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▼2014年04月30日

さようなら高岡市

 前回の続きです。
 朝目が覚めると、高岡市は雨の中。今日はTOKIOに帰ります。朝5時過ぎに起床して、シャワーを浴びて支度をして、06:30頃にホテルを後にします。

 ホテルの朝食時間には間に合いませんでしたので、駅前の立ち食い蕎麦屋さんで朝食を。実はこの今庄というお蕎麦屋さんには入ってみたかったんですよね。創業は大正4年の名門!なんでも高岡市民の人達にとっては永遠のソウルフードらしいと聞いてたので(笑)
 高岡駅周辺だと、前日にオープンしているクルン高岡2Fの他、南口のロータリー脇に店舗があります。南口の店舗は朝06:00からオープンしているので、早起きな人でも助かりますね。

● あこがれの今庄できつねそば食べました

 この今庄、蕎麦とうどんのちゃんぽんが名物らしいのですが、私はチキンなのでオーソドックスにきつねそばを注文。値段は270円だったかな?
 立ち食い蕎麦屋さんに分類されるようですが、店内はちゃんとテーブルと椅子が用意されており、ゆったりと食事が出来る雰囲気。食券を渡して待つこと数分、きましたよきましたよきつねそば。
 そばは適度なコシがあって食感が気持ちよく、つゆは関東風と関西風の中間くらいですかね。関東程黒くなくて、関西程薄くもない。味も出汁がきいていてまいうー。そばの完食はもちろん、しるも全て飲み干してしまいましたよ。

 しかし、美味しいえきそばがある駅っていいよね。それだけで心が豊かになれる気がしますが、大げさ?(笑)

 さて、おなかもふくれたし、高岡駅構内へ。
 新しくなったばかりの高岡駅構内には、でっかく「あみたん娘」のカノンセシルでっかい垂れ幕がかかっており、ここはアニメイト高岡店かよ!と心の中で軽く突っ込みを入れながら、18きっぷを使いホームへ入場します。

● 西高岡駅を攻撃して糸魚川へ

 東京へ戻るのだから、そのまま富山方面に…と思うあなたは甘いw。まずは金沢方面の列車に乗り、隣の西高岡駅まで。なんでこんな駅に来るのかというと、Ingressであちこちにリンク貼ってるエンライテンドのポータルを見つけたので潰しておこうと思ってw。

 雨の西高岡駅に降り立って、1人ホームでNW-ZX1をタップする状況は怪しさ満点ですが(笑)、ま、それはいいとして、無事ポータルを奪還した後、07:27の黒部駅行き普通列車に乗り込みます。お、ちょうど北陸本線名物のギョロ目たんこと、457系の登場です。これは嬉しい。
 JRの普通列車って、今では基本的に古い車両の方がシートの座り心地がいいんですよね。音や振動はちょっとうるさいけどね。車内の乗客数は日曜の朝という事もありガラガラでした。

 ボックスシートでノンビリしながら、となりの高岡駅をスルーして、そのまま列車は雨の北陸本線を東進。大体20分程度で富山駅に到着。列車はその先黒部駅まで向かいますが、わぁはここで下車して、08:25発の普通列車糸魚川行きに乗り換えます。車両は先程と同じく475系電車。ただ、今回は真っ青に塗られていますね。これもいい感じ。車内は学生が多く、ちょうどボックスシートがひと組ずつ埋まる程度の乗車率でしたが、数駅でガラガラになりました。

● 崩れの大糸線にのりますよ

 さて、大体1時間強、普通列車は日本海沿いを進み、糸魚川駅へ到着。先程まで降っていた雨もこちらでは上がっています。ここから大糸線で松本方面へ向かうのですが、ちょっと接続が悪いんですよね、次の列車が到着するまで65分の時間があります。
 せっかくなので、Ingressやりながら糸魚川駅付近を散歩。その後駅の売店でおむすびとお茶を買い、4番線で大糸線車両の到着を待ちます。

 この大糸線、特に糸魚川駅と南小谷駅の間は、非常に線形が悪く、更に台風などが到来する度に山が崩れて運休を繰り返している、日本でも屈指の鉄道難所路線。そのせいか、運転本数も1日7往復しかありません。また1995年の集中豪雨では、路線の大部分が水害で流され、数年にわたり大糸線は普通になった事もありました。
 ちなみにその水害後の夏、私はこの地方を自転車で訪れた事があるのですが、そりゃすごかったというか「こんなの復旧させること出来るの?」みたいな惨状でしたよ。

 そんな事を思いながら、駅のベンチで15分程度待っていると、ようやく列車が到着。前回の2009年に訪れた時は、懐かしの国鉄色したキハ52形だったのですが、今ではキハ120形に刷新!運転本数が少ないせいか、降りてくる乗客は結構多かったです。

 で、ちょっとイヤな気分になったのは、駅員が全ての乗客が降りるまで車両後方で待っているように合図していたにもかかわらず、いかにも鉄オタみたいなおじさん(50〜60歳前後?)が、それを振り切ってまだ乗客が降りきっていない車両へ強引に突入したこと。ま、良い席確保したいのは判るんだけど、いい歳して何やってるんだろうなぁ〜、みっともないったらありゃしない。もちろん、私をはじめ、他の乗客達は全て駅員さんの指示に従っていました。

 さて、10:48に列車は糸魚川駅を出発!糸魚川駅までは1時間程度の乗車となります。車内はかなり混雑していて、シート占有率は100%、立っているお客様も大勢いました。だったらもう少し増発すればと思うのですが、18きっぷシーズン以外はこんな事もないんでしょうね。
 私が座っていたボックスシートには、お父さんと息子2人組のグループが乗り込んできて、車内で駅弁を食べていました。うまそう(笑)

