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▼2017年01月30日

ノースフェイスのBCフューズボックスを使ってみた

IMG_8736.JPG 個人的に「デイパック」が好きではなく、カバンが好きな私でも、登山用途を除けばシティーユース用のデイパック、あるいはリュックサック(笑)を持っていなかったんですよね。

 特に理由がある訳でもなかったのですが、何となく見た目の問題として、若い子がダラーッと肩ひも伸ばしたグレゴリーもどきみたいなバックパックをくしゃくしゃにして背負ってる姿や、スーツ姿のサラリーマンがいかにもな黒いナイロン製ビジネスバックパックを背負ってる姿がいまいちシュンとした格好に見えなくて…バックパック愛用者の方には申し訳ないですが、ここはあくまでも個人の見解となりますw。

 ただ、近頃ではノートPCや本を多目に持ち歩くときなど、さすがの私もショルダーバッグではチと辛いなと思い始めまして、何かその手のモノをまとめて持ち運ぶのに便利なリュックサックはないものか?と辺りを見回してみると、今はノースフェイスのBCフューズボックスが流行なんすね。最近ではでっかい「は、北 顔」の文字が書かれたバックを背負っている人を街中でよく見かけます。
 形状もスクエアで荷物沢山入りそうだし、いわゆる「純アウトドアブランド」なデイパックと違い、余計なひもとかベルトとかぶら下がっていないシンプルな構造だし、シティーユースにはこういうモデルの方が便利なのかな?と考えてこれに決定!会社帰りの神田スポーツ街で購入。私が買ったイエローのモデルは来年廃番になるそうで、特価1万円ちょっとで投げ売りされてました。

 なんでイエローなんてド派手な色を選択したのかというと、このバッグの用途としては別荘通いも含まれてまして…会社がある九段下を19:00前に出ますと、鹿島臨海鉄道の別荘最寄り駅まで終電でなんとかたどり着けるのですが、駅を降りてからの夜道が、本当に足元も見えないくらい真っ暗なんです。真っ暗なのですがここは関東の田舎っぽく、たまにクルマが猛スピードで走ってきます。そういう場所なので安全性を考えても黒とか紺などの無難な色より、少しでも己を主張するド派手な配色くらいでちょうどよいかなと。
 というか皆さん、安全のために服装は少しド派手な色を身につけるよう心がけた方がいいですよ。ドライバーの立場から見ても、夜間の路上だと、黒や紺、茶系統のシックな色の服より、白や黄色の服は、例え反射材がなくてもドライバーから見え始める距離が全然違いますので。

 ということで、早速でかけてみました。
 まず主な荷物ですが、13インチMacbookPro1台、11インチMacBookAir1台、ADI-2 Pro1台、それに着替えの下着数回分と、メモ帳や充電ケーブルなど普段持ち歩いている小物類1パック、計測すると約9kgとでました。ザックならさほど苦にならない重量ですが、ショルダーバッグだとずっしり肩にくる重さです。これだけ入れても途中で飲み物やビールなどを追加で入れる余裕がありましたので、別荘通いの場合だと、容量的には問題ありません。最終的には+3Kg程度の荷物追加で計12kg前後?の荷物を背負って歩いていたことになりますが、これまでのショルダーバッグと違い格段に歩きやすいです。

 ひとつ注意なのですが、これは私のパッキングにも問題があり、途中追加で買った飲み物を荷室の上に入れたせいでもあるのですが、重いザックを背負うと若干身体の重心位置が変化します。
 そのせいか、夜道を歩いている最中派手にすっ転びまして、普段なら転倒までいかないほどのつまづきだったのですが、カラダが傾いた瞬間、背負ってるザックの重さに引っ張られるように倒れて顔から地面に激突!…ザック背負っているときは重心移動に注意して歩かないと本当に怪我の元だなと思いました。
 登山の時などは割と心がけてちゃんと歩くのですが、シティーユースだと意外と油断して普段通りにだらけて歩いたりします。ザック着用時はカラダの重心が変化していることを考慮し、シュンとした気持ちで歩くよう心がけましょう。あ…中身の荷物はノーダメージでした。転倒時に着用していたヘッドホンにはキズがつきましたが、これはむしろヘッドホンがあったから顔面へのダメージが軽減されたと解釈して由とします。

