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▼2016年05月22日

Apogee Duet/FW と Fireface 400はどちらが優秀なのか

IMG_7502.JPG どちらも「チョイ古機材」で申し訳ないのですが、両者PCオーディオでは評判がとても良いD/Aコンバータです。
 もっとも、ライバルとするにはFirefaceの方はBabyfaceが価格的にも見た目的にも該当すると思うのですが、持ってないので仕方がない(笑)。早速鹿嶋の地で音質対決です!

 まずはApogee Duetの方から。こちらはマック専用のオーディオインターフェイスとなっています。接続と電源供給にFireWire端子を使う事もあるのですが、仮にFireWire端子があろうとWindowsでは使えないという清さ(笑)。発売は2006年位でしたかね。当時発売されていたオーディオインターフェイス達を全てねじ伏せる程の高音質。さすが業務用デジタル機器を長い間製造してきたApogeeだなと。
 ちなみにPCオーディオなどが始まる以前から、ApogeeのD/Aコンバータ DA1000は欲しかったなぁ。あの本体と電源が別れてるツーピースの製品。以前音を聴いたことありますが仰天するほど音が良かったです。

 このApogee Duetも、ショップで音を聴いた限りでは本当に仰天するくらい音が良かったのですが、値段も8万円位しましたし、私も本格的にPCオーディオを嗜んでいなかったという事もあり当時は入手はしていませんでした。
 また数年前にAppleがFireWire Audioのサポートを正式に辞めるとの通達があり、Apogeeでのサポートもひとつ前のOS、Yosemiteで終わっています。公式ではEl Capitanでも使えるとありますが、サポート外だそうです。

 Fireface 400については特に語る事はありませんね。このブログで何度も話題にしていますし、性能には非常に満足しています。少し音が堅い気もしますが、とても優秀なオーディオインターフェイスです。

 早速試聴開始!
 まずはApogee Duetからスタートです。音出しの印象はとてもなめらかで美しい音。モニタライクというより、音を本当にキレイに演奏してくれる感じで、余韻の美しさとエッジのなめらかさはまさにApogeeサウンドそのものです。たっぷりと小一時間ほどこのアポジーサウンドを堪能した後、Fireface 400につなぎ替えてみます。

 まずは電源をMacbookのFireWire端子からとった状態。今までは不満もなかったのですが、アポジーから切り替えた後だと、より端正なサウンドですが、音のエッジが立ちすぎていて少しヒステリックな印象。
 こりゃアポジーの勝ちか?と思って、次は電源をFireface UC買ったときに付属していたACアダプタに切り替えて聴いてみます。そうすると「アレっ?」と思う程の変化が。ちょっとヒステリックな感じが抜けて、端正な音像表現が際立ちます。これは…質的にはFirefaceの勝利だけど、好みとしてはアポジーも悪くありません。しかし…Firefaceって電源の変化に敏感なのね…と思いながら勝負はFireface 400の辛勝という結果になりました。

 で、この話には更に先があり、夕飯の買い出しで出かけたついでに寄った鹿嶋のドフのジャンク箱で、なんとYAMAHAのPA-6を発見!ジャンク箱なのでお値段300円。店にある動作確認用のACコンセントで問題なく動いているのを確認して購入してきました。写真一番左の黒い箱ですな。

 こうなるともうFirefaceの圧勝で、電源をPA-6に変更した際の変化はUCの場合ですけど以前もこちらで書いてます。今回もこれと同じで、ちょっとびっくりするくらいの音質改善効果がありました。

 つことで、今回の対決は様々な変化球で応酬したFireface 400の圧倒的勝利でおわりましたとさ。

 あ、Apogee Duetの方は自宅でiconの代わりにiMacにつなぐUSB/DACとして使用する予定。使い続けられるその日までカタマリ01をドライブすることになります。

iPhone6 Plus


Audiolab 8000P

IMG_7500.JPG 私が以前からAudiolab 8000Aというプリメインを使用しているのは、ここのブログを読んでいる方ならとっくにご存じだと思いますが、そのAudiolabから発売されていたパワーアンプの8000Pを、ふらっと衝動買いできる価格で入手することができました。
 値札には「概観にキズアリ」とありましたが、既に30年前のアンプにしてはそれなりにキレイですしヤニの変な臭いもしない。更に当時のユーザーマニュアルまで付属していました。これはうれしい。
 しかし…この8000Pを放出したユーザー8000Cは持ってなかったんですかね。私は以前買うまでもないけどちょっと興味をもった時期があって、そのときe-bayなどで探してみても8000CとPのセットばかりでした。

 このアンプは当時ベストセラーになっていた8000Aを元にセパレート化された8000Cというコントロールアンプと対になる形で発売されていたパワーアンプ。Audiolab製品が日本に輸入されていた時の希望小売価格は、

・8000A(プリメイン):13,8000円
・8000C(コントロールアンプ):15万円
・8000P(パワーアンプ):20万円

 となっていました。8000Aの価格と比べ、15万円20万円とざっくりとした値付けなのが、輸入代理店だった成川商会のやる気のなさが伺える感じw。
 まぁ…ペアで35万円になるんですから中途半端に高価だし、また当時の輸入オーディオはマッキンとかレビンソンとか、そういったアメリカンハイエンダーが幅をきかせていて、お値段も最低100万円〜という状況。入門クラスから中級クラスのアンプは無意味な重量競争に走っていた国産製品ばかりの中、聞いたことのない細身(メーカーでは「ストレートライン」と呼んでいました)の英国セパレートアンプなんて売れなかったんだろうなぁ。かくいう私も実機は1度見たことあったっけかな?
 もちろん、当時から8000Aを所有していた私は、同社の上級機にコントロールアンプとセパレートアンプが存在するのは知っていたので、パワーアンプの方はなにかチャンスががあれば入手して聴いてみたいもんだ…程度の意識を持っていました。

 早速Audiolab 8000Aに接続してみます。8000Aには標準でプリアウト端子があるので、そこから8000PのLINE INPUTへ一般的なRCAケーブルで接続。最近私が所有しているオーディオ機器は普通のRCAケーブルではないモノが多いので少し新鮮な感じw。初期型の8000Pではその他パラレルのINPUT LOADという端子もあるので間違えないようにしましょう。

 スピーカーについてはバナナ端子での接続が強く推奨されています。理由についてはユーザーマニュアルに「The clamping action of a terminal/binding post, evan a very large one, is not satisfactory because the soft copper wires "yield" and "flow"」と記載されており、この部分日本語マニュアルでも「やわらかい導線のワイヤから "yield" and "flow"が生じるからです」とあります。翻訳があからさまに変なのですが、要はバナナ端子を使わないと銅のより線がばらけて隣の端子やボディに接触する危険がある…という意味でしょうか。このアンプでは一応被覆を剥いたスピーカーケーブルも直接接続出来るようにはなっていますが、イギリス製のアンプはスピーカーケーブルはバナナ端子以外接続不可能という機器は多いです。日本では何故かあまり評判の良くないバナナですが、正しく接続されたバナナ端子はケーブル末端の酸化も防ぎますし、より線をネジで締め付けるより確実なコネクトが保証されますので音質的には有利な筈なんですけどね。

 音を聴いてみます。電源投入直後は少し音が堅い感じ。長い間使われていなかったせいもあるのでしょうね。蓋を開けて中身を見てみると、ホコリの付着もほとんどなく、とても綺麗な状態でした。
 セッティングは場所がないので8000Aの上に重ねてますw。この状態はマニュアルにも記載されていて、本当は横に並べて配置すべきですが、それができないときはプリアンプの上にパワーアンプを重ねるべしと記されています。これはパワーアンプの発熱から本体を保護するためですが、常識的な音量より少し大き目で鳴らし続けても、触ってみる限りそんなに熱くなるモデルでもないようです。

 電源投入後、一晩くらい過ぎると徐々に実力を発揮してきた感じ。
 変化の方向は、音質が良い、というより音が安定する感じですね。8000Aの音色やキャラクターがそのままで、スピーカーのドライブに余裕が生まれるような、そんな音の変化です。
 これは聴く音楽にも影響が出てきて、8000A単体の時より、より広い音場やダイナミックレンジを持つ曲が聴きたくなってきます。ピアノの音もとても気持ちよく鳴るようになりました。それにチャンネルセパレーションも若干改善された気がします。そのため音場がよりくっきりしてきた印象でしょうか。

 今でもAudiolab 8000Aを持って使っている人は絶対数は少なくともそれなりにいると思いますが、8000Pと組み合わせて聴いている人はかなり少ないと思うんですよね(さらに8000C/Pで聴いている人は日本で何人いるんだろ?)。国内で8000Pを単体で入手できる機会はほぼないと思われますが、8000Aを気に入ってまだ使っている人は、チャンスがあれば入手しても後悔しないパワーアンプだと思います。どうせ値段も安いだろうし。

IMG_7501.JPG
↑当時のマニュアルが揃っているのが嬉しいところ

iPhone6 Plus


▼2016年03月29日

KENWOODのU585BT(中古)に交換しました

IMG_7387.JPG 2年前に買ったカーオーディオのヘッド、KENWOODのU383BTですが、半年位前からBluetoothがブチブチ切れるようになり、それを解消するにはiPhone側から1度Bluetoothを切断して再度接続しなければならないという、変な感じになってました。
 それが、1度エンジン切るとやり直しなので、ドライブ中にスタンド寄ったりコンビニ寄ったりエンスト(笑)したりする度にイチイチiPhone側から切断→再接続をせねばならず、結構ストレスが貯まります。
 他、当時ケチって安物買ったのが悪かったのか、ヘッドのディスプレイが日本語対応ではなく、日本語の曲が流れると意味不明な記号がヘッドに表示されるのにも地味にイラッとしていたので、いい加減買い直すかなぁ…と。

 ただ、当時の上級機であるKENWOODのU585は、何故かbluetooth仕様のBTのみがディスコンとなっており、買い直そうにも中古しかない状態。
 更にその中古相場も、みんな同じような事考えているのかそれなりに高く、ちゃんと動く中古品はヤフオクなど見ても1.5万円前後。美品だと当時の定価並みで売られている例もありました。

 しかし、どうしてKENWOODはこんな便利なヘッドを生産中止にしちゃったんですかね。きっと接続ケーブルやアクセサリなどで儲けられなくなるからだと思っていますが(イヤミではなく日本のカーオーディオ業界はとにかく閉鎖的拝金主義そのもの。前面にAUX端子が付いたのもかなり最近です。輸入品はずっと昔から付いていたのにね)、新品がなければ仕方がない、中古でも見つけたら買おうと思っていたのです。

 で、毎度お馴染み鹿嶋に出かけたときに寄ったドフで中古品1.2万円を見つけたのでサクッと購入。ま…安いとも高いとも言えない相場ですが、一応3ヶ月保証付きなのでオクで落とすよりは確実かと。程度はB、それなりに小傷はありますが、装着してしまえば気にならないかな。

 早速駐車場に戻ってその場でインスコ。同じKENWOOからなので接続コネクタ類も一緒のせいか、取り付け自体は5分程度で終了しました。
 起動させてみると、Bluetoothの認識もしっかりしてるし、自動接続で音も途切れないし、日本語もちゃんと表示できるし、どうしてはじめからこちらを買わなかったんだろうとちょっと後悔。音質は…別に変わらないです。そこは期待してなかったのでどうでもいいんだけど。

 一応上級機のせいか、イルミネーションの色をR/G/B指定で最大1,000色以上選択可能とか意味不明な機能が付いてますが、とりあえずMGFの車内イルミネーションに近いオレンジ色に設定しました。それが上の写真。

 ご覧の通り、最近のドライブミュージックはノリがいいのでラブライブ!ばっかですわ〜えりちかわいいよかわいいよえりちw。

iPhone6 Plus


▼2016年03月27日

NAD 302とかいう格安でとても美味しいプリメインアンプ

R0327688.JPG 相変わらずしょーもないガラクタを貯め込んでいるのですが、このNAD302は、いつの頃だったか…確か馴染みのオーディオショップが大改装するというので、箱から出していない新品を確か5,000円とかで手に入れてきたものとなります。
 当時の定価は59,800円。昔の自分のWebサイト、2001年の12月24日でネタにしていますが、その後箱にしまい込んでしまいましたので、およそ15年ぶりの音出しになるでしょうか。

 NADの製品は近頃日本で目にしませんが、母国カナダではそれなりにラインナップを揃えた音響機器メーカーのようです。設立は1972年のロンドン。このアンプの前身であったNAD 3020は世界で100万台以上売られたベストセラーだったみたい。NADはその後1991年にデンマークのAudioNordに買収され、1999年にはカナダLenbrookに買い取られ今に至っている模様。

 で、今回持ち込んだNAD 302ですが、こちら鹿嶋の別荘には既にSONY 333ESX IIから、 CYRUS TWO、そしてAUDIOLAB 8000A、LINN MAJIK Pというそうそうたる顔ぶれのアンプ達が勢揃いしていますので、ハッキリいって音に期待していた訳でもなく、単に「使ってないんだからたまには音出すか」という程度の気持ちでした。

 金曜日の夜に到着して早速梱包を解き音出しをします。
 ちなみに使用システムは、ソースがMacbook Pro13 Mid2010Audirvana Plus、DACがFireFace400、スピーカーがCelestion SL6 siとなります。何気にスピーカーのSL6が小型ながら能率84dbという極悪仕様なので、それなりにアンプは選ぶ感じ。

 まだ新品の香りがする製品を取り出し電源を投入。
 このアンプ、電源コードは海外製にしては珍しくインレット直出しで、2ピンの一般的な電源プラグとなっています。ただ国産家電とちょっと違うのが、プラグのコールド側がやや幅広になっていること。なので2ピンながらもコールド側が左側という決まった方向にしか差し込むことができません(一般的なコンセントは左側の口がすこし長くなっているので観察してみてね)。ま、内部でどういう構造になっているか分かりませんけど、無理して逆向きに突っ込もうとせず、必ず幅が広い方を左側にしてコンセントに差し込んで下さい。さすがにシャーシがコールド側に接地してるとは思いませんけど、理屈の上で極性指示があるということは、逆に刺すと感電とかあり得るかもということです。もっとも日本家屋の場合はコンセント右ホット・左コールドなんてちゃんとしていない場合も多いので、気にしても仕方ないかも知れませんが…。

 で、音を出してみると「お!なかなかいいじゃん!!」という印象…ですが、ま、所詮は格安の輸入プリメイン。音が中央に固まった感じで、更に低音も高音も少しヒステリックな鳴り。期待していたわけではないといいつつ少し残念。すぐにAudioLab 8000Aに戻して、15年ぶりに電源投入って事もあるししばらく通電だけはしとくか、というノリで24時間以上放置していたのです。

 で、土曜日が終わって日曜日の朝、せっかくなのでもう一度音出してみるかなと配線をやり直して音を出すと、これまた驚きました。金曜日の晩とは全く違う印象と音です。やはりアンプはウォームアップが必要なんですね。

 音の印象は比較的暖かく柔らか目で、あまりレンジは欲張っていません。ただ、空間表現が面白いですね。広いとか狭いとかそういう視点ではなく、うまい具合にステレオイメージが広がります。

 ステージの主張は少し控え目で席は少し後気味かな。AudioLab 8000Aのように前に出てくるタイプでもありません。その代わりベースや打楽器の響きが広い空間を通過してきたような音を出して美しいです。ボーカルは時としてハッとするくらい人の声に近い音が出ます。なのでPOPSなど人の声がふんだんに入っている曲が楽しい。逆にインスト曲やジャズ、オーケストラは、ここにある他のアンプに比べて少し苦手かもしれません。

 かけるコストを十分理解した上で、出来る事と出来ないことの取捨選択を正しく行って設計している、なんというか、音がいいというより、センスがいいなぁ…と感心してしまいます。
 イギリス製のアンプは、細かい音質評価よりも、とにかく音楽が鳴っているのが楽しくて聴き続けてしまうアンプが多いのですが、フロムカナダ(というか NAD302もイギリス製といってもいいかもしれませんけど)のNADもそんな印象ですね。こんなアンプが5,000円は論外にせよ、定価で59,800円なので、量販店だと4万円台中盤から買えたという事で、当時としてはなかなかお得なモデルだった気がしますが、残念ながらかつてのオーディオジャーナリズムだと空間表現やステレオイメージに言及できる人材はほぼ皆無だったので評価されなかったのでしょう。実際スペアナで測定すると、この音のレンジは国産格安アンプに負けてると思います。

 余談ですが、あの頃オーディオジャーナリズムに散々持ち上げられていた国産中級アンプが、ハードオフなどのリサイクル店でゴミ扱いされている中、この手の海外製オーディオ機器は、絶対数が少ないとはいえ、それなりに値がついているというのが皮肉です。なんだかんだで中古相場というのは正直ですからね〜。

 元々国内でほぼ流通していなかった製品なので、わざわざ探し出して買うほどのアンプだとも思えませんが、もしどこかの中古屋さんやリサイクル店で格安販売されていたら(プレミアつく理由がありませんけどw)、救出して使ってみると、それなりに楽しいオーディオ体験ができるかもしれません。

 そういえば、同時代に輸入されていたNAD 513というCDプレヤーも、適度に音が緩くて楽しいプレヤーでした。こちらは一時期オークションなどで少しプレミア価格で取引されましたが、なんせ3連装ベルトドライブという特殊な機器なので、ちゃんと動く個体は少ないのではないかと。完動品ならそれなりに気持ちの良い音を出してくれる隠れた名機ですが、ま…いまさらCDPってのもね。
 それと前面イルミネータのランプが切れるのは仕様ですw。少なくとも自分が知っている何台かの個体は全て購入後半年くらいでランプ切れになりました。当時から修理は実質不可能だったらしいので、気にしないのが吉かと。

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↑片側の端子が広がっていますよね

RICOH GR

▼2016年02月10日

STAXのSR-44がすごいのか、NAP250がすごいのか

P2090246.JPG 先日の日曜日に北関東のドフで箱付美品のSTAX SR-44を見つけまして…。そういえばSTAXって使ったことなかったなと軽い気持ちで12,000円強のお金を払って購入。
 一応ダメなら返金保証付きだし(ちなみにドフは割とあっさり返金対応してくれるので安心)、ちゃんと動いても気に入らなければオクにでも流せばいいかなと。

 で、家に持って帰ってきて、付属のドライバであるSRD4は電源いらないけど、パワーアンプまたはプリメインのスピーカー端子から出力しなければならないので、仕方なく間に合わせでメインシステムのNAP250PIEGA引っこ抜いて代わりにつないで音出した刹那、ぶったまげました。スゲーなSTAX!

 今までSTAXのコンデンサー型ヘッドホンは試聴室やアキヨドの店頭でよく聴いていたのですが、いわゆる自分のメインシステムにブチ込むとこんなにスゴいんだーと。
 ちなみに私が入手したSR-44は、今のSTAXお馴染みの純コンデンサー型ではなく、エレクトレットコンデンサー型ですけどね。

 私が思っていたSTAXの魅力って、コンデンサー型独特の空気感。特にユニットの動きを感じさせない速くて繊細で自然な音。でもパワー感にはちょっと欠ける。低音とか出ていないわけじゃないんだけど、その帯域だとユニットが前後にドカンと動くダイナミック型ヘッドホンの迫力にはちょっと敵わないかな…みたいな印象でした。でもね、それは間違いでした。

 こちらは純コンデンサー型ではないのであまり偉そうなこと言えないとは思うのですが、このSR-44+NAP250は、そういったコンデンサー型の繊細で自然な空気感にNaimAudioの過剰なまでの実像感がプラスされてる印象。
 人の声とかハッとするくらい生っぽくて、バックの演奏の気配が空恐ろしい。つかSR-44で音楽聴きながら曲の背後で聞こえる音に反応して「あれ?なにか後で音した??」なんてふり返ることがここ数日何度かあります(笑)。それでいてこの解像感。なんでしょうこの音の良さは!

 自分も今までそれなりにヘッドホンには投資してきた身ですが、ネタで仕入れてきた12,000円+消費税でなおかつ40年前の中古ヘッドホンでここまで感動できるとは思いませんでしたよ!あ…もっともアンプの方だって1960年代の製品だからこっちは50年前っすね。
 いずれにせよ、現代におけるオーディオの進化とは一体何なのか?なんてのをマジマジと感じます…ってのはウソでw、そんなめんどくさい事考える暇がないくらいもう音楽聴くのが楽しいです。
 今週は帰宅してからもうずっとSR-44を頭にかぶって夜更かししてます。音が良いヘッドホンはお肌にも悪いです。

 じゃ、今のSTAXに買い換えればもっといいんじゃね?なんて思って、ここ数日帰り道にアキヨドの試聴コーナーで今のSTAX製品聴きまくってきてるんですが…なんというか、こちらは今まで自分が思っていた、繊細で自然で…でもちょっと清潔すぎるかも?みたいなSTAX。これを自宅に持ってきてもここまで楽しい音が鳴るのかな?なんて思ったりもしました。

 もちろん、この楽しさはSR-44の性能のお陰でもあるのでしょうが、やはりNAP250というNaimAudioフラッグシップの駆動力にあるのかもしれませんね。

 手持ちのパワーアンプで直接駆動できるヘッドホン、良い買い物したわ−。

OLYMPYS XZ-1


▼2016年02月03日

オマニは立川でガルパン見に行くべし!

IMG_7169.JPG いい歳した大人達が「2回見た!」とか「いやいや5回は見た!」とか、あまつさえ「今度は大洗が負けるかと思った」とか(笑)めちゃくちゃ夢中になってるガールズ&パンツァーですが、好評につき例の立川の爆音上映が3月まで延期らしく、だったら自分も一度は体験してみるかな?と、仕事の後に遠路はるばる立川までやってきました。初めての爆音!楽しみですねぇ。

 さて、映画に行く前にまずはチケットの予約。というのもこのガルパンの爆音上映、全国からマニアが集まるみたいで、中央の良い席に座りたければ事前にネットで予約しなければなりません。そうしないと、休日はおろか平日だってほぼ満席なので、よい席どころか映画館に入場もできない可能性があります。
 チケットの予約はネットで一般4日前、シネマシティズンという有料会員だと5日前から購入できます。最近のシネコン同様席を指定して予約できますので、中央のよい席で見たい場合は、午前0時前から予約画面に貼り付きましょう。
 ちなみにチケット料金は一般1,800円。シネマシティズン会員なら平日1,000円。土日で1,300円。会費は半年で600円なので、平日の観覧ならむしろ会員になってしまった方が安上がりだったりします。会員だとチケットの予約も1日先行販売されるし。私ももちろん半年会員になりました。もうちょっと自宅から近ければ年間会員になってもいいんだけどなぁ。

 で、私が取った席は映画館ど真ん中G列-12。なんでも初心者向けスィートスポットがG~I列の中央付近。通はもうちょっと前のD〜F辺りを好むそうです。

 映画館には上映開始10分前くらいに到着。中に入ると席の間隔も程よく広くて実に快適なスペース。私の上映回はほぼ満席でしたが、窮屈な感じはしませんでした。
 テキトーに別映画の予告編が始まりましたが(ちなみにこの予告も短目でよかった)、ここは別に爆音ではないようですね。

 で、映画がスタートしましたが…これはスゴい!想像以上に楽しかったです。特に印象に残ったのが…

 1:人の声が鮮明でハッキリしている
 映画がスタートしてまず感じたのは、人の声の美しさでした。あぁ…よい音響で映画を見るとこんなにセリフや登場人物の感情がスッと入ってくるのかと。なんというか、セリフ聞き取るのがとても楽で楽しい。私が初回で見た映画館は音響がちょっとアレだったというのもあるのですが、1度目はアンツィオのカルパッチョと継続高校のスナフキンwの声優って一緒なの?とか思ってたのが、今回はちゃんと全然違う人の声に聞こえたのでよかったです。

 2:金属音がすげぇ!
 戦車砲の爆発音、エンジンの重低音など腹にズンズンきてそれはスゴいのですが、私がもっと印象的に感じたのは鉄と鉄が出す金属音。戦車砲発射後の薬莢が転がる音とか、戦車の弾着音とかすごい。中盤でアリサのシャーマンが全方向から集中砲火受けるシーンがあるのですが、その時の色々な砲の命中音がみんな違っててスゴかった!

 3:戦車の音がみんな違う
 もちろん、ここはTV版でもスタッフがこだわっていた所だと思うのですが、爆音上映だと各戦車ごとのエンジン音、駆動音の違いがバッチリ判別できて、なんというか映像の情報量がものすごく増えている。音を聴いただけで「あ!あの戦車が動いてる」ってのが分かるんですよね。目と耳で様々な情報がスッと身体に入ってきてとても快感でした。

 ということで、音が良ければ映画というか、映像ってすごく分かりやすい!
 爆音ということで大音響ど迫力を楽しむだけかと思ってましたが(もちろんそれも楽しいのですが)、実はストーリーの理解も深まるんだなぁ…と、しみじみ思いました。自分の右隣に座ってた女の子とかエンディングで泣いてましたよ。

 あ…そうそう、試合の結果ですが、前回に引き続き今回もなんとか大洗女子が勝ちましたよ。前回勝ってるので今度はヤバいかもと思ってヒヤヒヤでした(笑)。なんだか、もう一回くらい見に行ってもいいかも!

iPhone6 Plus


▼2015年07月26日

FireFac 400を入手!

IMG_6218.JPG かねてから、オーディオ機器を買うと似たような機械が集まる…みたいな現象があるなぁ、と思っているのですが、今回はオーディオインターフェイス、RMEのFireFace 400をUCに続き入手してしまいました(笑)

 RMEといえば、以前UCを手に入れているのですが、なんだかんだでもう2年近く前のことなのね…。このUCの性能には大満足で、制御ソフトのTotalMixに少し癖あるな…ということ以外では何ら不満もないです。強いて言えばFireWire原理主義者の私にとって、インターフェイスがUSBってことが気になるくらい。
 で、その小さな不満を解消って訳じゃないのですが、縁あってとても安く手に入れられる機会があったので入手したという訳。

 つことで早速使ってみました。
 まず音出しはMacMiniからAudirvana Plus、電源はもちろんFireWireのバスパワーで。ちなみにケーブルはオヤイデのd+という口が800→400のケーブル、長さは4mと規格上FireWireの限界に近い。
 この状態でUCと音の比較をすると、音質についてはほぼ一緒ですね、UCに比べて少し解像感が強調されてる感じかなぁ。電源を同じPA-6Bに変更してみると、ますますUCとの差がなくなりました。

 ただ、音質の比較についてはあまり興味はないのです。興味があるのはやはり使い勝手。というのもFireWireのバスパワーで使えるということは、マカーの私にとって移動の時などイチイチ電源を持ち歩かなくてすむということ。こちらのメリットが大きい…なんていいながら、持ち歩く先は鹿嶋しかないのですが(笑)、それでも荷物減らせるのは嬉しいよね。
 ちなみに、最近のMacにはFireWire端子が付いてなかったりしますが、音出すだけならAppleから出てるThunderbolt→FireWireアダプタを使えば問題なく音は出ます。ただ、自分の環境(Mac mini→4.5mFireWireケーブル→FireFace400)ではバスパワーでの電源供給が無理でした。もっと短いケーブルや別な機種なら大丈夫かもしれませんが、念のため。

 その他のメリットとしては、FireWire端子経由での音楽再生だと、Mac側のCPU負荷がMacminiでおおよそ3~10%程度下がることでしょうか。とくにAudirvanaをIntegrated Modeで使うとそれなりにCPUをぶん回すので、コレはありがたい。MacBookPro13だと石がCore2 Duoだったりするのでより助かります。

 私の家のオーディオ環境では、実質単体のオーディオインターフェイスは必要ないので、なにもRMEをふたつ持つ意味はないのですが、ヘッドホンアンプとしても面白いし、自宅以外での臨時オーディオ構築なんかにも役立ちそうだし、なかなかよい買い物であったかもかも。

iPhone6 Plus


▼2015年06月01日

スピーカーを選ぶコツ

DSCF0334 これだけ長い間オーディオを趣味としてると(というかここ10年位は趣味という実感もないくらい普通にオーディオと暮らしてるけど)、それなりに機器の入れ替えがあります。それらを全て列記しているとキリがないので、丁度スピーカーを買い換えたこともありますし、ここでは私のスピーカー選びについて語ってみます。

 というのも、オーディオにおいてスピーカー選びというのはある意味メイン競技というか、やはり目玉になる訳で、この選択に悩んでいる人は多いんじゃないかなぁ〜と思いましたので。
 それなりにクドクド長い文章ですが、若い方はオーディオの先輩からの軽いアドバイス的なノリで読んで頂ければと。

1:Celestion SL6 Si 編

 私が初めてステレオスピーカーに触れたのはいつのことか?思い出すと、幼い頃家にあったコロムビアのモジュラーステレオだった気もしますし、今はなきオプトニカのステレオコンポ…ま、そんな時代の思い出話をしてもキリがないので、グッと時代を下って、私が初めて自力で購入したスピーカー単体モデルといえば、CelestionのSL6siでした。

 この当時、日本のオーディオ界はブームとしてのピークは過ぎていましたが、それでも秋葉原の石丸電気などでは、沢山の国産コンポが所狭しと棚に並んでいた時代です。
 今の時代では、オーディオ機器で海外製を選ぶことなど普通なことですし、特にスピーカーについてはゼネラルモデル以上の製品だとむしろ国産を探す方が難しくなってしまいましたが、その当時の国産スピーカー界は長く続いた5・9・8(ゴッキュッッパ)競争の終盤にさしかかっていて、似たような大きさと外見のスピーカーがそれこそ何十種類(?)も発売されていました。
 5・9・8?最近の若い皆さんはよく知らないと思いますが、1970年代後半から1980年代頃に、日本のオーディオメーカーでは1本定価59,800円というプライスタグで、どれだけ高性能なスピーカーを送り出すかを競っていた時代があり、各社この価格のスピーカーには採算度外視で戦略的価格を付けて猛勝負を繰り広げていたのです。

 なら、その時代の5・9・8モデルにはハイコストパフォーマンスのモデルが充実しているのではないか?と考える人もいると思いますが、ブームの初期(私は知りませんが)にはひょっとしてそういうモデルもあったのかもしれません。
 ただ、ブームが過熱するようになると、各社とも他社を出し抜こうとスペック勝負に出始め、似たようなサイズのキャビネットに、見た目だけはド派手な大口径ウーハーを装着したり、フレームを金銀色で固めたこれまた派手なツィーターで高級感を出したり、スピーカーにおけるバランスを無視した、本来の音の良さとは全く違う方向に競争が進んでゆきました。

 ある意味それも仕方がないことです。当時のオーディオは主に大手家電量販店での扱いがほとんどで、その売り場には壁一面にスピーカーが積み上げられ、買いに来たユーザーは、20〜30の切り替え回路を持つスイッチで切り替えてスピーカーの試聴をする仕組みでした。
 また当時の量販家電店の店内は今と違い、フロアの中では流行の音楽が大音響で流れて(その頃はJASRACも音楽のBGM使用には寛容だったようです)、場末のパチンコ屋並みの騒音。そんな騒音まみれの環境で壁に詰まれたスピーカーのスイッチを切り替えながら、お店で用意されているクラシックやジャズなどのソースを聴くのです。ソースについて建前上は「お好きなレコードをお持ち下さい」となってはいましたが、自分のレコードやCDをお店に持ち込んで比較する人は少なかったみたい。特に若い客相手だと店員も接客を露骨に面倒くさがっていた時代でしたし。

 もちろんそんな環境でスピーカー本来の音質などわかる筈もなく、店頭試聴(?)の勝負に勝つのは、新製品で棚の目立つ位置(耳の高さに近い場所に重ねられている)に置かれた、派手なウーハーか派手なツィーターでドスドスキンキン言わせるモデル。そうでないと違いがわからないのですから仕方ありません。
 そんな試聴の末にスピーカーを選んだユーザーも、四畳半の部屋で近所で拾ったドブ板やコンクリートブロックで積み上げたスタンドの上に新品のスピーカーを置いて「自分のスピーカーはウーハーが30cmだ!」などと自慢していた訳で、今思うとのどかな時代だったと言えるかもしれません。

 結果、日本のオーディーメーカーで派手に行われた5・9・8勝負は、コスト度外視+採算無視の大出血サービスで売れば売るほど赤字を垂れ流し、肝心だった製品の音はどんどん悪くなる一方という、まさに消耗戦、オーディオ市場への焦土作戦となり、これ以降、まずはスピーカーから国産オーディオメーカーの衰退が始まることとなります。

 で、何故当時の自分が、初めて買うスピーカーでそれらのモデルを避けて、イギリス製のちんまい(割に高い)スピーカーを買ったのか?
 きっかけとしては、当時既に使っていたAudiolab8000Aの開発リファレンスモデルだったから…というのはわかりやすい理由ですが、その当時からなんでイギリス製の変なアンプをわざわざ買っていたのか…という点については今でも少し不思議です。
 ただ、理由は漠然と覚えていて、ひとつはその当時編集のアルバイトで潜り込んでいた某オーディオ雑誌(もう廃刊しています)の試聴室で、チラ聴きながら結構な製品の音を耳にしていたこと。また詳細は忘れましたが、その当時では珍しい海外製プリメインアンプの特集(殆どイギリス製)のために慣らしていたアンプ達がすごく音が良かったこと、それらが理由ではなかったかと思います。

 私はバイト(それもその編集部専属ではなく出入りの編集アルバイト)なので、試聴室正面で音を聴いた訳ではないのですが、おそらく相当衝撃を受けたのでしょう。当時は丁度アンプを買い換えたいと思っていたのですが、それ以降、もう海外製のモデルしかあり得ないと思っていました。
 そしてAudiolab8000Aを選んだきっかけは、試聴の末という訳ではなく、単純に10万円ちょいで買える海外製アンプがそれしかなかったから(他にNait2もあり悩みましたが後に再会)。まだ古いアキバ駅前のラジオ会館内サトームセンで購入しています。というかアキバ中探し回ってその店でしか売っていませんでした。まだまだ海外製のオーディオ機器を扱っているお店は本当に少なかったのです。
 結果、それまで使っていたパイオニアのアンプと比較して大変満足する結果となり、ならスピーカーもゆくゆくはCelestion…と、それがこのスピーカーを買ったきっかけ。購入場所は同じくサトームセン、2本定価148,000円で、別売りのスピーカースタンドはペアで3万円位したのですが、マケてもらって15万ちょいで買った記憶があります。買って友達に見せたらこんな小さなサイズでこの値段…と、あまり評判は良くなかった(笑)というのは以前書きました

 そういうこともあり、Celestion SL6siについては、悩んで購入したスピーカーというより、アンプを買ったら自動的に決まってた…という感じですね。コイツとは10年位の付き合いとなりました。

2:Marlin EXL-1 編

 さて、お気に入りのオーディオと過ごしていた毎日でしたが、なんのきっかけでしょう…LINNからのダイレクトメールだったかな?とにかく当時の私はアナログプレーヤーでLINNのAXISを使っていたのですが、当時代理店だったODEXが取り扱いを辞めてから製品の案内もなく、何となくですが「潰れたのかな?」みたいに思っていました。
 言葉悪いですが、当時の海外オーディオブランドなんてそんなもんでしたからね。数人で集まってテキトーに製品作って、負債抱えると会社を解散して、また別ブランドで会社立ち上げる…その様子を故、長岡鉄男氏は「駅前の不動産屋みたいなもん」と言っていましたが、さもありなん!と言った感じ。

 もちろん、LINNは潰れてなんかおらず、LINN JAPANという代理店の元で、本格的な日本進出を図っていたところでした。で、折角なので新しいLINNの音でも聴きに行こうと思い、雑誌で見つけたのが秋葉原のショールーム、リンツというお店。ただし電話したのが定休日だったのか電話が通じず、もう1箇所都内で取り扱っていた新宿のダイナミックオーディオに試聴希望の連絡を取ります。リクエストした機種はLINNのMAJIKとMIMIKのペア。当時私が使っていたSL6と似たようなサイズのスピーカー(ソナスだったと思う)で聴かせてもらい、こりゃスゴいと即金で50万円!払って帰ってきたのでした。
 そういえばこの製品買ったときも家で国産30cmウーハー鳴らしてた友達が「この二つで50万円?」と信じられないような顔してましたが、別なオーディオ好きな友達に見せたら「このサイズでこの重さ…それにこの筐体すごいね、鳴きがない、コレって結構高いんじゃないの?」と、割と的確に特徴見抜いてたのが面白い。ちなみにその人はスピーカー自作派で海外オーディオ機器なんて全然知らんと言ってた人でした、当然LINNなんてメーカーは知らないと言ってましたし。

 なんでスピーカー話でアンプとCDP入れ替えの話をするのかというと、このLINNというメーカーとの出会いが、次のスピーカーとの出会いで重要なポイントになるからなのです。

 さて、届いたLINNのMAJIK/MIMIKですが、同時にスピーカーの方ももう少しいいのにした方がいいのでは?と考えました。これは特に音の不満があった訳ではなく、単純にアンプとCDPをグレードアップしたからスピーカーも変えた方がいいのかな?と思っただけです。また、当時東京でLINN製品をメインで扱っていたリンツというお店にも一度出かけてみたいと思ったというのもあります。
 鉄は熱いうちに…じゃありませんが、新しいアンプが届いておそらく1ヶ月以内にリンツへ出かけています。当時のリンツにはLINN製品はもちろん、雑誌でも見たこともないような製品が多数並んでいました。そして確か初回の訪問はLINNのスピーカー、KANとかKEILIDHとかその辺だった気がしますが…を聴かせてもらったのですが、いまいちピンとこなくて、その後2〜3回通った後にふと見つけたのがバンダーステインに似た黒いスピーカー。
 アレなんですか?と店員さんに聞いてみるとMarlin EXL-2というスピーカーだと教えてもらいました。Marlinと言えばネット(当時はパソコン通信)で誰かが語ってたかな?程度の認識しかなかったのですが、値段もそこそこだし聴かせてもらうと、これには衝撃を受けました。私は元々空間表現の巧みなオーディオ機器には弱いのですが、このスピーカーから出るボーカルの熱さと空間表現には1発でノックアウトされ、その場で購入契約を…。その時に「このシリーズには1〜3迄あって、最上級機には高さ2m近くもあるExcaliburというモデルがありますよ」と聞きました。そういえばパソコン通信でエクスカリバーとか語ってる人いたな。これのことだったのか…と(笑)

 一応EXL-2を契約したのですが、自分の部屋には少しサイズが大きすぎる気がして、念のためEXL-1の出物があったら(これらMarlinのスピーカーは既に店頭在庫か中古しかなかった)連絡して下さいとお願いしたら、確か翌日くらいに連絡があった。記憶では平日の夜に店まで聴きに行ったと思うのですが、閉店時間過ぎての試聴の末、低音の迫力は劣るけど、EXL-1の方がタイトで音が生々しいとのことでこちらを選びました。確か広島の店から持ってきたとか言ってたな。

 ということで、EXL-1を選んだ理由は、試聴して検討というより、試聴してたらすごいのに当たった!みたいな感じでした。そういう意味でスピーカー選びの検討はしていないですね。運命みたいなモノかな?
 余談ですが、このお店を通じて色々な人と出会いました、特に日本では珍しい同じスピーカーを使っているANIさんと知り合いになれたのは、その後のオーディオ人生にも有意義なものでありました。

3:Celestion Ditton66 編

 さて、EXL-1を買ってから数年、LINNのシステムも調子いいし、EXL-1も調子いいしこりゃたまらん!と、当時流行ってた林原めぐみのアルバムとか(笑)聴いていた訳ですが、何故かふと魔が差して別なスピーカーの音を聴いてみたくなります。そこで現れたのが、かつて使っていたCelestionのルーツとも言えるDitton66。なんのきっかけか忘れましたが、当時リンツ改めサウンドクリエイトとなったお店で聴かせてもらい、その美音と雄大な音に、これは欲しい!と思ってしまったのでした。

 確かお値段はもちろん中古で18万円だったかな?数週間悩んでたら値下げしてくれた気がします(値下げしてと値切ったのは自分からだったのですが…)。早速購入してEXL-1の代わりに使っていました。
 ただね…お店ではアレだけいいと思っていたDitton66ですが、イザ自分のものになると、どうも納得できない。納得できない点は本当にただ一点で「音のエッジが緩い」ということでした。

 どういうことかというと、音の立ち上がり、音の消え方、そして人の声や楽器の切れ込みがどうもズバッと決まらない。なんせ、現代の基準では薄い木でできた大きな箱鳴りするキャビネットに、30cmのドロンコーンですから、もともと立ち上がりや立ち下がりが俊敏な構造ではないんですよね。発売された当時はモニター機としてブイブイ言わせていたのかもしれませんが、現代のスピーカー…特にEXL-1と比較してしまうと、どうも音がトロい…。ということで2ヶ月位使った後に、奥の院(私の部屋の奥にある倉庫部屋)入りしてしまいました。

 結果失敗した買い物とも言えるのですが、それでもこのスピーカーを手放していない理由は、古いので買い取りが安いというのもありますが、やはりあの音の美しさが記憶に残っているからなんですよね。もうしまい込んで10年以上経つと思いますが、まだ音は出るかな?チャンスがあればもう一度聴いてみたいと思いつつ、奥の院の中で朽ち果ててゆくのかもしれません。

 スピーカー選びとして失敗例ではありますが、その製品のどこかしらに惚れた部分があれば、購入した事そのものについては不思議と後悔は感じていない例。これも勉強のうちですし、大人の勉強はお金がかかるのです。

4:PIEGA Master Jubile 編

 ということで、その後は再びEXL-1でオーディオ生活を楽しんでいました。以前はもう一生このスピーカーでいいや…と思える位惚れ込んでいたスピーカーだったのですが、やはり長い間連れ添いすぎましたね。なんだかんだで15年以上はこのスピーカーと一緒にいると、不満というより音の衰えを感じてくるようになりました。
 特に参ったなと思ったのは、元々低音は少し弱くはあったのですが、ここ数年かなり低音域が出なくなってきたこと、それと音の位相がどうも決まらず、昔のようなスピーカーがまるで消えるかのような音場感が得られにくくなってきたというのがあります。

 アッテネータの調整をしたり、本体を支えるスパイクを床直差しにしたり、スパイクの数を5本にしてみたり色々やってはいたのですが、それらの作業もだんだんイヤになってきて、もうオーディオは引退しようか?と弱気になった時期もありました。

 そしてEXL-1との別れと、やはりオーディオは辞めない!と決断したきっかけは、最近よく出かける茨城県鹿嶋市での別荘オーディオを始めたこと。
 あまり深く考えず、もう20年以上前に買ったAudiolab8000AとCelestion SL6siをたまには鳴らすかといった軽い気持ちで持ち込んだだけだったのですが、そんなお下がりの機器ながら、全くといって調整もせずただ棚に置いただけで、とても楽しくワクワクする音が鳴りました。この音が鳴ったときは、大げさではなく本当に「昔の私ありがとう!」と心の中で思ったものです。なんだか勇気が出てきました。

 単なるノスタルジーなのか、それともオーディオは当時から進歩してないのかわかりませんが、あの頃選んだ自分の機器が、こんなに時間が経っても自分を愉快な気持ちにさせて、更に勇気まで与えてくれるとは、購入した当時は思いもしませんでしたよ。

 さて、となると冷静に考えて、もうEXL-1との蜜月は終わったんだなと判断するしかありません。確かにその当時でもタマにすごい音が出たりして、そういう時は気むずかしいEXL-1だしなぁ…と自分を納得させていたのですが、やはりオーディオはオーディオ。良い音を出すための楽しい苦労ならともかく、良い音を出すために楽しくない苦労をするようではいけません。何か良いスピーカーは無いものかと、漠然とですが買い換えを決意し始めます。

 結果、銀座に移ったサウンドクリエイトでPIEGA Master Jubileを買ってしまうのですが、その経緯についてはこちらのエントリに書きましたので詳しくは語りません。

 我ながら決断が早いなとは思いますが、その早い決断の理由については、まずは信頼できる店員さんのお勧めであったこと。こちらはPIEGAの中でもカタログにすら掲載されていない特殊なモデルなので、どうもお店としては売りにくい製品ではあったようですが、そんな面倒くさそうなモデルを数年ぶりに会った私に勧めてくれたというのは、彼もそれなりに何か思う事があったのかもしれません(ま、在庫押しつけたれ!かもしれませんけどw)
 あとまぁ…色々なスピーカーを試聴してじっくり検討してというプロセスを踏まなかったのは、私の方もこのスピーカーを聴いて何か感じる事があったからかもしれませんね。ちなみに、漠然と検討していた予算から数倍の価格になりましたが、これもまた何らかの出会いってモノなのかもしれません。

5:スピーカーの選び方

 ということで改めて思い出してみると、長いオーディオ生活の中で、私は今までまともにスピーカーを選んできたことがなかった。
 初めてのスピーカーは自動的に選んだようなモノでしたし、その後もオーディオ雑誌や本にあるようなじっくりと検討する選び方でスピーカーを買ったことはありません。いつも「あ!これすごくいい」という直感だけで買ってきましたが、不思議と後悔はありませんでした。Master Jubileはまだ買ったばかりなので、ひょっとしてこの先後悔するかもしれませんが、幸いの所今では、毎日どんどん好きになる一方!

 衝動買いできるのは、普段から色々な人の音を聴いてショップへ足蹴に通って新製品情報を集めているからでは?と思われる方もいるかもしれませんが、残念ながら半分コミュ症みたいな私は、人の家のオーディオシステムを聴かせてもらうなんて本当にマレですし、お世話になっているサウンドクリエイトだって、ここ10年で出かけたのはMaster Jubile買ったのを合わせても3回かな?そういう意味では今のオーディオ界にすっかり疎い私です。

 それでもスピーカーを衝動買いして失敗しないのは、実のところ失敗だった事実を知らないだけかもしれません。本当のところは失敗だったという可能性だってあります。
 ただ、少なくとも今のところはオーディオを引退する気持ちになっていない訳で、つまり自分の選択が失敗だったと思わないこと…それに自分の好きだという気持ちに素直でいること…が、絶対に後悔しないスピーカー選びの秘訣なのかもしれません。

Leica digilux zoom

▼2015年05月30日

PIONEER OFC-STAR QUAD CABLEを別荘で試してみる

IMG_6078.JPG コネタです。

 家に大分前から眠っていた、我らがパイオニアの高級スピーカーケーブル「PIONEER OFC-STAR QUAD CABLE」。3m位のペアが何故か昔から家にありまして(買った記憶が無い)、どうせなら別荘オーディオで試してみようかなと。
 あ、自宅では無理です。スピーカーケーブルは最低片側5m位ないと届かないし、自宅のスピーカーケーブルはLINN K400で充分満足してますので。

 ちなみに、別荘オーディオのシステムを紹介しますと、ソース側はMacBook Pro13のPCオーディオ。USB/DACやLINN MAJIK DSなど状況に応じて色々変化しますが、今回は関係ないのでいっか。
 アンプはこのブログ読者ならお馴染みのAudioLab 8000A、スピーカーもお馴染みCelestion SL6 Siです。それをつなぐスピーカーケーブルは、別荘近所のヤマダ電機で買ってきた安物…おそらくビクターのCN-415Aです。長さは片側2mだったかな?線材は立派にもOFC!無酸素銅を惜しみなく採用…といっても、今時その辺で売ってる電線やら何やらってほとんどOFCですけどね、つことで普通のケーブルです。

 で、今回用意したPIONEER OFC-STAR QUAD CABLE、当時はいくらしたんでしょうね。今は売ってないので色々検索すると、ヤフオクで4.9mペアが4,900円で落札された記録が残っていますので、新品だと1m/2,000円とかしたんでしょうか。高級までは行かずとも、高品質なケーブルではあるようです。

 早速試聴。接続はスピーカー側には直で、アンプ側は金メッキのバナナプラグ(型番不明)を装着して聴き比べました。比較という割に、ビクターは片側2m、パイオニアは3mなので全く同条件ではないですが、誤差みたいなもんでしょ。

 で、聴いた結果ですが、ハッキリいましょう、PIONEER OFC-STAR QUAD CABLEはまるで駄目でした。
 ビクターの安物と比較すると、一聴では「お、音のスケールが大きくて雄大になったな!」とちょっと感心したのですが、よく聴くと音の芯がボケボケ…、楽器の定位はおろか、中央のボーカルまでなんだかモヤモヤした感じになりました。ただ、音のレンジは確かに広がったので、オーディオ入門者なら「コレは音質改善効果大!」とか勘違いしそう。

 一応、エージングのつもりで数時間は慣らしていたのですが、時間の無駄だと思って、ビクターに戻しちゃったw。
 逆に言えば、ビクターのCN-415Aはなかなかのコストパフォーマンスですね。パイオニアと比較すると、音の密度感があり、何よりも位相が揃ってフォーカスが安定している気がします。確かに音の消える余韻などは少し抑えめですが、これはむしろパイオニアのブヨブヨした音と違って、音の消え際がしっかりしてると言い換えた方がいいかもしれません。

 つことで、あっという間にお役御免になったPIONEER OFC-STAR QUAD CABLE、うーん、どうしたもんかw。

iPhone 6 Plus


▼2015年05月20日

LINN Space Optimisationを試して測る

sc_01 LINNの新しい音場補正技術、Space Optimisationですが、少し前にLINNのDSシリーズ全てで使えるようになりました。

 こののスペース・オプティマイゼーションは、通常のグライコ、またはアキュフェーズのディジタル・ヴォイシング・イコライザーと違い、極めてソースファーストなデジタル補正なのが特徴。
 というか、補正というよりデジタルの信号を音楽に復号する段階で補正を行うようなので、音の劣化はありません。

 通常のグライコと大きく違うのは、アキュフェーズ等が出てくる音を測定し、その周波数を平坦に補正する考え方に対して、LINNのスペース・オプティマイゼーションは、ソフトで部屋の大きさや環境を入力し低域部分の歪みを補正するという考え方。積極的に好みの音を創り出すといった用途とはまた違うようです。

 具体的な使い方は、LINNのKonfigというソフトに登録されているスピーカーを基礎データとして選び、それを元に部屋の大きさやスピーカーを置いた位置を測定しソフトウェアに入力。あとはソフトウェアが理想的なトーンカーブを計算してくれます。ちなみに登録されていないスピーカーを使っている場合は、似たようなユニット構成と床からのウーハーの高さ(こっちが重要らしい)を選べばOKとのこと。私の場合はPrAcのD30を基礎データとしています。

 じゃ、私の部屋を測定して演算した結果はどーなのよぉ〜!というのが、上、重ねて掲載した二枚目の写真。27Hz付近〜30Hz付近でピークが-24.83dbの補正がかかっています。LINNが持つデータベースによると、私の部屋のサイズとスピーカーの設置位置ではこの付近で低音が反響し音楽を汚すようです。
 もっとも、部屋の中の家具や散らばっている本w、そのた細かい部屋の状況などはソフトウェアから入力出来ませんので、厳密に計測するとまた違うのでしょうが、スペース・オプティマイゼーションの場合は主に低音の歪みを補正する用途なので、こんなもので良いのかもしれません。
 補正をもっと追い込みたい人は、ソフトウェア上から直接補正量の数値も入力出来ます。

 で、スペース・オプティマイゼーションの効果ですが、私の部屋の場合、聴感上の印象だと少し音が地味になったことと、各楽器の定位が改善されました。定位というより音のフォーカスが合った感じかな。しばらくこの状態で聴いた後にフラットに戻してみると、やはりスペース・オプティマイゼーション効かせた方が正しい音のような気がします。

sc_02 ということで、この印象が正しいのかと簡易的にスペアナで測定してみました。音源はこちらのピンクノイズを使用。測定はiOSのアプリAudio Frequency Analyzerを使います。ま…所詮内蔵マイクなのであくまでも簡易的なモノですが、オーマニならインスコしておくと便利なアプリです。

 で、平日の早朝からあまり大きな音出せないので、控えめにリスニングポイントから測定したのが右の画像。上がフラットな状態、下がスペース・オプティマイゼーションかけた状態となります。

 ある程度の誤差はありますが、一応ソフトウェアで補正している25Hz付近はちゃんと音が弱まっているのが確認できます。他、小音量での計測のため低域側はすこし下がり気味ですが、私の部屋は、細かい凹凸を無視すればそんなに暴れた音響特性の部屋でもなさそうです。

 音としては明らかに低域側を引っ込めたのに、聴感上はフラットに錯覚してしまうのが不思議な感じですが、さすがHi-Fiホームオーディオを追求してきたLINNという感じですね。一件単純そうに見える補正ですが、実は独自に測定したノウハウがぎっしり詰まっているのかもしれません。

 そうそう…部屋の寸法を測るには、下のレーザー距離計がお勧め。オーディオ用アクセサリとして考えれば安いモンだと思いますので、DSユーザーはこれを機会に1個用意しておくのも良いかも。
 オーディオ用途以外でも色々便利そうだし。

▼2015年05月19日

AETの次世代防振パットを買ってみる

IMG_6030.JPG ジュビリーの脚ですが、床の響きを止めるために、暫定的にフェルトを四角く切って、床との間に挟み込んでいます。ただまぁ…所詮フェルトだし、しばらくすると潰れてクッション効果無くなるのは目に見えているのです、ま暫定だしね。

 ということで買ってきたのが、このAETのVFE-4005Hというゴム系のインシュレーター。ハイレゾ対応ってのが意味わかりませんが、お値段は4個入りで1,030円とこの手の製品にしてはなかなか安い。購入場所はアキヨドです。
 指でつまんでみると、ゴムっぽくそれなりに堅いのですが、力を入れると少し凹みます。ただのゴムよりは粘性があるようです。

 一昔前だと、この手のインシュレーターは、オーディオ用と名がついたモノよりもホームセンターなどで同等の素材を買ってきた方が安上がりだったのですが、今のご時世、オーディオアクセサリメーカーが良心的になったのか、一般ホームセンターがぼったくるようになったのかわかりませんが、このクラスの製品だと値段あまり変わらないんですよね。

 実は平日の夜にアキヨドでこのAETの製品を見つけ「ホームセンターで似たような製品買った方が安上がりなんじゃね?」とスケベ心をだしたものの、休日の島忠の防振ゴム系売り場で似たようなモノを探しても微妙に高い。同じようなサイズ感で一般的なただのゴムシートでも、1個195円(税抜)という価格で、8個揃えるとなると1,600円ちょっと?だったらAETのパッドでもいいかなと。オーディオアクセサリにもデフレの波が来ているのか?