 糸魚川線の車窓は、私のような崩らー(崩れを愛する人)にとってもタマラン景色。この姫川沿いのルートは土砂災害の定点観測地みたいなもので、日本三大崩れの1つで20世紀国内最大の山岳崩壊とも言われた稗田山崩れ等もあり、もう至る所で山崩れを起こしております。大自然のパワーをマジマジと感じますね。
 ただ、車内は暖房が効きすぎのせいか、再び雨が降ってきたせいか、人が多いせいなのか判りませんけど、窓がどんどん曇ってきていて、あまり車窓を楽しめなかったのが残念。ま、これは仕方ないですけどね。

● E127系車内では昔おねてぃのコスプレ集団見ました

 途中あまり降りる人もなく、列車は南小谷駅へ到着。ここからはJR西日本ではなく、JR東日本管轄の路線となります。既に2番線に待機している松本行き12:03分に向けてテツ達が一世にダッシュ!私もダッシュはしませんでしたが早歩きでクロスシート窓際席を確保。向かいにはおばあちゃんが1人座りましたが、彼女も18キッパーみたいでした。
 ここからは電車となり、車両はE127系となります。車内はクロスシートとロングシートのハイブリットレイアウト。南小谷出発時で、シート占有率は7割程度となりました。

 ここから松本駅までは、地味に長い137分乗車。外が晴れていて景色が良ければまだ救いもあるのですが、雨で湿気が多いせいか、窓は相変わらず曇ってしまい、更に何故か判らないのですが、車内が異様に寒い。暖房入ってないのかしら?
 また、途中から車内はちょっとしたラッシュ並みの混雑ぶりとなり、寒いし外は見えないし車内は混んでいるしの三重苦をひたすら耐えて松本駅に到着しました。前回は晴れていたせいかとても快適な列車旅だった気もするのですが…。

 松本駅に到着後、たまらずあたたかい缶コーヒーを買い、既に入線していた14:26発遠山行き115系車両に乗り換え。こちらは暖房が効いていてホッとします。今度は小淵沢駅まで78分間の乗車。隣のボックス席には地元JCとおぼしきジャージ姿の女の子達が座っており、楽しそうに会話していたのがローカル線っぽい感じ。車内はその他だと、大体シート占有率3割程度の乗車率ですかね。

 塩尻峠を越えて諏訪市内に入ると、曇り空ですが雨も上がります。その先茅野駅で15分程度の特急列車待ちをした頃には、雲も切れてきました。

● ホリデー快速ビューやまなしに初乗車します

 さて、その先の小淵沢駅で私は下車。ここからは本日のハイライト!ホリデー快速ビューやまなしに乗り換えて新宿駅まで一直線デース!!そして更に私はあらかじめ指定券を買っておきましたので、2F席でゆったりのんびり新宿駅まで戻ることができます。
 え、18きっぷで指定席券使えるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの列車はあくまでも「快速列車」なので、大丈夫です。ただ、グリーン制定席は18きっぷでは乗車できませんのでご注意下さい。

 小淵沢駅で待つこと30分程度、やってきました215系電車。私は普通車指定席の2Fに席を取っていますので、6号車の2Fに上がります。シートはBox式のクロスシート、ただ、一般的な普通列車よりも少し未来的インテリア。観光列車の割に荷物を置くスペースが少ないのが気になりますが、席は北側A席の窓側進行方向。空もすっかり晴れて、新宿まで絶好の車窓風景を楽しめそう。これで指定席券が510円ですから買わない手はありません。

 普段は観光客で混む列車らしいのですが、当日は雨だったせいか車内はガラガラ。
 そのせいもあり、ついシートに足を投げ出してくつろいでいたら、次の韮崎駅で、若い女性が乗車してきましたので、慌てて足を引っ込めます(笑)。どうやら私の向かい席のシートを取っていたようなのですが、車内はガラガラだったので、何故か荷物だけ通路側の席において、隣のBoxに移動。途中車掌さんに席変更できるか聞いていたようですが、ホリデー快速は席変更は不可能だとのこと。ま、考えてみれはこの日は例外的にガラガラだったけど、普段は席が全て埋まるみたいですからね。途中でお客さんが乗車してくるか判らないし、仕方ないかも。ただ「他のお客さんが来るまでは別の席に座っていて良いですよ」と言われていました。また、私の前の方の席でも、同じく家族連れで座っていた席の向かいにカップルがきたようで、席変更は出来ないかと言われていましたが、断られていましたね。

 列車は雨上がりの甲府盆地の絶景の中を進みます。途中塩山付近では、今年の豪雪でビニルハウスが潰れている状態を沢山見ました。早く復旧すると良いのですが。

 その後、相模湖駅付近で日も落ちて、八王子を越える頃はすっかり辺りも夜景色。ただ、普段乗り慣れた中央線を2階席から眺められるのは新鮮な感じ。途中武蔵境駅前ロイホの店内がよく見えたのが面白かったです。

 新宿駅に到着したのは、18:55。ここからは家までは1時間強ですね。お疲れさまでした。

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↑東小金井(だったかな?)で中央線快速をパス
2階席なので更に優越感w
RICOH GR


▼2014年04月28日

高岡市内で万葉線のったり城端線のったり

 前回からの続きですです。
 さて、高岡駅に無事到着しました。しかし何というか、予想外の人混みです、一体何の騒ぎなんでしょうか…と思いましたら、本日(出かけているのは3月29日)はちょうどクルン高岡という駅商業施設のオープン日だったらしいです。いや、もちろん事前に調べてオープン日だというのは知っていたのですが、にしても想像よりずっと人が多くてビビりました。

 駅前のコンコースでは富山のご当地アイドルピエノロッシのライブや、高岡市の観光親善大使である「あみたん娘」のコスプレイベントなどが行われていたみたいですが、それらを横に見ながら、私は1Fの万葉線ホームへ急ぎます。

● ドラえもんトラムだよ!

