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▼2019年09月22日

エレクトロニックフラッシュ FL-900R

https://live.staticflickr.com/65535/48767849468_262000cec8_m.jpg デジタルになってからあまりフラッシュとか使わなくなったので、特に必要性も感じていなかったのですが、最近仕事の方でクリップオンのフラッシュを使う機会も増えて、となると個人的にも色々使ってみようかなと思って、E-M1用の大光量フラッシュを物色し始めました。

 はじめは昔のフォーサーズ用フラッシュであるFL-36Rを使ってみたんだけど、これマイクロフォーサーズでは使えないのね。使えないというかマニュアル設定での発光は当然できるのですが、当然そんな面倒なの使ってらんない。なので中華製のこんなんとか買ってみようかと思ってました、安いし。

 てなことを考えてしばらく悶々としていたら、なんとちょうどいいタイミングで、オリンパスフォトパス会員限定のアウトレットからFL-900Rが出品されました。お値段なんと税込み22,737円。つかこれ定価は9万円弱するよね、なんでこんなに安いの?つことで速攻注文しました。もちろんメーカー直販のアウトレットなので、中身は新品です。

 で、写真はE-M1に装着した状態。カメラ本体のコンパクトさを台無しにする大型フラッシュなのですが(笑)、ガイドナンバー58だからね、しかたがない。
 適当にパシャパシャと撮影してみたのですが、以前使っていたFL-36Rと違って大光量フラッシュはさすがに余裕があります。私の部屋は天井が高いせいか、FL-36Rでは部屋全体に光が回りきらなかった印象だったのですが、このFL-900Rでは充分な光量が確保できますし、天井に向けてバウンスさせても、光の量に余裕を感じます。もちろん防塵防滴なのでお外でも安心。今までGRとかで密かに試していた日中シンクロも簡単にできますね。
 前のエントリで使っているスピーカーの全体写真もフラッシュ焚いて撮影したもので、部屋の窓を背にしているので以前はどうしても前面が暗く沈みがちだったのですが、こういう写真も簡単に撮影できるようになって満足です。

iPhone7 Plus


▼2019年09月21日

名門セレッションよ!もう一度:UL-6編

P9210818 つい先日、ジャンク扱いで格安のCelestion UL-6を見つけました。
 何故ジャンク扱いなのかと聞くと、なんでもエンクロージャのあちこちにキズがあるから出そうで、1975年の製品なら多少の傷は仕方がない。サランネットも問題ないし、音もちゃんと出るそうで、念のため動作確認させてもらうと、全く問題ないどころか、バックヤードで簡易的に鳴らすだけでも実に良い音。見た目ユニットのエッジも劣化してないし、ドームツィーターもへこみなどが見られない。これなら問題ないとのことで確保。早速自宅に持ち込みます。

 まずはエンクロージャを清掃。それとウーハーユニットがややべたついていたので、我らがウタマロクリーナーを少量付けて軽く清掃。この辺はやり過ぎるとコーン紙のダンプ材を溶かしますので、表面のホコリを軽く払う程度でほどほどにしましたが、変なベタつきもある程度取れました。

 で、自宅で軽く音出しを。音出しとは言っても動作確認みたいなもので、どうせ自宅用ではなく別荘行きになりそうなので、Mster Jubileの上に乗っけるという神をも恐れぬセッティング(?)で音出ししています。

 で、こんなアホみたいなセッティングなのですが、このUL-6、音はすごくいいんですよね。今でもファンが多いスピーカーというのも納得できます。

 軽く実機の解説をしますと、こちらはイギリスCelestion社(この頃は社名からローラは取れている)が1975年に発売したULシリーズの一番小さな2Wayモデル。サイズは41.2×29.2×22.2cmという小型ながら、ドロンコーンと呼ばれるパッシブラジエータを装備し、サイズから不足しがちな低域を伸ばしています。
 インピーダンスは8Ωで、能率は96db/mと発表されていますが、聴感上の能率はもっと低い。ただ、高能率であることは間違いないので、アンプを選ばない割と鳴らしやすいスピーカーシステムの筈です。ちなみにこの後継機であるSL-6は能率84db/mまでいきなり下がりますけどね(笑)

 当時のステレオサウンドを引っ張り出して調べてみると、概ね音はなめらかで美しく、サイズからは想像できない低域の量があるとの評価で、確かにこれは自室で鳴らしてみてもそんな印象です。
 また当時のステサンは今と違って真面目(笑)で出力音圧レベルの実測値が出ていますが、これによると能率は大体84db/W/mで、ここまで低能率とは思えませんが、カタログスペックの96db/mという印象ほど高能率ではないという直感は正しいと思いました。もっともメーカー発表の音圧レベル測定なんて、何V入れた測定かわからんしね(後に調べるとこれは15.4Vピンクノイズ測定のデータだそうです。JIS規格だと1W/2.82Vピンクノイズでの計測なので条件が全く違います。ステサンの計測データ84db/W/mは低能率過ぎる気がしますが、そちらの方が近い数値かと思います)

