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▼2021年11月04日

Zuiko Digital 14-35mm F2.0 SWD

https://live.staticflickr.com/65535/51647077140_fd81fbf23d_m.jpg 今更フォーサーズ、それも捨値じゃなくて割とマジもんのお買い物。

 この、Zuiko Digital 14-35mm F2.0 SWD(35mmフルサイズ換算で28-70mm)は、発売当初、結構ほしかったレンズだったのですが、スペック的に割と地味だったのと、フォーサーズ自体がもうマイクロに移行している段階、更にお値段高価なSHG・スーパーハイグレード…いわゆる松レンズ。実売はどのくらいしたのか知りませんけど、定価は30万位でしたからね。到底買えるモノでもありませんでした。
 しかし、オリンパスによるフォーサーズが終了宣言以降、フォーサーズレンズの相場はだらさがり…なのですが、さすがにこれらSHGのレンズは値下がりと言っても誰でも買える値段になる訳でもなく、この14-35だと大体10万円ちょっとが今の相場なんですかね。大分値下がりはしたと思いますが、この度某フリマアプリで相場よりも安い値段で売られているのを見つけて思わずゲット!後悔はしない!w

 この、フォーサーズ用ZD14-35mm F2.0 SWDですが、ロードマップには長い間乗っていましたが、なかなか発売されずにいたレンズ。発売日は2008年3月27日というから、マイクロフォーサーズシステムが発表される半年前のタイミング。フォーサーズシステムのほぼ末期ですね。
 このレンズの後のフォーサーズシステムボディは、3ケタシリーズのE420やE30、そしてフラッグシップのE5がおよそ1年半後に登場して終了するのかな?そういう意味ではSHGシリーズが一応完結して良かったと思います。

 で、このレンズ、実はそんなにレンズとしてのスペックが素晴らしい訳ではありません。最短撮影距離も35cmと、フォーサーズ用標準域ズームでは最長(?)という体たらくですし、広角側では樽形の歪曲もそれなりにあります。また逆光性能も現代レンズとしてはそんなに強くないですし、光線の方向によってはコントラストがガラッと下がります。標準ズームで14mmスタートは、今時結構古風なズーム域ですし、その重量に至ってはなんとレンズ単体で900g。
 ただ、唯一素晴らしいのは、全域でなんとF2.0!ズームレンズで通しF2.0ですよ。今ではシグマで18-35 F1.8なんてレンズがありますが、当時は世界で最も明るいズームレンズで、世のカメラ小僧達に衝撃をもたらしたのでした。

 手元に届いてから、早速E-M1にマウントアダプタを介して使っていますが、ホントすごいな、このレンズ。スペック的には極めて平凡で、クソデカくてクソ重いレンズなのに、撮れる画を見るとその重さも気にならなくなります。
 解放ではとても柔らかい描写と、少し絞り込んでもカリッとした堅さではなく、全体が優しい感じでシャープに写る、そんな感じですかね。これはレンズとしてのテレセントリック性(素子へ光が垂直に入る)を追求した光学系の余裕がもたらす貫禄なのか?

 ライバル的にはこのレンズに似た製品として、CANON EF24-70mm F2.8L II USMがあります。こちらは始まりが24mmということで、広角側が2mm程広い以外、テレ側は70mmなので似ていますね。大きさと重さも似たようなもので、価格も何となく似ている。
 かくいう私も、仕事ではEOS 5 Mark IVやRシステムにこのEF24-70mmを装着して結構使っていたモノですが、撮れる写真はZD14-35mmの方が上かなと感じます。逆にEF24-70mmは失敗がないレンズとも言えますね。逆光でもコントラストの低下やフレアはあまり出ませんし、真面目なレンズと言えるのかもしれませんが、趣味の写真や作品を撮るなら、ZD14-28mmの方が上かも…という感想。