 で、早速家に帰ってジュビリーの脚に敷いてみます。
 おおっ!さすが21世紀の技術で開発された防振素材!粘性素材×発泡処理で究極の振動吸収の効果がッ!…ってな事もなく(笑)、普通に効いているのだと思います。

 さすが、フェルトと比べると、当初自分が想定していたゴムっぽい効果はちゃんとあるようです。中域くらいの解像度が少し良くなった気もします。ま、この先ゴムが潰れてきて最適化されると、もっとよい効果が得られるのではないかと期待しているのですが…どうかな?元より悪くなっちゃうかもしれないし、それはしばらくしてみないと分かりませんね。

 なんだか、久しぶりにオーディオで遊んでる実感。たのしいな、オーディオは。

iPhone 6 Plus


▼2015年05月14日

PIEGA Master Jubileのセッティングについて

R0325277.JPG さて、うちに来て数日経ったPIEGA Master Jubileですが、何となくですがポイントが見えてきたので、いくつかメモ的に。

 まず、うちの機器との相性について。
 サウンドクリエイトではアンプがOCTAVEのプリメイン〜V40か70か80かわかりませんが〜と、プレーヤーがLINN Akurateで聴かせてもらっていたのですが、アンプに関してはうちのNAP250の方が好みの鳴り方だと思いました。というかどちらかというと、試聴時に聴いたOCTAVEとジュビリーって実はあまり相性良くないんじゃ?と思っていたので、その点は一安心。

 具体的に言うと、OCTAVEだと中低域の推しが少しものたりなくて、NAP250の方が高域の艶が少し希薄。これらは部屋の状態による影響もあるので、アンプの相性なのかどうかはわかりません。ただ、試聴室で聴くよりは音の実態感を感じますので、コレはコレで満足です。ま、試聴室だと同じ部屋に音を乱す要因でもある未使用スピーカーが沢山あるからね。サンクリの試聴室はどの部屋でも普通のオーディーショップより相当いい音しますが、ショップである以上コレは仕方がないことです。

 そうそう…私の部屋でも使っていないEXL-1は、とりあえず私が聴く位置からうしろの壁の隅に置いているのですが、昨晩「そうだそうだ」と思いだして、ユニットのプラスマイナスを余ったケーブルでショートさせたら、それだけで部屋の音響が変わりました。使っていないスピーカーを同じ部屋に置いている人は、必ず余ったジャンパーケーブルなどでプラスとマイナスをショートさせておくようにしましょう。

 で…ジュビリーちゃんですが、まだ数日聴いただけなのでまだあまり細かい事は気にしない方がいいと思いつつ、とりあえず現状で感じている課題は、

1:スピーカーに床が少し負け気味?
2:部屋に対してスピーカーの設置位置の問題
3:定位の改善

 というところ。

 1:については、ジュビリーちゃんが重すぎるせいか?おそらくエンクロージャーが同じサイズのCoax90.2より何故か1本あたり15kgも重いのです。EXL-1の時はスピーカーの軽さに悩み、最後の方はスパイクをフローリングの床に直刺ししてましたが、ジュビリーは何か堅いボードを用意した方がいいのか、或いは弾性のある素材でフローティングした方がいいのか…。個人的にはスピーカーボード敷いてその下をスパイクで支持して…なんていういかにもマニアっぽい事ってしたくないんですよね、シンプルなのが一番です。
 とりあえず、家にあったオーディオ用ではない薄い制振シートみたいなのを正方形に切って、スタンドの脚にかませてます。ジュビリーの脚はPIEGAでいうボトムプレートが標準装備なのですが、脚がスパイク状に尖っているのではなく緩やかに丸いプレート状になっていて、更に薄い透明なゴム(?)状のシートが貼られています。今はそこに制振シートを追加した状況です。
 やってみると、床の余計な響きがちょっとだけ消えたせいか、音がまとまってくると同時に、少し低音が出てきました。ただ響きが抑えられるのはいいとしても、低音寄りになったのは少しイマイチな気もします。

 2:のスピーカー設置位置ですが、個人的には壁から今の位置より少し内側にして前進させたい。しかしこれは生活上の利便性もあるので、もう少し考えます。昔みたいにコーナーを背にした配置でもいいのかなと思ったりも。

 3:は1ともかぶるのですが、まだスピーカーの間に綺麗に楽器が浮かび上がる…といった状況になっていません。音の情報量は増したけど、フォーカスがきちんと合っていない感じ。この辺はスタンドに置いた小型スピーカーだと楽なんだよなぁ。なんだかんだで、フロア型(トールボーイ含む)は、それなりに位置合わせに悩むこととなります。

 金属製のネットについては、基本外さない方向で考えてます。
 うちの場合、ネコにいたずらされるとアレだし、またピエガご自慢のリボンユニットは磁力も強力で、間違えてピンやらなにやらくっつけると、その衝撃でユニットに穴が開くこともあるそうで、その場合、ジュビリーに採用されているLDR2642 MKⅡリボンツイーターだと、修理の部品代が2〜3万円。出せない額じゃないけどチト辛い。
 尚、Coaxシリーズに搭載されてるC1/C2 同軸リボンを壊した場合、部品代だけで8〜10万円とか逝くらしいので、これらをお持ちの方は、くれぐれもご注意をw。

RICOH GR

▼2015年05月10日

PIEGAのスピーカーを買いました

R0325273.JPG 最近どうもEXL-1の衰えを感じていたのです。

 自慢だった抜群の音場感も、音のキレも、そこはかとなく失われてきていて、そろそろ寿命なのかなと。
 確かにオール木製…しかも合板ではない本体は、日本の季節、あるいは季節毎の湿度の差に対して辛い構造ではあります。ひょっとしたらユニットのネジが緩んできたとかそういう理由なのかもしれませんけど、ま、それを含めてそろそろ寿命かもねと。もう何年使ってるんだろ…20年近いかな。

 そういうこともあり、ここ1〜2年に渡り、ボチボチといいスピーカーはないものかな?と、何となく探していたんですよね。
 ただ、スピーカー買い換えのきっかけというか直接の同機になったのは、近頃良く訪れている別荘でのオーディオ鑑賞。
 私的にはお下がりの機材(Celestion SL6si+AudioLab8000A)ながらも、面倒な調整なしで、電源入れてスピーカー窓際に置いて鳴らすと本当に気持ちいい音が出る。あ…オーディオってこうじゃないと!

 そんな事もあり、久しぶりに何か良いスピーカーのネタでも拾えないかなと、銀座にあるサウンドクリエイトにでかけてみました。
 馴染みの店員さんが出てきて「最近スピーカーを買い換えたいと思ってるんですけど」みたいな話から、手頃なPIEGAのスピーカでも聴いてみますか?みたいな流れに。
 PIEGAとはスイスにあるオーディオメーカー。以前もこのお店で何度かPIEGAのスピーカーは聴かせてもらっていて、その度に「あ、いいなぁ〜」とは思っていたのです。当然今回の次期スピーカー候補のひとつとして考えていました。

 早速聴かせてもらったPIEGAのTP-5というスピーカー。アルミ押し出し材でできた細身のエンクロージャーが特徴。スタイリッシュな印象とは裏腹に、とても暖かみのある音が出ます。ちょっと低域の制動が緩いかな?みたいな気もしたのですが、音は本当に楽しい。

 これならEXL-1から買い換えてもいいだろうと思い、同じTP-5(また以前は同じEXL-1)を使っている北海道のアフロ店長に電話で相談。
 「いやーすごくイイッスよ」との絶賛コメントを聞いた上に「EXL-1に比べて全然鳴らしやすいです。セッティングに神経質にならなくて大丈夫」みたいなアドバイスも頂き、これっきゃnight!と、早速商談を。
 で、結果から言うと、商談の末に参考程度で聴かせてもらった同じくPIEGAの別なスピーカー、そっちを選んでしまいました。

 決めたスピーカーは、PIEGA Master Jubileというモデル。何年か前にピエガ創立25周年を記念して、世界限定で50本(25ペア)?発売したスピーカで、日本には合計3セットほどやってきたとのこと。そのうちの1本を購入してしまいました。

 実を言うとTP-5を聴く前に、「おなじPIEGAで珍しいモデルがあるんですよ」との話を聞き、参考程度にチラ聴きしたんですよね。初聴での感想は「確かに高そうな音するけど、ちょっと自分の好みじゃないかな?」というものでした。
 ただ、TP-5を試聴して決めた後、何となく気になって念のためもう一度聴かせてもらったら、このMaster Jubileのほうに可能性を感じてしまった訳なのです。

 ハッキリいって、絶対的な性能差を無視すれば、このブログを書いている今でもTP-5の方が自分の好みです。バスレフながらも僅かに低域が緩い感じとか、EXL-1や密閉型のCelestion SL6siに通じるものがあります。
 そういう意味で、Master Jubileの方は私としては少しカチッとしすぎる感想を持ちました。でもオーディオって時として単純な好き嫌いで割り切れるモノでもないんですよね。不覚にもふと出た弦楽器の音にハッとしてしまって、トータルでは好みと外れていても、「家で鳴らしてみたい、コイツにチャレンジしてみたい」といった感想を持ってしまったのです。

 となると、もうダメですね。スピーカーとか一度買ったら大体10年みたいなサイクルで付きあう製品です。今好きな音より、可能性を感じるモデルを選ぶ…ま、コレは人それぞれかと思いますが、そういった可能性や予感を感じたということは、多分自分の好みは今後、Master Jubileの方にシフトしてゆくんでしょう。カッコよく言うと、私は現状よりも未来を買ったのだ!(笑)みたいな感じ?

 早速契約を済ませて、善は急げと銀座から一度家に帰り、車で出かけてスピーカー受け取ってきちゃいました。このスピーカー即日持ち帰りしたのは、日本では多分自分ひとり…世界でも自分だけかもしれないw。

 搬入には苦労しました。なんたってこのMaster Jubile、片側だけで60kgもあります。写真で並べたEXL-1と同じようなサイズ(EXL-1はスパイク外してますので少し低いですが)なのに、重量差は3倍です。お…重い。

 PIEGAに詳しい友達に話を聞いたら「そういえば日本に入ってきたときやたらと重いのがあった」とのことで、おそらくエンクロージャーがPIEGA一般のアルミ押し出しじゃなくて、同社C40などと同じ鋳物なのではないか?とのこと。いずれにせよ資料がないので推測の域を出ないのですが、確かにPIEGAの他の同じようなサイズのスピーカーは重量30〜40kgなので、エンクロージャーの構造自体違うんでしょうね。

 早速音出ししていますが、夜なので小音量で聴いても、結構な雰囲気出るのがありがたい。最近のEXL-1だとある程度音量を上げないときちんと低域が出ないし、かといって昼間音量上げると少しヒステリックな音になりやすく、スィートスポットが本当に狭かった。そういう苦労なしに音楽に没頭できるのは本当に嬉しいです。

 思えばここ数年、家にいるときでも、スピーカーよりヘッドホンで音楽を聴くことが多かったのですが、これを期にまたスピーカーでの音楽鑑賞に努めようかなと思います。

RICOH GR


▼2015年02月15日

矢野顕子・さとがえるコンサートに行ってきました

IMG_5154.JPG もう去年の12月14日の話なんですけどね。

 色々ありまして、NHKホールで行われる矢野顕子のコンサートに行ってきました。副題が「さとがえる」だそうで、確かに彼女にとっては日本でのコンサートは「里帰り」になるのか。

 このライブ、矢野顕子冠は出ていますが、実は他のメンバーも超豪華で、彼女を支える脇役(?)は、鈴木茂、細野晴臣、林立夫というメンバー。う〜ん、往年のJ-POPファンにはたまりませんネン。

 演奏された曲目については、後でネットで色々調べてみると、あの夜は17曲もあったんだねぇ〜。本当にあっという間でしたが、その中で矢野顕子自身の歌は6曲?だったかな。前半はちょっと古い洋楽ポップスが中心で、後半は大滝詠一やはっぴいえんど、細野晴臣など、日本のニューミュージック系が中心。

 矢野顕子のライブは即興性が特徴との評判ですが、実際彼女のライブにフルで出かけたのは初めて(いつだか記憶にないけど生演奏はどこかで聴いたことがある)で、想像以上に楽しかった。細野晴臣とかも歌ってたけど、主役を食っちゃう位に拍手を受けてたのも面白かったなぁ。ってな感じで、1曲目からアンコールまでの時間がすごく短かった「え?もう終わり」みたいな。
 観客の多くは、自分よりも年上のおじさんおばさん方が中心なのですが、拍手とか応援のかけ声とか、結構盛り上がってましたね。

 それと、天下のNHKホールはやっぱり音響がすごいね。私は三階席だったので、正直矢野顕子自身は結構小さくしか見えなかったのですが、アレだけ大きなハコの割に、PAの音とか余計な付帯音が殆どなくて、彼女の声もたっぷりと楽しめました。
 そういえばアタシ、NHKホール入ったの初めてだったよ。あそこで毎年紅白歌合戦が行われてるんだと思うと、ステージは思ったより大きくなかったかも。

 このライブ、去年の大晦日にWOWOWで放送されたそうだし、この日のライブについては、3月18日にCDアルバムとして発売されるそうです。アッコちゃんファンの人は是非。

 自分も買いたいけど、同時にハイレゾ版も出ないかなぁ?

iPhone6 Plus


▼2015年01月05日

FireFaceUCとChordette Gemの音質比較

R0324498.JPG あまり真面目にやった感じでもないのですが、メモ程度に音の印象を残しておきます。
 ただ、Chordette Gemについては、今となってはひと世代前のDACであり、入力も48kHz迄しか対応していません。絶対的なスペックは当然FireFaceUCより下となる事は、前もって踏まえた上でどうぞ。

 他今回の比較で使った機材は、スピーカーがCelestion SL6Si、アンプがAudioLab8000A、ソースはMacBkkoPro13より、Audirvana Plus 2.08で再生しています。そうそう…今回Chordette GemのBluetooth入力は使っていません。

 比較と言っても、FireFaceUCの方が音質的には上であるので、こちらをリファレンスとした比較になるんですけどね。

FireFaceUC
 ・特徴がないのが特徴的な…。
 ・分解能力がすばらしい。
 ・すこし音のエッジは立ち気味。
 ・既知の問題としてAudirvanaで再生するとノイズが乗る場合がある。

Chordette Gem
 ・音がふくよか
 ・低域に元気がある
 ・音のエッジは少し丸め
 ・音の雰囲気は良い、なんつーかオーディオ聞いてる感じ。

 とまあ、このような印象でした。

 もちろん、聴き比べるとFireFaceUCの方が音がいいので、殆どはこちらで音楽を聴いていたのですが、Chordette Gemの方も、わるくはないな…という感じ。少し低域が張り出してきて、コレはコレで気持ちいいと思います。
 それと、コンセプト的に違いを感じたのは、やはりスタジオ用機材とカスタマー向け機材の差って事かな。発売された年代が全然違いますので、絶対的な性能差があるのは仕方ありませんが、FireFaceUCと同年代のオーディオ用USB/DACと比較したら、また違った結果になったと思います。

▼2014年12月31日

海沿いの別荘でオーディオ引きこもり

R0324472.JPG 会社が冬休みに入った12月27日からずっと別荘ライフ中。海沿いにあるこの別荘は本当に居心地が良くて、人里離れた…って程でもない、程よく人の気配がしない地域にあって、ボーッと過ごすのにとてもいいところです。
 なんたって目の前は海!ただ、砂浜ではありますが遊泳禁止です。波荒いので。

 さて、今年の冬休みは、このお別荘に自分のオーディオシステムを持ち込んでみようと画策していたのです。海沿いの別荘で死ぬほど音楽を聴きまくる休日を過ごしたい。ちょっとしたバカンス気分ですね。で、そのシステム達がこの写真です。ちょっと露出オーバー目に撮影しましたので、こんなに明るい場所ではないのですが…。

 機器を解説しますと、出口の方から…

 ・Celestion SL6Si
 ・AudioLab 8000A
 ・Fireface UC
 ・MacBookPro13+Audirvana 2.0

 となります。ちなみに写真手前右にあるもう一台の液晶はMacBookAirです。コレは普通にネットとか用(笑)

 しかし、PCオーディオになってから、機器は仕方ないにせよ、音源を持ち歩くのがものすごく便利になりましたよね。このMacBookProは、元々SSD/250GBを入れてあるのですが、今回は更に使わなくなった光学ドライブを取り外して、そのスペースに1TBの2.5inch/HDDを載せてあります。なので、家にあるPC音源ライブラリをそのままコピーして持ち歩けるわけで、実に便利です。

 で、肝心の音なんですが、とても素晴らしい!
 ソース側はFireFaceまで最新のオーディオ機器になりますが、そこから先は1980年代のブリティッシュオーディオ機器となります。なかなかどうして…古さを感じさせませんね。特にこのAudioLab 8000Aは、開発のリファレンスに今回持ち込んでいる前のバージョンとなるCelestion SL6をつかって開発されたプリメインアンプ。相性がわるいはずがありません。

 セッティングについては、写真でおわかりのように正直満足行くモノではありません。中央に懐かしのブラウン管アナログテレビが鎮座坐していますが、コレはコレでなくなると困るので撤去するわけにも行かないという代物。またスピーカーの設置場所もスタンドではなく出窓になります。一応大理石とインシュレータで浮かせてはいますけどね。ただ、部屋のエアボリウムが大きいせいか、実に豊かに音が弾みます。このCelestionの特徴である「不安げのない低音」も遺憾なく発揮されています。もちろん件のハイエンドスピーカーなどに比べれば、レンジは狭いはずなのですが、そういった雰囲気を感じさせない堂々とした鳴り方です。

 で、この別荘オーディオが楽しくて楽しくて、27日の土曜日に別荘入りしてから、毎日の食べものや生活必需品(洗剤とか石油とか)を買いに行く以外全く外出しない引きこもり生活になっています。観光というか遊びで出かけたのは、昨日隣町のシネコンまで映画を見に行ったくらい。それもせいぜい3〜4時間でしかないし、それ以外はずっと籠もりっきりで音楽聴きまくってます。実に楽しい(笑)
 別荘でまとめて読もうと本も何冊か持ってきたのですが、今のところは一冊読み終えるのが精一杯だったな。音が楽しくてあまり読書に熱中できません。

 てな感じで、今年の年末年始は引きこもりライフを満喫中。そういえば会社終わってから、他人と殆ど会話もしてないレベルです(笑)

RICOH GR


▼2014年12月29日

OLIO.SPECでNaimAudio mu-soを聴いてきました

R0324448.JPG おかえりなさい!ネイムオーディオ!!

 ということで、以前Naim Audioのmu-soについて記事にしましたが、その後なかなか実物を目にする機会がない。前回も書いたとおり、別に買うつもりではないのですが、やはり音は聴いてみたいものです。

 そんな中、某S氏と静音PCでお馴染みOLIO.SPECさんのご厚意で、プチ試聴会を開催して頂ける事に。早速東京に住むネイマー(Naim Audio使い)4人、S氏を含めて5人、そして驚きのLinn KLIMAX DSM使いの方々を含む、都内で現役としてNaim Audio使っている人の半数(嘘)がクリスマス本番(25日)の夜に集合した、とても濃いメンツの試聴会となりました。

 Naim Audio?mu-soってなんぞや?という方は、オリオスペックさんの非公式ブログ、こちらで始まるエントリをご覧下さい。その5までありますが、とても情熱に溢れたエントリです。

 私は少し遅れて現地に到着したので、既に試聴会は始まっていたのですが、途中参加で初めて聞いた音は「あれ?意外とエッジが強調された音がするな?」ということ。ハッキリいえば少し音がキツい。
 それでも、独特の音場感は事前にWeb等で知っていた評判その通りで、目の前で眉をしかめて聴くのではなく、適当な場所に腰掛けて音を聴いてもその高音質ぶりが遺憾なく発揮されています。
 この手の一体型ルームオーディオ機器の多くは、価格という制約もあるのでしょうが、どうも筐体が軽くスカスカで、筐体の余計な響きがバリバリ乗るか、あるいはパワーが必要な音の芯を出すことをあきらめて、キレイ目にまとめてある製品が多いです。
 しかしmu-soの場合は、一体型という制約があるのにもかかわらず、力強い音、そして何よりも音の芯がブレない、とても乗りが良くリズミカルな音楽を再生してくれます。確かにアルミとMDFで固めたボディーはそれなりに大きくそして重い。でも、こんなオーディオ機器が自宅のリビングにあったら、どんなに楽しいでしょう?

 mu-so-は当日、OLIO.SPECさんのオーディオコーナー入り口付近の窓を背に設置していたのですが、意外にも店内奥の角地がスィートスポットでした。

 そんなこんなで、しばらくみんなでmu-soの音楽を聴いていましたら、誰かが「あれ?この電源ケーブル…」なんて話を。
 確かによく見ると、どうも純正っぽくない白い太い電源ケーブルが使われています。スタッフの方に話を聞くと、オヤイデのオーディオ用電源ケーブルでした。コレを知ってしまうとね、ネイマーというか、LINN使いもそうですが、純正の電源ケーブルに戻した状態で聴いてみたくなります。というか、不思議とイギリス系Hi-Fiオーディオの多くは、市中の高品質電源ケーブルが合わないんですよね、何故か。
 自分も家のLINNとNaimは、純正ではありませんが、同社が推奨する屋内配線用電源ケーブルを使っています。NAP250は純正で端子をキャノンに付け替えたケーブルですけどね。

 で、電源ケーブルを純正に戻すと、コレが不思議なんですが実に朗々と歌い出しまして本当にすごかった。そしてこの音の鳴り方って、本当にNait2に似てる。ドラムなどが軽快に弾んで、部屋の中いっぱいに飛び跳ねて、膝でリズムを取らないと聴いていられない!そんな楽しいNaimオーディオの音そのもの。
 オリオスペック店長さんも「いや〜電源ケーブルについて指摘するのは、このS氏だけかと思ってましたよ」と笑っていましたが、確かにそうなんです。高級電源ケーブルはいらないのです、Naimに限って言えば(笑)

 こんなに素晴らしい音のmu-soですが、販売実績は今のところあまり振るわないようで、直接の輸入代理店であるトリニティーが、どうもこの機器をオシャレなインテリアグッズとしてとらえているようで、オーディオ販売では常識の「試聴機」を用意していないみたい。
 なので、店頭でちゃんと視聴出来る場所って、今のところ都内だとこのオリオスペックだけなんじゃないかな?Apple Storeで展示しているって話も聞かないし、例え展示していたとしてもあの環境ではきちんと音は聴けない。

 それと、当日もS氏と話したのですが、日本ではどうもこの手の高品質一体型オーディオシステムというマーケットがあまりないという問題も。長くオーディオを経験して、一体型でこの値段(¥165,000)でこの音が出る!といったカタチで本製品を正しく評価出来るバイヤーもカスタマーも少ない。Naimに限らず、国内ではBOSEやB&Oでもそこそこ高級な一体型オーディオシステムをリリースしていますが、どうもあの手の製品が日本で多く売れているという話も聞きません。

 でも、だからこそ、興味を持った人は一度でいいから音を聴いてほしいなーと思うのです。
 そしてこういった機器がリビングの窓際などに置いてある生活を想像してみて下さい。良い音…というか、楽しい音楽は、きっとみんなを幸せにします。自分もカタマリがなければ買っていたかもしれないな。音楽だけでなく、普段はPC用のスピーカーとして使ったりするのも楽しいと思います。
 ちょっとイヤラシイ言い方しますが、ハイエンダーオーディオファイルである某氏は、その場でmu-so買いました。自宅以外の場所で音楽を聴くのに最適だということで。

 ちなみに、今のオリオスペックは、mu-soもそうですが、イギリスミッドレンジオーディオの濃いプリメインアンプが集まっています。どちらも売り物ではありませんが、LINNのINTEKや、同じくLINNのMAJIK(LP黒箱サイズ)とか…。
 INTEKは自宅で聞いたことある上に、Majikは今でも手元にありますが、これらのアンプも本当に本当に音がよいです。ソースがデジタルやハイレゾ時代になって、益々あの時代のプリメインアンプの凄さに驚いている私です。どーでもいい話ですが、このエントリ書いてる今は、AudioLab 8000Aでハイレゾ音源鳴らしてます。もうね、音がイイとかワルいとかじゃなくて、顔がニヤけるんですよ、マジで(笑)

 これからオーディオを始める人、また、今までオーディオを散々やってきた人など、是非、ブリティッシュコンパクトオーディオの素晴らしさを体験して頂きたいのとともに、リビングの棚におくだけで楽しい音楽生活が約束されるmu-soも是非聴いてみて下さい。二つのスピーカーの前で眉をつり上げて聴くのだけがオーディオではありませんよ。

RICOH GR


▼2014年11月16日

KORG DAC-100mを返品してきた話

EB150069.JPG ヨドバシで安く売られていたのでつい購入。手持ちにDSDの音源も増えてきたしねぇ…と思ったのですが、これがまた色々とやっかいで、結局返品になったというお話。

 KORGのDAC-100m、コンパクトながらDSDネイティブで音源を再生できるということで、PCオーディオファンの方達の間では結構話題になりました。
 元々は同社のDAC-10での高評価から始まり、ちょっと面白い形をしたDAC-100、そしてモバイル用途に特化したDAC-100mの三種類が発売されています。

 私としては、この中でDAC-100mの形がとても気に入ってまして、既にUSB-DAC持っていますので購入はしていなかったのですが、数日前ヨドバシで特価販売されているのを発見。ポイント使えば数千円で手に入るし、本体を買えば付属ソフトAUDIO GATEのフルバージョンも手に入るし、当然DSD音源もネイティブで再生できるしで、なかなか得なんじゃないかなと。で、購入してきました!が、ここからが大変!!

 まず、購入後早速近くのカフェに入ってパッケージを開梱。MacBook AirのLate2013 13inchにドライバなどをインスコして接続してみても全く認識しない。あれ〜??と思いながらKORGのサイトを確認すると、近年販売されているMacのUSB端子だとKORG USBドライバに不具合があり認識しないと…。え〜!!!と思ったのですが、ま、購入前に確認を怠っていたのは自分なので仕方がない。家にあるMacBook Airの11inchで使えればいいや…と思ってあきらめました。
 が、結局色々あって全く使いモノになりませんでした。クドクド書くのもメンドイので、一気に箇条書きを。

1:新型MacのUSB端子だとDACを認識しない

2:YosemiteだとDACを認識しない

3:仮想環境のWindowsでは使えない

4:じゃ、Mavericksマシンならと思ったけど、今度はAUDIO GATEが起動しない
  (起動してもすぐ落ちる)

 家にあるMac5台を総動員して検証しましたが、もう何をやってもダメって感じw。

 一応、KORGのWebサイトでは「Yosemiteで起動しない問題は動作検証中」とか「新型MacのUSB問題は次期ソフトウェアのバージョンで対応します」とか書いてあるのですが、既にYosemite発表されて1ヶ月は過ぎてるし、最新MacのUSB問題についてはAudio Gate3発表当時(1年位前)から放置状態のようです。そもそも自分のMacは新型といっても最新じゃないし、このDACより前に発売されてるモデルだし…。
 となると、KORGというメーカーは、まともなUSBデバイスを作る能力がない会社なんだな、と判断するしかなく、残念ながら返品することにしました。

 音が良いという評判の製品ではあるのですが、PCに接続するUSB DACでこのサポート放置体制では、おそらく新しいマシンや新しいOSが発表される度に同じ問題を繰り返すんでしょう。
 つことで、これらKORG製USB DACの購入を検討している人は、特にMacユーザーは使えればラッキー程度で考えていた方が良いかもしれません。はっきりいってお勧めはしません。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年10月28日

Naim Audioよりmu-so(無双)登場!

mu-so 長らく正式輸入が途絶えていたNaim Audioですが、意外なところより新製品が輸入されて販売されます

 その名も「mu-so」、名前は想像の通り、日本語の「無双」からきています。
 イギリスでも2014年9月下旬からデリバリーされているので、案外時間差なしで日本に来たね。

 値段については、イギリス価格が£895らしいので、そのまま本日のレートで計算すると、155,730円。日本の代理店価格が178,200円(税込)らしいので、なかなか頑張ってると思います。

 音質についてですが、WHAT HI FI?では★5つの絶賛ぶりですね。とてもパワフルでスケールが大きい再生音と評されています。欠点として「Sounds a touch thick at high volumes」とありますが、これは再生音を指すのか、スイッチに触れた効果音を指すのか、私の英語力ではわかりません(笑)

 その他richerSOUNDSという販売店のサイトでは、mu-soの紹介ページに私達ネイマー(笑)達がもっとも大事にしている再生リズムについて言及されています。

THE RHYTHM OF NAIM

Amongst hi-fi experts, Naim are revered for the 'timing' or sense of rhythm their products portray. The Mu-so is no different and manages to make many rivals sound cold and cynical by comparison. If you want to feel the soul of the music then no other speaker system around this price will match the sense of timing and cohesion on offer here.

 つことで、我らがフラットアーサーでも満足出来る音なのかな?

 スピーカーの構成としては3Wayのステレオ。最大出力は450wのデジタルアンプが搭載されています。アナログからデジタルまで多彩な入力端子を持ち、Wi-fi、bluetooth、USB、Ethernet、AirPlay、UPinPで接続が可能で、再生可能ファイルもFLAC /AIFF /ALAC /WAV /MP3 /AAC /WMA /Oggと一通りなんでも。
 もちろんハイレゾにも対応していますが、DSDは無理みたいですね。操作には本体パネルの他、スマホやタブレットで動く専用アプリも用意されています。
 国内モデルには言及がないですが、本国仕様ではフロントのスピーカグリルに赤・青・橙の3色が付属する模様。ちょっと残念ですが、メイド・イン・シナ製となります。

 私個人としては、今のところ使い道がないので買うことはないと思いますが、久々に正規ルートで日本に入ってくるNaim Audio、是非音は聴いてみたいですね。

▼2014年09月16日

Audirvana 2.0をTry Now

 噂のMac用高音質オーディオ再生ソフトAudirvana Plusですが、この度2.0へとバージョンアップしたようです。お値段は、新規購入が$74、1.xからのバージョンアップが$39となっております。円安ニッポンの昨今ではちょっと強気の値付けですね。
 私も1.5xを使っていますので、ニューバージョンには興味津々だったのですが、とりあえず試用版を入れてみることにしました。

 まずはAudirvana公式サイトトップページよりTry Nowを選択。ダウンロードが始まりますので、終了したらダブルクリックでイメージファイルを解凍。中には新しいAudirvanaが入っていますが、アプリのファイル名が従来の1.5xと一緒なので、従来からAudirvanaをお使いの人は、そのままHDDのAppフォルダにインストールせず、まずは別の場所にコピーしてアプリ名をリネームしましょう。でないと、古いバージョンが上書きされてしまいます。
 また、古いバージョンをお持ちの方は、ライセンスファイルも、旧バージョン用をちゃんとバックアップしておきましょう。まだ試していないですが、おそらく旧ファイルへ戻すことを想定していないような作りです。何かあったときのために…ね。

 HDDにコピーしてイザ起動。始めにiTunesのライブラリファイルを統合するかとか、Audirvanaのライブラリはどこに作るかとか色々聞かれますが、そこは適当に。
 そうそう、Audirvana2.0は、以前のバージョンみたいに、音楽ファイルをそのままアプリへドロップして再生するという手軽な方法はダメになったようです。そのためHDD内にきちんとライブラリフォルダを設定する必要があります。主に会社で使っていて、なおかつ曲データはPCに充電用に接続したZX-1内のデータを手軽にドロップして使っていた私からすると、ちょっと不便だな。この辺、このアプリが「手軽な高音質音楽再生ソフト」から「PCオーディオの統合環境」的な方向を目指し始めてるって事かもしれません。

 肝心の音については、確かに良くはなっていると思いますが、少し傾向が変わりましたね。1.5x時のPCオーディオっぽいタイトで反応が早い再生音に加え、もう少しオーディオ的になったというか、キャラが立つようになったというか、具体的に言うと少し低域とか少し強化された反面ユルくなった気が。他、音像表現もタイトというより少し空間が広がった気がします。これって、ヘッドホン系のユーザーにとっては、1.5xの音の方が好みだという人もいるような気がするなぁ。
 ただ、アンプ通してスピーカーで聴く分には、2.0の方がオーディーオ的快感はあるかもしれません。私は会社でHEGEL SUPERでイヤホンでしか試してないので、テキトーな事いってますけどw。

 オーディオ機器(あるいはアプリ)で「音の反応が良くて正確で味付けがない…」みたいな傾向は、ある意味オーディオ的には第一段階みたいなもので、そこから先、各社は自ら考える「良い音」を実現するために、音の傾向やキャラクターを決定づけていきます。今回のAudirvana 2.0は、単なる高音質再生アプリではなく、オーディオ的にも積極的に選ばれるアプリとなるべく、新たな試行錯誤を始めた段階なのかもしれません。
 いずれにせよ、好みの問題というのはあると思いますので、従来のバージョンを持っている人は、バージョンアップで上書きしてしまわず、古いバージョンのアプリとライセンスファイルはちゃんと残しておいた方がいいと思います。

 現時点での私としての評価は、音質についてはこういうのもアリ。ただ、使い勝手については従来バージョンより少し劣っているとの評価です。

 もちろん、新たにMac用高音質音楽再生ソフトをお探しの方へは、やや高価ですが、自信を持ってお勧めするアプリである事に変わりはありません。

▼2014年09月14日

もうLINNのDSシリーズにはいい加減飽きてきた

 ま、タイトル通りなんですけどね。

 自分もMajik DSを買ってそれなりに音は満足しているんだけど、ソフトウェアが酷すぎる。QNAPでNAS使って運用している人はわかりませんけど、自分は以前も書いたとおりMacmini運用なので、HDDのライブラリに対する信頼性はずっと上です。しかし、とにかく新しく追加した音楽を聴くのに手間がかかりすぎるというか…。

 サーバーソフトで元々使っていたTwonky Mediaですが、ハッキリいってこれまた微妙なソフトで、名前によるコンテンツの検索は不可能。新規に追加したコンテンツのrescanもタイミングもまた意味不明で、CDをライブラリに追加するとすぐに共有されることもあれば、一晩経ってもライブラリから参照できないことがあったりする。ま、当時は「ネットワークオーディオとかこんなもんかもね…」と思ってたので、さほど腹も立ちませんでしたが。

 ということで、これらの不満を受け、満を持してLINNから登場したKazooというPC用サーバーソフト。まだβ版ながら、ライブラリの文字検索が可能な上に、Twonkyだと出たり出なかったり(つか出ないことが殆ど)ジャケットの画像もきちんと表示されるとのことで、ようやくiTunes並みのネットワークオーディオ環境が揃った!と思ったら、このKazooはそりゃ酷いもんで、新しくライブラリに音楽を追加した後は、rescanコマンドを実行しようが何しようが、絶対にコンテンツは再表示されず、例で言えば新しいCDを追加したときは、サーバー(この場合はMacminiね)を再起動しないといけないうえに、再起動後のライブラリ読み込みもこりゃまた遅くて、なんだかんだで全てのコンテンツが登録されるまで1時間位かね…かかる。
 んで、このソフトがコンソール見るとエラく行儀悪いソフトで、起動中しつこくHDD内をrescanかます上に(それなのにどうして新規追加コンテンツは認識しないんだろ?)、度々暴走して、Macminiを操作不能に陥れる。ソフトウェア的なフリーズではなく、あくまでも「暴走」なので、CPUにものすごい負荷をかけて、時折筐体が熱くて触れねーよって感じになるんだよね。近いうちマシンをぶっ壊すんじゃないかな、このサーバーソフト。

 てな感じで、他のLINN DSユーザー達がこれらの不便を「こんなもんでしょ」と受け入れてるのかどうか知らないけど、昨今ではUSB/DACも随分と音がいい製品が増えてきたし、こんな不便を強いられてまでLINNのDSシリーズ使うのがアホらしくなってきてる昨今です。
 特に新しいCDや、新しくダウンロードした楽曲データを聴くのに、なんだかんだで1時間近く格闘しなきゃならんというのは、だんだん我慢も限界に近くなってきたな。

 私の周りでDSシリーズ手放す人もちらほら出てるけど、LINNはもう、内部開発なんてぬるいこと言ってないで、一流ベンダーに外注するなりなんだりして、まともなサーバーソフトウェアとコントロールソフトウェアを開発しない限り、そろそろこれらの製品我慢して使ってる人もいい加減見切り付けるんじゃないかと。それか、意地張ってないでおとなしくiTunesとのライブラリ完全互換のソフトにするとかね。
 音質云々というめんどくさいこと除けば、どう考えても、iTunes使ってる方が全然幸せなPCオーディオ環境が得られるし。その操作体系でDSシリーズの高音質が味わえるのなら、みんな幸せになれると思うのですが。

 某オーディオ評論家の人も「ネットワークオーディオにはCDをサッと載せて音楽を聴く手軽さがない」みたいな事書いてた気がするけど、ネットワークオーディオ開発してるメーカーは、そろそろハードウェア依存じゃなくて、本気で使いやすいソフトウェアをなんとか開発しないと、今のネットワークオーディオは、いわゆるUSB出しのPCオーディオに潰されるんじゃないかな。

▼2014年09月10日

ゆりっぽい音楽からお勧めを紹介してみる

 昨今ゆりアニメが熱いのです。いや…別にいい歳して「百合に目覚めた」という訳ではないです、そもそも目覚めようがないしw。

 熱いのは、いわゆる「百合アニメの音楽」だったりします。これが私みたいな小編成のインスト音楽〜あえて軽音楽と言わせてもらいます〜が好きな属性持ちにはたまらないのです。ということで、3枚ほど最近のお気に入りゆりアニメ音楽を紹介。



ゆるゆりのおんがく♪YURUYURI ORIGINAL SOUNDTRACK

 まずは1枚目。テレビアニメ「ゆるゆり」の音楽集。このアニメは自分も見ました。面白かったです、歳納京子とつきあいたい(笑)

 音楽としては、ストリングス系がメインですね。基本は単純な演奏から始まり、徐々に楽器が追加されて賑やかになった所で終わる、あるいはテンポアップした所で終わる…といった構成。打楽器は少ないのですが、少しコミカルな印象があります。また、曲の終わり方が割と「ジャン」とサッパリ終わっているのが多いのも好印象です。



TVアニメ「ゆゆ式」オリジナルサウンドトラック 「Feeling good (nice) wind」

 2枚目、テレビアニメ「ゆゆ式」の音楽集。こちらのアニメは3〜4回位見ました。それなりに面白かったかな。やや男目線系ゆりって感じ。

 音楽的には、色々な楽器の音がしますが打楽器の音が印象的。あと、メロディーが美しいですね。少し哀愁を帯びた曲からコミカルな曲まで、BGM集の王道的構成。仕事しながら、あるいは何もしてないときにボーッとしながら聴くのにも、曲に変な主張が感じられないせいか、楽しい雰囲気で聴いていられます。



TVアニメ「桜Trick」オリジナルサウンドトラック

 3枚目、テレビアニメ「桜Trick」の音楽集。こちらのアニメは全く見たことないです。ジャケットに描かれている絵のキャラも知りません。

 こちらは、アニメ系オーディオのサイトで「ハイレゾ版音質めちゃめちゃいい!」と言われていたので、販売サイトで試聴してみました。序盤のいかにもな「ゆり」っぽい曲から、ピアノベースの音楽が美しくて、ぶっ続けで3回位全曲試聴回しちゃったので、なら買うかとw。音質は良く分かりませんけど、曲はピアノベースの美しいメロディが多くて、私的にはかなり満足しました。

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 上記のような、いわゆる「アニメBGM集」って、一般の音楽好きを自称している人達はまず聴かないと思うんですよね。せいぜい最近流行の菅野よう子系位までじゃないでしょうか。
 しかし、例えば作曲を含めたオーケストラ演奏の伝統が、今ではハリウッド映画の映画音楽で受け継がれているように、小編成による軽音楽、伴奏音楽というのは、もはや日本のアニメがなければ途絶えてしまうのではないかと。
 逆に言えば、毎週数十本も制作・放映されているアニメの殆どが、テーマ曲の他に、その作品にあったBGMをちゃんと作曲しているんです。これって結構すごいことだと思います。
 一方、テレビドラマの方はどうなんでしょうね。NHK大河ドラマのような大作になるとBGMも作曲されるようですが、普通のテレビドラマは結構使い回しが多い印象。

 歌がないインストの音楽なら、わざわざアニメ音楽など聴かなくても、JAZZがあるじゃないか!とおっしゃる向きもあると思いますが、なんというか、正直この歳になってくると、JAZZのあのクドさとはまた違うというか…、プレーヤーが情熱的に演奏されているのはわかるのですが、あえて言い切りますけど、毎日そういう我の強い音楽ばかりが聴きたい訳でもない。

 もちろん、そのようなアーティストの情熱に溺れたい気分の時だってあるのですが、もっとね…普通に音楽が鳴っていて、アクがないさらさらとしている、それでいてリラックスしたり、何となく楽しい雰囲気になれる音楽。そういう力の入っていないジャンルの軽音楽ってのがもうすこしあってもいいなと思うのですが、私にとっては、上で紹介したような音楽が、それらの要求に当てはまる訳です。



Music for Children (Schulwerk)

 それでも「アニメの音楽買うのには抵抗ある」という方は、実写ゆりジャケw、例えば上記のような音楽なんて如何でしょうか。こちらは1950年代、ドイツ人音楽教授のカール・オルフにより作曲された、子供の教育のための音楽を集めたアルバム。飽きっぽい子供向けに書かれたせいか、短い曲が多く、またとても微笑ましい気分になる音で溢れています。どんな曲なのか気になる人は、こちらで試聴ができます

 このような音楽が、もっと沢山買えるようになるといいんですけどね。

 


▼2014年08月26日

音が良いUSBケーブル、FitEar USB01-Micro35を入手してみた。

IMG_20140826_124901 世間では「音の良いUSBケーブル」というジャンルがあります。私はというと、実はおーまにのクセに結構懐疑的ではあるのですが、にしても以前ワイヤーワールドのUSBケーブルを導入して、それなりに良い結果を得ていることから、高品質USBケーブルに関して全てを否定している訳ではありません。ま、一定品質のケーブルであればそれなりのパフォーマンスは示すのではないかとの立ち位置。

 それと、オーディオとは別の視点で、高品質なUSBケーブルというのは最近流行っておりまして、スマホなどの充電が早くなるUSBケーブルというのは、家電量販店の一角を占めるまで市場に受け入れられるようになりました。実際使ってみると確かに充電早いし…。

 ということで、音はともかく、電気を伝達する道具としてのUSBケーブルには、明らかに製品によって優劣があるようです。

 そんななか、私の会社オーディオ(笑)については、MacBookAirからHEGEL SUPERへの接続に、ごく一般的なエレコム製のUSB→MicroUSBケーブルを使っていたのですが(写真違うけどおそらくこの製品、ここをもう少しグレードアップすれば、更なる音質向上が見込めるのではないかというスケベ心がでてきてしまい、早速会社帰りのアキヨドで商品を物色。
 ただ、MicroUSBのオーディオグレードUSBケーブルって数が少ないんですよね。更に私がほしい15cm前後の長さに至っては、モンスターケーブルの製品しか見当たらず、モンスターはね…と思っていたのです。

 ならばネットで検索!ということで見つけたのが、我らがFitEarのUSB01-Micro35というケーブル。なんでもシルバープレイテッドワイヤー(要は銀メッキだ)採用の高品質USB→MicroUSBケーブルだとのこと。同社のイヤモニ用交換ケーブルFitEar cable 001と同じ線材っぽい?お値段13,800円也とUSBケーブルとしてはベラボーな値段ではありますが、オーディオ用ケーブルとしては「こんなもんかな」という値段(笑)なので、サクッと手に入れてみました。

 早速会社でエレコムの安物ケーブルから交換して音を聴いてみますが、これはっ!確かに音が良い!!いいですよこれ!!!

