問題なく使用できます。

 早速使ってみました。まずはMacBookAirからFusionでWindows7を起動し、手持ちのUSB→ミニUSBケーブルで本体を接続。その後添付ソフトウェアを使い、ファームウェアを更新してPureRead+を設定します。
 PureRead+設定後は、本体付属のコンバインUSBケーブルで、USBポートを二つ使わないとディスクの読み取りが出来なくなりました。要求消費電力が上がってるって事は、キッチリと設定が生きているんでしょうか。

 その後Macminiへと接続ですが、やはりUSB端子一つの接続ではうまくドライブが起動せず、付属コンバインUSBケーブルを使います(「コンバインケーブル」って言葉、パナソニックの登録商標らしい)。ただ、このケーブルって、ポータブル用途を前提にしてあって、少し長さが足りないんだよね。仕方ないので「玄人志向」から発売されているミニUSB延長ケーブルを使って接続します。このミニUSB用の延長ケーブルってのが、何気に見つかりにくく、アキバのパーツ屋さんでようやく見つけましたよ。もちろん通常のUSB延長ケーブルを使うのもありですが、その場合延長ケーブルが2本になってしまい、かさばるしみっともないので。

 早速リッピングスタート!おぉっ!!さすがPureRead+がもたらす静寂な音楽世界!今までのリッピングデータは何だったんでしょう!??…って事も無く、至って普通に使えています。ただ、ロジテックのドライブではちゃんと読み込めなかったCDも、1発で問題なくリッピングできましたので、読み取り能力は高いんでしょう。あと、比較してないけど音質も良くなった気もするナー。

 完全ドライブレスに向かいつつあるApple製品では、この先外付けCDドライブを買い求めるケースがむしろ増えてゆくかも知れません。ディスクの読み取り能力を重視するなら、コンバインケーブルでUSBポート二つ占領してしまうにせよ、この製品はなかなかお勧めです。

 ちなみに、DVR-XD10Jの海外版として、DVR-XD10という製品が、アキバ界隈では3,000円前後で流通しているようですが、付属ソフトウェアが全く違いますので、今回のようにPureRead+機能の設定が出来るのかどうかが不明。心配な方は、おとなしく国内版を買いましょう。

 アップル純正の「Apple USB SuperDrive」は、スロットローディング方式のため、8cmCDの読み取りが不可能な上、汎用性に欠ける(Apple製品でないと使えない)ため、初めから選択肢には入れていませんでした。見た目はカッコいいんだけどね〜。

OLYMPYS XZ-1


MacMiniの内蔵HDDを1TBに換装

PA203945.JPG ちょっと前に買ったMacminiの梅モデル。

 内蔵HDDが500GBで、ミュージックサーバー運用では、近い将来に容量不足になるんだろうな…と思っていたのですが、つい最近、ブリリアントのモーツァルト170枚組CD-BOXなんて買ってしまったおかげで、最近の世間ではなかなか来ないといわれる近い将来が、もうきちゃいました。

 今朝の時点で、内蔵HDDの空き容量が40GBを切っており、このままならしばらく保つとは言え、手元にリッピングしていないモーツァルトはまだ100枚以上残っており、予断を許さない状況。

 なので、散歩がてらアキバをぶらりと回って、自分的には6,000円台前半位で2.5インチ1TB/HDDが売ってたら買っちゃおうかな〜と思っていたのですが、最近はストレージ系の買い物でいつもお世話になってるTSUKUMO電気の店頭で、東芝のMQ01ABD100というHDDが、ちょうど週末特価+タイムセールの最中でなんと5,580円。こりゃかうわ!と思って買ってきちゃいました。

 ちなみにTSUKUMO電気でのお買い物は、特に休日では「ツクモeX.」がお勧めですよ。よく店頭で「○○○円引きチケット」とか配ってますので、それを利用すると更に安く買えたりします。本店の方でそのチケット配ってるのは見たことないなぁ。

 とまぁ、早速買ってきた2.5インチ1TB。家に帰って速換装作業です。作業にはトルクスレンチ(6個の頂点がある星状)の6Tと8Tが必要になります。

 写真はMacminiから内蔵HDDを取り出した状態。メモリの換装は実に簡単なこのMacminiですが、HDDの換装は意外と面倒で、詳しい解説はあちこちで公開されているバラしページを検索してもらうこととして、概要だけ説明しますと、作業の手順は、ファンを取り外し、ファンの空気を誘導させるためのノズルを取り出し、Wi-Fi用アンテナとそのカバーを取り外し、HDD取り外し+換装…となります。

 ファンの取り外し、Wi-Fiアンテナの取り外し時には、基板からコネクタを外す必要があり、その部分は慎重にやらないと、Macminiを破損させてしまうかも知れません。特にファンコネクタは、見た目だと横に引っこ抜くような形のコネクタになっているのですが、そのまま真上方向に抜くのが正しいです。難易度的には、抜き取る力加減も含め、ここが一番むつかしいかも。
 あと、各パーツが変則的に組み合わさっているので、基板を傷つけないように注意しながら、あちらこちらにパーツを傾けたりしつつ、慎重にバラす必要があります。

 現在使っているストレージをそのまま入れ替えるだけなら、上記のファンとWi-Fiアンテナカバーを取り外すだけで、換装は可能です。しかし、本体内にもう1台ストレージを入れる場合は、マザーボードを含め、完全に本体をバラす必要があり、作業難易度が更に上がりますので、覚悟して下さい。

 しかし…元からあるHDDを取り出すのがね…意外と面倒というか知恵の輪チックというか、本体開口部とマザーボードの間をすり抜けさせるようにしないとHDDは取り出せません。ここもある意味難易度は高いな。あ、取り出す前にHDDのコネクタをマザーボードから抜くのをお忘れ無く。こちらも真上に抜くのが正しいやり方です。

 そんなこんなで、換装作業自体は30分程度。次はデータの移転です。

 まずは、私のMacminiにはモニタがありませんので、卓上のiMacとミニディスプレイケーブルで接続。適当にキーボードとマウスをつなぎ、取り出したHDDを外付けUSBケースに入れて、そこから再起動。新たに内蔵したHDDはMac向けにフォーマットされていませんので、ちゃっちゃと「拡張ジャーナリング」で初期化します。
 その後は一旦システムを終了させ、元のHDDは外し、代わりにタイムマシン用に使っていたUSB/HDD接続して、コマンド+Rキーを押しながら再起動。最近のMacはこれでネットワーク復旧が可能になりますので、そこからタイムマシンデータで復旧を選択。あとは待つだけです(後で気が付いたのですが、初めから「コマンド+Rキー」でネットワークからディスクユーティリティー起動して内蔵HDDを初期化できますので、わざわざ元のHDDをつなぐ必要はありませんでした)

 待つことおおよそ4時間くらいだったかな。タイムマシンからのデータ移転が無事完了。システムを終了させ、Macminiを元の場所に戻してからシステム起動。あとはiMacからの画面共有で初期設定…をするまでもなく、HDD換装前の状態ですっかりと復旧されました。もちろんHDDの容量は1TBに増えています。
 Apple製品は、ハードウェアをいじるのは面倒だけど、ソフトウェア的な復旧などは本当にラクチン。昔はHDD換装となると、OSやらソフトのライセンスやらを全て移転するのに、最低半日仕事だったからなぁ。

 HDD交換後のパフォーマンスはどうなんでしょうね。容量が倍になってプラッタの密度が上がってますので、当然ながらアクセススピードも上がっているはずです。
 一部ではこのモデル、「カリカリ音が気になる」と言われているようですが、私が買った個体はほぼ無音。本体に耳をくっつけるようにすると、確かに「カリカリいってるかな」程度の音しかしませんでした、参考まで…。

 つーことで、無事リッピング祭も再開できます。残り500GBを音楽データで埋めるまでには、さすがにしばらくは大丈夫でしょう。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年10月10日

iPhone5に機種変!

EA100498.JPG ごめんなさい、またもやビッグウェーブに乗ってしまいました。

 つことで、iPhone5です。
 買うつもりはなかったんだけどね〜。なんだか酔った勢いでソフトバンクオンラインショップから予約していたようで、今月の初めに「商品が確保できました」メールが届きまして、ほしければ10日以内に注文の手続きをしろとのこと。
 一旦はスルーしようと思っていたのですが、数日考えてやはり注文しちゃいました(笑)

 ちなみに、予約入れたのが9月22日だったらしく、商品確保メールが届いたのが10月2日だったので、10日間で商品確保が出来たみたいですね。機種は64GBの白。噂によると、現在一番品薄なのは32GBの黒だそうで、それだともう少し時間がかかったのかな。いずれにせよ、家電量販店に注文するよりはずっと早く手に入った感じ。

 ということで、4sとの比較写真。同じようなバンパーに包まれているせいか、人に見せても、こちらから「iPhone5です」と言わないと気が付いてもらえません(笑)。また、オンラインの写真では少し微妙に見える白ですが、実物を見ると、私的には黒よりもカッコいいと思いました。

 手にした第一印象は「長い」というのもありますが、とにかく「軽い」です。iPhone4sの140gと比べiPhone5は112g。28gの違いですが、平面でのサイズが大きくなっているせいもあり、見た目以上に軽く感じます。
 また、サイドのエッジ部分には面取りがされていますので、4sに比べてもとても持ちやすいです。

 オンラインショップからの購入のため、アクティベーションは自分でやる事になりますが、ナノSIMカードを入れる所で少し慎重になる他は、特にむつかしい事もなく、4sのデータを移転する間にアクティベートは済んでいました。
 本来の手順は、ソフトバンクから送られてくるメールのURLに接続し、表示されたソフトバンクのサイトで注文IDを入力して認証した後、iPhone5の初回起動時、Wi-Fi接続を行う前に、3G接続で先にiPhone5からアクティベートのセッティングをしろとマニュアルには書いてありましたが、私はその手順を無視していきなりWi-Fi接続しちゃったせいか、ソフトバンクのサイトで認証をしただけで済んでいたよう。つか、アクティベート前に、iPhone5でiCloudの設定までしちゃってたしね。

 起動してみると、少し細長くなった液晶画面は、通常のWebサイトを閲覧するのにはとても便利。幅は変わりませんので、手が少し小さめな私でも、操作に不都合は感じませんでした。

 iPhone5というか、iOS6の問題点である「地図」についても、私が手にしたタイミングで丁度東京都内のデータが3D化されたこともあり、思ったよりも悪くない印象。特にカーナビ用途では、既存のiOSGoogleマップよりもずっと便利です。でも、スポット検索用途ではまだまだ全然ですね。ただ、前評判にもあった「使い物にならない!」って程でもないかな。

 他のアプリ、特にサファリの爆速ぶりには驚きました。iPhone5はベンチマークでも新型iPadよりもスコアが上だそうで、その辺も効いているのかもしれません。スペック的にはA6チップに1GBメモリです。会社で使ってるMacBookAirのメインメモリが2GBなので、なんだか次モデル辺りで抜かれそうな感じ。

 ほか、全体の処理速度が上がっているせいか、電波の掴みが早くなったのは地味に嬉しいです。3Gsから4sに変更したときにも感じたのですが、今回の5はそれ以上ですね。圏外が多いのはソフトバンクなので仕方ないにしろ、電波をとらえたら、素早く通信可能になってくれるので、圏内→圏外を繰り返す地下鉄などでは、ストレスが軽減するかも。

 気になるLTEですが、都内でもまだあまり電波をつかめる所は少ないみたい。自宅は買った日にはLTEが掴めていたのですが、何故か数日後には掴めなくなりました。また、千代田区九段下界隈にある事務所でもLTEは掴めません。
 ただ、LTEをつかんだときの通信速度は恐ろしいモノ(笑)があります。LTE圏内では、BB2Cのリロードも本当に一瞬です。まだベンチは測っていませんが、今度やってみようともいます。

 そして私がもっとも気になる、ヘッドホン端子からの「音質」ですが、こちらも向上していますね。良い意味でも悪い意味でも国産DAPに近い音に変化した印象です。音の感じが少しクリアになり、解像感が強調されています。私が想像するに、付属のEarPodsに合わせたチューニングなんじゃないかなと。
 4s+EarPodsで聴いた「低音が強調されている」キャラクターが、5+EarPodsでは、相対的に低音が引っ込んで聴こえます。逆に普段使っているAKG K3003を使うと、少し高音側が増えた印象で、これはもう少し聴き込んでみないと、気のせいなのかなんなのか、判断できません。ただ、音の情報量は4sよりも確実に増えていますので、「音質向上」と言っていいんじゃないかと思います。

 PCとの接続は、現在品薄で評判の「lightningコネクタケーブル」。作りはとてもしっかりしていて、見た目と裏腹に、既存のドックコネクタよりも安心感があります。また、端子部分に負荷がかかった場合、壊れるのはケーブル側なんだな…的作りも好印象。以前のドックコネクタは、壊すときはiPod側の端子も折りそうな構造だったので。

 ちなみにこのlightning→USBケーブル。当然付属している1本では足りないので、注文手続きをしたその日にAppleのオンラインストアで注文しましたが、まだ品物が確保できていないようです。
 つか…こういう点も含め、Appleはジョブズ時代からクック体制になって「退化してるなぁ」と感じます。iOS6の作りも含め、細かい部分でのツメが確実に甘くなりました。

 気になる月額料金は、なんだかんだで、テザリングオプション+端末の割賦金+アップルケアプラスを合わせてひと月6,000円台半ばでしょうか。4sは下取りサービスに出すつもりなので、それのマイナス分も含めます。ちなみに今回は久しぶりに携帯電話を分割で購入しました。というか、前回の4sを分割で買っていたら、5は間違いなく買わなかったです。
 テザリングが可能になれば、iPadやイーモバイルの契約も終了できますので、実質の月額負担は大幅に減るはずです。契約しばりの関係上、まだ1年位はこれらの回線も維持するつもりなんですけどね。

 さーて、注文したlightningケーブル、早く届かないかなぁ。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年09月17日

BUFFALO 1TB HD-PCT1TU2でMacminiをバックアップ

P9173669.JPG 先日買ったMac mini、Time Machine用バックアップHDDが必要だなと思っていたので、家に余っている1TBの3.5inch HDDにケースを買ってきて使うかぁ…と思っていたのですが、かといってこれ以上電源アダプタ増やすのも嫌だな、とも思っていたのです。

 なぁんて思っていましたら、我らがバッファローの外付け2.5inch/1TB HDDが、6,300円(税込)で売られているのを発見して速攻ゲットしてきちゃいました。2.5インチなら、電源はUSBで済みますので、電源コンセントが必要ありません。これは助かります。

 買ったモデルはBUFFALO HD-PCT1TU2という、UBS2.0のちょっと古いモデルですね。ただ、Mac miniはUSB3.0の端子を装備していませんので、割高であろう現行タイプを買う必要はありません。早速「拡張ジャーナリング」でフォーマットして、Time Machineの保存先に設定。miniの内蔵HDDは500GBなので、タイムマシンの保存先としては、容量2倍の余裕があります。もったいないので半分にパーテーション分けた方が良かったかな。

 動作音はほぼ無音だし、別電源も必要ないし、Time Capsuleを除けば、2.5インチHDDは、バックアップ用メディアとしても使いやすいかもしれませんね。最近は価格も下がってきてますし。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年09月13日

Mac miniを購入しました

P9113633.JPG LINNのSneaky DSを購入したときから、メディアサーバーを用意したいなぁ…と思っていて、候補としては、QNAPの黒モデルHDD1台刺し2台刺しか…はたまた、Mac miniを購入してサーバー運用かな、と考えていました。

 ただ、どうせなら、専用NASよりも、Mac miniをサーバーにした方が、色々とつぶしがききそうです。

 つことで、心はMac miniに傾いていたとある徹夜明けのアキヨドで【MAC乗り換え応援キャンペーン】 というセールが開催されているのを発見!
 なんでも、今マックの本体を買うと、手持ちのWINDOWSマシンを最低20,000円で下取りしてくれるとのこと。期間は買い取りまでのプロセスを含め今月29日までだったかな?詳細は店舗で聞いてみて下さい。

 で、早速店員さんに詳細を聞いてみると、下取りマシンの条件は、

 ●WINDOWSマシンであること
 ●ブラウン管・トリニトロン管のモデルではないこと

 「箱ナシでも構いませんし、壊れていても構いません」だそうです。2万円増額のクーポン券が発行されますので、買い取りマシンの持ち込みは後日でOK。
 デスクトップ機の場合は、自作機の場合や、モニタ無しでもよいのか、質問ポイントが他にも色々ありそうですが、私は今使っているiMacしかデスクトップPCを買った事がないし、他には持ってもいないので、その辺は聞きませんでした。
 で、もう捨てようと思っていた懐かしのHITACHI FLORA Prius note 220Lノートを下取りに出そうかと考え、その場でIYHを決断。

 買ったモデルは、Mac miniでも一番安い、Corei5/500GB HDD/2GB RAMの仕様。52,500円なので、2万円(正確には20,001円引き)だと32,500円。なんと4割引きです。もちろん、ヨドのポイント還元もちゃんとあります。これ…この調子で何台も買ってヤフオク回せば利ざや稼げるんじゃね?とか考えちゃいますね。

 あ、ちなみに後日談ですが、PRIUSノートはきちんと20,001円で買い取って頂けました。起動確認もしなかったので、本当に壊れていても問題なかったようです。一応ちゃんと起動するんだけどなぁ…。

 そして購入後、同じフロアのPC自作コーナーに行き、DDR-3/1333仕様の増設メモリも購入。4GB×2=8GBにしようか、8GB×2=16GBにしようか迷ったのですが、結局合計16GBの方を選びました。お値段7,350円。こちらは全額ヨドのポイント払いです。もうウキウキで家に帰りましたよ。

P9113627.JPG 帰宅後、早速パッケージを開封します。というか、本当に筐体ギリギリサイズの箱に入っているのね。
 そして、電源を入れる前の処女状態でいきなり開腹。純正メモリモジュール1GB×2を取り外し、8GB×2へと入れ替えます。メモリ交換は工具なしで簡単に行う事が出来ます。

 その後、とりあえず初回設定用に、古いマウスと普段使っているHHKB、そしてディスプレイはmini Displayケーブルで普段使っているiMacのモニタポートへ。イザ起動!

 思うに、まっさらな初期状態からMacOS使うのって相当久しぶりなんじゃなかろうか…。今のマシンも考えてみれば、昔会社で使っていた社のMac環境を移転して使い続けてますからね。そういう意味では新鮮です。

 搭載OSは、今をときめくMountain Lion。iCloudアカウントを設定すれば、おどろく程簡単に、環境設定が終わってしまいます。

P9133647.JPG ここで一旦Mac miniを終了させて、モニタ、キーボード、マウスを全て外し、普段使っているTime Capsuleの上へと移動。余談ですがこれら2台の機械、微妙にサイズと角のRが違うのね。重ねてピッタリサイズかと思ってました。
 そして、電源ケーブルとイーサーケーブルを接続してスイッチオン!そうです。この先はiMac上から「画面共有」を使ってマシンをコントロールしますので、外部デバイスが必要ないのです。

 画面共有は、ネットワーク上にあるMac miniを選択して画面共有ボタンを押すだけ。この辺はWindowsでもMS純正リモホツールがありますが、Macの画面共有が優れているのは、ユーザーアカウントがあれば、ファイル共有さえスタートしていれば、リモート側で特別な設定がいらないことかな。
 とにかく、この状態で、モニタマウスキーボードレスなMac miniが使えるようになりました。

 早速、LINNのDS関連ソフトをインストールして、iMacのメディアデータを全て移転して、Mac miniから音楽再生してみます。
 おぉ…さすが最新CPUと、余計なデバイスが接続されていないせいで、クリアな再生音!という事もなく(笑)、至って普通です。特に音に変わりはないんじゃないかな?

 ただ、kinskyのスクロールスピードは段違いになり、とても使いやすいです。あと、iMacで音楽再生をしていると、同時に色々なアプリを立ち上げて使っていることが多いので、CPUが頑張ってしまい、ファンの音が大きくなることがありましたが、音楽再生をMacminiに切り替えたおかげで、その辺の心配は少しだけなくなりました。

 kinskyが重くて止まることはありませんでしたが、他の処理(AdobeCS系を使っていたり)をしているときは、マシン全体の反応が鈍くなることもありましたからね。

 メディアライブラリの移転や、iOSデバイスの管理をどうするかなど、まだ運用における課題は色々あるのですが、とりあえず格安で手に入ったMac mini、これから使い倒してみます。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年09月01日

AccordFolio TUN-PH-000130スマートフォンケース

E9010145.JPG 毎日、iPhone 4sとGalaxy S、そしてPocketWi-fiのGL01Pを持ち歩いてます。なんだかガジェットヲタみたいで恥ずかしいのですが、こういう仕事なので仕方ないです。

 ただ、これらのモバイル機器がよくカバンの中でグチャグチャになってしまい、困るなぁ…と思っていたのですが、それらを入れるのにピッタリのケースを見つけました。それがこの「TUN-PH-000130」です。アキヨドで購入しました。

 実物をみると、思ったよりも大きな印象。早速普段持ち歩いている3台のモバイル機器を入れてみます。すっぽりサックリと収納できるのはさすがです。本来は、モバイル端末1〜2台に、充電ケースや予備バッテリをまとめて収納できる事がウリみたいですね。

 その状態で手にしてみると、なんだかたっぷりとお金とカードが入った長財布みたいなサイズ感です。ハダカで持ち歩くのは少し大きいけど、カバンに入れておくには邪魔にならないサイズです。

 フタは磁石で固定されますので、開く度にパチンとかバリバリバリ…とか音がしないのも好印象。そしてフタの位置は内容量に応じて無段階にスライドさせることも出来ますので、この辺も使い勝手がよいです。

 難点は、着信があったときに気が付きにくい事ですが、そもそもスマートフォンをカバンの中に入れておいても、なかなか着信に気が付かないし、仕方ないかも。

 ガジェヲタで、カバンの中がごちゃごちゃで困っている方には、ちょっと高いけど、お勧めのケースですよ。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2012年08月29日

Mac Audio Explorer

E8280120.JPG 話題の同人誌「PCオーディオガイドブック」シリーズの新刊。今度はMacでのオーディオを紹介した同人誌が発刊されました。ただ、前作のように厚い本ではなく、ある意味で同人誌らしい薄い本です。もっとも、こちらは暫定版らしいので、しばらくしたらまた分厚い本が出来るのでしょうか。マカーとしてはとりあえず抑えておこうと思って買ってみました。

 内容的には…正直そんなに濃い訳ではありません。Macオーディオ技術論というより、再生ソフトの紹介が中心。もっとも、前作のPCオーディオガイドブックがちょっとアレな感じで敬遠していた人も、こちらの記述については割と冷静で楽しめると思います。

 また、前作の内容から、著者はMacに否定的なのかと思っていましたが、基本ポテンシャルはMacの方がPCオーディオとして優れていると書いておられます。実際、高品質再生ソフトについては、珍しくWINよりMacの方が多いくらいだしね。

 購入場所は毎度お馴染み「COMIC ZIN」コミケでは800円で売られていたようですが、このお店では1,100円だったかな?で売られています。ちょっと割高な気もしますが、ま…同人誌だし、仕方ないかも。

 完全版についても期待しちゃいますね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5


▼2012年05月20日

DoCoMo Galaxy S SC-02B

P5173002.JPG べ…べつに、欲しくて手に入れたわけじゃないんだからねっ!

 と、意味もなくツンデレになってしまいましたが、ついに私もドコモに屈してしまいました。といっても、自分で買ったわけじゃないです。会社から支給されてしまったという訳なんですよ社畜まっしぐらですよ。最新機種じゃなくてちょっと古い端末になった理由は、どうやら社内にこの機種が大漁に余っているからだという噂を聞きました(笑)。ちなみに総務から「iPhoneでもいいですか?」と聞かれたのですが、全力で断りましたよ。iPhone…しかも同じsoftbankのモデルを2台持ち歩いても意味が無い。

 つことで、ここ一週間位、なるべくこっちのGalaxyを使うようにしているのですが、おもちゃとしてそこそこ楽しいですね。ただ、改めて自分でAndroid端末をいじってみると、やはりiOSに比べると、熟成不足な部分が多く見受けられるようです。ちょっとしたインターフェイスの統一感とか、アプリ間の連携ルールとか、あとは触ったときのヌルヌル感とかね。
 あ、端末としての「モノ」の魅力としては、まるでiPhoneには及びません。これでiPhone3GSに似ていないと言い張るサムソンも頭おかしいとは思いますが、逆に言えば似ているのは見た目だけで、実際手に持つと実に安物感溢れた手触り。なんだか4,980円程度で売られてるガジェットみたいな質感です。
 ちなみに、本機が入っていたパッケージまでiPhoneクリソツでしたよ。Appleというか、国策的親韓を強要されている日本メーカー以外なら、当然訴えられるレベル。

 社内には同じ機種を使っている人もいるので、どんなもんか評判を聞いてみると「とにかく電池がすぐになくなる」「通話中だろうがなんだろうがOSが落ちる」などと、更に評判が悪いです。つか、電池の保ちについては設定でなんとかなる部分もありますが、通話中にOSが強制終了とか、業務用電話機として如何なものかなと思います。iPhoneでそんな経験は今までないな…。

 あと、これはGalaxy固有の問題なのかもしれないですが、充電完了時に「ブルッ」とバイブレーターが鳴るのは勘弁してほしい。夜中にこれをやられると、なまじ業務用携帯電話なので「メッセージ確認しなきゃいけないのか?」と、オチオチ寝てもいられません。ネットを調べても、この充電完了時振動に困っている人がいるようですが、この機能を殺すことはできないみたい。AndroidはOPENじゃなかったのかよと。
 あと、電源ボタンの位置が、なんでこんな位置に付けたのかと思う位に使いにくい。つか、位置については本体上でも横でも考え方次第だと思うので(iPhoneは上)文句は言いませんが、本体横にある電源スイッチの丁度反対側に、ボリウムボタンがあるんですよ。何が言いたいのかというと、電源ボタンを押し込むために本体を指で固定すると、当然反対側のボリウムボタンの位置に指が来る訳。なので、アクロバティックな持ち方をしない限り、電源ボタンとボリウムボタンは両方同時押しになってしまうという…作ってる最中に誰も問題にしなかったのかね、これ。

 液晶に関しては結構キレイ。もちろんこれは3GSとの比較だけどね。サムソンお得意の有機ELは不思議な明るさを感じて、画面輝度を低くしても、結構見やすいのには感心しました。

 それと、オーディオプレーヤーとしてもiPhoneと比較してみますと、ウスウス思っていたことですが、やはりiPhoneって結構音良いんだなと。それでも3SGとの比較では比較対象になり得ても、4sとGalaxy Sで比較しちゃうと、再生アプリ云々とか語る以前に別物でした。ただ、ちょっと昔のナローレンジ的サウンドは、キンキンギラギラの国産DAPよりも好印象ではあります。
 再生ソフトも試してみましたけど、標準の音楽プレーヤーでFLACがそのまま再生できるのはうれしい誤算。ちなみにこの標準プレーヤー、WINANP for Androidよりも全然音がいいですね。
 それと、音楽ファイルをフォルダごと本体かMicoroSDカードに放り込むだけの曲追加は、何だかんだ言ってもやはり便利です。

 辛口で言いましたが、ガジェットとしてのワクワク感は、ひょっとしてiPhoneよりも上かもしれません。iOSが統一された世界観の元で運用されているのに比べて、Androidマーケットなどをみていると、アプリに関しては割と何でもアリな印象で、更にRootを取ればもっと遊べる気もしました。iOSとAndroid、2つの機種を持って使ってみると、FreeとOpenという両者の設計思想の違いは、割とわかりやすく実感できます。

 そそそ…最後にもう一つ、softbankとDoCoMoの通話範囲ですが、期待していた程ドコモだからってどこでもデータ通信できる訳じゃないんだなと思いました。
 通話用途と地方では、もっと圧倒的に電波範囲に差が出るんでしょうが、都内にてデータ通信を行う限りでは、電波が入りにくそうな場所では、iPhoneもGalaxyも、同じようにデータ通信できなくなるというか、そんな印象でした。ひょっとしてこの端末側の問題なのかな?