 クルン高岡1Fは、そのまま万葉線の高岡駅ホームとなっています。以前は駅前ターミナルにあった万葉線ホームが、駅ビル改装と共に、JR高岡駅の構内に移転されています。
 当日はそれを記念して、1番線と2番線のホームには、ドラえもんトラムが展示されていました。
 何故万葉線でドラえもんトラムなのか…といいますと、実はこの高岡市は、藤子不二雄氏の故郷でもあるからです。他にも高岡市内には、藤子不二雄氏にまつわる観光施設がいくつか点在しています。

 さて、今日の目的は万葉線に乗ること。1番2番線はドラえもんトラムに占拠されていますので、3番線から万葉線に乗り込みます。ちょうど一度乗ってみたいと思っていたMLRV1000系電車、通称「アイトラム」がやってきました。

● MLRV1000系アイトラムだよ!

 万葉線は乗車時に整理券を受け取る後払い方式。私は1日券を購入しようと思っていますので、降りるときに乗務員の方に申し出て受け取ることになります。今はドラえもんトラム運行記念として、写真のようなカワイイ形で売られています。お値段は800円。他、途中にある海王丸パークの入場券とセットになった、1,000円の券もあるようです。
 当日は高岡駅でのイベントがあったせいか、結構な混雑ぶり。私は前の方で座れたのですが、お年を召した方や家族連れも多く乗車してきたので、席を立って運転席後ろで立って風景を眺めていました。
 ちなみに、アイトラムからの運転台風景は、こちらのUSTREAMでライブカメラが公開されていますので、万葉線に興味がある方は是非どうぞ。

 富山のLRTに乗ったときも思ったのですが、乗降がが圧倒的に楽で、更に床の位置が路面と近い位置にあるため乗り心地も良いです。道路を歩いているのと同じような高さで、隣の自動車と同じ場所を移動しているのは不思議な感じ。

● 鉄橋渡るよ!

 しかし、この「トラム」の乗車感覚は面白いですよね。そして万葉線は富山のポートラムと違い、途中高架や、庄内川を渡る鉄橋などがあり、特に路面電車で渡る鉄橋というのは、独特の感覚があります(ちょっと怖いとも言える)

 終点の越ノ潟停留場まではおおよそ40分前後でしょうか。乗客も途中の能町口停留場あたりまでは結構乗っていましたが、知らない間に2〜3組まで減っていました。

 そして万葉線は終点、越ノ潟停留場に到着。そこで下車時に1日乗車券を従業員の方から購入します。そこからは富山県営渡船、通称越ノ潟フェリーに乗船。この渡し船も一度乗ってみたかったんですよね。
 以前は途中の中伏木停車場近くにも渡し船があったのですが、残念ながらこちらは2009年で廃止されてしまいました。

● 渡し船乗るよ!

 おおよそ15分位待って船が到着。乗客は私と一緒にトラムから降りてきた3組の家族連れと、地元民らしき女の子2人組が自転車と共に乗船します。ちなみに渡し船の料金は無料ですが、ま、主には観光客向けですね。
 渡し船航路のすぐ横には、新湊大橋という大きな橋が架かっていますので、地元の方はそちらを利用するようです。

 渡し船は伏木富山港(富山新港)を横切り、およそ10分程度で反対側の堀岡に到着します。このあたりの街並みは、古くからの港町という感じでとても雰囲気が良いです。
 ちなみにこちらの街から富山駅までは、かつて富山地方鉄道射水線が通じていました。というか、私が乗ってきた万葉線もかつての射水線の一部なんですけどね。こちらの路線は富山新港を建設にあたり分断され、廃止されました。もっとも廃止になったのは昭和55年といいますから、結構昔の話ではありますが。

● 新湊大橋渡るよ!

 さて、帰り道は新湊大橋を歩いて渡ることにします。堀岡の船着き場からは歩いて5分程度?クラシカルな街中に突如現れた超近代的建築物のスタイルとその大きさから、なにやらスケール感がおかしくなった感じ。

 橋のたもとにあるエレベータに乗り、ぐんぐんと高度を上げていきます。このエレベータは一部、外の風景が眺められるようになっていて、とても景色が良いです。
 そして、「あいの風プロムナード」と呼ばれるフロアに到着。こちらは上を走る自動車道の下の階層にあたり、歩道はその自動車道の下に設置されています。これだと雨が降っても濡れないし、道も広々として良いかもしれませんね。また、この道は自転車も利用可能ですが、乗車は出来ません。押していくようにしましょう。

 橋の上からは、今渡ってきた富山新港の景色や、射水市の街並みが見えます。そして、残念ながら当日はあまり視界が開けていなかったのですが、立山連峰の山々も眺めることが出来るそうです。また、北西側には海王丸パークに係留されている初代海王丸も見ることができます。
 ノンビリとあるくと大体10〜15分位でしょうか。越ノ潟側に到着して今度は下りエレベータ。出口は海王丸パークの一角になっています。

● テンプりん号乗るよ!