 試聴はMacBook Air → Audirvana Plus(この間にFitEar USB01-Micro35)→ HEGAL SUPER → 萌音 で行ったのですが、エレコムのUSBケーブルと比較して、

1:音が締まる
2:低域が伸びる
3:位相がより正確になった気がする

 という変化となりました。
 以下あまり大げさにとらえられても困るのですが、聞いた印象を少し強調して音の違いを具体的に説明すると、エレコムではFitEarと比べ、音のエッジがふらついていて締まりがないように聞こえたこと。低域についてもエレコムはFitEarと違い情報量が減っている気がしたこと。そして位相については、エレコムのケーブルはFitEarと比較すると、音の出だしと消える所が少し滲むような表現になり時間軸が不鮮明、結果ステレオ効果をやや阻害している気がすること。その他全域で音の情報量がエレコムだと不足気味で、FitEarケーブルの方が音の種類が増えているように聞こえること。ま、値段なりの価値はあったのかな。

 参考に、様々なMicroUSBケーブルを比較試聴した方のページリンクを貼っておきますが、その中で私が求めている15cm程度のオーディオグレードMicroUSBケーブルは、実質モンスターとFitEarしか存在しないことになります。ただ、上記のページだと今回入手したFitEarケーブルはそんなに音が良いという評価ではないので、長さや接続アダプタが許容出来る人にとっては、別な製品を試してみても良いかもしれません。なんだかんだでせいぜい数千円だし。

 もちろん「音のいいUSBケーブルとかオカルトだろ!」という方にはお勧めしませんが、PCオーディオ周りの手軽なアップグレードを考えている方には、このFitEar USB01-Micro35、なかなかお勧めだと思いますよ。見た目もなんかカッコイイしw。

Nexus 5


▼2014年08月11日

カスタムIEMのフィッティングを確認しよう(ユニパでもOK)

 Music TO GO!からの受け売りなんだけどね、ただ向こうのリンクが切れてたので、敢えてこちらでも紹介します。

 注文したカスタムイヤホン(以下IEM)、また普段使用しているイヤホンのフィッティングテストとして、sensaphonicsではテストページでテストトーンを公開しています。

 テストページ中盤にMP3形式とWAV形式のテストファイル2種類のリンクがあり、ダウンロードして使用します。ま、テストトーンなのでどちらでも良いと思いますが、自分は何となくWAV形式をダウンロードしました。
 そして、ダウンロードしたzipファイルを解凍すると「sealtest_wma」というフォルダ内に音声ファイルが2つできています。「salt_tones.wma」が、50Hzと500Hzのトーンが交互に流れるファイル。「simul_tones.wma」が、50Hzと500Hzのトーンが同時に流れるファイルです。
 こちらをお使いのPC…USB/DAC経由でもなんでも良いですが、で再生してイヤホンのチェックを行うというものです。特にカスタムIEMの場合は、フィッティング確認にも使えるとあります。

 チェックの方法としては、

1:音量を少し大き目にする
  小音量だと低音は減衰してしまいます。爆音にする必要はありませんが耳に負担がない程度に音量を上げて下さい。

2:ダウンロードしたファイルを再生して聞く
  以下、sensaphonicsのテストページからリザルトを少し意訳して転載します。

聞いた結果考えられる問題解決方法
50Hz-500Hzが同じ大きさに聞こえるイヤホンとフィッティングは正常ロック・オン!(正常)
50Hz-500Hzが違う大きさに聞こえるイヤチップが正しく装着されていない、カスタムIEMの場合はフィッティングが不完全イヤホンを再度挿入し直して下さい。正しく聞こえるまで何度かイヤホンを再装着して下さい。マニュアルにある正しい装着方法を再確認して下さい。
50Hzが聞こえないイヤチップが破損、カスタムIEMの場合は耳型が合っていないイヤホンが故障していないとするなら、もう一度イヤホンを装着しなおして下さい。左右とも同様に50Hz帯が聞こえないか確認して下さい。問題が解決しない場合は、あなたの聴覚についても確認して下さい。格安イヤホンの場合、再生周波数帯域外の場合もあります。
その他の問題イヤホンの故障・聴覚の問題イヤホン購入元に問い合わせて下さい。あるいはあなたの聴覚をテストして下さい。

 つまり上記のテストトーンで、50Hzと500Hzの音が両方とも左右同じ大きさ(センターに定位)に聞こえれば問題ないという事になります。そうでない場合は、ユニバーサルイヤホンの場合は装着方法を見直す、カスタムIEMの場合も装着方法を見直す…といっても、カスタムだと普通に装着すれば耳にすっぽり入る訳ですから、基本的には耳型がきちんと合っていなくて、どこかから音が洩れて低音が減衰していると考えられます。

 イヤホンで低域がきちんと出ない理由の殆どは、耳へのフィッティングが正しくないことが原因になります。このテストトーンを使えば、カスタムIEMの仕上がりチェック以外にも、通常のユニバーサルイヤホンを装着する際のチェックにも使えます。50Hz-500Hzの音量違いの他、左右で音の聞こえ方が違うときは、両方同じに聞こえるよう、イヤホンを少しねじってみたり、チップを交換してみたりして、色々試してみましょう。

 また、50Hzという音は、一般的なPC内蔵スピーカーや、格安イヤホンだと再生できなかったりします(実はホームオーディオでも50Hzまでフラットは割とキツイ)ので、全く聞こえなくても慌てないで下さい。
 参考までに手持ちの非高級イヤホンだと、iPhone5純正イヤホンは問題なく聞こえましたが、Motorola 201Mに付属するイヤホンでは、どうやっても50Hz帯域はまともに再生できませんでした。

 ちなみに私のMonetちゃんは、ちゃんと問題なくテストトーンの再生が出来ましたよ。

MUSIC TO GO!/佐々木 喜洋

▼2014年07月30日

Monetちゃん早速リケーブル

E7300039.JPG ちょっとまえに届いた「Monet/萌音」、お陰様で毎日調子よく萌え萌えさせて頂いているのですが、このケーブルについてはどうにかならんのかと。

 Monet純正でセットされているケーブルはFitEar cable 000というもので、単体販売価格が3万円するというヘヴィーなケーブルなのですが、これがまた結構堅いケーブルで、自宅などでリスニングするにはいいとしても、通勤中に使うにしてはちょっと実用性がイマイチ。
 また、聴いているときにケーブルが何かにこすれると、耳に直接振動が伝わってしまい、思わず「お”っ!」とか「お”お”−っ!」とか、某島風みたいな声を上げそうになっちゃいます。

 つことで、もっと普通のケーブルでいいよとおもって購入したのが、FitEar cable 002というもの。お値段はグッとお安く5,000円(税抜)で、プラグ部分とコネクタ部分は000と同じながらも、ケーブル本体は実にしなやかと言うか、極端に安っぽい感じ。でもまぁ、普段使うにはこっちの方がいいかもね。

 音の違いですが、さすがに000と比べると結構違いはあって、002に交換したときは音量が1〜2段下がったのかと思いました。細かい音質の違いよりも、耳に届く全体のエネルギーが減ったような感じ。あと、音が少しナローになるのも仕方ないのかな。

 ただまぁ…全然ダメかというとそうでもなくて、普段使いではこれでもイッか、というレベルの差です。逆に言えばMonetの純正で002が付属していて、そこに3万円積んで000ケーブルに交換した時の音の差を考えると、コストパフォーマンスは悪いかなと。ケーブル堅くて使いにくいし。
 もちろん、イヤホンにここまで金突っ込む人達にとっては、コストパフォーマンス云々の世界ではないんですけどね。

 ということで、Monetを聴くときは、家ではFitEar cable 000を、外ではFitEar cable 002を使いましょう!という訳にもいかなくて、Monet本体側のコネクタは、ケーブルの取り外しは可能でも、日常的にケーブルを抜き差しする前提の耐久性を持っている訳ではないとのことです。
 なので、普段のケーブルは002を使い続け、ここ一番本気の時だけ000に交換して聴いてみる、という位の運用にしといたほうが良いのかもしれません。それかケーブル堅いのあきらめて000を常用するとかね。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年07月28日

イヤモニ。つくったぴょん!【FitEar MonetカスタムIEM:編】

E7280034.JPG いきつくとこまできちゃったな…という自覚はあるのですが(笑)、ついにイヤホン道楽も最終章!いや、ひとによっちゃこの先新たなスパイラルに堕ちるひともいるようですが、ついにやってしまいましたカスタムイヤホン(以下:カスタムIEM=Custom In Ear Monitorの略)。しかもあんた、よりによってネタ感満載のMonet(萌音)ですよw。

 この機種については、短いながらも以前こちらで印象を書いています。その後、漠然とカスタムIEM作りたいなと思っていたので、適宜機会があれば色々なメーカーと機種を試聴させてもらってました。
 ここ1〜2年でカスタムIEMを作るメーカーはかなり増えましたが、そんな中、輸入品はなんだか面倒そうなので、初めての私にはカナルワークスか、くみたてLab、そしてFitear等、国産メーカーのどれかだろなと。で、そもそもカスタムIEMいいなと思ったきっかけがFitearなので、やはりそちらでカスタムを作る事にしました。

 カスタムIEMって何?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、簡単に説明すると「世界で自分だけのために作られた専用イヤホン」となります。お耳のお医者さんにいって、耳穴にシリコンを入れて制作した型(「耳型」といいます)を取得し、その形を元にイヤホンを制作するのです。
 元々はプロの演奏家がステージで自分の音をモニタするために作られたのが始まりですが、圧倒的な遮音性と複数のバランスドアーマチュアドライバがもたらす高音質と、当然ながら完璧に耳にはまるフィット性が評判となり、近頃は一般音楽ファンでも注文する人が増えてきました。詳しく知りたい方はこの辺の記事を読んでみて下さい。
 自分も本当はもっと早くにカスタムIEM作りたいと思っていたのですが、なんせ耳型採取に行くのが面倒でね…。Fitearブランドを持つ須山補聴器店は、会社に行くついでに寄ってこられる距離なので、地方在住の方から比べれば圧倒的に恵まれている環境なのですが、ほら…自分みたいなコミュ症にはお医者さん行くのって精神的ハードルが結構高いのです(笑)

 メーカーが決まれば機種選びですが、短時間の試聴を何度かしたイメージだとMH334はなかなか好印象だけどちょっと物足りない。MH335DWは私的には少しやりすぎなのか好みに合わず、ここはやはりMonetだなと。
 ネットで検索するとこの機種はソースを選ぶとか音に癖があるとかいわれるようですが、私は別に音楽をモニタしたい訳じゃないので気持ちよく聴ける方がいいです。念のため注文直前に再度MH335DWと比較しましたが、初めて聴いたときに書いている「解像度を強調しない音色が素晴らしい」という印象は、2年近く経った後でもあまり変わらんもんだなと…。短時間の試聴で得たイメージは割と正しかったって事ですかね。注文後に読んだ記事ですが、BRAKSのこの記事は自分が感じた印象に近かったです。購入直前の試聴はアニソンじゃなくてZEPだったしw。
 もっとも、試聴では当然ユニバーサルなチップ(一般的カナルイヤホンに付属しているシリコンチップ)を使って無理矢理耳に当てて聴いている訳で、自分専用のカスタムとして仕上がった時の音は想像するしかありません。

 発注と印象採取は7月初め頃。到着が今週末なので、およそ3週間で完成したことになります。夏の始めは音楽フェスなどのためプロからの注文が殺到するらしいですが、その割には早く届いたかな?という感じ。
 お値段はペコちゃん価格で154,000円でしたが、現在は既に164,900円へと値上げされてます。ホントは須山補聴器で直接作りたかったんだけど、以前電話したら「中野経由だと少しだけ安いですよ」と教えてくれたのと、そもそも私が注文したときは、須山での直接受注がストップしていたので。
 アホみたいな価格ではありますが、カスタムIEMとしては安くはないけど特別高くもないという価格です。なんせ自分の耳にしか入らない特注品ではありますので、そんなもんかなと。

 音については、そりゃもう素晴らしいの一言でした。初めてのカスタムIEMなのでちょっと心配だった耳への密着具合も問題なく、リフィット(形状再修正)も必要なく、左右の耳にピッタリ入りました。初めて入れるときはちょっと苦労しましたけどね、あと初めて抜く時も(笑)
 また、遮音性についてはちょっと想像を絶する程で、シリコンやスポンジなどを全く使っていない剛体ながら、耳穴にFitしたイヤホンはここまで外部の音を遮断するものなのかと驚きました。また高い遮音性のおかげで、音楽を再生する音量が下がるのは耳に優しいかもです。この辺はステージアーティストの耳を守るのがきっかけで開発されたカスタムIEMらしいところ。

 音質についても実に楽しいです。圧倒的高解像度ながら、それぞれの音が弾んで踊る様が手に取るように実像感たっぷりに感じる事ができて、なかなか音楽を聴くのが止まりません。届いた初日は、夕方から深夜までぶっ通しで聴いちゃいましたもんね。それだけ長時間聴いていても、音量そのものは控えめだし、さらに耳への負担がとても小さいというか、耳に異物が入っている気がしない程のFit性なので全然疲れませんでした。今までのイヤホンは、どんなに頑張っても2〜3時間経つとチップの負担で耳が痛くなってきましたからね。
 また、これまで聴いた限りでは、市販のオーディオ機器でよくあるような「エージング」の効果もあまりない気がします。最初から全開で、その後何時間聴いても別に音は変化しない感じです。

 一般的なイヤホンから考えると、常識外の価格と購入方法ではありますが、これだけのリスニングルームを手に入れられたと考えれば、今のところ私的な価格満足度は高いと感じています。万人に勧められるアイテムではありませんが、一生に一度位、このように突き抜けたアイテムを手に入れてみてもいいんじゃないでしょうか。

 もっとも、これだけ高価な商品なので一生モノ!と考えたくなるものですが、残念ながら人の耳型は成長(加齢)とともに変化するそうで、極端な場合人によっては2〜3年でリフィット(形状修正)が必要になる場合もあるそうです。なので価格的には一生モノにしたくても、一度買えば死ぬまで使える!といったモノでもなさそう。また、当然ながら他人へ譲渡しても意味がないアイテムとなります。

 写真はペコちゃんで配っていたカスタムイヤホンガイドの表紙と今回制作した私のMonet。シェルは透明、右:Flat、左:earthの文字を入れてもらいました。背景のキャラクタは坂本萌音というそうで、この商品のイメージキャラクタ(笑)私みたいなヲタを釣るため カスタムIEMをより身近なものにするため、あちこちで活躍しているようです。自分も壁紙ダウンロードしてこようかなぁw。

OLYMPUS E-3 +Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年07月06日

HEGEL SUPER USB/DAC

R0322512.JPG モバイル用というか、ノートパソコン用のDACとしては、既にAudioquestのDragonFlyを使っているのです。
 こちらの音も別に不満だった訳ではないのですが、最近の小型USB/DACの充実ぶりを見ると、もう少し何か欲しいな…とか思っちゃったりして。あとまぁ…DragonFlyの使用場所は90%以上が会社なので、別にUSB端子直付けでなくてもいいかなと。
 そんな事を思いながら、最近評判になっているnanoiDSDとか、KORGの100mだとか、お店でチラ聴きしたりしていたんですよね。でもまぁ、これらのユーザーには悪いですけど、DragonFlyを買い換える程でもないかなと。
 そんな超小型DACをいくつか聞いてみると、HERUSは確かにすごく良かったですが、色々調べてみるとこの製品少し微妙みたいですね。品質が安定しないのと、USB接続時に何故か出力が最大音量になってしまう不具合があるようで(DSD転送上の問題らしいですが)、こういう余計な神経使う製品はちょっとね。

 これら以外、超小型にこだわらなければ、結構音がいい製品は沢山ありそうですが、なんせ会社で仕事中に使う予定なので、あまり大げさにはしたくないというか、余計なスイッチとか付いている製品はイヤだったんですよね。そうじゃなければKORGのDAC100とかに逝ってたと思いますが、会社の机にあんなの置いておくのもね〜。ま、M-Audioのインターフェイス置いて仕事してる人もいるので、別に構わないとは思うのですが、なんか恥ずかしい(笑)

 なんて視点で色々探してみますと、目に留まったのがこのHEGEL SUPER。アルミ筐体のコンパクトなボディがとてもカッコイイ!某FaceBookでは「音が良くてあと見た目20%で決めた」とか書きましたが、実はこの時点では見た目100%!欲しくなっちゃいました。HEGELはアンプやDACでも有名なブランドだし、音が悪いって事はないでしょう。
 丁度店頭で試聴できる機会があったので、チラッと音を聴きました。いいじゃないですか〜これにしよ!その時になってようやく物欲が「音80%外見20%」の比率になりましたよ。その後、ボーナス支給日を待って無事ご購入。しかしこの製品、都内でも在庫もってるお店少ないですね。あまり話題になってないのかな。

 話題になっていない理由は想像付いていて、今時5万円弱する実売価格ながら、DACとしては最大96kHZ/24bitという、ちょっと枯れたスペックだからかもしれません。話題のDSDにも対応してないしね。
 ただまぁ…、例えばnanoiDSDや100mが「価格を考えればお買い得な性能」みたいに語られるのと違い、このHEGEL SUPERは本当に「音が良い」。DACのキモは高品質なアナログ変換にこそ価値があるんだなと改めて実感。そういえば大阪の逸品館もべた褒めすなー。

 使ってみて特に感じるのが「音が濃厚」であるということ。これはDragonFlyがストレートな音の良さを発揮していたのとは少し違っていて、なんというか、オーディオ的快感を感じる事ができます。仕事中に遊びで(笑)聴くには本当に良い刺激。最近買いまくっているハイレゾ音源もまた伸び伸びと歌ってくれて本当に快感です。

 世の中のこの価格帯のUSB/DAC全てを聴いている訳ではないので、実は私が知らないだけで、世にはもっと音が凄い製品はひしめいているのかもしれません。しかし、音は良し!そして見た目もカッコいいこのHEGEL SUPERが、あまり話題になっていないように思えるのが、ちょっと不思議な気もしました。

 変な話、ここのところ、毎日会社に行くのが楽しみになってます(笑)

RICOH GR



 

▼2014年06月29日

ハイレゾが止まらない

 レッドツェッペリンのハイレゾを買い、マイケルジャクソンもハイレゾ買いましたが、なかなか私の「ハイレゾ欲」が止まりませんね。結局ツェッペリンの「I」と「II」も買ってしまいましたし、更に王国民ではないのですが、田村ゆかりの「のうりん」ハイレゾも買ってしまったし、マイケルジャクソンのスリラーまで。
 ついでにJAZZ永遠の名盤であるソニロリの「サックスの巨人」を買ったかと思うと、ちょっと前に買ったClariSの「PARTY TIME」もハイレゾで出ていやがって、くそぅ…CDはねんどろいど買ったと思えば!と訳のわからん理屈を付けて買っちまいましたw。

 おかげでなんというか、近頃は「日々1レゾ」みたいな生活を送ってます。

 で、知らない人は「ハイレゾって何がいいの?」と思われるかも知れません。また、既に持っているCDを何故ハイレゾで買い直すの?とかもね。
 技術的な説明はWebで検索して頂くとして、音楽ファンがハイレゾを買う理由は、例えば名盤とされているクラシックやジャズ・ロックのリマスター版、もしくは高音質アナログ版がでて買うときの心境に似ているかもしれません。

 それと、やはり新しい技術により、知っている音楽の魅力が再発見出来るってのは、とてもエキサイティングです。

 例えばツェッペリンの音楽については、正直今まで断片的にしか聴いたことがなかったし、ベスト盤CDを買ったのも割と最近です。
 しかし、今回ハイレゾでリリースされたI〜IIIは本当に素晴らしいものでした。どれも買ってから今までの短期間で最低10回以上はリピートして聴いてます。以前もどこかで書きましたけど、私は子供の頃、エレキギターのピーク音が苦手で、今でも嫌いではなくても得意ではないため、ロケンロールへの入門は大分後だったのですが、その苦手な筈のエレキギターも実に気持ちが良い。以前の私なら「Good Times Bad Times」のライブ音源とか繰り返し聴くことはなかったと思うんですよね。でもこのハイレゾだと聴けてしまう。
 もちろん、ハイレゾ音源だから音がいいだけではなく、それにはリマスタを自ら手がけたJimmy Pageが自分で「すげぇー頑張っちゃった」とか自讃してる仕事ぶりもあるんでしょうが、今まで知っていてもそんなに好きでなかった曲が、新しい技術で大好きになれるって、すごいことだと思います。オーディオ技術の発展バンザイです。

 他、以前は微妙っぽい?と書いているDeep Purpleの「Machine Head」ですが、Lazyについてはハイレゾ版が文句なしに良い、というか、前奏がカッコよすぎです。こちらもエレキギターバリバリのサウンドですが、自分はハイレゾだと気持ちよく聴けてしまうんですね。

 それと、アニソンのハイレゾも結構いい感じ。田村ゆかりののうりんは、王国民でない私も王国への入国申請しちゃおうかって位萌え萌えな声だし、ClariSのPARTY TIMEについては、あの少し機械音声っぽい独特な声が、ハイレゾ化で実に可愛らしくなってる。
 アニソンって偽レゾ疑惑も囁かれているジャンルではありますが、少なくとも今まで私が買ったハイレゾアニソンは、どれも良いものでした。

 ということで、ハイレゾ、益々盛り上がってくれるといいですね。

▼2014年06月10日

微妙だとの評判だったMachine Headハイレゾを買ってみた

 私のロックの師匠wであるこの方この方が、「Machine Headのハイレゾは微妙」と仰っていたのです。
 でも、心の中で私は「えーだってお二人は往年のロックアルバムによくあるリマスタ版だとか高音質版とか聴いての評価でしょ〜、自分のCDはそういうたぐいのものじゃないし」とタカを括っていたのです。
 だって、自分の持ってるDeep PurpleのMachine Headは、若造の頃に買ったそういう高音質版とは無縁なごく普通のCDですから。買ったのってもう20年位前なんじゃないの?

 つことで、ありがたいご神託を無視して、最近ではハイレゾに浮かれ踊っている私は、またまたHDTracksのカートをポチりと。ダウンロード販売って、24時間のべつまくなく仕事中だろうが何だろうが買えるのがヤバイよね〜と、無事ダウンロード終了。今回の決済はペイパルではなくVISAカードで。クレカでもちゃんと決済出来るのか疑問だったので。

 早速AudirvanaとDragonFlyで音出し!聴き始めて2秒、ハイウェイスターの冒頭エレキギターの音を聞いた瞬間、あ〜なるほど〜と理解しました。

 何がロックかとか、ロックンロールの目指す世界とか、そういうめんどくさい事はどうでもいいのですが、このMachine Headに関していえば、ギターやベース、ドラムなどの音が綺麗に分離して伸びやかになっています。いや…むしろなりすぎな印象。これがジャズとかクラシックでは間違いなくプラスに働くんでしょうけどね。
 しかし、元祖ヘビメタともいわれるDeep Purpleの場合は、そのクリアさと引き替えに迫力を失っているような気もしました。思い出してみると、自分の持っているCDでは、もっと音がダンゴでギターとか歪んで汚い感じ?だった気がします。

 更に副次的な効果として、ハイレゾ化したおかげで、楽器の分離と情報量が飛躍的に増えているせいか、演奏がややゆっくり聴こえるんですよ(笑)。コレってオーディオ的には正しいことなんですが、ロック的にはね…どうなんでしょ。

 かといって、先日解禁になったLed Zeppelinとか、ハイレゾ化して本当に良くなった印象ですし、同じDeep Purpleのハイレゾでも、ちょっと前に買ったMade in Japanの方は高音質と迫力がうまく同居している気がします(これもファンにとっては色々な意見があるようですが)
 このMachine Headについては、まだハイレゾ元年に近い2012年に発売されたデータなので、エンジニアの方もハイレゾロックの音造りには慣れていなかったのかもしれませんね。

 とはいえ、音質的には手持ちのCDなんかよりもはるかに高音質なので、コレはコレで満足です。楽しんでいこうと思います。それに、こういうのは例え微妙だと聞いていても、自分で毒を喰らわないと納得しないので。

 そうそう…お値段ですけど、17.98ドルでした。円安の今となっては日本のe-onkyoでも2,571円なので、無理してHDTracksから買う必要もないかもしれません。

▼2014年06月09日

Necromancers of the Drifting West/Third Ear Band

P6080094.JPG とある日、ネットで何となくThird Ear Bandについて検索していたら、私がまだ見たことがないNecromancers of the Drifting Westなるアルバムが発売されているのを発見!
 調べてみるとアルバムというよりブックレットにCDのおまけが付いている商品のようで、これは手に入れなければと思い、ネットでCD屋さんを検索してみると、全て売り切れ+再販の見込みなし。だったらヤフオクで!と思って無事手に入れました。送料込みで2,000円位かな。

 で、早速リッピングして聴いてみたら、あれ?なんか聴いたことあるな…。
 さっそく調べてみると、どうやらCDの内容は既に持っている「Abelard and Heloise」と同じ内容でしたw。よく見るとゾンアマのレビューにもちゃんと書いてありますな。

 Abelard and Heloiseは廃番になって長いので、そのアルバムを求める人達がこぞって買って品切れになったって事でしょうか。ま、外人バンド追っかけてると、たまにはそういうこともあるよねー(笑)

OLYMPYS XZ-1


Made in Japan/Deep Purple ハイレゾ!

 往年のロケンロールハイレゾリリースが続いています。ツェッペリンのハイレゾですっかり気分をよくした私は、同じくHDtracksでDeep Purpleの名盤「Made In Japan」についてもハイレゾ音源を購入。こちらも5月末に発売されたばかりの音源みたいですね。

 さっそくZX-1で聴いてみたいのですが、これがまた素晴らしい!特に名曲「Smoke on the Water」の冒頭、エレキギターの独奏部分がもう痺れるというか悶えるというか…以前CDで聴いたときはここまで気持ちよくはなかった気がするんですけどね。気のせいかな。

 ハイレゾだから音がいい…のか、リマスターだから音がいいのかはわかりませんけど、こちら金曜日の夕方に買って、土曜日・日曜日とほぼエンドレスで聴いていましたので、購入早々10回は聴いている。これだけで充分17ドルの元は取ったようなもんです。

 ツェッペリンもそうですが、あの当時録音されたロックンロールには、まだ私達が聴いたことがない、沢山の音の情報が詰まっているんだなと思いました。ハイレゾ、楽しいですね!

PARTY TIME/ClariS

P6080093.JPG 「クララとアリス」だから「ClariS」ってのは、アリスさんがこのアルバムで引退するって聞いて初めて知りました。なので今回のアルバムが現役ユニットとしては最後のアルバムだそうです。
 で、どうせ開けないくせに「限定版フィギュア付き」とか買っちゃうんだよなぁ〜(笑)

 さっそくリッピングして聴いてみました。

 いいですねぇ、どことなく人工音静的でありながらも、時折少女っぽさがチラ見される歌い方はなかなかクセになります。今回のアルバムも色々なアニメの主題歌が収録されているようですが、残念ながら一曲たりとも知りません(笑)。なので、個人的にはオリジナルアルバムを聴いている気持ち。

 本アルバムを持って、今までのクラリスは終了ですが、もうひとりの「クララ」ちゃんは、まだ音楽活動を続けていくそうです。楽しみですね。つか、どっちがアリスでどっちがクララなんだろ。

OLYMPYS XZ-1



▼2014年06月08日

ブリリアントクラシックス・Simeon Ten Holt / Canto Ostinato 12枚組

R0322441.JPG 私が聴き始めた頃に比べると、最近はSimeon Ten Holtの音源がとても入手しやすくなってとても嬉しいです。
 今流行のハイレゾ音源こそまだ発売されていませんが、iTMSやamazon mp3での販売、そして何とCanto Ostinatoのアナログレコードなど、全てに手を出していたらお金がヤバい感じ。

 今回のCD BOX〜個人的には「Canto Ostinato地獄BOX」と呼んでいるのですが〜に付いては、是非買おうと思っていたのですが、なにぶん12枚組なので割安とは言え、国内のタワレコなどでは7,000円を超える値段で売られており、すこし様子を見てみるか…と買うのを控えていたのです。

 しかし、発売日を過ぎて暫くすると、アマゾンで海外からCDを出品しているマーケットプレイス業者で、送料を含んでも3,000円台で出品している業者もチラホラと出始めて、それならと今回はオランダの業者に発注してみました。そして、注文からおよそ1週間位で日本に到着。先週到着しましたので、早速リッピング。まだ発売されて間もないせいか、あるいはやはりマイナなのか、12枚のうち半分以上はCDDB未登録でしたので、自分でタグ打ちを行い、何とか全てライブラリに格納したのが今週末。なので当然まだ全ての曲は聴いていません。

 とはいっても、ナンバリング前半のCDについては、既に持っているCDと同じ音源なので、今すぐ聴く必要は無く(音質の違いはどうだ?とかめんどくさい事気にすればまた別ですが)、本BOXの目玉はやはり後半。
 オルガンとピアノバージョン、オルガン独奏、ピアノとマリンバ、マリンバ独奏、ピアノの多重録音、そしてシンセサイザー版と、CD化されたアルバムを持っていないバージョンがあるのでとても楽しみだったのです。
 特にマリンバ版は、なかなか美しい演奏ながら、CDがあっという間に売り切れて、そのまま再販もかからない状態なので、それだけでもこのベスト盤を買う意味がありました。あと、シンセサイザー版というのは初めて聞いた。そそ…オルガンの独奏版は半年位前にCD買いました。

 つことで、まずはマリンバ版とシンセサイザー版を聴いてみました。
 聴いてみると、打楽器のミニマルって気持ちいいですね。コレはとても良かった。また、シンセサイザー版のシンセが、予想を裏切るチープさだったのでびっくりしましたが(シンセというよりMIDI音源的なw)、コレはコレでなかなかのもの。たまりません。

 初めてSimeon Ten Holtに触れる人にとっては、12枚組で1種類の曲しか入っていないというマニアックさからちょっと敬遠しがちなBOXですが、楽器が変わる事により、知った旋律の感じ方、解釈が色々と楽しめる上に、現在の時点では彼のアルバムの中では比較的入手のしやすいこともあり、ミニマル入門としてもオススメしておきます。

RICOH GR


Led Zeppelinのハイレゾ解禁!

 ようやく解禁になりましたね、Led Zeppelin/I〜IIIのハイレゾ96kHz/24bit音源。今のところHDtracksで買えるようなので、私もサクッと1枚買ってみました。買った音源はLed Zeppelin IIIのスタンダード版。お値段は19.98ドルとなっております。

 実は今までの人生で、Led Zeppelinをちゃんと聴いたことは殆どなかったんですね。しかし、ちょっと前から何となくツェッペリンの曲聴きたくなって、友人に相談したらマザーシップなるベスト盤からの入門を進められてチマチマと聴いていたトコロ。

 つことで今回のハイレゾ音源から、ようやくオリジナルのアルバム編成で聴くことになったのですが、さすがに三枚同時に買うお金はないし、デラックス版を買うお金もない(Iはデラックス版買ってみようと思いますが)。なら、まずはふとアタマに思いついた「移民の歌」が収録されているIIIから遡るかなと。のこりは月1ペースで購入していく予定です。

 早速ダウンロード購入。そしてZX-1に入れて聴いてみたのですが、確かにコレはすごいですね。正直ハイレゾだからいいのか、リマスターだからいいのかわかりませんけど、以前買ったマザーシップよりはるかに音が良い。あまりにも気持ちよいので、購入日はそのままずっとエンドレスで聴いていましたよ。

 とりあえず、Led Zeppelinのファンで、ハイレゾ音源を再生できる環境をお持ちの方には、自信を持ってオススメできるアルバムでした。

▼2014年05月07日

Canto Ostinatoのアナログ盤

R0322175.JPG 私の中で、ミニマル曲はどうもアナログレコードに向いていないのではないか?という疑惑があったんですよね。繰り返しの長いフレーズは、普通のPOPS等と違い、必ず曲の途中でA面B面の切り替えが必要になるし、それによくある現代っぽい曲というのは、案外ワウフラッターが気になる。いや…これは自分がたいしたプレーヤー使っていないからって事なんだけどね。

 と思いつつ、アナログのあの生々しい音で、Simeon ten holt爺のCanto Ostinatoを聴いてみたい。聴いてみたいなぁ〜なんて思っていたら、なんだか知らないけど、突如2台のピアノ版のアナログ版が発売になっていました。ゾンアマでも売ってましたので、思わず注文。2枚組なので4,565円。ま、昨今のアナログ事情を考えれば安いもんだと思います。

 で、プライム注文した翌日に正方形の段ボールに入って家に着弾。その日は夜遅かったのでそのままでしたが、翌日の朝、眠い目を擦りながらターンテーブルにレコードを載せて、針を落としてみました。

 いやーやはりアナログは良い、とても良いです。
 私は普段、MAJIK DSで音楽を聴いているのですが、デジタルの音もたしかに良いですが、アナログのこの音の気持ちよさというのは、本当にすばらしい。普段はなかなか全てを通して聴かないCanto Ostinatoでしたが、その日だけでA面からD面まで立て続けに3回も聴きまくってしまいました。なんせ1回(曲)聴くのに70分以上かかりますからね。その日は210分以上立て続けに音楽聴いていたことになるのか。

 その後も、休みの日は毎日のように聴いています。このアナログだけで、私が一生の間に最後まで聴き通したCanto Ostinatoの回数を上回ってしまいそう(笑)

 とまぁ、アナログって、実にいいですね〜という話でした。

RICOH GR


▼2014年02月28日

音楽って全然死んでないよね、むしろ黄金期じゃないの?

R0320629.JPG 一攫千金を夢みる歌手志望の人や、単一種類の円盤を100万枚プレスしていればお金になっていた音楽業界人達の気持ちはわかりませんけど、今、巷の音楽って凄く面白くなっていると思うんですよね。

 都内のタワーレコードや、インターネット通販、あるいはインターネット系の音楽紹介サイトなど読んでいると、もう欲しい音源で溢れていて、多分今の私は若い頃よりも色々な音楽買っているのではないかと。

 ジャンルとしても、一般歌謡曲やロック、POPS、アニソン、クラシック、ジャズなどに収まらない、従来の流通ではあまり積極的に販売されてなかった種類の音楽が、インターネットなどでどんどん紹介されるようになって、一部のCDショップでは積極的に販売されるようになってきました。

 ということで、写真はここ2〜3ヶ月で買った、従来のジャンルだと区分けしにくいと思われるCDをあつめたもの。1枚アニソンっぽいジャケットのCDありますけど、アニメとは関係ないです(笑)。まだまだ沢山ありますけど、寝る前にハタと思い出してかき集めただけなのでこんなもんで。

 個別では紹介しませんが、例えば写真右上にあるシンプルな男性のイラストが描かれている2枚。こちらは岩村竜太氏が1週間に1曲、半音ずつ音階を上げていって作曲したという曲。Sunday ImpressionとMonday Impressionというアルバム2枚でひとつのピアノ組曲が完成するというCDです。シンプルで静かに抑揚の効いたピアノ演奏に痺れました。

 こういう不思議な音楽って、従来の流通ではなかなか売りにくかった。
 何故なら売る側の棚の何処に配置すればいいかハッキリしていなかったからです。また、CD制作と宣伝にコストがかかった以前では、ある程度の販売数が見込めないと、そもそも売り出されることすらありませんでした。
 例えばこのCD、昔からのCD屋さんで売るとしたら何処の棚に入れるでしょう。クラシックではない?それともイージーリスニング?あるいは教則CDなんかの棚に入ってたりして…。

 このような私が好きなインスト曲、あるいは単一のジャンルに属していないクロスオーバーな音楽でも、今では気軽に少量プレスCDが制作できるようになったおかげで、作曲者が直接インターネット上で販売したり、あるいはプレスしなくても直接ダウンロード販売を行ったり出来るようになりました。
 また、その音楽を伝える手段についても、従来のようにお金のかかる宣伝をせずとも、インターネット上で積極的に自分のサンプル曲を公開出来るようになり、昔みたいにCD…いや、作った音楽を沢山の人に聴いてもらうためのコストが劇的に下がっているのです。

 それに割を食っているのは、ヒット曲を作り出して同じ商品を何十万枚、何百万枚とプレスすればちゃりんちゃりんとお金が入ってきたシステムに慣れてきた従来の音楽業界人、アーティストじゃないのかなと。そして、そういう人達が率先して「音楽は死んだ」「音楽業界は不況だ」と、まるで自分のお財布の中身しか心配しないかのように、業界を嘆いています。

 でもね、もちろん音楽を作っている側の人達にとっては大変な時代だとは理解しますけど、自分としては、今の音楽シーンは様々な種類の音楽で溢れている黄金期なのではないかなと思いますよ。
 
 私は、こういう音楽を聴きながら、ボカロとか歌ってみたとかチェックしつつ、アニソンチェックして従来のクラやJAZZ等も追っかけてるんです。とてもお金と時間が足りませんよー。

 なので私はここで宣言しますよ。音楽は全然死んでません、むしろ今黄金期です。そしてこの先、どんどん様々なジャンルの曲に気軽に触れられる素晴らしい時代が続くはずです。なのでこれからは「音楽は死んだ」とか、不用意に使うのはやめようね!

RICOH GR


Sunday Impression/岩村竜太
Monday Impression/岩村竜太
Tia Carat

▼2014年01月13日

SONY ZX-1

P1138992.JPG 今までずっと、ネットワークウォークマンをDisってきた私ですが、小室哲哉も認めた(?)コレは認めざるを得ません。試聴機で聴いて、確かにすごい音だと思いました。

 つことで、市場では品切れが続く中、辛抱強く予約待ちをしていて、ようやくお正月に入手。公式では「バーンインに100時間」と書かれていまして、まだ100時間は聴いていないような気がしますが、とりあえず簡単にご紹介を。

 このZX-1、なにやらオリンパスのデジカメと間違いそうな形式名ですが、SONYが現状で高音質化のDAPにできる事の全てを突っ込んだそうです。
 そのため、定価は何と74,800円。公式サイト見てもらえばわかるとおもいますが、DAP(デジタルオーディオプレーヤー、以下DAP)にはあるまじき高品質大型コンデンサを搭載したせいで、おしりがでっぷりとしています。また、ミニステレオ端子の真鍮もすごいですね。このパーツだけでいくらかかってるんだろ…と、見た目からしてヤバい感じのネットワークウォークマンです。

 かつても、ソニーのネットワークウォークマンというと、それなりに高音質を売り文句にしてきた機種があったのですが、私が店頭で試聴する限りはみんなダメというか、ハッキリいってiPhoneの方が音が良い。特に「ソニートーン」とも言える、あの不自然な高域と中低域のキャラクタは許しがたいモノがあります。
 しかし、このZX-1はさすがに格が違いましたね。キャラクタこそソニーそのものの音ではあるのですが、そういった「好き嫌い」の評価を覆すほどの緻密な音楽表現にはすっかり参りました。特にハイレゾ音源を再生したときのあの自然で伸び伸びとした音像表現は、ちょっと他では味わえない快感です。
 今までウォークマンの音をクソだのタコだのお前の母ちゃんデベソwだの散々Disってきた私ですが、店頭で数回試聴した結果購入を決意。ただ、商品はバカ売れで在庫ありませんでしたので、予約扱いでしたけどね。で、ようやくお正月になって手に入ったという訳。


●さっそく音楽を転送するのん!

 私はマカーですので、ソニーのMedia Goというソフトウェアは使えません…が、今のソニーは随分マカーにも寛容になったようで、Content Transferといわれるファイル転送ソフトが用意されています。
 起動すると,デスクトップ上にウォークマンのイラスト付きのウインドウが出てきて、そこに転送したいファイルをドロップすると、それぞれが必要なフォルダに振り分けられて転送されます。始めは「面倒かな?」と思ったのですが、iTunes上からプレイリストをそのままドラッグしても、必要な曲とプレイリストが転送されますので、なかなか便利。
 ちなみに、doubleTwistという、MacのiTunesとウォークマンを同期するソフトもありますが、ALAC形式のファイルの同期に失敗したり、訳わからず落ちたりと、全く安定しませんので、私は使っていません。

 ZX-1の容量は128GB、実容量で110GB位だったかな?普段iPhone 64GBで同期しているプレイリストを全て突っ込んでもまだ余裕があります。そしてファイル転送が速いです。初回で60GB位の楽曲転送を行ったのですが、大体1時間程度?iPhoneだと到底こんな時間では終わりません。

 ZX-1はAndroid4.1端末なので、お好きな音楽アプリが使えるのですが、Androidの音声出力を通さずに音楽再生出来るアプリは、今のところ標準アプリだけだそうです。ま、コレで特に困る事も無いですけど。

 ただ、アプリの使い勝手については、iOSの標準音楽アプリに比べかなり劣ると思いますね。特に単曲の再生から、それに属するアルバムへの遷移がないのが気になります。あと、画面のセンスはね…ま、これは言っても仕方ないので止めとくか。


●音楽聴くのん!

 つことでいよいよ音楽再生。
 正直言って、購入後開封したばかりでの音楽再生はかなりガッカリしました。いわゆるウォークマン的…というか、あの嘘っぽい高音質感ね。コレは酷いという感想ではありましたが、ま、バーンインで化けると判っているので我慢します。ユーザーの中には、速くバーンインを終わらせるために、夜間や仕事に行っている最中など、大音量でガンガンに音楽かけっぱなしにしているという人もいるようですが、これも楽しみっちゃ楽しみだと思いますので,がまんがまん。

 大体、2〜3日後くらいからですかね。音がなめらかというか、重心が座ってきてガッチリしてきたのは。キャラクタ的にはソニートーンではありますが、なかなかいい感じです。これよこれ。試聴機で感動した音は。
 今では2週間位経っていますので、更に音が変わっている気がしますが、2〜3日後に少し大きく音が変わった以降は、今のところ音の変化は小さいです。この先更に良くなるのかな?

 手持ちのイヤホンで色々試してみたのですが、今のところ非常に相性がいいと思うのは、開発者も隠れオススメ(?)している、MDR-EX800STでしょうか。こちらのイヤホン、従来はどうも解像度の主張が大きくて少しカリカリしている感じがしていたのですが、ZX-1で鳴らすとかなりいい感じ。
 K3003は、そりゃすごいです。ただ、こちらは相性というか、何で聴いてもすごいイヤホンなので、EX800STで感じる「相性がいい」というのとはまた違うかも。
 その他、ヘッドホンだとATH-ESW10JPNが素晴らしかったデース。

 とまぁ、ZX-1はどんなイヤホンやヘッドホンでも高音質で鳴らせる印象ですが、それなりに相性もあるようですね。

 音質設定では、ウォークマンお馴染みの「ClearAudio+」や「DSEE EX」があります。設定のメニュー階層的にソニーのオススメは、ClearAudio+をオンにすることなのかもしれませんが、正直コレはないな…という感じ。
 DSEE EXは、ハイレゾでない音源の補完再生技術だそうですが、こちらはアリ。ただバッテリ結構食います。公式でどこかに発表がありましたが、コレをオンにすると、30%位余計にバッテリを消費するそうです。


●外で使ってみるのん!

 つことで、ウォークマンなので当然街に持ち出して使ってみます。いや〜モバイル環境でこんなにいい音聴けるなんて幸せだわ〜と油断してはいけません。これ…バッテリ食い過ぎだろオイ!

 リチウムイオン電池は、新品状態から活性化するまでにしばらく時間がかかりますので、初期に何度か充電サイクルを繰り返すと少しは駆動時間伸びますが、にしても、音楽アプリで音楽聴くだけで、自宅から会社まで行くのにバッテリ消費50%台には笑いました。
 実際、通勤中に電車に乗って音楽聴いて歩いてる時間は、正味40分くらいだと思いますので、このペースだと1時間ちょっとしか保たない…。

 その後、1週間位してからバッテリ駆動時間については少しはマシになった気がしますが、カタログスペックにある充電池持続時間(?)である32時間保つことはあり得ません。DSEE HXオンの状態で音楽再生のみで、せいぜい3〜4時間じゃないですかね。ま、これだけ聴ければ通勤途中に困ることはないのでいいんですけど、遠くにお出かけ…みたいな場合は、別途モバイルバッテリ必須だと思います。


●アンドロイド端末としてはどうなん?

 近頃のハイエンドウォークマンの例に漏れず、ZX-1もAndroid端末です。バージョンは4.1。ただ、載っているCPUなどは、二世代前のスペックなので、あまりAndroid的には期待しない方がいいかもしれません…が、ingress入れてみてコレはすごいと思いましたよ。今まで世のアンドロイド端末はクソだのタコだのお前の母ちゃんデベソだのww散々言ってきましたが、クソでタコだったのは、MotorolaとGALAXYだったんですね。反省します。

 とにかくGPSの掴みが速いので、最近少し倦怠気味になってきた、イングレスのレジスタンス解放運動も捗りそうです。ただ、イングレス起動してるとバッテリマッハで消費しますけど(笑)
 ちなみに、ZX-1で聴くイングレスの効果音はすごいです。バースターぶっ放したときとか、ちゃんとステレオでレゾの破壊音があちこちから聞こえてくるのね。また、被害効果によって音の出方も違ったりしているようで、比較的高い音での破壊音や、ズシンと響く破壊音など、効果によって何種類かあるようです。カッコいい!

 当初はアカウント設定しないまっさらなAndroid端末として使おうかと思っていたのですが、それなりに高価な端末だし、Googleアカウント設定しておけば、Googleマップ上で端末の位置確認やロックが出来ますし、そもそもイングレスをインスコしたので、やはりアカウント設定します。
 それでも、メールやツイッタなどの基本アプリしかインスコしていませんけど、音楽再生中にこれらのアプリが通知情報吐き出すと、音楽再生が途切れたりするのは、ま…愛嬌ですかね。こういうのiOSではあり得ないけどね。


●うちはなぁ…ライバル、ライバルのDAPも熱いと思いますが!

 考えてみれば、イヤホンで10万以上する価格帯の製品が売れている訳ですから、74,800円のこのDAPが売れない訳はない…訳で、ソニーのような大手は参入していませんが、以前から高価格帯のDAPはそれなりにありました。

 2chでさっそく叩き合いになっているのが、Astell&KernのAK120
 ネットでの悪口合戦を読むと、AK120の方がより自然でフラットな音らしいですが、以前こちらの機種の前身であるAK100を聴いたときは「あ、音いいね」ってだけの感想だったので、ああいう味付けの延長線にある音なら、個人的には興味ないかな。
 もちろん新機種は音質もアップしているんでしょうけど、意外と初回機のキャラクターって、世代変わっても変わらないんだよね。そういう意味ではこのZX-1も、ソニーらしい音の延長上にあるし。

 もう一つが、iBassoのHDP-R10
 これは申し訳ないけど、買う寸前までいった(笑)。ただ、私が買おうか検討している段階で、丁度本体のファームアップデートが行われて、アンドロイド端末ながらアンドロイドマーケット機能が止められたんですよね。ま、音質のことを考えれば、仕方がない事なのかもしれませんけど(ZX-1ですらAndroidの割り込み処理で再生途切れるし)、アンドロイド端末なのにアプリインスコ出来ないとはなぁ…と考えてるウチに物欲消えました(笑)
 ただ、こちらの再生音は素晴らしかった。ずしりと腰が据わった広大な音像表現は、よりオーディオ的な快感をもったDAPだと思っています。そろそろ新機種が出るのか、それともこのまま終わるのか。個人的にはもっと進化してほしい機種ですね。

 その他、ライバルとは違うかもしれませんが、主にiOS機器からデジタル出力を取り出して増幅する機能を持った、ポータブルアンプも数多く存在します。
 全てを聴いている訳ではないので余り偉そうな事は言えませんけど、それらのペアなら音質上ZX-1を凌駕する組み合わせは多数あるのでしょうが、ZX-1は単体で済む事に意義があるのではないかと。
 私もiQube持ってまして、買った当初はiPodとの組み合わせは最強!だと思っていましたが、だんだん面倒くさくなって持ち出さなくなりました。あれに準ずるクオリティをZX-1は単機で実現してると思えば、すごいことだと思います。


●で、結論はなんなの〜ん?

 つことで、つらつらと書いてきましたけど、結論としてZX-1の話題は、74,800円というふざけた価格ばかりが先行するようですが、考えてみれば、昔のモバイル嗜好なオーオタは、当時としてはクソ高価だったWM-D6とかWM-DD9とかD-E01とか必死で手に入れてモバイル高音質再生を楽しんでいた訳で(全部持ってますがw)、それらの機種が当時で軒並み4〜6万円したことを考えると、このアベノミクス時代に74,800円とか屁みたいなもんすよ(嘘)

 この金額でこれだけの音が外で楽しめるんですから、本当に時代は進歩してるなぁ…と思います。久しぶりに「ソニーさん、ありがとう!」といいたくなる機種でした。

 写真はZX-1本体と、下は純正付属ケースが使い物にならないので、オシャレな雑貨屋さんで買った布製のケース。ゴルフしてる人や自転車に乗っている人の柄がカワイイです。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2014年01月01日

田舎のルイス・アンドリーセン?のんのんびより・オリジナルサウンドトラックを聴いた

P1010047.JPG ちょっと前に放送が終わった、アニメ「のんのんびより」のサントラです。2枚組で3,000円。

 このアニメ「にゃんぱす〜」などの流行語を生み出し、何と今年のアニメ流行語大賞の金賞をかっさらっていきましたが、もちろんキャラも可愛かったですけが、特に素晴らしかったのが田舎の風景と音楽。

 思えば私の場合は、アニメ第1話冒頭に流れた「陽だまり道とれんちょん」という音楽とシーンのすばらしさの勢いで、このアニメ全12話を見続けちゃった様な気がします。

 アマゾンのレビューにもありますが、このアルバム、特にメインテーマらしいメロディーはなく、数多くの細切れながらもゆったりとした音楽が、全57曲収録されています。
 個人的には、nano.RIPEが歌うOPテーマだけが雰囲気壊してる感じ。

 で、Facebookでも当時興奮して書いてますが、冒頭、れんちょんがフルート吹きながら歩いているシーンの音楽が、素晴らしいと思うのです。この音楽聴くと、現代音楽家のルイス・アンドリーセンが作曲した、メロディ(音出ます)という曲を思い出します。ちなみにこの曲を聴いたときのコメントは、古いサイトの音楽紹介ページ「99/11/04」に書いてあります。

 しかし、設定年齢では小1なのに、歩きながらこんな演奏をしてしまうとは…れんちょん天才過ぎ!ちなみにアニメの中では、他にも絵が超絶的にうまいという設定になっていますので、ひょっとして、れんちょん将来芸術家になるのんなー。

 アニメのサントラらしく、細切れな曲が多いのがちょっと残念ですけど、個人的な2013年度アニメサントラランキングで、少なくとも銅メダルは取れるな…って位、よいアルバムでした。聴いていると、気分はのんのんとゆったり出来ますよ。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年12月31日

Suika/サザンオールスターズ

PC310042.JPG もう発売されて20年以上経つのかな。我らがサザンオールスターズの完全限定ベスト盤、Suika。

 当時の私は、なんだかんだで発売日にレコード屋(当時はまだギリギリレコード屋さんだったと思う)に行けば手に入るのかと思っていたのですが、全て全滅。どうやら本当に予約分のみで完売だったみたいです。

 仕方ないので地元のレンタルCD屋さん(まだTSUTAYAではない)に行ってレンタル、当時は3HEDカセットデッキを使い、メタルテープにダビングしましたよ。バイアス調整や感度調整バッチリやって。

 このアルバムの素晴らしいことは、当時まだCD化されていなかった…あるいは当時で既に廃番扱いになっていたシングル曲を含めた、サザンのヒット曲を網羅したベスト盤だったということ。今でこそレア度は下がってますが、当時は本当にこのアルバムじゃないと聴けない!って曲も結構あったんだよね。
 そして、聴いてみるとわかるんだけど、まさにベスト盤の決定打というか、世のベスト盤CDの見本とも言えるような絶妙な選曲。本当にこの収録順で全て聴きたい!と思えるほどの素晴らしい構成でした。私も、本当に何度も、テープがすり切れるような勢いで聴きまくりましたね。取り立ての免許で運転するクルマのカーオーディオで。

 つことで、このSuika、ずっと値段が下がったら買おうと思って履いたのです。しかし、さすがはサザンというか、完全限定版というレア度が効いているのか、今まで売られている中古相場では、当時の定価(10,000円)を下回ることは皆無で、パッケージのスイカ缶+トランクス&パンティの付属品無し状態ですら、相場が15,000円以上と、ちょっと手が出ない状況になっていました。

 これは、サザンオールスターズの全アルバム+全シングル曲がリマスター化された後でも変わりません。というか、現在では、これらのアイテムを利用して、プレイリスト上ではより高音質なSuikaを再現できるにも関わらずです。それだけ、このアルバムにはパッケージとしての魅力が備わっていたんでしょうね。

 で、このSuikaですけど、ようやく…本当に20年越しで無事中古でトランクスとパンティ付属品無しですが、缶付きで入手することができました。お値段も無事定価を下回ってます。

 つことで、今年の大晦日はサザン祭りです。それでは皆さん、良いお年を!