 で、動作確認モードなので写真のようにアホなセッティングではありますが、音は実に美しいというか、とにかく気持ちいいですね。一説によるとロックよりもクラシックが合うとの評判ですけど、ロックやジャズ、そしてアニソン(笑)など鳴らしましたがどれも気持ちよい。あと、特定の音域にピークがあるのか、時折Master Jubileではあまり意識しない音がハッキリ聴こえたりしました。

https://live.staticflickr.com/65535/48767224622_18310f434b.jpg

 こちらの写真は、エンクロージャへのユニット取り付けねじを加速度増し締め(嘘)している図。
 古い、特に木製エンクロージャのスピーカーシステムは、ほぼ間違いなくユニット取り付けねじが緩んでいます。このUL-6も一部のねじがガバガバだったのですが、加速度…はともかくとして、ねじを増し締めすると、緩かった音がシュンとしはります。まぁ…シュンとするといっても全体的には緩い音ではあるんですけどね。でもそれがUL-6の魅力です。
 1975年当時の価格は59,800円/1本、その後徐々に値上がりして、1980年には88,000円/1本になったようです。

 しかし…これで手持ちのCelestionはこのUL-6を含め5セットか。なんだかすっかりコレクターになってきましたね。

OLYMPUS E-M1 + M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro


▼2019年09月15日

台風15号の被害

https://live.staticflickr.com/65535/48704426006_9a29bf2222_m.jpg 都心ではなんだか知らない間に来て知らない間に通り過ぎた印象もある先週の台風15号ですが、朝のニュースを見て千葉県や茨城県地方の被害の大きさにたまげて、急遽仕事を休んで鹿嶋の別荘へ向かいました。

 クルマで別荘へ近づくにつれ、道路上でトラックが横転していたり、常陸利根川や北浦に架かる橋が複数で通行止めになっていたり、そもそも潮来市内からは信号が点灯していないなんて状況で、ひょっとして屋根くらいは吹っ飛んでるのでは?なんておそるおそる別荘に到着したのですが、とりあえず外見の被害は見当たらない。で、鍵を開けて中に入るとなんだかモワっとした湿気を感じたので出窓のカーテンを開けようとしたら、ぐっしょりと濡れていました。
 どうやら西側の窓に雨水が当たり、サッシから漏れ出した感じです。出窓部分とその下がぐっしょりと濡れていましたので、窓を開けて部屋を乾燥させて拭き掃除。その後色々調べましたが、別荘内には他の被害はなさそう。ただ、この水を無視して放置していたらきっと腐ったと思いますので、翌日被害確認にきて良かったなと思いました。

 とりあえず、出窓と床は拭いて窓を開けて乾燥させて原状復帰OK。屋内家具の被害は出窓に置いてあったグリーンファンミニで、台座部分がもう水没同様な状態で(本体傾けるとダバダバ水が漏れてくる)当然不動状態でしたが、こちらは家に帰ってからバラして清掃して復活させました。

 他は、棚に置いてあったアンプに少しだけ水が当たったようで、天板に少しだけ跡がありました。ただ内部も濡れていませんでしたので多分大丈夫でしょう。なにせ鹿嶋市は停電だったので動作確認もできません。保温のため冷蔵庫は開けなかったのですが庫内にある冷凍食品はおそらく全滅だな…。そうそう…これは場所にもよると思うのですが、別荘では水道も止まっていました。

 自分の場合は所詮別荘の話なので、まぁ…電気水道が復帰した頃にまた来ようってだけなのですが、この状態では生活してる人は大変だろうなーと思いました。台風翌日はすっかり晴れて屋内の水分を乾かすには良い季候だったのですが、何せ暑かったので、電気もなくて水道も出ない状態は結構危険かも。