 さて、ここからはまた高岡市街へ戻ります。先程の越ノ潟停車場までは歩いて3分程度。復路は、テンプスタッフのキャラ「テンプりん」が描かれたデ7070型車両がお出迎え。なんでもこの車両、1967年製造らしいので既に45年以上経過しているクラシック車両です。窓枠などを確認すると、かなりくたびれてきた感じもありますが、シートの座り心地はいいですね。

 暫くすると、子連れの女性と若い男の子が乗り込んできて、列車は出発。先程のアイトラムと違い、デ7070型は、力行惰行の切換がよりハッキリしていて、更に車両の速度コントロールも難しそうです。そういえばすれ違うアイトラムには、若い男性や女性の運転手が多い中、7070型の運転手は、お年を召したベテランっぽい運転手が多い気がします。気のせいでしょうか?

● 高岡市街歩くよ!

 さて、帰り道は少し高岡市街を歩いてみようと思っていましたので、繁華街入り口である坂下町停留所で下車します。ここで降りて南へ真っ直ぐ歩くと、どうやら高岡大仏に通じるらしいのですが、わぁはそういった一般的な観光地よりも、街並みそのものに興味がある困った性質です。

 散策の途中で宮村書店というスゲー外見の本屋さんを見つけたのですが、チキンな私はちょっと入る勇気はなく、その先にある高岡大和(ダイワ)へ向かいました。ま、店内で特に何をしたという訳でもないのですが、百貨店好きの私としては、こういう雰囲気を眺めているだけでも楽しいのです。以前富山に行ったときも大和には入ったしね。
 7Fのレストランフロアから一番下の食品フロアまで一通り眺めて、ついでに夜のお供のミモレットを一切れ買って店を後にします。

 大和から外に出ると、あたりは暗くなり始めています。そろそろ駅に戻るかな?と思ってそこから高岡駅まで歩こうかと考えたのですが、何となく反対方向に歩いて片原町交差点を右折して、片原町停留場に向かいます。
 しかしこの停留場…いった何処で待っていればいいんだ?と思いながらも、停留所に人がいないと電車も素通りしてしまうので、仕方なく道路のど真ん中で高岡駅行きを待ちます。待つこと5分程度、デ7070型のコカコーラ電車がやってきましたのですかさず乗車。そこから高岡駅まで戻りました。

 高岡駅では、クルン高岡と同じくオープンした地下商店街を見学したり、そのまま市街地まで戻ってあの藤子不二雄氏も利用していたという文苑道書店駅前店をのぞいたりしてました。そんな感じで時間を潰していたら時刻はもう18:00を過ぎています。さて、最後の仕事に向かいましょう。

● 城端線にのるよ!

 本日最後の仕事はあの城端線に乗ることです。こんな機会でもなければ一生乗ることがない路線でしょうからね。ただ、時間の都合もあり本日は高岡駅18:40発の列車で途中の「油田駅」まで行き、そこで油田駅19:05発の高岡行きに乗って折り返してきます。ま、城端線乗ったという既成事実が欲しいだけですw。

 城端線はこれまた何というかアレな感じの路線として近頃はマニアに有名。その中でももっともアレ度が高いという「あみたん娘」の車両が入線していましたのでそちらに乗車。こちら、外のラッピングは前のエントリでも紹介したとおり、アニメな感じの美少女が車両側面にででんと描かれているのですが、更に車内は2人の幼女イラストで装飾されているとか、高岡市はいったいどちらに向かっているのでしょうかw。いや、私的にはこういうの好きなので問題ないんですけどね。

● 油田駅で引き返すよ!

 油田がある訳じゃないのに油田駅までは15分程度で到着。一度駅を出て辺りを歩いて、再びホームに戻って暫く待つと、時刻通りに高岡行きの列車が到着。往路の車両はキハ47系、帰りはハットリ君列車だったので、キハ40系になるのかな。車両についてはこちらのサイトが詳しいです。つことで、とりあえず城端線には乗りました(笑)

 高岡駅に戻り、クルン高岡内のセブンイレブンで、泡のワインと、軽くおつまみ、主食にペヤングを購入してホテルに向かいます。西日本と違い、東日本のコンビニはちゃんとペヤング常備しているのが頼もしい(笑)
 予約したホテルは、高岡駅南口にある名門!ホテルセブンセブン高岡です。
 部屋自体は悪くなかったのですが、今時泊まり客用コンセントが1口しかないというのはちょっといただけない感じと、部屋内の空調がエアコンではなく「ヒータ+クーラー」なので、当日はヒーターしか使えず(その日は外も部屋の中も暑かった)、ちょっと不便な気がしましたが、ま、安いんだから仕方ないね。

 ペヤングと、大和で買ったミモレットとおつまみで泡のワインを流し込んで、高岡旅行一日目は終了です。翌日についてはこちらから

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↑とてもスリリングな万葉線片原町停留場。
RICOH GR/iPhone5

▼2014年04月26日

ほっとホット高岡へゆりを求めて18きっぷ旅

 ゆりゆらららら…ゆるゆり…つことで、青の18きっぷ第二弾の旅は、越中高岡への旅でございます。

 高岡市といえば、ゆるゆりの舞台となった聖地であり、ゆるゆりといえば歳納京子大坪由佳でもあり、となると重雷装艦の大井っちな訳で、すなわち北上さん(「きたがみさん」と読むのが通w)な土地柄となり、つまり、今の日本でもっともゆり色が濃い地域ではないかと言われております。

 さて、春の越中高岡で、地元特産のゆりに巡り会うことは出来ますでしょうか?

● 唐突ですが、空はどうして青いの?