OLYMPYS XZ-1


Murmuration/JO MANGO

PC310035.JPG アルバムのほとんどが真夜中に書かれたという、幻想的な楽曲の数々。イギリスのトラディショナルフォークとしてマニアに人気の、Jo Mangoのアルバムを買ってみました。

 1曲目の「The Black Sun」という出だしの曲から、美しく、そして少しかすれた感じのリアルな声が迫ってきてもうたまりませんです。
 他、全編に亘りシップルなアレンジっぽい中、様々な凝ったエフェクトや処理も楽しい。

 ちなみに輸入盤っぽいCDですが、歴とした国内盤。というか、国内盤はボーナストラックとして3曲の追加曲があるそうなので、直輸入でなく国内盤買いました。ま、値段も高くなかったし。

 真夜中の山奥というか、平原のなかの、むしろ静寂がうるさいような雰囲気の一軒家で、じっくりと聴いてみたいアルバムでした。

OLYMPYS XZ-1


Murmuration/JO MANGO

ガルパンのハイレゾ買ってみたよ!

R0320327.JPG 最近のオーディオはすっかり「ハイレゾ」ブーム。

 しかし、この手の「高音質音源」って、いつまで経っても錆び付いたクラシックやジャズの名盤がリマスタされるばかりで、レコード会社って客舐めてるのか?みたいな状況が長く続いています。

 既に海外ではHDTracksなどで、ロックンロールやポピュラー音楽などが、どんどんハイレゾ化され、販売されているのです。
 そんな中、日本は遅れているどころか、日本人が直接HDTracksから音楽を買う事をブロックまでしており、世界のハイレゾ+DRMフリーの流れから、むしろ退化しているという印象。

 しかし、最近のPCオーディオやヘッドホン/イヤホンリスニングの盛り上がりで、少し状況が変わってきたようです。
 ここ1〜2年、日本の音源販売サイトでは、モーラe-onkyo musicでは、クラシックやジャズ以外にも、私達が良く聴くPOPSなどの販売音源が、続々とハイレゾ+DRMフリー化されてきて、相変わらずのぼったくり価格であること以外は、それなりに状況が改善されてきています。

 つことで、PCオーディオやヘッドホンと言えばアニソン(笑)
 つか、これらのオーディオを支えている人達が、結構な割合でアニソンなどを嗜んでいることは間違いなく、そのせいか、ここ数年のアニソン業界は急速に進歩しています。音楽的進化…はともかく、今のアニソンは音楽好きなら聴かなきゃ損な感じ。

 で、前置きが長くなりましたが、この度ガルパンの48Hkz/24bitハイレゾ音源が発売されたので、思わず買ってみました。お値段は3,200円、CDと同じ価格ですね。WavとFlacフォーマットがありますが、私はFlacの方を買い、すぐにAlacに変換。早速LINNのMAJIK DSで聴いてみたよん!

 とりあえずオーマニの定番として、CDの44.1KHz/16bit音源と比較してみましたけど、思った程差はないかな。管楽器などの余韻部分は、さすがハイレゾ音源の方がなめらかで密度感がありますが、ハイレゾ聴いちゃうとCDなんてダメダメよん!って程でもありません。

 実は、往年のclassicやjazzの名盤が、ハイレゾ化によってグッと音質アップしてるのは、むしろリマスタ処理のお陰だとも言えます。なので、こういった最近の技術で録音された音源が、それぞれほぼ等しい年代の技術でリマスタされ発売されるというのは、ハイレゾ化による恩恵を確認する良いサンプルになるのではないかと思いました。

 あ、ガルパンのサントラそのものに触れておくと、CD2枚組総トラック数50の中に、大編成の行進曲からロシア民謡、盆踊り、いかにもなアニソンと、様々な音楽が収録されています。近年のアニメサントラの中でも、傑作に入るんじゃないかな。アニメ音楽への入門としてもおすすめですよ。

RICOH GR


▼2013年12月28日

Voice of Trees/lubomyr melnyk

PC280020.JPG lubomyr melnykのCDは既に「Corollaries」と「Watchers」っているのですが、どちらもキレイなピアノを主体としたミニマルアンビエント系でした。

 しかし、今回購入した「Voice of Trees」は、初期のライヒを彷彿とさせるような、複数の楽器による混成の、アップテンポなミニマル曲です。ライヒやケージが好きな人は、こちらも楽しめるのではないかと。

 ま、これ以上は特に語る事もないのですが(笑)、よいアルバムだなぁ…と思ったので皆さんに紹介したくなる、そんなエントリでした。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年12月16日

ATAK 020 THE END

PC168889.JPG ただでさえ天使のミクさんがパリでヴィトンでシャトレ座で…と話題になった、渋谷慶一郎氏が初音ミクを起用して話題のTHE ENDというオペラCDです。

 どんなのかな?と、タワーレコード新宿店10Fで試聴してみたのですが、1曲目の「overture」が、ミクさん音声がある訳ではないのですが、めっちゃカッコよくて、その場で購入。
 あ、元の作品であるこのオペラ自体には特に興味ないので、どんな内容なのかは全く知らないのですが、曲名で「死」とか「終わり」とかあるので、なんだとか、厨的設定の物語っぽい感じがします。

 音楽の内容については、ミクさん好きが想像するような、軽快で明るいピコピコサウンドとは対極にある、重厚で壮大な…というか、分かりやすく言えばよくある現代音楽っぽい感じ。私は結構気に入りましたけど、なかなか人を選ぶというか、ミクさん好きと言うだけで手を出すと、少し失敗するかも。

 オペラに初音ミクって合うんですかね。そういえば富田勲御大も、新作のオペラで初音ミク起用して話題になったし。

 私は、音楽演奏したり作ったりするセンスも知識も皆無なのでよく判らないのですが、オペラの作曲家が人工音声を使う意味は、もちろん話題づくりも無い訳じゃないと思うのですが、それよりも、不安定である「人の声」という楽器を、完全にコントロールできる事に魅力を感じてるんじゃないかな、と思ったりします。ナマの歌い手と違い、その日の気分や体調の影響を全く受けないですからね。
 どちらが上か下か…という話ではなく、そういう意味で「人工音声とオペラ」って、以外と相性イイのではないかと。

 このCD、私はトラック数が全部で12曲の通常版を購入したのですが、その他に完全限定版なる商品も存在します。
 こちらにはオペラで使われた曲が全て完全収録!CD2枚でトラック総数は計16曲あるのですが、何せ価格が、通常版2,500円に対して、完全限定版8,980円(タワレコ新宿店調べ)
 限定版には「完全生産限定:LPサイズBOX、EPサイズ・フォトブック(100P超)、カセットサイズ・ブック(台本完全収録)2CD+1DVD、ライナーノーツ:茂木健一郎、蜷川実花、高橋健太郎、鈴木哲也(ハニカム編集長)、ジャン=リュック・ショプラン(パリ・シャトレ座支配人)他(以上Amazonの商品情報より)とありますけど、私は音源以外は全て興味ないので買いません。

 仮に完全限定版音源だけ2枚組で4,000円とかだったらそっち買ってましたが、いくら限定版とはいえ、さすがに通常版の三倍以上とは…ボッタもいい加減にしてほしいモノです。

 つことで限定版通常版の話はともかく、収録されている曲はダークでカッコよいので、少しアダルティーなミクさんを聴いてみたい方なら、きっと楽しめると思いますよ。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


オーディオ忘年会2013@亀戸

R0320246.JPG もうすっかり年末ですね。

 つことで、今年も開催されました、オーディオなのか自転車なのか艦コレなのか(これは二人だけかw)よく判らない忘年会。
 普段引きこもりな私としては、普段よくお会いする方から、毎年この会でしか会わない方など、いろいろな方と一緒にお会い出来るのが楽しいです。

 今年のお題は…なんだったかな?
 それぞれの現状報告と、某S氏がまたやたらとレアなカートリッジを持ってきたのとか、某W氏が遂にLP-12+AROなんて日本で何台あるんだ?的プレーヤーを手にしたこととか、某NB氏がブルベで九州を1,000キロ走ってきたこととか…。あ、今回は北海道のANI氏も電話参加してくれました。

 他、LINNのExaktの話とかね…。LINNがあのままいくと、将来はフォノイコ…いやいや…LP-12本体にデジタルアウト付くのでは?…的雑談も、このメンバーで話すとなかなか現実味を帯びてきます。どうなるかは知りませんけど、ちょっと夢のある話かも。

 つことで、この忘年会も今回でおそらく13〜4回目になるんでしょうか。当初は若造だった参加者も、すっかり出世して貫禄が、とならないところが面白いところ(笑)

 いつまで続く会なのか分かりませんけど、ずっと続いてくれるといいなと思った、亀戸の夜なのでした。

RICOH GR

▼2013年12月15日

Queen Orb USB 買ったよ

PC148824.JPG この手のUSB音楽セットというのは、以前ビートルズのりんごUSBを買いましたが、今回はそれに続いてQueenです。

 こちら、私がLINNのDSを買うまでは、商品の存在を知りませんでした。「ビートルズがUSBメモリでハイレゾになって売られているんだから、他のアーティストも売ってないのかな?」みたいな気持ちで検索したら、この商品の存在を知ったという感じ。
 ただ、発売は今から2年前の2011年12月と、二年前の上に限定商品だったおかげで、もちろん市場では売り切れ。たまに中古で出るみたいですが、なんせ物理的にデータが劣化しないUSBメモリ、最近では定価の29,800円よりもお高い値段で取引されているようです。

 ま、手ごろな価格で発売されたらその時買おうかな…と思っていたのですが、先日、我らがユニオンで24,800円で売られているのを偶然発見!早速ゲット致しました。

 どーでもいいけど、購入後ついつい相場チェックのつもりでネット検索したら、Amazonのマーケットプレイスで、ユニオン様が同じ商品を35,000円で発売してまして「○○店店頭でも発売してます売り切れ注意(私が買ったのはその店頭だw)」とあり、半日位したら在庫切れしたので、案外コレだったのかな?ま、深い詮索は止めておきましょう。

 早速家に帰ってMacにデータを取り込み!と思ったのですが、あれ…一部のファイルというか、結構な数のファイルが「エラーのためコピー出来ません」という警告が出ます。
 念のため店頭では「USBメモリが破損していた場合は返品出来る」事を確認していたので、こりゃ返品かなぁ…と思いつつ、該当ファイルを見ると、何となくピンときました。これ、Macだと読み込めないFlieっぽいなと。
 早速VM FusionでWindows7を起動して、そちらを経由してMacへデータを送ると、無事全てのファイルが取り込み可能となりました。これ…商品案内には「対応OS:Windows / Mac OS」とか思いっきり書いてありますけど、大丈夫なんですかね。みんな困ってないのかな?と思ったら、Amazonでまさに「ファイルが読み込めません」というレビューが上がってます。もしマカーの方でこの商品買ってしまった人は、友達のトザーに頼んでファイルコピーしてもらいましょうね。

 コピー後はファイル変換です。というのもこのOrb、ファイル形式が24bit/48KHzのwav形式なんですよね。さすがにwavではタグ付けが出来ませんので、全てALAC形式に変換。一度間違えて24bit/44.1KHzに変換してしまったので、再度やり直しなんていうオチがつきましたが、無事Queenのハイレゾ音源を楽しむことができました。

 音質的にはどうなんでしょうね。地球最高音質などといわれていたビートルズUSBと違い、QueenのアルバムはSACDでも発売されていますし、e-Onkyoでは24bit/96KHz形式でダウンロード販売も行われていたようです。ただ、今時SACDは現実的ではありませんし、e-Onkyoは得体の知れないDRM付きのゴミデータな訳で、当然買うはずがありません。なので、実用的ハイレゾデータとしては、このOrbがQueenのハイレゾスタンダードと言えるかもしれません。
 ただ、ハイレゾではありますが、音質的評価は必ずしも上々との評価でもないようで…ま、この辺は様々なリマスタリングディスクが発売され続けているQueenならではといえるかも。実際CDの16bit/44.1KHzと、Orbの24bit/48KHzで、普通のオーディオ機器で再生したとき、どれだけ音質面での差が付くのか…ってのもありますし。

 にしても、私が既に所有している、新たにリマスタリングしたとかなんだとかではないCDよりは全然音質はいい訳で、なかなか満足です。価格にしても、アルバム1枚単価で約1,653円。これで全てハイレゾなんですから結構おトクではないかと。

 ただ、このOrb、モノとしての高級感は、以前のビートルズUSBと違ってかなり劣りますね。商品写真で見ると、Orbの表面は金ぴかでそれなりに装飾が施されており高級感あるように見えますが、実物は100均で売られている小物入れ風なダサさで、上に装着するUSBメモリ部分も、本体のオーブ(?)がちゃんと密着せず、結構ザツな作りです。外に出して飾っておきたくなるような佇まいは全くないですね。ま…いいんですけど。
 
 中古相場では、最近だと定価よりも数千円〜1万円程度上乗せされた価格で発売されていることが多いようです。オークションなどの取引履歴を見ても、大体定価前後程度が多いみたい。この記事を読んだ上で購入するのであれば、例え定価買いだとしても、音はいいのでそれなりに満足感は得られると思いますが、マカーな人はご注意なのと、モノとしての高級感は期待しないで下さいね。
 あと余談ですが、収録されている「A Night At The Opera」内の「Seaside Rendezvous」、どうやらファイル名というかトラック指定間違ってるようですね。確かビートルズUSBでもタグデータの間違いありましたけど、さすが輸入製品、結構おおらかな感じw。

 ビートルズのUSBが発売されたときは、その話題性から、様々な大御所アーティストのUSBメモリハイレゾデータの販売が盛り上がるのではないか?と思っていましたが、案外追従する商品が少ない印象です。
 私としては、こんな風に様々なアーティストの音源が、ハイレゾデータでUSBメモリの形にシュリンクされて、もっと発売されると面白いなと思うのですが、色々と事情があるんでしょうね。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2013年11月05日

東京インターナショナルオーディオショウに出かけてきたざんす

 今年は出かけるつもりはなかったのですが、miss keyさんの「過呼吸になりそう」という感想を聞くと、やはりLINNのExakt(イグザクト)は聴いてみないといかんかな?と思い、2013 東京インターナショナルオーディオショウへ出かけてきました。

 東京国際フォーラムに入り、簡単な入場登録を済ませ、7FのLINNブースに到着したのは13:45分位?
 丁度14:00からExaktについて山之内先生のセミナが始まるとのことで、座って待機。しばらくするとExaktについてのプロモーションアニメが上映され、その後に山之内先生が登場、セミナスタートです。

 Exaktの音ですが、なんというか実像感がすごいですね。音色についてはやや固い印象もあった気もしましたが、あのコンサートホールにいるような感覚は、私の数少ないオーディオ体験でも初めて耳にするものです。

 おそらく、左右と各ユニットのチャンネルセパレーション、位相が超高精度で管理されているんだろうなぁ。スピーカーの存在はキレイに消えて、目の前に本当にコンサートホールが出現しました。
 私の場合は、位置的に左右スピーカーのセンターにいた訳ではないのですが、それでもあの音像!久しぶりにオーディオに興奮しましたよ。こりゃ過呼吸にもなる…(笑)

 Exaktシステムですが、今のところは、専用スピーカーセット+Exakt DSMという組み合わせでしか使う事しかできません。そのお値段たるや840万円。既存LINNハイエンドシステムを持っている方は、後に何らかのアップグレードパスも用意されるようです。
 仮に84万円ならとち狂って金策しかねませんけど、とりあえずこの価格なら、私の人生には関係ありませんので、悶々ともせず安心なのです。

 つことで、LINNブースを後にした私は、そのまま同じフロアの今井商事さんのブースへ。こちらには毎度お馴染みS氏がいらっしゃいますので、ご挨拶。BURSON AUDIOや、Densen Audio Technologiesを主体に見せて頂きました。

 やっぱり、Naimユーザーとしては、分厚いアルミ引き出し材とか、バカでかいトランスとかキャパシタとか見ると意味もなく興奮してしまう訳で、もう音なんてどうでもいいからくれ!(笑)みたいな気分になってしまいます(あ、バーソンは音も気に入りましたよ)

R0312329.JPG そこでS氏に教えて頂いたのですが、フォーカルの代理店であるロッキーインターナショナルが、何とNaimAudioの代理店に??

 まだWebサイトには掲載されていませんが、インターナショナルオーディオショウで配られたチラシには、取り扱いブランド欄の最後、確かにNaimと記されています。確かに現在のネイムはフォーカル傘下ではありますので、取り扱いの可能性としては多いにあり得ます。おーっ!これは期待ですねー。

 早速、4Fにあるロッキーインターナショナルのブースに行ったのですが、残念ながらNaimAudioに関する情報は全くありませんでした。まだこれからかな。

 個人的には、往年のNaitっぽい形のオールインワンネットワークプレーヤー、UNITIQUTEとか輸入して「日本よ、これがNaimAudioだ!」という意気込みを、オーマニや転売厨達に見せてほしいものだと思いました。

 と、私は結局その3つのブースを見ただけで会場を後にしました。他のメーカーも気にはなりましたが、なんかもう…いっかな、と。
 このへんが、まだまだオーマニとしての修行が足りない私なのかもしれません。

RICOH GR


▼2013年10月28日

アニソンばかり売れてJ-Popが売れないこの時代

 アニソンが売れているらしい…というか、アニメ以外の音楽がサッパリ売れていないらしいです。

 アニメソングが席巻、音楽チャート 変わる業界地図:日本経済新聞

 長年アニソンへ積極的に触れてきた私からすると、ヒットチャートにアニソンが出てくるとか、それだけで胸熱なのですが、最近ではそういうのもすっかり珍しくなくなりました。で、最近のアニソン現象について、やはり皆さん気になるようで、ネットでは以前から色々な分析がされています。

 特に多い気がするのが「ヲタは購買力があるから一定の販売数が見込める」とか「J-Popは価値観の多様化の中で埋没している」や「若者が音楽を聴かなくなった」みたいな感じ。AKBとジャニーズ商法で業界が焦土化している…みたいなのもあります。

 上記の理由、どれも当たっていると思うんですよね。音楽を買う層の好みは細分化しましたし、ヲタの方はCDを音楽というよりアイテムとしてゲットする人もいますのでアニメの人気が出れば一定数売れますし、また若者が音楽を聴かなくなった、というより、若者の絶対数が減っているんですから当たり前の気もします。
 AKBとジャニーズはね…なんだかんだでプロダクション主体で作られるアイドルってのは昔から沢山いるのでまた別かな(いい意味でも悪い意味でも)

 もちろん脳は劣化するのです。
 音楽を買うメインの層が歳を取り、少子化で若年層が減れば、相対的に業界は新しい音楽スタイルを模索することもチャレンジすることも少なくなり、かつて流行った懐メロみたいな曲ばかり求められるようになります。現に、ここ数年のCDチャートは、かつての大御所アーティストによるベスト盤が目白押しです。
 しかし、例えばヴィレッジヴァンガードでよくプッシュされているCDは、10〜20年前のJ-Popのカバー集が多かったりします。そしてまた、そういう商品を若い人達が買っていますので(ヴィレッジヴァンガードは20代独身層をターゲットにしています)、今のJ-Pop離れを、単に若年層の人口減少だけに求めることも違う気がするのです。

 また、上記のような外部の環境からの考察は多いのですが、肝心のJ-Popの質はどうなのでしょう。
 申し訳ないけど今のJ-Popとか一般歌謡曲とか、相当レベルが下がってるのではないでしょうか?ハッキリいって、聴きたいなぁ〜という音楽の品質に達してないモノが多すぎます。これは自分の好みとかを可能な限り除外して考えてみても、アニソンに比べ、多様性が非常に少ないと感じます。

 J-popの均一性について、真っ先に思いつくのが「ラブソング以外の不在」です。というか、今メジャー所でリリースされるJ-Popは、100%と言っていい程ラブソングしかないんじゃないかな。
 対するアニソンですが、もちろんラブソングも多いですが、そうじゃない歌も結構あったりします。というか、男女とも「草食系」が叫ばれている現在、未だにラブソングしかリリース出来ないJ-Popは、客観的に見て、市場分析がまるでできていないように見えるのですが、如何でしょうか。

 そういった好み的な分析の他、アニソンとJ-Popでは、新たに生産される商品数の差も大きなモノがあります。インディーズ的なモノは除外して、ヒットチャートのベースとなるメジャー所の商品リリース数を考えてみましょう。

 例えば、近年リリースされるメジャーを狙ったJ-Popは、ぼぼテレビドラマ等のタイアップが行われています。その数をネットでサッと調べてみると、2013秋の場合、地上波で毎週35本前後放送されているようです。その中には仮面ライダーなどの子供向け番組も含まれますので、実際J-Popのタイアップターゲットになるドラマは20〜25本前後でしょうか?テレビドラマの場合多くは、アニメのOP/EDで2曲とは違い、メインテーマ1曲という形式が多いので、全てタイアップにしても、1期で20〜25曲となります。

 対するアニメですが、今期放送されているアニメ数って何本なんでしょう?ちょっと調べが付かなかったのですが、数年前の最盛期で週刊80本と言われていたので、その半分で40前後とカウントしましょうか。アニメの場合は例外もありますが殆どがOP/EDで作品に対して2つの歌があります。単純計算で1期80曲です。

 上記はきちんと資料に当たって弾いた数字ではありませんが、印象も含め、このように、アニソンとJ-Pop、今では市場へ投入される商品数にも圧倒的な物量差がついているように感じます。そして、ファンの質や購買層の違いを無視して考えても、アニソンは単純に商品数が多いだけ、ターゲットを絞った個性的で多様な商品をリリースする環境が整っているといえるでしょう。
 逆にJ-Popの場合は、リリース数が少ないため、アニソンに比べるとターゲットを絞り込みにくく、広く浅い顧客に向けた商品をリリースする必要がでてくるのは仕方ないのかもしれません。
 もちろん、上記で上げた数は概算で出した数字なので、実際のリリース数はまた違うのでしょうが、感覚的にAKBやジャニーズを除くと、アニソンはJ-Popよりも、毎月倍以上の新曲がリリースされている気がします。

 更にアニメの場合、最近顕著になってきたのですが、同じ制作会社・レーベルの別なアニメの歌を、番組内のCMで宣伝することがとても増えたのです。これはとても重要な事で、対するJ-Popは、テレビから音楽番組が殆ど消え、ラジオもトークが主流になった今、新しい商品がリリースされても、耳にできる場所が殆どないのです。

 なので、アニメファンが特に意識せずとも、好きなアニメを見ていれば、現在リリースされている曲を横断的に耳にすることができるのに比べ、J-Popファンは新曲情報、何処で得ているんだろう?不思議です。
 もちろん、音楽はテレビドラマとのタイアップだけではないので、それ以外でも沢山のJ-Popがリリースされているのだと思います。でも、その情報はみんな何処で得るのでしょう。今の世の中、J-Popファンでいるためには、アニメファンよりもマニアックに行動しなければならないのかもしれません。時代も変わったものです。

 という風に、単純にアニソンとJ-Popというイメージが、かつての状況と大きく違っているような気がします。
 J-Pop黄金期は、私的には1990年代前半だと認識しているのですが、考えてみると、あの時代に行われていた販売戦略が、そのまま今のアニソンに活かされ、また、今のJ-Popの多くが、新たな販促手段を手にしないまま(あるいは既存の販促手段を失う中)、知らない間にマイナである環境にすり替わってしまったのではないでしょうか。

 新曲の販売数、それを耳にできる場所、そして曲の多様性…冷静に考えてみれば、今の時代アニソンがJ-Popより勢いがあるのは当然なのかもしれません。

 そして、個人的なジャンルとしての好みはあまり語りたくないのですが、いつまでも90年代然としたラブソングばかりをリリースし続けるメジャー所のJ-Popは、私から思うに、作る人も聴く人も、一定の殻の中に閉じ篭もってしまった印象があり、あまり魅力のあるジャンルとは思えません。単純にそんな風に思っている人も結構いるんじゃないかなぁ。

▼2013年09月01日

YAMAHA PA-6B電源アダプタ

P8310010.JPG ちょっと前に買ったRME FireFace UCですが、付属の電源アダプタの評判が悪く…いや、悪いというより、YAMAHAのPA-6Bというアダプタに交換するととてもいい、と言われているのです。

 というので、買ってもヨドのポイントで払える金額ですし、オーディオにおける電源の重要性をイヤ程実感してきた私としては、試さずにいられない!とのことで、アキヨドで注文しちゃいました。

 ちなみに、PA-6Bというアダプタは、現在は製品ではなく、保守パーツ扱いとなっていますので、基本的には店頭では売られていません。しかしパーツ扱いで注文できますので、欲しい方は、ヤマハの楽器を扱っているお店を通して注文してみて下さい。私はアキヨド6Fの楽器コーナーで注文しました。

 注文してから丁度1週間。入荷したとの連絡があったので,早速受取りに行きました。お値段は4,900円位だったかな?「結構重いですよ」とお店の人から注意を受けて渡されたのですが、確かに重い…。その日、他にお買い物がある人は、一番最後に受け取った方がいいかも。ちなみに自宅で梱包を解いて重さを量ってみたら、1455gありました。単体のACアダプタとしてはなかなかの重さです。
 こんなに重い理由は、純正のACアダプタが小型スイッチング電源なのに対し、PA-6Bはトランスを内蔵しているからです。スイッチング電源とトランス電源…どちらがオーディオ的に上か?という判断はここではしませんけど、スイッチング電源は設計段階でよりノイズ対策をしっかりする必要があります。

 家に帰ってから早速接続。電源コンセントは2ピンの普通の家電製品と一緒ですが、左右極性の差が結構あるようです。私の家では、白いラインが入っている方をホット側にした方が良好な結果が得られました。反対だとちょっと歪みっぽい…。

 音ですが、FireFace UCの純正アダプタに比べると、そりゃもう笑っちゃう程違いました。何というか、図太さというか、音がどっしりと安定してきます。それに比べると、純正アダプタは少し線が細い感じ。比較しないと気にならないかもしれませんが、比較してしまうと明らかにPA-6Bを使った方が良好な結果が得られると思います。

 オーディオパーツとしては高価なものでもないし、12V/2Aに適合するのであれば、他の製品に使ってもよい効果が得られるかも知れませんね。ただ、もちろん何かあったときのリスクは自己責任で。

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▼2013年08月22日

Fireface UCを購入してみました

E8220013.JPG お馴染みのアキヨドで、箱無しアウトレットではあるんだけど、ちょっと信じられない位の値段で売っていたので、思わず買ってしまいました。

 というのも最近、DAC欲しい熱が再燃していて、何というかオーディオライクな正当派DACよりも、USBとか付いた色々遊べそうなDACはないものかと、ケンブリッジオーディオとか、ATOLLとか色々調べていた矢先だったので、とてもタイミングがよかったのです。

 Fireface UCとは、独逸製RME社から発売されているオーディオインターフェイス、日本ではシンタックスが販売代理店となります。

 元々…というか、今でもそうですが、この製品はPCのオーディオインターフェイスとして作られていて、音楽StudioやDTM用途では、機能と音質を含め、最強に近い製品と言われていたようです。
 そこに目を付けたのが、オーマニな方々。実はコレ、PCオーディオ用のDACとしても非常に優秀だとの評判で、更に一般的なUSB/DACとは違い、音声出力だけでなく、入力にも使え、更にマルチチャンネル音声出力までもが可能という、音楽制作を趣味としていなくても、色々な用途で遊べる優れもの機器だったりします。
 私も以前からうすらぼんやりと「ほしーなー」とは思っていたのですが、さすがに市中では12~4万円位で売られている、それなりに高価な機械ではありますので、長い間My物欲優先リストの下の方でくすぶっていたのです。

 ということで、昨晩帰宅してから取りあえず音出しはしてみようと思い、今使っているネットワークオーディオプレーヤーのLINN Majik DSに接続し、外部DACとして使ってみることにしました。

 タダのDACと違い、この製品はオーディオインターフェイスになりますので、使用前にはPCにつないで様々な設定が必要となります。詳しくは代理店であるシンタックスの紹介ページを見てもらえばわかるのですが、まず注意なのが、付属CD-ROMに収録されているドライバとアプリは、MacのMountain Lionでは動作しません。こちらのページでダウンロードして使って下さい。本体ファームウェアの更新もでているようですが、そちらは買ったままの状態で大丈夫でした(当然新しくした方がいいと思いますが)。また、Fireface UCのアナログ出力は、オーディオで一般的なRCA端子ではなく、φ6.3のマイク端子でL/R独立となりますから、一般的なオーディオケーブルを使う為には、このようなアダプタが2個必要となります。

 私の場合、デジタルは同軸出力で、オーラルシンフォニクスのデジタルケーブルを使用、FirefaceからはテクニカのAT514CMアダプタを介して、LINNシルバーで自作したRCA→DINケーブルでNAC12へ入力しました。セッティングとかそういうのは後回しで、取りあえずはラックの横ホコリまみれの床(笑)に直置きです。

 夜なのであまり大きな音は出せなかったのですが、サックリと聴いてみると…

・出力ゲインはMajik単体より高め
・音の解像度は高い
・音像が少し広がる…というか大きくなる
・少し固い音

 という印象。電源投入直後なので後に評価は変わってきそうですが、素性の良さは伝わってきました。翌朝、少し早めに起きて鳴らしてみると…

・音が昨晩よりふくよかになってきた
・解像度はバリバリ
・音像は昨晩よりも固まってきたっぽい
・外部DACとしても優秀

 といった印象でした。
 しばらく電源入れていると、また印象が変わってきそうですが、現状でMajikの内部DACに比べて、音質的グレードアップ、特に解像度の向上はめざましい結果になっていることは確認できました。ただ、キャラクター的にはMajikからのアナログ出力も、あれはあれで音楽表現が巧みで捨てがたいモノがあるけどね。

 このまま、DACとして使い続けるのも由!PCに接続して「一航戦、赤城。出ます!」の勇ましいセリフを高音質で聴くのもw由!また出力だけでなく、まだCD化されていないレコード音源をデジタル化するのも由!とのことで、遊び方楽しみ方は、普通のオーディオ機器とは比べものにならないくらい、色々な事ができます。
 それでいてDACとしての音質も優れている訳で、今10〜15万円クラスのDACを物色されている方は、オーディオコーナーだけでなく、一度DTMコーナーにも足を伸ばしてみるといいのではないでしょうか?

 ちなみにヨドの売り場の方によると、FireFace UCは販売終了だそうで(ヨドだけの話かもしれません。未確認)、次はちょっとお値段高目でFireWire端子装備のFireFace UCXへシフトしてゆくとのことです。
 RMEはBabyfaceからFireFace UFXまで、音質的なランク付けを行っていないそうなので、FireWireが必要ない人は、早目にUCを確保しておいた方がイイカモ…。

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▼2013年07月13日

Audioquest DragonFly

P7061743.JPG 立て続けに買い物エントリ更新すると、ものすごい勢いで買い物しまくってるな…と思われそうですが、別にいっぺんに買ってる訳じゃありません。過去の買い物を徐々に紹介している訳でね(笑)

 つことで、いきなり言い訳から始まりましたが、こちら、オーディオ界では高音質(?)ケーブルで有名なオーディオクエスト社が突如発売した超小型USB-DAC、その名もDragonFlyであります。
 自分のオーディオ環境ではあまり使い道がなさそうだな…と思いつつも、この小ささとミニマルな感覚には、純粋に物欲を刺激されまくりまして、思わず購入。値段はアキヨド価格で22,000円ちょいだったかな?

 で、この「あまり使い道ないかな〜」的な製品が、こりゃまたびっくりな高音質USB DACな訳で、いまでは自宅でのヘッドフォンリスニングや、会社で仕事中などに使いまくってます。あ、今スタバでドヤリングしながらこのエントリ書いてるときも。

 本体はUSBメモリみたいな小ささで、キャップを抜いて、PCのUSB端子にそのままブスッと刺す構造。動作中はこの製品名にもなっているトンボが光ります。
 更にこの光も、一般的なCDのサンプリング周波数である44.1kHz再生時には緑、最大の92kHz再生中には白(実際はピンクに見えるけど)になるなど、各サンプリング周波数でトンボの色が変わるという手の込んだ作り。別に音質には関係ない機能ですが、緑から青やオレンジ、白(ピンク)に色が変わると、なんだかうれしいです。

 音は、繰り返しになりますが、ちょっとびっくりするくらいの再生音。
 もちろん、本格的な据え置きUSB DACに比べれば敵うはずはないんでしょうが、このクオリティを簡単に外へ持ち出せる…ってのが素晴らしい。技術の進歩ってスゴイですよね。

 再生音の傾向は、程よく中音域が充実した、歯切れのよいサウンド。この辺は構造的にハイパワー電源を使えない訳で、いたずらにダイナミックレンジやスケール感を広げるよりも、できる範囲でキレイにまとめ上げている印象があります。
 手持ちの機器で比較できる製品というと、CHORDのChordette Gemがありますが、音はあちらよりも細身で反応がよいです。オーディオ的楽しみならChordette Gemが勝るのかも知れませんが、モバイルオーディオとしては、ドラゴンフライの音もなかなか快感。

 難点は、iPhone/iPad等のiOS機器では使えないこと。ただ、Android機では外付けのヘッドホンアンプとしても使える事例もあるようです。

 PCにただ刺すだけで、ドライバソフトも必要ありませんし、デジタルで付きまとうボリウム問題(ボリウムを絞るせいでジッタが出る)も、自動的にドラゴンフライ内のデジタルボリウムが制御しますので、安心して音量調整ができます。

 確かに使いどころが悩ましい機器ではありますが、出てくる音に不満はないのではないかな…と思いますよ。

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▼2013年06月27日

クク…クラリス〜のニューアルバム買った

ClariS new カリオストロ男爵ネタはまだ年寄りじゃないよねw

 ということで、現役女子高生ユニットとして、アニソン系のアレな世界で人気を博している、ClariSさまのニューアルバム買いましたよ。

 多分組み立てないと思いますが(笑)、グラフィグ付きの初回限定版ね。早速ゾンアマさんではプレミア付いてるみたいだけど、昨日の段階ではアキバのタワーには結構在庫あった。

 内容は、最近のアニソンの主題歌とかが多いみたいですが、なんのアニメの歌なのかサッパリ分かりません。トラックの4〜5辺りがなかなかよかったです。

 そういえば、ファーストアルバムもねんぷち付きの初回限定版買ったんだったな。

▼2013年06月23日

Rose Tres Bele-chansons:女吟遊詩人たち〜北フランス中世「女の声」と歌の世界〜

E6230969.JPG 女吟遊詩人たち…というタイトルのCD。
ふと通りかかった新宿タワーレコードバロックコーナーで目について購入。

 サブタイトルに〜北フランスの中世、「女の声」と歌の世界〜とあります。ま、中世時代の女性ポップスというか、ラブソングみたいなもんですかね。面白そうなので購入してきました。

 なんつーか、今も中世も同じですな、男女というモノは…。

 聴いているだけだと、歌詞はよくわかりませんので、なんだか高尚な音楽を聴いているようです。キレイに澄み切った女性ボーカルがまた神々しい。録音も結構いい…というか、こういう曲なのでいい録音に聴こえちゃうんだけど、オーディオ的にもなかなか快感であります。

 で、歌詞カードを読むとこんな感じ…一部だけ引用します。

わたしの夫は、ひどく嫉妬深いのです しかも偉そうで、残酷で、暴力的なのです。 けれど、いまになりますよーーNTR男に 私は必ず見つけて見せます、いい人を、

 株式会社マーキュリーという会社が輸入しているようで、こちらには日本語の対訳が入っています。直輸入品ならもっと安く手に入れられるのかも知れませんが、やはり対訳読みながらの方が面白いです。

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▼2013年06月08日

FISCH Power Bar

P6081638.JPG 幻の電源タップ。効果はてきめん!ってのは知ってたんですけどね。色々あって入手はできていませんでしたが、この度ようやく購入できました。

 こちら、メイド・イン・ジャーマニーの逸品。単なるタップではなく、アナログとデジタル用にノイズフィルタを内蔵していて、それが音に効くらしいです。当時の価格は81,000円。普段こういうモノにあまり大金を出したがらない自分でも、思わず購入しようとした位ですからね。

 こちらの電源タップ、確か発売されていたのは2004〜2005年頃だったのではないでしょうか?その頃にドイツから輸入され、たちまちオーディオマニアの間で話題になりました。実際、オーディオやってるリアルな友達は、ほぼ全員このタップ買って使ってるしね。

 それだけの電源タップなのに、どうして近年は幻みたいになってしまったかというと、あのPSE法のおかげであります。この製品は、その頃始まったPSE法の適合を受けていなかったんですね。なので、2005年末以降は輸入販売ができなくなり、また、その頃問題になった中古品の扱いにおける解釈の問題もあり、オーディオショップでは並行輸入も中止し、中古品買取りも自粛されていたようです。
 その為、買い時を逃した今では、ヤフオクで2〜3年に1回出品があるかないかのレアものとなっています。

 メーカー自体はまだ健在なようで、本国のサイトでは何故かオヤイデ製品までが紹介されています。

 手元に届いてから、早速使っているのですが、聴感上のS/N比は随分と向上します。電源関係のアクセサリで、ココまで音が変わる製品は、なかなかないんじゃないかしら?
 音がクリアになった分、少しパンチが欠けた気もしないでもないですが、これはメリットがデメリットを大幅に上回っているので由とします。特に私の場合は、夜間や早朝に音楽をかけることが多く、小音量再生でクリア感が増したのはとてもありがたいです。

 電源タップとしては、かなりサイズが大きく、更に全てのコンセントに安全キャップ付きという、ちょっと中二心をくすぐらせるカッコ良さですが、見た目の無骨さと違って、音が繊細で綺麗な方向にシフトするのが面白いですね。やはり、内蔵フィルタ効果のせいなんでしょうか。

 今となっては、なかなか日本国内での入手はむつかしいかも知れませんが、電源系のアクセサリが好きな人には、是非一度試してもらいたい逸品です。

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▼2013年05月30日

K-ON! MUSIC HISTORY'S BOX

P5291525.JPG いや…買ったんじゃないんです。借りました。

 というのも、数日前に新宿のヤーツタ新譜コーナーで見つけましてね。「うぉっ!こんな12枚組BOXとかレンタルしてるの?借りなきゃ損じゃね!」と、よくわからない動機で借りてきちゃいました。
 けいおん!の音楽は主題歌シングルを昔買った記憶がありますが、それなりにいい感じだったし。

 で、家に戻ってサクッとリッピング。ちょっと前のビートルズから、昨日一昨日は、けいおんの音楽尽くしですよ。12枚ありますので全部聴くのも大変。

 しかしこれ、ファンの方には結構いいアイテムなんじゃないですかね。2万円は確かにアレですが、LP-BOXサイズの箱に、いままでけいおんシリーズ(バンドやろうぜシリーズは除く)の音楽が全て入った12枚のCDと、更にLPボックスサイズのジャケットアート集までついてます。
 また、自分はよくわかりませんが、いままで商品化されていなかったりしたトラックも含まれているそうですよ。

 もちろん、私みたいなにわかで「2万円はちょっとね…。」という人は、渋谷とか新宿のヤーツタに突撃しましょう。
 セット商品なので、CD12枚でもレンタルアルバム1枚分の価格ってのがまた更におトク過ぎ。まだ新譜扱いですが、1週間借りてもたかが790円(新宿TSUTAYA価格)です。

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▼2013年05月26日

HDtracksでハイレゾ音源をご購入

 HDtracksという、アメリカのハイレゾデータ販売サイトがあるのですが、ビートルズ以降ハイレゾ付いてる自分も、早速こちらでご購入してみました。

 購入したデータは、Keith Jarrettのケルンコンサート96kHz/24bitと、DoorsのDoors96kHz/24bitとなります。どちらもMajik DSで聴いてみましたけど、いいねぇ…。両者ともやはり空気感が全然違う気がします。このままなら、円盤もういらないわ。

 と、ココまで書いておいてなんですが、HDtracksは基本日本のユーザーにデータを売ってくれません。というか、日本国内からのアクセスですと、買えるデータと買えないデータがあります。
 それを買う方法については…私からは言えませんので、みなさんググって色々試してみて下さい。一言だけヒントを言いますと、プロキシ使うやり方は成功率低いです。あと、私がアクセスしたときは、Mac用のHDtracks専用ダウロードマネージャが起動しませんでした。Windowsでアクセスしたほうがいいでしょう。

 こういうの、法的にどうなのかは知りませんので、私的には皆さんへお勧めする訳にもいかないのですが、少なくともカード決済は通っていますし、大丈夫ではないかと。個人としての利用なら禁止される事の方がむしろ理不尽な気もしますし、個人に法的責任が降りかかる事はないでしょう(広義の意味で“密輸”と言えなくはないですが)
 つかね、日本のレコードメーカーや利権保持者達の都合なんて知ったこっちゃないですし。

 日本国内の音源販売サイトや、日本から買える音源販売サイトは、明らかに買える音楽の種類が少ないというか偏ってます。早く一般に流通している音楽のハイレゾ音源が、日本国内からもサクッと買えるようになってほしいものです。

せーのっ!と月花

P5251495.JPG 久しぶりにヲタソンの感想も書いてみます。今期のアニメの中で、いいなと思ったアニソン(作品ではない)がこちらの2枚。

 左はゆゆ式というアニメの主題歌。不勉強ながら漫画もアニメも見ていませんでしたが、以前、夜に眠れなくなって起きていたときに見て、その時聴いた主題歌がいきなり気に入っちゃって翌日CD屋さんへ。

 こちらCDシングルながら、何故か収録トラック数が18という、よくわからないサービス精神を発揮してます。クレジットになんとかPとか書いてあるから、ニコ動の人とか関わっているのかな?
 音程が激しく上下するメロディと、短い単語を余韻なく言い切る歌詞がとてもよかったです。つか、この歌詞は美しいな。最近これ風のアニメはすぐに電波系に走りがちだけど、歌い方のアレンジはともかくとして、詞もなかなか聴き応えがあります。

 もう1枚は、下馬評ではあまり期待されていなかった(?)アニメ、はたらく魔王さま!のEDテーマです。
 つか、このアニメ、あまり力入れて作られている気がしないのですが、おそらく今期でダントツに面白いです。作画が安定していないのが残念だけれども、各キャラがきちんと演技してて、展開が地味な割には目が離せません。で、そちらの主題歌の方は正直どうでもいいかなと思ったのですが、EDの歌は切なくていい感じ。

 nano.RIPEというグループが歌っているようですが、よく知りません。私は見ていないのですが、たしか、花咲くいろは…とかいうアニメの歌歌ってたと思います。
 CDは3曲入りになっていますが、EDで使われた「月花」だけが突出してよかったな。

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せーのっ! /情報処理部(大久保瑠美、津田美波、種田梨紗)
サンカク ep/nano.RIPE

▼2013年05月22日

The Beatles USB

E5220954.JPG 数少ないリアルな友達に言わせると、私がビートルズ聴くとか意外な顔をするのですが、残念ながらビートルズのアナログレコードは、ベスト盤以外は一揃え持っているのです。
 熱心なファンではないですが、適当に嗜む程度には聴いてる感じ。

 なので、こちらのUSBビートルズ・ハイレゾ音源集が発売されたとき、サクッと全てのビートルズ音源がデジタルデータで揃うし、将来ネットワークオーディオ機器でも買ったら買おうかな…と思っていたのですが、色々あってしばらくは手に入れていませんでした。

 ただ、このタイミングで世間では円安が進み、一時期は輸入盤が2万円強で買えたのが、最近では軒並み三万円台中盤に…。これでは、高い高いと言われていた国内盤発売時の定価とおなじですね。う〜ん…SNEAKY MUSIC DSを買ったときに速攻で購入しておけばよかった。と考えましたが、仕方ありません。今後、また値段が下がったら買おうかなと思っていたのですが、先日都内の中古CD屋さんで、いい感じの値段に下がった中古を発見。早速注文し、無事に届きました。

 そして、ここ数日は家に帰ってからチマチマと聴いているのですが、さすがCD16Bitの256倍となる24Bitハイレゾデータは、地球最高音質というのも納得できるくらい音はいいです。
 その音の良さが、いわゆるリマスターものでよくあるような、再生音がクリアとか響きが美しいとかそっち方面ではなく、アナログ的に「ゴリッ」とした感じの音の良さなのがいいですね。

 また、せっかくなのでiPhone用にXLDで16bitにダウンコンバートしたデータも作成し、持ち歩いて聴いていますが、それでも音がいいです。なので、以前に入れていたビートルズのデータは全て消しちゃいました(追記:手持ちのiPhone5が24bitデータの再生ができるそうなので、後日ビットレートそのままでALACに変換したデータに差し換えてます)
 そうそう…重要な事ですが、当然ながら収録データにDRMなどというヤボな処置はされておりません。

 小さなりんご大の本体は、金属(アルミ?)でずっしりと重く、高級感があります。上部にある“へた”の部分を引っこ抜くとその下からUSB端子が出てきて、抜いた部分が16GBのUSBメモリになっています。この部分はUSBソケットの保持力で固定されているのではなく、りんご本体とは磁石で接合されていますので、取り外しした時の感覚も高級感があってよいです。それと、へたの部分は折れやすいので、取り扱いには注意して下さいね。本体に差し込んだままゴロンと転がしたりしたら、確実にへたが折れると思います。

 もう発売されてから数年経った製品ではありますが、PCやネットワークオーディオが普及してきた中で、このUSBにハイレゾ音源を内蔵して売るというモデルは、実に時代にマッチした販売方法だなと思います。この先、他のアーティストでも、このように持っていて楽しい音源全集が発売されるといいですね。

 今週は、通勤中も帰宅後も、ビートルズ三昧の日々を送ってますよ。そうそう、有名な話ですが、USB内のデータは何故かRubber Soulのタグ情報が抜けていますので、PCにコピーしたら修正しましょうね。

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▼2013年05月19日

アナログレコードの復権?

P5181475.JPG FBにも書いたんだけど、アナログレコードが復活しつつあるようです。
…とはいっても、0.01が0.02になったようなモノで、前年比倍の出荷数になったからといって、世間でいわれるところのブームにはほど遠い訳ですが。

 かくいう私も、今月は久しぶりに新品のアナログレコードを3枚も購入してしまいました。もちろん、中古を含めれば、もっとレコードを買っている月は沢山ありますけど、新譜の完全新品をひと月に3枚って、…なかなか珍しいんじゃないかしら?