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 大体似たような大きさに揃えていますが、レンズの大きさは殆ど一緒。重さはEF24-79mmの方が100g位軽いですが、ボディを含めると圧倒的にCANONの方が重いので、実際の撮影時だZD14-35mmの方が軽快(?)かもしれません。

 ということで、このレンズを使った撮った写真は、また別なエントリで。

iPhone12 Pro Max

▼2019年09月22日

エレクトロニックフラッシュ FL-900R

https://live.staticflickr.com/65535/48767849468_262000cec8_m.jpg デジタルになってからあまりフラッシュとか使わなくなったので、特に必要性も感じていなかったのですが、最近仕事の方でクリップオンのフラッシュを使う機会も増えて、となると個人的にも色々使ってみようかなと思って、E-M1用の大光量フラッシュを物色し始めました。

 はじめは昔のフォーサーズ用フラッシュであるFL-36Rを使ってみたんだけど、これマイクロフォーサーズでは使えないのね。使えないというかマニュアル設定での発光は当然できるのですが、当然そんな面倒なの使ってらんない。なので中華製のこんなんとか買ってみようかと思ってました、安いし。

 てなことを考えてしばらく悶々としていたら、なんとちょうどいいタイミングで、オリンパスフォトパス会員限定のアウトレットからFL-900Rが出品されました。お値段なんと税込み22,737円。つかこれ定価は9万円弱するよね、なんでこんなに安いの?つことで速攻注文しました。もちろんメーカー直販のアウトレットなので、中身は新品です。

 で、写真はE-M1に装着した状態。カメラ本体のコンパクトさを台無しにする大型フラッシュなのですが(笑)、ガイドナンバー58だからね、しかたがない。
 適当にパシャパシャと撮影してみたのですが、以前使っていたFL-36Rと違って大光量フラッシュはさすがに余裕があります。私の部屋は天井が高いせいか、FL-36Rでは部屋全体に光が回りきらなかった印象だったのですが、このFL-900Rでは充分な光量が確保できますし、天井に向けてバウンスさせても、光の量に余裕を感じます。もちろん防塵防滴なのでお外でも安心。今までGRとかで密かに試していた日中シンクロも簡単にできますね。
 前のエントリで使っているスピーカーの全体写真もフラッシュ焚いて撮影したもので、部屋の窓を背にしているので以前はどうしても前面が暗く沈みがちだったのですが、こういう写真も簡単に撮影できるようになって満足です。

iPhone7 Plus


▼2018年10月23日

ARTISAN&ARTIST ICAM-6000N

https://farm1.staticflickr.com/926/42348077365_227f42cc88_m.jpg カメラのジャンルだと、俗に「レンズ沼」なんて言葉もありますが、カメラバッグ沼ってのもあると思うんですよね。アリもしない理想のカメラバッグを求め、ズブズブとカメラバッグをいくつも買ってしまう、そういった人多いのではないですか?

 私なんて元々バッグは大好きなので、タダでさえ色々買ってしまうのですが、カメラバッグも例外ではありません。もっとも、機材をマイクロフォーサーズにシフトして以降、新しいカメラバッグには手を出していませんでしたので、このシステムに似合うカメラバッグはちょっと欲しいなぁ…とは思っていました。

 そんな中でピピン!と琴線に触れたのが、今回取り上げるARTISAN&ARTISTICAM-6000Nというカメラバッグ。メーカーの説明によると「ミドルクラスの一眼レフカメラ本体+交換レンズ3本+15インチPCをしっかり収納」とあります。

 世の中のカメラバッグの多くは、うたい文句として「想像以上にモノが入る」とか「収納ポケットが多い」なんて機能をウリにしている場合が多いですが、メーカーの説明はともかくとして、私が思うにこの6000Nについては「想像通りしかモノが入らない」「収納ポケットは最小限」なバッグかと。