OLYMPYS XZ-1


▼2012年05月02日

Snow Leopard無償配布バージョン

E5019679.JPG ただのプチプチいり封筒に入ってやってきました。OSX 10.6無償配布バージョンです。

 もっとも、誰でもこの無償配布を受けられる訳ではなく、旧MobileMeユーザーで、本年6月30日までMobileMeの会員資格を持っている人となります。実際はモバミーの新規入会は1年前に停止されていて、なおかつ去年の6月30日以前に退会を申し込まなければ、今年1年以上はタダで使えていました。

 そして予告通り、Appleは本格的にiCloudへ移行するため、今でもMobileMeを使っている人に無償でSnow Leopardを配布し、その後Snow LeopardをLionにアップデートしてiCloudへ移転して下さいね、という趣旨らしいです。

 私の場合は、Snow Leopardは持っているというか、買ったMacに付属していたOSなので、改めてスノレパをもらう必要はないのですが、マシンに紐付かないOSのインストールディスクは何かと便利そうだし、タダでくれるっていうんだからもらっとかにゃ損!という貧乏根性で申し込みました。

 送られてきた内容物は、写真の通りのシンプルさ(笑)。パッケージも何もありゃしませんし、梱包はプチプチいり紙封筒でした。いや…全く問題はありませんけどね。

 Snow Leopardは、PPCコードで書かれたアプリが動く最後のOSとして、VMWareにインストールして使っている人も多いみたいです。私は今のところ使う用途がありませんけど、ひょっとして何かに使う日が来るかもしれません。

 今の時点でモバミーが使えている人は、早目に申し込んだ方が良いですよ。Webからの申込みフォームはありませんが、ブラウザから自分のMobileMeへアクセスすると、申込み画面が出てきます。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2012年04月30日

HUAWEI GL01P

P4302756.JPG イーモバの端末ですが、本日機種変してきました。友達が「新型機種もすすめだよ!」と言うので。

 以前は、Pocket Wi-Fiといえばみんな思い出す、D25HWを使っていたのですが、まー、特に不満があった訳でもないです。
 こちらの大容量バッテリを使っていたので、動作時間についても全然気にならなかったし。もちろん、回線速度は家のネット回線に比べてやや遅いのは仕方ないし、モバイルインターネットなんてそういんもんだし。
 ただ、GL01Pの宣伝で言ってる「最速75Mbps!」ってのは正直ちょっと惹かれる部分もあったのですけどね。

 んな中、黄金週間に会った友達の話によると「今イーモバも機種変タダだよ金かかんねーよ」と聞いたので、本日アキバのショップで実際どないなもんだろうと、店員さんに聞いてみました。ちなみに私はD25HWを契約して1年と9ヶ月だったらしいです。

 で、お聞きした結果「申し訳ありませんが1円だけお支払い下さい」と言われましたので、こりゃいいやと思って機種変。月額の支払額も変わりません。もちろん、2年縛りはありますけどね。

 見た目は、なんだかiOS端末的なイメージ。実際、iPhone4GSと同じような大きさです。ちょっと厚みはありますけどね。
 バッテリの保ちはD25HWに比べると倍以上。ただ、バッテリ交換が不可能なので、拡張バッテリみたいなオプションはありません。バッテリ交換を希望の方向けには、GL02Pという端末もありますが、ネットの噂とリアル店舗の店員さんの噂によると、受信感度がやや劣るとの話もあります。

 ま、iPodやiPhone、iPad並びにMacBookProとAirを「とにかくユーザによるバッテリ交換ができないからクソ」と言っていた人達は、何があってもバッテリ交換不可能なGL01Pとか絶対に買わないでしょうけどね、プップクプー…。

 機種変の手続きも終わり、早速回線速度を測ってみました。ちなみに私の自宅はダサイたま県内ですが、LTEバッチリ入りますよ。いつもお世話になってるインターネットスピードテストによりますと、7.5Mbps位の速度が出ました。ぶっちゃけ自宅の固定ネット回線より速いやん…。
 もっとも、速度については端末が置いてある位置によって結構クリティカルに変わりますが、一般的なネット用途には全く問題ありません。ますます固定電話いらない世界が近づいてきてますなぁ。

 本機との充電やPCとの接続に使う端子は、D25HWのミニUSBではなく、MaicroUSB端子となります。改めて考えてみると、身の回りからミニUSBを使う機器が徐々に減ってきている感じ。どっちでも良いから、世間的にどっちかに統一してほしいなぁ…と思いました。それと充電端子は本体横じゃなくって、上下どちらかに付けてほしかったです。本体横だと充電中に割とかさばるので。

OLYMPYS XZ-1

▼2012年04月06日

Microsoft TouchMouse

P4062754.JPG 会社でLet's note CF-N10が支給されました。ちなみにWiMAX付きですよ。正直あまりいらないんだけどなぁ…。できればMacBook Airのアルティメッドモデルで、WinはVM WARE環境の方がよかった。ま、今でもメインマシンはAir 13ですが。

 で、ちょっと机の隅に追いやられちゃってるレッツたんなので、有線マウスは使いにくいな…と思い、MicrosoftのTouch Mouseを購入しました。普段会社のAirではMagicMouse使ってるから、似たような方式マウスの方がいいかな、と思って。特に指でなぞる感性スクロールは、慣れるとホイールマウスなんてかったるくて使ってらんない。

 もう1台MagicMouseを用意してもよかったんだけど、このレッツたんBluetoothを内蔵していないモデルなので、レシーバーも用意するのはタリーと思ったのと、同じマウスが2つ並んでいると、絶対迷うなと思って。あと、マイクロソフトが作るMagicMouseピーコー品ってのも試してみたかったし。

 購入場所はお馴染みアキヨド。価格は4,550円。ま、こんなもんでしょ。

 まず実物を見て思ったのが、デカいというか、縦方向にこんもりしているなぁ…って。
 自分はあまり手のひらが大きくないので、もう少し小さいか、薄く作ってくれると助かりますが、これはWindows標準的マウスのサイズではあるので、それについては仕方ありません。この製品が売れれば、色々なバリエーションとサイズ展開もあるでしょう。

 あと、これは注意というか確認ミスなんだけど、「ブルートラックマウス」とか、明らかに誤認を誘っているような通信方式名称ですが、本製品はBluetoothマウスではありません。なので付属専用レシーバー以外では動作しません。
 私が使ってるレッツはどうせBluetooth内蔵ではないのであまり関係ないですが、青歯レシーバー内蔵PCを使っている人は、ちょっと気になるポイント。
 ちなみに、付属のレシーバーはそれなりに小さく作っているつもりなんでしょうが、Let's noteに刺すと、割とみっともなくはみ出します。しかも本体が角張っているので、このまま鞄に入れたりすると引っかかるだろうなぁ。もっとも、レシーバーはマウス底にちゃんと収納できるようになっていますので、都度しまえって事なのかもしれません。
 電源は単3アルカリ電池2本で約3ヶ月使えるとあります。MagicMouseよりも少し重いような気もしますが、これは私がMagicChargerを使っているからで、同じように単3電池2本で使っているなら、重さは変わらないかもしれません。

 使ってみると、思ったよりもMagicMouse的に動作しますが、やはりAppleのドライバに比べると今一歩ですね。特にタッチスクロールスタート時の反応が少し鈍い印象で、初めは指をやや派手目に動かさないとスクロールが開始されません。それ以外については…ま、こんなものかなと。
 ポインタの動きについては、良くも悪くもMicrosoftというかWindows的不自然さ(笑)です。指を左右になぞれば、画面での左右スクロールが可能なのですが、アップルのドライバと違って、ブラウザの「進む・戻る」には対応していません。つか、この部分だけ何故か親指操作を強いられていて…正直この機能は使わないなー。左右ジェスチャの「進む・戻る」機能は、案外Appleに特許抑えられているのかも。

 本体スクロール面ががツルツルのMagicMouseに比べて、ややザラつきのある指触りは、こっちの方が好ましいと感じる人は大勢いると思いますね。

 本製品はBluetoothではないし、だったら個人的に、スクロールの自然さ、マウスとしての形(薄さ)を考え、本音を言えばWindowsな人にも、こちらのページを参考にドライバ入手してMagicMouseを使う事お勧めしたいところです。

 しかし、それは正規の使い方ではないし、このこんもりとした握り甲斐のある形が好きな人も沢山いるでしょうし、また、宗教上の理由でApple製品を買えない方も大勢いらっしゃると思いますので、そんな方にこのマウスはお勧めかも。
 つか、このTouchMouse、アマゾンのレビューで叩かれている程悪い製品ではないと思いますし、Windows系マウスとして売られている中では、割とよい出来だと思います。特にWindows7を使っているのに、まだ慣性スクロール未体験の方には、強くお勧め致しますよ。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年04月01日

英雄*戦姫

E3319366.JPG 天狐というメーカーの「英雄*戦姫」というPCゲームです。いや〜この手のエロゲーって始めて買いましたわ〜、…って、ウソ(笑)

 でも、真面目にエロゲ買うなんてかなり久しぶりじゃないかな。私もブームの時は、人並みに「葉鍵」系ゲームはたしなんでおりました。

 つことで、発売前の前のステマなんだかよくわかりませんが、ねらーの間でも話題になっていたこのゲーム。発売日になったら自分もやってみたくて、さっそく昨日買ってきました。
 アキヨドでは売り切れみたいだったので、人気あるんでしょうかね。仕方なく、久しぶりにアキバ界隈のエロゲー屋とか入って買ってきたよ。お値段は7,000円ちょっとでした。なむー。

 ゲームとしては、単なる文字読みアドベンチャーではなく、一応シミュレーションゲーム的要素も入っているようです。多分そんなに難易度高くは無いんでしょうけどね。一応パッケージには「ヤリコミ要素もアリ」とか書いてありましたが、ナニをヤリ込むんだか…って感じです。

2012-03-31 23.49.35 で、さっそく私もプレイ開始。お、さっそく卑弥呼たんが登場してきましたよ。他、美少女になったヤマトタケルとか、何故か江戸を支配している美少女信長さんとか、いきなりカオスな所がたまりません。

 主人公である自分のキャラは、どうやら私達の世界からタイムスリップなのかパラレルワールドなのか、とにかくいきなりバイストン・ウェルに召喚されたショウ・ザマみたいなもんらしいです。
 この点は追々謎が明らかにされるのか投げっぱなしなのか…ま、投げっぱなしで問題は無いと思いますが、ビジュアルは結構イケメンで女に優しいリア充です爆発しろ!

 ちなみに、私の手元に現在稼働中のWIN機はありませんので、手持ちのMacBook Air+ VMFusionという環境で、更にケチった容量設定しかしていないBootcamp領域には、容量不足でインスコできませんでしたので、Mac側の共有フォルダにアプリをインストールしています。あ、DVDイメージも一緒にね。じゃないと光学ドライブが無いAirでは起動できません。

 そんなかなりイレギュラーな環境で起動していますが、アニメーションや音声が途切れる事も無く、パフォーマンス的には全く問題ないです。その辺、CPUパワー的な部分よりもSSDが効いているんでしょうね。ま、なんせVM上でもDELLのVISTROノートよりスコア高いCore i7 Airたんですから!世のヲタの皆さん、今ではOSXも立派なエロゲプラットフォームですよ。

 つことで、グラフィックもキレイだし、キャラの声もかわいいし、カオスな世界観も楽しそうなので、久しぶりに夜な夜なエロゲ三昧で楽しむ事にします。あぁ…早く美少女にアレンジされた怪僧ラスプーチンにアイタイ…。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2012年03月25日

FireFox 11の3Dビューが面白い

2012-03-25 7.52.34 かつて、ナウなヤングにバカウケだったFireFoxたんですが、今ではすっかりChromeたんに取って代わられましたね。
 このクロムたん、今ではなんとシュア一位!とかいうデータもあるくらいで、フォクすけさんもすっかり意気消沈…というか、既にやる気ないみたいね。

 つことで、近頃safariに鞍替えしている私にとって、FireFoxはたまにWebの完成チェックで使う程度のブラウザだったんですが、最近ではクロムとの激しいバージョンアップ合戦を繰り広げていて、今では知らない間にVer.11まで進化しているようです。

 で、Ver.11で再びナウなヤングで話題に(笑)なっているのが、この3Dビュー。なんつーか、無駄にスゴイというか笑ってしまいました。いや、開発者側にはとても便利だと思うけどね。使い方は…

①:メニューバー → ツールを選択
②:Web開発 → 調査を選択
③:ブラウザ下にあるバーの右の方「3D」を押下

 さっそく、このブログも3D化して見てみましたよ。実はこのブログ、MovableType 3.2という、今ではかなりレガシーなCMSで構築されていまして、さらに当時はまだ生き残っていたIE5に対応させるべく、以外と無茶やってたりするんだよね。ベースのテンプレートについて、実はtableで組んであったりと、あまりモダンなソースではないです。

 3Dで視覚化してみてみると、思ったよりも悪くないかなとは感じたのですが、画面左上になんだか意味不明な独立峰があって、多分これが本来MovavleTypeで設定されていたalphaレイアウトだったりするのかなと…今となってはよくわかりませんけどね。

 冗談みたいな機能ではありますが、案外便利で楽しい機能。皆さんも、たまにはアプリケーションフォルダで眠ったままになっている火狐さんを、起こして上げて下さいな

▼2012年03月21日

電子書籍版を買って損した気分?

IMG_0023 仕事柄(藁)電子書籍にも慣れておかないといけないなぁ…と思って「テルマエ・ロマエ」だけは電子書籍版を買い続けています。販売元はBOOK☆WALKERです。

 で、購入してみた感想としては、価格も450円と、個人的には紙の本に比べてあまりお得感を感じない上に、紙の本についている様々な特典なども無い訳で、ハッキリいうと非常に満足度が低い…というか、買って損してる気分です。

 でもねでもねっ…電子書籍のいい所は、対応デバイスさえ持ち歩いていれば、いつでも手軽に読めちゃうゾ☆!…って部分だと思うのですが、そのアドバンテージすらもあまりないという証拠画面(笑)

 おそらく、電子書籍配布元システムの都合なんでしょうが、こういったアップデートは私が認識しているだけで、既に3回位ありました。例えば、写真の画面では「バージョンアップが必要です。バージョンアップしますか?」と聞かれていますが、バージョンアップしない選択はありません。そもそもしないと読めないので、するしかないのです。

 で、このバージョンアップですが、またエラく時間がかかり、環境にもよりますが、Wi-fi下で10分程度、3G回線だとそれこそエンドレスに近い時間がかかります。当然その間、購入した電子書籍は読めません。
 こんな事が度々あるだけで、一般の人はもう「電子書籍はこりごり」とか思っちゃうよね。それが狙いなのかもしれませんが。

 他、販売サイトでもう少し大規模っぽいシステム改修が入った時があって、その時はWebにアクセスしてアカウントの移転作業を行った後、購入した全ての電子書籍を再ダウンロードとか、なんかの苦行かこれ?みたいな事もありました。
 自分はまだ「研究目的」とかいう大義名分がありますけど、そもそも、こんな未完成なシステムを客に売りつけようって考え方がスゴイと思います。

 今はまだPCリテラシーというか、それ系になれている人達が主に買っているから構わないのかもしれませんが、日本のPC向け電子書籍マーケットというのは、かくも酷いもんなんだと認識できただけで、お金払い続けてる意味はあったのかもしれません。ちなみに、


 とかさりげなく恐ろしい事書いてある電子書籍販売サイトもあるのですが、購入して1年後にシステムアップデートされたら、自動的に購入した電子書籍は破棄扱いですかね。まさかとは思いますが、ここまでワザワザ使いにくいシステムを運用させている事を考えると、そのまさかの懸念は充分あります。

 電子書籍については、売る側の意向と買う側の意向がどうもマッチしていない印象で(そういう意味で出版の現場は割と前向きみたいです)、電子化する事によって仕事を奪われる人達、組織、会社…色々な権利と思惑が渦巻いてゴチャゴチャやってるうちに、結局Amazonが全てをさらってゆく、って結果になるんだろうなぁ…と感じています。

 音楽については、以前より音楽を作っていた側、売っていた側は色々大変みたいですが、大雑把に言えば、利用者側はiTMSやAmazonで音楽が売られて便利になったと実感しちゃってる訳で、何が正しいのか判りにくい話ではありますが、やはり大半のエンドユーザーが満足しちゃってる姿が概ね正しいんだと私は思います。

 さて、日本の出版社と電子書籍は、そういう方向の未来を見据えているのでしょうか?

テルマエ・ロマエ IV/ヤマザキマリ

Softbank・デジタルTVチューナー

E3209272.JPG 正式名称はなんて言うのかわかりませんが、ソフトバンクの地デジチューナーです。型番はSB-TV02-WFPLとなります。

 プロテクトがっちがちの地デジ映像をなんとWi-fiで経由でiOSデバイスに飛ばしてしまうという魔法の小箱。
 あ…その代わりiOS以外のデバイスでは使えません。PCで使えないのはもちろん、録画機能もありません。

 買った理由は、初代iPadが余ってしまったので、家族にあげようかなと思って。ついでに「テレビも見られるよ」といって渡すのも面白いかなと。その程度の動機です。

 ちなみに、同一ネットワーク内にあるiOSでの視聴可能台数に制限はありませんが、同時視聴可能のデバイスは1台のみ。テレビを見るためには、専用アプリ(←iTunes開きます)を使います。

 テレビの画質は、近くで見ているせいか、非常に精緻に感じます。テレビ映像をこのBOXでエンコードしながらネットワークに流していますので、普通のテレビと比較すると、放送が数秒遅れてます。ま、特に問題になりませんけど。

 ネットワークの安定性については、途中何度か映像が途切れる事もありましたが、日常の使用には全く問題がないレベルかと。起動時とチャンネル変換時に数秒かかるのがちょっとうざったいかもしれませんが、慣れの問題ですかね。

 人気のデバイスらしく、ヨドバシでは入荷したとたんに右から左へと捌けているみたいです。たまたま売っているのを見つけた私は運がいいのか悪いのか…。

OLYMPYS E-3 + SIGMA 30mm F1.4 EX DC/HSM


▼2012年03月20日

新型「iPad」購入!

P3202747.JPG 色々と文句言ってましたが、結局買ってしまいましたごめんなさい。
 だってー、計算すると通常の負担額+月々800円位の負担で新型の同容量が買えちゃうんだよ−。買うでしょそりゃ(笑)

 そんなこんなで、今回購入したモデルは4G+Wifiモデルの64GBです。ある意味アルティメットモデルになりますかね。色は白を選択しました。iPhoneと合わせてます。ちなみにスマートカバーも黄緑を選びまして、それもiPhoneと揃えてます。

 購入場所は、銀座AppleStoreにしました。というのも、普段の買い物はアキヨド派の私なんですが、Apple製品に限っては、ヨドバシの在庫管理体制は全く信用できない!というのが、前回の4s購入時に思い知らされましたので。
 今でもヨドバシ在庫は、ネットと実店舗の情報が一致していない状況です。だったらポイントも関係ないし、直接アポスト行くっての。

 という事で、銀座のAppleストアに直接出かけてみると、お店ではKさんという可愛らしいショートカットの女の子が応対してくれました。彼女は結構おしゃべり好きな方みたいで、とても楽しくてキュートな魅力溢れる女性だったのですが、逆に私みたいなキモヲタ相手に色々と楽しいお話と商品説明をさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 私サイドだけでいうと、気持ちよくお買い物が出来た印象なんですけど、一生懸命色々面白いお話しをしてくれたにも関わらず「はい」か「そうですね」しか答えられない自分じゃお話しててもつまらなかったでしょうね…って、それは別の話ですな(笑)

 今回の新型iPad。ネットなどの評判から伺い知る状況だと「液晶解像度が上がっただけで、重くなったし…時期機種待ちだな」みたいに冷静な分析が多いのですが、多分実物見ると評価が逆転します。

 当たり前の事ですが、この液晶解像度は素晴らしいです。特に写真を、積極的にSNS等を利用してネットで運用している人は驚くと思います。
 自分も最近だとFlickrにデジカメ写真アップしてたりしますが、新型iPadでオリジナルピクセルのデジカメデータ表示させると、マジでビビりますね。
 私の写真なんて誰も見てないのでどうだって構いませんけど、プロ…あるいはそれに準ずる人達は、Webにアップした写真が、こういう解像度で見られてしまう…って事を、少し意識して脅威に感じるべきレベルだな…と思いました。iPhoneサイズのRetinaディスプレイだと、そこまで大げさには考えられなかったんですけどね。

 また、電子書籍業界…いや、Web業界にとっても、単に画像は72dpiで作っていれば良かった…という判りやすい時代の終了を暗示させる世界が始まったのかもしれません。GIFバナーを350dpi納品…って日も、すぐそばに迫っているのかもしれませんね。ちなみに私は概ねそういう世界に賛成の立場なのですが(笑)

 で、1枚目の写真ですけどね、地面に置いて撮影した訳ではなく、工事現場の鉄フェンスにスマートカバーを貼っつけて撮影してみました。

P3202745.JPG この純正スマートカバーはとても素晴らしく、一般家庭でいうと、冷蔵庫の扉にこうやってiPadひっつける事が出来ます。

 あと、自動車のボディにもひっつきます(MGFで試しました)。自分で言うのもなんですが、この写真を見て新しいアイディアを考えつく人も多いのではないかと思って、敢えてこの写真を公開してみました。

 それと、全然別件ですが、パワーサポートの液晶保護フィルムは、買って数時間後に引っぺがしてしまいました。この高解像度液晶を堪能するには、保護フィルムとか邪魔でしかないです。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年03月08日

デジカメ写真はもう「flicker」それもProアカウント一択な件

 つことで、数ヶ月位前から、flickerのアカウントをPROアカウントに変更しました。きっかけはこの本を買った事なんだけど、年間$24.95で、なんと容量無制限、転送量も無制限という、広大なクラウドストレージを与えられた事は、デジタル画像の取り扱い方法もすっかり変わりました。

 銀塩写真と違い、デジタル写真はデータなので、複製が容易なことと引き替えに、記録媒体がダメになってしまった場合は、一気に全てのライブラリを失うというリスクがありました。
 例えば、プリントしていない場合、デジカメの写真をPC内、もしくは外付けのHDDに保管していると、それらが壊れた瞬間、全ての写真データが綺麗さっぱり無くなります。銀塩写真のように「探せば出てくるかも…」という望みもなく、写真に託した記録と記憶は一瞬で断絶してしまう訳です。

 そのために、私は自宅のデジタルカメラ写真は、複数のHDDを定期的に2台単位で増設し、万が一の時為にそれらをミラーリングして…といった保管方法を実践してきたのですが、それでも完璧ではないし、厳密に言えばミラーリングはバックアップの完全を保障するものではありません。つか、写真が増える度に部屋の中にHDDが増えていくのも見苦しいものです。

 それと、災害が発生した際の事を考えてしまうと、「自宅」という場所に集中的に複数の媒体に保管しておいても、冗長性としてはあまり意味がありません。私の住んでいる場所に津波はこないと思いますが、震災で崩壊したり火災で消失したりといったリスクはあります。
 ま…家失ってまで写真を保存しておいても、とか、平和な今では考えちゃいますが、そういう事態になってから、記録されたデータの重要性を再認識するものなのかもしれません。

 しかし、データをクラウド上に保管しておけば、極端な話、日本が沈没しても(笑)、写真データは消えません。

 前置きが長くなりましたが、つまり、そういった写真データはクラウド化してしまえ!ということです。そして、世に様々なクラウドサービスがあるにしても、GB・TB級のデータをこの値段で保管しておける場所は、flickerしかありません。

 あと、もう一つ私がflickerがとても便利だと思っているのは、Eye-FiというワイヤレスLAN付きSDカードメディアの存在があります。このカードがあり、なおかつWi-fi範囲下であれば、撮影したデジタルデータが、全てflickerに自動保存されます。デフォルトの設定で非公開を選んでおけば、プライバシーに関わる写真も保護されます。

 これはもう、笑ってしまうくらい便利です。更に私の場合は、Pocket Wi-fiも持ち歩いていますので、屋外で撮影した写真も、撮った先から自動的にflickerにアップされます(回線速度がボトルネックになるので撮った先から…というほど素早く保管される訳でもないのですが)
 故に、SDカードスロットがないMacBook Air11等でも、ネット環境さえあれば、そこからデジタルデータを直接引っ張ってくることが出来ます。ブログ等で使用する場合も、フリッカーのURLを取得して貼り付ければ、自分のレンタルサーバーに写真を移転する必要もありません。

 もちろん、iPhoneやtablet機、その他外出先PCから自分の写真ライブラリを参照できますので(自己所有機以外ではID:PASSの扱いには注意)、各種SNSでの参照や、自分のフォトストリームから任意の写真をピックアップしてアルバムにまとめて公開権限を設定し、友人やお客さんに見てもらう…といった対応も簡単にできます。

 また、最近はMac用のブログエディタでMarsEditというアプリ(有料)を使い始めたせいで、flickerとブログとの連携が実にやりやすくなりました。これも便利ですね。

 今のフローは…

① Eye-Fiカードを入れたデジカメで写真を撮影
② Wi-fi環境下(外出時はPocket Wi-fiで)においてflickerへ自動保存
③ WWWブラウザ、あるいはflickerアプリで写真を利用

 となっています。
 かつて必須であった「PCに写真を保管」という部分がなくなっただけでも、かなり日常のフローが軽減されます。また、タイミングにもよりますが、カメラが壊れた場合、また、SDカード内のデータを消去してしまってデータがどこにもない…というリスクはほぼなくなります。

 この先、Eye-Fi以外でも、無線LAN機能を備えたSDカードが発売されるようですが、デジタルカメラが直接クラウドサービスと連携し始めた今、写真の保管や利用方法も随分進化してきましたね。楽しい時代になってきました。

▼2012年02月26日

ゴリラガラスにも傷

E2259148.JPG そういえば、もう使ってないのでどうでもいい話なんだけど、一般的には「傷が入りにくい」とされている、iPhone 3Gsの傷写真。

 確か、液晶保護シート剥がした次の日くらいに、枕元フローリングの床に液晶面下向きに置いておいたら、あさキズだらけになってた(笑)

 その頃は、もう買い換えるつもりで新しい4sの発売を待っていたから、あまり気にしなかったんだけど、やはり屋外など明るい場所での使用は、この傷がテカってちょっと使いにくかったかな。

 iPhoneに限らず、持ち歩いて使う液晶モノには、一応保護シート張っておいた方がいいよ、というお話しでした。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

▼2012年01月10日

HHKBを掃除してみる

 家で使っているホワイト仕様のHHKB。ホワイトという色のせいもありますが、近頃ヨゴレが目立ってきた気がしますので、掃除してみることにします。

20120110_01.jpg

 まずは、キーボードのキー抜きで全てのキーを引っこ抜いていきます。で、その姿がこちらです。色々なサイトで見かける程は汚れていませんでしたが、ま、それなりに汚れています。当然ながらこの状態でも黒いボタンを押せばキーボードとして使えますよ。ある種、究極のブラインドタッチ専用モデルです。