 派手にすっ転んだことを除けば、なんだかんだでやはり荷物を背中に背負うのは楽ですね。手提げバッグやショルダーバッグで9kg+の荷物もって歩き回る気にはなれませんが、背負っていればラクチンなので、帰りは電車の乗り換えついでに成田山新勝寺とか見物してきちゃいました。成田山って行ってみると分かるのですが道中坂道が意外とあって、大荷物抱えたままだとちょっとメンドクサイ場所ではあるのですが、特にそういうことも考えず、普通に行ってみるかなって思えたので、ここはザックできて良かったなと。

 アウトドアユース、もしくは完全なボストンバッグのたぐいを除けば、今まで私の手持ちで最大積載量があったバッグはこちらのハウエルコラボの吉田製メッセンジャーバッグだったのですが、これでほぼ同様量の荷物を入れて出かけたときは肩が痛くて辛かった…。それに比べれば、このフューズボックスはそれ以上の荷物を持って歩いてもまだラクラクです。

 そうそう…それだけの荷物を背負って歩けば、後日肩こりとか辛いんじゃないの?というご心配もあるかもしれませんが、何故か私の体質なのか、皆無とはいいませんが生まれてこの方、肩こりや慢性的な腰痛に悩まされたことがないんですよ。
 何かやった結果として腰が痛い(いまは転んだせいで腰から脇腹痛いですけど)というのを除けば、因果関係が判明しない長期的な腰痛、肩こりは私の人生でほぼないです。なのでこのフューズボックスが肩こりや腰痛に良いのか悪いのか…という視点では判断できませんのであしからず。
 私は特に不満があった訳ではないですが、そういう意味では人間工学的に云々…といった設計がなされているザックでもないような気がします。

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↑グーグルリアルタイム翻訳だとこうなりますw

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▼2017年01月21日

AETのUSBケーブルEVO0508を注文

IMG_8717.JPG ADI-2 Proも買ったし、ちょうどアマゾンからアフリエイト入金も数千円分あったので、スケベ心を発揮してつい注文。
 個人的にPCオーディオ系の怪しげなネットワークケーブル騒動や高価なノイズクリーナーなどのたぐいは興味ないのですが、残念ながらUSBケーブルについては「音が変わる」というのを実感しちゃってますので仕方がない。

 初めは自宅で3mを使っているワイヤーワールドUltraviolet 7の短いの注文しようかと思ったのですが、どうせギフト券とか突っ込めば半額くらいで買えるんだしと、巷で評判の良いAETのEVO-0508/0.6mを注文。発送先はもう定番の別荘直でw。金曜日の夜に注文して土曜日の夕方到着しました。

 この手の高級オーディオケーブルにしては非常に簡素なパッケージのAET製品ですが、この会社の製品は、自宅だとスピーカー下のインシュレータ…というか発泡ゴムで使っていました。お値段もこの手の製品にしては結構安い。
 バカな原価厨がこんなの材料費数円レベルだろ…みたいな事いってるのを以前2chで見ましたけど、以前も書いたとおりホームセンターで普通にこの手のゴム片買ってもそんなに金額変わりませんので、ほとんどは流通コストみたいなもん。その流通で働いて仕事してる人だって大勢いますので、そのコストが反映されたこの製品は適正価格と言えるでしょう。これを高いといってる原価厨は、1度ゴムの木から原料採取して混ぜる原油も採取して個体化+発泡化して正確なサイズで断裁してパッケージに入れて全国のお店に1人で配って売ってみればいいのではないかと…なんていいつつ、既に自宅ではこのインシュレータ使ってないんですけどね(笑)

 話が脱線しましたが、早速使ってみます。
 今まで別荘で使っていたUSBケーブルは、エレコムのU2C-BF07BKという製品。高音質とはいいませんけど、変な音出さない上になんたって安いので、半ば使い捨てのつもりでA-BタイプやマイクロタイプのUSBケーブルを数本購入して、自宅や会社など色々な場所に常備しています。
 まずはこちらのケーブルで1曲ほど音楽を聴いてからAETに交換。ボリウムの位置なども正確に合わせて再生してみたのですが、あぁ…やっぱ全然違う、というかさっき聴こえなかった音入ってるよ…ってレベルで全く違います。音の情報量が増した上に、中央の定位がエネルギッシュになり、さらに中央以外の音のステレオイメージがより正確になりました。
 まー元のケーブルがアレなのであまり大げさに考えられるとちょっと困るのですが、PCオーディオで、USBケーブルについては残念ながら音が変わってしまうのです。これは、昼間再生していた音楽をまた聴き直したいって気持ちになりました。