 実際この6000Nを手にして、普通のカメラバッグのつもりで使おうとすると、「思ったより入らない」なんて思う人が多いかと想像します。
 というのも、メインコンパートメントがいわゆる、ひらくPCバッグ風に上部が絞られていて、前面のサブポケットには割と平べったいモノでないと入れにくい。
 また、このサブポケットは内部でメッシュ状になっていて、中に入れたモノが見えやすい…のですが、逆にメインコンパートメントに入っているカメラ機材とメッシュを通して直接接触しますので、スマホとか入れておくと、ゴツいカメラ機材に当たり、ひょっとすると画面が割れてしまいそうです。
 本体左右横にはサイドポケットがありますが、ここも本体フォルムピッタリに縫い付けられているので、薄い小さなモノでないと入れられません。そのくせポケットの深さは微妙に浅いので、私のiPhone7 Plusを入れておくには心許ない。
 唯一、本体のフォルムから外れた形で荷物が入りそうなリアポケットですが、こちらはポケットというよりもキャリーバッグのハンドルに通して使う事を想定しているせいか、ポケット下はファスナーで開くようにできていてファスナー止めのロックもないので、貴重品入れておくには心許ない。一日歩いていると下のファスナーが半分くらい開いてたりしますし。
 それと、ショルダーストラップが本体斜めに出ているため、肩で斜めがけするには都合がいいのですが、ひょいと持ち上げてそのまま肩掛けすると微妙にバランスが悪い。手持ち用のストラップも付属していますが、同じく斜めがけ前提のストラップに沿うように装着されているので、持ち上げるとバッグが前側に傾いてイマイチな感じ。それと、すらりとした見た目は確かにカッコいいのですが、案外安定性に欠け、電車のシートにおいたりするとすぐに倒れるというか転がります。

 という感じで、色々欠点を挙げましたけど、ではこのカメラバッグの利点は何?というと、ずばり「見た目」。
 つまり、一般のバッグと比較してどうしてもヲタっぽく冴えない感じになりがちなカメラバッグの中で、このスタイリッシュなフォルムはそれだけで欲しくなってしまう人もいるのでは?
 そうそう、世間一般のカメラバッグでよくあるうたい文句として、「おしゃれな外見はカメラバッグには見えません」なんてのがあったりしますけど、やはりカメラバッグはどうやってもカメラバッグで、それ以外には見えません。別にそれが悪いという訳ではないのですが、このICAM-6000Nについては、ややクセのある使い勝手と引き替えに、きちんとふたを閉めていれば本当にカメラバッグには見えない…、そこが最大のメリットかと。

 ではカメラバッグとしてはダメなの?というと、そんな事もなくて、きちんと計画通りに荷造りをして、このバッグ使用中はちゃんとカメラバッグとして使う、という使い方であれば、中に入れたレンズや機材も取り出しやすいですし、収納もラクラク。
 また、混んだ電車内などでも突起物が少ないシンプルなフォルムなので、あまり邪魔になりませんし、人混みの中でもスマートに移動が可能です。

 ちなみにこのカメラバッグですが、マイクロフォーサーズ大三元レンズにE-M1本体、そしてMacBook本体と、予備バッテリやACアダプタ、モバイルバッテリなどの小物を入れたポーチは充分に入ります。また宿泊の場合でも、メインコンパートメント底に着替えの下着を敷くように入れればこのバッグのみで泊まりのお出かけも可能。まぁ…下着以外の服は入りませんけどね。

 私は同じARTISAN&ARTISTのカメラバッグでGDR-212Nというモデルも持っているのですが、こちらはこの6000Nとはコンセプトもスタイルも真逆で、とにかく色々突っ込める、典型的な「見た目以上にモノが入る」バッグ。
 撮影についても、カメラを何度も取り出したりしまったり、そのたびにフィルターなどの小物をつけたり外したり、ついでに出先になんでも色々な小物をもって行ってとっかえひっかえ使う人(なんか文章に否定的なニュアンスが出てしまいましたがそんな意味は全くないです)に適したバッグです。そういう撮影スタイルの人には、この6000Nは向いていません。