 なんて余裕かましていたら、返信が必要なメールが来ました。仕方ないのでこの状態から手探りで文字を打ちます。意外となんとかなるもんですね。勿論タイプミスは沢山しましたが(笑)

 ついでに、キーボードを元に戻すため、FPUのサイトからHHKBのキートップ画像をブラウザに表示させておきます。

20120110_02.jpg

 で、外したキー達は、ボウルに入れて、中性洗剤とぬるま湯でガシガシ洗います。洗いますというか、この状態で何度も攪拌するってだけですね。じゃらじゃら、じゃらじゃらとやりましょう。

 そして、キー達を渇かしている間に、キーボードベースをクリーニングします。こちらは水洗いする訳にはいきませんので(過去コーヒーこぼしたキーボード水洗いしたことありますけど)、綿棒やクリーニングクロスなどでクリーニングします。綺麗にはなりますが、キーみたいに、洗剤でドカッと洗ったようなツルピカ感が出ないのがちょっと残念ですが、仕方ないです。

20120110_03.jpg

 後は当然組み立てですね。キーの位置をお間違いならないように、パッチンパッチンとキーベースにはめてゆきます。これはなかなか快感な感じ。

 つことで、無事動作確認を終えてクリーニング終了。キートップが綺麗だと、新品に戻ったみたいでなんだか気分がいいですね。HHKBは長きにわたって使える製品なので、年に一度位はキー外しを用意して、クリーニングしてみると、気分よく使えますよ。

OLYMPYS XZ-1


▼2011年12月02日

iPhone4sも裸族

20111202_01.jpg 買って1ヶ月ちょっとのiPhone4s、ちょっと前のエントリでオサレぶって黄緑の純正バンパーとか装着してる様子をうぷってますが、もう飽きてしまったので(笑)、結局裸族運用になりました。

 というのも、純正バンパー装着したままだと、ステレオミニジャックの干渉で、使えないヘッドホンが結構多かったんですよ。特にわが家のヘッドホン軍団フラッグシップのEdition8が使えなくなるのが痛い…。更にrethinkのLim Phone Sleeveが、3Gs用でもそのまま4sに使える事がわかり、あの薄い革ケースの感触もまた味わいたいな…と思いましてね。

 ただ、はだか運用で困るのがストラップです。さすがにストラップ無しだとチキンな私はちょっと怖いので、3Gsの時にお世話になったエザンスにiPhone4s対応のリングねじを注文しました。このメーカーは福島にありますので、被災地支援の一環としてもオトクでっせ奥さん。
 ちなみに、手元にある3Gs用のねじがそのまま使えるかと思って試してみたのですが、微妙にサイズが違うみたいでダメでした。よい子はマネしないようにしましょうね。

 という感じで、数日前からこの状態でiPhone4sを持ち歩いています。はだかで使ってみて思ったのですが、私は手の大きさが小さい方なので、バンパーを装着している時よりもストレスなく画面操作ができるようになりました。あと、4sの金属というかソリッドな感触が味わえるのがいいですね。
 実は裏表にパワーサポートの液晶保護シートを装着してますので、完全な裸体ではないのですが、やはりiPhoneはケース無しで使わなくちゃドヤ!って感じでしょうか。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Auto-Macro 50mm F3.5


▼2011年10月25日

iPhone 4s

2011102501.jpg 3GSからの乗り換えです。

 アキヨドで予約してから受取まで長かったなー。ま、冷静に考えれば2週間待っただけなので、そんなんでもないかな。一言苦言を言わせてもらうと、初日のソフトバンクによるシステムトラブルのせいで、色々と混乱していたみたいだけど、その後の対応のグダグダっぷりは、普段シャッキリしているヨドバシっぽくないというか、今回の負けはヨド予約組だったみたい。

 とは言いつつも、地方のソフトバンクショップに予約している人は、平気で1ヶ月待ちとか言われるみたいだし、私も地元のソフトバンクショップで冷やかし半分で聞いてみたら、来月以降にならないと全くわからないとか素っ気なく言われるし、地方のソフトバンクショップにとって、iPhoneは余計なサービス抱き合わせで売りにくいし、あまり売りたくない商品なんだろうなーという感じ。とにかく今回は、予約から入手までのスピードが、ショップによってかなりまちまちだったみたいです。

 と、入手までの苦言はさておき、今回の新機種発表を首を長くして待っていた私にとっては、ホント長かったですよ〜。いつものアップルなら、夏くらいに新機種が出るはずだと思っていたんだけどなぁ。

 今まで使っていた3GSは、バッテリの保ちもさることながら、飯田橋のこの店で修理に出してからは、本当に調子が悪くて、電波のつかみは明らかに弱くなったし、液晶のバックライトにはムラが出るし…つか修理戻ってきた状態だとガラス裏面がホコリだらけだったからね。自分でバラして清掃したけど、二度とあの手のiPhoneリペア業者には頼まないと固く誓いましたよ!って話がずれましたが、とにかくそんな状態。
 あと、iOS5にしてから、本体の強制リセットがかかる機会が増えたし、どうも私の3GSは、ハードウェア的に結構寿命きていたのではないかと。
 ちょっと前には「もういいからiPhone4買っちまうか!」と思っていたのですが、辛抱して待って良かったです。

 今回のiPhone 4s、ハードウェア的な評価については様々な場所で語られていますね。なので詳しくは語りませんけど、内蔵カメラの性能アップはめざましいモノがあります。他にコンパクトデジカメとか持ち歩かなくてもいいかも。
 それと、やはり処理スピードは全く違いますね。3GS時代には少しもっさりとしていたアプリも、4sだとストレスなく使えます。
 あと、一番嬉しかったのが、電波の掴みが非常に良くなったこと。これはインチキ業者へ修理に出した私の3GS固有の問題だったのかもしれません。とにかく近頃のiPhoneは電波の掴みが悪くて悪くてまいっていたのですが、4sを使ってみると、明らかに実感できるくらい、ネットワークが切れにくくなりました。この分だと来年の夏にソフトバンクが取得するという噂(さすがにバンクが取れなかったらおかしい)の900MHz帯も楽しみですね。ま、それらを含めたネットワークの向上は、次期iPhone 5(?)が発売される以降にならないと実感できないのでしょうが。

 種類は64GBのホワイトを選択。ケースは何にしようか迷いましたが、アップル純正のバンパーを選択。カラーはポップに黄緑で攻めてみました。その右下にピンバイスで小さな穴を2つ開けて、ストラップを通しています。おそらく落ち着くまでケースというかカバーは2〜3回換える気がします。人はiPhone1台買うと、最低6つのカバーを買うものですから(笑)

 液晶面は、3GSの時にもお世話になった、パワーサポートのノングレアフィルムを選択。保護フィルムについては、多少高くたって騙されたと思ってパワーサポート製にしといた方がいいです。他の製品と明らかに品質が違いますよ。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年10月06日

ヒーローが消えた夜

20111008_01.jpg 渋谷Apple Storeの前です。献花に来た人、手を合わせている人、そしてそれらを取り巻くヤジ馬(笑)とで、その日のストア内にはむしろ入りにくかったような感じ。

 思えば、PCなど全く興味が無かった私が、アルバイトで通っていたデザイン事務所でいきなりMacintosh IIを渡されたのがマックというかPCを使う人生の始まり。
 そして、その後人生において、仕事やプライベートの現場でマックに触らなかった日は数えるほどしかない。不思議な巡り合わせだな〜と思う。

 個人的に、ジョブスという人物にはさほど興味もシンパシーも感じている訳ではない。むしろジョブス最大の作品のひとつであるOSXについては、Snow Leopardになるまで、プライベートでは拒絶していた。
 それがiPhoneを買ったおかげで、一気にマカーへの道をまっしぐら。あれよあれよと、電話からタブレット、公私共々Macを使うようになってしまった。そういう意味で、私がジョブスという人物を意識し始めたのは、ここ1〜2年くらいなのではないかと思う。

 彼の経歴だとか、彼の偉大な思想だとか、彼を讃える文章とか、そういったのは、Webをちょっと回ってみれば色々な所に落ちているので、私は繰り返さない。
 でも、たったひとつだけ…彼が大学の講義で受けたカリグラフィーの知識がなければ、私を始め世界の人は、PCモニタの中、Webデザインという仕事がない世界を生きていたかもしれない。モニタの中に美しい文字を求めてくれて、本当にありがとう。

 どうか、安らかにお眠り下さい。

OLYMPYS XZ-1

▼2011年08月29日

REGZA Tablet AT300ってどうよ?

20110829_05.jpg Androidタブレット機が仕事で必要になりそうなので、この度REGZA Tablet AT300を導入致しました。さすがに自腹で買うほどでもないだろうと思い今回は会社購入。なので、あまり叩きたくもないのですが、いざ製品を手にしてみると、ちょっと、ねぇ…という感じが非常に強く、ここは思った事をストレートに書いてみることにします。

 ちなみに1枚目の写真は、初代iPadと並べて撮影してみた裏面。iPadのアルミ削り出しに比べ、AT300はゴムでコーティングされたプラ製。確かに滑りにくいのですが、背面パネルは取り外し可能な構造のせいか、なんだかペコペコと安っぽい質感。
 何故取り外しが可能なのかというと、オプションでカラーパネルが用意されているから…というより、バッテリ交換可能な構造にしたかったからみたいですね。個人的には、この手の機械でバッテリ交換が可能である理由はあまりないかと思いますが。


20110829_06.jpg まずは正面写真を。下に敷いてあるのは比較のための初代iPadです。

 サイズは、iPadに比べて縦長です。その分幅は少しだけ短くなっていますが、縦が長いせいか、iPadに比べるとかなり大きな印象。重量は初代iPadの680gに対して765g。公式のスペックでは予定値となっていますが、予定って何だ?
 私は持っていませんが、2代目iPadは601gなので、比較すると結構重いですね。実際初代iPadと持ち比べても、重さの差を実感するくらい。また、AT300の方は、持ち上げると筐体内部で何かがカタコト動いてるような感覚があるんですよね。これは交換式バッテリが中で動いてるせいだと思うんですが、こういう部分って本当に安っぽさを感じるなーと思います。
 これはAT300がどんな状況で使われるのかにもよるのですが、3G通信機能を省いているという事は、iPadみたいに外に持ち出して使う事はあまり想定されていないのではないかと。だとしたら、バッテリ交換可能な構造にこだわる必要ってあるのでしょうか。
 最近ではバッテリの高性能化もあり、持ち歩き前提のデジタルガジェットだって、予備のバッテリ一緒に持ち出す人、あまりないと思うのですが、メーカーからするとバッテリが劣化した時「お店でバッテリ買って交換して下さい」で済み、サポートリソースを消費しないからかな?とか勘ぐったりもしてしまいます。
 AT300の交換バッテリは東芝ダイレクト価格で12,600円、iPadのバッテリ交換プログラムは11,800円です。iPadはメーカーに送る必要がありますが、アップルストアに行けばその場で交換してくれます。価格を比較すると、なんだかバッテリが交換できることは、特にメリットがある印象でもありません。

 液晶の表示についてですが、レグザブランドを冠すAT300が圧倒的に綺麗!って程でもなく、むしろiPadに比べ色が薄くてなんだか安っぽい。写真で表示されているのは、このブログ画面なのですが、AT300は明らかに色が薄いです。ただ、液晶の色については調整可能なのかもしれませんね。表示の緻密さについては、どちらもあまり変わりない印象です。


20110829_04.jpg まだまだいきますので、AT300 LOVEの方はこの先読まない方がいいかもしれません(笑)
 個人的にもっとも許せなかったのが、この電源ボタンとパイロットランプの位置。普通この手のデバイスでパイロットランプがこの位置にあれば、このランプ直下の位置に電源ボタンあるよね、と考え、普通に指がいくのが当然だと思うのですが、何故か中途半端に場所がズレています。全く違う場所にあるならともかく、逆にどうしてこのような仕打ちをするのか理解できません。東芝の開発者は、このデバイスが手にとって使われる機械だ、というのを理解していないのでしょうか。
 こういう雑な仕事が見え隠れする製品はホント白けるなーと思います。こりゃ、iPad手にしたみんなが、アップル信者になる訳ですよ。

 他、既に書いた背面パネルの妙ながたつき、筐体内のバッテリのグラつき、他、物理的ボタンの安っぽさなど、正直言って、iPadとAT300を並べて比較した場合、AT300を選択する理由が思いつきません。iPadより優れている点は、豊富な外部インターフェイスのコネクタが用意されている事位?SDカードスロットは、iPadユーザーからしても、素直にうらやましいと思います。
 ただし、実売価格ではむしろ同スペックのiPadより高価です。「死んだ祖母の遺言でiOSだけは絶対使うな!」と言われている事情でもない限り、あえてこの製品を欲しがる人達というのがみえません。


20110829_07.jpg 書いていて自分でもイヤになってきましたが、トドメがこのACアダプタ。もはや何考えてるんだろ?としか思えません。一般的なノートPCサイズの電源アダプタそのままです。
 更にイヤらしいのが、どうせなら自社製品で同電圧のDynaBookとACアダプタを共通化すればいいのに、妙に細長いプラグを使って、一般的なACアダプタが使えないようになっています。ま、これは安全性を考えての事なのかもしれませんが、こういう所も、製品を手にした人のテンションを思いっきり下げる要素です。

 ザッとまとめると、このAT300。ハードウェアとしての魅力に乏しすぎるというのが率直な意見。自腹で購入していたら、返品するかさっさとヤフオクで処分したでしょう。
 Androidタブレットとしての新しさ、ワクワク感、希望などが微塵も感じられない、正直iPad登場以前の製品クオリティ。そうですね…キツイ言い方ですが、AT300の方は10年位前に安売りされていたPCアクセサリ程度の品質感しかありません。東芝がどこまで本気なのか判りませんが、これではAndroidタブレットが盛り上がることはないんじゃないかな…と思いました。
 ただ、仕事には使えそうだし、工夫すれば何らかのデモ機としても利用できそうな気もしますので、頑張って使ってみたいと思います。実際使い始めりゃ印象も変わるでしょう。

 ここまであえて「Android OS」には触れないできましたが、ソフトウェア面については、iOSとは違った独自な価値観があるなと感じています。

 ちょっとマニアックな感じもしないでもないですが、そういう匂いが逆にAndroidらしい部分でもありますし、これは好印象。ただ、画面のヌルヌル感については、まだiOSの方が1日の長があるかな。いずれにせよ、私にとっては初めてのAndroid OS機になるため、ソフトウェアについての比較はまだできません。

 ただ、グーグルマップについては、さすがグーグル純正OS、地図の立体表示や鳥観表示はうらやましかったです。ちょっといじってみて、次期携帯電話に、Androidも選択肢に入れてもいいかな?と、ちょっぴり思い始めましたよ。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5 / Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro / OLYMPYS XZ-1


▼2011年08月22日

USBメモリも持ち歩いてます

20110822_02.jpg ガジェット好きなら、用はなくてもUSBメモリのひとつやふたつ、持ち歩いてるよね…ということで、私が普段持ち歩いてるUSBメモリは、LaCieのiamaKey 8GBとなります。

 今となっては、普段持ち歩いているデジカメにGB級のSDカードが入っているんだし、特にUSBメモリを別にして持ち歩く必要はないんだけど、年に1〜2回位、持っててよかった〜という場面があるのも事実。

 実際、MacBookAirを買ってBootCampでWindows7をインスコする時、不意にUSBメモリが必要になったからね〜。ちなみに自宅にはもひとつ4GBのUSBメモリがあって、そちらは今、Windows7のインストールディスクをそのままコピーしています。なので、今回Airにインストールしたのも、そちらのメモリから。ま、データというかプロダクトIDさえあれば、そもそもWindows本体なんてネットで配信してもいいんじゃねえの?って気もする位なので、Air用に用意したインストールDVDは一度も使わず…。

 って話がそれました。とにかく、意外とSDカードスロットがここにないけどデータを受け渡ししたい…ってシーンは、たまにあるんですよね。そんなときにすごく便利なのがUSBメモリだったりします。今時のPCなら、SDカードスロットがなくても、USBがないマシンなんて存在しないからね。

 ただ、そのイザという時にUSBメモリを持っていないと意味が無いのは当然のこと。ということで、私はこのLaCieのUSBメモリを、写真のようにキーホルダーに付けて使っています。これなら忘れませんし、そもそも鍵の形をしているので、見た目的にも違和感がありません。

 更にこの製品は、キズがつきにくいようなコーティングが表面に施されているのと、防水加工が施されているので、安心してキーホルダーにぶら下げておけます。そもそも、私のキーホルダーにつながってる鍵の中には、通勤自転車の鍵もあるからね。雨風にバンバン晒されてますけど、今のところ全く問題ないですよ。

 ま、USBメモリなんて巷に色々なモノが溢れていますので、皆さんそれぞれ色々なモノを買って使っているんでしょうが、私の場合はこんなのを使ってますよ、という意味で紹介してみました。イザという時の1本!皆様も用意してみては如何でしょうか?

OLYMPYS XZ-1


パソコンは1台のPCにまとめなさい!

20110822_01.jpg こちらのブログで綺麗にまとめられているが、今回、自分でMacBookAirを買ってみて、つくづく思った事。

 よく言われる事だが、自宅、もしくは事務所に置いてあるPCがメインマシンで、持ち歩いて使うPCは、サブ、もしくはモバイル用と区別するやりかた。前々から変だよなぁ…と思っていたのだが、ちょっと前にAirを買ってみて「あ、もうメインマシンとサブマシンってくくりは古くさいわ」とハッキリ認識してしまった。

 現に、私は、自宅でもスタバでも事務所でも同じMacBookAirを使っている。日々の業務では、いわゆるオフィス系のアプリはもちろんのこと、AdobeのCS4を使ったデザインワークも行っている。それこそ、フォトショ起動しながらイラレを立ち上げ、パワポで来た指示書を確認しながら、必要書類はPDF化しつつメール連絡…みたいに、一般的なPC使用用途よりは、すこしハードな使い方をしているつもりだ。その上、Windowsが必要になったら、BootCmapでWindowsアプリも立ち上げられる。ま、これはMacだからという事もあるけど。

 今までノートPCというと、メインのCPUパワーが少ないとか、ディスク容量が少ないとか制限があった。しかしAirの場合、CPUはi7だし、ディスク容量は決して多目ではないが256GB、しかもSSDなので、ディスクアクセス系のアプリについては、一般的なHDDを搭載したデスクトップ機よりも遙かに早い。

 今でも唯一、ノートPCがデスクトップ機に劣っている点といえば、拡張性と画面解像度になるが、USB時代になって、拡張性なんてハードなネトゲマニア以外には関係ない項目になりつつあるし、画面解像度についても、モニタだけ机に置いておけば、PCを持ち帰った時につなげば広い画面で作業ができる。

 ノートPCのデメリットは減った上で、更に全ての必要書類ごとPCそのものを持ち歩けてしまう訳だから、面倒なデータ移転などの手間も省ける。メールや必要書類はどこでも参照できるようにクラウドのディスクにしまって…みたいな事すら意味がなくなってしまう(データ保全という観念からだとまた別だが)

 もちろん、業務によってはPCの持ち出しどころか、データの記憶媒体の持込についても厳しい制限がある場合はあるが、一般的な仕事なら、ノートPCのパワーでは不可能…という状況はほぼない筈だ。

 私はMacなので、Windowsマシンでクラムシェルモード(Windowsではリッドクローズドモード?)がどれだけ使い物になるのか判らないのだが、自宅のメインPCに追加して、持ち歩けるモバイルPCも導入したい…というなら、ハイパワーのモバイルPCと質のいい外付けモニタを用意して、趣味も業務も、全て1台のPCにまとめてしまうと便利ですよ、と提案します。

 ちなみに、写真は事務所で使っているMacBookAir/11inchの図。こうしてしまうと、使い勝手もCPUパワーも、デスクトップPCと比べ遜色はない。便利な時代になったモノだ…なんて言いつつ、ノートPC大好きな私は、業務でデスクトップ機をバリバリ使ってたのなんて、もう10年位前が最後かもしれん。

OLYMPYS XZ-1


▼2011年08月20日

LionのBootCamp環境でSophosは使えない

20110820_01.jpg MacBookAirを使っていて、いつの頃からかふと気がついたのが「BootCampのWindows7から再起動してMac OS Lionに切り替えると、起動後必ずカーネルパニックが起きる」ということ。もう一度強制再起動を行えば問題ないんだけど。

 当初は、Lion新機能のウリである「アプリウインドウの再起動」が原因ではないかと疑っていた。これは、再起動・システム終了時に開いていたアプリやウインドウ類を、起動後にも全て復元しようとする機能だ。
 ちょっと鬱陶しい機能なのだが、残念ながら、この機能はOSから無効にできないんだよね。ターミナルで色々やればなんとか無効化することができるみたいだが、正直そこまでして無効化する理由もない。ただ、BootCampでWindows7を起動した後、必ずLionが固まるのは困るし、仕方ないけど頑張って無効化してみようかと思っていた矢先、ふと気がついた。

 「そういえば、再起動後に固まるタイミングってのがある気がするなぁ」と。

 早速、何度かBootcampでWindows7を起動してからLionに切替えるのを何度か繰り返して検証。すると、どうやら起動後にLionが何らかのディスクアクセスを行うタイミングでOSがパニックを起こすようだというのを突き止める。

 で、起動後に問答無用でディスクアクセスをするアプリ言えば、アンチウイルスソフト位?その予感は的中。いままでインストールしていて、更にメーカーからはLion対応済みです!とアナウンスが出ていたSophosから無償提供されているアンチウイルスソフトを無効にしたところ、カーネルパニックは起きなくなった。つまり原因はSophos・無料版だったと…。

 原因が判明したので、アンチウイルスソフトをClamXavに切替えて、無事トラブルは解決。問題なくBootCampも使えるようになりました。

 もっとも、このケースは、MacBookAir/11のアルティメットモデルでLionを使用して、BootcampでWindows7 64Bitを使用した状況でMacOSに切り替えるとエラーを起こす…という環境に依存した事例かもしれません。
 また、更にひょっとしたら自分の環境だけで起きているトラブルかもしれませんが、何かの参考になるかと思い、念のためここで情報を連携しておきます。ちなみにSophosの有料版でも同じトラブルが起きるかどうかは、判りません。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2011年08月13日

Magsafeは旧型の方が使いやすい

20110813_03.jpg まずはこちらの写真をどうぞ。

 3枚の連続写真になっていますが、Magsafeアダプタの形状による比較写真です。一番右、MacBookAirから直角にケーブルが出ているのが、旧型のMagsafeアダプタです。
 ただ、こちらの形状は、どうやらアダプタ端子の付け根からケーブルが千切れる事例が多発したため、今では左側2枚の写真のように、本体から平行にケーブルが出る形に変わっています。

 ま、普通に使う分にはどっちの形でも大した問題ではないのですが、私は事務所にいるとき、MacBookAirを外付けのモニタにつないで、クラムシェルモードで使っています。その際、近所の100均で買ってきたまな板立てに立てかけているのですが、一番左の方向でMagsafeを接続すると、机とケーブルが干渉してしまって立てかけられません(上下逆に立てかければいいんだけどケーブルの取り回しに難があるため)
 それなら、写真中央のようにケーブルが上に向かうようにMagsafeを接続すればいいのですが、そうなるとMacBookAirの場合、貴重なUSB端子の一部が塞がれてしまい、使えなくなってしまいます。

 このような場合、旧型のMagsafeなら問題ないんです。USB端子に干渉しませんので。
 もっとも、このモデルはAppleが「危険性がある」との事で廃止したわけですから、使う時にはケーブルの断線には自分できちんと注意する必要がありますが、こういう状況では旧型のMagsafeの方が便利でした…というお話しです。

 ちなみに、Magsafeアダプタの電圧について、Airの場合純正は45Wですが、それ以上の定格電圧を持ったMagsafeでも問題なく使えますよ。

 また、これは余談ですが、上記で紹介したPCを立てるのに使うまな板立ては、絶対にプラ製の方がいいです。安定感が違いますし、ちゃんとPCと接する部分にはゴムのクッションが付いています。オシャレなPC用スタンドは高価ですが、こちらはなんたって100円です。

OLYMPYS XZ-1


▼2011年08月11日

MacBookAirでのSDカードリーダー選び

20110811_01.jpg MacBookAir 11inchにはSDカードリーダーが付いていない。なので、無線でデジカメデータを飛ばせるEye-Fiを使ってデータ転送を、と思っていたのだが、この製品、ドライバアプリの動作が結構不安定で、イマイチ信用性に欠ける。じゃ、持ち運びに便利なSDカードリーダーを買うかと、毎日のように寄り道しているアキヨドにいった訳さ。しかし…意外と苦労しましたよ、というお話し。

 まず購入したのが、ロアスのSD42という機種。コンパクトでいいなと思っていたのだが、AirのUSBスロットで、Eye-Fi/4GBカードを挿すと「このカードは読めません、フォーマットして下さい」というメッセージが出て読み込めない。仕方ないのでフォーマットしようとしても、フォーマットも完了しないという状態。Lionが悪いのかと思って、BootcampでWINDOWS7を立ち上げてもダメ。
 その他、色々検証してみると、Eye-Fiカードが悪いのではなく、どうやらSD/HCカードの認識がうまくできないようだ。ちなみに、Eye-Fiの2GBカード(HC規格ではない)は問題なく認識できた。

 あー、不良品かなと思って、翌朝出社前にアキヨドへゴルァ!しに行く。不良品売りつけやがって絶対に許さん!と意気込みながら店員さんを呼び「あの〜申し訳ありませんが、昨日買ったこの製品なんだか故障してるみたいなんですが…」と、ネットでは虎で実際は太った猫のあの画像のような弱々しさで店員さんに交換を申し出る(笑)
 まずは同等品を持ってきてもらって、その場でチェック。同じように認識しないので、これは不良品じゃなくて、そもそもロアスのSD42という製品がMacBookAir/LionのUSBスロットで、SD/HCカードをきちんと認識しないということみたい。
 じゃ仕方ないので、似たようなサイズの製品である、エレコムのMR-C18DRを選んで再び店頭でチェック。同じくまともに認識できなかった。もっともこのふたつの製品、サイズもほぼ同じなので、内部的には一緒の製品なんだろうね。

 ということで、店員さんに何種類かカードリーダーを持ってきてもらい、その場でチェックすることに。結局次に試してみた、バッファロー・コクヨサプライのBSCRA41U2SVという製品だと問題なく認識できたので、その場でサクッと購入。ありがとうございました。また、動作検証につきあってくれたアキヨドのスタッフにも感謝。

 SDカードリーダーが装備されないMacBookAir 11のユーザーは、外付けのSDカードリーダーを買う人が多いと思う。その際の参考になればと思い、ここで検証結果を共有しときます。

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▼2011年08月10日

MacBookAirのWindowsエクスペリエンス

20110810_01.jpg BootCampを使えばWindowsも走るMacBookAir。とはいってもどのくらいのパフォーマンスがあるのか気になる人もいると思います。
 なので、AirにインストールしてあるWindows7で、Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアを計測してみたよ。

 一番低い部分が、グラフィックスの「5.8」で、他の部分もなかなか頑張っているんでないかい?とりあえず表にすると…

MacBook Air 11inch / Intel Core i7 1.8GHz / 4GB RAM / 256GB SSD
コンポーネント 評価についての詳細
サブスコア
プロセッサ: 1秒あたりの計算
6.9
メモリ(RAM): 1秒あたりのメモリ操作
5.9
グラフィックス: Windows Aeroのデスクトップパフォーマンス
5.8
ゲーム用グラフィックス: 3Dビジネスおよびゲームグラフィックスパフォーマンス
6.3
プライマリハードディスク: ディスクのデータ転送速度
6.9


 となりました。
 普段Windows機を使っていませんので、この数字がどうなんだか比較してみたくて、つい最近会社で購入したデルのノートPCでもスコアを取ってみましたよ。

DELL Vostro V130 13.3inch / Intel Core i5 1.86GHz/ 4GB RAM / 500GB HDD
コンポーネント 評価についての詳細
サブスコア
プロセッサ: 1秒あたりの計算
5.5
メモリ(RAM): 1秒あたりのメモリ操作
5.5
グラフィックス: Windows Aeroのデスクトップパフォーマンス
3.2
ゲーム用グラフィックス: 3Dビジネスおよびゲームグラフィックスパフォーマンス
4.7
プライマリハードディスク: ディスクのデータ転送速度
5.9


 プロセッサはi7とi5の差があるので当然の結果だけど、Airではビデオ回りの数字が健闘しているのが意外でした。こういう部分は超軽量ノートPCなのでケチっているかと思いましたが。

 こりゃ、Win機を買う皆さん、MacBookAirにしないと損するよ…と言いたくなりますが、DELLのVistro V130って、¥62,980とかで売ってるのね…。さすがデル、Airが安くなったとはいえ、価格面ではまだまだ勝負できないです。
 でも、今までWINDOWS使ってたけど、Macにも興味あります…って人は、これを機にMacに乗り換えちゃいましょう!と言えちゃう位、BootCampでのWINDOWSはパフォーマンス発揮してますね。

 もっとも、とは言いつつもWINDOWSメインにするつもりで、ちょっとMacをイジってみたいって人が、WINDOWSをメインに使うつもりでMac買うと、それはそれで色々と不便な所もあると思いますので、そこは慎重にご検討下さい。

▼2011年08月07日

MacBook Air 11inchでドヤっ!