 買ったレコードは、流線形のアナログレコード2枚と、西山瞳のアナログレコード。
 流線形は何年か前にCD出た頃「あ、買ってみよう」と思っていたのですが、その後すっかり忘れていました。ユニオンでアナログ版が出ていたので(どうやらCD発売当時もアナログ版が出ていたそうだけど、それの復刻みたい)思い出して購入。
 西山瞳は、デビューアルバムから3枚位買っていたきりだったけど、ニューアルバムとアナログ版を同時に買うとCDRプレゼント…とあったので、こちらも若干衝動気味に(笑)

 流線形の方は、J-POPというか、達郎&ユーミン系の時代が好きな人は、結構懐かしい感じでハマるんではないかと。
 西山瞳の方は…彼女のJAZZって、スタンダード曲の焼き直しではなく、オリジナルで作曲された曲が多い。そのせいか当たり外れのブレは大きい気がするけど、アタリの時はなかなかよいというか、今回は特にボーナスCDRがよかったな。

 私がお金を稼ぐようになってオーディオを始めた頃というのは、世間ではもう「アナログレコードはいつ市場から消えるのか?」みたいな風潮で、これからはCD時代、アナログはもう古い!という時代でした。
 それが、このままだとおそらく、アナログレコードより先にCDの方が消えてしまいそう。
 実際、コンテンツ配布メディアとしてのCDはまだ続いてはいますが、それを再生するためのCD専用のプレーヤーは、高級オーディオの世界からは知らぬ間に消えてしまってます。

 そして、結果としてCDの音は、アナログレコードを凌駕することができませんでした。これはノスタルジーなどの評価ではないです。
 気になる人は、数万円のモデルでいいから、ターンテーブルを買ってアナログレコードを再生してみて下さい。その音の違いに納得できるはず。
 全ての環境で断言できる訳ではないですが、アナログの音は、濃密でエネルギッシュでCDよりもずっと現代的というか、演奏現場の音に近い。CDの影でヒッソリとしているかと思われたアナログプレーヤーですが、水面下ではきちんと進化していたんですね。

 もちろん、アナログレコードが今普及しているデジタルオーディオに取って代わるとは全然思いませんが、私達の世代が消えるくらいまでは、確実に音楽を聴くためのフォーマットとして残りそうな気がします。

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▼2013年05月18日

Parrot Zik・Bluetoothヘッドホン

P5151465.JPG 以前から欲しいなと思っていたのですが、ま、イヤホンとか沢山持っているし…と、手を出していなかったのです。
 ただ、最近満員電車に乗る機会が増えて、となるとね、イヤホンのコードがわりと人に引っかかる。そのうちK3003とかぶっ千切られたら、泣くに泣けないな…と思って購入。といっても、買ったのはもう数ヶ月前の話です。

 で、使い始めてみると、なかなか快適で毎日このヘッドホン以外使わなくなりました。ということで、今更ながら軽く使い心地などを紹介してみます。

 このParrot Zikという製品、Parrotが製造メーカー、zikが製品名です。おフランス製ざますよ。ヘッドホンを製造しているからオーディオメーカ?という訳ではなく、他にはカメラ付きラジコンヘリとか、妙なモノを販売している会社です。

 このヘッドホンの特徴的なスタイルは、フィリップ・スタルクによってデザインされています。あの浅草うんこビルをデザインした人と言えばわかりやすいかな。

 専用バッテリにより駆動して、アクティブノイズキャンセル機能内蔵。接続はbluetoothによる無線接続ですが、ミニピンステレオジャックによる有線接続も可能で、その場合ノイズキャンセラは効きませんが、バッテリ無しでも音楽が聴けます。この辺はバッテリが切れると音楽すら聴けなくなるBoseのQuietComfortシリーズよりも優秀です。
 また、骨伝導によるマイク機能を内蔵し、そのまま通話にも使えます。通常のマイクではないので、環境音まみれの場所でもノイズがあまり入らないみたい。

 更にカッコいいのが、右側のハウジングを指でなぞり、曲送りや音量の変更、一時停止などが行える機能。これは、カッコいいだけではなく、混雑した電車内や、多くの荷物を持っているときなど、右側ハウジングを結構アバウトに触っても操作できますので、とても便利です。スイッチだと、いちいち正確な位置を指でまさぐらないといけないからね。また、ヘッドホンを外すと自動的に電源が切れるようになっています。

 肝心の音質ですが、低音モリモリ系です。正直、音だけで買うヘッドホンだとは思っていませんが、逆に言うとBluetoothでココまで音がいいんだとびっくりしました。いや…音がいいというか、まとめ方が上手いと思いますね。聴いていると楽しくなる音です。これは外出用ヘッドホンとして結構重要な事かもしれません。

 欠点というか気になる点は、バッテリが意外と保たない事。保たないといっても、スペックではアクティブノイズキャンセルを効かせて音楽を聴くと6時間保ちますので、通勤などに使うには充分です。充電端子も一般的なマイクロUSBなので、人によっては会社でも充電できるでしょう。
 ただ、上記にも書いた「ヘッドホンを外すと自動的に電源が切れる」機能が、どうやら右側のイヤパッド内にある静電スイッチ的な何かで感知しているようで、これからの時期、汗をかいてイヤパッドが少し湿っているときなど、誤動作したりします。困るのは、明示的に電源をOFFにしても、汗の水分のせいか、たまに電源がONになっている事。音楽の再生まで始まっていたりして、恥ずかしいアニソンとか流れちゃうとちょっとピンチですね。もちろん、電池も知らない間に消耗していますし。

 ということで、こちらのヘッドホンを使う人は、脱着した後の電源状態に注意する事と、不意の電池切れ対応のために、予備バッテリをひとつ手に入れておいた方がいいかもしれません。予備バッテリは専用品ですが、2,300円前後と比較的安い価格で売られていますので、買っておいて損はありません。

 実売価格が39,000円前後と、競合するbluetoothヘッドホン達よりも少しお高目ですが、スマホで音楽を聴くために、考えられるすべての機能がてんこ盛りになっていることを考えると、案外安いんじゃないかとも思います。自分としては、買って満足でした。

 あ、最後にひとつだけ注意ですが、このヘッドホン、サイズがあまり大きくありません。私の場合、帽子なしの場合は、最大から一個小さくした目盛り、帽子アリだと、最大の長さにしないと装着できません。
 頭が大きいと自覚している人は、まず試着してから購入した方がいいと思います。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年02月15日

DSの設定をチマチマと

P2090739.JPG 購入してから驚く程なにもしていなかった、Majik DSだけど、ようやくLINN konfigを使って、チマチマと設定を確認。

 まずは、背面イーサーネットLEDランプの点灯確認。こちらはデフォルトでオフになってましたので問題ナシ。次はデジタルアウトプットのオフ。これは音に効きました。
 それと、前面ディスプレイの光を弱めたり、ディスプレイに情報表示させるの止めたり、信号可変出力をオフにしたり…ちまちまと。

 電源ケーブルは、懐かしのリンイエローケーブルに変更。マニュアルには一応「電源ケーブル絶対変更すんなタコ!」と書いてありましたが(笑)

 これらをやって、音は少し良くなった気がしますが、気のせいかもしれません。どっちにしろ音は良いので楽しく音楽に浸れます。

 急に仕事が忙しくなってきたので、なかなか家で音を出す機会に恵まれないのですが、小さな音量で聴いていても、音像が破綻しにくくなっているのは、Sneaky DSとは違う点ですね。

 そうそう…Sneaky DSとMajik DSの性能差ですが、当時の国内価格、29万円と45万円を考えてしまうと、「もすこしがんばってMajik DS買おうよ」といった感じですが、直輸入品10万円程度と、今の価格33万円を比較すると「Sneaky DSって結構いいんじゃないのかな?」と感じてしまいます。もちろん、全ての面で、音はMajik DSの方がいいですけど、当初期待していた程の音質差はまだ実感できていません。

 同じメーカーの製品をあまり悪くは言いたくはないですが、SEKRIT DS-IとMajik DS-Iを比較したときの方が、性能差があったような気がしています。

 写真は、前のエントリで騒いでたメインスイッチ。下方向が本体前面で、ラックに収めると向かって右側の底面付近にあることになります。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年02月09日

【速報】LINN Majik DSが届きました

P2090750.JPG LINNですよDSですよ奥さん。
 DSといっても、デストロイド・スパルタンではありません。DSは、デジタル・ストリームの略らしいです。

 ま、去年の夏に、SNEAKY MUSIC DS買っちゃってますからね(笑)
 その頃は単体で50万位するコンポとか買えない!なんて書いてますが、その後の秋になって、民主党政策下の超円高のため、国内の価格が30万円位に値下がりしましたので、つい(笑)こうてしまいました。なんつーか唯一、民主党政権になって良かったことかもしれん。

 余ったSNEAKYは、逆に最近の円安で、ほぼ買った値段で売れそうだし、とりあえずDSの魅力が理解できただけでも、手に入れたことは有意義でした。つか、この円安だと、またLINN製品の国内価格上がるのかな?

 あ…ちなみに日本国内の製品価格については、リンジャパンに文句言っても無駄だよ。LINNは世界中で自社製品をいくらで売るか、本社が直接コントロールしているようです。内外価格差に文句があれば、英語で本社に直接メッセージ送りましょう。

 さて、既にSNEAKY使ってるので、ネットワーク設定は済んでいるのですが、初めは本体のメインスイッチがわからずに困りました。

 付属のマニュアルには「リアパネル・メインスイッチをONにし、DSの電源を入れますと…」としか書いてないので、背面にスイッチあるのかと思ったら、ありません。一応前面ディスプレイパネル横には電源ボタンがありますが、あれはメインスイッチではないので、当然電源は入らず。SNEAKYみたいにスイッチないのかと思いましたが、そうでもなさそうです。
 やっぱ送ってもらわないで、サンクリに納品+セッティングに来てもらうべきだったか?と少し後悔しましたが、ラック上にあるLINN BASIK・アナログプレーヤーのスイッチを思い出し、本体前から底面をまさぐったら、スイッチありました。どうやら素のMajik DSのみ、この位置にメインスイッチあるようで(後から聞いた情報によると、最近のシリーズは素のDS以外でも基本全て、底面スイッチにマイチェンしたらしいです。昨今は節電ムードなので、こまめに電源落とせ!って事らしいw )、つか、マニュアルに書いてくれないとわかんねーよ!

 音出ししたばかりなので、音質的評価はまだこれからですが、チラッと聴いた感じですと、SNEAKYよりも音が綺麗になるというより、音の重心が下がり、しっかりと足が地に付いた感じがします。レンジについては、上は明らかに伸びていて、下は少しずつモリッとしてきたかな?という印象。もう少し電源入れて鳴らさないと本領は発揮しないでしょう。

 初めはクラシック鳴らしていたのですが、途中松任谷由実のアルバムに切り替えると、ボーカルはやはりすごいなと思いました。なんというか、音に実像感があります。
 この表現の巧みさがLINNなんだよなぁ。例えスペック上、他社製品よりレンジが伸びていなくても、解像度が低くても、この、まるで目の前で人が歌っているかのような、正確で自然で実像を感じる再生こそが、一度LINNを聴くと、なかなか他社製品に移ることができない理由なんだと思います。

 他、オーディオ的、音質的なお話は、もう少し聴いてからまた後日。

 外見についてですが、以前のモデルと違い、最近のロットは、ブラックを選択すると、フロントディスプレイ回りも全て黒になったのがイイですね。以前の白黒カラーリングは、見た目ちょっとイマイチだったし。

OLYMPYS XZ-1


▼2013年01月19日

Dhm 50th Anniversary Box【ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX】

P1190632.JPG 以前買ったモーツァルトに続き、実はクラシックのハコモノブームが私にきているのでしょうか。

 最近は、アナログプレーヤーが復活して、そのきっかけで買ったシャルランのバロック曲がすごく良くて、朝起きるとほぼ毎日バロックのレコードを聴く習慣ができて、手持ち8枚のシャルランレコードもそろそろ聴き飽きてきたので、いよいよCDでも買ってみようかな?と思ってた矢先、友達のブログでハルモニア・ムンディの50枚組CDのエントリを見て、ついついほしくなってしまいました。

 自分も買ってみようかなぁ…と思っていたら、こちらのCD-BOX、当初の実売価格は5,000円台〜7,000円台だったらしいですが、発売当初は結構な評判で、割とすぐに売り切れたあと、今ではプレミア価格で取引されているようです。

 幸い、ネットで調べてみると、ディスクユニオンで複数在庫があるようなので、ま、若干のプレミア価格も仕方ないかな?と思って買いに行くと、丁度このBOXが、ユニオン名物、価格のラベルカラー割引きに該当していまして、値札からなんと3割引き、なんだかんだで当時の新品価格5,000円台で購入できてしまいました。ラッキーです。

 で、早速聴いていますが、なかなかのものですね。昨晩で12枚程リッピングしましたので、通勤途中と、本日の休日作業中のBGMとして活躍しています。録音も良好で、バロックの入門にはとても良いセットなのかも知れません。

 ボックスの内容については、メーカーや通販サイトを漁るとわかりますが、そちらよりも、以下の2chよりのコピペがわかりやすいです。

42 : 名無しの笛の踊り : 2008/04/19(土) 13:50:17 ID:IUaOa+3O
Disc.1 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881557
Disc.2 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1878457
Disc.3 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881842
Disc.4 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092981
Disc.5
Disc.6 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881665
Disc.7 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881665
Disc.8 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1878099
Disc.9 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881694
Disc.10 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881694
Disc.11 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881585
Disc.12 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881587
Disc.13 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881657
Disc.14 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881641
Disc.15 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881633
Disc.16 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877927
Disc.17
Disc.18 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092980
Disc.19 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881579
Disc.20 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092975
Disc.21
Disc.22 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092978
Disc.23 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092962
Disc.24
Disc.25 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877714

43 : 名無しの笛の踊り : 2008/04/19(土) 13:51:04 ID:IUaOa+3O
Disc.26
Disc.27 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092959
Disc.28 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1876693
Disc.29 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877710
Disc.30 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881603
Disc.31 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092963
Disc.32 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092963
Disc.33 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881581
Disc.34 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092965
Disc.35 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092964
Disc.36 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881594
Disc.37 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092961
Disc.38 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877578
Disc.39 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877577
Disc.40 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092986
Disc.41
Disc.42 http://www.hmv.co.jp/product/detail/333072
Disc.43 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877476
Disc.44 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1092987
Disc.45 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877437
Disc.46 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881591
Disc.47
Disc.48
Disc.49 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1881589
Disc.50 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1877598

おまいら少しは感謝汁。

44 : 名無しの笛の踊り : 2008/04/19(土) 13:54:54 ID:Ihagy+L/
>>43
2ちゃん史上でも類を見ない程のGJ!!


 つことで、朝のバロックにもしばらくは不自由なさそう。
OLYMPYS XZ-1


▼2012年12月31日

シャルランのレコード

PC300239.JPG 何だかんだいいながらも、シャルランレーベルのレコードが合計8枚になってしまいました。

 もちろん、音質もいいレーベルではあるのですが、私にとって素晴らしいのは、全て楽曲的に「ハズレ」が無いって事ですかね。

 バロックを中心にした、小編成でかわいらしい音楽と録音ばかりのレコードで、嬉しくなってしまいます。

 8枚揃ってますが、どのレコードも最低で3回は聴いてます。買ったばかりなのでまだ演奏回数は稼げていませんが、恐らく、この先も愛聴しまくるでしょう。

 アナログを復活させて良かったと共に、年末になってこんなに素晴らしい音楽達と出会えたことを感謝して、今年最後のエントリとさせて頂きます。

 それでは、皆さん良いお年を!

OLYMPYS XZ-1

▼2012年12月23日

ちゅうかなミクさんが届いたよ!

EC190593.JPG もう先週の話ですけど、「増殖気味」の初回限定版に付属していた、中華ミクさんが届きました。いや…もちろんCDの方も届きましたけどね。

 見ていると、とてもあいくるしくてしにたくなってくるので、会社の机に飾ることにしました。業務をサボリながらさりげなくヲタアピールができるということで、私としては一石二鳥のアイテム(意味不明)。ま、とにかく可愛いのでお勧めです。

 なんだかついでみたいになっちゃいましたが、中のアルバムもモチカッコいい。ミクさん声のシーメンスが聴けるとは感動しちゃいましたよ。

 初回版はまだ店頭にあるのかなぁ。初回版じゃなくてもお勧めです。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


増殖気味 X≒MULTIPLIES(初回生産限定盤)DVD付/HMOとかの中の人。(PAw Laboratory.)

▼2012年12月22日

SATIN M-14

EC220603.JPG アナログをやり始めると、昭和な日本人の凄さがわかります。
 伝説のカートリッジ、幻のアーム…etc. 日本製品ばかりです。そして、コチラも伝説の日本製カートリッジです。

 SATINのM-14を聴いてみました。大分前に友達から預かっていたカートリッジで、針磨きだっけ?と思っていたら、超音波洗浄の方でした(笑)。もっとも、交換針の方には全く手をつけていないので、どうぞよしなに…(笑)

 サテンとは、1950年代から80年代にかけて、独創的なカートリッジを製造していた日本の京都にあったオーディオメーカー。社名の由来は天秤だか工学用語だかの「さ点」からきているというのをどこかで読んだような記憶がありますが、よく覚えていません。なんでも、カートリッジやアームの設計思想において、理論武装がすごいメーカーだったそうです。

 実際、このカートリッジもユニークな構造です。MM並みの高出力コイルを採用し、それを支えるダンパーは、ゴムではなくシリコングリスを用いて、ダンプを最小限に抑えています。その先のカンチレバーは、ジョイントを用いて接続しますので、MC方式ながら針交換が可能という異色のカートリッジ。
 音も独特で、当時は国産メーカーがこぞってオルフォトン形式を模倣していた中、異彩を放っていました。ソニーのESシリーズや、トリオ(KENWOOD)にもOEMでカートリッジを供給していたそうなので、知らぬ間に、案外SATINのお世話になっていた人は多いのかもしれません。
 今回紹介しているM-14については、こちらのページ当時のカタログが公開されています。

 早速音を聴いてみます。アームはLINNのBASIK PLUS。ちなみに、最近はLINNのアームが手持ちで3本になったので、気軽にアーム毎交換して複数のカートリッジが楽しめるのがうれしいです。
 カートリッジのサイズのせいで、スタイラスポイントが少し外側になってしまったのですが、そこはご愛敬。内部のグリスもさすがに劣化しているだろうし、ちゃんと音出るかな?と思ったのですが、とりあえずきちんと音は出ました。

 聴いてみて感じたのは、さすが高出力型MC、とにかく出力が大きい。アンプのボリウムも普段より2〜3時程下げます。ネイムのアンプはボリウム下げるとギャングエラー(左右バランス)の調整が面倒なんだよね。
 スピーカーの中央に陣取って聴いてみますと、こんなに古いカートリッジなのに、とても音がいいです。音については、IKEDAに比べて現代的というかフレッシュな感じがします。ロックとかポップスが、とても気持ちいいと思いました。盤のトレース能力も安定しています。もう発売されてから40年以上経つカートリッジなのに、アナログは本当に侮れないです。IKEDA9cIIIがなければ、常用カートリッジとして自分がもらっちゃう位の実力です。

 ただまぁ、さすがにIKEDAと比べると、細かいニュアンスは劣るのは仕方ありません。特に音が消える様の佇まいや、ピアノ、弦楽器の危なげな鋭さなどは到底敵いません…というか、こういう部分でIKEDAに敵うカートリッジも、この世にあまり存在しないとは思いますが。
 しかし、M-14が歌う人の声などは、適度な野太さと繊細さが同居しているような不思議な音色で、かなり気に入りました。常用はしませんが、なんかの時には、この音を聴いてみたいと思う時があるような機がします。

 古いカートリッジなので、入手先は主にネットオークションからになると思いますが、そちらでも結構人気があるようです。ただ、入札が殺到するとはいえ、まだ非常識な相場にはなっていないようなので、SATINの音が懐かしくなった人は、早目に可動品を確保した方が良いかもしれませんね。私もいずれかのモデルに入札してみようかなぁ。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

▼2012年12月20日

なんだかキミが恋しくて/さよならポニーテール

Sayonaraponi 考えてみれば「さよポニ」のCD買ったのは今回が初めて。

 もちろん、聴いた事がないわけではなくて、彼女達の音楽は以前TSUTAYAでCDレンタルしたとき、まとめて何枚か借りたうちの1枚に入っていました。
 聴いてみると、確かに可愛らしい歌声でしたが、ちょっと暗い感じの歌やアレンジがあまり好みでないな…と思って、「新規追加曲」のプレイリストから落ちた後は、そのままiTunesのライブラリに入ったままです。

 なのですが、このアルバムは良かったな。
 タワーレコードの試聴機に入っていたので、色々聴いてるついでに聴いてみただけなのですが、曲のトーンが少し変わっています。初めて、さよポニのCD、レンタルじゃなくてDiscを買ってもいいかな…と思いました。

 特にトラック2「わたしの悲しみを盗んだ泥棒」とか、スタートの弾む感じは、かなりお気に入りです。少女系ポップスはこコレじゃないとね。暗い歌歌って許せる(許せた)少女は、谷山浩子だけだっつーのw。

 初回限定版にはボーナストラックも付いていて、こちらも可愛らしい雰囲気ながらちょっと悲しい曲で、なかなか良いです。
 レンタルで済ませてもいいんでしょうが、レンタルだとこういった初回限定トラックが含まれない盤だったりするので、その辺をご認識の上どうぞ。

▼2012年12月19日

PLANEXのSW-0008F2で音は変わるか?

PC180110.JPG 次はハブですよ、ハブ。シャーーッ!!

 つことで、とある世間では「音がいいHab」というジャンルがあり、ネットワークオーディオ黎明期から、○○社製のハブは音がいい…とか、音にこだわるなら○○社製のルーター…みたいな話は一部で盛り上がっていました。今でも検索すると、皆さんの試行錯誤ぶりが、色々と公開されていて面白いです。

 これらについて、正直私は「ついてけないな」と思っていたのですが、最近になって、リアルで知り合いの方が約2名こちらの方とかが、PLANEXの8ポートハブにしたら、音が良くなった。と仰られていまして、だったら私も買ってみようかな?という気持ちになったのでした。

 実は「音がいい」とは位相が違う話で、ネットワークオーディオにはスイッチングハブを追加した方が音がいいんじゃないか?みたいな話は、2011年の某所で行われたオーディオ系忘年会で盛んに議論されていました。

 つまり、家庭内のPC等、様々なネットワークトラフィックに、ネットワークプレーヤーやメディアサーバーを直接ぶら下げるのではなく、スイッチングハブを使って、ネットワークプレーヤーとメディアサーバーを、他のトラフィックから隔離した方が、データ転送的には優れているんじゃないか?という仮説を唱えられ、実践してみよう…みたいな話が語られていた訳です。
 私もこの話に参加しながら、従来のとにかく「信号の接点を減らす」的なピュアオーディオの概念は、ネットワークオーディオだと違うんだな…みたいに感じていた記憶があります。

 そんな前振りがあったので、元々「何らかのスイッチングハブはオーディオ用に追加しようかな…」と、漠然と考えていたのですが、こういうイチオシの製品があるとの事で、わかりやすく選ぶことができました。

 で、今回購入したのがこの「PLANEX SW-0008F2」。こちらはネットワークオーディオで有名な某社も、ショーなどのデモでは密かに使っているという噂がある逸品。
 8ポートのスイッチングハブとしては高価な部類ですが、ポートミラーリング機能を実装していたりと、サイズの割には高機能な製品です。パッケージも業務用チックな段ボールに製品名のシールが貼られているだけで、非常に素っ気ない。

 ネットワーク方面について、そっちはそっちで色々遊びたい気もするんですが、とりあえずオーディオ的に使ってみましょう。

 まず、自宅のネットワーク構成ですが、インターネット側から見ると、モデムを越えて最初の機器が、AppleのAirMacEXtream、基本はコチラがネットワークのルーターとなり、家庭内のDHCPサーバーとなります。そこにぶら下がっているのが、同じくAppleのTimeCapsule。こちらはブリッジ接続なので、ネットワーク的には有線/無線のハブ機能を担っています。その先に各種PCやLINNのSneaky DS、その他諸々の無線端末がぶら下がっている状態。
 この状態にSW-0008F2を追加して、ネットワークサーバーになっているMacminiSneaky DSをPC側のネットワークから切り離しました。
 ちなみに何となくTime MachineとSW-0008F2のカスケード接続には、昔懐かしクロスケーブルを使ってみましたが、多分意味が無いのでCat7のケーブルに変更しようかなと思ってます(今ではクロスケーブルの需要は少なくCat7の製品は存在しない)

 更にハブの電源も音に影響出る!との話もありますが、昨日の時点ではそんな所にまで構っていられないので、とりあえずやたらと太い付属の3P電源ケーブルを使いテスラクランプ経由で電源を確保しました。

 早速音を聴いてみます。私のシステムでは、事前に聞いていた程“激変”でもなかったですが、確かに音は変わっています。音色についての変化は感じませんでしたが、よりステレオイメージが明確になったのと、ステージが少し広がった気がします。音色は変わらないし、中央の音の濃さも変わらないので、かなり良い方向に変化していると感じました。

 まだ夜間に小音量で聴いただけなので、結論は出せませんが、この音量でサウンドステージが改善されたということは、おそらくそれなりの音量で聴けば、かなり良い感じに変化してゆくのではないかと。しばらく通電しておけば、また様子も変わるでしょうしね。

 ちなみに、LINNのSneaky DSだけなのかは知りませんが、ネットワークプレーヤーは接続するLANケーブルの状態に割とシビアです。実際、再生中に途中のLANケーブルを持って振ってみたりすると、再生音が途切れたりすることがあります。ストリーミングバッファを殆ど確保していない通信してるんだなぁ…と、ちょっと感心してしまいます(追記:後で気が付きましたが、途中でHIT-100が繫がっているせいかもしれません)
 なので、途中のネットワークの状態には、かなりシビアな筈。本製品ではなくても、DSやるには、しっかりとしたネットワーク構成は重要だなと思いました。
 あと、コチラは単純にスイッチングハブとしても、高機能なので、他にも色々遊びたくなってきますよね。

 いずれにせよ、単体のスイッチングハブ導入は、オーディオと関係なくても、ネットワーク的には正しいグレードアップなので、私のような無線ルータに直接機器をぶら下げている構成の人で、オーディオな人なら、本製品の導入を検討してみても良いかもしれません。

OLYMPYS XZ-1


LINTO復活!

EC190600.JPG 郵便局員が直々に荷物もってお詫びにきましたよ、「ご迷惑おかけしました」って。

 つうことで、何故か発送トラブルに巻き込まれて到着が遅れていた、フォノイコの最終兵器、LINN LINTOが到着しました。局員の方にお話を聞くと、どうやら倉庫の片隅に放置されていたようで…ま、良かったです。
 また、お送り下さったANIさんも、ご迷惑おかけしました。箱の中にスープカレー入ってて嬉しかったです。

 さて、このLINTOですが、アナログのLINNが、創立25周年記念ということで突如発売した、ある意味意外でもありますが、LINNとして単体初のフォノイコライザー。もっとも、以前にはPre-Preampという製品もあるにはありましたが、あれはLinnの製品なのかNaimの製品なのかよくわからない代物だったので。

 発売当時は、まだLINN製品をあまりべた褒めしてなかったオーディオ評論家達も絶賛!私も発売後の比較的早い段階に、自宅で音を聴かせてもらったのですが、これはもうすごい…思わず「買います」と言っちゃいました。
 当時の価格は、単機能(MC専用)のフォノイコで20万円と、なかなかハイエンドな製品だったのですが、逆にCD時代が進むにつれ、もっとバケモノみたいな値段のフォノイコがいくつも発売されましたので、相対的には比較的安い買い物だったのかも。
 その後LINTOは30万円近くまで値上げされた後、最近はUPHORIKという製品にバトンタッチしたようです。こちらは、MMもMCも使えますし、様々なゲインにもディップスイッチで対応しているようなので、LINTOの最終価格と比べて、販売価格33.6万円はお買い得な気もします。

 PC180107.JPGさて、戻ってきたLINTOですが、設置前にやる事があります。というのも私のLINTOは、以前使っていた高出力MCカートリッジ、BenzMicro Glider用に、内部の利得を54dbへ下げてあるのです。この先、低出力カートリッジと低出力な人生を送る私にとって、切換で下げた-10dbは是非確保したい所。

 LINTOの利得切換は至って簡単というか乱暴(笑)。メインの基板を本体から取り外し、その裏側にあるジャンパーをカットすればローゲインになります。写真で掲載したこの部分です。そして、このジャンパーを再びつなぐと元の利得64dbへ戻ります。
 早速はんだでサクッと再接続。作業時間はコテ暖める時間の方が長いくらいですね。ただ、製品の基板上での作業になりますので、自信がない方は、カットするのはともかく、戻すのはサービスセンターに持ち込んだ方がいいかもしれません。というか、サービスセンターなら、ひょっとして再接続じゃなくて、金属ジャンパーごと元に戻してくれるかも(知りませんが)。そうじゃなくても、音質的にはともかく、素人作業よりは気分が良いでしょうし。

 早速、システムに組み込んで試聴!といきたい所ですが、まだ作業があります。私が使っているNaimのプリアンプ、NAC-12の天板を開けて、MC用フォノステージNA323Sボードを、スルーボードに取り替えなければなりません。他の入力端子に入れても良いんですが、NAC-12は元々入力が3系統しかない上に、他2つはDIN端子なのでケーブルを用意するのが面倒です。
 ボードの差し替えは別にむつかしい作業じゃないのですが、OLDBODY仕様なのでネジ8本も外さないといけないのがたりー。でも、コチラもサクッとやっちゃいました。

 早速お気に入りのレコードに針を下ろします。
 夜間でのリスニングなのであまりボリウムを上げられないのですが、やはりLINTOはすごいですね。空間が以前よりも広がり、人の声がぐっと前に出てきています。と同時に、NA323Sボードも悪くはなかったんだなと思いました。

 ということで、BASLK入手からのアナロググレードアップ作戦も、ここでひとまず終了です。参考までに、これまでやった事をメモしておきますと…。

 ・BASIKのインナープラッターをAXIS用の金属プラッターに変更。
 ・軸受けのオイルを交換。純正モブリデン系から、もう少しサラッとした機械油に変更。
 ・ITTOK LVII導入。カートリッジはIKEDA9cIII。
 ・LINN LINTOの復活。

 となります。
 機材に関しては、ターンテーブルとアーム以外は、基本手持ちの再利用になるのですが、費やした金額を改めてふり返ると、やはり、アナログはお金も手間もかかりますね。でも、楽しいんですよね、レコードの音は。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0
OLYMPYS XZ-1


▼2012年12月16日

beautiful world/Connie Talbot

PC160101.JPG タルボットたん、ハァハァ。

 現在LINNレコードでは、クリスマスまでの毎日、ハイレゾ音源を含む毎日1曲無料ダウンロードサービスが行われております。

 なので、近頃はリンレコのサイトに行くことが増えたのですが、そんな中、サイドメニューの「RECORD OF THE WEEK」で見つけたConnie Talbot。
 確か天才6歳児歌手とかいって数年前話題になってたよな、位しか認識がなかったのですが、今ではもう、花も恥じらう12歳。すっかり大人びてきましたね…と思って試聴してみたのですが、これがなかなかよい!価格も24bit/96kHzデータが$24.00となかなかお買い得。早速ポチッと購入してみました。

 リンレコのサイトはJCBカードが使えないので、普段使っていないサブのクレジットカードを用意しなければいけないのが面倒なのですが、とりあえずVisaで決済。ダウンロードして聴いてみました。

 うぉう…!歌うまいな〜。聴き惚れちゃいましたよ。歌唱力は一級品なのに、声変わり前の女の子の瑞々しい声がスピーカーの間に広がります。
 また、録音もすごくいい。ベタですが7曲目の「Amazing Grace」とか、グイグイ引き込まれる感じです。

 ちなみに、このアルバムはiTunes Music Store(iMS)でも販売されていて、価格は1,500円程。もちろんゾンアマでも販売されていて、MP3ダウンロード版がiMSと同じく1,500円。CD版が2,275円だそうなので、個人的には、リンレコのダウンロード販売が一番おトクかと思います。CDクオリティでいいなら$13.00だしね。

 これからの寒い季節、皆さんもタルボットたんの優しい声を聴いてハァハァしましょう。心を温めましょう。写真はリンレコ版に同梱されていたPDFジャケットの一部です。

OLYMPYS XZ-1

Beautiful World/Connie Talbot

シャルランのレコードを買う

PC160098.JPG 昨日は午後から出かけてユニオン詣で。

 何枚かレコードを買ってきたのですが、そこで手にした「シャルラン」のレコード「quatuor a cordes slovaque」。スロヴァキア・四重奏というレコードです。

 シャルランといえば、古いオーディオマニアにとっては耳にしたことがあるのではないでしょうか。私は正直よく知らなかったのですが、レーベル名にもなっている「シャルラン」という録音技師が興したレコードで、ワンポイントとバイノーラルにこだわった高音質なレコーディングが特徴。その為、オーディオチェック用のレコードとしても人気があったとか。

 肝心の音楽については、マイナーレーベルのため演奏家へ大金を払えず、ギャラが安い楽団を探してきては、そこでマイナーな曲を演奏してもらっていました。彼は曲の内容よりも録音に興味があったのか、それとも、マイナーな楽曲にも素晴らしいモノがある!という気概でこのようなラインナップだったのか、よくわかりません。
 その後も、メジャーどころで人気のある楽曲がリリースされず、その為肝心のレコードがあまり売れずに、ヒッソリと消えていったようです。

 つことで、私もこの「quatuor a cordes slovaque」を聴いてみたのですが、音もいいけど音楽も良いねぇ…。確かにマイナー音楽っぽい雰囲気がありますが、室内楽が好きな人には、この美しい弦楽器の響きがたまりません。

 折角なので曲目リストですが

1:Joseph Myslivecek 1737-1781
  Quatuor a cordes en ut majeur

2:Jan Adam Frantisek Mica 1746-1811
  Quatuor a cordes en ut majeur

3:Antonin Rejcha 1770-1836
  Quatuor pour flute et cordes en ut majeur

 となっております。

 以前はシャルランのレコードって、あまり売れずに数も少ないため、それなりに中古価格も高騰していたらしいのですが、私が買ったレコードは、1,200円でした。
 音もいいし収録されている音楽も素晴らしい。特にB面「アントニオ・ライヒャ」なんて、他にもCDとか探したくなります。良い買い物したわぁ。

OLYMPYS XZ-1

▼2012年12月15日

ITTOK LVIIとAKITO IIとBASIK PLUSアームに付いているイモネジについて

PC110082.JPG コネタ系です。

 さて、これで私が所持しているLINNのアームは合計3本になったのですが、比較してみると色々と違いがあって面白いです。今回は、小さなパーツだけど、実は製品の音決の思想に関わる大きな点なのではないか…みたいな所を考察。

 写真のこの2本のねじ、アームベースに付属している、アームを固定するイモネジです。上がBASIK PLUS(ややこしいですが、LINNにはAXISに付属していたトーンアームで「BASIK PLUS」というアームがあります。ターンテーブルとは別製品です。更にややこしいことに、LP-12用電源で「BASIK」という製品があり、ネットで情報を検索するのに難儀します。)に付属していたイモネジ。下がAKITO IIに付属していたイモネジ。ITTOK LVIIのイモネジは、BASIK PLUSと同じに見えるネジだったので割愛しました。

 観察すると、BASIKとITOKのネジは、通常のイモネジに、アームを面で受けるための金属が被さっています。更にこのアダプタをよく見ると、微妙にアームの表面と密着するように弧を描いており、ネジの圧力をきちんと面で受ける構造になっています。
 対するAKITO IIは、先端は丸まっていますが、ちょっと尖った形の単純なイモネジ。シンプル・イズ・ベストな構造です。

 では、そのネジを受けるアーム側はどうなっているのかというと、これがまた不可解で、BASIK PLUSは完全な円柱。AKITO IIとITTOK LV IIは、ネジを受ける部分に少し切り欠きがあります。
 理にかなっている気がするのが、BASIK PLUSで、完全な円柱を円に密着するように加工されたアダプタを介してベースに固定するという、当然ながらの構造。
 AKITO IIもまぁ正しくて、切り欠けのある谷に対して、少し尖った形のネジを打ち込んで、点接触でアームを固定。これもオーディオ的には正しい構造。
 じゃ、ITTOK LVIIはどうなのというと、イモネジにはBASIK PLUSと同じようなアダプタが付いていて、更に前のエントリにもあるよう、ベースの反対側には切り欠きがあり、3箇所での点接触でアームを固定すればいいのに、何故かイモネジは面接触になっています。

 これらの微妙な仕様の違い、海外製品には割とある「あまり気にしてなくてロット毎にパーツが違っちゃった」という可能性も考えられますが(それが一番可能性が高い)、ひょとしたら、製品毎に狙った音や効果の違いに差があるからかもしれません。

 特に結論はないのですが、同一メーカー品でも色々な考え方があるものだなぁ…と思ったので、ついエントリを建ててしまいました。いや、特に何も考えていないのかも知れません。それか、AKITO IIのイモネジが単に破損したか別なネジに交換されただけかも知れません。

OLYMPYS XZ-1

BASIKにアームレストを付けたよ

PC150097.JPG ITTOKがきて初めての休日。つことで色々と工作を…。

 まず行ったことは、ITTOK用のアームレストを付けること。こちら、ITTOK LVII迄のモデルは、アームレストがアームベースと完全別体になっていて、装着するには、ターンテーブルに穴を開けなければなりません。
 LP-12などでは、ターンテーブル側のアームベースは別になっていますので、あまり躊躇もないんですが、BASIKとAXISの場合は、ターンテーブルのベースに直接穴を開けなければならないので精神的に結構しんどい。でも、やっちゃいましたけどね。

 家にあったBOSCHの電動ドリルで穴を開けたのですが、これがまた結構大変で、木の板のくせにBASIKのベースはやたらと堅い…。まず2mm径くらいのドリル歯を使ったのですが、ベースを貫通させるまでにバッテリ2回交換しました。ギュッと押し付けるようにドリルをあてても、中間層でやたらと堅い箇所があり、ドリルが進まない上になにやら焦げ臭い匂いが…。仕方ないので、焼けない速度で少しずつ穴を掘り進めていきました。
 一度貫通してしまえば、その後はあっけなく穴を広げることができて。次は5mmドリル、そして最終的には8mmドリルでフィニッシュ。無事成功しました。
 位置はアームホールからちょっと遠くしてみました。アーム取り付けてみると意外とギリギリだったのでヒヤヒヤしましたが。

 次はアームベースの取り付けです。もっとも、AKITO IIのアームベースは、ITTOKとも互換性があるので、そのままでも良かったのですが、実は性能に少し違いがあります。

PC150086.JPG 写真を撮ってみました。左のシルバーがITTOKのアームベース。右の黒いのがAKITOのアームベースです。

 価格が違いますので、仕上げの善し悪しはありますが、そこは無視してよく観察すると、なにやら穴の形が違いますね。AKITOの方は完全な真円ですが、ITTOKの方は、穴の左側が少し削られているのがわかりますでしょうか。

 何故このような構造になっているのでしょう。理由は、アームベースとアームとを固定する仕組みにあります。
 通常はイモネジで、アーム本体を片方から押し付けて、アームベース内周の反対側の円で挟み込むことによりアームを保持するのですが、その場合、ベースの穴が真円だと、固定ポイントはイモネジの1点とその反対側で円の内側に接触している1点、計2点となります。
 しかし、ここでイモネジの反対側の内周に切り欠きがある場合、接触ポイントはイモネジ部分の1点と、内周切り欠きの開始点2箇所、計3箇所でアームを保持することになるのです。
 どちらが安定するかは想像の通りです。細かいことですが、アナログプレーヤーの音質は、こういう細かい所の積み重ねが、再生音に効いてきます。

 さて、これらの工作が終わって、さっそく音を聴いてみました。アームレストは音に関係ないと思いますが、アームベースを交換したことは、確実に音の差になっていますね。もっとも、ベースの構造というより、新たにベースをきちんと締め直した事の方が音の差になっているのかもしれませんが、とにかく音が一層クリアになり、IKEDAっぽい音に1歩近づいてきた気がします。

 さーて、この後はLINTOが届けば、とりあえずアナロググレードアップ作戦は一段落しますかね。レコード聴くのが楽しくなってきたので、どこかにレコードを仕入れに行ってくるかな。

OLYMPYS XZ-1

▼2012年12月13日

ネットワーク分離装置HIT-100は音をゆったりとさせた

PC130084.JPG ネットワークオーディオがだんだんと盛り上がってきましたが、それに伴って電波なグッズも色々と販売されてきているようです。

 メーカーも必死だなwと思いますが、そりゃね…原価数十円のパーツを「オーディオ用」として売り出せば万円な製品になるんですから、アクセサリーメーカーも必死です!というか、個人的にはオーディオアクセサリ業界って、非常に失敗のリスクが少ないというか…失敗しても宣伝費以外の損失が少ないという優良業界だと思うのですが、さて。

 とまぁ…昔はそれなりにそういうモノに手を出してきた私ですけど、これは電波ではない!
 ネットワーク信号を物理的にアイソレートするアダプタ、日本光電のHIT-100です。この名前、場末のヒットチャートかよ!と思っちゃいますが、違います。ちゃんとしたネットワーク製品です。
 つか最悪、音に影響がなくても、患者さんには影響あるんです!何故ならコチラは鳴く子も黙る医療用機器、ホスピタルグレードです。因みにオーディオアクセサリ好きな人達は“医療用”大好きです。自動車好きの“レーシング用パーツ”に似た響きがあります。

 茶化すのはこれくらいにして、実際オーディオに取り組んできた人間からすると、PCオーディオ系のノイズに対する寛容性というか無理解は我慢できない訳です。なんせ、電源ケーブル1本のアースですらグダグダ言ってきた人達です。2ピンケーブルの電源と、それにぶら下がった数々のUSB機器やネットワーク機器、オマケにそれらは全てアースがいい加減なのはもちろん、それぞれ好き勝手にノイズ出しまくってる訳で、どうも生理的にイヤな感じ。
 中にはハッキリと「家電に影響あるぞ」とパッケージに書いてある製品もある始末で、こうなってくるともう、PC周辺機器のノイズはデジタルだということで「なかったこと」にしてしまうか、PCオーディオなんてクソ!と言いながら、時代に背を向けて生きるしかありません。でもそれも淋しい。

 もちろん、ネットワークを通る信号はデジタルで、そのデータの普遍性は、様々な規格によって保護されています。アナログ機器のような曖昧さは許されません。例えどんなにノイズが多い環境でも、LANケーブルで転送されたデータは復号処理され、必ず転送元と転送先でバイナリが一致しています。そうでなければ、コンピュータのプログラムは機能しません。
 しかし、例えバイナリが一致していても、その信号線のクオリティーは無視していいか?というと、そんな事はないのです。いくらデジタルなオーディオ機器であろうと、最終的に人の耳で聴くためには、デジタルデータをアナログ信号に変換しなければならない訳で、機器までのデータ転送が完璧であろうと、そこに高周波のノイズが飛び込んできていい筈がありません。

 因みに、LINNのDSシリーズでは、ネットワークを受ける端子付近にあるネットワークのパイロットランプを、設定で点滅しないようにすることができます。なんでこんな設定があるのかというと、ズバリ「音」に影響があるからです。例えバイナリ一致のデータが受けられたとしても、PC業界特有のノイズへの無頓着さは、音質的にまだまだ改善すべき余地があるということです。昔からのオーディオ的には、アンプのパイロットランプを消すと音が変わるとか、常識だったしね。

 前置きが長くなりましたが、このネットワーク分離装置「HIT-100」。これは、LANケーブルの信号を物理的に遮断するアダプタとなります。
 「ちょっと待て!LANケーブルの信号を遮断したら、信号通じないだろ!?」もっともな疑問ですが、この製品はそうやって、ネットワーク信号を電気的に遮断して情報のみを伝達することにより、コモンモードノイズや過電流を防ぐ仕組みとなっています。その仕組みについては、メーカーさんの製品ページを参照して下さい。

 で、これがどうしてオーディオ的に優れているかというと、PC回りからのノイズなどを、物理的に遮断できるからです。つまり、LINN DSのようなネットワークプレーヤーでは、この機器を間に挟むことにより、PC回りの信号ノイズとグランドノイズから、オーディオ側の機器が物理的に遮断される事となります。これは音に影響ない訳ない!のです。

 私もこの製品は、以前から「買わねば」と思っていたのですが、ウダウダしているうちに、アマゾンでは何故か取り扱い終了。送料払って一般通販サイトから買うのもアホらしいし、近頃はパシフィックオーディオで取り扱いを開始したとのことで、そのうちユニオンでも売られるんだろうと思っていましたら、本日、年末セール中とのことで、通常価格よりも割引きの8,400円。速購入!早速使ってみました。

 接続は、Sneaky DS側に30cm位のLANケーブルを装着して、その先にこのHIT-100を接続しました。つまり、DSの最終段付近で信号をアイソレートした訳ですね。接続後に音楽再生。何か変わっているのでしょうか?

 正直、音質の違いはあまりわかりませんでした。特に音のレンジが伸びている訳ではないし、音色も変化しません。でも、決定的に変わったことがあります。それは、HIT-100の装着前より、明らかに「テンポがゆったりと聞こえた」事です。

 これはすごいことだと思います。つまり、音色に何ら変化がないのに「テンポがゆったりとした」ということは、そのまま情報量が増大しているのではないかと。
 なぜゆったりとした方がいいのかというと、色々な音色や情報が頭に飛び込んでくると、人は脳の処理が活発になり、体感時間が延びるからです。学生の頃の100m走、普通なら15秒〜遅くても20秒近くだと思いますが、脳が活性化して肉体が俊敏になった瞬間は、その時間が濃密に長く感じたりしませんか?つまり、そういうことです。

 音質で迷ったときは、比較してテンポがゆっくりと聴こえる方を選べば、ほぼ間違いありません。そして、このHIT-100は、普段奏でている音楽を、より濃密に脳が活性化する方向に変化させてくれたということになります。

 この製品は、全てのネットワークオーディオをやっている人達に、オススメできるアイテムだと思います。売価は10,500円ですが、訳のわからんケーブルやアクセサリを買ったと思えば、安いものです。

OLYMPYS XZ-1

▼2012年12月11日

LINN ITTOK LV IIとIKEDA 9cIII

EC110577.JPG ちょっと前にLINNのBASIKというアナログプレーヤーを入手して、久しぶりにレコード三昧の毎日を送ってるのですが、この度更なる新兵器を入手。
 伊藤さんが作ったアームだからITTOK!ということでITTOK LV IIというトーンアームです。

 まずはバイヤーズガイド的な情報から。
 入手先はヤフオクで、落札金額は6万円台…ま、相場通りでしょうか。アーム単体の出品は少ないので、あまり相場感がないのですが、数年前では10万弱くらいでいくつか落ちていましたので、今回の価格なら、そんなモノかなと。

 ITTOKですが、ここの所海外のオークションでは、大体500ドル台で出品されているケースが多いようです。でも最終落札額まではわかりません。1ドル80円だと約4万円〜なので、500ドル強なら安い!と思ってしまいますが、国際小包の送料が数十ドルに加え、トーンアームは部品扱いになりますので、別途関税がかかります(通関処理の都合でかからない場合もありますが、基本的にパーツの輸入には関税が必要です)。もちろん消費税も…と考えると、最終的には600ドル+位になるかもしれません。海外から落札するときはこの辺の追加予算もお忘れなく。あとebayでは、何故かしばらく前から、ITTOKの改造品がよく出品されているようなので、ご注意下さい。

 最近はあまり熱心に見ていなかったのですが、ITTOKのLV IIとLV IIIでの相場は、あまり変わらないようです。というか、さほど出品も多くないので、落札金額は相場よりも、たまたま欲しい人が重なると上がるといった感じ。ただ、海外ではEKOSの出品もコンスタントにあり、初期型だと900〜1000ドルが開始価格みたいな感じなので、ITTOKだと、どんなに競っても700ドル迄じゃないでしょうかね。

 さてこのITTOKですが、最大の特色は、ダイナミックバランス型のアームだということ。
 アナログプレーヤーは、その先端に装着されたカートリッジにある針でレコードを読み取る訳ですが、アームはその針圧のかけ方によって、主に2種類の方式が存在します。

 ひとつは「スタティックバランス型」と呼ばれるモノで、これは天秤と同じ構造です。支点を中心に左右同じ傾きになるようアームのバランスを取り、そこから“おもり”を使って針圧を得ます。実際はおもりを載せるのではなく、アームの後ろにあるバランスウェイトをスライドさせ、支点をずらすことで指定針圧を得ます。現在発売されているアナログプレーヤーのアームは、殆どがこの形式です。

 そしてもうひとつが「ダイナミックバランス型」と呼ばれる方式。こちらもスタティックバランス型と同様、支点を中心に左右が同じ重さになるようバランスを取るのですが、その後の針圧のかけ方が“おもり”ではなく、スプリングなどを用いて機械的に荷重をかけます。そのため、原理的にはアームが天地逆さまになっていても、カートリッジには指定の針圧がかかる事になります。

 どちらの方式が優れているのか、アナログ全盛期には色々と論争が起きたのですが、現在では構造の単純さから、スタティックバランス方式が主流となっています。しかし、LINNのEKOSを始め、高級トーンアームの世界では、今でもダイナミックバランス型のアームは健在です。

 ダイナミックバランス型アームの利点は、その安定したトレース能力にあります。音溝の状態や、歪んでしまった盤面に対しても、常に動的に一定の針圧をかけられるのが特徴。逆にスタティックバランス型の利点は、その単純な構造故に、徹底的に工作精度を追求できるという点にあります。
 それぞれの方式に優劣はなく、使用するターンテーブルやカートリッジ、また、環境によって再生音の質は変わってきます。ただ、現在ではダイナミックバランス型のアームが、その構造の複雑さから、おおよそ高価である、というだけです。

 では、私が何故、BASIKに付属していたAKITO IIというトーンアームを持っているのに、今回あえて古い時代のアームをもう1本手に入れたかというと、機器のアップグレード目的というより、以前から所持しているIKEDA 9cIIIというカートリッジを使いたかった!のが理由なのです。

 このカートリッジは極めてユニークな構造となっており、一般的なカートリッジにあるカンチレバーが存在しません。カンチレバーとは、おそらく皆さんが「カートリッジの針」と聞いて真っ先に想像する、本体から斜め前に突き出している棒のことです。その棒の先をルーペで見ると、小さな“トゲ”のようなモノが見えますが、それがダイヤモンドでできた、本来のアナログプレーヤーの針となります。
 そして、IKEDAのカートリッジは、その針が直接コイル…つまり発電機本体に取り付けられています。それらについて詳しくは、過去のページ「カートリッジを磨こう!」を参照して頂けるとわかりやすいと思いますが(イラッとする文章ですが若気の至りということでw)、とにかく見た目的にも構造的にも危なげなカートリッジです。

 で、このカートリッジは、ダイナミックバランス型のアームを使わないと、性能を発揮できないのです。
 IKEDAのカートリッジは、カンチレバーというある種「緩衝材」がないおかげで、音溝のトレースに関する動作は全てアーム側で引き受けることになります。その為、盤面の状態やセッティング、そして音溝の変化に敏感です。また、盤面の状態はもちろん、音溝の状態によっても、簡単にカートリッジがホップしてしまい、それは音の歪みとなって現れます。そのため、針先には常に動的な仕組みで加重をかけ続ける必要があり、使うにはダイナミックバランス型のアームが必須となっています。

 以前、このカートリッジをスタティックバランス型のLINN BASIK PLUSというアームで使ったことがあるのですが、音が歪みっぽくなり使い切れない代物でした。IKEDAの場合は、特に型番が進化する程機材の選定がシビアとなり、初代IKEDA 9では、まだスタティックバランス型アームでもなんとか音になったのですが、IIIになるともうダメになりました。

 では、どうしてこんなにめんどくさいカートリッジが売られているのかというと、それはもう単純に「音がいいから」です。
 コイルとダイレクトに接続された針先の音は、ちょっと他のカートリッジでは聴けない種類の音を奏でます。この方式が最上であるとはいいませんが、一度ハマると抜け出せない音であることは間違いありません。
 で、私もこのITTOKをつかって、ようやくIKEDA 9cIII本来の性能を発揮させる事ができそうなのです。

 長くなりましたが、これが今回、私がITTOKを手に入れた理由となります。音質的な感想等は、また後日、別エントリで。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

▼2012年12月09日

刺激に飢えて遂にクラシックまでいった人達

EC070566.JPG よく「高級オーディオマニアはジャズの名盤やクラシックしか聴かない」などと揶揄されることが多いですが、確かに間違ってはいません。大筋の傾向として私もその通りだと思います。

 では何故そうなるのかというと、曲の質などは除外しますが、流行のポップスよりも、クラシックを気持ちよく聴くためには、大がかりな再生装置が必要になることが多いからです。
 この辺は、タマゴが先かニワトリが先かの問題に似ていますが、低音・高音をしっかりと再生できる機器だと、ポップスのように中域に音が集中している音楽だと、刺激が足りなくなってきます。その為、高級オーディオマニアは、ジャズやクラシックにハマってゆくことが多いんだなと思っています。

 私が考えるに…。

1:子供の頃はラジカセ(今はiPodとかか)で流行のポップスを聴く

2:アルバイトとかして少し性能のいいオーディオ機器に手を出すと、音が伸び伸びと鳴るのが楽しくて、アンビエント系音楽などに手を出す。

3:更なる刺激を求め、機器をバージョンアップする。

4:機器が鳴ってくると、今度は生演奏の音楽が気持ちよくなり、JAZZ等にも手を出す。

5:更にサックスやピアノの高音質表現を求め、機器をバージョンアップする。

6:クラシック音楽って聴くと気持ちいいじゃん!