 結局鹿嶋市の停電が解消されたのは、確か木曜日だったと思います。
 千葉県内では、このエントリ書いてる今でも停電中の場所が多いみたいですが、くれぐれも体調管理にはご注意下さい。

iPhone7 Plus


ブロンプトンのくつした

P9150784 #チャリと来た。道具店というお店で輪行時に使う「ブロンプトンのくつした」というのが売っていました。
 本来は折り畳み時にペダルが倒れてフレームを傷つけるのを防止するアイテムらしいのですが(一応最近のモデルはペダルがフレームに当たらないよう対策されているのですが、それでもペダルが内側に倒れることがあります)、個人的には既に自分のブロンプトンはフレームがキズだらけなので、キズ防止よりもむしろ輪行時に薄いカバーを通してペダルが脚に当たるのを防止したいという動機で買いました。あと…こうやってブロンプトン用のアクセサリを作っている人は積極的に応援したいし。

 せっかくなら、8月後半の関西旅行時にあるとよかったのですが、まぁ…その時は注文してなかったので仕方がないですね。なのでまだ実戦投入はしていないのですが、装着してみるとなかなかいい感じです。
 他にブラックとパンダの柄がありますが、赤いブロンプトンにはこのグレーが似合うかも。残念ながら今は全色在庫切れみたいですが、そのうち復活するのかな?

 ちなみに走行時はサドルバッグとしても使えるそうです。
 しばらく出張続きでブロ旅に出られないのですが、次の輪行がちょっと楽しみです。

P9150790




グリーンファン3を買ってみた

P9150771 バルミューダの製品はどうも耐久性に欠ける…なんて普段いいながらも、友人から紹介用3割クーポンあるよ!と言われたのでつい買ってしまいました。これでグリーンファンは初期型の1台と、いまはもう生産中止のミニと、これで合計3台になってしまいました。とりあえず全機稼働中です。

 まぁ…なんだかんだで壊れなければ確かにいいんだよね、この扇風機。
 ちなみに初期型のグリーンファンは、本当にあちこちぶっ壊れまくりました。当初は「扇風機が壊れるのか?」なんて思ったりしましたが、本当に毎年修理に出して3〜4年。まぁ…一回の修理で引き取り送料込みで2〜3,000円という安さだったから仕方ないかと修理してましたが、普通は扇風機が壊れるなんてちょっと考えられない。で、最後には根本から支柱を折るというミスで廃棄不可避な状態になったのですが、プラリペアで直したらきちんと復活。ただ、一応長い支柱はちょっと怖いので、短くしてサーキュレーターとして使っています。大分ぼろくなって音も出るようになってきましたが。

 それはともかく、久しぶりのグリーンファン。相変わらず開梱作業からテンション上がる製品ですが、複雑で戻すのに苦労しそうw。それを除けば機能も見た目も申し分ない扇風機です。

 今回は本体の他、Battery&Dockという内蔵バッテリも購入しました。これはグリーンファンミニの時も同じようにユニパックという内蔵バッテリを購入したのですが、思いの外便利だったから。ただユニパックはもう製造中止なんですね。この辺はバルミューダってサポートは意外と細く長く続けるメーカーかと思っていたのですが、ちょっと意外。

 今回のBattery&Dockが素晴らしいところは、内蔵バッテリもそうですが、この「置くだけ」のACアダプタが素晴らしいですね。ミニと違ってさすがにこのグリーンファンを部屋から持ち出して使う想定はしていなかったのですが、部屋の中でもストレスフリーで本体を自由に移動できるってのは素晴らしい。朝と昼でグリーンファンの位置を動かすなんて、通常のコンセントから伸びた扇風機なら面倒くさくてやりませんが、このドックがあると、本当に持ち上げて移動させるだけで、更にバッテリもあるので移動先でも扇風機を動かせる。
 本体の他オプションで大体1万円ほどかかりますけど、このアクセサリはお勧めです。せっかくのDCモーター扇風機なのですから、バッテリ駆動によるレイアウトフリーさは是非体験しましょう。

P9150779

 ファン自体の駆動音は無音といっても良いでしょう。首振りの音もありません。この辺は初代グリーンファンが何となくノイズまみれだったのと比べるとかなり進歩しています。まぁ…3世代目だし進歩もしますかね。この先故障もしなければ良いのですが。

 リモコンは標準装備で、電源のオンオフ、強弱、首振り、タイマーが使えます。首振りがリモコンでできるというのは嬉しい。Wi-Fiは搭載していません。当たり前だろうと思われる人もいるでしょうけど、バルミューダって一時期Wi-Fiでアプリからの家電制御を目指していた時期があったのですが、最近の機種はこの機能を徐々にオミットしてるっぽいですね。例えば自分が使っているRainという加湿器にはWi-Fi-が内蔵されていてアプリから動作をコントロールできます。
 購入前は「そんなん必要ないだろ!」と思っていましたが、意外とこれ便利だったので、グリーンファンにも搭載されると便利そうです。外出先から帰宅1時間前に扇風機を回しておいて部屋の温度を少し下げておくとか…そういう使い方もできそうですが、まぁ…必要ないのかな?