 それはさておき、この富山地方ですが、18きっぷで出かけられるシーズンもそう多くはありません。何故なら2015年の春に予定されている北陸新幹線の開業に伴い、富山県内のJR線が「あいの風とやま鉄道」に経営譲渡される事が決まっているからです。そうなると、青春18きっぷでは糸魚川駅までしか行けないことになります。
 なので、以前の富山紀行に続いて、その先の高岡も潰しておかないとなと思った訳ですゆりゆらら〜。

● 準備万端バングラデシュ!

 まずは上野駅06:26発の普通列車に乗車。近郊区間なのでグリーン車が併設されていますので、迷わずグリーン券を買いグリーン車で高崎駅まで向かいます。

 高崎駅から09:47発水上駅行きの普通列車に乗り換え。この列車は結構混んでますね。乗車率は着席率換算で100%越え、ま、18きっぷシーズンだからね。グリーンとオレンジの2色が懐かしい115系で1時間近く乗車します。

 水上駅からはいよいよ清水トンネル越え。ここから先の列車は極端に本数が少なくなり、なんと1日に5往復しか列車がありません。なのでここの乗り継ぎに失敗すると、後の旅程が全て狂うことになりますので要注意となります。
 水上駅からは9:47分長岡行き列車に乗り換え。清水トンネルを抜けると、まさに川端康成の雪国のごとく、トンネルを抜けると完全に雪国になっていました。

● てんてこまいの今日明日大爆発

 さて、ここから富山方面へ向かうには、長岡を超えて宮内駅経由で北陸本線に抜けるのが、一般的18きっぱーのルートになりますが、私みたいな「大人18パー」はリッチにショートカットと洒落込みます。
 途中の越後湯沢駅で下車して、ここからは「北陸急行ほくほく線」を利用して、上越駅までショートカット!さらにさらに!今回の旅では密かに楽しみにしていた、狭軌鉄道世界最速160km/hを誇る超特急「はくたか号」に乗車するプランです。

● 今は余裕ありま温泉よ!

 越後湯沢駅についてまずは、はくたか号が入線している1番線ホームに足早に移動します。そこですかさず、10:48発金沢行きはくたか6号の自由席を確保!ちょっとズルかもしれませんけど、自由席を確保してから、改札口に向かい、自由席特急券とほくほくせんの乗車券を購入。

 何故このように素早い行動をとるかというと、越後湯沢駅でのはくたか号自由席争奪戦は、別名「はくたかダッシュ」とも呼ばれ、上越新幹線ホームから流入してくるお客さんが大変多いことで知られているからです。
 え?自由席がいやなら指定席券を買え?残念ながらはくたか6号の指定席券は、半ばプラチナチケット化しており、早目に予約しないと購入できません。現に、私がはくたかに乗車した当日も、指定席券は全て完売していた上に、自由席車両は座れなくて立っている人が大勢いました。

 でも、18きっぷを使って普通列車で越後湯沢駅に行くと、新幹線よりも少し速く到着できるので、はくたか自由席争奪戦には勝利できる可能性が高いのです。逆に言うと、新幹線経由ではくたか号に乗車する際は、指定券を買っておかないと苦労することになると思います。

 この、大人気のはくたか号ですが、残念ながら2015年春に北陸新幹線が開通すると共に、廃止が決まっています。これはもう、北越急行の社長が宣言していることですし、また、北陸新幹線開通後は、ほくほく線自体が赤字転落確実との予測を立てていますので、ひょっとすると数年後には路線そのものが廃止になる可能性もあります。残念ですが、残念だからこそ、今のうちに利用しておきたいものです。

● それなら心肺ゴム用!

 さて、無事にはくたか号の自由席を確保できた私は、山側窓際の席でリッチに直江津駅まで向かいます。ほくほく線は、途中十日町駅付近を除き、殆どがトンネル区間で、更にほぼ直線という異常なまでの線形の良さから、はくたか号最高速度160km/hの他に、普通列車でもつくばエクスプレスに迫る最高速度130km/hを誇る高速鉄道です。
 ただ、その最高速度を出す区間が主にトンネル内なので、あまり速さを実感できないのが玉にキズ。ま、それは仕方ないよね。

● 天井のシミを数えている間に終わるわ…

 バビューンと直江津駅に到着して、そこからは12:08発の富山行き普通列車に乗り換え。接続時間が30分近くあったので、一度駅を出て、Ingressを嗜んだりしたりしてw。
 駅前をふらっと回ってきて、再びホームに戻ると、既に富山行き普通列車は入線していました。ただ、乗客はとても少なくて、クロスシート進行方向窓際席を難なく確保。ちなみに、海側ではなく山側席にしました。
 おおよそ2時間の乗車中、途中泊駅まではガラガラの車内でしたが、そのあたりを過ぎるとちょっとした首都圏近郊列車並みの賑わいになってきます。黒部駅からはミニスカのお姉ちゃんが相席になりドキドキしましたが(笑)、そのまま列車は富山駅に到着します。

 富山駅からは14:13発の金沢行きの普通列車に乗り換え。223系列車の転換クロスシート車両に乗ると、またもや隣には若い女子高生風のお姉ちゃんが。実生活でもここまで女にモテモテだといいんだけどなー、と思いながら30分程度経過、列車は無事高岡駅に到着しました。

 高岡駅到着後のお話はまた次のエントリで。

RICOH GR


▼2014年04月25日

徳島製粉「金星」カップ焼きそば

P4190089.JPG 東日本地域ではあまり馴染みのない、徳島製粉の商品。西日本の人達がペヤングを知らないように、東日本在住の多くの人は、この「金ちゃんヌードル」を知りません。
 特に東海地区にお住まいの方にとっては、もはやソウルフードとしての地位を確保しているとかいないとか(笑)

 その徳島製粉の商品ですが、本当に関東では手に入りにくくて困ります。
 以前は金ちゃんヌードルの袋版である「金ちゃんラーメン」が、越谷レイクタウンヴィレッジバンガードで、一袋248円という超絶ボッタクリ価格で売られていましたが(ゴメン買いました)、そんなプレミア価格を支払ってまでも、この関東地区には徳島製粉製のインスタント麺を愛するユーザーがいるのです!