20110807_02.jpg 歳と共に足腰の衰えを感じ、最近MacbookPro 13inchを持ち歩くのが辛いと思い始めていた今日この頃、モバイルマカー希望の星、MacBookAirが、Lionのリリースと同時にモデルチェンジして、使えるスペックのマシンになったので、サクッと買ってみました。

 購入したモデルは、Air 11inchの特盛り仕様。CPUがi7で、内蔵SSDが256GB、メインメモリ4GBのモデルですね。本来このモデルはBTOモデルのため注文生産なのですが、銀座のアポーストアで、この仕様は持ち帰り可能なモデルとして売ってます。
 ちなみに私は、先週の中旬にオンラインストアで注文していたのですが、発送が再来週とのことだったので、お店の人に相談してオンラインをキャンセル、店頭買いしてしまったという訳。

20110807_01.jpg こちらの写真は、開封前の写真です。こちらのブログで話題になっているせいなのか、特にお願いしたわけでもないのに、同梱3芯電源ケーブル対策として、店員さんが2芯の電源ケーブルをサービスしてくれました。個人的には3芯電源ケーブルウェルカムなのですが、ま、うれしいッス。つか、家に帰ったら封が開いてないApple製2芯の電源ケーブルが2セット出てきたよ(笑)

 セットアップは簡単。マシンを起動してから、環境移行アシスタントでTime Capsuleに入っているMacBookProのデータを移転するだけ。それなりに時間はかかりますが、あとは寝て待ってればいいのでラクチンです。
 一眠りした頃には、メールのデータ、アプリ、ファインダのアイコンの位置までもが使っていたMacBookProのままで復旧されます。アプリによっては再度シリアルの認証を求められるモノもありますが、面倒なのはそれ位かな。相変わらず最近のMacはよくできてます。

 そそ、MacBookAirには、外部ストレージへの接続手段が、USB2.0とThunderBolt、それとWi-fiしかありません。特にネット接続手段が無線だけだと、大容量のデータ移転には厳しいので、「Apple USB Ethernet アダプタ」を買ってきて、有線ネット接続で環境移行を行いました。大体170GB程度のデータ移転で、寝ていたので判りませんがおそらく4時間位です。Wi-fiでやってたら一晩じゃ終わらなかったかもね。

 早速、このエントリはスタバでドヤ顔しながら書いてます(笑)
 やはり当然ながら、MacBookProを持ち歩いているのとは全然軽さが違います。まるでカバンに羽が生えたかのよう!バッテリも今入店から40分位、Apertureバリバリに使ったりして作業してますが、システムが表示する残り駆動時間は4時間位残っています。これなら、私みたいな半ノマド的仕事スタイルでも充分役に立ってくれそうです。追加でACアダプタ持ち歩いても、MacBookPro 13inchより軽いしね。

 とりあえずファーストインプレッションなど。また、使ってみて気がついたことは、ジャンジャンアップしてゆきますね。

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▼2011年07月10日

The Magic Charger

20110710_01.jpg 会社ではAppleのMagicMouseを使っているのだが、時たま起きる電池切れにはほとほとイヤになるというか、不必要にイライラしてしまう。
 自宅なら、充電済みエネループが待機しているのだが、わざわざ会社にエネループのストックを常時持ち込むのも面倒なので、仕方なく近所のコンビニでアルカリ電池を買ってくる。その度に「使い捨て電池はなんとかしたいな…」と思いつつ、そのままだった。

 という事で、今回はちょうど週末にMagicMouseの電池が切れたため、以前から買ってみようかと思っていた「The Magic Charger」という製品をゲット。
 お値段は6,800円なので、ランニングコスト的には、ディスカウントストアでアルカリ乾電池をたくさん買ってストックしておく方がトクだとは思うのだが、ま、使用済み乾電池を都度捨てなくて済むので、気分的にも地球環境に優しいしエコだし…みたいな。正直、噂の無線充電ってのに、アイテムとして惹かれていたという事の方が大きいのだが。

 早速セッティングしてみる。
 まず、MagicMouseの裏蓋を外し、使用済み乾電池を取り出す。そして付属の充電池パックを装着。このパックはマウスの裏蓋も兼ねている。やや収まりがキツ目ではあるが、ゆっくりきちんと装着しよう。ちなみに私が購入した製品は、どうも電極の金属爪の接触が悪く、自分で少し爪を起こしてから装着した。
 充電台はミニUSBポート付きで、付属のUSBケーブルから電源を得る仕組み。PCのUSBポートに刺しておいて、使わない時に、充電池パックを装着したマウスを台の上に載せておけばOK。とはいっても、PC使ってない時は電源落とす人も多いのだから、当然その場合は充電できない。なので、私は会社で使っているUSB-ACアダプタの空きポートから電源を得る事にした。

 置き方は割とアバウトでも構わないみたいで、写真はあえて充電台に対して斜めにマウスを置いてみたのだが、それでも充電中の緑ランプが点滅していた。実際充電できているのか、あるいは充電効率に差が出るのかは判らないが、置き方はそう神経質にならなくても大丈夫みたいだ。
 ちなみに充電池パックは、フル充電でおおよそ6日程度(一般的な作業で1日8時間使うとして)保つらしい。日常的に充電台に置くクセをつけておけば、そうそう充電切れは起こさないであろう。

 更に使ってみて判ったメリットとして、マウスの重量が若干軽くなるという事がある。MagicMouseの欠点として、電池を入れた状態だとやや重いというのがあったのだが、「The Magic Charger」の充電池パックに入れ替えると、体感的に随分マウスが軽くなった感じがする。長時間の作業での疲労度が変わってくるかもしれない。

 本アイテムは、繰り返し使えるとはいえ、純粋に価格的なメリットとして考えると、枯れた技術である「使い捨て乾電池」の低コストぶりにはなかなか敵わないのだが、それでも、都度ゴミを出さずに済んだり、急な電池交換で慌てる事も無いというのは、精神的にも満足度が高い。そして、今話題の無線式充電を、比較的手頃な値段で体感できるのも、こういったガジェット好きには興味深い点。

 残念ながら無線充電の統一規格である「Qi」対応製品ではないのだが、それでもMagicMouseを日常で利用している人にとっては、なかなか便利で面白い、お勧めできるアイテムだと思う。

iPhone 3GS


▼2011年06月23日

iMac内蔵HDD交換

2011062301.jpg 自宅で使っているiMac 27inchの内蔵1TB/HDDが、残り容量40GB程度になってしまったので、HDDの増設、もしくは交換を検討。考えた結果交換を選んだ。

 素人「絶対」お断り!新iMacのHDD交換方法」:ASCII.jp

 注文したのは、SeagateのST2000DL003というHDD、何故シーゲイトなのかというと、元の内蔵HDDがシーゲイトだったから。iMacのHDD交換で、この選択は重要。必ずシステムプロファイラで内蔵されているHDDメーカーを確認し、同じメーカーの製品を選ぼう。さもないと、iMacから出ている温度センサのコネクタピンが適合しない。上記参考サイトでは温度センサがHDD本体に貼り付けられているが、私の世代のiMac(Late2009?)では、HDDのジャンパピンから温度情報を得る仕様に変更されている。

 交換作業については、面倒くさいが難易度はそれ程でもない。用意するものは前面ガラスパネルを外すための吸盤。私はiteckの吸盤ドアハンドルを使った。こちらを前面パネル上部中央にペタッと付けて引っ張ると、マグネットで吸着されたガラスパネルが「パカッ」と外れる。その際、中央部分のみが浮き始めたら、指を入れて隅の方のマグネットも丁寧に外すようにしよう。乱暴にしなければ大丈夫だと思うが、ガラスパネルはそんなに厚くない。

 その後、露出した液晶パネルを取り外す。上部に4カ所、左右2カ所の計10本のトルクスねじで固定されている。ねじのサイズは9T。ねじを外したら、iMac本体を、液晶パネルを落とさないようにスタンド側を下にして寝かせよう。尚、液晶パネルを外した後の液晶モニタには絶対に手を触れないように。手を触れても別に壊れはしないが、指紋の跡はクリーニングがかなり面倒になる。気にしない人はそれでもいいんだろうけど。

 その後、パネル本体をゆっくり起こす。その際、液晶裏側の上部左側に、基盤から伸びているフィルム配線があるので注意。こちらは少し液晶を起こした後、基盤側のコネクタ部分からゆっくりとケーブルを引っ張れば抜ける。抜き忘れて液晶パネルを起こすとケーブルを引きちぎってしまうので注意。

 本来、液晶パネルを外すためには、本体下部のフィルム配線を何本も抜かなければいけないのだが、今回はHDD交換のみなので、液晶上部を起こして、HDDを外す隙間を作ればそれでOK。液晶パネルと本体の間に厚手の単行本を5〜6冊挟んで、その隙間からHDDを取り出した。HDDの取り出し手順については、上記参考サイトを参照。

 無事HDDを交換して、フィルム配線を接続してから液晶パネルを元に戻し、ガラスパネルを戻せば、HDD交換は無事終了。付属のDVDからシステムを起動して、内蔵HDDをフォーマット。その後はシステムインストールでも、タイムマシンからの復旧でも、お好みでどうぞ。

 で、この時点で気がつく人は気がつくと思う。あなたのiMacは、なにやら騒音を発生させていないだろうか。そう、HDDの温度センサが異常を検知して、内蔵冷却ファンを全力運転させているのだ。
 この音を気にしない人なら、HDD交換作業はこれで終了だが、かなりの騒音なので、やはり気になると思う。そこで、別な方法でファンコントロールをする必要がある。詳しくは以下のサイトを参照。私は手っ取り早くHDD FUN CONTROLというソフトを導入して解決した。

 新iMacのHDD交換後のファン制御方法」wwwlogme

 交換後は、Apatureのライブラリ読み込み速度がかなり改善されて満足。最近ディスクアクセス系で動作がすこし不安定になっていたOSXも、無事平穏を取り戻したようだ。

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▼2011年06月12日

Brother MFC-J850DN

2011061202.jpg 家の固定電話機が急に壊れてしまい、家族の人が電話とFAXがないと困るというので、急遽アキヨドへFAX付き電話機を買いに行く事に。

 しかし、以前の賑わいとは違って、固定電話機の売り場って小さくなったものだよね。探していても何処に売っているのか分からないので、店員さんに電話機の売り場を聞いて、1F売り場プリンタコーナーの奥に行くと、ひっそりと固定電話機の陳列コーナーがあった。
 そんな中、特に代わり映えしない商品の中で、ちょっと便利そうだと思ったのが、この「ブラザー・マイミーオ」というシリーズの製品。メーカーとからは複合機として売られているが、わかりやすくいうと、電話機に無線対応のプリンタが付いたような感じ。もちろんFAXとしても使える、というかそれがメイン。

 なんだか便利そうなのでこちらを購入することに決定。早速家に帰ってセットアップ。電話本体は2Fのリビングに設置して、プリンタというかFAXというか、そっちの方は、1Fに設置することにした。ちなみにPCは3Fに設置してある。
 無線LANの設定に手こずるかな?と思っていたら、あっさりと認識して設定終了。この辺は、かつて手にしたHPのプリンタとは全く違う手軽さでよい。ちなみに私個人としては、iOSでAirPrintに対応しようとなんだろうと、二度とHPのプリンタは買いません(笑)
 マック本体へのセットアップも、付属のCDを入れて画面の指示通りにしたら、ホンの2分位でプリンタの認識とドライバのインストールが終了。これも非常に簡単でスムースなのがよい。

 プリンタとしての性能は普通。というか、長い間インクジェットプリンタの品質に触れていなかった自分からすると、今のプリンタって綺麗だね〜と思うが、きっとプリンタ専用機ならもっと綺麗なんだろう。

 他にも、コピー機としてはもちろん、スキャナとしてPCへデータを送ることが出来るし、受信したFAXをプリントさせず、メモリに残してPCで確認することも可能。更にブラザーからは専用のアプリが用意されていて、データ種類の制限はあるにせよ、iPhone/iPadから無線でプリントすることも可能だし、逆にスキャンデータをiPhone/iPadへ送る事もできる。二万円強の機械なのに随分多機能になったもんだ。

 機能的には、おそらく現在の家庭用複合機として考えれば、標準的なものなのだろうが、電話本体とプリンタ/FAX部分を物理的に離して設置できるというのが、家庭用としては非常にメリットが大きいと思う。
 例えば、電話機本体は人が集まるリビングに設置したくても、ある程度の大きさがある複合機本体を設置するスペースの確保は難しい…という状況はあるのではないだろうか。色々と便利な機能が満載の本機であるが、やはり最大のメリットは、セッティングにおける自由度の高さだと感じている。

 ちなみに今回は、電話機本体が1台だけのバージョンを選んだ。私の家では、もう家庭用電話機で子機は不要という判断だが、必要に応じて子機は後から追加購入することも可能となっている。

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▼2011年06月06日

Mophie juice pack air

20110606_01.jpg そろそろ購入して2年経とうという私のiPhone 3GS、バッテリについても劣化してきたようで、朝フル充電で出かけて、電車の中でTwitterやったり2chみたり音楽聴いたりしていると、家に帰るまで電池が厳しい状況になってきた。
 かといって、今の時点で新しいiPhoneを買うのもアホらしいし、バッテリ交換に出すのもアホらしい…と思っていたところ、昨日何気なく近所のハードオフに行ってみたら、この「Mophie juice pack air」という製品がジャンク棚に1,050円で売られていた。

 これは!と思って中身をチェックすると、本体も全然キズがなく、つやつやの美品状態。また、パッケージから中身まで付属品も全て完備していて、これはあまり使われていなかったのかな?と判断し、即購入。早速家に帰って充電してみた。

 付属品のケーブルは、ミニUSBケーブルかと思っていたのだが、よく見るとマイクロUSBのようだ。独自規格ではないので、予備ケーブルはその辺で入手できるだろう。この手の充電ケーブルは、自宅用と事務所用で最低2本あると便利だしね。
 背面のインジケーターを参照すると、電池はすっからかんに近かった。そこから充電終了までおよそ4時間くらいか。ま、Hub名人を介しての充電だから、PC直や電源アダプタ経由だともう少し早く充電が完了するのかも。マニュアルには空の状態からフル充電まで2時間半と書いてある。

 早速iPhoneに装着してみる。装着後の印象は、大きさというか、厚みが2倍弱という雰囲気だが、思ったよりも持ちにくくない。ケース自体も可能な限り薄く作ってあるようで、電源ボタンやボリウムボタンも普通に使える。というか、ボリウムボタンはむしろ誤動作が少なくなってありがたいくらいだ。また私の場合、エザンスのねじで本体につけたストラップを、下部のスピーカー用に用意された隙間から出せるのも幸いだった。
 このケースを装着したまま、マイクロUSBケーブルでデータの同期が可能なので、環境によっては、この点もかなり魅力かもしれない。

 肝心のバッテリの保ち具合だが、中古という事を加味しての話だとしても、片道1時間程度の通勤時間中iPhoneをいじっていて、mophie側のバッテリ残量を示す4つのインジケーターがひとつ減った程度。このバッテリが空になってようやくiPhone側のバッテリが使われる訳なので、少なくとも、普通のペースで一日iPhoneをいじり倒しても充分電池は保つのではないかと思われる。

 価格が価格なので、新品の状況ではあまりお勧めできないが、新品の状態でもiPhoneのバッテリ駆動時間に不満があった方にとっては、なかなか頼もしい外部バッテリだと思う。装着した感じも見た目ほど格好悪くもないし、分厚くもならない。そろそろiPhoneの3G/3GSでバッテリ劣化が気になる方は、とりあえずの選択肢として覚えておくと良いかも。もちろんiPhone 4対応モデルもあります。

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▼2011年05月10日

黒と白のPFU Happy Hacking Keyboard Professional JP

2011051003.jpg 高品質キーボードとして人気が高い、ハッピー・ハッキング・キーボード。このキーボードには熱狂的なファンがいて、中には専用のキャリングケースに入れて、PCではなくキーボードを持ち歩いて使っている人もいると聞く。ホントかなと思うが、実際専用キャリングバッグも売ってるし。

 そんな中、英語とJISのキー配列ではあまり悩む人もいないと思うけど、カラーでは割と悩む人も多いのではないだろうか。ということで、HHKBの黒(墨)・白をもっている私が、それぞれのいい点と悪い点をリポートしてみる。ただしHHKBそのものの出来については今回は触れない。過去このブログでも書いたし、他でも検索してみれば、使い心地について様々な意見がネットにアップされているので。

 まずは黒モデルの方。これについて何がいいかと言えば、まずは「見た目」だろう。つや消しブラックの本体に、控えめに印刷されているキーの刻印は、なんだか眺めているだけでうっとりするカッコ良さ。オサレなオフィスや、ちょっとインテリアに凝っている自室の書斎にもピッタリとマッチする。単なる黒いキーボードと違い、キーの刻印も限りなく黒に近いので、一般的キーボードにあるような「事務用品感」が、限りなく押さえられている。やはりデジモノは見た目のカッコ良さがないとねー。
 欠点と言えば、見た目から想像できるように、キーの配列刻印が読み取りにくいという事。「わたしはブラインドタッチで女子力アップだから関係ないわ〜」と仰られる方もいるとは思うが、通常のアルファベットはブラインドタッチができても、それ以外の文字、いわゆる「約物」まで全てブラインドタッチで打ち込めるって人は意外と少ないのではないか。私もそうだが、文章を打っていてそういう普通とは違う記号を出そうとするときは、ついついキーボードに視点が降りるのだが、そんなとき一目でキーの刻印が判別できないというのは、案外ストレスを感じるモノだ。文章以外でも、特殊なキーのコンビネーションを使う時もチと戸惑う。
 それらを含めて自分は完全ブラインドタッチをモノにしてるぜ!って人には関係ない話ですが、ま、そういう部分がちょっと不満。それと、キーはブラインドタッチができても、なんとなく手元の照明が暗いと、キーボード自体が一緒に沈んで見えるので、それも難点と言えば難点か。

 では白モデルはどうなのよ、といえば、メリットもデメリットも、前記黒モデルの反対となる。つまり、見た目はちょっと「事務用品感」が漂う、すこしダサイ雰囲気があるが、その分キーそのものの視認性はもちろん、キーの刻印もバッチリ見えるので「文字打ちはワイルドな1本打法で男らしさをアピールするぜ!」って人にはうってつけとなる。この視認性の高さは、ちょっとしたやせ我慢がバカバカしくなる程文字打ちが快適になるよ。
 私としては、キートップ完全無刻印モデルを注文してしまう変態さん以外は、白モデルを選択した方がいいんじゃないかなー、と思っている。ただ、エンターキーなどのコマンド系キーの色が違うのは、さすがにちとダサイよね。このキートップツートンカラーが、ますます「事務用品感」を演出しちゃってる気がするのは私だけだろうか。でも、モニタ見ながらキーボードを打っていて、手元が何となく明るい色彩だってのはちょっと安心感がありマス。

 結論ですが、初めてこの手の高級キーボードを買う人は、やせ我慢せず白モデルがお勧め。例え完璧にブラインドタッチができたとしても、キートップが読み取りやすいことはいいに決まっている。
 逆に黒を選ぶ人は、そのデメリットをきちんと認識した上で、やはり自分のインテリアには黒しかマッチしない!などのしっかりした意志を持っている人が買うべきカラーだろう。店頭でみると、どこのお店でも、商品の陳列場所というのは非常に明るい照明であることが多いので、以外と黒モデルでもキートップ見やすいじゃん!と錯覚するのだが、残念ながら事務所や自宅でキーボードが置かれる場所は、そこまで明るくない事がほとんど。その分を差っ引いて検討しましょうね。

 ちなみに自分は、白モデルを自宅用iMacに使っていて、黒モデルは事務所で使う事にしています。

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▼2011年05月04日

HHKBを少しカスタマイズ

2011050401.jpg 自宅用のiMacには、Happy Hacking Keyboard Professional JPを使っています。ただ、普段MacBookProを持ち歩いてる自分としては、HHKBの「Opt」キーの位置にちょっと慣れなかったのです。

 Mac純正のキーボードは、コマンドキー、つまりCtrlキーがOptの左側。逆にHHKBではコマンド・Ctrlキーの右側になります。別にどっちでも構わないのですが、日常でOptキーの位置を使い分けるのはちょっと鬱陶しい。っつーことで、キートップ抜き工具を使い、HHKBのキートップをカスタマイズ。写真にあるように、OptキーとCapsを入れ替えました。

 キーボードマッピングのカスタマイズは、OSXのシステム環境設定>キーボードから可能。私は、

CapsLockキー → Option
Optionキー → コマンド
コマンドキー → コマンド

 とカスタマイズしています。

 ちょっとしたコネタですけど、OSXでHHKBを使っている人には、ちょっと便利かもしれないライフハック(笑)でした。

 ちなみにOSXのキー配列は、HHKBと純正キーボードをきちんと別認識しますので、このまま純正キーボードにつなぎ替えても、カスタマイズによる影響は全くありません。

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▼2011年04月22日

そういえばブラウザの「ブックマーク」って使わなくなった

 これは私だけかもしれないが、最近新規のブックマークって登録しなくなったなぁ…と思っている。

 一昔前は、ブラウザのブックマーク数を競うかのごとく、何でもかんでもブックマークしていて、それをフォルダ別にキッチリと区分けして…なんてのは、ある種楽しんでやっていたような気すらする。ブックマークの数が知恵の数、みたいな錯覚ね。
 それが最近では、自分が持ち歩いているMacBookのブラウザでブックマークメニューを見ても「なんでこんなのブックマークしてるんだ?」みたいなものばかり。適当な気分で登録したか、誤って登録したまま気にしていないか…そんなものばかりで、実際使っているブックマークは、上の方数カ所だけになってしまった。

 他の人の事情は知らないのだが、ブラウザにWeb検索入力欄が標準装備されるようになった昨今、そんな人も結構いるのではないだろうか。これも一種、Webに対する考え方のシフトなのかなぁ…。なんて気も少しした。

 そういえば、このブログの管理画面すらもう、ブックマークに登録していないや(笑)

▼2011年04月11日

MacBookに入れたCFD CSSD-SM256WJ3でTrimを有効にする

20110411_01.jpg SSDは使う度に動作速度が落ちてきます。かくいう私も最近「なんとなく買った当初より速度遅くなってきたかも」なんて思ってきてはいたのですが、ま、気のせいなんだろうね。ただ、実際にSSDの速度低下を防ぐ方法もあったりします。それがTrimコマンドと言われれるもの。

 詳しくは、ネットで関連情報を漁って頂いた方が確実なのですが、超簡単に説明すると、Trimとは、SSDに「この領域は上書きして消去しても構わないよ」と伝えるコマンド。スピンドル式のHDDと違い、SSDの場合はあえてデータを分散して書き込む仕様になっているので、大きなデータなどを書き込む際、常に領域内でファイルを移動させています。その際、OS側で消去したファイルについても区別が付かないため、全てのデータを別な場所に一旦コピーして、目標となる領域を消去して、さらにコピーしたデータを別な場所に移すという処理を行っています。
 その際、いらないデータであることをSSDに知らせてあげれば、わざわざ不必要なデータを別領域に待避させてまた戻すプロセスがなくなるため、ディスクのアクセス速度も速くなるし、また書き換え頻度も減るので、SSD自体の寿命も延びるという訳。詳しくはこんなキーワードでググってみてくだしあ。

 で、このTrimコマンドなのですが、実はWindows7では対応しているSSDを使えば既に実現できていました。ただ、我らがMac OSXでは対応が遅れていて、ようやく最新の10.6.7になり、Apple純正SSDのみ何故かTrimが可能になったという状況。
 その為まだ、自前でHDDをSSDに入れ替えた人達に、Trimはサポートされない状況ではあるのですが、そんな中、OSX上で全ての対応SSDのTrimを有効にしてしまうパッチが出回っています。それが「trim enabler for mac」というもの。

 仕組みは単純で、SSDのデバイス名を全て「0」で埋めてしまうと、OSX側ではTrimを有効にできる…という、バグなのか何なのか…を利用したもの。ちなみにデバイス名が5文字の場合、手動でappleに書き換えてもTrimが有効になるらしいよ。

 使い方は簡単、ダウンロードしたソフトを起動して「Patch」のボタンを押すだけ。少し時間がかかるけど、SSDのデバイス名を書き換えてくれて、無事終了すればリスタートを即すダイアログが出るので、リスタートして終了。自分の環境下では全く問題なく再起動がかかり、Trimがめでたく有効になりました。
 「Patch」ボタンの下には、バックアップとリストアというボタンもありますが、念のためバックアップは取っておいた方がいいでしょうね。リストアについては…失敗するとSSDを起動ディスクとして認識しなくなりますので、意味があるのかな?いずれにせよ、外付けHD等にデータを移してからチャレンジした方がいいです。自分はタイムマシンでバックアップ取ってあったので、その辺はあまり気にしませんでしたが。

 Trimについては、実は過渡期的な技術な気もしますし、将来に渡りSSDの標準コマンドとして残っていくのかは分かりませんが、噂によるとAppleは、時期OSのLionでは正式にTrimをサポートするそうです。

 割とリスキーな感じもしますし、Trimを有効にしてもSSDへのアクセス速度が爆速に!って訳でもない地味な効果なので、積極的にお勧めはしませんが、興味がある方はデータのバックアップをきちんと取って、チャレンジしてみて下さい。

▼2011年02月26日

16ポートHub名人・CHM-16Pを購入

20110226_01.jpg 最近USB機器が増殖して困っているのは私だけではないはず。

 私はiMac背面にある4つのUSBポートの他、そこに7ポートを備えるUSBハブを接続して使っていたのだが、数日前にそのハブが壊れてしまった。
 さて…どうしたものかと思っていたら、噂の16ポートを備えたセンチュリー製のハブ名人と呼ばれる機器が、2,480円で投げ売りされているのを発見。このハブ、以前から欲しかったのだが、さすがに実売9,800円とかしたので、買う気になれなかった。あと、電源内蔵でかなり熱くなるって噂もあったし。でもこの値段なら別。速攻買ってきた。

 早速家に持ち帰り接続。私のiMacは背面にTwelve South BackPackを装着しているので、そこに設置。置くだけでは不安定なので、本体のねじを外して、少し長いものに取り替え、パネルと一緒にねじ止めすることにした。

 使い始めたばかりなので何ともいえないが、この状態で電源を入れてしばらく置いておくと、ほんのりと本体が熱くなるという感じ。ただ、こういった場所なので放熱性は高いでしょう。夏なんかはどうなるかな?