 私の今の撮影スタイル的には、今回入手した6000Nの方が向いているかなぁ…なんて。

 どちらかというと、ガチなカメラヲタや本気のプロ向けではなく、オシャレに街を散歩するハイアマチュア向けのカメラバッグなのかもしれません。私本体は別にオシャレでも何でもないのですがw
 街中の公共交通機関を利用した撮影には、こういったシンプルなバッグの方が、使いやすいし周りの乗客に迷惑もかけないし(大柄なカメラバッグは混んでいる場所だと意外と迷惑)、便利なのではないかと思います。

iPhone7 Plus


アマゾン:カメラバッグ

▼2018年10月17日

M.Zuiko Digital 40-150mm F2.8

https://farm2.staticflickr.com/1952/31241806828_fefb1fd9b8_m.jpg 世の中には「大三元」という言葉があります。
 本来は麻雀用語なのですが、麻雀をやらない自分にとって、大三元とは、カメラメーカーがフラッグシップとして用意した、広角から望遠までカバーするズームレンズのこと、そして、今回紹介するM.Zuiko Digital 40-150mm F2.8が、大三元のうち私にとっての最後を埋める、オリンパスマイクロフォーサーズの望遠レンズとなります。

 40-150mmとなると、いわゆる35mm換算(もうこういう考え方も古いけど)で、80-300mmとなります。これで解放F2.8なのですから、一昔前なら驚くべきスペックです。

 望遠側のレンズについて、今までの自分はあまり興味がなかったのですが、なぜかマイクロフォーサーズの12-40mm F2.8を入手して以降、レンズを望遠側で使う事が増えて、更にデジタルテレコンで倍にクロップして使う機会が増えてきました。
 何でなのかなー?なんて思いつつも、いずれは買おうと思っていた40-150mmに俄然興味が出てきて、撮りたい写真があるなら買ってもいいかなと。なので、今回は比較的短期間でオリンパスマイクロフォーサーズ大三元が揃ってしまったことになりますが、今回については、何故か以前フォーサーズのレンズにハマっていたときのように、他の単焦点レンズとかはあまり欲しくなっていません。
 それと、フォーサーズの時代は中古でコツコツとレンズを揃えていきましたけど、今回の大三元は全て新品購入となりました。ヤバいね、これは(笑)
 ちなみに、同時購入でいつもの純正保護フィルタと、三脚座を外した後の爪を隠すデコレーションリングもゲットしました。

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 フォーサーズ時代にあまり望遠側のレンズを使わなかった訳は、レンズの大きさにも理由がありました。例えばフォーサーズハイグレードクラスの望遠ズームだった50-200mm F2.8-3.5は、性能を考えるとコンパクトだとは言いつつも、やはりでかい。
 フォーサーズはボディもそれなりに大きいので、広角から望遠までの3本を持ち歩こうとすると、ちょっとガチの撮影目的以外では持ち出せない大きさになってしまいます。

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 フォーサーズでこれですから、世の中でフルサイズとか使ってる人達は機材の重さについてどう考えているんだろう?なんて思ったりしますけど、これがマイクロフォーサーズだと、7-150mmでf2.8通しのレンズ三本を持っても、おしゃれなカメラバックにすっぽり入る大きさだし、散歩目的でこれらの機材を持ち出しても全然余裕なのです。なので、この40-150mm/f2.8は買ってもちゃんと使えるレンズになるかなと…。

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 私が今使っているカメラバッグは、アルチザン・アーティストのICAM-6000Nというバッグなのですが、このマイクロフォーサーズ大三元に、E-M1本体とMacbook、そして予備のバッテリやケーブル類を入れたセカンドバッグを入れても、それなりにちゃんと持ち歩けます。
 重さは計ってないですが、一日歩き回ってもさほど疲れないレベルです。このコンパクトさがマイクロフォーサーズの魅力ですね。フォーサーズシステムだと、50-200mmをバッグに入れただけで「あ、歩きたくない」と思っちゃうくらいでしたし。