 つことで、地元にある酒の安売り屋さんで、私も伝説でしかしらなかった、徳島製粉製のカップ焼きそばを発見!しかも価格は88円也、迷わず確保しましたよ、5つ程。
 伝説である「金ちゃん焼きそば」とは、パッケージの形もデザインも違いますが(元祖金ちゃん焼きそばは縦型カップなのです)、あの徳島製粉製の焼きそばです。心も高鳴ります。

 そして購入してから数日後の休日昼下がり、私の心の中で、カップ焼きそば感が高まりつつあるタイミングを見計らって、早速食べてみました。

 ソースが粉末というのがちょっと残念ですが(個人的に袋入り焼きそばは粉末ソース、カップ焼きそばは液体ソースに限ると思っています)、丁寧にかき混ぜてから、家にあった青海苔とホワイトペッパーを軽くまぶしていただきます。
 う〜ん、このジャンク感、たまりませんね。ペヤングのソースがインスタントながらも芳香な香りと甘みを内包したピリ辛さがあるのに比べ、この「金星(きんぼし)」は、もっとストレートにピリ辛のソースの味がします。
 麺の歯ごたえは、ペヤングに比べると少しコシがある感じ。スースが粉末なので、この腰のある麺とソースが絡みづらいのが難点ですが、とても美味しいカップ焼きそばでした。

 徳島製麺を愛する、金ちゃんヌードルを愛する諸兄には、是非試してもらいたいカップ焼きそばです。
 それと、公式サイトを見ると「袋入り金ちゃん焼きそば」なんてのも売ってるんですね。あぁ〜、何処で売っているんだろう。ほすぃ。

RICOH GR


名古屋から東京に帰るだぎゃー

 楽しかった名古屋旅行も終わりです。帰り道も、ブルースプリングエイティーンチケッツでTOKIOに戻ります。

● 14:17新快速豊橋行き

 まずは、転換クロスシートが眩しいJR東海313系の新快速豊橋行きに乗車します。普通列車扱いですが、ふかふかシートでノンビリ出来ますので、楽ちんです。
 乗車率はおおよそ7割程度。相席にはならないかな…みたいな感じですね。

● 14:58浜松行き

 そんならくちんな313系列車ですが、豊橋手前の蒲郡駅で下車します。ここから浜松行きに乗り換えるのです。もちろん、豊橋駅まで乗車して乗り換えることも可能ですが、始発駅から乗り換えた方がちゃんと座れますので。
 車両は同じく名車!JR東海が誇る313系です。先程と同じく、ゆったりのんびりのんのんと浜松駅に向かいます。

● 16:10熱海行き

 ここからが本番!何故なら、今回の移動でもっとも乗車時間が長い熱海行き153分を、JR東海211系の車両で過ごさなければならないからです。
 浜松駅では乗り換えに13分程時間がありましたので、売店でおにぎりとお茶を買って熱海行き列車の入線を待ちます。ま、座れない程では全くないのですが、あまり人通りもなさそうな、後ろよりの車両のシート中程を無事確保。この点、通勤列車だとどうしてもシートの端に座りたくなりますが、駅に止まる度に外気が入って寒いし人通りも多く騒がしいので、長距離移動では車両中程を確保するのが吉なのです。
 また、シート位置は海側に…。何故なら山側ですと西日が眩しいから。もっとも、走行中に車両の向きちょくちょく変わりますので、どちらかというと日に当たりにくい方…ということで。

 しかし、このロングシートで2時間以上も過ごすのかぁ…なんだか憂鬱になってきます。座っていると私のちょうど正面に、中学生くらいの女の子3人組が座ってきて、そのうち2人がミニスカでもう1人がホットパンツという、なんともまぁ目のヤリ所に困るというか、同中退屈しなさそう(笑)な状況だったのですが、やはりロングシートで2時間以上はつらいですね。

 車内の乗車率は、浜松駅種発時点で、シートが半分以上空いている感じ。その後静岡付近でシート占有率が100%近くなり、富士駅でドカッと人が降りていきます。
 そういえば、私の正面にいるふとももJC3人組もまだ一緒。彼女達も18きっぷで出かけてきてるのかな。沼津駅に到着した頃は、あたりも真っ暗になり、さらに残り少ない乗客の殆どが降りていきました。JC達ともここでお別れでした。

● 18:59東京行き

 熱海駅に到着した頃は、すっかりあたりも夜の中です。
 熱海からの普通列車には、グリーン車が併設されていますので、席取り合戦もここで終わり。乗り換え時間が16分ありますので、一応駅の外に出たりして、つかの間の観光気分を味わいました。
 そんなこんなで、東京行きの列車が入線。あらかじめホームでグリーン券を購入しておけば、850円で東京までの快適な旅が楽しめますので、ここはグリーン車に乗らない理由がありません。
 グリーン車2階席海側…といっても、この時間ではもう何も見えませんが、に席を陣取り、車内販売でビールを買ってチビチビと飲みながら、東京まで。

 東京駅到着は、20:51分。そこから電車を乗り継いで、家に到着したのは21時過ぎになりました。

▼2014年04月06日

大曽根絵日記in名古屋【バスなのです編】

 さて、名古屋2日目の続きです。

 西枇杷島駅を堪能した私は、つぎの「名古屋に来た理由:3」を目指します。まずはJRの中央本線に乗車して、そのまま高蔵寺駅まで向かいました。そして高蔵寺駅から愛知環状鉄道に乗るんでしょ…と思ったあなたはまだまだ甘い(笑)
 確かに八草駅まで行って、そこから愛知高速交通東部丘陵線・通称リニモに乗って名古屋に戻ってくるというコースは私も考えました。でもね、今回はもう一つの方の愛知の変態交通機関に乗ってみようかなと。

● バスみたいだけどバスなのです!