 USBハブとしては、今のところ何の問題もありません。普通に使えています。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2011年02月13日

さらば、PowerBook 540c

20110213_01 (1).jpg もう起動しなくなってしまっていたので、思い切って処分しました、懐かしのApple PowerBook 540cです。

 私がまだ駆け出しのデザイナだった頃に、死ぬ気で(笑)買った初めてのパーソナルコンピュータ。後に内蔵HDDを1GBに換装したり、メモリを36MBに拡張したり、モデム付けたりなんだりと…結構長い間使ってました。
 また、この機種はバッテリパックが2つ内蔵できるため、あの時代のノートPCとしては、破格にバッテリ駆動時間が長く(それでも実働で2〜3時間)、電車の中やカフェでメールのチェックしたり、Niftyのログ消化したり…と、私のPCライフをサポートしてくれた頼りになるマシンでした。
 ネットだけじゃなく、PC版のシミュレーションゲームHarpoonにはまったり、フライトシムのFA/18 Hornetもやりまくりました。スロットルと操縦桿まで買いそろえてね(笑)

 数年前から、内蔵電池の不具合のせいか、ACアダプタを接続しても起動しなくなっていたのですが、何となく捨てられずに保管したまま。でも、いい加減持っていても仕方ないので、内蔵HDを取り出して処分しちゃいました。せめてデータだけでもまたいつか…と思ったら、この内蔵HDって、2.5inch SCSIコネクタなんだよね。そんなモン今でも手に入るかなぁ。

 つことでお疲れさま。ちなみにモニタ横に貼ってあるシールは、尾瀬に行った時に買ってきた水芭蕉のステッカです。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mm F2.8


▼2011年02月12日

LaCieのハードディスク(中古)を購入

2011021201 (1).jpg 関東では雪が舞い散る寒い土曜日、何となくアキバに行って見つけた逸品。LaCieの120GB FireWireハードディスク。中古価格でなんと1,780円。速攻ゲットしてきました。

 正直、中の120GB HDなんてぶっ壊れてても全然構わないです。FireWire800のインターフェイスを持ったHDケースとして考えても激安。そして付属品にはFireWireケーブルが2本も付属してる。ケーブル代だけで1,780円なんて超えてしまいます。
 更におLaCieの筐体は、安物HD達とは全く違う、マグネシウムとアルミを使った贅沢な構造。プラ部分なんて電源スイッチ位ですよ。市販でこんな豪華なHDケースを探そうったって、存在しません。

 早速家に帰って動作確認。120GBのHDは問題なく動作しました。動作しましたが、中身は早々にIDEとSATAの変換ケーブル+2TBのバルクHDを買ってきて入れ替えるつもり。うまくいくかな…。
  FireWire800の高速転送を生かして、バックアップ用にするか、メディアデータの保管庫にするか…夢がひろがりんぐですね。近頃は2TBのバルクHDDも随分安くなったし。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digiral 25mm F2.8


▼2011年01月04日

ちんこのiPhone

20110103_01.jpg 今年こそはいいことがあるようにと、自慢のiPhoneに「ちんこ」描いてもらいました

 噂によると、このちんこイラストを身につけていれば、14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事らしいですよ。

 問題なのは、屋外でiPhone出して使う時は注意しなければいけないのと、かへ等で、本体を逆さまにして置いてはいけないこと(置いてますが)かな。

 油性マジックで描いてもらったのですが、使っていると、早くもイラストの一部がカスレはじめてきてます。ま、これも味かなと。消えたら来年も描いてくれるかな?

OLYMPUS μTOUGH 8010

▼2010年12月05日

Aperture3を導入してみた

2010120504.jpg 今までOSX標準添付のiPhotoを使ってきたのだが、ネット界隈を調べるとAperture3の評判がいいみたいだし、実際体験版を使ってみると、写真の管理と補正、リサイズなどが簡単にできるし、実はAperture 2持ってたからアップグレードできるし…ってことで、iPhotoの使用を止めて、Apertureへ移行することにした。

 使ってみると、デジカメからの写真取り込みから、アルバムの整理、任意のサイズでのリサイズ(プリセットで指定可能)、写真書き出しのファイル名ルール設定までが全てこの1本で済んでしまうのがとても便利で、所謂ブロガーの方達だったら、PhotoShopとかいらないよな…なんて思ったりした。
 もちろん、プロ用写真現像ソフトでもある訳で、RAWデータの処理もそのまま可能。一般の画像処理ソフトと違い、オリジナルのデータは基本残す…って思想なので、アルバムから開いたデータをサクッとイジれるのが嬉しいところ。間違えてオリジナルデータに上書きしてしまう、というリスクが最小限に抑えられているのが、アルバム管理ソフトらしい点だ。

 難点を言えば、CoreDuo-iMac27inchで使うと、iPhotoよりも少し動作がもたつくって事かな。Apeture3になって、2よりも大分動作速度が改善されて動きも軽くなった…とは言われてるけど、自分の環境下ではあまりその点は実感できなかった。機能改善が色々あるので、アップグレードは損したと思ってないけど。

 写真管理ソフトとしてはちょっと高価に感じるけど、画像編集を伴わない画像処理もこなせて、データ管理まで出来てしまう訳で、そう考えれば新規ユーザー価格2万円弱ってのは、マカーの人にとって、お買い得なのではないかと。
 Lightroomと比べてどっちが上なのか?と言われると何とも言えないけど、好みの範疇なのかな。Photoshop CSを使ってる人にはLightroomの方が使いやすい…って意見もあるけど、私は逆に、だからこそあえて別メーカーの製品を選んでみたという感じ。どちらの現像ソフトも、甲乙付けがたいみたい。

 ちなみに私は、今のところRAWでの撮影にはあまり興味がない。でも、これを機に久々RAW撮影もやってみようかという気になりました。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5



▼2010年11月07日

MacBookPro13インチの完成度が鉄板すぎる件

101107-03.jpg 毎日使っていて思うんだけど、このマシンの完成度ったらないなーと思う。それだけMacBookPro13インチは、使っていて素晴らしい。折角なので、この素晴らしさを少し褒め称えようと思う。

 まず始めに、あえて欠点から上げてみる。これは実際使ってみるとみんな感じることだと思うが、モバイルマシンとしては「重い」事。重量は2kg程度あるので、毎日バッグに入れていると、それなりに重くてイヤになる。もう少し軽いマシンがあるといいよね〜って向きには、今度発売された新型のAirがあるのでそちらをどうぞ。ただ、あちらはファーストマシンとして運用するのはちょっと無理があると思うけど。

 で、ここからMacBookPro13インチを褒め称えてみる訳だが、まず第1のメリットとして、本体が非常にコンパクトという点。いや…サイズそんな小さくねえっしょ!って意見も出そうだが、このマシンは、筐体に出っ張りがほとんどない上、とても薄型にできているので、カバンに収納しやすい。つまり、機能からすると非常にコンパクトで薄くできている。これに比べると、世のWinノートって、どうしてあんなにゴテゴテして分厚いんだろうと思う。

 そして第2は、アルミ製の筐体が頑丈であるという事。つまり、持ち歩きにさほど気を遣わなくてもいい。毎日持ち歩くマシンとしてこの点は重要だ。

 第3は、このアルミ製の筐体について。削り出しで作られたボディは、とても剛性感が高い。特に思うのが、キーボードを打つとき。多くのノートPCが、キーボードセンター付近のキーを打つと、なんとなく沈み込んだりといったヤワな感触があったりするものだが、MacBookProに関して言えば、デスクトップ用キーボード以上に剛性感が高いのではないだろうか?とにかく、長文を打っていても疲れにくい。
 それに、このアルミ製ボディは発熱性も素晴らしく、CPUをブンブン回すような複雑な処理をしても、筐体が全く熱くならない。地味ながら非常に嬉しいポイントだ。

 第4はバッテリの駆動時間。カタログ値で10時間となっているので、日本製ノートPC基準で言えばおおよそ半分の5時間か?なんて思ってはいけない。10時間は無理だとしても、ネットしながらエクセル編集位の用途では、確実に7時間以上は保つ(モニタの照度は調整した上で)。一部でバッテリ交換できない構造じゃん…とか言ってる人達がいるが、ノートPCの交換用バッテリを毎日持ち歩いてるヤツなんて見たことねーし、自宅に予備バッテリ用意してる人だって殆どいないだろう。バッテリ交換はAppleStoreに持っていけば、一般的なノートPC用交換バッテリ以下の値段で交換してくれるので、実はあまり問題にならない。
 そして、これだけのバッテリ駆動時間があれば、ACアダプタを持ち歩く必要がないので、その分携行する荷物が少なくなる。これもメリット。MacBookPro13インチを持ち歩くのは、見かけよりも荷物が少なくて済むのだ。

 第5は液晶について。クリアタイプの液晶は確かにモバイル的には不都合があるのだが、このクリア液晶…なんと前面パネルがガラス製なんだよ。何が言いたいかというと、液晶面を傷つける心配無しに、ガンガン手持ちの布巾でモニタ拭けるという事。ここがプラ製…というかアクリル製だと、ホコリ払うのだって、表面に傷つかないかビクビクしながらクリーニングする必要があるからね。もっとも、液晶面がガラス製ってのは、他のノートPCにもあるのかもしれない。

 第6は、トラックパッドの完成度。これはMacBookProだけのメリットではないが、アップルのトラックパットは本当に使いやすい。そのため、持ち出すときに別途マウスを用意する必要がない…というか、逆にデスクトップ機もわざわざ別売りトラックパッドに交換してしまうくらいの完成度だ。つまり、ここでも持ち歩く荷物が減る。ちなみに私がLet's noteを使っていたとき、マウスは別途持ち歩いていた。

 第7は、WINDOWSも走る件。私は試していないのだが、XPでもVISTAでも7でもインストールできる。そして動作速度も全くストレスないレベルだそうだ。当然ながらOSは別途購入する必要があるのだが、それにしてもMacBookPro13インチは比較的安いため、割高感はあまりないのではないか?もっともOSXに慣れちゃえば、WINDOWSとか使わなくなると思うけどね。

 えーと、ザックリとこんなものかな。CPU的な部分、そのたPCで一般的に語られる部分での優位性は、ここではあえて触れない。私はメモリ8GBまで増設しているが、Photoshopとか使わない限りは、純正の4GBで充分だと思う。ほとんどの人は吊しでで買ったまま、なんの不安も無しに使い続けられる。CPUパワーも、今のところは実用性に全く問題なし。こんな完成度のPCって、私が知る限りではパナのLet's noteシリーズ位?他ではなかなかないのではないか。
 更に、アップルから発売されている別売りモニタを買えば、本体の液晶モニタを閉じたままで、デスクトップ機として使える。このアップル製別売りモニタは、映像出力と電源アダプタを兼ねた優れものなので、imacを買おうと思っている人は、MacBookPro13インチ+別売りモニタという構成も真剣に検討すべき。単なる外付けモニタとは全く違った、ノートPCのドック的コンセプトでできているのが面白いポイントだ。

 以上、MacBookPro13インチの鉄板ぶりをアピールしてみた。こんな完成度のPCが10万円で買えちゃうんだから、いい時代になったものだ。Apple信者からの報告でした(笑)

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


 

Office 2011 for Mac Home & Student

101107-01.jpg この日に書いたOffce 2008について、本日無償アップデート版が届いた。最も無償ではなく、実費という名のアップデート料金3,000円は取られたけどね。パッケージにはでかでかと「転売禁止」ステッカーが貼られています。余計なお世話だ。

 早速インストールして起動。確かに起動については2008よりも少し早いかな。この辺のアプリ起動速度については、SSD化してからは、割とどうでもいい部分ではあるんだけど、早いにこしたことはない。
 VBAのサポートが復活したが、正直、今ではあまり使っていないので、よくわからない。ただ、互換性はともかく、サポートされているというのは心強い。
 また、エクセルでデータを開いてみると、心なしかあのユーザーの使い勝手を無視した爆速スクロールが、ほんの少しだけ改善されているように見える。というか、スクロール速度のカスタマイズをユーザーでできればいいんだけど、マイクロソフトのソフトは、余計な機能ばかり満載のくせに、そういうタメになる機能はきちんと実装してないところが相変わらずだ。スクロールの動作は、パワーポイントでも少し改善されているような気がした。

 見た目で大きく変更があったのは、従来…というか、2008で変更された各種設定パレットが「リボン」という名になって、要は2004以前のツールバーインターフェイスに戻ったところ。どうしてこういう誰も幸福にならない改悪ばかりはマメにやるんだろう。ようやく使い慣れたパレットも、また覚え直さなければいけない。相変わらずユーザー不在のアホさ加減。世の中の人間達が、何故これらのMS Officeを使い続けているのか、全く理解に苦しむ。

 そういう根本的にどうしようもない話はさておき、実際業務に使うのにどうなのかというと、今のところは好印象。2008よりは確実にいいアプリになっていると思う。根本はひでーアプリではあるのだが、そこを文句言ってても仕方ないし、それを前提とすれば、価格も従来より安くなってるし、変な互換ソフトで苦労するなら、さっくりとマイクロソフト純正品を買ってしまった方がいいのではないでしょうか。
 互換性についてはまだ試していないが、2008を業務で使っていても、WIN版との互換性の問題はほぼ起きていないし、その辺2011が改悪されていることは、多分ないだろう(笑)

 色々と文句はあっても、結局はMS Officeがないと仕事にならない世の中なんでなー。ホントは各種ドキュメントなんてAdobeのCSで作りたいところだけど、そうもいかないので。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年10月21日

検索力

 会社の女の子が「エクセルの機能が分からない」と質問してきた。私が「エクセルのヘルプは調べた?」と聞くと「エクセルのヘルプって役に立たない事で有名じゃないですか」と返してきたので、マウスとキーボードを取り上げ(笑)、ヘルプに該当項目を入れて検索…。10秒で解決した。

 何となく思うのだが、日々検索を使いこなしている人というのは、仕事をしていても少し違うと感じる、何故なら「検索枠に知りたい質問を入力する」という行為は、地味に高度な問題定義能力を問われる作業だからだ。そして、その定義能力に優れた人は、やはり、普段会話をしたり仕事をしたりしていても、ちょっと出来るヤツだなと感じたりする。

 検索を使いこなそう…というと、また裏技とかなんだとか考える人も多いかと思うが、そうじゃなくて、普通に検索を使いこなす能力は、ビジネスだけじゃなくて、人生の問題解決能力の向上に役に立つ行動だと思う。頑張ろう。

▼2010年10月19日

OSXに「noatime」属性を付加する

 一昔前のWindows系であった、効くのか効かないのかよく分からなかった裏技。要はファイルアクセスしたときに、ファイルに日付更新情報を付与しないようにするチューニングで、HDへのアクセス頻度を減らし、PCの動作速度を改善しようという趣旨なのだが、SSD時代になって、無用なデータの書き込みを減らし、フラッシュメモリの寿命を延ばそうという目的でやる人も増えているようだ。どーでもいいけど、HDの磁性体だって書き換え寿命はあるんだけどなぁ…。

 やり方としては、まずターミナルを起動し、

$ sudo cat /etc/rc.local
$ sudo vi /etc/rc.local

 と、打ち込みファイルを作成し、viで編集画面へ。そのファイルに
#!/bin/sh

mount -u -o noatime /


 と書き込むだけ。

 保存して終了し、念のため「etc/」の中に「rc.local」が出来ていて、中に指定通りのテキストが記載されているか確認しよう。
 確認できたらマックを再起動。

 確かに動作速度は改善されているようないないような…。副次効果として、単にフォルダを開いただけでも更新されてしまう日付情報がそのままなのは、私的には便利。もっとも、これは環境と個人の好みかな。お約束だけど、リスクについては自己責任でどうぞ。

▼2010年10月17日

iPhoneが壊れたので、iPhone Repair Storeに送ってみた

 私のiPhone、バックライトが突然点灯しなくなり、まぁ…使えなくはないんだけど、相当不便な状態になってしまいました。

 こうなったら、いっそのことiPhone 4でも買っちゃうかと思ったのですが、とりあえず修理費用がどれくらいかかるんだろうとググってみたら、巷にはiPhoneの修理サービスというのが色々ある事を知りました。そんな中でいくつか検討した結果、宅急便の着払いでiPhoneを送れば、送料込み9,800円で修理してくれるという、飯田橋にあるiPhone Repair Storeというショップに私のiPhoneを送ってみることにしました。

 まず事前に問い合わせたメールでは「即日〜1・2日で修理完了」という連絡があったので、私としては、サイトでも「午前中に届いた荷物は即日修理可能」みたいな案内があったし、火曜日に壊れたiPhoneを水曜午前中着で発送すれば、ま、即日は無理としても、木・金には修理が終わって発送…、週末には帰ってくるだろう、と思っていたのですが、それが甘かった。

 まず「iPhoe到着メール」が入ったのが何故か木曜の深夜。この時間まで放置されていたのだろうか?と少し不安になりましたがとりあえず我慢、それなら次の日発送メールでも来るのかと思っていたら、金曜夜に修理完了報告が…。正直事前の問い合わせからするに、遅くても金曜日発送だろうなと思っていたので、ちょっと不審に思い、すぐに「納期を教えて下さい」とのメールを入れます。
 で、そちらのメールには全く返答が無く、翌週の水曜日まで放置状態。ホントに大丈夫なのかと思って、ショップに直接電話をしてみたら「今日発送します!」だって。蕎麦屋の出前かよおい。

 つことで、実際にiPhoneが手元に戻ってきたのは、翌週の木曜日となりました。これは直接電話を入れたからなのか、あるいは電話入れなくてもこの日に戻ってきたのかは分かりません。

 ま、修理内容については、ちゃんと直ってるし問題はなかったのですが「送った箱で送り返します」と表記されているにもかかわらず、iPhoneを紙の封筒の中にプチプチ袋に入れた状態で送り返してきたりと、正直「安かろう悪かろう」的なサービスなんだろうなと感じました。
 ま、Appleに持っていけば数万円取られる修理が1万円で済む訳ですから、あまり文句は言いたくないのですが、サイトに表記されているサービス内容とかけ離れた実情と、問い合わせメールは華麗にスルーって営業姿勢は…どうなんでしょうね。他のリペア業者もこんなもんなんでしょうか。

 初めからWebサイトに「修理にはおよそ一週間前後かかります」と表記されていれば、さほど悪い印象もなかったのですが、「すぐに出来ます、即日修理します」などというキャッチで客から修理品を釣り上げ、その後は問い合わせメールにも返答せず、マイペースで仕事…というやり方は、いささか卑怯だとも感じます。この分だと預けたiPhoenを無くされたり壊されたりしても、まともな対応してくれるのか心配な気もします。でも、そういう部分に納得できる人にとっては、iPhoneを安く修理できる訳ですし、やはり助かるサービスなんじゃないでしょうか。
 もっとも、iPhone修理業者は他にも沢山ありますので、同業他社に比べて、みんなこんなものなのか、あるいはこれでも優れたサービス内容なのか、比較という意味ではよくわかりませんけどね。

 ちなみに、私のiPhoneは一週間以上使えない状態ではありましたが、結局着歴はナシで、メールは手下からの業務メール1通だけだったので、正直2〜3週間使えなくても、あまり問題なかったのではないかと…そんな寂しい気持ちになりました(笑)

MacBookProにSSDを!CSSD-SM256WJ3

101017-01.jpg MacBookPro強化計画もついに最終ステージへ。そうです、巷で値が下がってじわじわと人気が出てきている、SSDです。ちょっと前は非常識な値段でしたが、最近はずいぶん買いやすくなりました。

 SSDとは「Solid State Drive」の略。パソコンの記憶媒体として使います。簡単に言えば、今まで使っていたハードディスクが、すべてメモリーカードに置き換わったようなものとなります。ハードディスクが、物理的に回転する磁性体上をヘッドが移動してデータの書き込み・読み出しをしていたのに対し、SSDでは記憶領域が全てがフラッシュメモリとなりますので、物理的な回転部分がありません。回転部分がないという事は、衝撃にも強く、電気消費量が少ない…、また、ディスクではなくメモリなので、データの読み出し速度も段違いに速くなります。

 このように、特に持ち歩くノートPC等には、理想的な記憶媒体であるSSDなのですが、問題はその価格。ちょっと前…ホンの1年位前までは、30GB程度の容量で5万円以上みたいな売値で、よほどのマニアか特殊用途で使う人以外では、あまり勧められないアイテムだったのです。それが、最近急速に値段がこなれてきており、今回私が購入した256GBのモデルが4万円台まで下がってきています。もう一息かと思っていたら、昨日のアキバで256GB、CFD製のモデルが、36,000円台まで下がっており、思わず購入してしまいました。

 家に帰って早速インストール。まずはTimeMachineでディスクをバックアップして、その後背面パネルを外し、元あった250GBHDを取り出し、代わりにSSDを取り付けます。今ではすっかりバラしやすくなったMacBookProなので、この辺は簡単。そして、インストールCDから起動して、タイムマシンで復元を選ぶだけ。容量がそれなりにありましたので時間はかかりますが、手順としてはとても簡単に元の環境を移行することができます。

 早速使ってみると…まず、ディスクアクセス時完全に無音だというのが新鮮な感じ。それと、アプリの起動はもう爆速です。重いアプリであるFireFoxや、PhotoShop CS4等が、ドック上でアイコンが一回バウンドする間に起動してしまいます。それと、スリープからの復帰や再起動が笑っちゃう程早くなります。バッテリの保ちについては、まだ完全に検証できていませんが、動作時間は確実に延びている気がしますね。

 最近では、CS4を使いながら、PPT書類を編集し、バックグラウンドでメールチェックや、フラッシュのチェックなど…仕事で重い動作を強いる状況が多く、OSXの渦巻きがちょくちょく出ていたのですが、こちらの症状も解消しそうな予感。ま、実際はどうなのか。今は週末で、あまりヘビーに使っていないため分かりません。

 このCFD SSD 256GBについて、ざっとスペックを書いてみますと、キャッシュは128MB、JFM612コントローラーを採用し、所謂「プチフリ」現象が解消されているとのこと。他、この手のPCパーツでは、久しぶりにMade in Japanの文字が。
 ディスクの速度については、公式サイトにも記載がありますが、折角なのでベンチマークアプリで計測した実測値を掲載してみましょう。

Disk Test 253.02
Sequential 165.95
Uncached Write 250.03 153.51 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 236.84 134.01 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 76.52 22.39 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 355.31 178.58 MB/sec [256K blocks]
Random 532.36
Uncached Write 356.63 37.75 MB/sec [4K blocks]
Uncached Write 397.29 127.19 MB/sec [256K blocks]
Uncached Read 1387.01 9.83 MB/sec [4K blocks]
Uncached Read 679.56 126.10 MB/sec [256K blocks]

 とにかく、手持ちのPCが、ワンランクもツーランクも早くなったと感じるSSD。特に持ち歩きが多いノートPCユーザーには、価格を除けば、絶対にお勧めの逸品です。
OLYMPUS E-1-+ Zuiko Digital 25mm F2.8


▼2010年09月23日

Office 2008 for Mac ファミリー&アカデミック

100923-01.jpg 内緒だけど、今まで使っていたマック用OFFICEは、前の会社にいたときインストールした、結構古いバージョンだったのである。
 しかし、最近急速に業務でOFFICE MACを使うようになってきて、新しいバージョンで作った書類をコンバートしないと開けないとか色々と問題が出てくるようになり、そろそろ限界だよな…と思い、新しいマック版のOFFICEを購入。一瞬、オープン系のオフィスをインスコする事も考えたのだが、どうもマック版のそっち系は、あまり完成度が高くない(特に日本語回りが)との噂なので却下した。
 あと、マック版オフィスは、今購入すれと、新しく出るMAC版OFFICE 2011への無償アップデートが可能なキャンペーンやってるし。

 購入場所はもちろんアマゾンから。というか、アマゾンで買えばマック本体同時購入バンドル価格よりも安いじゃねぇの。アップルストアに行って回りの客に「オフィスはアマゾンで買った方がおトクだよ」と言ってあげたいくらいだ(笑)

 ま、それはともかく、マック版のOFFICE 2008を使ってみると、ずいぶんとマックライクなインターフェイスになったものだと感心した。あのアホみたいなツールバー攻撃が消えて、マックのソフトで良くあるようなツールパレットを基準としたインターフェイスに変わっている。
 また、起動や保存などの動作もスムースで、これなら、今まで我慢しながら古いマック版OFFICEを使っている人にも、充分勧められる感じ。一言で言えば「クソ重いアプリ」という印象が刷新されただけでもなかなかいいバージョンなのではないかと思う。もっとも、これはCoreDuoのMacBookProで動かした印象でしかないのだが。

 あと、おトクだなと感じたポイントが、一本のソフトウェアに、プロダクトIDが3つ同梱されていること。つまり、一本分でソフト三本分のライセンスが手に入る。私みたいに、複数のマシンを使っている人にとってはありがたい仕様だ。

 2011になると、2008で捨てられたVBAのサポートも復活するらしいし、Windowsで作られた古いOffice書類との互換性も少しはアップするのかな?
 Mac版OFFICEの購入を検討してる人は、新旧バージョンが一本分の価格で手に入るこの時期がお買い得かもしれませんよ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年09月12日

Pocket Wifi用大容量バッテリ「バスタブ」

100912-06.jpg その名も「MUGEN POWER」だそうだ。Pocket Wifi用の大容量バッテリ。愛称は「バスタブ」というらしい。

 発売されてから品切れになっていたと聞いていたのだが、昨日アキバを歩いていたら、とあるショップで店頭在庫を発見。思わず購入してしまった。

 Pocket Wifiの欠点として多く語られることが、バッテリの持続時間。Wifi接続を行っていると、おおよそ3時間程度しか持たないらしい。これでは、最近は10時間駆動を詠っているMacBookProや、iPadを外でWifi接続させるといった用途では心許ない。ということで作られたのが、この大容量バッテリという事だ。
 ちなみにというか、モチロンだが、メーカー純正品ではないので、使用についてはある程度のリスクは承知する必要がある。それを考えても便利だけどね。

 まだ使い始めたばかりなので何ともいえないのだが、このバッテリを装着すると、Wifi接続がおおよそ12時間以上連続して使えるという事らしい。つまり、一日の使用量としては、途中のバッテリ充電が全く不要であることを示している。実際ここまで長時間屋外でWifi接続を使うかはともかく、電池切れの心配から解放されるのは、精神的にも負担がかなり減る。