7:オーケストラの広大なダイナミックレンジを再現するために、機器に大金を払うようになる。

8:以下エンドレス…

 と、以上のような流れではないかと。

 なにが言いたいのかというと、世間でのクラヲタや、ジャズヲタは、例えばレコード屋で配られているジャズレコードのフライヤーのように「家に帰ってゆったりとしたサックスの音に癒される」とか「スインギーな調べと共に1日の疲れをリフレッシュ」なんて事はきっと考えていません。
 元々ポップスやロック、ヘビメタ(全員が通過する訳でもないだろうけど)を聴いて、それが楽しくて更なる刺激に飢え、ジャズ演奏での生楽器の鋭い切れ込みや、クラシックのオーケストラ演奏のような雄大な音像空間に活路を求めているのです。

 なので若い方達は、小銭を持ってそうなおじさん達が、ジャズやクラシックのCDを買い漁る姿を見て「歳を取ったらああいう刺激の少ない音楽がいいのかな…」などと考えるのではなく、彼等はロックンロールの刺激ではもう満たされなくなった音楽ジャンキーなんだ、と思うようにしましょう。
 そう考えれば、少しはクラヲタのおじさん達にも親しみがわいてくるのではないかと思いますが、如何でしょう?

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2012年12月02日

ソビエト製のよくわからないレコード

EC020559.JPG 華麗にアナログ復活記念として、本日は中古レコード屋さんへ。

 そこで見つけてきた、Made in The U.S.S.R.のレコード。曲の内容はサッパリ分かりませんが、ピアノと弦楽器の曲だというのはわかる。何となく気になって買ってきちゃいました。

 ボロボロですがなんか味のあるジャケットには「Д 04572-04573(a)」とありますが、これがタイトルなんですかね。お店で盤はチェックさせてもらったのですが、ずしりと堅くて重い。

 聴いてみると、ちょっと驚く程音が良くて、なかなか躍動感がある協奏曲でした。思わず二度聴きしてしまいましたよ。

 つことで、中古レコードってなんだかいいよね…というお話。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

LINN BASIKを入手

EC010554 アナログプレーヤーです。LINN製のね。

 実は、ほんの半年くらいまで、アナログプレーヤーはLINNのAXISというターンテーブルを使っていました。
 こちら、廉価版のわりには結構性能が良く、また、泣く子も黙る上級機、LINNのLP-12と比べて、電源も33/45回転の切り替えもこれ一台で済むため、私的にはもうこのプレーヤー死ぬまで使い続ける!と思っていたのですが、残念ながら半年位前に突如、ターンテーブルが回らなくなってしまいまして、遂にお亡くなりあそばされました。

 AXISについては、LINN側でも確度の高い故障率データをもっているようで、某なかのひとからは「そろそろ壊れるよ」と予告されていたのですが、私のAXISは大丈夫!とタカをくくっていましたね。早目に対策すれば、田中屋クリエイティブの修理キットでなんとかなったかもしれないのですが、仕方ありません。これも自業自得。

 ま、実際は最近アナログレコードなんて聴かないしね、新しいプレーヤーはそのうち考えるとして、しばらくはPCオーディオで充分だわ…と思っていたのですが、実は結構ストレス貯まるんですよね、アナログが聴けないって。

 急にレコードが聴きたい!という衝動は特になかったのですが、街を歩いていて、アナログレコードの特売セールを見たり、CD屋さんにいって「アナログ盤限定発売!」みたいなチラシを見る度に「あぁ…今の自分には関係ないんだな〜」と思うのが辛いというか…。最近あまり聴いてなかったとはいえ、それはいつでも「聴ける自由」があったからの事なんだなと、改めて実感。

 かといって、同じメーカーのLP-12なんて買う金は更々なく、どこかに中古のREGAでも売ってないもんかな、と探していたのですが、今日何となく寄ったオーディオユニオンで、入荷したばかりというLINN BASIKが出ているのを発見!アームも現行品と同様のAKITO-2がついてます。

 LINNのBASIKとは、かつて生産されていたLINNの廉価版アナログターンテーブル。
 その前にLP-12の弟機として15万円で売られていたAXISターンテーブルが、弟機のわりには凝った作りで、LINNにしてみれば作れば作る程赤字だったらしく、さすがにAXISの生産を中止して、もっとちゃんと安く作れるプレーヤーを販売しよう!ということでデビューさせた機種だったようです。

 当時の定価は138,000円で、ターンテーブルの構造は内枠だけをフローティングさせていたAXISのように凝った作りにせず、その頃イギリスで人気があったREGAのアナログプレーヤーのように、ターンテーブルとアームボード全体を完全に一体化させて、全体をゴム足でフローティングするという簡易な構造で、コストカットを図っていました。
 しかし、せっかくターンテーブル本体をコストカットしたくせに、何を考えているのか、当時定価80,000円で売っていたAKITOというアームを標準装備しちゃって、この機種も売れば売る程赤字という状態に(ちなみに今ではこのアーム178,500円だ!)。結局BASIKも比較的短命に終わったらしく、その後LINNのアナログプレーヤーは、LP-12以外作られることはありませんでした。

 アホみたいな話ではありますが、そんな迷走ならユーザーにとっては嬉しい訳で、そのせいか、AXISもこのBASIKも、あまり中古市場で見かけることがありません。
 たまに見かけても、中古のわりにあまりお買い得でなかったりしたのですが、LINNが数年前にこれらモデルのサポートを打ち切ったせいか、近年はようやく、オークションなどで見かけることも増えてきたようです。

 しかし、注意ですが、まずAXISは修理できません。そして、今問題なく動いていても、近い将来に壊れます。中古で入手することは避けた方が無難。
 そして、今回のBASIKについても、モーターが壊れたら終わりです。ただ、このモーターはそうそう壊れるものでもないようなので、値段が安ければ手を出してもいいみたい…。

 ということで、長くなりましたが、この度BASIKを入手して、再びLINNのアナログライフを始める事が出来た訳です。うれしいね。

 早速セッティングと音出しです。まず、カートリッジは、ベンツマイクロのグライダーを装着。ただ、後から気が付いたのですが、このカートリッジ、カンチレバーをマウントするゴム部分がもう溶け出してきていて、音は出るのですが、少し歪みっぽくなります。もう寿命ですかね。なので家にあったLINNのKLYDEを使っています。

 フォノイコライザーは、LINNのLINTOといきたい所ですが、こちらは貸し出し中のため、NAIM AUDIOの内蔵MCボード、NA323Sを使用。つか、NAIMの内蔵ボードは他にも色々あったと思うのですが、何処行ったんだろう。

 ちなみに、フォノケーブルは、LINN純正ではなく、好みでSMEのフォノケーブル使ってます。確か購入当時は5万円位したような気が…。ということで、アナログは色々とお金かかるというか、お金のかけどころが多くて困ります(笑)

 久しぶりに聴くアナログレコードは、なんというか、いいですね。これを聴いてしまうと、やはりデジタルはどんどん進化しようと、アナログは残り続けるんだなと思います。例え、ノイズがあっても、測定上音の歪みがあっても、とにかく私にとって気持ちの良い音なんです。いいなレコード。

 夜の小さな音での音楽鑑賞にも優れています。ボリウムを絞っても、実態感があまり消えないのがアナログのいい所。
 残念なのは、どうしても聴く音楽が一昔前の音源中心になってしまうことでしょうか。新譜で手に入るレコードの種類って限られてるもんね。

 あと、なんだかんだで、アナログレコードしか発売されていない音楽…というケースはかなり減ってきましたが、それでもまだチラホラとCD化されていない音源はあったりして、それらが聴けるのはいいことです。
 今晩はアナログ復活記念で、CDでは聴けない音楽特集!このエントリ書いているときは、日本特撮映画の問題作(?)さよならジュピター」のサントラレコードを聴いていますよ…って、今調べてみたらこのレコードもCD化されたことあったのね。

 とまぁ、書き続けていてもキリがないのでここまでにしますが、とにかくアナログシステムが復活して嬉しいな!というお話しでした。明日は久しぶりに、中古レコード屋さんに行ってみようかな。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2012年12月01日

新創刊!Gaudioを買ってみました

EC010545.JPG PC Audio Fanという雑誌が、装いも新たに新創刊して、今度はGaudioだそうです。オーディオ雑誌は久しく買っていないのですが、創刊号だそうなので買ってみました。

 お値段は1,500円。付録にハイレゾ音源が入ったDVDディスクが付いてきます。

 ザッと眺めてみると…判型もそうだけど、特集記事の構成とか、中程にあるユーザー訪問記とか、後半のソフト特集とか、なんだか懐かしのAV FRONT誌を彷彿とさせます。金かかってそうだなぁ〜。

 中身は、組み合わせ系の記事と、新製品紹介。そして、ユーザー訪問記は面白いですよね。昔のAV FRONTでも、長岡鉄男の訪問記が一番楽しみだったし。あと、ソフト紹介に多くのページを割いているのも好感が持てます。普段自分があまり聞いていないジャンルのディスクとか、買ってみようかな?とか思っちゃいますね。

 一時期、この国ではオーディオという趣味が死滅しそうでした。あれ程あったオーディオ雑誌も、最不況期には「STEREO」と「STEREO SOUND」位になった時期もありましたね。それが知らない間に、今ではアキヨドのオーディオコーナーで、オーディオ雑誌だけで棚が一つできる位の盛況ぶりです。つかね…ヨドバシカメラでオーディオ用の真空管が買える時代が来るとは想像もしてませんでしたよ。

 ということで、この雑誌が売れて、また世の中でオーディオが流行って、みんながいい音で音楽を聴ける時代が来るといいですよね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2012年11月27日

Simeon ten Holt 爺へ追悼の意を

 先日ですが、Facebook経由で「Simeon ten Holt 89歳で死去」という情報が入ってきました。公式サイトにもトップでアナウンスされています。

 彼の創り出す美しい旋律には、いつも勇気を与えて頂きました。心よりご冥福をお祈り致します。

Simeon Ten Holt: Canto Otinato/シメオン・テン・ホルト ピアノ・アンサンブル

▼2012年11月24日

超音速攻撃ヘリエアーウルフ・ナイトライダーのサントラCD

PB244225.JPG フラッと寄ったブックオフでゲットン!

 今でも一部でマニアが残っている、1980年代のアメリカアクションドラマ、エアーウルフナイトライダーのサントラCDです。

 日本では人気を博したこれらのテレビドラマ〜というか当時は本国よりも日本の方が人気だったらしい〜には、オリジナルのサウンドトラックが存在していませんでした(ナイトライダーについては2005年になって突如サントラCDが発売されたようです)。これら日本での人気にあやかり、当時のキングレコードが「スターチャイルド」レーベルでカップリング企画として発売したのがこのCD(レコード)となります。

 オリジナルスコアによるサントラが市販されなかったため、内容はなんと川井憲次氏らによる耳コピという噂。
 でも、あのテーマ曲独特のノリと旋律が忠実に再現されていて、サントラ市場ではレア版として扱われています。中には万円する値段で取り扱っているお店も。それが、当時の新品価格ちょい安で手に入れられたのはラッキーでした。

 ちなみに、下にゾンアマのリンク貼っておきますが、そこで手に入る怪しげなエアーウルフのサントラは、劇中の音楽と似ては似つかぬモノらしいです。レア版と勘違いしていたのか、数年前のディスクユニオンで中古が5,000円位のプレミア価格で並んでいましたが、アレ買った人、内容知ってて買ったのでしょうか。

 ナイトライダーの方は最近リメイクされたようですが、エアーウルフもまたリメイクされるといいですね。そしたら、今度こそ、完全なオリジナルサウンドトラックが発売になるかもしれません。

OLYMPYS XZ-1


Airwolf/Wonder Weapon

▼2012年11月17日

クリックレスポンスUSBがヤバい

EB170512.JPG 長い間在庫切れになっていたようですが、最近ゾンアマで在庫が復活したようなので、思わず注文してみました。

 このUSBメモリみたいなもの、一体何なのかというと…ま、早い話がUSB回路回りのアースチューンみたいなものです。

 USB端子については、様々な種類と機能の機器が接続されている上に、各製品ともグランド(以下GND)の取り回しが相当いい加減なようで、電位差もバラバラな状態です。
 そういった機器を沢山、一台のPCにつなげて大丈夫なの?というと、実は大丈夫ではなく、一般的には、それらハード的な問題とソフト的なトラブルはまとめて「相性の問題」とされているようです。

 GNDの問題は、PCヲタの方達でもあまり一般的に語られないようですが、DTMや計測機器を使う現場では割と問題にされていて、「USB グランド」というキーワードでネット検索してみると、それなりに情報が出てきます。
 一般的にはループを避けるため、回路のどこかでUSBのGNDをアイソレーションする方法がとられているようで、そのためのUSBアダプタも市販されていますし、またセコい解決方だと、USB端子の外側を1箇所、テープで巻いて絶縁するなど、それなりに工夫している人も多いみたい。

 で、このクリックレスポンス。
 こちらは長崎のオーディオラボという会社で販売されている製品で、ここの社長は新書で「電線1本で世界を救う」という本も書くくらいのアースヲタみたいです。

 私もこの本は以前読んだのですが、つまり、電気回路というのは、きちんと安定したGNDに設置されていて、そこで等しいプラスから等しいマイナス(本当はマイナスからプラスですが、一般論として)によどみなく流れることが正しいのですが、一般に流通している電気を使う製品は、電気のプラス側ばかりに気を取られ、正しく電気が抜ける道についておざなりになっていやしないか?それを正す!というのがこの本の主張、というか私の意訳。

 前置きが長くなりましたが、この「クリックレスポンス」という製品は、そういうあやふやなUSB回りのGNDを改善する製品のようです。
 中身は…何となく想像がつくのですが、いい加減なこと書いて恥かくのもアレなので黙ってます(笑)。おそらく、ラジオとか無線機とか自作してるおっさん達なら察しがつくのではないでしょうか。

 早速効果をチェック。本当は現在メインシステムの1部になっているMacmini用ではなく、普段使いのiMacの方に使ってみようかと思っていました。なんせ、既に色々なUSB機器をつなぎまくりで、一部周辺機器の動作が安定しなくなっていますので。
 でも、折角なんでオーディオの音で性能を確認してみますか…と思い、MacminiのUSBポートにズブッと差し込んでみました。そしてSneaky DSちゃんから音を出し。え!これはなに?ちょっとアレなくらいの効果がありますよ。

 情報量がいきなり増えました。今風に言うと「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!パニッシュメント!ディス!ワールド!」状態、これはすごい。

 逆に言うと、変わったのはそこだけ。「低域がもっと伸びるように…」とか「解像度に緻密さが…」みたいな変化は特に感じません。私はだからこそヤバいと思いました。

 もちろん、相対的に背景へ埋もれてた音が認識しやすくなっていますので、人によっては、というか、聴く音楽によっては「レンジが増えて…」みたいな感想になるケースもあるかもしれません。
 でも、変なアクセサリ系で、音をしっちゃかめっちゃかにしたくない人にも、これはお勧めできるのではないかと。

 GNDの問題って、主に輸入オーディオ使ってる人は割とよく考えたりするんだけど、PCオーディオでは今まであまり問題にされる事がなかったようです。私が知らなかっただけかもしれませんが。
 ただまぁ、これらの問題は電気回路を考えるためには当然注意しなければいけないポイントでもあり、そしてこの製品をPCの空きポートにブスッとしても、いい事あっても特に悪い事はないでしょうし(音以外にも誤動作防止や機器の寿命UP等にも効果ありそう)、気になる方はお守りとして注文するのも悪くはないのではないかと。
 少なくともこんな製品よりは音への効果、確実にあると思います(もっともコチラは、音質UPを詠わなければ、アルミの固まりをああいう形に削り出す製品として妥当な価格だと思います)

 問題は、また「在庫切れ(エントリ更新時)」になってることですかね。人気あるのかな?私ももう一個くらいほしくなってきました。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro



▼2012年11月11日

吉田美奈子/EXTREME BEAUTY

PB114195.JPG ちょっと前に、懐かしのソニーリバティのテレビCMをようつべでみて感動し、そういえば吉田美奈子のリバティ入ってるCDあったよな〜と思い、CDの山から数日間かけて発掘。
 さっそくリッピングしました。

 しかしいいよね〜この曲。音楽というか、音を聞く喜びに溢れています。歌詞についてはこちらのURLを参照

 なんだか、あのテレビCMも懐かしくて、近頃繰り返し聴いています。

 この時代の吉田美奈子は、他の曲も実によいです。アブラ乗り切ってますね。

OLYMPYS XZ-1


EXTREME BEAUTY/吉田美奈子

▼2012年11月08日

audiogalaxyで全ての曲を持ち歩こう

PB084161.JPG 皆さんのiTunesはどれくらいの曲が入っているでしょうか。

 私のiTunesは、今日現在21,655曲のデータが登録されており、容量的には273GBとなっています。
 もっとも、この容量は、結構遠慮気味にCDをリッピングしているせいで、実際家にあるCD全てを「本気出す」モードでやると、曲数も容量も数倍…特に、iTunesを使い始めてから数年間にリッピングしたデータはMP3のままなので、これも本気でALAC形式にしたら、かなり容量が増えるでしょう。

 ちなみに、私の全音楽ライブラリの中で、ALAC形式は7,682曲。容量的には191GBだったりしますから、MP3やAAC時代と違って、この先は加速度的にストレージの容量を圧迫してゆくのかな。

 で、この先テラバイト級のストレージを持ったiPodが発売されるならともかく、音楽ライブラリが一定以上に増えている人は、手持ちのDAPに入れる音楽を選択して持ち歩いていると思います。
 ただこれが、意外とめんどくさいというか、たまたま外出時に「あ…あの曲聴きたい」と思ったときには、手持ちのiPhoneにデータが入ってない!とか、結構ありがちですよねー。

 そんな悩みを解決してくれるのが、この「audiogalaxy」というソリューション。利用はなんと無料!
 必要な環境は、インターネットに常時接続された音楽ライブラリに接続されているPC(OSX or WINDOWS)と、iOSもしくはAndroid端末+外出先でのネットワーク。
 最近では自宅のネットワーク回線は、ADSLや光などの定額常時回線の人が多いでしょうし、iPhoneやAndroid携帯を持っている方なら、外出先でのネットワークは確立されていますので、それでOK!

 詳しい使い方は、既にWebのあちこちで説明されており、ここで私がまとめても仕方ないので、iOSはこちらAndroidはこちらを参照して下さい。このエントリでは主に使ってみた感想を紹介しましょう。(※アカウントをFacebookで登録した人は、デフォルトが「再生した曲情報をタイムラインに流す」状態になってますので、オフにするなり注意してください。)

 どういう仕組みになっているのか知りませんけど、audiogalaxymobileのストリーミングアルゴリズムはかなり優秀で、地下鉄など、どう考えても今ネットワーク切れてるよな…という所でも、粘り強く再生してくれます(もちろん駅間が長ければ切れますが)。キャッシュの処理が優れているんでしょうね。ただ、私の環境では、端末側よりも、むしろ自宅側のネットワークがそんなに高速ではないので、たまに曲データが途切れることがあります。
 もっとも、仕事場でストリーミング再生している分には、2〜3日に一度位、数秒途切れる程度。この頻度なら「あれ?ネットワークの調子悪いのかな?」で済まされる程度のトラブルでしょう。

 気になる音質ですが、オプションの「High quality audio」で使う分には、高ビットレートでのMP3という感じで、悪くはありません。というか、外出先でBGMとして利用するなら全く問題がない音質。更に高音質で聴きたい音楽については、別途iTunesで同期して持ち歩けばいいのですから、そこは使い分けかな。

 一部の曲データで、日本語のタグが文字化けするという不具合もありますが、タグ情報は全てaudiogalaxyのサーバーに保存されますので、検索や選択については高レスポンスでストレスを感じません。再生開始時には2〜3秒待たされますが、これは仕方ないよね。一度再生が始まってしまえば、曲間でも待たされることはありません。

 また、audiogalaxymobileでは、アプリ内課金800円を支払うことにより、端末のストレージに音楽データを保存する機能が使えるようになります。これでお気に入りの曲を端末内に保存するようにすれば、iOSやAndroidの標準音楽プレーヤーを使わずに、オンライン/オフライン両方で音楽を楽しむこともできます。

 私の場合は、全ての音楽ライブラリをaudiogalaxyに登録して、端末ではiTunesで、主にお気に入りと新しく追加された曲を転送するようにして使っています。そして、仕事中など、ダラダラと色々な曲を聴き続けたいときには、audiogalaxymobileを使って音楽を聴いています。
 結構な頻度で「お!この曲こんなに良かったのか」など、新たな発見もあって面白く、これはiPodが発売された当時にあった「全ての曲を持ち歩く」のコンセプトに近い体験です。

 人によっては、自宅に常時起動しているPCを用意する必要があるのが、少しハードル高いかもしれませんが、この便利さと体験は病みつきになりますし、新たな音楽への発見もあるかも。
 アプリ内課金を行わないなら、今のところ完全無料なので、手元にiOSやAndroid端末があり、音楽データが端末に入りきらない…という人、みんなにお勧めしたいサービスです。

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▼2012年11月05日

東京インターナショナルオーディオショウに行ってきたよ

自分のフォトストリーム-379 土曜日は、都内に出るついでに「東京インターナショナルオーディオショウ」に寄ってきました。このショーに来るのは数年ぶりでしょうか。

 事前にショーの内容を把握していたら、我らがLINNの総裁、アイバーの講演も聞きたかったんだけど、到着時には既に始まっていた(というか、会場に着いてから知った)ので、仕方なく、適当にLINNブース見たり、ディナ見たり、今井商事のブース見たりしてました。

 そんな中、今年印象に残ったのは、今井商事が出品していたオーストラリア製ヘッドホンアンプ「Soloist」ですかね。
 少し堅い感じの音ながらも、実在感が良好で私好みでした。あと、いかにもガレージメーカー的仕上げとパーツの豪華さも気に入ったし。

 その他、LINN・KIKO様の音も聴いてみたかったんだけど、会場では当然ながらKLIMAXによるデモが中心で聴けませんでした。その代わり、屋外のリンレコ特売ブースでは音出しされていて「あ〜こういう鳴り方するのか〜」みたいなのは少し分かった気がします。チラ聴きですが、オーディオ仙人には良さそうでした。

 写真はリンブースでもらった、リン印のアメ。美味しかったです。

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▼2012年10月30日

Kiniko plays reich in Tokyo

PA304097.JPG 小田原に行った帰りには、そのまま目黒のパーシモンホールに出かけて、加藤訓子の日本凱旋公演、Kiniko plays reich in Tokyoに出かけてきました。

 会場はメインのコンサートホールではなく、地下の大きな体育館のようなステージ。中央に木琴や鉄琴、スチールドラムなどが設置されており、その周りは、豪華にエクリプスのTD712zが10本、円形にとり囲んでいます。これは、1人では演奏しきれないライヒのパーカッションを、スピーカーで補うための装置です。

 開演の19:00を少し過ぎて演奏が始まりました。

 ステージが暗くなって、加藤訓子氏が登場。そのまま踊るように、各種パーカッション楽器を叩き始めます。これは面白い。演奏も楽しいですが、彼女の舞台パフォーマンスも素晴らしいモノでした。

 曲はライヒのミニマル曲、途中「オロール・アルメニアソング」では少し眠くなりましたが、その後のヴァーモント・カウンターポイントではまたエキサイティングなステージに。最後はArvo Pärt氏の「鏡の中の鏡」という曲で締めくられました。

 その後はアンコールで、エスニックなマラカス演奏(というかパフォーマンス)を披露して、コンサートは終了しました。時間にしておおよそ100分くらいかな?私は面白かったけど、この手の曲に慣れていない人には、ちょっと眠かったかもね(笑)

 コンサート終了後は、ホール近くにあったオサレなイタリアン「ポストフェリーチェ」というお店で夕食を頂きました。ごちそうさまでした。

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Kuniko Plays Reich/S. Reich Kuniko

▼2012年10月28日

秋のヘッドホン祭2012メモ

PA284074.JPG 昨日は仕事(?)だったので、今日行ってきました。詳細は後でまとめますが、印象に残った機器をピックアップして簡単なまとめ。

 あ、否定的に書いているのもありますが、これは現時点でチラ聴きした印象なので、後日正反対のこと言い出すかも知れません。あしからず。

1:音茶楽のヘッドホン
  なかなか良かった。軽々と鳴るのがよい。昨今価格崩壊(インフレ的な意味で)してるイヤホンの中で3万円ならお買い得。

2:カナルワークス
  カスタムなので、便宜的にシュア風のチップで試聴。フルレンジ4ドライバのイヤホンが良かった。3Wayの方はまさにモニタ的で悪くはない。

3:FitEar・Monet(萌音)
  こちらも汎用チップで聴いてきた。価格も含めネタものかと思ったらこりゃすごい。特にこの手のカスタムにありがちな解像度を強調しない音色が素晴らしい。冗談みたいな値付けだけど、こりゃ女性ボーカルマニア向けに売れるのでは?ケーブルは堅くてちょっとマイナス。

4:Ultrasone IQ
  今回一番期待していたイヤホン…だけど、ま、ええんでないかい。うん、悪くはなかった。

5:DYNAUDIO Xeo 無線スピーカー
  セミナーやってたのでじっくり聴いてきた。初音ミクとか堀江由衣とか、ある意味会場の年齢層に合わせたソースでやってたけど、正直あれじゃな…というレベル。無線が悪いのかアンプが悪いのか(おそらくアンプ)、キンキンするだけで歌手が全然歌っていない印象だった。ま、無線じゃないといけない環境はあると思うので、そういう場所になら。

6:iriver AK100
  これも今回は期待!…だったけど、聴いてみたら「あ、音いいね」って程度の感想。音いいのはわかるけど、特に聴いていて楽しくもなし。iPhoneとiTunes捨ててまで移る気になるアドバンテージも感じなかった。

7:Final Audio Piano Forte X
  こういう場所じゃないと聴けないので、聴いてみました。ポップスなどはサッパリだけど、クラシックは良い。クラシックが好きな高年齢の方で少しお金持ってる人は、皮肉じゃなくてよいと思う。あと、チップがないので装着時に耳の中がひんやりするのが気持ちいい(笑)

8:サウンドアース DN-17
  萌え萌えばかりで客に媚びやがって…とか思いながら聴いてみたら、こりゃ隠れた目玉。お値段も1万円未満…つか、イヤホンに何万円も突っ込む変態以外はみんなこれ買っとけ!という出来。しばらくはフジヤエービックのみで売るらしいよ。

 その他、ヘッドホン本体に絵を印刷するコーナーとか、色々とそれなりに面白かったです。駆け足だったけどね。

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▼2012年10月21日

BRILLIANTのMozart170枚組じゃ!

PA123913.JPG もう1ヶ月も前のことでしょうか。無性にモーツァルトが聴きたくなったんです。

 なので、早速部屋の各地に点在するCD山を漁ろうと思ったのですが、チマチマと数枚の交響曲や協奏曲のCDが出てくるだけ。いや…もともとそんなに沢山モーツァルトのCDを持っていた訳ではないのですが、なんかこう、ズバッっとモーツァルトに浸りたいと思って、適当に安いBOXでも買おうかと思って探していたら見つけてしまったのです、このブリリアントモーツァルト170枚組を。

 このシリーズ、もちろんモーツァルト以外でも著名クラシック作曲家はいくつかシリーズがあるようですね。2chのクラ板では、既にdat落ちしていますが、一時期は作曲家ごとに「ブリリアントの○○を語り尽くすスレ」みたいなのがあったようです。もちろんモーツァルトのスレもあります。

 早速ネットで注文!と思ったのですが、意外と何処のショップも在庫がなく、納期が注文後3〜4週間となっています。
 1ヶ月待ちかよ〜と思って何気なくタワーレコードのサイトを確認したら、どうやら都内のお店にはいくつか在庫があるようです。早速会社帰りに渋谷店へ行きゲットン!重い…。Twitterではフォロワーから「持ち帰りかよ」と馬鹿にされましたがw。

 家に帰ってさっそくリッピング。CD170枚組とはいえ、全て厚紙のジャケットにそのままディスクが入っているだけなので、パッケージはそれなりにコンパクト(?)ではあります。
 この手のBOXにありがちな「低音質+低品質」という心配も杞憂で、何枚か聴き始めてみると、それなりの音質と演奏品質は担保されているようです。

 調べてみると、このブリリアントクラシックスは、数年ごとにこの170枚組BOXにアップデートをかけて発売しているようで、流通時期によって若干内容が違うみたいです。良心的…と言っていいのかな。
 ただ、なんせ170枚ということもあり、中身がきちんと揃ってなかったり、ディスクのダブりトラブルもそれなりに多いそうなので、その辺はパッケージ開封後要確認かも。気合い入れないと確認できないけどね(笑)。あ、最新版は2011年10月発売の模様。

 そういうこともあり、本製品は海外の直輸入ショップから購入するのは、あまりお勧めできないと、どこかに書いてありました。ま、直輸入ショップ1万円弱+1ヶ月の納期と、国内流通版14,000円弱即納+簡単に交換可能という状況をどう考えるかにもよりますが。

 リッピングはこのエントリを書いているときで、ようやく舞踏曲まで50枚程終わった所です。まだ半分もきていませんね。先は長いし、全てを聴くのはもっと長いです。

 ただ、最近では朝にテレビではなく、モーツァルトを流してみたりと、かつてのバブル期のような華やかな生活を、少しだけ送れることが出来て、結構満足しています。

OLYMPYS XZ-1


モーツァルト:大全集 170枚組/Mozart Complete Edition

Pioneer DVR-XD10Jを購入

EA140501.JPG なんだかんだで安く買った割には色々と金がかかるMacminiですが、この度データリッピング用に購入しました、パイオニア製のCD/DVDドライブDVR-XD10Jです。

 今までは、Macminiにロジテックの格安ドライブ、LDV-P8U2LRDを接続して使っていたのですが、このドライブ、何枚もCDをリッピングしていると、きちんとCDを読み込んでくれない場合が何度もありました。
 特にクラシック系のレンジが広い音楽では、割と高い確率でリッピングエラーが出ます…いや、その時はわからないのですが、あとでSneaky DSから再生したときに強烈なノイズとなって初めてエラーが判明するって感じ。
 このままでは、データリッピング用には使えません。また、デジタルエラーのノイズってのは、スピーカーのツィーターにも負担かけるし、使い続けるわけにもいきません。ということで、ネットで色々調べてみると、データのリッピングにはどうやらパイオニア製ドライブの評判が高いようでした。

 しかし…最近では以前のような据え置き型ドライブって、殆ど姿を消しているのね。買うならしっかりとしたボディの製品をと思っていたのですが、写真のようなポータブルタイプか、PC内蔵型が殆どで、昔ながらのでかいボディでトレイが出てくるタイプのドライブはなかなか売っていません。
 今更ディスクドライブ用ボディ+内蔵型ドライブの組み合わせで購入すると、2万円近くになってしまいますので、今回はおとなしくパイオニア製のポータブル形式の製品を選ぶことにしました。お値段は、アキヨドで5,300円位だったかな?ポイントで支払ったのであまり覚えてませんが。

 このパイオニア製ドライブ、パッケージには「CDリッピングに最適なPureReadがPureRead+に進化」と記されています。データリッピングには自信があるんでしょう。パッケージ裏の解説では「CDのキズの状況を分析し、ピックを最適にコントロールして再読み取りを行い、正しいデータを読む」とあります。この手の追加機能の多くは(※WINDOWSに限る)といった機能制限がつきものですが、このドライブについては、本体ファームで機能をコントロールするらしいので、一度設定すればMacでも問題なく使用できます。

 早速使ってみました。まずはMacBookAirからFusionでWindows7を起動し、手持ちのUSB→ミニUSBケーブルで本体を接続。その後添付ソフトウェアを使い、ファームウェアを更新してPureRead+を設定します。
 PureRead+設定後は、本体付属のコンバインUSBケーブルで、USBポートを二つ使わないとディスクの読み取りが出来なくなりました。要求消費電力が上がってるって事は、キッチリと設定が生きているんでしょうか。

 その後Macminiへと接続ですが、やはりUSB端子一つの接続ではうまくドライブが起動せず、付属コンバインUSBケーブルを使います(「コンバインケーブル」って言葉、パナソニックの登録商標らしい)。ただ、このケーブルって、ポータブル用途を前提にしてあって、少し長さが足りないんだよね。仕方ないので「玄人志向」から発売されているミニUSB延長ケーブルを使って接続します。このミニUSB用の延長ケーブルってのが、何気に見つかりにくく、アキバのパーツ屋さんでようやく見つけましたよ。もちろん通常のUSB延長ケーブルを使うのもありですが、その場合延長ケーブルが2本になってしまい、かさばるしみっともないので。

 早速リッピングスタート!おぉっ!!さすがPureRead+がもたらす静寂な音楽世界!今までのリッピングデータは何だったんでしょう!??…って事も無く、至って普通に使えています。ただ、ロジテックのドライブではちゃんと読み込めなかったCDも、1発で問題なくリッピングできましたので、読み取り能力は高いんでしょう。あと、比較してないけど音質も良くなった気もするナー。

 完全ドライブレスに向かいつつあるApple製品では、この先外付けCDドライブを買い求めるケースがむしろ増えてゆくかも知れません。ディスクの読み取り能力を重視するなら、コンバインケーブルでUSBポート二つ占領してしまうにせよ、この製品はなかなかお勧めです。

 ちなみに、DVR-XD10Jの海外版として、DVR-XD10という製品が、アキバ界隈では3,000円前後で流通しているようですが、付属ソフトウェアが全く違いますので、今回のようにPureRead+機能の設定が出来るのかどうかが不明。心配な方は、おとなしく国内版を買いましょう。

 アップル純正の「Apple USB SuperDrive」は、スロットローディング方式のため、8cmCDの読み取りが不可能な上、汎用性に欠ける(Apple製品でないと使えない)ため、初めから選択肢には入れていませんでした。見た目はカッコいいんだけどね〜。

OLYMPYS XZ-1


MacMiniの内蔵HDDを1TBに換装

PA203945.JPG ちょっと前に買ったMacminiの梅モデル。

 内蔵HDDが500GBで、ミュージックサーバー運用では、近い将来に容量不足になるんだろうな…と思っていたのですが、つい最近、ブリリアントのモーツァルト170枚組CD-BOXなんて買ってしまったおかげで、最近の世間ではなかなか来ないといわれる近い将来が、もうきちゃいました。

 今朝の時点で、内蔵HDDの空き容量が40GBを切っており、このままならしばらく保つとは言え、手元にリッピングしていないモーツァルトはまだ100枚以上残っており、予断を許さない状況。

 なので、散歩がてらアキバをぶらりと回って、自分的には6,000円台前半位で2.5インチ1TB/HDDが売ってたら買っちゃおうかな〜と思っていたのですが、最近はストレージ系の買い物でいつもお世話になってるTSUKUMO電気の店頭で、東芝のMQ01ABD100というHDDが、ちょうど週末特価+タイムセールの最中でなんと5,580円。こりゃかうわ!と思って買ってきちゃいました。

 ちなみにTSUKUMO電気でのお買い物は、特に休日では「ツクモeX.」がお勧めですよ。よく店頭で「○○○円引きチケット」とか配ってますので、それを利用すると更に安く買えたりします。本店の方でそのチケット配ってるのは見たことないなぁ。

 とまぁ、早速買ってきた2.5インチ1TB。家に帰って速換装作業です。作業にはトルクスレンチ(6個の頂点がある星状)の6Tと8Tが必要になります。

 写真はMacminiから内蔵HDDを取り出した状態。メモリの換装は実に簡単なこのMacminiですが、HDDの換装は意外と面倒で、詳しい解説はあちこちで公開されているバラしページを検索してもらうこととして、概要だけ説明しますと、作業の手順は、ファンを取り外し、ファンの空気を誘導させるためのノズルを取り出し、Wi-Fi用アンテナとそのカバーを取り外し、HDD取り外し+換装…となります。

 ファンの取り外し、Wi-Fiアンテナの取り外し時には、基板からコネクタを外す必要があり、その部分は慎重にやらないと、Macminiを破損させてしまうかも知れません。特にファンコネクタは、見た目だと横に引っこ抜くような形のコネクタになっているのですが、そのまま真上方向に抜くのが正しいです。難易度的には、抜き取る力加減も含め、ここが一番むつかしいかも。
 あと、各パーツが変則的に組み合わさっているので、基板を傷つけないように注意しながら、あちらこちらにパーツを傾けたりしつつ、慎重にバラす必要があります。

 現在使っているストレージをそのまま入れ替えるだけなら、上記のファンとWi-Fiアンテナカバーを取り外すだけで、換装は可能です。しかし、本体内にもう1台ストレージを入れる場合は、マザーボードを含め、完全に本体をバラす必要があり、作業難易度が更に上がりますので、覚悟して下さい。

 しかし…元からあるHDDを取り出すのがね…意外と面倒というか知恵の輪チックというか、本体開口部とマザーボードの間をすり抜けさせるようにしないとHDDは取り出せません。ここもある意味難易度は高いな。あ、取り出す前にHDDのコネクタをマザーボードから抜くのをお忘れ無く。こちらも真上に抜くのが正しいやり方です。

 そんなこんなで、換装作業自体は30分程度。次はデータの移転です。

 まずは、私のMacminiにはモニタがありませんので、卓上のiMacとミニディスプレイケーブルで接続。適当にキーボードとマウスをつなぎ、取り出したHDDを外付けUSBケースに入れて、そこから再起動。新たに内蔵したHDDはMac向けにフォーマットされていませんので、ちゃっちゃと「拡張ジャーナリング」で初期化します。
 その後は一旦システムを終了させ、元のHDDは外し、代わりにタイムマシン用に使っていたUSB/HDD接続して、コマンド+Rキーを押しながら再起動。最近のMacはこれでネットワーク復旧が可能になりますので、そこからタイムマシンデータで復旧を選択。あとは待つだけです(後で気が付いたのですが、初めから「コマンド+Rキー」でネットワークからディスクユーティリティー起動して内蔵HDDを初期化できますので、わざわざ元のHDDをつなぐ必要はありませんでした)

 待つことおおよそ4時間くらいだったかな。タイムマシンからのデータ移転が無事完了。システムを終了させ、Macminiを元の場所に戻してからシステム起動。あとはiMacからの画面共有で初期設定…をするまでもなく、HDD換装前の状態ですっかりと復旧されました。もちろんHDDの容量は1TBに増えています。
 Apple製品は、ハードウェアをいじるのは面倒だけど、ソフトウェア的な復旧などは本当にラクチン。昔はHDD換装となると、OSやらソフトのライセンスやらを全て移転するのに、最低半日仕事だったからなぁ。

 HDD交換後のパフォーマンスはどうなんでしょうね。容量が倍になってプラッタの密度が上がってますので、当然ながらアクセススピードも上がっているはずです。
 一部ではこのモデル、「カリカリ音が気になる」と言われているようですが、私が買った個体はほぼ無音。本体に耳をくっつけるようにすると、確かに「カリカリいってるかな」程度の音しかしませんでした、参考まで…。

 つーことで、無事リッピング祭も再開できます。残り500GBを音楽データで埋めるまでには、さすがにしばらくは大丈夫でしょう。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年09月17日

Apple EarPods

E9170212.JPG 巷では新しいiPodやiPhone5で盛り上がっていますが、世間のイヤホンマニアの間で密かに話題になっているのが、今回Appleより発売された新型イヤホン、EarPodsです。

 前評判では結構「音が良い」との評判だったので、安いし世間で出回るようになったら買ってみようかと思っていたのですが、まだ新型のiPod本体がなかなか出回らない中、本日ヨドバシカメラに大量入荷したと、Twitterのフォロワーの方から教えて頂きました。

 アキバまで家から30分。速攻で2FのAppleコーナーでゲットンしてきましたよ。

 購入後、早速開封して聞いてみました。ちなみに、アキバへの往路で使っていたイヤホンは AKG K3003なので、かなり印象にバイアスがかかるような気もしますが、とりあえず第一印象は「オッ、低音出てるなぁ」というもの。
 もちろん解像度などはK3003に比べると相当劣りますが、これが付属品のイヤホンだとするなら、かなりのレベルだと思います。

 ということで、一旦耳をリセットして再度聞き込んでみます。そもそも、従来より付属していたAppleのインナーイヤホンは、付属品と考えれば結構優秀な製品でした。現在でも、オープンタイプの高級インナーイヤホンが絶滅に近い中、自分は逆に周辺の音が聞こえないといけない状況…例えば会社内などでは、今でもAppleの純正インナーイヤホンを愛用しています。

 もちろん、高級イヤホンに比べれば、解像度やレンジなどで不満はあるものの、自然な音造りをしているせいか、聴いていてイヤミがありません。ただ、低音ブーストラジカセや高音域を不自然に強調したDAPで育ってしまった人達には、あの自然さが理解できないんでしょうね。Appleの純正インナーイヤホンを否定することは、まるで大人への階段だと誤解している人が多いみたいで、なんだか微笑ましくなってしまいます。「Appleの純正イヤホンでは音が悪いので○○○○製のイヤホンを4,500円で買い換えました!」とかね。かわいくていいじゃなないですかw。

 しかし、そういったジュブナイル根性丸出しの子供達は、今回のEarPodsをどうやって否定するんでしょう。というのも、率直に言ってこのEarPodsは、世の中の純正付属品イヤホンのレベルを1〜2段階上げてしまったからです。

 低音は必要にして充分、むしろオーバー気味。それでいて、高音域もそれなりに伸びている。そして何より好印象なのは、音楽の中枢を司る中音域の反応とキレがとても良いことです。POPSを聴いていると本当に楽しいイヤホンだと思います。
 あえて否定的な部分を書いてみると、たっぷりとした低音に比べ、高音域の存在感がもう少しあっても良かったかも。それと、あの形状は誰にでもピッタリというわけじゃないんだろうなぁ〜ということ。実際、私は左耳については割とフィットするのですが、右耳についてはすこし違和感があります。

 世の中の高級イヤホンが実質「カナル型」になってしまった中、EarPodsも一見カナル型のように見えますが、こちらはちゃんとオープンタイプのイヤホンです。なので、地下鉄内ではそれなりに騒音も入りますし、音量を上げればそれなりに音漏れもするようです。ただ、逆に言うとオープンタイプである故の音の開放感は確かに感じます。

 EraPodsのスタイルは、非常に独創的といわれているようですが。オープンタイプで、音の流出口をオフセットさせる構造は、昔のSONYインナーイヤホンにも見られました。開発元のソニーでは、そのアイディアは今につながっていないようですが、私としては、Appleはやはり、あの時代のソニーも含め、過去の家電製品を徹底的に研究しているなと感じました。

 なんだかんだで、自称「音質厨」達は、このAppleの純正EarPodsイヤホンも「音が悪い」と叩きまくるんでしょう。ある意味わかりやすい体制に反発する姿勢は、さすがだとも言えなくもないですが、実際に1万円以下のイヤホンを設計・製造している音響メーカーにとっては、悪夢に近い製品だと思います。

 この先、日本製品の廉価版イヤホンが底上げされるのか、それとも執拗なネガキャンで乗り切ろうとするのか…本製品の出来も興味深かったですが、今後の、この製品に対するライバルメーカーの反応も楽しみです。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0


▼2012年09月13日

Mac miniを購入しました

P9113633.JPG LINNのSneaky DSを購入したときから、メディアサーバーを用意したいなぁ…と思っていて、候補としては、QNAPの黒モデルHDD1台刺し2台刺しか…はたまた、Mac miniを購入してサーバー運用かな、と考えていました。

 ただ、どうせなら、専用NASよりも、Mac miniをサーバーにした方が、色々とつぶしがききそうです。

 つことで、心はMac miniに傾いていたとある徹夜明けのアキヨドで【MAC乗り換え応援キャンペーン】 というセールが開催されているのを発見!
 なんでも、今マックの本体を買うと、手持ちのWINDOWSマシンを最低20,000円で下取りしてくれるとのこと。期間は買い取りまでのプロセスを含め今月29日までだったかな?詳細は店舗で聞いてみて下さい。

 で、早速店員さんに詳細を聞いてみると、下取りマシンの条件は、

 ●WINDOWSマシンであること
 ●ブラウン管・トリニトロン管のモデルではないこと

 「箱ナシでも構いませんし、壊れていても構いません」だそうです。2万円増額のクーポン券が発行されますので、買い取りマシンの持ち込みは後日でOK。
 デスクトップ機の場合は、自作機の場合や、モニタ無しでもよいのか、質問ポイントが他にも色々ありそうですが、私は今使っているiMacしかデスクトップPCを買った事がないし、他には持ってもいないので、その辺は聞きませんでした。
 で、もう捨てようと思っていた懐かしのHITACHI FLORA Prius note 220Lノートを下取りに出そうかと考え、その場でIYHを決断。

 買ったモデルは、Mac miniでも一番安い、Corei5/500GB HDD/2GB RAMの仕様。52,500円なので、2万円(正確には20,001円引き)だと32,500円。なんと4割引きです。もちろん、ヨドのポイント還元もちゃんとあります。これ…この調子で何台も買ってヤフオク回せば利ざや稼げるんじゃね?とか考えちゃいますね。

 あ、ちなみに後日談ですが、PRIUSノートはきちんと20,001円で買い取って頂けました。起動確認もしなかったので、本当に壊れていても問題なかったようです。一応ちゃんと起動するんだけどなぁ…。

 そして購入後、同じフロアのPC自作コーナーに行き、DDR-3/1333仕様の増設メモリも購入。4GB×2=8GBにしようか、8GB×2=16GBにしようか迷ったのですが、結局合計16GBの方を選びました。お値段7,350円。こちらは全額ヨドのポイント払いです。もうウキウキで家に帰りましたよ。

P9113627.JPG 帰宅後、早速パッケージを開封します。というか、本当に筐体ギリギリサイズの箱に入っているのね。
 そして、電源を入れる前の処女状態でいきなり開腹。純正メモリモジュール1GB×2を取り外し、8GB×2へと入れ替えます。メモリ交換は工具なしで簡単に行う事が出来ます。

 その後、とりあえず初回設定用に、古いマウスと普段使っているHHKB、そしてディスプレイはmini Displayケーブルで普段使っているiMacのモニタポートへ。イザ起動!

 思うに、まっさらな初期状態からMacOS使うのって相当久しぶりなんじゃなかろうか…。今のマシンも考えてみれば、昔会社で使っていた社のMac環境を移転して使い続けてますからね。そういう意味では新鮮です。

 搭載OSは、今をときめくMountain Lion。iCloudアカウントを設定すれば、おどろく程簡単に、環境設定が終わってしまいます。

P9133647.JPG ここで一旦Mac miniを終了させて、モニタ、キーボード、マウスを全て外し、普段使っているTime Capsuleの上へと移動。余談ですがこれら2台の機械、微妙にサイズと角のRが違うのね。重ねてピッタリサイズかと思ってました。
 そして、電源ケーブルとイーサーケーブルを接続してスイッチオン!そうです。この先はiMac上から「画面共有」を使ってマシンをコントロールしますので、外部デバイスが必要ないのです。

 画面共有は、ネットワーク上にあるMac miniを選択して画面共有ボタンを押すだけ。この辺はWindowsでもMS純正リモホツールがありますが、Macの画面共有が優れているのは、ユーザーアカウントがあれば、ファイル共有さえスタートしていれば、リモート側で特別な設定がいらないことかな。
 とにかく、この状態で、モニタマウスキーボードレスなMac miniが使えるようになりました。

 早速、LINNのDS関連ソフトをインストールして、iMacのメディアデータを全て移転して、Mac miniから音楽再生してみます。
 おぉ…さすが最新CPUと、余計なデバイスが接続されていないせいで、クリアな再生音!という事もなく(笑)、至って普通です。特に音に変わりはないんじゃないかな?

 ただ、kinskyのスクロールスピードは段違いになり、とても使いやすいです。あと、iMacで音楽再生をしていると、同時に色々なアプリを立ち上げて使っていることが多いので、CPUが頑張ってしまい、ファンの音が大きくなることがありましたが、音楽再生をMacminiに切り替えたおかげで、その辺の心配は少しだけなくなりました。

 kinskyが重くて止まることはありませんでしたが、他の処理(AdobeCS系を使っていたり)をしているときは、マシン全体の反応が鈍くなることもありましたからね。

 メディアライブラリの移転や、iOSデバイスの管理をどうするかなど、まだ運用における課題は色々あるのですが、とりあえず格安で手に入ったMac mini、これから使い倒してみます。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年08月29日

Mac Audio Explorer

E8280120.JPG 話題の同人誌「PCオーディオガイドブック」シリーズの新刊。今度はMacでのオーディオを紹介した同人誌が発刊されました。ただ、前作のように厚い本ではなく、ある意味で同人誌らしい薄い本です。もっとも、こちらは暫定版らしいので、しばらくしたらまた分厚い本が出来るのでしょうか。マカーとしてはとりあえず抑えておこうと思って買ってみました。

 内容的には…正直そんなに濃い訳ではありません。Macオーディオ技術論というより、再生ソフトの紹介が中心。もっとも、前作のPCオーディオガイドブックがちょっとアレな感じで敬遠していた人も、こちらの記述については割と冷静で楽しめると思います。

 また、前作の内容から、著者はMacに否定的なのかと思っていましたが、基本ポテンシャルはMacの方がPCオーディオとして優れていると書いておられます。実際、高品質再生ソフトについては、珍しくWINよりMacの方が多いくらいだしね。

 購入場所は毎度お馴染み「COMIC ZIN」コミケでは800円で売られていたようですが、このお店では1,100円だったかな?で売られています。ちょっと割高な気もしますが、ま…同人誌だし、仕方ないかも。

 完全版についても期待しちゃいますね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5


▼2012年08月05日

LINN SNEAKY MUSIC DS

E8049983.JPG ついに私のオーディオ人生もネクストワールドへ!