 つことで、中央線普通列車で高蔵寺駅に到着。ガード下の本屋さんが閉店セールやっていたのがもの悲しげですが、そのまま南口方面ロータリーへ出て、軽く高蔵寺の商店街を散策。その後ロータリーのバス停に戻ると、きましたきました、今回乗る名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」です。別にゆとり世代専用バスではありません。

 昼下がりの土曜日、乗客は私の他にご老人が数人。私は一番後の右側シートに陣取ります。しばらくするとバスはスルスルと発進。ま、この辺は普通のバスです。
 名古屋郊外の、それなりに起伏がある場所を登ったり降りたりとバスは走ります。各バス停では、それなりに乗客が降りたり乗ったりしていましたが、少しづつ乗客は増えていく感じ。おそらく朝のラッシュ時などは結構混雑するのではないでしょうか。県道15号線の森山地区に入り、急な坂をバスは登っていきます。さて、ここからが本番ですよー。

● 名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線なのです!

 正確にいうと、私が乗車したかった区間はこの「名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線」。バス停でいうと小幡緑地駅から大曽根駅の区間です。なんたってバスが専用軌道を走る訳ですからね。こりゃ珍しい。

 単に専用軌道を走るバスというのは、日本各地にいくつかあります。東日本ですと、白棚線の廃線跡を利用した専用バス路線はけっこう歴史も古いです。
 しかし、このガイドウェイバス志段味線がすごいのは、わざわざ専用の高架橋を作り、それをバス専用線として運用してしまったところにあります。
 もちろん建設費用も高額で、なんと1km当たり54億円以上。さすが金満ニッポンというか、万博パワーなのか知りませんが、専用軌道を高架にしたせいで、利用者にとってはバスを利用するために鉄道駅のような階段を上り下りしなければならず、諸外国でにわかに脚光を浴びつつあるガイドウェイバスのメリットを活かせていないとの批判もあるようです。
 ただまぁ…見物にきた私にとっては面白い路線であることは間違いないので、結構楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、終点の大曽根駅に向かうにつれ、バスの中はギュウギュウ詰めの満員状態になりましたので、やはりこの施設を使って鉄道化した方が地域住民にとっては嬉しいのでは?なんて思いましたけどね。

● 大曽根駅に到着なのです!

 つことで、終点の大曽根駅に到着。何となく終点の駅にはバス転回用のターンテーブルとかあるのかな?と思っていたら、もっと豪快に屋上のバス転回場がありました。
 名古屋郊外で周りに高い建物もなかったせいか、この転回場がとても広く見えたのとともに、こんな大がかりな設備作って維持費とか減価償却とか大丈夫なのかなと少し心配に。ちなみにここだけイラストなのは、写真を撮り忘れたからです(笑)

 広いターミナル…Googleマップで見ると、転回場所の他にバス4台分の駐車スペースがあるようですが…を横目に階段を降ります。
 降りた正面には矢田商店街と書かれたアーチがあり、その入り口にあるビルはかつて「名古屋立てこもり放火事件」のあった第一生命大曽根駅前ビルが鎮座ましましています。折角なので通りを渡ってそのビルの入り口を見て戻ってきました。
 で、名古屋2日目にやりたいことは大体終了。あとは食事でもして名古屋駅に戻ろうかなと。

● 味噌煮込みハンバーグなのです!

 大曽根駅からは、名鉄電車に乗って栄駅まで、そこから昼間の栄の街並みや、大須商店街を適当に散歩しながらJR名古屋駅まで歩きます。
 のんびり歩きながら名古屋駅に戻ると、時間も13時を過ぎましたので、名古屋駅西口の地下にあるマ・メゾンという洋食屋さんで、名古屋名物八丁味噌煮込みハンバーグを食べました。味はまぁまぁだったかな。

 14:17分名古屋発の新快速豊橋行きに乗車して、名古屋とはお別れです。

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▼2014年04月03日

西枇杷島駅に萌え萌え【名古屋旅接触編】

 昨日に引き続き名古屋は二日目!
 今日は何をしようかしらと、起きてからシャワーを浴びてホテルを後にします。つか、やりたいことは決まっているんですけどね。

 朝の7:00前、尾張一宮駅に到着した私は、とりあえず名古屋に戻ろうと、名鉄尾西線に乗り、津島駅に向かいます。ま、真っ直ぐ名古屋に戻っても仕方ないし、もっと名鉄乗りたいもんね。
 車内は土曜日の朝らしく、通勤客や学生の姿が多いです。途中から私の隣に三つ編みお下げのとてもクラシックな感じの女子中学生が座ってきました。カワイイね。

 名鉄の尾西線は、尾張一宮を出発したときは高架線を走っていますが、その後地上に降り、単線となります。全線に渡り乗客の出入りがそれなりに多く、車内もそれなりに混んでいたせいか、あまり車窓を堪能することは出来ませんでしたが、関東でいうと相模線の雰囲気に少し似ているかな。空いているときに乗車すれば、それなりに風光明媚な感じです。