 ケーブルの材質も、この手の高級品によくあるUSBハブが持ち上がってしまうような堅いケーブルではなく、一般のUSBケーブルと比較してもかなりしなやかです。必要な長ささえ確保すれば、ケーブルの取り回しで苦労することはないでしょう。

 USBケーブルとしては高価ではありますが、インタコに何万円もぶっ込んでいた老獪なヲマニ達にとっては、これくらいの金額は安いもんでしょう。信じる信じないは勝手ではありますが、まだUSBケーブルの音質差を実感した事がない人は試しに購入してみては如何?ダメならオクにでも流せばいいんだしね。

 ちなみに私見ですが、FirewireケーブルやLANケーブルについては、変わらないとはいいませんが、正直オーディオグレードのケーブルとして万円かけるほどの性能差はないかと思っています。もっともこの先万円かけるに値する製品が出てくる可能性もありますので、意味がない!とはいいませんけど。

iPhone7 Plus


RME ADI-2 Pro

IMG_8701.JPG 発表されたときからずっとほしくて、発売日を心待ちにしていたのですが、初回出荷分はあっという間に蒸発、年が明けてようやく入手可能になってきました。
 こちらは、高性能オーディオインターフェイスで有名なドイツRME社の新しいオーディオインターフェイス、ADI-2 Proです。

 自分のRME歴は、思い起こせば2013年にヨドバシでFireFaceのUCを入手したときから始まります。今だから言いますけど入手金額は8万円くらい。あの当時では破格に安かったですね。その高性能ぶりに驚いて、2年後の2015年にFireFace 400の中古をツテで安く入手できる機会があったので、別荘用にもう1台買い増ししました。その他趣味で色々と安いオーディオインターフェイスは買いましたけど、この2台が私にとってのリファレンスであり、LINNのDSを別にすれば私のPCオーディオ環境になくてはならない機器としてここ数年間愛用しています。

 そのRMEが新しいオーディオインターフェイスを発売する!そんな発表があったのが去年の春くらい?でしょうか。当初の予定では2016年の夏くらいには発売されるとのことで、音も聴いてないにかかわらず楽しみに待っていたのですが、結局発売されたのは年末になってしまいましたね。そちらの出荷分は買い逃したので、私の手元に来のが2017年になってからとなりました。

 さて、こちらのADI-2 Proですが、実はこの機種の前にADI-2というモデルがありました。FireFaceシリーズの影であまり話題になっていなかったようですが、単にオーディオ用D/Aコンバータとして使う場合には面倒なPCによる設定が必要ないため、一部のヲマニさん達の間で高性能なのに安価なD/Aコンバータとして話題になっていたようです。
 今回発売されたADI-2 Proも、基本的にはPC側での設定が必要ありません…というかできないと言うべきでしょうか。MacでUSB接続の場合はドライバソフトすら必要ありません。USBで接続してOSのメニューからサウンドの出力先を選択するだけで使えます。私なんてついFireFaceのクセでTotalMix起動させちゃいましたけど、当然ながら ADI-2 Proの設定はなにもできません。本体の設定は前面にある3つのノブとスイッチで全て行います。この辺は逆にPC側から制御できた方が楽な気もしますけど、それは私がFireFaceシリーズを使っているからそう感じるのかもしれません。

 本体の設定方法については、分厚いマニュアル2冊とクイックマニュアル的な資料が同梱されています。基本はクイックマニュアルを一読して、シンタックスのこの辺のページを読めば問題はないかと。黒くて分厚いマニュアル2冊は、使い方というより、ADI-2 Proを使いこなすための設計思想やウンチクやらつらつらと書いてありますので、一通り設定が終わった後に音楽聴きながらのんびりと読みましょう。なかなか面白いことが書いてあります。

 肝心の音質ですがやはり素晴らしいですね。以前のFireFaceシリーズは高音質だけどやや分析的な趣もチラホラしていましたが、このADI-2 Proの場合だと音の基礎部分が大きく底上げされた印象で、音は緻密ながらも「分析」などという余計な事を考えさせないだけの説得力がある音です。
 それでも一般的なオーディオ用DACと違って、変換する音のキャラクター性は低く抑えられており、その辺りは純粋なリスニング用のDACと比べると薄口に感じる人もいるかもしれません。高音質ですがアンプやスピーカーを支配してしまう印象がないので、様々な機器と組み合わせて遊ぶのにも適している気がします。

