オレンジ色の筆記具が大好きなのである。なので、オレンジのプレシャスレジン製ボディを持つ、ペリカンのM320が大好きだ。ペリカンの300シリーズは、常用するにはちとサイズが小さ目といわれつつも、ここ一年くらいで、私が一番使っている筆記具ではないかと思う。
そんな中、上でリンクしたページにもある、M320と同色のボディを持つ…というかこちらがオリジナルだけど…アウロラのソーレが欲しくて仕方なかった。ただ、もう10年近く前に発売されたモデルということで、当然入手は不可能。また再販したら絶対買おうと思っていた矢先、ちょっと情報収集を怠っていたら、知らぬ間にソーレ・アウレア・ミニマというシリーズで2006年6月から限定再販されていたようだ。
先月中旬になってこのニュースを知った私は、すっかり出遅れてしまった訳だが、とりあえずこのシリーズで何が欲しいか考えてみると、ボールペン、ローラーボールは買っても使わないので不可。万年筆はいくら欲しかったとはいえ、税込で5万円以上する上に、おそらくこれ以上万年筆を買っても使わない(結局買いましたけど)。…などと考えてみると、一番小さな「ソーレ・ミニマ・スケッチペン」が、俄然魅力的に見えてくる。
この手のスケッチペンは、サイズが大分違うが、昔友人がラミーのスケッチペンを持っていて、使わせてもらうと、見た目とは裏腹に短くずんぐりとしたボディがスケッチするのにとても使いやすく、私もいずれ何か欲しいなとは思っていた。そういう目でよく見てみると、国産品ではこの手のスケッチペンは皆無だが、海外の高級筆記具では、シリーズにこういったスケッチペンをラインナップしている事が多い。例えばモンブランのスケッチペンなどは、国内で実際愛用している人がいるのかどうかは別にして、割合有名だと思う。
この手のスケッチペンを国産高級メーカーが積極的に作らないのは、いわゆる高級文房具を愛用する層が、スケッチなどを全くしないからなのではないか。例えば企業のエグゼクティブが、単に書類に署名をするだけでなく、書類の上でもっと積極的にスケッチをするようになれば、世の中のデザインに対する価値というのはいい方向に変わっていくと思うけどなぁ…。って、話がずれた。
とにかく、この「アウロラ・ソーレ・ミニマ・スケッチペン」が欲しくなった私は、早速ネットの専門店で色々と在庫を調べてみたんだけど、さすが世界限定350本と謳っているだけあって、軒並み在庫切れ…というか、どうやら予約分で全て終わってしまっていたようだ。その中で日本への割り当てが何本だったのかは知らないけど、本数によってはあっという間に売り切れたのかもしれない。
まあ、仕方ないかと思ってその時はあきらめたんだけど、今日何となく銀座の伊東屋に行ってみたところ、なんと、ショーケースの中にこのソーレ・ミニマ・スケッチペンが並んでいるではないか。無駄遣いしたばかりだというのに、その時はもう何も考えずに「これください」と、店員さんを呼んでしまっていた(笑)。金はまあ…何とかなるだろ、はっはっは。
早速家に帰って開封してみると、サイズは思ったよりも小さい。けど、実際持ってみると思ったよりも使いやすい。さすがに細かい文字を書くのには適さないが、短いボディのおかげで、ペン尻が固定されないため、紙に対する芯の角度が自由に変えられ、「なるほど…これはスケッチ向きだ」と、改めて思ったりした。
標準で同梱されているネックレス用のひもはさすがに交換しようかと思うが、この筆記具はしまい込まずにガンガン使ってやろうと思う。というか、高価でもったいないから使わないのでは、余計にもったいない。実際にクビから下げて歩くか…といわれると微妙だが、折角なので何度かはチャレンジしてみようと思う。
この製品、ネットでは軒並み売り切れだが、実店舗ではまだ意外と在庫が残っている店があるようだ。ただ、私が手にしたモデルはシリアルナンバーが300番を超えているので、本当に世界限定350本だとしたら、欲しい方は油断せずに、急いで動かないと本当に入手できなくなる可能性がある。
ちなみに奥に写っているのがペリカンのM320。ペリカンの方は吸入式万年筆なので、ボディ内側にややインクの汚れが付着しているのだが、それでもアウロラの方がより鮮やかなオレンジ色だ。M320も数年前に出た限定品だったが、こちらは限定といってもワンタイムエディションなので、少ないながらも流通在庫はまだ残っているみたい。
写真はZuiko Digital ED 8mm + EC-14で撮影。絞り込んだので、手持ちでシャッタースピード3秒(本当だよ)撮影。どうだミポリン、参ったか!(笑)
OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital ED 8mm F3.5 Fisheye + EC-14
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