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 持ち歩けるということは、それだけ写真を撮る機会も増えるということ。そのせいか、購入後の数週間で色々な場所に出かけて写真を撮ってみました。
 以前の私だと、どうしても広角系ばかりに頼りがちだったのですが、40mmスタートだとさすがに風景を「切り取る」ことを意識しないと難しい。それと、今まで頭の中でイメージしていた被写体との距離も、一度リセットして考えないと難しいですね。でもそれが面白い。

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 そうそう…40-150mm F2.8というと、専用テレコンバータのMC-14セットという商品もあるのですが、今回は選択しませんでした。というのも、意外と高い(単体とセットでは2万円くらい違う)のと、フォーサーズ時代に使っていたEC-14は、思ったほど使わなかったから。
 最近のテレコンはあまり画質の低下が実感できなかったりするくらい性能がいいのですが、フォーサーズでテレコンを使っていると、やはり一段暗くなることと、焦点距離が1.4倍になることで、感覚として撮れる画面がイメージしにくくなり、邪魔だなと感じる事が多かった。なので、MC-14は私に必要ないと考えました。

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 かといって、換算300mmだともう少しテレ側が欲しいと思ったりすることがあります。その場合には迷わずE-M1内蔵のデジタルテレコン。これだとちょうど焦点距離が倍になる画角で画面中央をクロップしてくれます。クロップするだけでなく、カメラの中で拡大処理もしてくれますので、出力される画像の解像度はクロップ前と同じ。
 一昔前のカメラに内蔵されているクロップやデジタルズーム機能は、露骨に画質の低下があったものですが、すでに最近のカメラとも言いにくいE-M1でも、なかなかのシャープな絵で展開してくれます。このような超望遠での飛行機撮影も手持ちで充分楽しめます。

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 このような鉄道写真は本当に楽しいです。望遠側で圧縮効果を考えながらカメラを向けシャッターを切る。今までのカメラ人生で、あまり望遠側のレンズは楽しく使った経験がないので、なんだか新鮮な気持ちになれます。
 このレンズのズームはインナーズーム形式のため、カメラのファインダーや液晶を見ながら焦点距離を動かしても、重量バランスが変わりません。使ってみる前はせいぜい「テレ側でみっともなくレンズが伸びなくてカッコいい」位にしか思っていなかったのですが、実際に使ってみるとインナーズーム方式はいいですね。カメラを構えながら自然に画角をシフトできます。

 ちなみにこの日は、このレンズの開発者(!)のひとりと歩いていましたので、このレンズ開発にまつわるこぼれ話的なエピソードも聞かせてもらいました。レンズ作るのって大変なんだな。

 とまぁ、珍しく写真多めのエントリにしましたけど、このレンズを使ってみると、もう少し早く買って夏休みの京都旅行に持ち出せばよかったな…なんて思いました。まぁ、これから頑張って写真撮ることにしましょう。

OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


 

▼2018年03月28日

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROも買っちった

https://farm5.staticflickr.com/4776/39963853705_8f0b9d5b1d_m.jpg そういえば、こちらのレンズについての紹介をしていませんでした。マイクロフォーサーズ渾身の超広角レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROです。

 購入時期については、実はこの12-40mmと同時購入していたのですが、ちょうど店頭在庫を切らしていて、入荷の連絡は翌々日くらいにきましたけど、受け取りは1週間後くらいでした。

 Zuiko Digitalの超広角レンズといえば、ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0が有名。プロのカメラマンでもこのレンズのためにフォーサーズを選んだという人が何人かいた気もします。かくいう自分も、デジカメ雑誌でこのレンズによる見開きの写真を見てフォーサーズのデジカメが欲しくなったのです。