 音源については、最大でPCM:768kHz/32bit、DSD:11.2MHzという、音質よりもむしろPC側のストレージ残容量が心配になってしまう程のスペックです。もはやそんな音を録音するマイクや再生するスピーカーや聴く耳はどうすんだって領域ですが、これは…まぁ、そういう時代なんでしょうね。
 そのアホみたいなハイスペックぶりの恩恵か、以前のFireFaceでハイレゾ音源を再生するよりも、ADI-2 Proで再生した方がよりハイレゾとしての音の差がハッキリします。これはハイスペックな音源に対して、ハードウェアがよりきちんと答えるだけの性能を持ったということでしょうか。

 使いこなしについては、私もまだまだこれからなのですが、電源はFireFaceシリーズの強化電源として有名になった、YAMAHAのPA-6がそのまま使えます。ただ、純正のロック付きコネクタと少し相性が悪いのか、コネクト部分が少し緩いようで、通電中にケーブルを動かしたりするとたまに電源が落ちます。DC側のコネクタを少しキツ目の内径2.1mmピンに変更した方がいいかも(ちなみにPA-6のDC端子は適合:内径2.5-2.1mmというスペックで少し緩めに作られています)
 ボリウムやゲインの設定は使う環境によっても違うと思いますが、私の場合、ボリウムは0デジベル固定で音量の調整はプリアンプから、プリアンプへの出力ゲインは+13dBuに設定しています。シンタックスジャパンによると+4dBuが一般的なオーディオ用CDプレーヤーと同様らしく、この設定を推奨しているようですが、色々試してみていいと思います。
 ちなみに本機は完全なデジタルプリアンプとしても利用可能で、そのままアナログ出力端子をパワーアンプにつなぐこともできます。ボリウムは本体のメインノブで行います。こちらはFireFace本体のマルチファンクションノブと違い、回すだけでそのままボリウムとして機能しますので、使い勝手も悪くないです。

 手持ちのFireFace 400とUC、どちらも性能的にはまだ満足出来るレベルですが、やはりADI-2 Proを聴いてしまうと「音がいいなぁ〜」としみじみ感じます。これはとても大事なことで、FireFace 400に至ってはもう発売されて10年選手のオーディオインターフェイスですが、まだ音は古びていません。そうなると、このADI-2 Proも今後10年位は性能に心配なく使えるという期待がある訳で、日進月歩のデジタル機器の中では極めて長寿命の機材となる可能性があります。
 販売価格はFireFaceのハーフラックサイズに比べて値上がりしましたが、興味がある人はなるべく早めに入手して、なるべく長い時間本機と付きあった方がトクなのではないか?使っていてそんな気持ちになりました。特にRMEの音が好きな人は絶対に気に入ると思います。

 ひとつトラブルですが、1度はじめて本機をアンプに接続したとき、PCから音楽の入力はあったようですが(本体グライコが動くので)、何故かアンプ側には「ブツッ・ブツッ」という断続的なノイズだけが再生されるという現象がありました。1度本機の電源を落として再接続したら直りましたが、ひょっとして純正以外のACアダプタ使っているせいかもしれませんね。
 私を含めこの手のアイテムはつい電源部分に手を入れたくなってしまいますし、一部オーディオ評論家は電源は非純正のアダプタに変えるべき…みたいな事書いたりしてますが、案外ACアダプタとか寿命で壊れるもんですし、それが原因で電気製品が壊れるという例も実は結構ありますので、ホント自己責任だと認識しといた方がいいですよ。
 あと、スイッチング電源はAC側の電圧降下などにも強いですが、トランス式のアダプタはそういうAC側の外部要因をそのままDC側に流しますので、音質についてはともかく、どんな電源環境で使うかわからないプロ用機材がスイッチング電源を採用するのはある意味当然なのです。

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↑電源に使っているドフで買った年代モノYAMAHA PA-6、まだ値札が付いてますw