 つことで、ここの所ネットワークオーディオ界で威勢の良いLINNのDSシステム、LINN SNEAKY MUSIC DSを今更ながら購入してしまいました。
 本当は、Majik DSとか欲しかったのですが、さすがに単品コンポ50万円前後というのは、いい歳ぶっこいて転職マニアである私には、とてもじゃないが買ヘナイ…。

 このモデル、既に日本国内ではライン落ちしてしまっていますが、英国本国では、まだきちんとライン入りしています。さすがにディスコンになってしまうと、ソフトウェア面でのサポートが少し不安ですけど、これならまだ安心して購入できますね。

 日本国内の価格は、2008年当時で294,000円(税込)と、リンにしちゃ安い!と思ってしまいますが、普通に考えれば30万円のオーディオ機器になる訳で、ハッキリいって安くはないです。しかし幸いなことに、日本でライン落ちしているせいか、こちらのモデルはどうやら海外から通販で直接購入できるお店もあるよう(通常LINNの販売店は国外向けに製品を売ってくれない)、今なら円高日本バンザイ価格の送料込みVAT抜き+日本への送料込価格でナント907.33£!、1ポンド125円で計算すると、約113,400円(消費税抜)価格になってしまいます。

 すげーな、これなら直接注文しちゃおうかな…と思いながら念のためヤフオクをチェックしたら、こちらも国際相場が反映されているようで、以前は中古でも20万近い相場だったSNEAKY MUSIC DSも、10万円以内で落とせるみたい。早速二件をウォッチリストに入れて、チェックしていたのですが、結局10万円ギリギリ切った即決価格の方を落としました。即決なら送料込みだというし、オーディオクエストの怪しげなLANケーブルを2本おまけにつけるとのことだったので。
 ま、この手のグッズには興味ないとは言え、価格的にもいずれ、一度は遊んでみたくなるモノ(笑)ではありますので、それを先取りしたと思えばトクだったと思う事にします。参考に新型機である「SEKRIT DS-I」は、デジタルアンプが、あまり評判よろしくないようです。形は好みなんだけどね。詳しくは2chのスレでも掘って読んで下さい。

 で、早速音出しをしてみます。以前はセッティングにも大分手間取るとの評判だったLINNのDSシリーズですが、最近ではサポートソフトウェア群のおかげで、随分と楽になったようです。
 特に、以前はNAS(ネットワークディスク)必須だった事が、SongBoxというLINN純正アプリを使い、PC内のデータから再生できるようになったことで、大分設定の敷居が下がりました。つまり、iTunesで音楽データをリッピングしている人は、SongBoxを起動させれば、そのままDSに音楽データを転送することができます。
 もっともPCからの再生は他にも方法があるのですが、ややPCとネットワークのスキルを要求されます。といいつつ、そういえば自分のiMacも、AppleTV購入したときに遊びでDNLAサーバー化していたので、考えてみればSongBox必要なかったかな?

 ちなみに私のPCはiMac 27-inch Late 2009で、OSはLionとなります。このエントリでは、そちらを前提にお読み下さい。

 前置きが長くなりましたが、まずはオーディオ機器への接続です。アンプにつなぐ場合はRCAケーブル、トランスポートとして使う場合は同軸・もしくはTOSLINKケーブル、また、パワーアンプも内蔵していますので、そのままスピーカーにつなぐことも可能です。私の場合は、NAC-12に接続するため、RCAケーブルを接続します。
 つぎはネットワーク、LANケーブルを接続して自宅ネットワークにSNEAKY MUSIC DSを参加させました。
 最後に電源です。SNEAKY DSは電源スイッチがありません。そのため電源ケーブルを挿してシステム起動となります。ケーブルは一般的な着脱式3ピン電源ケーブル。DSはユニバーサル電源化されていますので、240Vでも100Vでも自動で認識します。起動後本体前面のロゴにあるランプが点滅し、問題なければ青く光るはずです。光らない場合は何らかのトラブルだと思われますので、接続を見直して下さい。

 私の場合、SNEAKYの初期IPアドレスは、192.168.1.20で接続されました。中途半端な数値だし、こちらデフォルトではIP固定なのかな?
 無事ネットワークに参加できれば、次は本体の設定です、LINN JAPANのサイトからKonfigというアプリをダウンロードして起動します。「c」じゃなくて「k」なのがLINNっぽいよね。
 初期設定をした後、内蔵パワーアンプをオフにし、音楽出力を固定に設定しました。出力可変でも使えますし、その状態では再生ソフト側でボリウムもコントロールできて便利なのですが、これだと音質劣化が激しく、ちょっと使い続ける気にはなれませんでした。

 再生のコントロールは、PC、iOSデバイスから、Kinsky Desktopというソフトを利用します。こちらもLINN JAPANのサイトからダウンロード可能です。やや、インターフェイスにクセを感じる作りですが、特にマニュアルを見ずとも使えると思います。

 さて、いよいよ音出しです。このブログを昔から読んでいる人には繰り返しとなりますが、システムは、プリアンプがNaim Audio NAC12、パワーアンプが同じメーカー、Naim Audio NAP250、そしてスピーカーがMerlin EXL-1となります。

 初日はすこし音が眠くて安定しない印象だったのですが、2〜3日通電しておくと大分目覚めてきたようです。かつてのリンの音に比べると、少し華やいだ印象もありますが、やはりきちんとクッキリハッキリした端正な音を奏でる所は、LINNだなぁ…と思います。こちらを「地味」と評価する人もいるようですが、音を派手にするなら、ソース機器でやっちゃいかんよね。

 音質については、好みとしての評価を除けば、自宅のCDP LINN KARIK IIIでは比較になりません。DSの音は、デジタルというより、アナログに近い実像感があります。
 アナログは捨てられないな〜と思いつつ(LINN AXISが壊れたので今ADPはないのですが)、CDについては、メディアは残るかもしれませんが、CDプレーヤーというジャンルはオーディオから消えるでしょう。というか、既にLINNは数年前より、アナログを除く回転系プレーヤーの生産を終了しています。その当時は「思い切りがいいなぁ〜」と思っていましたが、この判断は正しかったですね。

 リッピングデータは、FLAC、ALAC、AAC、MP3と、一般的な音楽データは何でも再生できると思っていいでしょう。また、比較試聴でもしない限りは、どんな形式のデータだろうと、その音には満足出来るはずです。

 更にDSでは、ネットワークラジオも再生できます。TuneInに登録すれば、プリセットデータもKinsky Desktopから選択できますので、とても便利。もちろん送り出し局によって音質はそれなりになりますが、地方のコミュニティFMや、アニソン専門チャンネルなどを、メインシステムからダラダラ聴くのも楽しいものです。

 と、価格を除けば(笑)このSNEAKY MUSIC DS、いい事尽くめのようではありますが、しかし、ネットワークオーディオになって、少し音楽を聴くのも面倒になるかもなぁ…と思ったのも事実。

 最近ではオーディオ以外でも、家電製品全般がネットワークに統合してゆく流れが起きていますが、その場合、ネットワークのトラブルとか誰が解決するのかな?また、このSNEAKY MUSIC DSでも、何故か急にネットワークから認識できなくなるトラブル(DSのせいじゃないと思うけど、なにが原因かなんて特定しようもない)が起きたりと、この手の機械に慣れている人ではなければ、これらのトラブルをササッと解決するのは難しいのではないかとも思いました。

 次のステップとして、やはりソースデータ倉庫としてNASを導入するか、あるいは音楽再生用PCを用意するか…色々選択はありそうですが、しばらくはiMacからの音楽再生を楽しむこととしますかね。NASなら下記リンクのモデルがいいかな〜と思ってます。

 そうそう…最後になりましたが、LINNのDSシリーズは「PCオーディオ」ではありません。その辺を勘違いすると、導入のイメージで誤解してしまうかもなので注意です。PCはあくまでもコントローラーで、音楽データは全てDS内に転送した後にデコードされて再生されます。そのため、PCの種類やOS等は、一定の処理速度さえあれば、基本、再生の質には関係ないと考えて下さい。

OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0

▼2012年03月14日

Tell Your World(初回限定版)

P3132733.JPG 昨日アキヨドで買ってきました。売り場では、私以外にも手にしている人がいたから、結構売れてるんじゃないかな。買ったらポストカードをおまけにくれました。

 初回限定版DVD付きですが、きっとDVDは見ないんだろうな。つか、他のCDも初回限定版付属DVD付きとか売ってると買っちゃうんだけど、いつも見ない(笑)

 もちろん、元はGoogle様のCMなので、動画はきちんとようつべで公開されてます。でも、きっとDVDに入ってるのは更に尺が長かったりして、ちょっと違うんだろうね。

 曲がネットで公開されている上に、iTMSで売られていて(←iTunes開きます)ランキングの1位を取り、なおかつ最後にCD発売で、これが売れちゃったら、CDが売れないのは○○のせい(キリッ!とか言っている人達、どう言い訳するのか、ちょっと楽しみな気もします。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年02月13日

キツツキと雨・オリジナルサウンドトラック/オムトン

E2118818 今回発売されたオムトンのニューアルバムは、サウンドトラックですね。どんな映画なのか知らないのですが、とりあえず買ってみました。

 音楽的には、今までのアルバムよりもバラエティ豊かな感じなのですが、やはりサントラだけあって、ちょっと曲の尺が短いかなと。できれば、この曲をベースにもっと長くノレる曲にアレンジしてくれると嬉しいなと。

 聴いていると、相変わらず、頭をコツンコツンと叩かれる感触が気持ちよい音楽でした。よかった。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5


キツツキと雨/オムトン

▼2012年01月30日

Simeon Ten Holtの曲がiTMSとAmazonMP3で大量リリース

2012-01-30 自分もさっき気がついたんだけど、iTMS(iTunes開きます)Amazon MP3ストアでSimeon Ten Holt爺のアルバムが大量リリースされてますね。

 特にiTMSの方はPlus配信なのでDRM(Fair Play)によるガードもかかっていません。

 聴いたことないアルバムも沢山あるので、いくつか買ってみようかな。ミニマル好きな人にはお勧めッスよ。

▼2012年01月05日

AKG K3003のイヤーチップを考えてみる

20120105_03.jpg せっかく買ったので、色々とチャレンジしていますが、今度はイヤーチップのお話しです。

 ご存じのように、最近の高級イヤホン界隈では、より自分にフィットするイヤーチップ、または音質向上を狙い、純正以外でもいくつかカスタマイズチップが売られています。有名なのはコンプライだったりしますが、他にもモンスターケーブルも面白いチップを発売していますね。

 という事で、それらのチップを交換することで、より音質の向上と極上のフィット感を得られるかという実験になります。

 写真左側から順番に使用した感想を書いてゆきますね。

 1:AKG K3003純正チップ(Mサイズ)
 私の耳には一番フィットしました。初めから結論を言ってしまって申し訳ないのですが、結局純正が一番音もフィット感も優れているかな?という印象です。シリコンなので拭いたり洗ったり出来て、清潔を保ちやすいのも魅力です。

 2:10 Pro用シリコンチップ(Mサイズ)
 ご存じ、少し前にはER-4やE-5と高級イヤホンの覇を競っていた、アルティメットイヤーズの10Pro、それに付属していたMサイズのチップとなります。こちらのチップも素材はシリコン。チップの先端と奥でシリコンの厚みが変わっていたりとなかなか凝った作り。遮音性は純正より高く、耳へのフィット感もいいのですが、純正に比べると、少しだけ音がこもる印象。しかし、音も含め総合的には甲乙付けがたい性能。

 3:コンプライT500(Mサイズ)
 汎用イヤホンチップの先駆けとなるコンプライ。元は米軍ヘリコプター搭乗員用の耳栓にも使われていたそうで、遮音性はピカイチ。K3003に使用すると、耳へのフィット感は抜群ですが、音は高音がやや吸われる印象があります。他、スポンジ素材なので、耐久性や常に清潔を保つのが難しいのが難点。ちなみに写真では黄ばんでいますが、これは私の耳が汚いからではなく、数年前に買ったままの開封未使用品なので変色しているのです。新品買ったらまた音とフィット感の印象が違うかもしれません。

 4:モンスター・スーパーチップス・フォームタイプ(MSサイズ)
 ご存じ、モンスターケーブルが発売しているイヤーチップです。本当は自社の製品用なんでしょうが、様々なメーカーに使用するためのオプションステムが付属しており、汎用性は高いです。K3003の場合は、そのまま入ります。フォームタイプということで、コンプライのようなスポンジなのですが、先端はシリコンで覆われていて、表面もツルッとしたコーティングが施されており、コンプライより耐久性は高いです。その分素材が堅く、耳へのフィット感はイマイチ。音はさほど悪くはありませんが、私の耳には少し大きすぎて耳が痛くなってきました。遮音性も高くありません。

 5:モンスター・スーパーチップス・フォームタイプ(Sサイズ)
 ならばSサイズならどうだ?という事で購入してみた、上記と同じフォームタイプのチップとなります。ちなみにモンスター・スーパーチップスはサイズ別に色分けがされており、同サイズでのカラバリはありません。試してみた結果ですが、一回りチップを小さくしたおかげで、無理せず耳に入るようにはなったのですが、どうも私の耳にはフィットしていないようで、音が逃げているような印象でした。具体的に言うと、低音も高音も何となくスカスカで力を失っています。私的には残念な結果です。

 6:モンスター・スーパーチップス・ジェルタイプ(Mサイズ)
 初めて購入したモンスター・スパーチップスとなります。サイズはMを選択したのですが、わぁの耳には全く入りませんでした。無理矢理詰め込んでもまともな音にならず大失敗です。モンスターのチップは、普段使っているサイズよりもワンサイズ、あるいはもう一段階小さなサイズを選択するのが吉です。

 7:モンスター・スーパーチップス・ジェルタイプ(Sサイズ)
 ならばSサイズならどうじゃい!という事で購入してみたチップ。耳にはなんとか入るようになりましたが、少し耳穴がイタイです。音もさっぱりダメで、これならK3003とけいおん!スペシャルイヤホンでいい勝負できそうな気がします。もっとも、この痛みはチップのサイズというより、このジェル素材が思いの外堅く、私の耳の形状には全くフィットしないからなんだろうなーという結論。耳にフィットさえすれば、シリコンの外皮の中はジェル状のシリコンで満たされているため、水洗いも可能だし清潔も保てるし、何よりも耐久性が高そうだと思っていたのに、残念な結果でした。

 とまぁ…こんな感じッス。ちなみにモンスター系のチップは、イーイヤでバラ売り(¥680円)で売られていますので、サイズに迷う人はそちらから買い揃えるようにしましょう。店頭でチップの試装着も出来ますが、短時間でとっかえひっかえしている環境では、あまり参考にならなかった気がします。

 色々と買い散らかしましたが、結局は純正が一番よかったという、幸せの青い鳥的な結果になってしまいました。さて、皆さんの耳にフィットするのはどのチップでしょうか?

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2012年01月04日

SONY ICF SW7600G

20120104_01.jpg 年始は何故かラジオにはまってしまってしまい、BCL入門機としても名高い、ソニーのICF SW7600Gとワイヤアンテナを引っ張り出して、北京やらベトナムやら北朝鮮やらモンゴルの短波放送を聞いたり、昼間はFMラジオ聞いたりと、久しぶりにラジオライフを満喫していた。
 ちなみにこの機種、正真正銘メイド・イン・ジャパンの十和田オーディオ謹製だよ。

 しかし…久しぶりに聞くラジオはなんだか気持ちが落ち着いていいなぁ…。午前中、午後の時間放送しているテレビ番組は、ある種専業主婦しか相手にしていないせいか、内容がとにかく下品極まりないモノばかりなのだが、昼間のFMラジオとか聞いていると、様々な人達を相手にしているせいか、パーソナリティーがみんな前向きで明るく、世間の話題やリスナーの失敗ネタなどを面白おかしく話してくれて、なんというか、聞いていても心地よいというか、家で自宅警備員やってる人は今すぐテレビ投げ捨てて、昼間はラジオ聞いている方が絶対いい!とつくづく感じた。

 他、夜間のお楽しみになる国際短波放送は、それこそ日本のメディアで聞くニュースや情報とは全く位相の違うネタを紹介してくれたり、今流行っている曲はこちら!とかドヤ顔で紹介してくれる音楽が、またなんというか…日本で聞くヒット曲とは全然感じが違う曲だったりして面白い。
 近頃は、インターネットのおかげで世界は狭くなったとは言われつつも、やはり世界はまだ広いなーと感じさせる。

 そんな国際色豊かな短波放送、日本でBCLマニアが減っているというのもあるが、世界的にも短波での放送を取りやめ、インターネットラジオでの配信へ徐々に切り替わりつつある。
 それでも、アンテナの向きや設置方法を工夫して、雑音混じりの先から聞こえてくる音声は、その不便さ故に距離感を如実に感じたりして、とても興味深い。インターネットラジオだと、ネット環境さえあれば、何処でも普通に聴けちゃって、あまりありがたみもないしね(笑)

 もちろん、世界のそういう技術推移を否定するつもりはないのだが、ワイドバンドのラジオを手に入れて、チューニングダイヤル(ボタン)を少しずつ回しながら未知の放送局をハントする楽しみはやはりいいよねー。
 昨日など、どう考えても単なる学級会(演奏会?)の合唱だよねこれ…みたいな謎放送が受信できたりして、不思議ながらもずっと聴いていたりして、なんだか電波の向こう側でこのコンテンツを発信している人達と妙に親近感が沸いたりしたモノだ。

 ラジオ用アンテナ、屋外には配置したことがないが、室内にはピンで部屋の隅へと導線を渡していた事もあった。ま、この先どれだけBCLにハマるかは別としても、ラジオというコンテンツを見直すきっかけになったのはとても有意義な体験であった。

 写真奥にあるラジオは、去年購入したICF-SW23というラジオ。ICF SW7600Gとのサイズ比較のため置いてみました。自宅は正直電波環境がよくないので、短波放送を聞くのにはあまり適していないのだが、簡易ワイヤーアンテナを装着すれば、このラジオでも短波のモンゴル日本語放送とか、充分聞けたりします。ラジオって面白いね、ホント。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2012年01月03日

けいおん!スペシャルイヤホン・月刊ニュータイプ1月号付録

20120103_02.jpg 最近は本屋さんにいけばなんだって手に入る時代になったね〜。ということで、今月の月刊ニュータイプは、なんとけいおんのスペシャルイヤホンが付録についてます。お値段780円也。

 家に帰って早速開封。わが家のフラッグシップイヤホンAKG K3003とガチ勝負してみましょうか!

 まず本体を見て驚いたのが「カナル型」だと言うこと。付録のイヤホンでカナル型は珍しい気もするけど、今ではそうでもないのかな?付属のチップはSサイズで、私にはちょっと小さいような気もするけど、装着してみたらすんなりとフィットして入りました。
 ただ、写真でも判るように、ステムとシリコンチップのスキマが小さいので、耳に合わせて変形する量も少ない為、耳型への適合性はあまりよくないかもしれません。ピッタリくる人とそうでない人に結構別れそう。
 あと、L/Rの刻印が判りづらいなぁ〜。本体ケーブル付け根の裏側にありますので、見当たらない人はその辺をチェックしましょうね。

 で、試聴してみたのですが、明らかに低音が不足しておるな。やはりこれはチップの問題ではないかと思い、家にあったコンプライのT500に交換して聴いてみましたよ。

 そしたらなんとビックリ…目の前にはまさに惟ちゃん達のステージが出現する豊かな音場が…ってなことは当然無く、やはりチープな音です。全力で言わせて頂くと、K3003に比べ、ダイナミックレンジ、解像度、音場感、音の美しさ等々…全ての面で劣っております。当たり前だよね。感度は低目、プレヤーの音量を少し上げましょう。想像してたよりはちゃんと音楽鑑賞できます。
 ただひとつだけK3003に優っている点は、耳への装着感。割といいですね。この星形のとんがり部分が本体が耳たぶに引っかかるように固定されますので、装着感はゆるくてもちゃんと耳にフィットした感じになります。

 ま、音の品質は100均イヤホンと変わらない気がしますが(100均イヤホン聴いたことないので知りませんが)、なんたってこちらはカナル型だし、初カナルを試すきっかけにするには丁度いいのではないかと。大きなお友達は一回り大きなイヤホンチップのご用意も忘れずに。

 ただ、このイヤホン装着して外出する勇気、わぁにはないな…(笑)

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年12月27日

VICTOR STH-2 / STH-10

20111227_02.jpg クラシックヘッドホンのコレクションも、ボチボチ紹介していきますかね。

 こちらは名門VICTORが発売していたヘッドホン、左がSTH-10、右がSTH-2となります。
 どちらも、地元のハードオフかなにか…忘れましたが、その辺で購入したモノ。両方とも箱付きで、特にSTH-2の方は新品デッドストックだったみたい。

 音に関しては、さすが1960年代に作られただけあって、少し締まりがない感じですが、それでも聴いていてそれなりに楽しいサウンドです。上下ともナローっぽくはありますが、それなりに音も伸びています。特にSTH-10の方は低音が結構響く感じです。

 両方とも1,000円前後で手に入れた品にしては、なかなか楽しめるモノでしたよ。ヘッドホンは集めても場所をとりませんし、こうやって古い機種をコレクションするのも楽しいかもしれませんね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2011年12月25日

AKG K3003のチューニングノズルを試してみる

2011122501.jpg 死ぬ気で買ったK3003、向こう数年間は仕事辞められないな…って勢いですが(笑)、とりあえず毎日楽しんでいます。いいねぇ…音は本当に惚れ惚れしますよ。

 さて、そのK3003ですが、セットにはチューニングノズルなるものが付属していまして、そちらを交換することにより、音色の変化を楽しむことができます。とは言ってもSE-CLX9のように何がなにやらしっちゃかめっちゃか…みたいな感じではなく、シンプルに高・中・低の3種類から選択できるだけです。ノズル内の形状のみで音質を変更しますので、電気的な欠損はありません。

 ということで、3種類のノズルを付け替えてテストしてみました。テストはその場で交換して比較するのではなく、3日間にわたりノズルを交換したまま外出し、様々な環境で聴いてみた印象となります。使用チップは純正シリコンのMサイズと、昔10Pro用に買ったコンプライT500Mサイズの余り物、こちら古いので経年劣化があるかも。

 まずはデフォルトで装着されているREFERENCE SOUNDの印象から。デフォだけあって、とてもバランスがいい気がしますね。低音が若干不足気味に感じるのもAKGトーンという感じで宜しいです。多分こちらのノズルを選択する人が一番多いのではないでしょうか。不足気味の低音も、純正のシリコンチップから、コンプライのスポンジチップに交換すると解消されます。

 次に試したのがBASS BOOST、こちらは低音増強ですね。なかなか好印象ですが、明らかに高域部分がマスキングされます。ただ、純正シリコンチップを使って、毎日の通勤などで使用する際は、むしろ迫力があっていいかもしれません。こちらだとコンプライは少しウザイかな。

 最後がHIGH BOOST、高音増強です。こちらのノズルにすると低域が減衰します。高音増強による相対ではなく、ちゃんと低音域が弱まります。ピアノなどはとても綺麗になりますね。とても品位あるサウンドになりますが、少し迫力不足でしょうか。こちらはコンプライで耳を密封しないと、低音不足でちょっとストレスを感じます。

 とまぁ、こんな感じですかね。
 注意してほしいのは、こちらの結果は、私の音質的好みと、それにここが重要ですが、私がもつ耳の形状で判断した音だということ。例えば、耳穴が小さ目な上バッチリとK3003がフィットする人にとっては、REFERENCE SOUNDでも低域が多すぎでHIGH BOOSTが丁度いい、という結果になるかもしれません。上記の比較は、あくまでも私が自分で試した結果に過ぎないということに留意して下さい。

 色々テストした結果、私はREFERENCE SOUNDにコンプライのチップという組み合わせで聴いています。ただ、コンプライの閉塞感があまり好きではないので、純正シリコンチップにBASS BOOSTという組み合わせにしようかな?とも悩み中。特に毎日の通勤で使うと、コンプライの抜き差しは面倒だしね。

 この手のオーディオ製品は「結局のところデフォルトが一番」などと安易に考えてしまいがちですが、折角メーカーから自分好みのチューニングを託されている訳ですから、色々試してみると良いかと思いますよ。
 ただ、ステンレス製のノズルは小さくて落としやすいし、部品代としても高そうなので、交換する時は無くさないよう注意しましょう。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年12月24日

FLAC PLAYERに★ひとつ付けてしまいました

20111224_01.jpg ま、表題の通りなんですけどね。iTMSの評価コメントの話ですよ。一応ここで表明致します。理由は、だって…自分の環境では使えないんだもん。

 といっても、別に使えない腹いせにコメントと評価入れた訳ではなく、使えないなら使えない事は報告しないとね。その点は別に嘘ついてないです。850円というそれなりに高価なアプリでもありますし。

 症状としては、インストール2〜3日までは普通に使えていましたが、その後は起動直後にアプリが落ちるようになり、全く使えなくなりました。話は前後しますが、私の使用環境は、iMac 27inch CD2モデルにOSはLionで、エンコードはXLDでFLACに変換、プレーヤーはiPhone4sとなります。特殊な環境でもないと思うんですけどね。

 で、今日にかけて色々試してみたのですが、今はなんとか使えています。使えるようになったポイントを整理しますと、

 ・入れるデータ数はCDアルバムで4〜5枚分までなら落ちない。

 ・特定のデータ…というか、特定のアーティストのデータを入れると落ちる。

 というもの。どちらかが原因なのか、相関関係があるのかわかりません。とりあえず高音質エンコードで聴きたかった特定のアーティストのデータは、それだけを入れても落ちるので諦めています。再エンコードしてもダメです。また、アルバム4〜5枚分というのも微妙なさじ加減で、データ入れた直後は問題なくても、外出してから改めて音楽を再生しようとすると落ちるようになったりと…プレーヤーとして信頼性がまるでない状況です。

 ただ、音については内蔵iTunes(最近は「ミュージック」というのか)に比べると結構いいです。特に私好みなのが、ミュージックよりも音の減衰感に締まりがある点。FLAC PLAYERを聴いた後、純正のミュージックに戻ると、音がなんだかブヨブヨした感じになります。元々iPhone 4sの純正サウンドは、他社製DSPに比べ、割と締まった印象がありましたが、さらにそれがHi-Fi的に綺麗になったといえます。激変!までは行きませんが、使い始めると純正ミュージックには戻りたくないな…と思いますね。

 これだけ高性能なプレヤーなのだから、ちゃんと使えないというのは非常に惜しいです。次回のアップデートで、私のフィードバックが生かされ改良されることを望んでいます。

▼2011年12月17日

AKG K3003

2011121701.jpg ムシャクシャして買った。後悔はしていない…いや、少ししてるかも(笑)

 つことで、AKG掲載価格桁間違えてんじゃないのK3003です。年末の仕事で小銭が入るから買ったったわこんちきしょう。

 でもね、これはすごいですよ。ハイエンドで音がいいイヤホンってレベルを超えています。解像度、ダイナミックレンジ、そしてこれが一番ですが、音楽を聴く楽しさ…全ての面で、従来のハイエンドイヤホンのレベルを超えていながら、AKGらしさをしっかりと残しています。

 私はカスタムインプレッションのイヤホン買った事はないですが、過去、それらを耳型が合わないなりに試聴してみた印象(試聴になるかどうかはさておき)からしてみても、このK3003は従来のイヤホンの概念を超えていると感じます。特に、高解像度=高音質という、やや一元的評価しかなかったハイエンドイヤホンに、超高解像度でも楽しい音、という価値観を新たに与えたこの製品は、まさしくエポックメイキングです。

 また、この製品で驚愕する点は、バランスド・アーマチュア2Way+ダイナミック型の系3Wayなのに、ネットワーク回路が存在しないようにみえること。そうだとすれば、つまり、各ユニットに入る信号は、電子回路による調整を全く受けず、ユニット自身の特性、または配置という物理的法則のみによって各帯域に分離・チューニングされている事になります。そして、その組み立てと調整は、全てAKG本社のあるオーストリアで全品検査という形で行われているそうです。高価なのも頷けますね。

 この手の高額品を購入するいい訳として「人は五感を直接刺激する製品に対して驚くほど無力である」といった言葉がありますが、一度本製品を耳にすると、従来のハイエンドイヤホンを遙かに凌駕する、驚くほどの緻密感、スケール、そして音楽の楽しさに魅了されるに違いありません。
 少なくとも、現行その他製品のイヤホンとは次元が違う、圧倒的高音質に驚嘆すると同時に、この音質をポケットに入れて持ち歩ける現代社会の技術力に感謝することしきりです。そしてその比較対象は、イヤホンではなくヘッドホン、個人的にはEdition系すら敵にするレベルだと感じています。

 iPhoneなどのDSP直接でも充分に音量は取れますし、その高音質を充分に堪能することができますので、興味がある方は、危険かもしれませんが、一度販売店で試聴してみては如何でしょうか。

 ただし、その結果購入を決意しても、今のところは市場では品薄で、注文してもいつ手に入るのかわからない状況が続いているようです。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0


▼2011年11月29日

奥井亜紀Live/君と輪に永遠に

20111129_01.jpg 去年一昨年に続き、今年も出かけてきました奥井亜紀たんのライブ。今年は歌手生活18周年だそうで、ライブのタイトルは「君と輪に永遠に」だそうです。
 今年のライブは、ちょっとしっとりめの曲構成だったかな。去年に比べて少し落ち着いていた感じ。それと、未発表曲が多かったですね。
 そろそろ新しいアルバムが欲しい所ですけど、ま、すぐに出せない理由は色々あるんでしょうな…というのがある程度想像できてしまうのがなんとも、というのは一緒に行った友達の弁。

 今年のライブで非常に印象的だったのは、ライブ最後の方、奥井亜紀が発言したコメント、

あの頃はインターネットとかなかったので、ファンの人が私をどう思ってるかわからなかった

 と言って感極まり、彼女が涙ぐんでしまった部分。この歌手とは思えないストレートすぎる素直な発言に、あぁ、本当に辛かったんだろうな、と思えた事と、やっぱり、色々問題はあっても、世界はきっと良い方向に進んでいるよ、と思ったこと。未だに「ネットでのバーチャルなコミュニケーションは実体を伴わない」とか言われたりしますけど、そのネットを使っているのは人間だから。

 写真のアルバムは、そんな、彼女が“辛かった”時期に作られたアルバム…なのかな。作っている人は辛かったのかもしれませんが、このアルバムで歌の暖かさと力を知った人も、きっと大勢いると思います。その気持ちを、手軽に共有できるようになった今のネット社会、私は素晴らしいと思いますよ。

OLYMPYS E3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


B型のオンナ/奥井亜紀

▼2011年10月20日

Steve ReichのCDを2枚ほど

2011102001.jpg タワレコでお買い物。スティーブ・ライヒの新譜が2枚出ていましたので、光の速さ…いや、ニュートリノの速さで買ってきましたよ。

 まず1枚目は、あの9.11テロを題材とした「WTC 9/11」というアルバム。サンプリング音声を使いまくった表現は、彼お手の物ですね。NPR MUSICのサイトで、太っ腹にも全曲試聴が出来ますよ。

 2枚目は、新曲という訳ではないのですが「Different-Trains/Piano-Counterpoint」という、最近新録音されたアルバムです。みなさんも何処かで一度は耳にしたことがあるであろう「デザートミュージック」の他、CD初収録となる「ピアノ・カウンターポイント」が収録されています。

 下に見えるカードは、タワーレコードでお馴染みの「タワレカード」です。集めると枚数によって色々特典があるのですが、今回は「けいおん!」仕様とのことで、マニアな人にとってはコレが特典みたいなモノですね。特定の日に3,000円以上のお買い物で1枚もらえます。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年08月30日

電線一本で世界を救う/山下 博

20110830_01.jpg オーディオやってると、コンポやスピーカーをつなぐケーブルの品質にこだわるのは当たり前なのだが、そんな事すら認めない(認められないほど耳が悪い?)人が今でも多くいる。

 ま、確かにオカルトが跋扈するオーディオ業界だというのは私も認めるが、だからといって、ケーブルで音が変わらない…と言っている人は、困った事に、まるで自分達が科学的思考を持った科学を代弁するような口調で「音は変わらない」という。ここまでなら「勝手にすれば?」と思うのだが、そういう閉鎖的思考を持った人たちが、実際の科学技術の発展を阻害しているというのなら大問題。

 クルマのアースチューンについては、最近チラホラと聞かれるようになってきている。ただ、実際にアースチューンしたと言っている人達の車を見ると「こんなんで大丈夫なの?」という施工がほとんどで、更にそういう人達の車に限って「なんだか調子が悪い」とか、しょっちゅう言っている気がする。ちなみにアーシングの弊害については以前もこのブログで書いた。その通りだと今でも思っている。

 で、この本。実はこの人の影響を受けた(?)人が行った、銀線裏打ちをしたオーディオ機器は、確かに音が変わった。友達でも銀線の接続ケーブルにはまっている人は何人かいたし、その効果も耳で確認した。
 そのノウハウを自動車のアーシングにも応用すると、燃費改善や排ガス削減の効果があるらしい。私にはこの効果が「絶対にある」とは主張できないが、オーディオの経験からすると、何らかの効果があってもおかしくないと思っている。だからこそ、是非、もっと色々な場所で検証を重ねて、それが正しいのかを実証してほしい。そして、正しい自動車のアーシングについての効果を、もっと広めてほしいと思う。

 また、本書で言うとおり、そういう未知の現象へのチャレンジが、今の日本の技術者にかけているとするならば、日本の技術者達はすっかり科学的思考を失ってしまったのではないかと、別な位相からも心配してしまう。是非、健全な科学的思考を取り戻してほしいものだ。

 大体、アースの具合でクルマの調子が変わるなんて、ちょいとクルマをいじってる人からすれば、もう常識に近い。MGFになってからは、一応コンピューター付きの精密機器(笑)になったのでやっていないが、オールドミニに乗っていた時は、何度もアースポイントはいじったり磨いたりしていたもんだ。

 ちなみに、どうしてケーブルで音が変わるのかについても、本書では簡単に推論が書かれている。ケーブルの効果を信じないオーディオマニアの方も、一読されてみては如何でしょうか。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2011年08月28日

ソニーのコンパクトラジオ・ICF-SW23

20110828_02.jpg 父親が外出時にラジオをよく聞くとのことだったので、今年の父の日には、ちょっといいラジオを買ってあげようと思っていたのだが、いわゆる「完全地デジ化」の影響で、ここしばらく、電気屋さんの店頭からは、まともなラジオが消えていた。

 何故かというと、日本の市販ラジオはテレビの音声を一部受信できるモデルがほとんどだったりするのだが、アナログテレビ電波が完全停波するにあたり、それらの電波が受信できなくなるから。

 当然製品の一部修正が必要になるのだが、ただ、ラジオとしての機能が変わる訳では無く、多くの製品については主に周波数表記の問題でしかない。しかし、地上波音声完全受信機能が付いていたワイドバンドモデルについては、そもそもその機能がいらなくなった訳で、そういう小変更のため市場から製品を引き上げた、というメーカーも多かったようである。

 ま、そんなこんなもあり、まだ品薄ではあるが、最近ようやく市場にもボチボチラジオが戻ってきたようなので、遅い父の日プレゼントということで、どうせなら短波放送も聴けるラジオがいいな〜と、この製品を選択した訳。スタイルも「ザ・ラジオ」という感じでカッコイイしね。

 プレゼント後に、自分もちょっとこの製品に興味があったので、こっそり父親の部屋から持ち出して使ってみた。チューニングは最近では珍しいアナログ方式で、シンセサイザー式が主流になった視点からすると、やや雑音混じりという感じだけど、こういうのも結構いい。
 本体サイズに似合わない位のでかいアンテナが付いているので、電波のつかみも大体なんとかなる。ただ、私の机のようにPCが3台も置いてある環境だとノイズが酷く、ラジオ電波のつかみも結構大変。また、昼間のせいか短波については入りがあまり良くない。もっとも、私が住んでいる場所はテレビでもラジオでも電波状況が悪い地帯なので、持ち出して外で使う分には問題にならないかもしれない。

 コンパクトで軽く、そしていて精密感がある作りは、往年ソニーテイスト満載で、そういうフェチな方にも満足出来る作り。ちなみにMADE IN JAPANなので、海外向けのおみやげにもどうぞ。

 久しぶりに聞くラジオは、愛しさと懐かしさと切なさと…みたいなノスタルジーよりも、J-WAVEが昼間っから「リスナーの恋愛相談」とかやってる変貌ぶりの方にビビりましたな。ま、これも時代の流れかね。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2011年07月22日

iPhoneのイヤホン端子を耳掃除?

20110722_02.jpg 毎日のお出かけの友、iPhone3GS。近頃ヘッドホン端子の状況がおかしくなってきて、特に4線端子リモコン付きのイヤホンを使うと、急に大音量になったり、音が出なくなったり。
 初めはイヤホン側の異常を疑っていたのですが、端子内の異常も疑ってみようかと思い、爪楊枝でごりごりやってみましたよ。

 まず前提条件、作業は自己責任で。
 初めは爪楊枝にウエットティッシュを巻き付けて、軽く端子内を湿らせます。この状況でティッシュには結構なヨゴレが付いてきます。

 その後は、爪楊枝で端子内をホジホジ…耳掃除の要領ですね。デスクランプを照らして端子内の状況を確認しながら、ひたすらホジホジ。その結果がこの写真。

 すげーな、結構な量のゴミが端子内に詰まっていました。ヨゴレじゃなくて「ゴミ」というのがポイント。端子のクリーニングやってる人は大勢いると思いますが、ゴミの除去をやってる人は少ないんじゃないかな。

 iPhoneに限らず、持ち歩いているモバイル機器で、イヤホンの接触がおかしいなと思い始めたら、まずは爪楊枝でホジホジとやってみましょう。思いの外大物が釣れるかもしれませんよ(笑)

OLYMPYS XZ-1


みみかきをしていると/國府田マリ子

▼2011年06月18日

Celestion SL6si【セレッション SL6si】

20110618_01.jpg 最近、奥の院深部へのルートが確保されたので、本に埋まって姿が見えなかった、往年のイギリス製小型スピーカー、セレッションSL6siを発掘。久しぶりにメインシステムに接続して聴いてみることにした。

 このSL6siというスピーカーは、私がまだ学生でアルバイトをしていた頃に買ったもの。一説によると、既に愛用していたAudioLab 8000Aという同じくイギリス製のプリメインアンプが、このSL6を使い音決めをしたとのことで、当時の私は、実際に試聴する前から既にこの製品を買おうと決めていたものだ。

 買値は専用スタンド込みで15 万円強だった。早速家に帰って鳴らしてみたら、今までの大型フロア型スピーカー以上に雄大で、それでいて反応の良いサウンドを奏でてくれたと記憶している。

 このSL6Si、さすが変態イギリス人が作るだけあって、小型スピーカーながら、システムが全く小型にならないのが特徴。

 そもそも能率が異常に低く、当時の中堅国産アンプを使用してもスカスカな音しか出なかった。その為、リファレンス機器に国産機を使う事が多かった当時のオーディオ雑誌では「やや暗い音」とか「柔らかい聴き疲れしない音」などと、誉めているのか貶しているのかよくわからん評価が多かったようである。
 また、セッティングの指示も革新的で、当時このサイズのスピーカーは「ブックシェルフ型」と呼ばれ、本棚などの隙間に詰め込むように設置して、不足する低音を壁などのバッフル効果で稼ぐといった前提の設計が多かったのだが、このSL6は、鉄製のSPスタンドをメーカーで用意し、スパイクで床と設置させて壁からなるべく離してのセッティングを推奨していた。余分な反響音や付帯音を排除して、サイズ的に不足する低音は、SP全体の感度を下げ、ウーハーのストローク量で稼ぐという考え方だ。
 ちなみに当時のARも「エア・サスペンション方式」という方式で小型密閉型スピーカーで従来のサイズからは考えられない低音を実現させていたりして、小型ブックシェルフスピーカーの世界では革新が始まりつつある時代だった。

 とにかく、メーカーが推奨するセッティング方法と、マトモにドライブできるアンプ類を揃えようとすると、大型フロアスピーカー並みに金とスペースを食う小型スピーカーだったようである。
 上記では値段をさらっと流したが、私がこのSL6siを買った頃は、こんなサイズのスピーカーに15万とか頭おかしいんじゃねーと言われかねない時代。実際友人からは「小さい割に高価でやっぱり輸入品は割高だね、国産ならもっと大きなウーハーの付いた…」などというありがたいコメントを頂いたものだ。

 とまぁ、思い出話はさておき、私が購入してもう20年以上、更に最後にならしてからほぼ10年近い歳月が流れているSL6si、果たしてきちんと鳴ってくれるのだろうか?と思って音出しをしてみると、とりあえず音はバッチリ。故障はしていないようでまず安心した。

 改めて音を聴いてみると、まず驚くのがその雄大な音場。目を閉じていれば、絶対に大型フロアスピーカーが鳴っていると思うだろう。
 それと面白いというか特徴的なのが、ツィーターの存在がキレイに隠れていること。これは「高音が出ない」という事ではなく、なんというか、ウーハーとツィーターのつながりが絶妙で「今ツィーターが鳴ってるな?」みたいな感じがまるでしないことだ。音の出始めは「あれ?ツィーター死んでるか?」と一瞬思ったくらいだ。

 鳴らし切るのは難しいと言われるが、さすがNAP250のパワーにはとりあえず従順にしているようで、以前の英国プリメインで聴いていた感想とも少し違った鳴り方をしている。とにかく色々な場所で言われることだが、サイズの小ささを全く感じさせず、音の低位もズバズバと決まり、たっぷりとした低音が出る、魔法のようなスピーカーだ。さすがに現代のソリッドな製品達と比べると、エッジのタチはやや緩い部分もあるかもしれないが、それでも音の存在感は抜群である。
 また、当時のメディアに書かれていた、あるいは自分も少し感じていた「少し暗目の音」という表現も当てはまらなかった。やはりアンプにコストが掛かるというか、アンプのパワーをごくごく飲み込むような印象である。

 では、普段メインにしているEXL-1とはどう違うのか?と聴かれれば、EXL-1の方は、あれはあれでサイズとは違ったスケール感を出すスピーカーではあるが、このSL6siのように「まるで大型スピーカーのような」音を出すモデルではない。それと、もう少しツィーターというか高域側がソリッドな印象がある。あと、セッティングがより難しいですハイ。
 スピーカーの存在感も、まるで自身が拡大するように消えるSL6siと、その場で透明人間のように消えたがるようなEXL-1という差もある。どちらが良いというものでもないのだが、やはり自分にはEXL-1なんだろうなと感じている。

 とは言いつつも今日のSL6siは、午前中10:00頃に出してきて鳴らし始めたばかりである(エントリを書いている今はその当日16:45分)。しばらく鳴らしていけば、もっと違った魅力を発見できるかもしれない。

 また、本製品について面白い関連ページを見つけたので、ついでにリンクを貼っておく。

 「audio identity 」Archive for category Celestion

 最後に、本製品に興味を持った人へ向け、バイヤーズガイド的なアドバイスを少々。
 色々と書いてきたが、セレッションSL6siは、海外製スピーカーとしては当時比較的売れた方であり、逆に言えばこの製品以降、日本製のスピーカーは没落し始める。そのせいか中古市場でも比較的流通しているようで、値段も手頃。安くて3万円前後、オーディオ専門店でチェック済みの製品になると、およそ5〜6万前後で売られているようだ。
 その際チェックしたいのが、専用スタンドの有無。別に絶対に専用である必要は無いが、やはりスピーカースタンドの使用は必須と考えたい。逆に本棚に押し込んだり、棚の上に直接置いて使う用途には適していないので、その場合には別な製品を選択したほうがいい。
 それと、上でも書いたが、アンプには金がかかるようだ。自分もそんなに数多く試した訳ではないのだが、手持ちや友達の主に国産アンプを使って鳴らしてみても、イマイチピンとこなかった。また、NAIT2ではかなり楽しく鳴っていた気がするが、本日NAP250で鳴らしてみると、やはりあれでもまだ少し不十分だったんだな、と実感している。
 バッフルを固定しているねじのサビはあまり気にしなくても大丈夫。前面のバッフルはアルミなので、全体が錆び付く心配はない。
 手持ちのモデルはエッジの劣化などは見られないが、中古ショップの在庫品にはかなり劣化が進行しているモノも多い。見た目で判断できなくても、ウーハーがバッフルに対してきちんとまっすぐ、周囲の縁も等間隔になっているかをチェックしよう。
 ツィーターもドーム型で出っ張っている為か、比較的つぶれたりしている場合も多い。修理はもう不可能だそうなので、直したければ部品が生きているジャンク品を漁るしかない。
 今も営業しているセレッションというメーカーは、既にイギリス資本を離れ、中国系のメーカーとなっているため、過去の製品メンテナンスに、あまり積極的ではないようだ。

OLYMPYS XZ-1

▼2011年06月05日

WM-DD9を引っ張り出してきた

20110605_01.jpg 休日の午前中は、奥の院整理で発掘された往年のウォークマンプロフェッショナル、WM-DD9で音楽鑑賞。昔録音したLPレコードのテープや、FMエアチェックなどを聴いて楽しんだ。使用ヘッドフォンはAKGのK702

 このWM-DD9とは、当時のソニーがモバイルオーディオ(そんな言葉はまだなかったが)の限界に挑戦した野心作。昔のソニーは輝いていたよ本当に。
 A面B面のオートリバースはオーディオ的に不利とみるや、往路・復路用のキャプスタンにそれぞれ独立したモーターを与えている。バラすと分かるが、駆動系は2台のテープデッキが一緒に納められているようなメカニズムが特徴。再生に限って言えば、歴代ウォークマン最強とも言われた。熱い時代だったんだね〜。

 自宅にあるものはまだ問題なく動いているが、ちょっと振動を与えるとテープ走行が止まる事があったりと、そろそろドライブベルトの劣化が疑われているが、残念ながら交換パーツは既に存在しない。いつまで動作しているのか分からないが、最後を迎えるその日までは、たまにこうやって動かして楽しんでみたいと思っている。

 そそそ、WM-D6Cも所有しているので、そっちの方も動かしてやらないと(笑)

OLYMPYS XZ-1


▼2011年05月23日

部屋の状況

2011052301.jpg 一応、オーディオ話として(笑)

 写真の通り、大量に埋まっていた本は大分処分して、この位の状況になっています。何とかEXL-1の姿もそれなりに見えてきて、最近は何とか音楽聴いてみようかという感じ。

 広角撮影なのでスケールがわかりにくいですが、スピーカーの間隔は2m。横にオーディオラックがあり、更に奥に見えるのが、近頃のソースコンポでもあるiMac 27inchです。

 ついでなので、機器についても紹介してみますと、音楽データは、iMacのiTunesからUSBでCHORD ChordetteGem(コード・コーデットジェム)に入り、プリアンプのNaimAudio NAC12を経て、パワーアンプのNaimAudio NAP250へ、そしてMerlin EXL-1から音を出します。

 ちなみに、Merlin EXL-1の足は、1本当たりに鉄スパイク5本を装着し、以前はTAOCのスパイク受けで設置していたのですが、最近は面倒なので、そのままフローリングの床に直刺し(笑)してます。ま、床に多少傷が付いても、もういいや…って感じになっちゃったので。

 例の地震で、スピーカーが2本ともぶっ倒れたというか、本の山をスピーカーが倒したというか…そんな状態になっていたので、なし崩し的に配置を換えたのですが(以前は部屋のコーナーを背にスピーカーを配置していた)、こっちの方がやはりいいですね。久しぶりに、少しオーディオで遊びたい心境になってきました。

OLYMPUS XZ-1

▼2011年04月07日

Fiio L3 VS BlueDragon

20110407_01.jpg どちらも、iPhone/iPod用のドック→ミニプラグケーブルです。私の場合はiQubeとの接続用に使用しています。

 今まではBlueDragonというドック→ミニプラグケーブルを愛用していたのですが、このケーブルの堅さが嫌になり、突発的にFiio L3という同じ用途の廉価版ケーブルを購入。お値段は1,500円。ま、BlueDragonに比べ1/10位の価格なんですかね。

 音の差…については、そりゃあります。ありますけど、正直どうでもいいレベルです。BlueDragonの方は、確実に音全体が分厚いというか力強いです。わかりやすく高級ケーブルの音がします。
 逆にFiio L3の方は、普通ですね。普通にポータブルアンプから期待される音が出るというか、私的評価ではこっちで充分というか、こっちの方がケーブル自体が柔らかく取り回しやすいためお勧めです。

 実は同様のケーブルで、ノーブランド品だと思うのですが、もっと細いケーブルを使ったドック→ミニプラグケーブルも持っていたのですが、あちらは確かに、BlueDragonの使いにくさを許容できる位に音悪かったです。粗というか大雑把というか、そんな音の印象でしたね。

 以上、たまにはオーディオ的なコネタでもひとつと思いまして。

OLYMPUS XZ-1


▼2011年03月19日

EXL-1の避難状況

20110319_01.jpg 避難ってほどじゃないんだけど、2本とも先週の地震でぶっ倒れたので、適当に隅に寄せて置いています。動作確認用に配線はしてあって、音が出るのは既に確認しているんだけど、なんとなく今日の昼間音出しをしてみると、意外といーねーなんて、親バカでしょうか?