 もっとも、E-1を購入した当時で、このレンズの価格は新品で20万円弱もした時代。まずは標準レンズの14-54mmを手に入れる必要があったし、更にその当時で20万円のレンズを買うのはなかなかの決断を迫られる金額でもありまして、その当時いい仲だったひと(笑)に相談したら「仕事で使う訳でもないのに20万円は高いと思う」なんてありがたいかつ冷静なアドバイスを頂いた事もあり、なんとなく心証的に買えそうで買えないレンズとして、ずっと自分の頭の中でくすぶっていたのでした。

 そんなこんなで時が経ち、フォーサーズもマイクロフォーサーズへと進化する中、2015年になって待望の新型7-14mmがOLYMPUSより発売となります。解放値もF4からF2.8へと進化して、お馴染みの防塵防滴仕様。これは欲しい!と思ったのですが、当時はマイクロフォーサーズのボディ持ってませんでしたからね。その後中古でOM-D E-M1を入手しますが、買った当初はマイクロフォーサーズのレンズはしばらく必要ないかなと思っていました。

 ただ、EM-1でマイクロフォーサーズレンズを使われている人を何人か見るとね…やはりコンパクトなマイクロフォーサーズボディにコンパクトなレンズはうらやましいな…ということで12-40mmを買ってしまった訳ですが、その時に気が大きくなってつい…この7-14mmも発注してしまった訳です。値段もなんだかんだで11万円台まで下がってきましたからね。
 ちなみに、旧Zuiko-Digital 7-14mmと同スペックなレンズとして、パナソニックのG VARIO 7-14mm/F4.0 ASPHがあるのですが、こちらも結構欲しかったんですよね、ただ、防塵防滴じゃないという点と、OLYMPUSのボディにはあまり相性がよくないとのことで、購入を控えていました。

 実際使い始めてみると「あぁ〜このレンズ買って良かった」としみじみ思いました。私は元々被写体としては街並みや風景を撮ることが多いのですが、今まで持っていた一番広角なレンズ11-22mmでは撮れなかった世界が撮れます。
 特に素晴らしいと感じるのは、狭い路地で街並みなどを撮影するとき。
 自分の撮影スタイルは、その風景にある特定の被写体を浮かび上がらせるというより、その場所の雰囲気全てを収めたいと考えてしまう方なので、7mm側にズームしたときに撮れる圧縮された空間は、撮影後にデータを見返してみても我ながら本当に見応えがあると感じます。
 ただ、作品としての写真を撮るためにこの超広角レンズを使いこなすには少し練習が必要かもしれません。適当に撮るだけだと、周辺が変形した何の変哲もない風景写真が撮れるだけです。まぁ…私的にはそれでも充分なのですが。

 この形状から想像がつくと思いますが、当然保護フィルターは装着できません。無理すればこういったリングをかませて保護フィルターを装着することも可能ですが、基本は前玉むき出しで使うしかないかと思います。
 その際ですが、ズームをテレ側(14mm)にすると、前玉がフードの中でそれなりに引っ込みますので、このレンズをキャップを装着せず持ち歩く際は、撮影後すぐにレンズをテレ側にズームするクセをつけた方がいいかもしれません。何かの拍子で前玉を傷つけてしまったら…修理にどのくらいの費用がかかるんでしょうね、あまり想像したくはありませんけど。
 ちなみに上にある写真はズームをワイド側にして前玉を出した状態です。ちょっとドキドキしますよね。

 実際に撮影した写真は、既にこのブログで何枚も公開していますので、ここでは特に作例など掲載しませんが、飛び出た前玉に憶せず、これからも積極的に外に持ち出して使っていきたいレンズです。