OLYMPUS E-M1 + M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro

▼2019年09月08日

Anker PowerPort Atom III Slim

P9080755 Macbook12を買うと、なまじ充電端子が汎用性のあるUSB TYPE-Cだったりしますので、多くの人が「モバイルACアダプタ探しの旅」に出てしまうようです。

 私も例外ではなく、今まで2〜3種類ほど、USB Type-Cの充電器を買っていますが、結局の所モバイル用途だとしても、安定性などを考えると純正のApple USB Type-C/ACアダプタ30Wが一番という事で、四国に行った出先で急遽買い求めています。純正品は30W出力にしては大きさも小さいしね。
 それに多くのType-CのACアダプタは、例えPD(パワーデリバリ)対応品だとしても18W程度の出力が多く、それだとMacbook12単体の充電は可能ですが、例えばハブ経由でiPhoneも同時に充電したり、HDMIケーブルを接続したりすると、電力不足になりがちでした。

 そんな中、最近になって発売されたこのAnker PowerPort Atom III Slimは、もちろんPD対応だし、出力も30Wと充分なパワーがある上、とても小さい。更に嬉しいのは、全体の体積よりも、全体が薄く作られているという事。これだけで鞄への収納性がすごく高まります。早速注文してみました。

 で、Macbookの充電に使ってみたのですが、純正品のACアダプタと比べても充電時間は差が無いようですし、システムレポートを参照しても、きちんと30Wで電源供給されているようなので問題なさそうです。
 写真で見るとおり、大きさもさることながらとにかく薄いので、出張時などの持ち運びには重宝しそう。比較に置いたApple純正品も、30W出力品としては結構コンパクトなんですけどね。

 ということで、Macbook12ユーザーはもちろんのこと、Type-Cでのモバイラーにも広くお勧めできるACアダプタだと思います。

OLYMPUS E-M1 + M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro

▼2019年09月01日

BromptonのタイヤをKOJAKに変えてみた

R0002557 ブロンプトンのタイヤは、長年シュワルベのマラソンを使っていたのですが、ここ1年くらい?シュワルベのチューブがやや細くなってマラソンと相性が悪くなりました。
 シュワルベの適合チューブでマラソンを装着して空気を入れるとバルブ付近のみが少しチューブが細くなるような状態になり、その状態で乗車すると、乗れない訳ではないのですがタイヤがガタついて不快。IRCやブロンプトン純正のチューブならやや太目なのでおそらく大丈夫だと思うのですが、これらのチューブは何故かネットで販売されていないので不便。だったらタイヤの方を交換してみようかなと思って交換となった訳です。

 不安なのは耐パンク性なのですが、シュワルベの基準だと一応耐久性は6点満点中4のランク。まぁ…大丈夫そうかなと。ちなみに最強はマラソンでこちらは6あります。

 早速装着して走ってみたのですが、さすがにマラソンとは全く違いますね。実用車としてのブロンプトンが、クロスバイクくらいに進化した印象があります。巡航時の平均速度も4〜5km/hくらいは上がりましたので、走行性能は想像以上に高いです。数日間路上を走り回ってもパンクはしなかったので、多分大丈夫じゃないかな?ブロンプトンの標準グリーンタイヤは、ロングツーリングに行くと必ず1回はパンクしてたような印象だったので、その辺はさすがシュワルベです。ダートもある程度は走ったのですが、今のところ問題はありません。

 難点は降雨時のグリップ性能かな?これはスリックタイヤなので仕方がないのですが、水に濡れた状態だと路面のラインや横断報道の上などでブレーキ入れると簡単にツルッといきます。更にマンホールなどの鉄板では本当にズルッと行きますので注意です。マンホールはブレーキング時だけではなく、コーナー時に乗ってるだけで滑ると思います。もっともこの辺はマラソンでも結構滑りがちではありました。小口径でやや高圧タイヤではもうどうしようもないですね。

 他の難点は、タイヤの転がり抵抗がぐんと減ったので、チェーンリング44Tはちょっとツラくなってきたかな?なんというかもう一段上のギアがほしい感じ。元の50Tとかに戻してもいいかもと思いましたが、登りの性能はあまり変わった印象がないので、調子に乗って重いギアにすると登坂時に苦労するかも。

 ブロンプトンにはスリックタイヤを何となく敬遠していたのですが、ケブラービードでなければ値段もそんなに高いタイヤではないし、試しに履いてみるといいかもしれません。ブロックタイヤとは当然ながら全く違う乗り心地になります。

RICOH GR III

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