 当然ながら、このバッテリと専用カバーを装着すると、スリムなPocket Wifiが、ポケットに入れるにはちょっと厳しい厚さになってしまう訳だが、別にポケットに入れずとも、カバンに入れておけばそれで使える訳で、そういう意味なら、このバッテリを装着しても充分コンパクトなサイズだ。

 実際今日もカフェで数時間Pocket Wifi使い続けているが、バッテリのインジケーターがひとつも減らない。Pocket Wifiのバッテリインジケーターは、通常の携帯電話とは違い、満充電から電池切れまでをきちんと等分して表示する。それでインジケーターが減らないという事は、相当電池は持つという事だろう。

 私みたいに、カフェでオサレにブログ書いたり(笑)、仕事したりする人にとっては、とても助かるアイテム。興味ある人はまた品切れになるかもしれないので、早めに確保した方がいいかも。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mm F2.8


▼2010年08月22日

思い出を買う。MacBookProのメモリを8GBへ増設

100822-01.jpg 表題の通り。最近業務にバリバリ使うようになってきて、アドビソフトとオフィス…その他ブラウザなどを立ち上げると、さすがに4GBでは厳しくなってきた。特にスリープからの復帰にやたらと時間がかかることがあったり、フォトショップの処理が途中で固まったり(5分位待てば復帰したりする)と、事務所や自宅ならともかく、外でバッテリ駆動中だと、ちょっとハラハラしてしまう。

 まだメモリも高いんだよな…なんて思ってネットで価格を調べると、MacBookProで使用できる「DDR3 1066Mhz SO-DIMM 204pin PC3-8500」の4GBメモリが1万円を切ってる。これなら買ってもいいなと思い、アキバへGo!してきた。

 購入したメモリはマイクロン製の4GBメモリ2枚。保険のつもりでショップの相性保証をつけて、合計21,000円位。ま、安いよな。
 ちなみに購入時の注意。相変わらず「Mac用」と書いてあるメモリはボッタクリなので、その他同規格の安いメモリ探す人も多いと思うけど、1333Mhz仕様のモジュールはMacBookで動作しない。売り場でも間違いやすいので気をつけましょう。

 早速家に帰って増設作業開始。現行MacBookPro13inchは、底面にあるねじ10本を外せば簡単に内部へアクセスできる。昔のiBookはメモリやHD換装に1日仕事だった気がするのだが、ずいぶん楽になったものだ。
 MacBookProはメモリスロットが2枚分あり、デフォルトでは2GBのメモリが2枚刺さっている。それを取り外し、今回購入した4GBに入れ替える。作業時間は15分位ですかね。使った工具はプラスの精密ドライバ・ゼロ番だけ。ねじの長さは2種類あるので、間違えないとは思いますが気をつけて下さい。あと、サイズ違いの工具を使ってねじを舐めてしまうとパァになるのでこちらにも注意。

 で、メモリ換装後ですが、今のところ特に変わったという実感はない。ただ、アクティビティモニタで見ると、まだ未使用を示すグラフのグリーン部分が大幅に増えていて、広大なメモリ空間だなぁ…なんてニヒニヒしちゃいます。
 そういえば、さっき屋外でフォトショップ使ったけど、動作がもたつくこともなかったし、効果はあったのかな。ま、必ず効果はある筈だし、特にノートPCだと、スワップファイルを作るためにHD回すことが減るため、バッテリ駆動時間も延びているに違いない。

 さて、元のメモリ2GB×2が余ってしまった。ヤフオクにでも出すかね。

RICOH GR Digital



▼2010年08月15日

Apple Magic Trackpad

100815-01.jpg マウスの代わりになる注目のデバイス。Apple Magic Trackpad を購入してみました。ま…簡単なメモと感想を。

 私は、世間でトラックパッドというデバイスに慣れ親しんだ第1世代の人間だったりします。何故なら、世界初のトラックパッドデバイスを搭載した、アップルのPowerBook 540cを持っていたからです。当時で50万円位しましたでしょうか。駆け出しのデザイナ風情で、よくそんな金を持っていたモノです。
 ちなみに、現在使われているノートPCの基本構成を決定したのは、全てアップルだと言っても過言ではないでしょう。ノートPCというアイディア自体はともかく、キーボードを奥に配置し、手前にパームレストとトラックボールというのはアップルが始めて作ったスタイルですし、現在のトラックパッドを採用した機種もアップルが始めて市販化したものです。

 そして、当時はそのパワーブックのトラックパッドを模した、デスクトップPC用に作られたトラックパッドが各サプライヤーから発売されました。ちょうどPowerBook 500シリーズがリリースされた1年後位がピークだったでしょうかね。アキバのPCショップあちこちで結構見かけたような気がします。
 確かにあの頃は、キーボードの脇に小さな板みたいなデバイスを置いてマウス代わりに使っていた人をチラホラ見かけた気がします。が、知らない間にあまり見かけなくなりましたね。確かにあの頃の製品は、PowerBookに装着されていたパッドと比較すると色々な面で完成度が低く、あまり使いやすいものではありませんでした。

 そんなアップルが満を持して送り出した、古くて新しい、デスクトップPC用トラックパッド。果たしてどんな案配なのかと、店頭で展示されていたサンプルを触ってみました。するとこれがまたいい感じ。27inch iMacの広大なモニタ空間でも、意図する場所へ自然にカーソルを導くことができます。また、ページスクロールやスワイプなども自然なジェスチャで行うことが可能。
 当初は、冷やかし程度に触ってみたつもりだったのですが、これならマウスに比べ机の上での設置確保面積が小さくて済むし、普段MacBookProも使っている私にとっては、両者のマシンでインターフェイスが統一できるというのも魅力に感じました。で、購入(笑)

 早速自宅に持ち帰り家のiMacに接続。このMagic Trackpadは、Bluetoothデバイスとなるため、iMac側から認識・登録する必要があります。さらに最新のSnow Leopardでも対応ドライバは含まれていませんので、付属のCD-ROMか、アップルのサイトでドライバをダウンロードする必要があります。ちょっと面倒です。
 ドライバのインストールが済んでしまえば、後はアップルのノートPCに装備されているトラップパッドの設定と同じです。最近のアップルはAir以外、すべてパット前面がボタンになっている構造なので、どこを押してもクリックができます。所謂「右クリック」の設定も、パッドの右下・左下部分に割り当てることができますので、ツーボタンのマウスに慣れている人でも大丈夫。
 ちなみに私は左下部分をクリックすると「右クリック」になるよう設定してあります。逆では?と思われるかもしれませんが、MacBookProでの運用と統一するための設定です。ノートPCだと、どうしてもパッドの右隅辺りを一番使うことになるので、ここが右クリックだと都合が悪い訳です。両マシンで設定が違うと、オペレーションが似ているだけに混乱しますので、統一した訳ですが、通常は右下部分を「右クリック」にした方が便利でしょう。

 全体としての使い心地ですが、やはり机の専有面積がマウスよりも全然狭くて済む…というのは魅力です。マウスを使っていると、案外机の上の状態(ホコリ等)にも気を使うものですが、そういう煩わしさもなくなります。また、Magic Mouseでも可能であった「スクロール」や「スワイプ」等も、より自然な感覚で行えます。手首の動きも、マウスに比べると格段に小さくて済みますよ。

 これは実際触れてみないとわからないと思うのですが、トラックパッドとしての動きや反応が実に良く練り込まれていて、従来トラックパッドが苦手…という人でも、これなら大丈夫ではなかろうか?なんて思える位の完成度です。

 まずは先入観を一度捨てて、お店で触ってみることをお勧めしますよ。

OLYMPUS E-410 + SIGMA 30mm F1.4 EX DC/HSM


▼2010年08月04日

MacBookPro 13.3 inch

100804-01.jpg Macにどっぷりの生活が再びスタート。

 ということで、ここ数年、持ち歩き用のPCといえば、パナソニックのLet's Noteを使っていたのですが、もう3年程度使ってきて、さすがに性能に不満を感じ始めてきたので、新しいマシンに買い換えた。今回選んだのは、AppleのMacBookPro 13inch、intelの core 2 Duo の2.4Ghz、メモリは4GB。最近では巷でベストバランスと言われているMacBookだ。アルミ削り出しで頑丈なユニボディが特徴。また、バッテリ動作時間の増大が素晴らしく、多分今まで使っていたLet's NoteのR4よりも動作時間が長い。これは購入に際してかなりのアピールポイントになった。それでDVDスーパードライブ付き。

 重量に関しては、当然ながらLet's Note Rシリーズよりも重いが、厚みに関してはLet's Noteよりも薄く、ボディに変な出っ張りがないため、カバンの中への収まりも大分良い。薄いボディながら、アルミ削り出しなので、非常に頑丈。このスペックで定価は114,800円。ノートPCも安くなったものだ。

 ざっと使い始めて感じたのがMacの素晴らしい使用感。私などは、普段からPCを持ち歩いていたりするので、端から見るとパソコン大好き人間に思われることが多いのだが、正直PCなんて興味ないのよ。興味があるのは、PCを使って何かをやる事であって、夜な夜なOSの最適化やマシンの設定にうつつを抜かす趣味はない。で、そういうPC嫌いなPCユーザーにとって、相変わらずMacは素晴らしいなということ。

 まずすげぇと思ったのが、SnowLeopardに標準搭載されている「環境移行アシスタント」。部屋にあるiMacとネットワークでつなぎ、両者のマシンでアシスタントを起動して転送すれば、環境をそのまま転送できるという優れもの。私の場合は机の上にあるiMacの環境をそのままMacBookProに転送したのだが、データやアプリはもちろん、ファインダ上にあるアイコンの位置まで完璧に再現されているのはビビった。ちなみに元の環境は、親機であるiMacにもちろんそのまま保管されている(アプリによっては移行先での再認証が必要)
 新しいマシンを買った場合、うれしさと裏腹に憂鬱なのが環境の移行な訳で、その心配が全くないってのは、本当に素晴らしい。こういうところがMacだなぁ…としみじみ思う。なんでみんなWindowsなんて使ってるんだろ…というと荒れちゃうかな(笑)

 ノートPCで犠牲になりがちの、キーボードタッチの感覚も素晴らしい…というか、正確にはキーボードのタッチが特別素晴らしいのではなく、そのキーを支えるボディがアルミ削り出しの強靱なボディだというのが効いているのだろう。ノートPCでありがちの、キーボード中心付近が沈み込む感覚が全然ない。その辺のデスクトップ用キーボードよりも剛性は高いくらいだ。
 HHKBのアルミ削りだし限定モデルなどの非常識な製品を除いて、キーボードの取り付け剛性について新たな価値観を持つに至ったモデルが、ノートPC搭載キーボードだというのは、何やら皮肉な結果にも思える。

 他にも、ノートPCでお馴染みのトラックパットが、もはやマジでマウスいらねぇ…という位の完成度だったり、いろいろ感心したところがあったのだが、これらについては、追々紹介していければと思う。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2010年08月01日

E-Mobile Pocket Wifi

100801-02.jpg 今まで使っていたWillcomが、知らない間に契約更新月になっていたので、速攻解約。その足でE-Mobileを契約してきた。機種はもちろんPockt Wifi。持ち帰り金は1円のプランです。

 この手のデータ通信にはいろいろなキャンペーンがあり、正直どれが一番得なのか、調べないと判りにくいのだが、私が調べた限りでは、SOFTBANKで行っている同じ機種のPocket Wifi、9,800円持ち帰りか、今回のE-Mobaile機種代1円が一番だと思う。よく同時にPCを買うと3万円引きとか、iPodくれるとか色々やってるが、結局は分割金の分を後回しにしているだけで、そんなに得だとは思えなかった。やはり、この手の契約は、自分が必要としているだけのサービスをシンプルに考えた方がいい。だって、PSPもiPodもネットブックも自分にはいらないしな…。

 早速使ってみた。カフェでオシャレにブログでも書いちゃうよ…って用途では、やはりWillcomの回線速度とは桁違いに速くて助かる。雰囲気としては、自宅の無線ネットワーク回線とほとんど変わらない感じ。そして月の料金はどっちも同じだしなぁ…。私が2年前にWillcomを契約したときは、イーモバに比べてエリアの範囲が圧倒的に広かったのだが、今となっては都市部に限って殆どエリアは変わらない。ついでに言うと、Willcomの高速回線用モデムは、昔と違いかなりコネクトの条件がシビアになり、正直使い物にならないスレスレのレベルだった。

 実は今回、イーモバ以外にも、WiMAXなど他のサービスも調べてみたのだが、どうも端末機種のデザインや大きさで魅力に欠けると思う。不必要にでかかったり、角張っていたりで、ポケットに入れて持ち歩けるような端末は、このPocket Wifi以外になかった。

 既に使っている友人の情報では、バッテリが意外に持たないことと、無線LANのコネクションがよく切れると言っていた。この辺の問題はまだ認識していないが、これから使っていくうちに追々問題点も出てくるだろう。

 あと、最大の問題というか懸念は、iPadのSoftBankデータ通信契約…止めちゃおうかなぁ、という事。こちらについてはもう少しこのPocket Wifiを使ってみてから考えようと思う。

 とりあえず、Willcomには、今まで色々あったが、ありがとうと礼を言っておく。

RICOH GR Digital

▼2010年07月31日

Twelve South BackPack

100731-01.jpg iMacを買ってから、毎日ゴキゲンで使っているのだけど、なまじスタイリッシュなフォルムのせいで、USBハブや外付けのHDを並べて置くのはちょっとスマートじゃないな…なんて気分になっていた。そんな中見つけたのが、この「Twelve South BackPack」という製品。何でもiMacの背面に棚を追加するキットらしい。早速注文してみた。

 届いた製品は、なかなかカッコイイパッケージに入っていた。スタンドに取り付けるためのアダプタが、歴代iMac用からAppleのモニタ用まで、全5種類付属している。取り付けは簡単。工具もなしで、ものの数分で完了した。
 早速何を置こうか迷ったのだが、とりあえず、TimeMachine用のバックアップHDを置いている。アルミの素材と下が解放の構造のため放熱性も高く、HDには優しい場所かもしれない。本当はUSBハブでも置こうかと思っていたんだけどね。ただ、地震などによる震動にはちょっと不安かも。

 スタイリッシュなフォルムだし、モノにこだわるiMacユーザーにはお勧めです。あと、アルミ萌えの人もどうぞ(笑)

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2010年07月22日

iPadでタングラム

 ここ数日ハマっているのが、iPadでタングラムというパズルを解く(iTunes開きます)こと。もう猿のようにはまり狂っていて、通勤中と、家に帰って布団の中で…みたいな感じで、ばりばり解いている。実に楽しい。

 実は密かにタングラムは得意で、以前ホテルの部屋に常備されていたタングラムで遊んでいるとき、友人から目を丸くされたことがある。どうやらブックに付属している問題をスラスラと解いていくのにビビったらしい。なんというか…人には必ず一つくらいは取り柄があるってもんなのか?のび太のあやとりみたいで、あまりうれしくはないが(笑)。

 つことで、iPad上でこのタングラムのパズルを解くのが、ここ数日の私の日課。収録されている問題は15点ずつの章で区切られているのだが、乗り換え前の電車内ですべて解き、乗り換え後もう一章を解いてといったハイペース。もちろん問題によってはちょっと悩んだりはするが、それでも1~2駅間位かな。さくさく解けるってのももちろん面白さの要因なんだろうけど、やはりタングラムは楽しいなーと。

 本物のタングラムと違い、遊び終わっても片付ける手間もないし、電車内やリビングなどで気楽に楽しめるのがいい。iPad持っている方にはお勧めです。

▼2010年07月11日

ScanSnap S300M

100711-02.jpg 秋葉原のソフマップで投げ売りされていたのでついつい購入。これで家にある紙を減らせるかなと。

 私は基本的に収集癖があり、本もそうだけど、CD、カメラ、オーディオ機器など、使いもしないのに、何故か手元に確保してしまう。
 で、その中で割と困っているのが、いわゆる「紙」。これは職業柄もあるんだけど、面白いデザイン、面白くないデザイン…とにかくちょっとでも気になるチラシやハガキやその他紙くずを集める割に、なかなか捨てられない。きちんと整理をすればいいのかもしれないが、きちんとしていないので整理もできない(笑)

 で、最近考えていたのが、今流行の「自炊」。自炊と言っても自分でごはんを炊くことではなく、手元の書籍を分解して自分で電子化するという意味なのだが、私の場合は書籍を分解するまでは考えず、手元にある沢山の紙を電子化することで処分したい。ついでに電子化することにより、業務リソースの一部として活用したい、という事だった。

 自炊用のスキャナと言えば、ScanSnap S1500Mという機種の評価が高いみたいだが、さすがにこれは5万円弱するし、私が考えているのはページモノの電子化という訳ではないので、どっちがいいかなぁ…なんて考えていた。
 そんなタイミングで見つけたのが、Sofmapで投げ売りされていたScanSnap S300M。この値段なら試しに買ってみてもいいかなと思い、ご購入。写真の通り、ブロンプトンで持って帰りましたよ(笑)

 早速家に帰ってセッティング。電源とデータ用のUSBケーブルをつないで、ドライバソフトをインストール。軽くスキャンソフトの設定して、あっさりと使えてしまった。

 スキャンには付属のScanSnap Managerを使う。残念ながらTWINには対応していないので、このソフトを使うしかないようだ。
 設定は、スキャンしたデータの種類、JPEGとPDFが選べる…と、スキャニングのクオリティ。スキャン後にデータを送るアプリなど。
 ちなみに私は、PDF形式のエクセレント(最も高品質)、圧縮率は最高にしてある。他、原稿の傾き自動補正なども行えるが、これをチェックしてしまうと、絵や写真などのスキャンで誤判定を起こすのでチェックを入れていない。

 スキャニングは極めて簡単。原稿を本体にセットして、本体右にある「スキャン」というボタンを押すだけだ。後は勝手にスキャンを始めて、取り込んだデータをPDF化して指定場所に保存してくれる。中にはスキャンしたデータを自動でEvernoteへ転送する設定にしている人もいるみたいだが、私がやってみたら、あっという間に無料分の転送量に達してしまい、仮に有料版にしても月500MBの転送量も速攻で使い切ってしまいそうなのであきらめた。仕事でモノクロの書類が多い人なら、データ転送量も抑えられるし、スキャンクオリティをある程度下げても文字はきっちり判別できるので、有用かもしれない。

 問題としては、大体100枚位スキャンした後に、原稿がまるで送られなくなってしまったこと。すわ故障か!?と思ったのだが、内部のピックローラユニットを取り外して水で洗浄したら、今のところ動いている。ただ、大量にスキャニングする場合には、結構早くローラーの寿命が来そう。ちなみにこの交換用ピックローラユニットは5,040円もする。

 設置面積は非常にコンパクトで、家庭でも無理なく使えるサイズだろう。その上スキャナとしても簡単にデータが得られる為、実用的だと思う。
 ドキュメントスキャナというと、どうしてもビジネス寄りの発想になってしまうが、家庭の細々としたメモや紙類をまとめて保管するのにも適したソリューションだと思う。ただ、本機の価格が通常で売られている29,800円前後だと考えると、上級機のS1500Mを買ってしまった方が満足度は高いかもしれない。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年07月03日

Happy Hacking Keyboard Professional jp ホワイト

100703-01.jpg 結局もう一つ買ってしまったのでありました「HHKB」ことHappy Hacking Keyboard Professional JP。今度は「墨」ではなく、「ホワイト」モデルです。

 以前買った「墨」のモデルは、事務所のXPマシンで使っているので由として、家にあるiMacでは、apple純正のbluetoothキーボードを使い続けようと思っていたのですが、やはりというかなんというか…HHKBの中毒性は、一度感染してしまうと治まらないというかなんというか…(笑)。正直、吟味して買った訳じゃないです。とある日の昼間、Apple純正キーボード打っていて、急にHHKBの打鍵感が思い出されて、そうなるともう抗えないというかなんというか、秋葉原に向かっていましたよハイ。

 初めは同じく「墨」を買ってみるのもいいかなと思っていたのですが、同じ色のモデルを買うのも芸がないな…と思って、よりキーのプリントが見えやすい「白」を選択。これは正解だったかもしれません。「墨」のモデルでも、日本語のタイプには問題ないのですが、正直、記号などの約物タイピングについてはちょっと戸惑っていたこともあったのでね(笑)。所詮自分はなんちゃってブラインドタッチのレベルですから。

 使用感については、もう何も書くことはありません。24,990円のキーボードは、今となっては高価ですが、10年前だと今程高価には感じない価格帯です。その頃の価値観でこのキーボードを買うと、この品質とキータッチには驚愕すると思います。

 また、同様に高級キーボードとして評価が高い東プレの製品と違い、設置面積が非常にコンパクトなのもいいところです。最近では個人的に、品質にかかわらず、テンキー付きのキーボードが邪魔で仕方なく感じてきています。HHKBは、プログラマ向きの製品としての評価が高いモデルですが、むしろ卓上作業が多い、文章書きやデザイナの方にも便利に使えるサイズだと思います。

 それなりに高価だとはいいつつも、おそらくPCは何台も乗り換えたとしても、このキーボードは乗り換えずに長期間使い続けられます。パソコン周辺機器の価値観ではなく、高級文房具としての価値観で考えれば、むしろ格安の商品だともいえます。
 また、LIteと迷っている方は、がんばってProを買った方が絶対に幸せになれますよ。

OLYMPUS E-1 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


▼2010年06月25日

iMacで地デジ・CaptyTV PIXELA PIX-DT141-PU0

100625-03.jpg 27inchという広大なモニタ空間。こんなに広いのなら、いっそMacをテレビモニタとして使えれば便利…と思うのが普通だろう。実際マック用のテレビチューナーは数多く発売されている…が、地デジに関しては別。
 総務省の役人が天下りと渡りの際の退職金をゲットするため設立した権利団体のため、PCで地デジを見るためにはかなりの制限があるのだ。そして更にマックとなるとハードルが高く、現在マック用に発売されている地デジチューナーは2種類しか存在しない。しかも、著作権保護というか利権保護のため、デジタルアウトが厳しく制限されているおかげで、モニタ別タイプのマックでは信号の出力が出来ず、地デジの視聴が出来ない。つまり、使える機種はMacBookとiMacという事になる。ついでに言うと、USBオーディオ出力まで制限されているのには、頭に来るというよりあきれ果てる。

 他にも腹立たしいのがその価格で、マック用の地デジチューナーは両製品とも、2万円前後する。WINDOWSより数が出ないのはわかるとしても、あまりにものボッタクリではないか。WIN用は安いので6,000円前後から買えるのにね。

 じゃあ中古はどう?という話にもなるが、地デジチューナーにはB-Casカードが刺さっていないと使えない。そしてそのカードは法律なのか条令なのか自主規制なのかは知らんが、売買が禁止されている。つまり、ヤフオクや中古ショップで手に入る地デジ関連製品は、B-Casカードが付属していないため、そのままの状態で地デジを試聴することが出来ない。それらの機器を購入した場合は、B-Casカードの再発行手続きを行わなければいけないのだが、手数料が2,000円かかる上に、手続きも結構めんどくさい。なんだかここまで書いていて、こんなにしなきゃ地デジって見れないのだろうか…と、自分でも馬鹿馬鹿しくなってきたのだが、ま…そうゆうこと。
 で、私はどうしたのかというと、アキバで何故かB-Casカードが入っていた中古品を見つけてしまったので、問題なく中古品をゲットできました。お値段6,980円は、WIN用としても安いな。実際は中古じゃなくて、型落ち新品だったんだけど。

 私が購入したマック用地デジチューナーは、PIXELA PIX-DT141-PU0というモデル。今ではPIX-DT181-PU0というモデルになっている。
 実はこのPIX-DT141-PU0というモデル、ちょっと前まで最新のOSX 10.6 Snow Leopardに対応していなかった。どうやら対応できないのはハードウェア的な問題があるとの噂があり、アップデーターも長い間供給されなかったのだが、何故か最近になって急に対応アップデーターが出たという訳。その為Sofmap等の中古マックショップでは、B-Casカードが抜かれたDT141-PU0がバカ安で投げ売りされている。既に余っているB-Casカード持ってる人にはおトクかもね。

 セットアップは簡単。地デジ対応のアンテナ端子からアンテナ線を本機につなぎ、PC側はUSBケーブルでつなぐだけ。電源はUSBより供給される。そして付属CD-ROMからStationTV® LEをインストールして準備完了。起動すれば早速モニタに地デジ放送が表示される。一応、アプル純正のリモコンにも対応しており、リモコンから音量調整、チャンネル変更、そして録画データへの切り替えが可能…なのだが、StationTV® LEがフォアグランドにいないと反応しないため、ちょっと実用的ではないかも。

 画質については、同じような製品のレベルを知らないので何とも言えないが、通常のテレビと比べればかなり綺麗。それにPCで作業しながらテレビが見れるのは割と便利。昨日のワールドカップ日本VSデンマーク戦も、このチューナーでテレビを表示させながら、フォトショップで作業してました。
 それと、録画についても簡単。録画の設定は付属ソフトウェアではなく「テレビ王国」というサイトを通じて行える。このサイトでアカウント登録をすれば、基本的にインターネットが見られる端末から、どこからでも予約録画の設定が可能。つまり、外出先でiPhoneからテレビの予約設定も可能なのだ。こういうのは今のデジタル家電では当たり前なのかも知れないが、私にとっては初体験なので、結構興奮した。思わずNHKの「アイ!マイ!マイン!」とか予約設定しちゃったよ(笑)

 注意としては、繰り返しになるけど、本機からはデジタルアウトを伴う出力が全く出来ないということ。なので、モニタ別タイプのマシンでは、モニタ信号がデジタル信号扱いになるため、画面の表示が出来ない。また、音声チャンネルもUSB経由などでは出力不可能。アナログアウトで接続することになる。国産のPCなら、このなんだか名前を忘れた著作権保護信号に対応しているためモニタ出力などが可能な機種もあるようだが、 Macはアメリカ製品なので、総務省の天下り役人のことなんて知ったこっちゃないというスタンス…だそうです。本機を購入するときに店員さんが言ってました(笑)

 その他、高価であることに納得できる人なら、これさえあればテレビを処分しても構わない訳だし、また、パソコンでのテレビ視聴というのは思ったよりも快適なので、お勧めですよ。部屋で使っていた古いテレビは、アナログ停波を待たずに処分するつもりです。

RICOH GR Digital


▼2010年06月24日

iMacのおもいでを増やそう!メモリ増設

100624-03.jpg 思い出を沢山増やそう!っつことで、この前購入したiMac用にメモリを買ってきました。標準で4GBでしたが、今回買ってきた2GBメモリ2枚を増やすと、合計8GBになります。

 世の中で「オーディオ用」と詠えば、100円で売られている製品が1万円になる!と同じく、「Mac用」と詠うだけで何でもかんでも高価になってしまう昨今、私は2GB×2のメモリモジュールを、7,500円程度で購入してきました。
 別に安物買い自慢する訳じゃないけど、あぽすとやヨドで買うと2万円位するからねぇ…。いくら何でもそりゃないよな。

 iMac27inchに適合するメモリ規格は、DDR3 SO-DIMM PC-8500という型番になります。基本的にはこの仕様を満たしたメモリなら適合するとAppleのサイトでも告知されていますが、世のPCショップでは、メモリをわざわざ「Mac用」と名乗らせることにより、余分なマージンをせしめているような気がします。
 全ての同規格メモリモジュールが、iMacで問題なく動作するかは判りませんが、少なくとも「Mac用」と名乗るだけで相場倍以上の値付けをしているメーカーと販売店はあまり信用すべきではないのではないだろうか…なんて気も(笑)