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↑この雑コラも早く使わないと旬を逃してしまうw

iPhone7 Plus

▼2018年02月21日

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROとHLD-7

 むふふ…

Zatukora

 ということでいきなり今旬なマンガの雑コラで申し訳ないですが、買っちったました、オリンパスのマイクロフォーサーズ用プロレンズ、M.ZD12-40mm F2.8!と縦グリのHLD-7
 思えば去年の6月にE-M1を買ったときから気にはなっていて、でも元々E-M1は手持ちのフォーサーズレンズを活用するためのボディだし、ここでM.Zuiko Digital沼に落ちる訳にはいかん…なんて考えてはいたのですが、やっぱりね、お店で触ったりすると、やはりマイクロフォーサーズ用レンズはコンパクトでいいなと。それと当たり前だけどAFの合焦も桁違いに早いし。

 で、何となく今の値段を調べてみると、このエントリを書いている現在で、新品価格は7.5万円程度に下がってきてるのね。販売当初はあっという間に品切れになってプレミア価格もついてたことありましたが、PROグレードのレンズとしてはかなり買いやすい値段に。そしてなんと!今だとオリンパスではキャッシュバックセールを行っており、私が買おうとしている12-40mmでも1万円のキャッシュバック(UCギフトカードにて)が受けられるとのこと。というかオリンパスって年中キャッシュバックセールやってるけど大丈夫なんか?
 今回は金額で言えば過去最大級のキャッシュバック幅ですね。オリンパスのカメラが果たして売れているのか売れていないのか気になります。
 
 キャッシュバックがあれば、実質中古の価格で新品のM.ZD12-40mmが手に入るチャンスでもあるので、早速会社帰りに新宿のマップカメラに寄ってご購入。ついでにレンズの保護フィルタも購入。
 ちなみに保護フィルタは付ける派と付けない派で熱き論争が起きたりしがちですが、自分は基本付ける派です。高価なレンズの一番前に安物ガラスを付けてもったいないという話も分かるのですが、私の場合は割とレンズむき出しでフィールドに出かける事が多いので、結構前玉とかガンガン当てちゃうんですよね、扱いが割と雑なので…。なのでフィルタは基本的に全てのレンズに付けるようにしています。

 もっとも、今は保護フィルタってのも高いのね。中華製の安物で済ませるって手もあるんでしょうけど、今回は久しぶりの新品レンズなので、フィルタもスッキリサッパリそれなりのを選択することに。
 店頭のお姉さんに話を聞くと、M.ZD12-40mmに適合する62mm径だと、お値段は大体3,500円〜15,000円位まで。15,000円とか…むしろ保護フィルタ買うより前玉交換修理の方が安くつくのでは?(特にプロサービス会員の方とか)なんてレベルの本末転倒さではあるけど、ま…みんな金持ちなんでしょうな。
 自分も久々のレンズ買いで気持ちが大きくなっちゃってて、ついつい割高なオリンパス純正のPRF-ZD62 PROなんてフィルター買っちったました。純正だから高性能!って理由じゃなくて、完全に見た目カッコ良さ重視の選択です。意外とプロテクトフィルタの製品名って目立つんだよね。

 それともうひとつ、店頭で購入手続きしてる間に、ふと横の棚をみると、中古でE-M1用の縦グリHLD-7が6,000円強で売っていたので、気が大きくなってた私はそちらも買っちったました(笑)
 E-M1って意外とバッテリ保たないんだよねぇ。後継のE-M1 MarkIIだとバッテリそのものが大きくなってるのでかなり保ちが違うようですが、ま…仕方がない。縦グリを装着すればバッテリも2倍保つので長時間の撮影でも大丈夫!って、予備バッテリ持ち歩けばいいんだけどさ、ほら、縦グリはやっぱり男のロマンじゃん。
 ひとつ注意ですが、縦グリのHLD-7とHLD-9は互換性がありません。E-M1ユーザーが間違えてHLD-9を買っても装着できませんので注意。もちろん逆も不可能です。