 音が変わっている要素としては、当然設置場所が変わっていること、特に部屋の隅に置いてますのでとりあえず低音は増してます。あと、安全を考えて底のスパイクを3本から5本に追加していること。それと緊急時だからいいやと思って、床にスパイク直差ししてること(笑)

 テレビを処分して、スピーカーのレイアウトは変えようと思っていたので、ついでに移動始めるかなぁ…。まずは崩れた本やら何やらを整理しないといけないんだけどさー。

OLYMPUS XZ-1

▼2011年02月12日

ガンダムのサントラをテープで聴く

20110212_02.jpg 奥の院を漁っていたら、懐かしの機動戦士ガンダム・オリジナルサウンドトラック・カセットテープ版が出てきた。折角なんで、これまた奥の院から引っ張り出してきたSONY WM D6-Cで聴いてみることにする。

 なんつーか、アナログカセットの音ってのは、心にスッとしみるねーと、昭和生まれ丸出しな事をほざきながらガンダムのBGMに酔いしれていたのでありました。

 今となっては、けっこう贅沢な時間かもしれないね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年12月31日

SENNHEISER HD25 Originals

2010123101.jpg ハイ、衝動買いでありんす。自称「アディ・ダス夫」を名乗ってる以上買わずにはいられまい…つことで、初めてのゼンハイザーヘッドホンです。ちなみに子供の頃に聞いたHD414は感動したなぁ…。ヘッドホンでこんなにすごい音が出るのか、と思ったものです。

 そんな経験がありながらも、今までゼンハイザーのヘッドホンはどうも敬遠していたのも事実。というのも、最近のゼンハイザートーンというか何というか…。ハッキリいってしまうとHD650の音が全くいいと思っていなかったというのがあります。
 以前もどこかで書いたけど、あの高域にまとわりつくような独特の変な付帯音がどうも気に入らない。そんな理由から、何本もヘッドホンを所有している割に、ゼンハイザーのヘッドホンは1本も持っていませんでした。ただ、HD25についてだけは、何処かしら憧れみたいなモノはあったのです。あの49,800円という値段についていけなかっただけで。

 それが、偶然訪れたアキヨドで、なんとアディダスとのコラボモデルHD25が、24,800円で売っているじゃありませんか。アディダスとのコラボという事で物欲が刺激されたのも事実ですが、それよりも、今ではHD25がこんな値段で売っていることに驚きました。思わず同じフロアの普通のHD25の値段を調べに行った位ですよ。あ〜きちんと円高還元されているんですね。代理店の営業努力にちょっと感心しましたよ。

 つことで、この値段なら、アディダスなら(笑)、購入をためらうこともあるまいと思い、早速レジへ。バックヤードから出てきたアディダスモデルのHD25は、箱もカッコイイのね。そして、写真のブルーイヤパッドの他に、ベロア地のホワイトイヤパッドも付属していましたよ。ちょっと得した気分です。

 早速、近所のカフェに入り開封の儀(笑)。iPhone直差しで鳴らしてみたのですが、これはイイですね。この手のポータブルオーディオ機器でも割と鳴らしやすい印象です。もちろんiQubeをつないで鳴らすともっと良くなりますが、これだけ音が鳴るなら、わざわざポータブルアンプ使わなくてもいいんじゃないかな…というのが個人的な感想。もっとも、毎日の通勤時にわざわざポタアン持ち出すつもりは更々ありませんけどね。
 とあるユーザー同士が集まる掲示板では、みんな必死で「本機はDAPからの再生では宝の持ち腐れ」みたいに書かれていますが、そこまで言うならポタアンなんてセコイ機械で再生せず、据置きヘッドホンアンプ使えよ…とか言いたくなります(笑)。ま、人それぞれなんでしょう。私は断言しますけど、本機は高音質を詠うヘッドホンの中で、とても鳴らしやすいヘッドホンだと思いますよ。そりゃアンプかました方がいい音になりますが、んなのは「地球は丸い」位に当たり前のことなので。

 音質に関してはよく言われますが、確かに少し乾いた感じのメリハリがある音を出すと感じています。このキャラクタが、ロックやポップスに合うと言われる所以なんでしょうが、クラシックみたいな音楽にも結構合うと思います。この辺がモニタヘッドホンである実力なんでしょうかね。同じモニタ系とはいえ、ソニーのあの有名モニタヘッドホンと違い、音楽を楽しむことができます。

 しかし、作りは安っぽいですね。知らない人に本機を見せたら、おそらく「1,980円?」とか言われそうな仕上げと工作レベルです。でも、そんな荒っぽく安物な作りのくせに、どうしてこんなに音がいいんでしょうね。ハウジングやケーブルに素材自慢をしたがる日本製品とはちょっと違います。ちなみに付属のケーブルはスチール製だそうで、わざわざカタログに誇らしげに書いてあります。面白いな。

 側圧は割と高めです。頭の大きい人にとっては、その左右からキツく締め付けられる装着感に思わず「ンギモチイィィィ!!!」と喘いでしまう!などという都市伝説がありますが、真偽は定かでありません。この辺は調教…もとい、使い込むとそれなりにガバガバ…もとい、ヘッドバンドが広がって馴染んでくるらしいですよ。折角なので、私ももっと締め付けられたかったなーなんて思いましたけど(笑)

 とにかく、通常モデルなら2万円切っている価格帯の中で、これだけのクオリティを持つヘッドホンは他に思い当たりません。もちろん、それぞれ音の好みがあるでしょうから、全ての人にベストな選択とは言いませんが、昨今の円高のおかげで、価格における性能が著しく高まったモデルであることには間違いありません。興味のある方は、街の電気屋さんで聴いてみては如何でしょうか?

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2010年12月17日

Final Audio Design Piano Forte

20101217_01.jpg ファイナルオーディオデザインのピアノフォルテといイヤホンを購入…というか、購入したのではなく、ヘッドホンブック2011というムック本の付録に付いてきた。本の付録にイヤホンまで付く時代になったんだねぇ…。

 つことで、早速聴いてみる。本体はツボの下に穴が開いたような不思議な形。設計意図はホーン型スピーカーの音をイヤホンで実現するとの事らしいが、ま、わかりやすくホーンっぽいというか、よくできたホーン型はむしろ音の反応は素早いんだけどな…みたいな音、自分でも何言ってるか分かりませんけど(笑)
 とにかく、低域の制動が適度にゆるく、高音が出ていないというより、緩くマスキングされているような音。ただ、これはこれでなかなか面白い。安物イヤホンだと高域ばかりがキンキンするが、雑誌の付録のくせに、それなりに高額品っぽい音がする。結構楽しい音だ。

 市販品でPIANO FORTE IIというのがあり、この付録イヤホンをより進化させたもの…らしいのだが、おそらく同じ製品ではないか?ちなみに販売価格は3,280円らしい。その価格を考えれば、本機はかなりのコストパフォーマンスだと思われる。こんなイヤホンが2,000円の雑誌に付録で付いてしまうのか…世も末だな(?)

 イヤホンが付属するのは、初回出荷分だけらしいので、興味がある方は、早めに本屋さんに行った方がいいかもしれない。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年12月12日

常磐津文字由喜先生の発表会に行ってきました

20101212_05.jpg 先月末になりますが、友達に誘われて、東京都は文京区にある、湯島天神の参集殿で行われた、常磐津の発表会に出かけてきました。

 もちろん、私は事前に常磐津の知識などまるでありません。時代劇で見る三味線と「いよ〜」というかけ声と共に歌なのか喋りなのかを行う伝統芸能…くらいの知識です。ま、結局聴きに行ったからと言って、それ以上知識を増やしてきた訳でもないのですが、それでもすごく面白かったです。

 三味線を弾くのは、師匠である常磐津文字由喜(本来喜の字は「七」をみっつ重ねる漢字)先生。三味線の音と「いよ〜」というかけ声が心地よい上に、お話しもとても面白い。仕事で徹夜明けというヘロヘロな状態で行ったので、途中寝ちゃうかもと思ってましたが、全然そんなことなくて、興奮しながら聴いてました。楽しかったです。特に生で聴く三味線のアタックはたまらないモノがあったなぁ。

 皆さんも、機会があれば、是非このような伝統芸能を聴いてみては如何でしょうか。面白いよ。

iPhone 3GS


奥井亜紀さんのライブに行ってきました

20101212_04.jpg ちょっと前になりますが、渋谷で行われた奥井亜紀さんのライブに出かけてきました。

 去年も出かけているのですが、今年の選曲順はちょっと間違えたかな?先に踊れる曲(笑)を持ってきちゃダメですよ、と、同行していた友達が言ってた。確かにあまり席を立たずに踊らない真面目な客層ですからね。見ているお客様を見ると、みんな真剣で…なんというか「眼力(めじから)」がすごいッス。

 ライブ自体はとても面白いモノでした。関西弁のMCも楽しいし、知らない間にポケモンの歌も歌っているし、アルバムもそろそろ出ないかな、なんて事を期待しちゃうライブでしたよ。また来年もいけるといいな。

iPhone 3GS


SONY MDR-Z1000

20101212_03.jpg 度重なるEdition8の故障を経て、何となくあのヘッドホンに少し信頼性をもてなくなってしまった今日この頃。こういう時期だし少しは散財すっか…と思って買ってしまいました。新世代ソニーのモニター機として名高い、MDR Z-1000です。なんせ先月はヘッドホン売却でそれなりにお金を手にできて(ありがたい)るし、その金はヘッドホンに回すのが筋だろうと(笑)

 ソニーの宣伝戦略として、このヘッドホンは、かの銘機、MDR-CD900STの後継機種として位置づけたいみたいですが、実際はどうなんでしょうね。音を聞く限りは、あちらよりかなりリスニング向きだと思います。つか、MDR-CD900STってそんなに音よくないじゃん。

 音のキャラクターとしては、国産ヘッドホンのキラキラしたような解像感と共に、独特の音場がまた心地よいといったところ。Edition8みたいに個性たっぷりで濃厚という音ではないのですが、これはこれで国産機らしい個性だなと思います。オーディオテクニカ系の高級機に比べればもう少し主張があるかな。
 あと、振動板が軽やな印象がありますね。これは説明やら売り文句やらに洗脳されちゃってる結果かも知れませんが、Edition8の重いドライバを軽やかに鳴らすみたいな音ではなく、もっと軽いモノが反応よく鳴っている感じ。悪くありません。

 Edition8の時もそうでしたが、この機種もエージングで割と変わる印象ですね。店頭試聴機と新品で手に入れた時の音、それと使い始めで徐々にこなれていく音が全て違います。高級機らしいのかどうなのか…その辺は何ともいえませんが。

 新品価格が6万円強とかなり強気な設定ながらも、実売価格は3万円台まで下がっているお店もあります。その値段なら買いでしょうか?いえいえ…6万円そのままでも十分通用する音だと思います。Edition8より勝っているとは思いませんが、ワンランク下を追撃する存在としては、充分な実力があります。発売前は全く期待していないヘッドホンだったのですが、これは嬉しい誤算でした。

 他、本機の特徴として、ケーブルが脱着できることがあります。ミニ→ミニプラグのケーブルなら市販品が使えますので、ケーブル交換でも楽しめます。ちなみに私は、音質云々じゃなくて利便性を考え「MONSTER beats OE用 iSoniTalkケーブル」に交換してあります。iPhoneで使う時は、曲の停止、早送り、巻き戻しはもちろん、マイクでの通話も可能です。なぜか音量調節ができないのですが、それでも便利です。え?音質…、質なら純正ケーブルの方がいいでしょうね。でもたいした差じゃないです。本機にはケーブルが長短2本付属しています。

 今のところ、毎日の通勤や外出・自宅リスニングで、本機とEdition8を交互に使ってるという感じ。購入してからほぼ毎日酷使しているEdition8の方は、最近さすがに少し音がヘタってきたかも…って印象です。最近は家のオーディオセットで音楽聴く暇ないからなぁ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年12月05日

DOWN TOWN/やさしさにつつまれたなら/坂本真綾

20101205_03.jpg 坂本真綾様のマキシシングル。ちょっと前の話なんだけど買ってしまったよという話。

 買ってしまったくせに文句言うのもなんだけど、カバーで選ぶ選曲がいかにも…という感じであざとい。でも真綾様の声だしな…。

 あ、もちろん曲としてはなかなかいいし、声も楽しめますよ。

RICOH GR Digital


▼2010年11月21日

SHARP AQUOS LC-52LX3

101121-01.jpg エコポイントで盛り上がっている時流に乗って、つい購入してしまいました。吉永小百合嬢(とはもう言わないか)のCMでおなじみの、クアトロン・アクオスです。サイズはドドンと52インチ。私の部屋ではなく、居間で家族が使うためのテレビです。ヨドバシで購入しました。

 しかし…本体は23万円位で購入できたんだけど(通常店頭価格は現在29万に値上り中)、それにエコポイントが古いテレビ処分するから合計39,000円分ついて、更にゴールドポイントカードが10%ついてと、なんだか金持ちになったような錯覚をしてしまう感じ。エコポイントについては来月以降だと半額以下になります。

 メーカーについては、東芝のレグザやら、ソニーのブラビアなど、色々と検討はしたのですが、結局は価格と見た目の印象かな。テレビというかモニタは、店頭で頑張って色確認してもあまり意味もないしね。どうせメインで使うのは私じゃないので、レグザのデータ共有機能とかは無視して、単純にUSB-HD接続するだけで録画できるという簡単機能の方を重視しました。

 ちなみに、AQUOS本体以外に揃えたアイテムは、イケアで買ったローボード7,980円。ネットワークにつなぐためのAirMacExpress9,800円。録画に使う残量メーター付きのバッファロー1TB-USB-HD12,800円也と、近頃はテレビ買うのも面倒になってきたよなとしみじみ思いました。そうそう…噂のApple TVも、いつ届くかわかりませんが注文してあります。

 当然ながら、映像は笑っちゃう程キレイですね。自分は普段からiMac 27inchを使って地デジを見ていたのですが、それでもキレイだとしみじみ思いました。私以外の家族はもっとビックリしてましたね。

 サイズについては、これ位のサイズがあれば充分だろうと思ったのですが、自宅のリビングに使うには、もう一回り大きくても良かったかな?とか贅沢な事を既に考えちゃったりしてます。とはいっても、現在では52インチ以上のサイズだと、急に倍になる価格体系なのでこの辺が一番お得感があるサイズなのかもしれません。ま、家族は大喜びだし、いい買い物でした。

 写真は、私のiMacをDLNAサーバーにして、AQUOS側からファイルを参照している図。映像は多分対応フォーマットの関係で再生できてませんが、iTunes上の音楽データは再生できてます。あと写真の閲覧もできますね。ま、こちらについてはAppleTVを注文してるので、どうでもいい事なんですけど、最近のテレビはこんな事もできるんですね…と遊んでみたところです。

▼2010年10月31日

Omu-Tone/Odorudake

101031-02.jpg 待ちに待ったオムトンのニューアルバム。アルバムとしてはこれで4枚目になるのか。

 今回のアルバムは、以前のアルバムに収録されていた曲とはちょっと違う、落ち着いた幻想的なテイストの曲が多い。ポコポコと元気が出る曲もいいが、この感じもまたお気に入り。ただ、ライブで何度か聴いた「ピロリ菌」が収録されていないのは、チと残念。

 全てお気に入りなのだが、特に気に入ったのが、アルバム最後に収録されている「seeds of trouble」という曲。悩みの種とか訳すのだろうか。聴いていると、ゆったりとした気分になって、気持がちいい。

 他、縞縞2ピアノフォルテも、ピアノが加わって演奏されるとこんな感じになるんだ!という新鮮さがあって良かった。他の曲もピアノで再演奏してアルバム化してほしいものだ。

 この音楽、どんな人に勧めていいか判らないが、ミニマル好きの人には安心して勧められるかな。他、インストだけで楽しい気分になれる曲ってのもなかなかないので、楽しい気分になりたい人にもお勧め。ちなみに一部の曲はiTMSでも視聴・購入できるようだ。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 25mm F2.8


Odorudake/オムトン

宝曲~T-SQUAREはアラフォーホイホイ

101031-01.jpg CD屋さんで見つけて速買い。おなじみT-SQUAREが、自らの昔の名曲を新録音で収録したCD。若い頃の勢いがある演奏と違い、円熟味がある音楽表現が魅力だ。

 といっても、やはり名曲「It's Magic」や「宝島」などは、相変わらずあんな感じだし、それがまたいいね。
 今回に限らずT-SQUAREのアルバムにはセルフカバーってのが多いが、それでも買ってしまうのが私達の世代なんでしょうかね。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 25mm F2.8



▼2010年09月26日

The Final CountDown・オリジナルサウンドトラック

100926-03.jpg 正にサウンドトラックの秘宝!空母ミニッツが真珠湾攻撃前の太平洋にタイムスリップするというあの映画、あのサントラCDが知らない間に発売されていました。つか、もうCD化なんて絶対ないと思っていたけどね。

 このサントラにまつわるエピソードは、このサイトで紹介されていますね。確かに以前私も火曜サスペンス劇場を見たときに「あれ?この音楽は…」と思ったものです。

 子供の頃、私がこの映画をテレビで見て、サントラLPを探し回った頃は既にもう遅しで、LP版のサントラも市場から消えていました。大分大人になってからだったなぁ…。LPというか、メインテーマのシングルレコードを発掘して買ったのは。大人なので買えない値段じゃなかったけど、確かプレミア付いていて2,000円位した気がします。
 その幻のトラックが、こんな歳になってCD化されて聴けるようになるとはね。長生きしていて良かったですよ。

 売っていた場所は、ディスクユニオン新宿本店の3階サントラフロア。私が見たときはまだ在庫が何枚かあったので、問い合わせれば購入可能なんじゃないでしょうか。何故かネット通販のリストには上がってないようです。ちなみに販売価格はチと高めの3,990円でした。
 他、海外からの注文になりますが、ネットではこちらで購入が可能みたいですね。

 あの勇ましいファンファーレを聴きながら、F14と零戦の空中戦を思い浮かべるのも乙なものです。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

Apocalypse Now 地獄の黙示録・サントラ

100926-02.jpg 「地獄の黙示録」のサントラ自体はあまり珍しくないのだが、これは映画公開当時に発売されたサウンドトラックのLPレコード2枚組をCD化したアルバム。何が違うのかというと、セリフ入り。

 もちろん、地獄の黙示録の音楽は、スコアだけでも楽しめるのだが、やはり旧LP版を知っていると、あのセリフ入りサントラの狂気が懐かしくなる。特に前半クライマックスの「ワルキューレの紀行」から「ナパーム・イン・ザ・モーニング」までの下りは、戦争のキチガイ共…といった狂気が垣間見えて楽しい。

 このCDの発売は、1990年頃だったらしい。その後に発売されたCDは、全てセリフがカットされているオリジナルスコアバージョンになっているので、セリフ入りの本アルバムがほしい人は、CDの型番に注意。

RICOH GR Digital



 

ワイヤーワールド ULTRAVIOLET USBケーブル 3.0m

100926-01.jpg 仕事帰りに寄った新宿のオーディオユニオンで、中古品6,600円なんて値段で売っていたのでつい購入。考えてみれば、iMacよりChordette GemへのUSBケーブルは、PC付属の格安品の上、長さが足りないので延長ケーブルを継ぎ足しているというひどい状態だったので(笑)

 早速接続して音出ししてみた印象。「あぁ〜USBケーブルでも変わるもんだな」ということ。

 もちろん、私もオーマニとして、それなりにケーブルには金をかけているし、別にケーブル否定派ということはまるでないのだが、正直USBケーブルでねぇ…とは思っていた。ただ、その考えからが間違っていたというのは、まぁ…嬉しいというかこれからどうしようか(笑)みたいな複雑な気持ち。

 とりあえず今回購入したULTRAVIOLETの感想だけど、わかりやすく低音モリモリ系のケーブルではない印象。むしろ余分な低音は引き締められた感じだ。
 その代わり、音の情報量はかなり厚みを増し、立体感、音場感が以前とは比べものないくらいに出てきた。中高域の方には多少独特のキャラがあるようだが、比較対象があまりないので、ケーブルのせいなのか、元々のDAC、あるいはiTunesの傾向なのかは分からない。ただ、PCからの再生音が、非常にオーディオ的になってきたと感じる。特に情報量の増大は顕著で、いつもの音楽が、ハッキリとテンポが緩やかに聞こえてくる気がした。

 今回は6,600円という安値だからこそ手を出したようなものだが、これだけの効果があると分かっていれば、元の売値、14,700円を支払っても損したとは感じないだろう。更にこのワイヤーワールドのUSBケーブルは、上級モデルに「STARLIGHT」というグレードもあるのだが、そっちはどうなんだろうか…なんて、いけないことを考えてしまう(笑)。体験した人、どうなんでしょうね。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2010年09月19日

CD買って…

100919-02.jpg 最近はCD買ったり借りたりすると、そのまま近所のカフェに入ってリッピングして、その場でiPodへ…、みたいな事が増えたな。家に持ち帰っても封すら開けない(笑)

 ま、時代ってヤツでしょうかねぇ。

 ちなみにモノにまみれた私だけど、モノとしての音楽パッケージには、意外とこだわりがあまりありません。というか、LPレコードを知っている世代からすると、CDメディアに愛着を…と言われても戸惑ってしまう。別に8インチの円盤は、嫌いではないけど。

 本日買ったCDについては、以下のリンクから。

CONTAX SL300RT*


▼2010年08月29日

iPod shuffleを修理してきた

100829-02.jpg 去年の冬に買ったiPod shuffleのステンレス仕様。最近何故かフル充電されなくなり、動作時間も30分位しか保たなくなってしまったので、銀座アップルストアにある「天才の居酒屋」で修理をお願いしてきた。

 修理と言っても、症状を話して「では新品に交換しますね」というだけ。所要時間は10分位か。
 その後カンタンに書類に記入して、私のステンレスiPod shuffleは、整備済み新品として生まれ変わりました。

 写真は、何となく保護フィルムを外すのが惜しくてそのままにしてある状態です(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mm F2.8



▼2010年05月08日

オーディオテクニカ AT-PHA30i

100508-01.jpg 近頃のオーディオテクニカって、急にセンスが良くなってきたのではないか。
 ちょっと前までここの製品というと、なんだか解像度はそこそこだけど、キンキンドンドンして、イマイチ音楽を楽しめるって製品が無かったのだが、ここ1~2年位は、音楽に“コシ”を感じて楽しめる製品が増えてきたように思う。
 特に半年位前にリリースされたポータブル用ヘッドホンATH-ES10はかなりいい製品でセンスある音を出す。手持ちのATH-ESW10JPNと被るので、さすがに購入はしていないが、あぶく銭でも手には入ったら買ってしまいそう。で、ヘッドホンはさておき、今回買ったのがこの「AT-PHA30i」というヘッドホンアンプ。中古で購入した。

 実は昨日、ちょうど秋葉原のヨドバシカメラで、この製品を試聴していた。購入を検討していた訳ではなく、何となくの好奇心から…。しかし、聴いてみると意外としっかりとした再生音で、更に聴いていてなかなか楽しい。iPhoneへ接続すると物理的なリモコンにもなるしいいなぁ…と思った。ただ、9,800円という価格がちょっと割高な気がして、半額位にならないもんかな?とも感じていた。

 で、本日中野で開催されていた「ヘッドホン祭2010」の帰りに、フジヤエービックに寄ってみると、キズあり中古品が4,000円で出ていて、即決(笑)。丁度いいタイミングだな、おい。

 音については、この価格ではあるので過剰な期待は禁物だが、割と弾む感じの低音が気持ちいい。解像度が上がるというより、音の分離、テンポが強調されるという感じか。なかなか悪くない。あと、当然ながら物理的リモコンとして使えるのは便利。iPhoneって、内蔵iPodで音楽聴いてると、曲の早送りや一時停止が意外と面倒。私なんて一時停止したいときは、ヘッドホンを端子から引っこ抜いて止めてるし(引っこ抜くと自動で一時停止状態になる)
 とにかくこのAT-PHA30i、音質向上の効果もあるが、どちらかというとiPodの音を楽しく演出してくれる…みたいな効能が私としては気に入った。こういうのは、開発者にちょっとしたセンスがないと、なかなか製品としてまとまらないんだよね。iQubeと違って気軽に使えるのもいい。

 iPhoneでの使用の際は、写真のように警告が出るが、無視していればダイアログは消えるし、また「いいえ」を選択してもいい。いずれにせよ、使用には全く問題はない。

 昨今のPCオーディオとiPodブーム、それに伴うヘッドホン市場の盛り上がりは、以前は脇役であったヘッドホン・イヤホン・ヘッドホンアンプ等に脚光を浴びさせるきっかけにもなっている。そんな中、国産メーカーの製品が良くなっていくのは、日本人として素直に嬉しい。これからのオーディオテクニカには期待してます、ハイ。

RICOH GR Digital


▼2010年05月04日

オムトン・のらくろ~ど商店街ライブ

100504-01.jpg ツイッターで予告したとおり、オムトンののらくろ~ど商店街ライブに出かけてきました。

 天気がいい中、ブロンプトンをこいで、都営地下鉄森下駅をすこし南にいったところに、会場ののらくろ~ど商店街はあります。どんなところなのか知らなかったのですが、初めて行ってみると、そりゃなんというか…とてもゆるい雰囲気で、これはこれで悪くないと思いました。
 会場はアートイベントをやっているようで、学生さんみたいな方達が簡易テントで出店みたいなのを出しているのですが、人気(ひとけ)がちょっと少なくて、逆によく出品物を見られない感じ(笑)。会場の商店街は、長さにして200~300m位でしょうか。普通に歩くとすぐに通り過ぎてしまうような、こじんまりとした場所です。その商店街の中央付近にライブ会場はありました。

 一応ライブ開演30分位前に、会場を確認するつもりでブロンプトンで通り過ぎたのですが、ライブのテント横で、メンバー3人が地べたに座ってぼーっとしているのが見えました。一応ライブはやるみたいです。

 で、開演時間の5分前位に行ったのですが、あまりライブが始まる雰囲気じゃないな…と思っていたら、折りたたみの椅子が10~20脚位並べられました。いよいよライブ開始かな?

 1回目は13:00時より。スタートは「あんまりかわいくない姫のダンス」でした。その後3曲位演奏した後、ポニョの歌が演奏され、最後は「ピロリ菌」という曲で終わり。時間して30分位ですかね。会場にいる人達も、コアなファンみたいな人は私以外に1~2人位しかいなくて、その辺に住んでいるおばちゃんや子供が見にきてる…という感じ。途中でおっちゃんが「わかめーる」氏にからんで一緒に踊ってたりと、とてもゆるい雰囲気でした。

 で、2回目は1時間後の14:30から。せっかくなのでもう一度聴こうと思って、その辺をフラフラして、また1時間後に戻ってきました。第2回目も、なんだかホントにやるのかな?という雰囲気でスタート。2回目のスタート曲はなんだったかな?その後3曲位演奏した後、ポニョの歌を演奏して、最後はやはり「ピロリ菌」で締め。更にその後アンコールがあって「餅」で終わりました。楽しかったッス。

 ライブ終了後にCDの即売会がありました。数人の人がCD買っていたみたいですね。私もCD買ってサインでももらいたかったのですが、全部持ってるんだよね。ごめんなさい。つことで、そのまま会場を後にしました。ニューアルバム制作中みたいなので、出たら速攻買います。

 なんだか、連休後半にだらーっという雰囲気で聴くには、とても雰囲気のいいライブだったな。またこんな形のライブ、自宅から比較的近い場所でやってもらいたいものです。

RICOH GR Digital


▼2010年04月25日

スタートレック(新)のサントラを注文しました

 もちろん輸入盤の方ね。何故なら値段が安いから…ってだけじゃなくてさ、このジャケットデザイン比較してみて下さいよ。

 まず国内盤。
 オリジナル・サウンドトラック「スター・トレック」

 次輸入盤。
 Star Trek [Music from the Motion Picture]

 そりゃ好みもあると思いますけど、国内盤スタートレックのジャケデザインは、なんだかかホラー映画みたいな感じ。もちろん、国内映画公開時のポスターがこのデザインだったので、仕方ないのかも知れませんけど。

 対する輸入盤のジャケデザイン。カッコよすぎでしょ。色々意見があると思うけど、私にとっての「スタートレック」って、あの不格好な宇宙船が、ものすごいスピードで空間を疾走する…ってイメージなんだよね。もちろん、ストーリーや配役にも魅力は感じますが、2つのデザインでどちらがスタートレックの世界を的確にイメージしてるかといえば、間違いなく輸入盤のジャケットだと思います。

 つことで、皆さんはどちらのジャケットがお好きですか?

▼2010年03月27日

BT-MicroEDR1XでBluetoothオーディオを

100327-01.jpg 先日購入したCHORD Chordette GemがBluetoothオーディオに対応しているので、一度試してみたいと思っていた。
 というのも、このDAC。日本国内ではUSB経由の方が音がいいと言われているようだが、海外ではBluetooth経由の音が絶賛されている…という情報を得たから。ということで昨日、アキヨドに寄り、BT-MicroEDR1XというBluetoothアダプタを購入してきた。

 この製品、アダプタとしての大きさはとても小さく、更に電波の到達距離が見通しで100mという強力なモノ。オーディオ的にはあまり電波が強すぎるのも、他の機種へのノイズとか干渉に影響があるのかも知れないが、部屋の中で無線LAN飛ばしていて、外では携帯電話用の電波が飛び交っている都市部では、もうそんな事気にしても仕方ないかなと…。

 インストールは簡単で、PCのUSB端子に刺せばそのまま使える。一応製品には専用のドライバソフトが収録されたCDが付属しているのだが、専用ドライバをインストールしなくても使えた。もっとも、念のため後で専用ドライバをインストールしたのだが。
 PC側のサウンド出力設定は、通常の「USB外部オーディオ」を選ぶ。そして、Chordette Gem側の入力をBluetoothにして、iTunesで演奏開始。果たしてUSBケーブル経由の音と比較してどうであろうか…。

 ザッと聴いた限りでは、USB接続に比べ、Bluetooth接続の方が少し音が緩くなるような気がした。もっともこれは悪い意味ばかりではなく、ちょっとエッジが立ちすぎていた感もあるUSB側の音に比べ、もう少し音がまろやかになるという印象。また、音場全体はBluetoothの方が広がる感じがした。一部で強すぎるという批判のあった低音(私の環境ではそうでもないのだが)も、もう少し抑えめになるというか引っ込むというか…そんな感じ。
 いずれにせよ、一部ネットで言われているように「Bluetooth接続はUSBに比べて音質が劣化する」とまで断言できる程の決定的なクオリティーの差は認められない。どちらかに優劣を付けるのが目的の試聴なら、USB接続の方がいいという評価になるのかな…という程度だというのが、私の感想だ。

 で、どちらが便利なのかといえば、それはもうBluetoothの方は無線で済む訳で、これは大きなメリット。ただでさえケーブルでごった返してしまうオーディオ機器回りに、新たなケーブルを増設しなくて済むというだけでも、Bluetooth接続を検討する理由は充分ある。

 この辺は、電波事情や、オーディオ機器の設置事情。また接続に必要なUSBケーブルの長さ(ちなみに私の環境では3m)、再生に使用するソフトウェア(私はiTunes)、再生に使用するPC(私はThinkPad R40)、はたまた使用するBluetoothレシーバーなどによって色々と評価が変わってくるだろうから、結論めいた事は言えないのだが、なんとなく「USB接続の方が音がいい」と思っている人も、一度は試してみる価値はあるのではないかと思う。
 特に、ノイズの原因となるグランド回りの配線を、物理的にオーディオ機器とPCで遮断できるというのは、割とメリットではないかと考えている。

OLYMPUS E-1 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


▼2010年02月25日

CHORD Chordette Gem

100225-01.jpg 英国CHORDと言えば、高級オーディオ機器メーカーとしてマニアには有名だが、そのコードにしては比較的手頃な値段で、Bluetooth対応のUSB DACが発売された。その名も「Chordette Gem」という。

 CHORD社の製品にしては珍しくカジュアルな位置づけで、本体のカラーも全7色。USB/DACとしても使えるが、やはり大きな特徴は、Bluetoothで音楽信号を受信できること。Bluetooth対応機器であれば、携帯プレーヤーや携帯電話に入っている音楽を、高品質・ワイヤレスで再生することが可能だ。
 実際には、携帯電話に入ってる「着メロフル」を再生するために、CHORDとしては手頃とはいえ、こんな値段の機器を買う人はいないと思うが、取組みとしては面白い。

 無線機能については、同社の高級シリーズDACであるindigoでも同様の機能を備えており、同じ英国でネットワークプレヤーに積極的なLINNとの差別化を考えているのか、CHORDはオーディオ機器の無線化によって、アイデンティティーを確立したいという思惑があるのかもしれない。

 DACとしての特徴は、無線だけでなく、44.1kHzは88,2kHz、48kHzは96kHzと、デジタル信号を一度アップサンプリング処理をしてアナログ変換すること。また内部のBluetooth回路とその他の回路は電源を完全に分岐させ、ノイズなどの悪影響が出ないように工夫されているらしい。

 早速音を出してみた。まずはiPhone内のデータをBluetooth経由で再生。

 ちなみに、私のシステムで今まで使っていたDACは「AudioAlchemy Dac-in-the-Box(ちょっとページ下にスクロールしてね)だったのだが、これもまぁ…古いDACにしてはなかなかの美音系で、中域の滑らかさは今でも気に入っているのだが、やはり低音などについてはどうしてもパンチが不足していた。

 で、今回の Chordette Gemだが、予想以上の低音もりもり系で、むしろCHORDのイメージだと、もう少しおとなしい音を出す製品かと思っていたのを裏切られた。なかなか幸先はよい。
 ただBluetooth経由だと、どうしてもオーディオクオリティとしてはちょっと不満が出る。これはBluetoothのせいじゃなくてiPhoneの力不足なのかもしれないが…。

 次は本命、PCからUSB接続での再生。再生ソフトはiTunesを使用。夜間の再生だったので、大きな音は出せなかったのだが、なかなか…可能性を感じる音を奏でてくれた。しばらく通電しておいて、更にセッティングなどを煮詰めれば、もっといい音を出すだろう。

 接続直後の評価なので何ともいえないが、変に高級機であろうとする音のまとめ方ではなく、その辺は割り切って、むしろ元気でシャッキリとした音にチューニングされているようにも感じた。その辺の評価については、もう少し使い込まないとわからないが、今のところは好印象だ。

 最近のCHORD製品のアイデンティティーとなっている「ボディの一部が窓になっている」スタイリングも含め「手の届く高級DAC」として、なかなか面白い製品かもしれない。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2010年01月10日

雨と休日

100110-02.jpg 昨日はブロンプトンで、西荻窪にある「雨と休日」というお店まで出かけてきた。こういうコンセプトのお店には弱いので…(笑)

 お店に入ると「え?売っているCDはこれしかないの」という位のラインナップではあるのだが、どれもこれも持って帰りたいCDでいっぱいだった。
 私は既に持っているけど「omu-tone」の1st.アルバムは、おそらく都内ではここでしか売っていないはず。

 近所にあれば、また、何かのついでであちらにいった際は、是非寄ってみたい。また、こういうコンセプトの音楽が好きな人なら、一度出かけてみると、楽しいと思う。

iPhone 3GS

Klavierraum/Henning Schmiedt

100110-01.jpg 「妊娠中の妻が暑い夏を心地よく過ごせるように」とのコンセプトで作られたという、ヘニング・シュミテッドという旧東ドイツ出身のアーティストによるピアノソロ音楽。

 心地よいピアノソロと、意図して入れているのか判らない、辺りの緩やかなノイズというか空気感…。今日は晴れてお出かけ日和なのですが、午前中はこんな穏やかな曲と過ごしています。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2009年12月08日

ささめきおと/蓮実重臣

091208-01.jpg 「ささめきこと」というアニメのサントラ。ちなみに、元のアニメと漫画は、女子高生のレズ物語らしい。
 私はこのアニメも原作の漫画も全然知らなかったが、タワーレコード渋谷店の5Fアンビエントコーナーで試聴機に入っており「アニメのサントラかぁ…」と思って聴いたら、スゲーと思って買ってきたという次第。

 あくまでもサントラなので、曲が細切れなのがちょっと残念かもしれないが、それでも、この手のアンビエント系の音楽に興味がある方は、一度どこかで聴いてみるといい。

 アニメのサントラって、実はインストの名曲がとても多くて、何年か前は色々とアンテナ貼ってはいたんだけど、最近は新しいアニメの音楽って全然注目しなくなっていた。そんな中でこんなセンスの音楽が出てくるとは、やはりアニメは侮れないね。

 聴くと「♪じょ し ぶ~  じょし~ぶ~ 」と歌いたくなりますが、恥ずかしいので歌わないようにしましょう(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2009年12月07日

iPod shuffleでEdition8を使うたった一つの冴えたやり方

091207-01.jpg いや…たった一つでも、大して冴えたやり方でもないんですけどね…(笑)

 おひとりさまのプレゼント…頑張った自分へのご褒美(藁)ま、なんでもいいけど、とにかく先日買ったiPod shuffle。ご存じの通り、本体には「電源・シャッフル・通常演奏」の切り替えスイッチしかないので、リモコン対応イヤホンがないと、再生・停止はおろか、音量調整もできない。こりゃ困るということで、各社から別売りのシャッフル用リモコンが出ている。

 その中で私がお勧めだと思ったのが、「Belkin Headphone Adapter with Remote for iPod shuffle」という製品。軽量だしシンプルだし、シャッフルのコンセプトに一番近いと思う。他の製品は大仰なクリップが付いてたり、妙にケーブルが長かったりするので。ま、これも個人の好みだと思うけどね。

 で、このリモコンを使って、Edition8を鳴らしてます。思ったよりもきちんと鳴ってくれるのが意外でした。ちなみにATH-ESW10の方は、ちょっとドライブ力不足って感じもしたなぁ。

 もちろん、厳密に言えば、接続端子を一カ所増やすことになる訳で、そういう観点からは音質劣化の可能性もあるけど、少なくともそんな事気にするモノでもないし、そういう細かいこと気にする人はシャッフル買わないよね。

 そうそう…実はこのリモコン、iPhone用のリモコンとしても使えて、更にiPhoneで使うと、思ったよりも便利なんだよね。ポケットに本体を入れたままでも、手探りで一時停止やトラック送り等ができる。iPhoneで音楽聴いている時の欠点が、本体のディスプレイを見ないと音量調節以外ができない…って事だったからなぁ。何気にiPhone/Touchを使ってる人にもお勧めのシンプルリモコンです。

RICOH GR Digital

▼2009年12月06日

Platina Jazz

091206-05.jpg アニソンのジャズアレンジアルバム。ありがちな企画ではあるが、本アルバムがひと味違うのは、真面目に一流のアーティスト達が演奏する北欧ジャズであるということと、選曲が、オッサンオバサン達の懐古趣味ではないこと。
 私も近頃のアニメに明るい訳ではないが、トップの「晴れのちユカイ」はなかなか良かったし、コスモスに君とは、ちょっとアップテンポなアレンジが加えられていてとても良かった。

 アニソン好き以外の人にもお勧めとは言わないが、アニソンが好きでジャズも聴いている人には、楽しめるアルバムだと思う。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


nils frahm/wintermusik - second edition

091206-04.jpg タワーレコードで見つけた1枚。とてもミニマルでプリミティブなピアノ演奏曲。ぐぐってみると、どうやらこのアルバムはnils frahm自身が、親しい人達に向けてのプレゼントとして企画されたモノらしい。

 アマゾンでは取り扱っていないようだが、通販は奈良県にあるこちらのショップで取り扱っているようだ。試聴も出来るようなので、興味のある方は是非。

OLUMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

Simeon ten holt/Canto Ostinato:ハーブ版

091206-03.jpg 名作!Simeon Ten HoltのCanto Ostinato。ちょっと前に国内の代理店から2台のピアノ版がリリースされたが、今回はハーブ版なるモノがリリースされた。

 聴いてみると、これがまた…なかなかのアレンジで実に良い。正直、ハーブという楽器にはあまりなじみがなかったのだが、ミニマルミュージックとの親和性も非常に高いのでは?なんて思った。

 アマゾンでも売ってますので、お勧めですよ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


iPod shuffle・光沢ステンレススチール仕様

091206-02.jpg 買うつもりは全くなかったのだが…(笑)

 昨日は都内に出たついでに、壊れたマウスの代替機…平たく言えば、アップルのMagic Mouseを買ってみようかなんて、銀座のアップルストアに寄ったのだが、そこで目にしたアップルストア限定の「iPod shuffle・光沢ステンレススチール仕様」ってのがスゲーカッコよくて、つい衝動買いしてしまいました。
 ええ…ハッキリいって今の私にはあまり必要ないアイテムです。あまり必要ないのに、シャッフルは全世代衝動買いしてるんだよなぁ…なんというか、衝動買いするにも「ちょっとカワイイお値段」なんだよね。ま、あまり必要ないとは言いつつ、持ってれば月に何回かは使ったりしてるのでいいんだけどさ。

 容量は4GB一種類。価格も通常モデル7,800円に比べ、割高の9,800円。完全にファッションアイテムとして買ったつもりなので、正直音なんてどうでもいいんだけど、音質についても以前のシャッフルより良くなってると思う。こういう所をイチイチ胡散臭い宣伝でアピールせず、地道に確実に改善してくるところがアップルっぽくていいね。

 本当は、こういうアイテムは誰かから誕生日プレゼントか、クリスマスプレゼントとしてもらいたいけど、そんな経験も宛もない私は、おひとりさまお誕生日プレゼントのつもりということで1人淋しく年の暮れを迎えるのであった(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2009年11月29日

奥井亜紀・ライブ!「ココロのフード」

091129-01.jpg のっけから湿っぽい話だが、私が奥井亜紀という歌手を知ったきっかけは、友人から「最近ハマってるンだよね」と聞いたから。もう前世紀の話になる。

 その友人と、自動車で関西方面にドライブに出かけた時、何故か道中の音楽はその友人しか用意しておらず、しかも用意してきた数枚のCDは「奥井亜紀」のアルバム2枚だった。まだワーナー時代の頃だったかな。で、他に聞く音楽もないので、道中延々と奥井亜紀の音楽を聴いた。何となく、明石大橋のたもとで聴いた「wind climbing」が、妙に心に残っている。

 そして、その旅行から帰って2日後くらいの朝、警察から電話があった。「ご友人の死について何かご存じのことはありますか?」はじめ何を言っているのか判らなかった。

 私が「奥井亜紀」というアーティストの音楽を、自ら聴くようになったのはそんなきっかけだ。その友人の意志を受け継いだ訳ではないが、だから、聴き始めたことに対して予備知識は全くなかった。魔方陣とかしんちゃんとか、そういったアニメのテーマ曲を歌っていたことも全く知らなかった。知ったのは今からほんの数年前の話。∀ガンダム「月の繭」を聴いた後だったかもしれない。

 11月28日に渋谷で開催された、奥井亜紀のライブに出かけてきた。今まで発売されたアルバムは全て聴いてきたが、動く「奥井亜紀」を見たのは、ナマ・映像含めて始めての経験。あんなに激しく動き回るステージだとは思わなかった。

 ライブの感想としては、言葉足らずだが、とても楽しかったとしか言えない。意表も突かれたが、それでも最初から最後まで、緊張感が途切れず、熱中できたステージだった。

 また機会があれば、是非ライブを聴きに行ってみたい。

iPhone 3GS


TIMEcARTRIDGE/奥井亜紀

▼2009年11月26日

Fiio E1

091126-01.jpg 秋葉原に寄ったついでに買ってみた、ipodドック接続用ポータブルヘッドホンアンプ。オヤイデ価格で2,940円。

 アンプとしての性能はあまり当てにしていなくて、ハッキリいうとネタ5割、あと単純にリモコンとして便利だというのが5割という期待値。で、買ってiPhoneに接続して聴いてみると、なかなか悪くない。

 ちなみに使用しているヘッドホンは、ULTRAZONEのE8。この状態で感じたことは、低音がちょっと出て、音の全域で締まりを感じるということかな。正直絶賛する程の音でもないし、かといって「効果ナシ」と断言できる程無意味な訳でもない。音質効果については、各自感じ方に差はあると思うが、少なくともiPhoneで使えるリモコンとして買っても損はない値段。それに、音質の向上も個人の感じ方次第とはいえ、確実にある。

 不満な点といえば、音質云々ではなく、表面全体がトラック送りのボタンになっている構造のため、リモコンを止めるためのクリップを使おうとすると、不本意に曲の先送りや戻しがかかってしまうということ。また、個人的には、トラック送りとボリウムボタンは、逆の方が使い勝手がいいと思う。

 ドック出力に接続するコネクタ部分がやや大柄のため、使用しているケースによっては干渉するかもしれない。それも欠点といえば欠点か。

 ただ、実売で3,000円を切っている値段だし、iPhoneのリモコンが欲しかったり、またポータブルヘッドホンアンプがどのようなモノか試してみたい人にとっては、買ってみて損はない製品だと思った。

 ついでにいうと、以前アップル純正で発売されていたFMチューナ付きドック接続リモコン、あれもリモコンではなく、ポータブルヘッドホンアンプとして売っていれば、きっとそれなりに評価されていたのではないかと思う。実際そんなようなもんだし…。
 ちなみに以前このブログでも書いたと思うが、あのリモコンも、使用してみると低域がちょっと豊かになり、今回のFiio E1と似たような方向性の音色の変化が感じられた。ただ、iPhoneでは全く使えないんだよね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2009年11月19日

ATH-ESW10JPN

091118-01.jpg ヘッドホン三昧の毎日です。

 という事で、いつ買ったんだっけな?すっかり話題にするのを忘れていた、オーディオテクニカのポータブルヘッドホン最高峰「ATH-ESW10JPN」です。今ではウルトラゾーンのEdition8なんてバケモノがありますので、インパクトは薄れましたが、定価は税込みで6万円越える高級ヘッドホンです。

 製品の位置付けとしては、元々テクニカにはESW9というハウジングに木材を使ったヘッドホンがあり、そのヘッドホンに対して、こちらは新しいユニットを与え、ハウジングに越前漆塗りを施したモデルとなります。なので音はESW9と同じ傾向…かというと、あまりそんな事はなくて、テクニカのラインナップにしては、割とハッキリとした音質上のアドバンテージと傾向の違いがあります。特に低音については、若干ESW9の方が響いていますが、聞き比べると、低音を含め明らかにESW10の方がいい音です。ハウジングの構造と新開発とされているユニットの違いなんですかね。

 音は、テクニカらしい爽やかでややエッジの立った音…かなぁ。何とも言いにくいのですが、高音がとても綺麗だけど、中域も低域も綺麗に制動がかかっているような鳴りをします。値段に見合う…かどうかは判りませんが、少なくとも1年位前までは、ポータブル用ヘッドホンの最高峰であったことは間違いありません。値段も末期の頃は3万円台を切っていたなんていう噂もありましたので、その値段なら間違いなく「買い!」だったと思います。
 遮音性に関しては、ハウジングの構造上、そこそこです。電車の中…特に地下鉄の中だと車内騒音が気になるかもしれません。と同時に、音漏れもそれなりには発生していると思います。

 それと、音とは直接関係ないのですが、この漆塗りのハウジングがとても素晴らしい!写真だと伝わりにくいのですが、本当に綺麗です。光の当たり加減で、濃くなったり薄くなったり、非常に豊かな表情を見せます。
 ただ、この漆塗りですが、製品として漆をあまり乾燥させきらないうちから出荷していたみたいで、特に初期ロットを購入された方は、爪で傷が付いたとか、指で強めに握ったら指紋の跡が付いた…なんて噂もありました。漆は製品として乾燥するまで、1~2年はかかるといわれていますので、美しいハウジングを保ちたいのなら、取り扱いには注意して下さい…って、そんなんじゃポータブル用途に使えないよな(笑)。電車のつり革などにヒットさせるのも注意とのこと。

 で、手持ちのEdition8との比較なんですが、なんというか、ほっこり(笑)した気分になりたい時とか、ちょっと疲れている時などは、ESW10の方がリラックスして聴けるなぁ…なんて感想。解像度もレンジも、Edition8に比べ明らかに劣るのは仕方ないにせよ、何処か人造音的ニオイのするウルトラゾーンに比べ、テクニカのヘッドホンはなんだか日本人の私には落ち着くなぁ…なんて。一時期ESW10を外に出す機会はめっきり減りましたが、最近はまたこちらもいいなと、持ち出す機会が増えています。

 ちなみにこの「ATH-ESW10JPN」ですが、限定1,000台ということで、今では新品で入手するのは難しいと思われます。後継機となったES10は、まるで違った傾向の音を出しますので、ESW10を買い逃したと思っている人は、どちらかというとESW9の方に手を出した方がいいかもしれませんね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2009年10月12日

藤枝守/響きの交唱・植物文様ソングブック

091012-01.jpg 今日の朝は、藤枝守の「響きの交唱・植物文様ソングブック」を聴く。

 現代曲だけど、このアルバムは3分前後の曲ばかりで構成されていて、しかもほとんどが合唱曲なので、この手の音楽に慣れていない人でも聴きやすいかも。

 お勧めまではしませんが、興味がある方は是非。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2009年10月01日

ULTRASONEのヘッドホン

 ULTRASONEのヘッドホンを女に例えると

 Hi-Fiシリーズが巨乳
 PROシリーズが爆乳

 だそうで、更にEditionシリーズは、
 
 見た目小学生だけど実は100歳くらいの熟女、常識を越えてる…だそうだ。

 つまらんネタだけど、何となくメモ代わりに(笑)

▼2009年09月27日

音楽ソースファイルには、想像以上の情報が詰まっている

 高音質オーディオの考え方には2つあって、1つは、とにかくソース機器のクオリティを優先すること。これはある意味flatearth的思想と言えるのかな?もう一つは、日本人におけるオーディオ感の主流だと思うんだけど、音の出口…つまりスピーカーなどのクオリティを優先すること。日本のオーディオ誌にある「組み合わせ」記事では、大体「スピーカーの予算を多目に割り当て…」なんて書いてあることが多いよね。

 まぁ…どっちが正しいという事じゃないんだけど、近頃iPhoneでUltrazone Edition8を使っていて、感じているのが、例えiPhoneの圧縮オーディオファイルだとしても、その収録されているデータを余すことなく再生できる音楽機器…ここではヘッドホンだけど…ってのは、実際存在しないんじゃないかなぁ…という、当たり前と言えば当たり前なんだけど…そんな事。

 「iPod程度のポータブル機器で、このクラスのヘッドホン(イヤホン)の真価は発揮できない」などと言っている人は多いけど、インピーダンスなどの物理的要因はともかくとしても、今市販されているヘッドホンごときでは、ソース機器側のクオリティを云々する資格がある製品は存在しないのではないか?なぁんて事すら思い始めている。そんな事を感じてしまう程、Edition8が奏でる音楽の情報量は濃密だし、日々新たな発見があるし、素晴らしいと思う。

 もちろん、この状態にヘッドホンアンプを追加すれば、確かによくなるけど、物理的な情報量という点では、外付けのアンプでは、あまり変化が感じられないしね。アンプのグレードアップで感じる効果は、主にレンジの拡大とか、余裕のある鳴り方(例えば余韻の美しさとか)等が主流で、アンプを交換すると情報量が激増!ってのは、今までのオーディオ生活ではあまり実感したことがない。そういう意味で、ソース機器をグレードアップした場合に付いては、逆に「情報量」に関する変化がいちばん実感できる気がするので、とにかくソース機器のクオリティを優先するという点は、正しいのかとも思う。

 それと同時に、例え圧縮オーディオだとしても、そのデータには、多分私たちが普段思っている以上の情報が詰まっていて、その情報を取り出す努力をもっと行うべきなんだなぁ…なんて思った。よく、128kbpsのデータは、音楽を鑑賞