 ちなみに今回購入したメモリは「エルピーダ」製の2GBでした。iMac27inchで問題なく使えています。全ての人にお勧めする訳ではないですけどね。

 iMacの標準搭載メモリ4GBでは足りないのか?というのは人それぞれなので何ともいえませんが、私みたいにアドビ3兄弟を立ち上げながら、ツイッターやったりテレビ見たり(笑)という人だと、ちょっと標準4GBでは不足気味でした。

OLYMPUS E410 + Zuiko Digitak 35mm F3.5 Macro


液晶に囲まれる生活

100624-02.jpg こういうのをギーグな状態って言うんだろうなぁ…。

 ThinkPadと、iPad、iMac27inchに、iPhone、Let's note R4、そして今は机の横、床に置いてあるiMac24inchです。

 おれは液晶からの毒電波で死ぬかもしれない(笑)

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 25mm F2.8


iMac MB952J/A 27inch

10062401-01 iPhoneとiPad買ってしまったら、後はPCの方だよね…。という事で、久しぶりにアップルな生活に戻ることにしました。iMac 27inch仕様です。

 購入したのは先週末。買うモデルはCore 2 Duo/27inchの168,000円モデルと決め、秋葉原のショップを数件徘徊。Sofmap秋葉原店では、AppleStoreのカスタマイズCore i7モデルが並んでいて、暑くてふわふわになっていた私は、23万円だけどこっち行っちゃおうか!なんて思っていたのですが、ふと入った中古販売店でCore 2 Duoの中古美品が128,000円で売られていたのを見て、頭が冷えました。つことで今回は中古購入です。そういえば以前のはんぺんiBookも中古で買ったんだったな。

 ショップで支払いして、梱包してもらって、普通に手渡しされました。ま…持ち帰るつもりではあったのですが、何も聞かれず普通に手渡しされたのはちょっとだけ驚きました。で、手持ちで持って帰ったのですが、箱が想像以上にでかい!折りしもの猛暑もあり、死ぬかと思いましたよ(笑)。

 早速家に帰ってセッティング。既に稼働していたiMac24inch(貸与中)を片付け、机に置くと、さすがにでかいでかい…。目の前に27inchテレビがあるようなもんですからね。
 ただ、モニタはでかいですが、設置面積はとても小さくて済むのが特徴でしょうか。

 早速24inchモデルから、ネットワーク経由で環境移行アシスタントを使い、データや環境などをそっくり移動。データ量が多かったので一晩位かかりましたが、こんなに簡単に、データからアプリ、設定まで全て移行できてしまうのがMacだなぁ…と思いました。私を含め、何でみんなWindows使ってるんだろ…。業務で必要とされるならともかく、Web閲覧とWebアプリが主体になった今では、家庭用であえてWinマシンを買う意味ないよなぁ…なんて思いました。値段も安いし…って、これは筋金入りのマカーである私の意見だから気にしないように(笑)

 これだけでかくて綺麗なモニタがあると、PCに対する姿勢も変わります。写真や動画、はたまた映像を、PCでもっと積極的に見てみたくなりました。レッツノートはレッツノートで、モバイルマシンとしてまだまだ活躍させるつもりですが、徐々にメインのPC環境をMacに移行する予定です。

 とりあえず、ファーストインプレッションはここまで。ちなみに写真横にあるのは、iPhoneじゃなくてiPadね。

OLYMPUS E-1 + Zuiko digital ED 8mm F3.5 Fisheye


▼2010年06月23日

iOS4でちょっと残念だったこと

100623-01.jpg 昨日の深夜に提供が始まった、iPhoneの新OS、iOS4。早速今朝アップデートしてみました。

 色々と新機能はあるようですが、特に今までのOSであまり不便も感じていなかったので、目玉機能であるアプリのフォルダ分けとかまだ試していないのですが、実は密かに期待していた機能改善があったんです。

 それは「設定>キャリア>」の中にあるキャリアのマニュアル選択機能の改善。つまり、明示的にキャリアを「SoftBank」固定に出来たらいいなぁ…と。

 もちろん、今までもそのような設定は出来ました。出来たのですが、その代わりちょっと圏外に入ると、この画面のようにいちいち警告ダイヤログがでてウザい。そのため、実質的にキャリア固定での運用は不可能に近かったのです。

 じゃあ、なぜ設定でキャリアを固定したいかというと、それはズバリ「電波のつかみが早くなる」からなんですね。試してもらうとわかると思うのですが、キャリアを自動で設定していると、電波圏外から圏内に入ってもネットワークが回復するまで時間がかかるのですが、これがキャリア固定だとすぐにネットワークが復活します。

 日常のシチュエーションだと、地下鉄の車内でiPhone使っているときに実感しますね。駅間で圏外になり、駅に着いたら電波の範囲内に入ってるはずなのに、なかなかネットワークが復活しない。そうしているうちに電車が発車して、ホームから抜ける位になってネットワークが復活するんだけど、実質通信は機能しない。電波状況の表示にタイムラグが発生しています。
 これが、キャリア固定の設定だと、地下鉄が駅に侵入し始めた時点ですぐにネットワークが復活するといった感じになります。移動すると「圏内→圏外」をよく繰り返す都内では非常に便利。あのダイヤログさえなければ…。

 なんでも、iPhoneは電波をスキャンする際、ネットワークを「自動」に設定すると、いちいち全てのキャリアの電波をスキャンするらしいんですよね。で、それが終了してから実際につなげるネットワーク(日本ではSoftBankですが)に接続するというプロセスを踏むみたいで、それが圏外から圏内への復活遅延につながっているようです。

 なので、機能的にはこのダイアログ表示を「無効」にできるだけでいいんですよね。あるいは「次回から警告しない」オプションを付けるだけでも…。どうせ日本国内ではSoftBank以外のキャリアは使えないんですし、他のネットワークをスキャンする機能は無用です。また、余計なスキャンを省けば、それだけバッテリの保ちもよくなる気がするのですが…。

 次回のアップデートで、ここの部分だけでも改善してくれませんでしょうかね。

iPhone3GS Screen capture

▼2010年06月19日

iPadからテストエントリ

 MovableType 3.2における新規エントリ作成画面、Safariでアシストボタン(リンク挿入など)が使えなかったのだが、今更ながら「/mt-static/mt_ja.js」を一部修正することで、問題が解決できた。

/mt-static/mt_ja.js

の197行目にある

var canFormat = 0;

var canFormat = 1;

に書き換える。

 考え方としては、ブラウザごとの表示判定を無効にしてしまうということなので、スマートなやり方ではないのだが、とりあえずは機能しているみたい。ただ、iPadからタグアシストを使うのは、別ウインドウが開けないので無理だった。

▼2010年06月17日

愛用していたモバイルマウス、BUFFALO RHW01が壊れた

100617-01.jpg 本日、外出先で使おうと思ったら、ホイールの右側、右クリックの感触が無くなっており、右クリック不可能になってしまった。ま、結構長い間使っていたから仕方ないかな。

 …とおもって、新品買い直そうと思ったら、なんと製造中止。ま、確かにニッチな製品ではあるけど、だからこそ末永く需要はあると思うんだけどなぁ。一般的なモバイルマウスでここまで小さいモデルって無いし、また、スクロールホイールが、水平に回転するってのも、レッツノートユーザーにとってはとても都合がいい(レッツノートは円形のトラックパットの縁をなぞることでウインドウをスクロールできる)。いっそのことパナソニックが買い取ってレッツノート純正品として打って欲しいと思う位だが、ま、無いものは仕方ない…ので、ヤフオクで検索してみたら、1,500円位で出ていたので思わず落札。新品だとこのマウス5,000円位したからね。なんだか助かった感じ。

 それだけのことなんですけどね。長い間お疲れさんということで、壊れたマウスについてのエントリでした。

RICOH GR Digital


▼2010年06月06日

iPadショック/林 信行

100606-01.jpg せっかくiPad買ってみたので、1冊位はあいぱど本でも…と思って買ってみた本。さすがにiPad発売からすぐに発売された本のせいか、内容についてはちょっと薄いなと思った。

 ただ、まぁ…iPadを買って、この端末が世間でどんな期待を受けていて、また、どの方向を目指しているのかという、現時点での指針を俯瞰するにはいい本だと思う。少なくとも、急に沢山発売された、雑誌大の薄っぺらいHow toにすらなっていないムック本よりはマシだと感じる。

 内容についての感想は特にない。というのも、普段からiPadやiPhoneの情報をネットで漁っている人にとっては「どっかで読んでる」内容がほとんどだから…故に、私みたいな人には「iPad事情のまとめ本」、という位置づけに留まった。

 なんだかいい評価がないな…という感じのエントリになってしまったが、そんな訳ではなくて、読んでいる最中はそれなりに面白かったし、ふむふむと感じた部分もある。かといって「この本で初めて知った!」という内容があった訳でもなかったかなぁ。
 ただ、iPad関係で断片化された情報を頭で整理するには役に立つ。もちろん「iPadってなに?」と思っている人にとっては、ややビジネス寄りの内容ではあるが、なかなか面白い。そんなに濃い話でもないので、サクッと読めると思う。ある種正しいビジネス書の姿…って、結局なんだか否定的な感じで結んでしまったような気もするが(笑)

 繰り返し読むような本でもないので、もしどなたか読みたいという方がいれば、ネットでこんなこと言っていいのかわかりませんが、手持ちの本、差し上げます。条件は「手渡し可能」「読み終わったら周りの興味ありそうな人にあげちゃって」の2点です。ブックオフとか禁止(笑)。応募者多数の場合は、適当に渡しやすい人から放流しちゃいますのであしからず。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2010年06月05日

iPad用パワーサポートアンチグレアフィルムが一択な件

100605-01.jpg あいぱど買ったとき、ホントは同時にパワーサポートのアンチグレアフィルムを買おうと思っていたのだ。ただ、その時アキヨドには売ってなくて、やむなく「フィルムなんてなんだってあまり変わらないだろう」と思って、ラスタバナナのアンチグレアフィルムを買った…んだけど、このフィルムがひどいモンで、とにかく触っただけで指紋の跡が付きまくり。日に何度もメガネクリーナーで画面をごしごししないと、とてもじゃないがまともに使えない代物だった。損したなと思ったが、これも勉強だと思い直し、昨日パワーサポート製のフィルムを購入してきた。

 で、結果としてはもう、素晴らしいにつきる。このさらさらとした感触と、適度なアンチグレア感(?)、さらに指紋の跡がとても付きにくいというのは、既にiPhone用フィルムとして使っているので、体感済み。やはり液晶画面の保護シートは、パワーサポート以外にあり得ん!と、改めて思った。

 ちなみにアンチグレアタイプなので、やはり見た目の直感的美しさに関していえば、光沢タイプや、あるいは保護シートなしの方が、表示が綺麗。ただ、持ち歩いて使うデバイスとして考えるなら、イチイチ外光が映り込む画面にイライラするより、この手のフィルムをサクッと貼ってしまった方がいいと思う。わたしはこの見た目的にも、表面がざらざらした感じは嫌いじゃないけどね。

 そそそ…この手のフィルムを貼る場合は、絶対にお風呂場で作業すべき。特に風呂上がりで湿気がある程度充満している状態の風呂場が最適。あまり湿気が多すぎると機械にも悪そうだが、極端に湯気が立っている状態ではなく、更に濡らしさえしなければ、フィルム貼る時間位は大丈夫だと思う。
 リビングや自室…あまつさえ、購入後にその辺のカフェでぺたっと…なんてやると、大量のホコリが入り込み、悲惨な状態になるので注意ね。

RICOH GR Digital


▼2010年06月04日

書籍としてのiPad

100604-01.jpg さて、購入してから数日経ったiPadだが、少しずつ使い方が見えてきた気がする。

 まず良くいわれているけど、iPhoneと違い、ツイッター端末としての魅力はさほど無い。カメラが無いなどのスペック上の制約もあるが、なんというか…あの広い画面一杯にタイムラインを表示させてどうすんの…という感じで、なんだかiPhoneでツイッターをしている時のような気軽さに欠ける気がする。一応クライアントソフトは入れているが、今ではSafari経由でツィートすることの方が多い。あの大画面を生かし切るアプリが出ればまた変わるかも知れないが。

 では、iPadはどんな用途に適しているのか…というと、まだ模索中ではあるが、やはり「データ閲覧」に特化した端末なんだなぁと、少しずつ実感し始めてきた。で、私が今はまっている用途が「PDF閲覧」。これがまたいいのだ。

 実はPDF書籍…といって良いのかわからないが、以前くるまにあで連載されていた「TOKYOスーパーカー研究所」の記事を丸々PDFにして発売!というモノを買った。ただ、買ったはいいが、どうもあまり見る気がせずにそのまま放置していて、一応、iPhoneの「Good Reader」というアプリで、PDFデータを手持ちのiPhoneに入れて、少しずつ外出時に見ようとは思っていたのだが、やはりあの狭い画面で、雑誌サイズのデータを拡大縮小繰り返しながら閲覧するのは、結構苦労を強いられる。かといって、家にあるPCでわざわざPDF見るのもなぁ…という感じだった。

 iPadを買ったので、これらのPDFデータも見やすくなるかな…と思って、iPad版の「Good Reader」を入れてPDFを表示させてみたのだが、これがまた、レスポンスがイマイチで、やっぱりダメかな…と思っていた。そんな中、何処かのWebで「i文庫HD」が、PDF閲覧用として素晴らしいアプリだと聞き、丁度手元に1000円分のiTunesカードがあったので、試しに購入。ま、iPadなんだから、噂の電子書籍を堪能しないとね…なんて思いもあったんだけど。

 結果として、この「i文庫HD」が、非常に優れたPDFリーダであった。画像などが沢山含まれた、決して軽くないPDFデータを、割とさくさく表示できる。これはお勧め、大量のPDF文書を持っている人は、その閲覧目的だけにでもiPad買う価値があるのではないかと思った。

 こういう事を書くと「別にiPadで読まなくても構わないのでは?」と言われる人もいるかも知れないが、やはりその絶妙な画面サイズと、マウスやキーボードなどというかったるいデバイスを使わずともさくさくオペレーションできる快感は、実際試してもらわないとわかりにくい。
 そして、当然ながら、PDFデータにすれば、大量の書籍をいつでも持ち歩いて参照できる。ちなみにこの「TOKYOスーパーカー研究所」のデータは、ページ数にして合計1,600ページ位ある。こんなボリウムだと、持ち歩けない上に、保管場所にも困るレベルだ。

 現在、世界中の出版社が「電子書籍のフォーマット決定」について色々と動いているみたいだが、iPad用途に関していえば、もうPDF形式でいいから、じゃんじゃん出してほしい。特に、昔の雑誌で掲載されていた記事のデータ集なんて、どうせ死蔵させておいてもなんの利益ももたらさないんだから、積極的にこういう形式の出版をお願いしたいところ。

 このくるまにあのデータに関していえば、本当にただ雑誌をスキャンしただけのPDFをディスクに焼いて売っているだけで、たいした手間はかかっていない。閲覧用に最適化もされていないし、スキャンのホコリやよごれみたいなのもそのまま修正せず売っている。こんなレベルでもイイんですよ。ダウンロード販売とかすれば、コピー制限等の問題はあるにせよ、ただみたいなコストで過去の資産を商品化できる。更に、今は誌面なんてみんなデータ形式だから、スキャンせず、そのままオリジナルデータをPDFで保存し直すだけの筈。ま、出版社にとっても、色々と細かい事情はあるんでしょうけどね。

 逆に、i文庫HDでダウンロードできる小説データについては、むしろiPhoneで読んだ方が楽かも知れないと感じた。単なる活字をiPad大のスクリーンに映し出しても、私的にはあまり未来は感じない。むしろきちんとレイアウトされた雑誌を見る方が楽しいと思う。

 他にも出版物とは離れるが、iPadを使っていて思うのは、普通のWebサイトを普通にブラウザで閲覧するのが楽しいということ。iPhoneだと、そのサイズからウェブを最適化した「リーダー」のようなアプリで、さくさくとページ内のテキストと画像を閲覧していった方が便利だが、やはりキレイにレイアウトされたWebページというのは、キレイにレイアウトされた雑誌同様、見ているだけで楽しくなる。これはiPadを手に入れてから、あらためて実感できた。
 最近のWebは「RSSリーダーで大量のデータをすばやくチェキらるのが、出来るビジネスマン…」みたいな風潮が強いが、じっくりとページを眺めるのが楽しいiPadをきっかけに、ある種Webデザインの復権が起きるかも…なんて大げさなことすら考えている。

RICOH GR Digital


▼2010年05月30日

あいぱど:iPad 3G 64GB

100530-01.jpg 買ってしまいました、iPad。選択したモデルは3Gの64GBモデルです。

 あまり買うつもりはなかったのですが、やっぱり冷やかし半分とは言え、予約入れちゃうとダメですね。「後でキャンセルできますから」といわれ、何となく予約したら、その3時間後位に「入荷しました」なんて連絡が。一体なんやねん…という感じ。

 購入店はアキヨド。ちなみに予約にかかった時間が1時間位(そんなに時間がかかると事前に知っていたら予約なんてしなかった)、で、入荷の連絡は3時間後位に携帯に直接連絡がありました。で、またアキヨドに戻って購入の手続きに1時間位…、何かにつけて時間がかかりますので、これから予約…もしくは予約受け取り、あるいは購入に行く人は、時間に余裕を持ってでかけましょう。

 購入したモデルについてですが、Wi-Fiモデルか3Gモデルかについては、あまり悩まず3Gモデルを…これはGPSが3Gモデルにしか付いていないそうなので、カーナビとしても使ってみたかった私としてはこれしかありません。
 あとは容量ですが、正直32GBがいいかなぁ…と思っていました。でも、価格差1万円位で、32GBのSSDを買ったと思えば安いモノかな、と考え直しまして。つか、まだiPadでどれくらいの容量がベストか見えていないんですよね。もし電子書籍を買いまくる用途になると、その電子書籍がどれくらいのデータ量なのかも判らないし、ここは「悩んだらでかい方」の原則に従いました。ちなみに店員の方に聞いてみたら32GBモデルが一番出ているみたいだ…って言ってましたね。「私も予約入ってるマシンが一巡したら32GBモデル買うつもりです」とおっしゃっていました。

 価格については、ソフトバンクを参照すれば正確な金額が判ると思いますので詳しくは書きませんが、iPad自体は一括購入を選びました。それで3G回線使い放題になる「データ定額プラン」を選び、二年間の限定で月々3,215円となります。割引は二ヶ月後…というのは普通の携帯電話と同じです。なんでこんなトコロも受け継ぐかねぇ。

 インプレッションについては、まだあまり使っていないので、おいおいエントリーを立てますが、液晶がすごくきれいですね。あと、Web閲覧については、iPhoneだとやはり我慢を強いられていたんだな…というのが実感できます。とにかく、このサイズだと、普通にWebページを普通の感覚で読めます。あと地図ですね。これ位の面積があると、本当に地図…カーナビとして使えそうなサイズです。iPhoneでも一応ナビにはなりますが、やはり画面が小さいので、何度も拡大・縮小を繰り返さないといけません。

 同時に購入したオプションについてですが、まずは画面を保護するラスタバナナ製アンチグレア液晶シート。これは画面保護もそうですが、シート無し状態の、あの指に張り付く感じのさわり心地がどうも好きになれないので…。
 もう一つは純正Apple iPad Dock。これだけでかいと充電するとき横にして置いておくと邪魔かな?と思って。ちなみにこのドック、iPhoneでも使える優れもの。
 あとはケースとして、パワーサポートのレザーケース for iPad、ホワイトを購入。iPod、iPhone、の経験からして、私にはこういう単純な袋が一番合ってるなと思ったので。ホワイトにしたのは、目立つから床にあっても踏んづけたりしないかな?という単純な理由。ホワイトといってもちょっとアイボリーっぽいなかなかの色合いです。

 とまぁ…今の時点では単なる購入報告になりますね。実際使ってみて感動したこと、不便なこと等は、おいおいこのブログで報告していきたいと思います。
 そうそう、今気がついた気になる点は、レッツノートとシンクパッドのUSB端子だと、同期はできますが充電ができません。これは何気に不便な気がします。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro



 

▼2010年04月02日

Panasonic Let's note CF-R4のバッテリ入替え

100402-01.jpg あまり気乗りしない買い物ではあるんだけど、CF-R4用に付属していたバッテリが、動作時間15分位に劣化してしまったので、やむなく新品バッテリを購入。

 ロワジャパンなどの互換バッテリなら1万円以下で済むのですが、以前CF-W2の時代に互換品を買って、半年で駄目になったという前例がありますので今回はパス。頑張ってパナソニックの純正バッテリを注文しましたよ。
 純正品は高価ではありますが、先月までは劣化したとはいえ数時間動いていましたので、2年半以上動作すると考えれば、こちらの方が安いでしょう。

 幸い、アマゾンポイントで全額支払うことができたので、直接的な金銭負担はないのですが、なんだか意味もなく損した気分。仕方ないけどね。

 つことで、最近はiPhoneばかりであまりモバイルしていなかった私ですが、“かへ”とかからもっと積極的にブログのエントリ増やそうかなと思っています。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年03月24日

このブログの価値

 自分のブログの価値を診断…みたいな冗談プログラムがあったような気がしますが、冗談ではなく、割と真面目な話です。

 この「flatearth.blog」ですが、今月まともに更新していない時期で、1ヶ月のPVがおおよそ3万超え辺り(※以下全て「google analytics」調べ)。あまりやる気のない個人ブログとしてはなかなか検討している方じゃないかと思います。放っておいてもある程度PVが集まる、大手のASPサービスでやってるわけでもないしね。

 もちろん、まともにやっていた時期には、トップページだけの数字で1ヶ月5万PV超えてたこともありましたし、一番アクセス数が多かった時期は、きちんとしたアクセス解析してなかったので知りませんが、トップページだけのカウンタで1日5,000以上回ってた時期もありました。そう考えると、近年については、ずいぶん落ちぶれたものです(笑)

 もう少し詳しく見ましょう。直帰率については85%前後。「高っ!」と思われるかもしれませんが、ブログですからね。近頃は検索サイトやRSS、はたまたツイッターなどから直接エントリページへ訪れる人が多いので、直帰率についてはこんなものでしょう。サイト内の平均ページビューも、1.2P〜1.3P位。

 では実際「読んでもらってるのか」の指標となる平均滞在時間についてですが、何もない日が大体50秒前後、で、エントリをアップした日などは2分位になったりしますので、やはり、それなりに読まれてはいるみたいです。常連の皆様、どうもありがとうございます。

 ちなみに滞在時間を、キーワード別でもう少し見てみますと、一番平均滞在時間が長いキーワードが「AKG ミニピン ヘッドホン」の項目。なんと平均滞在時間は2時間超えてます(笑)
 他にページ別で滞在時間を見てみると、大体カメラ系かオーディオ系のページが長いですね。そっちのネタは結構真面目に書いてるし、ちゃんと読んでもらえているみたいで、素直にうれしいです。

 で、皆さんがもっとも興味があるであろうという、アフリエイト関係の収入についてもバラしてみましょう。

 このブログには、サイドバー上部にグーグルのアフリエイトリンクを貼っています。更にエントリ中にはアマゾンのアフリエイト、更に各エントリごとのページには、文章内容から勝手に分析されたアマゾンのお勧めアイテムが6つ貼ってあります。
 ちなみにこのリンク生成は「Drk7jp」のサービスを使っており、表示されるアイテムのアマゾンリンクを参照してもらえれば判るのですが、ランダムで一つだけDrk7jpのアフリエイトコードが貼ってあります。サービス提供者は、そのアフリエイト収入でサービスを運営しているようです。なかなかスマートな課金方法ですね。

 前置きが長くなりましたが、私が利用している2つのアフリエイト…ずばり利益を明らかにしますと、グーグルの方は1ヶ月平均で3,000円前後。アマゾンの方は、1ヶ月平均でやはり3,000円前後。2つ合わせて毎月6,000円位を稼ぎ出してる…って計算になりますね。これが他の個人ブログに比べて多いのか少ないのかは判りませんが、私としては充分満足でありがたい利益です。と同時に、もっと真面目にガッつけば、アフリエイト収入はまだまだ伸ばせる…って実感も得ています。

 例えば「面白い個人ブログなのに、どうしてみんなグーグルのアフリエイトリンクをページてっぺんに持ってくるのか」なんて疑問は、自分でグーグルのアフリエイトやり始めると実感しますね。ページの目立つ場所にリンクを貼れば、確実にクリック数が稼げるようになります。

 グーグルについては、掲載位置がクリック率のかなりを左右するみたいですが、それと違いアマゾンの方は、もっとダイレクトにエントリの内容がクリック率を左右します。まだ1回だけですが、とある記事で当たりが出て、その月のアマゾンからのアフリエイト収入が2万円超えたことがありました。そんな事が沢山あるといいのですが…(笑)、逆に言うと、きちんと売れる記事を分析して書けば、もっと収入の伸び代はあるという事です。

 まとめると、アクセス数がものすごく多いサイトは、ページ上部の目立つ位置にグーグルアフリエイトリンクを貼れば、割とダイレクトでPVに比例し収入が増えそうですが、アマゾンアフリエイトの方は、もう少し工夫の余地がある…というか、アクセス数が少なくても、面白い記事を書けば、収入につながりやすい雰囲気です。にしても、ベースとなるPVはある程度稼いでおかないと厳しいですけどね。楽天やその他のアフリエイトについては、やっていないので全く知りませんが、管理者自身が楽天でよく買い物をする人なら、あちらのアフリエイトの方が、ポイントやら何やらで、色々お得みたいです。

 と、ここまで書いておいて、最後にオチかよ…みたいな話で締めくくりますけど、結局「ブログの価値」ってのは、書いている自分にとってが最大限の価値です。つまり自分が面白く書いているわけですから、自分がその価値を一番大きく評価しているのです。

 何のことやら判らないかもしれませんが、例えば私はよく、自分のこのブログ内の検索を利用します。何故かというと、このブログには、自分の過去がアーカイブされているからです。「あっ…あの製品いつ買ったんだっけ?」とか「あの山にはいつ登ったのだろう」というのが、このブログを見るだけで、すぐに日付付きで検索できます。その価値は…実際ご自身でブログを作って利用されないと理解しにくいかもしれませんが、本当に便利です。

 最近では、ブログに飽きてツイッターばかりで発言している人もいますが、それでもこのような場所でツイットのログを残しておくと、後で何かと便利かもしれませんね。

 ご自身でサイトを持っている方、あるいはブログなどをやられている方は、一度「客観性」と「主観性」に分けて、自分が管理しているサイトの価値を分析してみると、面白いかもしれません。

▼2010年02月09日

Happy Hacking Keyboard Professional JP 部にようこそ!