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▼2017年01月02日

ベルデンの8470を注文

IMG_8612.JPG スピーカーをYAMAHA NS-1 Classicsに変更したので、どうせならスピーカーケーブルも交換してみようかな?となんとなく思っちゃいました。
 ただ、お金はかけたくないので、安いけど一部で究極とも噂されてるベルデンの8470をゾンアマで注文。どちらかというとスピーカーケーブルが欲しかったというより、ちゃんと別荘までゾンアマ届くかな?というテストの気分の方が強かったんですけどね。

 で、都内じゃないのでプライムお急ぎ便で注文してもお届けは中1日の2日かかると出ました。ま…それはいいんですけど、その予定で動いていたらやはり注文翌日に届けにきたみたいで、ヤマト運輸からケータイに連絡があり、昼間は外出していたので夕方に再配達を依頼。ちょっと申し訳ないですが仕方ないよね。ちなみにその日は別な荷物も注文していたので、まとめて翌日に持ってきてくれるのかな?と思っていたのですが。

 それはそうと、今回購入したのはベルデンの8470:5m、マーケットプレイス音光堂扱いですね。送料ナシの1,380円でこの関東のハズレまで届けてくれるんだから実にありがたい。

 どーでもいいけど、一部の人達が「ベルデンの8470はニセモノが多い」みたいな事書いてて、ネットで検索すると8740のニセモノ情報とか、8740は購入後1cm刻みで短くしてベストな音質を見つけるために最低2セット必要とか色々書いてる人がいるようですが、高価な高級ケーブルならいざ知らずカルダスのニセモノ騒ぎとか有名でしたね)常識で考えてこんな普及品のニセモノ作っても誰も得しないと思いますし、そもそもこんな単純な構造のケーブルでホンモノもニセモノも無いとは思いますが、一応音光堂からもニセモノ疑惑についてのコメントが出てます。
 がんばってWebに写真上げて被覆の色が違うとかツヤが違うとか書いてる人もいますが、そりゃこれだけの大量生産品、ロットによってそれくらいの差は当然あると思います。まー世界は広いのでどこかにニセモノも存在するのかもしれませんね(藁)。とりあえず音光堂で売られているのはホンモノみたいですよ。

 さて、以前使っていたスピーカーケーブルですが、JVCケンウッド・ビクター:CN-413Aというケーブルで、これはなんのこだわりもなく、単に近所のヤマダ電機で間に合わせのつもりで買ってきたケーブル。ただこれが思ったより悪くなかったみたいで、以前もPIONEER OFC-STAR QUAD CABLEと比較したらこちらの方が全然良かったと書きました。つことでこの話はこれでおしまいのつもりだったのですが、今回は上記のように色々な要因があって、ベルデンなら安いしいいか…って気持ちになっちゃったのです。

 ちなみにスピーカーケーブルとしてなら同じ線材をつかって被覆付のベルデン8741の方がいいというアドバイスをネットで頂いたのですが、もう注文した後でしたw。いずれにせよ被覆の処理とかまともな工具がない別荘だと面倒だったので、これで良かったかな?

 早速届いた日の夜に作業開始。まずは5mのケーブルを中間で切断してから端末処理。工具といえば100均の小さなカッターナイフしかなかったので意外と手間だったのですが、8740は内部の芯線が異様に堅かったのでむしろ楽だったかも。片方はバナナプラグ(じゃないとアンプに入らん)を装着するため被覆を完全に剥いて、もう片方スピーカー側は先端の被覆を残す形で剥きました。本当ははんだでまとめちゃえばいいんですけど、当然別荘にそんな工具はないので。

 で音ですが、確かにこれはイイですね。なんというかストレートな感じがしてとても好感がもてます。加工の時の印象か少し音が堅めな気もしましたが、聞いているウチに慣れてきました。余計な響きとかをまるで感じない抑制がピシッと決まった個性がないのが個性みたいな音。
 実は今までベルデンって試したことなかったのですが、こういう素な要素を感じるケーブルは実に好感が持てます。こういう素っ気ない音では物足りないって人も多いとは思いますが、まずはシステムの素性を知るためのリファレンスとして使ってみてもいいかもしれません。なんたってニセモノ(笑)じゃなくても安いしw。

 そういえば、家の奥の院に、何故か使った事はないんだけどベルデンの9497があったはずなんだよな。ネットで検索してみると8470より少しタイトな音らしいです。次回はそっちも別荘に持ち込んでみるかな?…とか、余計な事考えずに、これはこれで満足しちゃってる方がいいのかもしれません。

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↑こんな感じで処理しました。

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