 しばらく走っていると、電車は津島駅に到着。こちらの駅は高架上にあり、街並みもそれなりに発展している感じ。学生達がゾロッと降りていったので、学校があるのかな?ここからは、名鉄津島線に乗り換えて、名古屋駅を目指します。

 車内はシートに座れたのですが、駅に止まる度に乗客がどんどん乗り込んできて、ちょっとしたラッシュアワー的な乗車率になりました。そのため車窓をよく眺めることが出来なかったのですが、こちらの沿線沿いは先程の尾西線と違い、典型的な郊外の市街地といった感じかなと。
 身体をひねらせて窓の外をもう少し良く見ようとしていたのですが、途中から隣に座ってきたお嬢さんが爆睡を始め、肩により掛かるどころかアタマを私の膝の上に載せてくるといった豪快な居眠りを始めたので、もーどーしよう(笑)といった感じで、若干戸惑いながら鼻の下も伸びた感じでw、あまり外も眺められず、名古屋駅まできてしまったのでした。
 さて、さすがにDJ名鉄名古屋駅で降りないわけにはいきませんので、爆睡してる女性を起こして名古屋駅で下車。ここからは私が名古屋まできた目的の第2弾!西枇杷島駅に向かうことにします。

● 西枇杷島駅にいくのです!

 西枇杷島駅って、皆さんご存じでしょうか?おそらく、東海道本線や、東海道新幹線で名古屋付近を通りかかっている人は、車窓から異様な形の駅を、一度は目にしたことがあるのではないかと思います。

 私も以前から行きたかったのですが、2010年にデイリーポータルに先を越されまして(笑)ま、記事自体はデイリーの方が良くまとまっていますので、そちらを参照頂きたいのですが、つまり大都会名古屋から3駅(JR的には1駅に満たない)場所に、こんなとんでもない駅があるのです。

 で、まずはこの駅にたどり着く事がそれなりに難関だったりします。なんせ、大都会名古屋のすぐ近くにある駅の割に、日中は1時間に2本しか列車が停車しません
 私が名古屋駅に着いた時間はもう9:00近くになっていてタイミングが合わず、次の西枇杷島駅に停車する各駅停車を待っていたら、30分位経ってしまいます。仕方ないのでその前に出発する名鉄犬山線の各駅停車に乗り東枇杷島駅で降りて歩くことにしました。

● 東枇杷島駅から歩くのです!

 つことで、名古屋駅まで歩ける距離でありながら、東枇杷島駅もローカルな雰囲気漂いすぎな駅でした。更にこの駅、無人駅なんですよね(笑)。この狭いホームの隣を、名鉄特急や名鉄の急行がバンバン通過していく訳です。事故になったりしないのだろうか?
 たまたま時間が会ったのでこの駅でも下車できましたけど、こちらも西枇杷島駅と同じように、日中は1時間に2本の駅だったりします。
 駅は高架上なのに、出口は隣接するビル内にあるという変な構造の東枇杷島駅を出て、目の前にある大通り美濃路を北西に向かって歩きます。すると、すぐに庄内川を渡る枇杷島橋にさしかかります。
 今ではちょっと信じられないのですが、かつてはこの橋の下に中島という中州があり、役場や公会堂、商店などで賑わっていたそうです。現在では、それらの面影は全くありません。

● 西枇杷島駅に着いたのです!

 さて、歩いて10分くらいですかね。隣の西枇杷島駅に到着しました。
 この短い区間の間には、かつて枇杷島橋駅というのも存在したらしいのですが、この狭い地域に更にもう一つ駅があったと考えると、なかなかすごいです

 それはさておき、この西枇杷島駅の大都会の片隅にありながらのこのローカル感はただならぬ物がありますね。駅のすぐ脇を通っている美濃路の高架橋がまたひっきりなしにクルマが走っている幹線道路なのに、この駅一帯だけ喧噪から抜け出ている感もあります。

 この西枇杷島駅ですが、こののっぴきならない駅の構造故に、隣の東枇杷島駅のように無人化できない理由があります。何故なら「ホームが狭すぎて列車が到着する直前にならないと入場できない」からです。
 この写真のように自動改札前には踏切があり、駅員さんが到着する列車のタイミングを計って、踏切を空けています。だったら、自動改札もいらねんじゃね?なんて気もしますけど、ICカード使えないとそれはそれで不便ですしね。

● 西枇杷島駅に入場するのです!

 さて、駅員さんが「電車がきますよ」と改札先の踏切を開けたので、噂の西枇杷島駅へ入場します。
 こんな小さな駅ですが、島形のホームは2本ありまして、どちらも綺麗な弓形をしています。このホームの美しさは、現地に行くよりもむしろ新幹線や東海道線から東側を眺めていたときの方が実感できますね。あ、Googleマップでもその美しさは確認できます

 踏切を抜けて名古屋方面行きのホームに立ちました。しかし…この狭さは笑うなw。私達が乗る電車は残念ながらこの駅で優等列車の通過待ちを行わなかったのですが、通過待ちの際、車掌さんはこんな場所に立つことになるみたいです。おっとろしーのー。

 つことで、数分後に到着した名古屋方面行きの普通列車に乗り、私は西枇杷島駅を後にしました。名古屋だぎゃーめぐりの続きは次のエントリで。

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↑こんな駅利用者いんのか?と思っていたらそこそこいます。
みんな反対側に落ちそうな場所歩いてるけど。

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