100209-01.jpg 巷では「HHKB」と呼ばれているPFU社の「Happy Hacking Keyboard」その中でも、私は「Professional JP」というモデルを愛用してます。色は黒…ではなく墨です。単なる黒ではなく、微妙な陰影を見せるのが、まさに「墨」という感じです。写真ではキートップがちょっと手垢がついてるように見えますが、新品でもここはちょっとミドリがかってるような不思議な色。

 昔はマカーだった私にとって、最近の完成機に付属する安っぽい感触のキーボードってのはもう耐えられないと思ったのが、このキーボードを買った理由。あと、WIN機ってのは、なぜかマシンによってFnキーの位置が違ったり、Ctrlキーがズレていたりと、マシンを変えるたびにキー配列を覚え直さなければいけないという理不尽な苦労もイヤだったし。

 で、色々とキーボードを漁っていてたどり着いたのが、このHHKBという訳でした。ちなみに私にとってのフェイバリットキーボードは、Apple II GS Keyboad。今の市販品ではこのHHKBが一番キータッチが似ていると思ったのと、あと普段ノートPCを使って慣れているため、テンキーはいらないという理由です。というか、数字計算する訳じゃなければ、あのテンキーの部分ってむしろ邪魔。それだけ机の上も狭くなりますし、そう考えると使いやすさを追求しつつ、極限まで設置面積を小さくしたこのスタイルは、資料で机の上が埋まりがちな事務職の人には助かるのではないでしょうか。実際このキーボード、UNIX系のプログラマに愛用者が多いのは当然として、文章を打つ仕事をしている人にも人気があるとの事。

 キータッチは本当に素晴らしいです。もう結構使ってますが、今のところ劣化も感じられません。コツコツとしたこの感触は、文字を打っているのが楽しくなってきます。
 ただ、キー配列については若干特殊なので、万人に勧められるってものでもありません。ちょっと慣れが必要な部分がありますが、逆に言えば、一度慣れてしまえば、PCは入れ替えても、キーボードは壊さない限りずっと使い続けられます。

 どこかのWebページか雑誌かで「キーボードは現代における文房具」なんて言っていた人がいましたが、確かにPC本体よりもずっと長く愛用できるし、ちょっと上質な筆記具を買ったと思えば、そんなに高い買い物でもないかもしれませんね。もちろん、マックでもWINでも使えますよ。

iPhone 3GS

▼2010年01月25日

iPhoneアプリのquickmarkを使ってメディアマーカーに本を登録する

 試してみたら、ものすごく便利なのでちょっと紹介してみます。詳しくはこのブログを見て下さい…。

 えと、上のリンク先を読んでもらえば、これ以上私が書く事はないのですが(笑)、つまり、自分が買った本を、iPhoneのバーコードリーダーで読み取り、その後、自動的にメディアマーカーというサイトに登録するというネタ。

 やってみると本当に簡単で、quickmarkを起動し、本の裏に付いているバーコード(ふたつありますが、下のバーコードは関係ないので指などで隠します)に向ければ、勝手にバーコードを認識して、自動的にメディアマーカーに登録してくれます。「認識」みたいなボタンを押す必要すらありません。これは楽しい。

 で、面白いので、適当に机の周りにある本を登録してみました。しばらくは私のページを公開しておきますので、どんな感じなのかな?と思った人は、是非参考にしてみて下さい。

 メディアマーカーには、登録した本のステイタスを色々と編集できる機能があるみたいですが、私は初期値で「所有/購入/読了」を指定しています。
 あまり難しい事考えずに、とりあえず買った本をジャカジャカ登録していくだけでも、本屋さんで「あれ?この本買ったっけかな」なんて事も少なくなるかも。

▼2009年12月31日

rethink Lim Phone Sleeve

091231-01.jpg もう注文したことをすっかり忘れていたiPhone用のケース「rethink Lim Phone Sleeve」。数あるiPhone用ケースの中で、私的にはもっとも触り心地がいい革ケースだと思う。

 昨日届いたので、今まで使っていたエアジャケットを外し、早速使ってみた。柔らかい革の触感が、手で持っていてとても心地よく、また、iPhoneを取り出す時は、下の方をつまむようにすれば、スルッとiPhoneが出てくる。また、ストラップを付けたままで使えるケースだというのもポイントが高い。

 rethinkの製品は、他にも「Lim BookMark Sleeve」という製品を使っていて、そちらの製品も、特に用もないのに触ってしまいたくなる感触の良さがある。

 ちょっと上質(品質を考えれば安いと思うが)なiPhone用ケースとして、是非お勧め。ただ、今から注文してもいつ届くのか不明ですが(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mm F2.8

▼2009年12月01日

iPhoneにストラップ

091201-01.jpg iPhoneにストラップを付けたいという人は大勢いるみたいで、実際、ケースにストラップホールが付いているモノ、または、このような本体のネジを使ってストラップを装着する方法等がある。

 で、私もこのエザンスのアルミ製アダプタを使っていたのだが、この製品に付属している「ステンレス製糸」というのが、どうも意外と強度がなさそうで、使っていると一月程でほつれてきたので、糸をぶった切って、この穴付きネジに普通のストラップが入らないかとやってみたら、入ったのでそれを使っている。

 単なる糸の方が強度的に不安では?と考える方もいるかもしれないが、今のところほつれなどは全く起きていない。それと、このエザンス製のアダプタだと、途中のアルミが本体を傷つけそうで(実際スクリーンにはひっかき傷が付いた)何となくイヤだったというのもある。

 で、色々と意見はあると思うが、やはりiPhoneにストラップが付いているというのは、なんだか安心できるね。特に屋外で使用することが前提の製品なので、ストラップの輪っかを手首に回しておけば、手からすっぽ抜けても大丈夫という安心感は、ありがたい。皆さんにもお勧めします。

 という事で、エザンスのアダプタは、ネジを買って自分お好みのストラップを装着するのが吉かと…。もっともストラップの糸は割と細めじゃないと入らないので、お気に入りのストラップがなんでも使えるとは限りません。あのネジにストラップを通す方法は、エザンス内のこのページを参照。

 そそ、最後に注意だが、このストラップ部分の結び目が大きくなってしまうと、ドックコネクタなどに干渉する場合がある。私の場合は問題ないけど、その辺の判断は自己責任でお願いしますね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

▼2009年09月30日

ソフトバンクが通信規制を開始!

 1月/1,000万パケット以上で規制開始の場合があるらしい。ちなみにこのパケット量の数字って、そんなに多い数字じゃないんだよね。私の場合は、先月700万パケットだったし…。

 仕事とかでバリバリに使っている人には、厳しい数字かもしれません。でも、杓子定規で1,000万パケット以上を片っ端から規制し始めたら、逆にソフトバンクはユーザーから訴えられるかもね。

▼2009年09月12日

iPhone用ページ対応

 仕事中にコソコソやっていたので、まとまった時間が取れず、ここ数日表示が変だったり色々ありましたが、とりあえずこのブログのiPhone用ページリリースのお知らせです。
 まだ直したい所はあるのですが、追い追いやっていきます(笑)

 これを機に、ドメインへの携帯電話とiPhoneからのアクセスは、強制リダイレクトで各ページに飛ばすようにしてあります。
 また、これらのページはPCからでも閲覧できます。携帯電話用はサイドバー下のQRコードをクリック、iPhone用は

http://www.flatearth.jp/i/

 となります。
 iPhone用のページは、トップからブログタイトルをタップすれば、PC用のページに戻れるようにしてあります。こちらもご利用ください。

 以上、おしらせでした。

▼2009年09月10日

MyキーボードとMYマウス

 転職ばかりしてると、こういう知恵がついてくる…。

2次元/3次元

2次元    3次元
 │      │
 │     告白
 │   ┌─┴─┐
 │  失敗   成功
 │   │ ┌─┴─┐
 │   │ 破局   結婚
 │   │ │  ┌─┴─┐
 │   │ │  搾取 子供誕生
 │   │ │  │   ┌─┴─┐
 │   │ │  │ 邪魔者化  離婚
 │   │ │  │    │     │
 │   │ ↓  ↓   │  慰謝料・養育費
 │   └→生き地獄 ←┴───┘
 ↓
天国

▼2009年08月23日

文字を書くツール

 例えば、PCが苦手だと言っている人の言い分を聞いてみると、実はPCが苦手なんじゃなくて、キーボードで文字を打つことが苦手だったりする。

 それと同様に、普段メモをあまり取らない人は、文字を書くのが嫌いなんじゃなくて、文字が自由にかけない(漢字がすらすら頭の中に出てこない)という事が多いし、携帯電話でのメールが苦手だと言っている人は、メールが嫌いなんじゃなくて、そのメールに返信をするために文字を打つのが苦手だったりする。

 PCが苦手な人は、まずは、頑張ってキーボードで文字を打つことを覚えよう。まずはウインドウズの「メモ帳」でも開いて、そこにお気に入りの小説でも何でもいいから、とにかくその文字をひたすら打ち続ける。毎日1時間やっていれば、2~3週間でそこそこ文字が打てるようになると思う。全くPCを使ったことがないという人は、とにかくキーボードですらすらと文字が打てるようになるまで頑張ろう。文字入力がストレス無く行えるようになるだけで、PCに対する思いは全く違ったモノになる。

 また、普段紙のメモ帳が嫌いだと言っている人は、同様に文字を書く練習をしよう。私もそうだったが、長年PCによる文字入力ばかりを行っていると、イザ紙の上に文字を書こうと思っても、文字の形が頭に思い浮かばなくなってくるんだよね。そうなってくると、漢字を書く度に辞書を引いたり、PC上で打ってみて文字の形を確認したり…とにかくその場で書けない漢字に当たる度に、思考が中断されてしまい、結局文字を書くのが面倒くさくなってしまう。そしてますます文字を書かなくなり、どんどん紙のメモは書けなくなっていくというスパイラル。
 コレだって、漢字を知らないんじゃなくて、文字を書きながら漢字を思い出すプロセスを忘れてしまっているだけなので、しばらく文字を書く練習をしていれば、すぐに感覚は取り戻せるし、そうなると紙の上に文字を書くことが楽しくなってくる。で、実際紙のメモをどんどん使うようになると、コレはコレで、仕事や生活の場でメモを取るということが、実はとても合理的な行為なんだと考えるようになるはずだ。

 で、私の場合だけど、今はiPhoneで文字をストレス無く入力するための訓練中。おそらくこのデバイス上で文字入力がもっとストレス無くできるようになると、また今までとは違ったiPhoneの使い方、それを利用した考え方が生まれてくるんじゃないかと思う。

 私たちは、折角日本人に生まれて、自由に日本語を読む訓練を行ってきた訳なんだし、その「文字」というツールをもっと使いこなすために、日常でちょっとだけ頑張ってみようよ…というお話しでした。
 ちなみに、紙の上に文字を書く点については、私もまだまだ全然駄目なレベル。でも、ここの所紙のメモを復活させてから、やはり思考にも変化が出てきてるよなぁ、なんて実感できるよ。

▼2009年08月15日

今のiPhone

090815-01.jpg 本革ケースをやめて、今はこんな感じ…。なるべく裸に近い状態で持ち歩きたいなぁ…と思って。

RICOH GR Digital

▼2009年08月12日

iPnoneの雑誌ONLONEが面白い

 雑誌ONLINEという、iPnoneのアプリがあるんだけど、コレがとても面白い。

 内容がチラ見できるのもいいけど、そんなのより、世の中には色々な雑誌があるんだなぁ…と思えるのがまた。
 趣味の山野草なんて雑誌、こういう機会がないと、一生存在を知らずに過ごしていたと思う。どうでもいいけど、この雑誌、文章の方も素人の私が読むと、なんだかイッちゃってていい感じ(笑)。本屋さんで手に取ってみようっと。

▼2009年08月01日

空気を読めないAUのWeb広告

090801-01.jpg こういうやり方をするWeb広告って、ユーザーに不快感しか与えないと思うんだけど、何を考えているんだろうね。あうは。

 没落課程にある会社って、こういうモノなのかな。個人的には、携帯のキャリアが2社とかになってしまうと、色々とユーザーに不都合がありそうな気がするので、各社それなりにがんばってほしいんだけど、この空気の読めなさ感は、大丈夫なのかなぁ…なんて思う。

 もっとも、この手のクソ広告を企画するのは、企画屋だし広告は日立だけどさ。ただ、日立も今のところ没落中か…。

▼2009年07月29日

ハローキティクラブ

 なんだこれ?

 ハローキティといっしょ!

 サンリオ公式…みたいだけど、大丈夫なの。

▼2009年07月28日

充電シンドローム

 「充電シンドローム」という言葉があるのかないのかわからないが、iPhone持って、Nintendo Dsiもって、デジカメ持って、場合によってはレッツノート持って、それらデジモノの追加充電用に外部バッテリ持って…なんてやってると、本当に「充電シンドローム」になりそうだ(笑)

 「バッテリが50%切ってる状態で外出なんてできない!」とか
 「バッテリが90%を切り始めると、気分が悪くなり始める」とか

 そんな症状がいずれ出てくるのではないかと…(笑)

▼2009年07月24日

Apple製品使うとつい信者になっちゃう

 作り話でiPhoneを小馬鹿にしようとしたこの書き込みが、ちょっと哀れで引用

97 白ロムさん [] 2009/07/06(月) 21:04:28 ID:94tOwOsl0 Be:
会社に アイホーンを持ってきたオッサン 
最近購入したようで 今更ながらの機能の説明してきた。
年上だから話を聞いてる振りしてたんだけど
合いの手うつの失敗しちゃって 先日3gsが発売されたこと話たら
「そんなこと知ってるよ!!」ってキレた。

その後見せびらかすためか わざわざ業務PC使って3.0にアップデートしようとして
失敗したらしくユーザーデータ全部消えたみたい。
オッサンの知ったかぶりでデータすっとばしたのを見てたら
可哀想に思えてきた。あのアイホーンどうなったんだろう。

98 白ロムさん [sage] 2009/07/06(月) 21:05:47 ID:POBXwcPH0 Be:
>>97
家のiTunesで元に戻せる


 速攻で切り替えされていてワラタ。
 
 iPhone使っていて改めて気がついたんだけど、日本のガラケーって、端末内のデータについてなんのフォローもないのね。バックアップも不可能だし(携帯なんとか…みたいなソフト買っても完全にバックアップできないし)、自分で貯めたデータをPC等で編集することさえ許さない。というか、あのクソ音質で高価な「着うたフル」なんて買い漁ってる人達に至っては、もはや情報弱者としか思えない。買った音楽データって、端末変えたらどうすんの?
 もっとも、「着うた」なんてのは、そういうことすら考えられないガキ相手の商売だから問題ないのかな?

 つことで、当たり前に思っていたことが当たり前にできちゃうから、ついついアップル製品を買うと、信者みたいな語り口になっちゃうんだよなぁ…というお話。

▼2009年07月21日

FireFox3.5でtext-shadowが

 キツネを3.5にしたら、今まで効いていなかった「text-shadow」が効いてちょっと「お!」と思った。

 つことで、MovableType標準のままでタイトルタグを指定してる人は、アップデートしてタイトルがシャドー付きになって、みんな驚いているでしょう(笑)。意味わからない人もいるかも。

 もっとも、私はサファリでも見ていたので、驚きと同様、ようやくか…という感じでしたが。

▼2009年07月20日

FILCO PowerBank slim 2.0(FPS440U)

090820-02.jpg iPhoneで困ることは「バッテリがイマイチ保たないこと」というのは間違いで、本当はiPhoneを持ち出すと常に弄りまくってるから、バッテリの消費が早い…という事。実際、使わずに放置しているだけなら、数日バッテリは保つしね。
 でも、内蔵のiPodで音楽を聴きながらGPSで自分の居場所を確認して目的地に向かい、携帯とPCのメールをチェックして、ついでに近所の美味しいランチスポットを検索しつつ、電車に乗ってる最中はサファリでWebブラウズ…。なんてやってるからバッテリがすぐになくなってしまう。
 私も実際、ヘヴィに使っていると、朝バッテリが満タンでも、夕方頃にはバッテリ残20%の警報は確実に出てしまう…という状況。

 という事で、予備のバッテリを持ち歩くことにしていたのだが、この予備バッテリというのがクセ者で、iPhoneの場合、バッテリが空に近い状態でドックコネクタが要求する電流が、通常のUSB規格よりも大きいらしく、私が持っていたパナソニックの携帯エボルタ充電器では、充電が不可能…というか、充電できても、せいぜい30%の残量を60%程度に持ち直すだけで、あまり役には立たない。調べてみると、エネループなどの充電器でも、一応iPhone対応を謳ってはいるが、バッテリが空に近い状態からだと充電できない場合がありますと注意書きがあったりする。

 で、調べた結果、この「FILCO PowerBank slim 2.0」という製品が、今のところiPhone用としては一番信頼性があるみたい。iPhoneが完全に空の状態からでも充電が可能な上に、フル充電を2~3回行う事ができるらしい。USBによる電源供給なので、他の携帯デジモノ機器にも使えるし…とのことで購入してみた。

 早速使ってみると、なかなかすごそう…というか、iPhoneを空の状態からフル充電しても、バッテリ残のインジケーターが1つ消えたくらいで、まだまだ余裕がありそう。また、ちょっと大き目ではあるが薄型なので、持ち歩きにもなかなか便利。エボルタの方は小さいんだけど丸っこかったので、以外とかさばったから。
 文房具でお馴染みの和田さんも使用中だとのことで、ちょっとは安心か(笑)

 iPhoneの予備バッテリを考えている方には、今のところなかなかお勧めの逸品です。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2009年07月17日

ベーステンプレートをテーブル化するという荒技

 そうか…古いエントリ見て、今気がついたけど、このブログのレイアウトはテーブル使ってたんだ(笑)

 ま、いいか!

ネットと携帯に依存する子供達

 つってもさ…。結果として私たちの世代が子供の頃に、ネットと携帯がなかったから依存できなかった訳で、そういう意味では、子供達がネットと携帯に依存してる以上に、私たち大人はネットと携帯に依存してるよね。

 なんで「子供」というだけで、そういう事象を特別視するんだろう。どんな年齢だろうと、こんなに便利なインフラが目の前に与えられれば、誰だって使いまくるでしょ。それを「依存症」と称するかどうかだけで。

 というか「ネット依存症」なんて言っているあなた達大人は、まさか電車の中で携帯電話イジってたりしないでしょうね。

▼2009年07月16日

iPhone用広告表示サービス

 いっそのこと、iPhoneもそうだし、携帯端末やPCは、広告表示用の液晶画面を別に搭載すべきなんじゃないの?

 iPhone向けアドネットワーク「TG Ad for iPhone」、広告配信を開始」:プロモバ

 マジで、例えば携帯端末などは、画面を閉じた状態のサブディスプレイを、広告用に使えるようにして、その場所を広告代理店に販売すれば大儲けできると思う。ミソは、配信画面の制御をオープンにせず、必ず端末製造メーカー経由でしか行えないようにすることかな。メーカー側で配信画面の制御を握らなければ、結局キャリアか大手広告代理店が大儲けするだけだから、注意するように。

 それはともかく、PCの画面と違い、iPhoneの画面でこの広告表示をやられると、かなりウザい。今のところは無料アプリの一部でこのような表示が行われるだけだが、それでもアプリ内でこの手の表示がチラチラ出てくると、画面が狭いだけ、本当に嫌な気分になる。

 それがイヤなだけで、私はiPhone用ツイッターのアプリは、有料版使ってるからね(笑)

▼2009年07月14日

avenue-d Leather Sleeve for iPhone 3G

090714-02.jpg 人はiPhoneを買うと、平均して6個ほどケースを買ってしまうらしい…。

 それはともかく、私は今までエレコムのシリコンカバーを使っていたのだが、あのシリコンの感覚がどうもイヤで、いい感じの革ケースってないかな?と思って探していて見つけたケース。私としては、

 1:装着したまま使える
 2:フタ付きはイヤ
 3:ストラップをつけたい

 の要求を満たすケースを探していたのだが、この全ての要件を満たす本革ケースってのは「avenue-d Leather Sleeve for iPhone 3G」しか見つけることができなかった。

 で、早速注文しようと思ったのだが、何処のショップでも品切れ中。特に、色は黒と白があるのだが、黒の方は慢性的に品薄で、ネット上の通販サイトを見ても、現時点で黒の在庫アリのショップはないみたい。ただ私の場合、偶然楽天のショップで在庫を見つけたので、なんとか注文できた。これならもてあましていた楽天ポイントも使えてお得。ちなみに、私の注文後はまた品切れ中になっちゃったけど。

 届いたので、早速装着。始めにiPhoneを入れる時は、ちょっとキツ目の感じ。画面左右とホームボタンの所がちょっと盛り上がるけど、これは使っていくうちに馴染んでくるだろう。ちなみにホームボタンはケースの上から押すことになるが、押し心地や感度等、全く問題はなかった。

 ケースとしてはちょっと高目ですが、見た目はなかなかカッコイイので、是非お勧めします。iPhone3G用ですが、3GSでも使えます。
 ちなみに液晶部分の保護シートは付属しないので、別に用意する必要がありますよ。私としては、パワーサポートのアンチグレアシートを強くお勧め致します。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


鎖練習動画がスゴすぎて逆に気持ち悪い

 懐かしのぷよぷよ連鎖動画。

 ニコニコ動画ランキング1位の『ぷよぷよ通』の連鎖練習動画がスゴすぎて逆に気持ち悪い」:デジタルマガジン

 確かに、スゴキモ…っつー感じ(笑)

あわせて読みたいの傾向

 「あわせてよみたい」によると、以前から何故かWeb業界系の読者が多いこのブログだったのだが、iPhoneを買ってから、いきなりiPhone系のブログがリストに上がってくるようになった。まだ、そんなにiPhoneネタを書いてる訳じゃないんだけどなぁ…。
 ブロンプトン系のブログは、以前から安定してリストに入っているね。検索してみて思ったんだけど、ブロンプトンのユーザーって、思ったよりもブログ書く人少ないみたい。BD-1については、ユーザーのブログやらWebサイトやらが結構ある感じだけど。

 もっとも、このブログパーツの普及度や、このサービスの参加ユーザー層を考えると、ちょっとしたことで一気に話題が流れることもありそうだし、またWeb業界人が多いというのも、そういう人達ばかりが利用しているサービスなのかも…って気もする。

 とりあえず、そういった偏差を無くすために、ブログ持ってる皆さん、積極的な参加をお願いします…って、私が宣伝してどうする(笑)

iPhoneで荒馬宗介

090714-01.jpg iPhoneの画面キャプチャ。文字変換しようとして、思わず笑ってしまった。何でこんな言葉が登録されているのか…。

 と思ったら、以前「MY辞書登録」というアプリを使って、ATOKの登録辞書を移したんだった。

 にしても、こんな言葉、いつの間に辞書登録していたのだろう…(笑)

▼2009年07月13日

「Balloo!」でテレビ好きになる

 iPhoneのアプリで「Balloo!」というアプリがある。ウインドウズ版もあるみたいだが、私はiPhoneで始めて知った。
 で、インスコして起動してみると、なんだかとても面白くて、ついはまってしまった。

 「Balloo! for iPhone」とは、2chのテレビ系実況スレを延々と表示し続けるアプリ。特に、全ての局の書き込みを一画面でロールさせながら表示できるので、今2chでどのテレビ局の実況が盛り上がっているか一目でわかる。また、テレビに対する突っ込みがリアルタイムで読めるというのは、なんだか非常に面白い。これはむしろ、テレビの仕事をやっている人達必須のアプリではないか(笑)

 テレビが面白いというか、テレビに対して突っ込みを入れている2chねらーが面白いといった感じ。iPhone持っていたら、このアプリインスコして、起動させながらテレビを見て下さい。あ、テレビもリモコンを手元に用意するのも忘れずにね。言葉で説明しにくいおもしろさです。

▼2009年07月12日

iPhoneは内蔵時計を自動で合わせない

 こういうところが役立たずのソフトバンクだなとしみじみ思う。というか、以前の812SH使ってたときも書いたと思うけど、キャストだのなんだの、くだらない情報は山ほど送ってくるくせに、世界中の3G回線でやっている、時刻の自動補正は頑なにやらない。何でだ?客に嫌がらせしてるの、孫禿は。

 ちなみに、米国…というか、ソフトバンク以外のキャリアでは、時刻の自動補正が当たり前なので、悲しいかな、iTunesで同期した際も、母艦のPCと時刻を同期させるという機能がありません。つか、日本以外では必要のない機能なんだから、当たり前。日本以外では必要のない機能なので、手動で時刻を合わせるにしても、秒合わせすらできないアバウト仕様です。だって…仕方ないよね、禿バンク以外のキャリアなら、時刻合わせする必要ないんだから。

 携帯端末を乗り換えるたびにいつも思うんだけど、ソフトバンクは携帯キャリアから撤退すべきでは?ちなみにボーダフォンの頃は、時刻の自動補正が効いていたけどな。

 何でこんな基本的なことを、いつまでたっても改善しないのか?ユーザーに対する嫌がらせとしか解釈できない。なんとかAppleの方で、このくそキャリアの不備を補うバージョンアップをお願いしたいところだ。

中国政府はTwitterをアクセス遮断中

 例の暴動以降、ネット規制にてんやわんやみたいです。

 ウルムチの暴動の後、中国政府はTwitter、Facebookをブロック中」:TechCrunch

 しかし、こういう対応は本当に早い。

 いずれまとめようと思ってるんだけど、民主主義という名の資本主義が、一般市民にとってベターな社会という幻想は、おそらく100年後、1,000年後の歴史家達に嘲笑される事は間違いないね。

 中国でビジネスをすれば確かに儲かる。でも、個人的にはこの手の独裁国家への利益供与に関与するのは、微妙な心境。
 でもね、私たちはその微妙な心境に向けて、自分の信じる行動を、既に取ることができないくらい、資本主義社会のシステムに組み込まれてしまっている。これは後世の歴史家から見ると、滑稽であり、また、私たちが歴史からうかがい知る、まさに支配される側にあった歴史上の市民達と同じ存在でしかないのだろう。

 もっとも、昔の王様や皇帝は「主権は市民」なんて幻想を語らないだけ、マシだったのか?

Flight Controlというゲームが面白過ぎな件

 いや~ハマってるハマってる。Flight ControlというiPhoneとTouch用のゲーム。単純ながら中毒性満載だわ。

 Flight Control - A game for iPhone and iPod Touch」:FIREMINT

 いわゆる「航空管制ゲーム」なんだけど、そんなに難しいモノじゃない。画面のあちらこちらから、様々な種類の航空機が飛来してくるので、それらを指でタップして、指定された滑走路に導くだけ。ゲームの操作としては本当に簡単なんだけど、色々な種類の航空機が増えてくるに従って、それらを順番に航路に乗せ、次々と手際よく着陸させていかないと、裁ききれない。で、その途中、航空同士がぶつかってしまうとゲームオーバー。

 ゲームとしてもパズル要素があって面白い上に、航空機を指でタップして、線を書くように航路を指定するのが、なんだか快感なんだよね。
 とにかく、ここ数日ハマっとりますよ。iPhoneかTouchを持っている人は是非是非。今だとセールで、日本円115円です。

▼2009年07月10日

VAIO使うとiTunesのファイルを勝手に消されてしまう

 ひでえ…というか、被害にあったバイオユーザーは、消費者団体に訴えるべきでは?

 VAIOでiTunesのライブラリが消えてしまう。」:パソコントラブル出張修理・サポート日記

 前のエントリでもソニーネタ書いたけど、こんな事を平然と行うメーカーに成り下がっていたんだな。酷すぎる。
 「VAIO Media plus」の管理法とぶつかっている…って、何でわざわざそんな事するのか、こりゃ確信犯としか思えないけど。

▼2009年07月09日

iPhoneのカメラは音が消せる

 さっき気がついたんだけど、音楽出力先をイヤホン、もしくはBluetoothにしておいて、iPod再生(本体音量ではない)のボリウムをゼロにすると、内蔵カメラのシャッター音がしない。

 念のためググってみたら、その通りみたい。悪用しないように(笑)