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▼2015年05月30日

PIONEER OFC-STAR QUAD CABLEを別荘で試してみる

IMG_6078.JPG コネタです。

 家に大分前から眠っていた、我らがパイオニアの高級スピーカーケーブル「PIONEER OFC-STAR QUAD CABLE」。3m位のペアが何故か昔から家にありまして(買った記憶が無い)、どうせなら別荘オーディオで試してみようかなと。
 あ、自宅では無理です。スピーカーケーブルは最低片側5m位ないと届かないし、自宅のスピーカーケーブルはLINN K400で充分満足してますので。

 ちなみに、別荘オーディオのシステムを紹介しますと、ソース側はMacBook Pro13のPCオーディオ。USB/DACやLINN MAJIK DSなど状況に応じて色々変化しますが、今回は関係ないのでいっか。
 アンプはこのブログ読者ならお馴染みのAudioLab 8000A、スピーカーもお馴染みCelestion SL6 Siです。それをつなぐスピーカーケーブルは、別荘近所のヤマダ電機で買ってきた安物…おそらくビクターのCN-415Aです。長さは片側2mだったかな?線材は立派にもOFC!無酸素銅を惜しみなく採用…といっても、今時その辺で売ってる電線やら何やらってほとんどOFCですけどね、つことで普通のケーブルです。

 で、今回用意したPIONEER OFC-STAR QUAD CABLE、当時はいくらしたんでしょうね。今は売ってないので色々検索すると、ヤフオクで4.9mペアが4,900円で落札された記録が残っていますので、新品だと1m/2,000円とかしたんでしょうか。高級までは行かずとも、高品質なケーブルではあるようです。

 早速試聴。接続はスピーカー側には直で、アンプ側は金メッキのバナナプラグ(型番不明)を装着して聴き比べました。比較という割に、ビクターは片側2m、パイオニアは3mなので全く同条件ではないですが、誤差みたいなもんでしょ。

 で、聴いた結果ですが、ハッキリいましょう、PIONEER OFC-STAR QUAD CABLEはまるで駄目でした。
 ビクターの安物と比較すると、一聴では「お、音のスケールが大きくて雄大になったな!」とちょっと感心したのですが、よく聴くと音の芯がボケボケ…、楽器の定位はおろか、中央のボーカルまでなんだかモヤモヤした感じになりました。ただ、音のレンジは確かに広がったので、オーディオ入門者なら「コレは音質改善効果大!」とか勘違いしそう。

 一応、エージングのつもりで数時間は慣らしていたのですが、時間の無駄だと思って、ビクターに戻しちゃったw。
 逆に言えば、ビクターのCN-415Aはなかなかのコストパフォーマンスですね。パイオニアと比較すると、音の密度感があり、何よりも位相が揃ってフォーカスが安定している気がします。確かに音の消える余韻などは少し抑えめですが、これはむしろパイオニアのブヨブヨした音と違って、音の消え際がしっかりしてると言い換えた方がいいかもしれません。

 つことで、あっという間にお役御免になったPIONEER OFC-STAR QUAD CABLE、うーん、どうしたもんかw。

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