 ルンルン気分(死語)で家に持ち帰り、わさわさと梱包を解いてE-M1に装着してみます。さすがオリンパスが誇る防塵防滴PROグレード!今まで使っていたZD14-54mmなどに比べると小さな鏡胴ですが、ずしりと重さが伝わってきます。残念なのは、このレンズを装着した状態で縦グリ装着すると自立しないことですね。PROグレードだと一番コンパクト(と思われる)なこのレンズで自立しないのはちょっと残念。大した問題でもないんですけど。

 それと、純正のレンズキャップであるLC-62Dが妙に使いにくいですね。なんでこんな構造にしたんだろう…ってまぬけさもまたオリンパスっぽいかもw。ここはおとなしく改良版のキャップLC-62Fに買い直した方がいいかもしれません。見た目気にしなければ62mm径のキャップであれば500円前後で手に入るでしょう。いずれにせよ純正キャップは使いにくい上に落としそうなので、早目の交換をお勧めします。

 あとは、この先M.Zuiko Digital沼にハマって行かないように注意しなければ…。まずは購入報告のエントリで、撮影してみた感想などはまた後日に。

https://farm5.staticflickr.com/4702/40336723762_9d56d26944_m.jpg
↑むふふ…たまらん。

iPhone7 Plus


▼2017年06月17日

OM-D E-M1(中古)を入手しました

IMG_9416.JPG 自宅にはほーさーずレンズが沢山ある訳ですよ。

 特にオリンパスの竹レンズは一応フルコンプリート!ED 8mm FishEyeまで持ってますからね。これらのレンズ資産がそのまま死に体になってしまうのはもったいない…とはいいつつ、一昔前はブイブイ持ち歩いてたE-3も、マイクロフォーサーズシステムを見ると不当に大きくて重い。

 以前はその大きさもほぼ防水に近いという防塵防滴性能のためと納得していたのですが(実際水に沈めたこととか何度かあったし)、3回りも小柄なOM-D E-M5とか目にしちゃうとね…ちょっと心証的に白けてくる訳で、実際ここ2年くらい、デジタル一眼レフカメラはほとんど外に持ち出さなくなってしまいました。

 それではいかん!と、1年前くらいに奮い立ったのですが、奮い立ったその頃は、オリンパスのフラッグシップOM-D E-M1のモデルチェンジが噂されていたりして、イマイチ買い時を見失っていました。発売されてみると、モデルチェンジされたOM-D E-M1 Mark IIは、定価が20万円以上と全く買えないカメラになっていましたので、だったら中古のE-M1でも買うかなと物色してみると、今ではボディだけだと結構お安いのね!びっくりしちゃいました。

 という流れもあり、今回中古でE-M1を購入したという訳。

 今のところ、手持ちのズイコーデジタル資産を活用するためのボディという認識なので、M.Zuiko Digialレンズは持っていません。なのでフォーサーズアダプタのMMF-3も同時購入。こちらは耐久性の問題もあるかなと思って新品を購入しました。というか実際このアダプタを手にすると、思ったよりも安っぽくて大丈夫なのかな?という感じ。ま、すぐには壊れないでしょうが、中古はちょっと心配かも。
 もっともマウント部に負担がかかったときは真っ先にアダプタがぶっ壊れる構造になっているのかもしれませんね。そう考えると妙に華奢な印象の構造にも納得できるか。あ…このマウントアダプタは防塵防滴性能を持ってます。

 で、イヤミっぽく、私が所持しているフォーサーズレンズを列挙してみますと…

 Zuiko Digital ED 8mm F3.5 FishEye
 Zuiko Digital 11-22m F2.8-3.5
 Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5
 Zuiko Digital ED 50mm F2.0 Macro
 Zuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5

 Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.8
 Zuiko Digital ED 40-150mm F4-5.6
 Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro
 Zuiko Digital 25mm F2.8

 Zuiko Digital EC-14 Teleconverter
 Zuiko Digital EC-20 Teleconverter

 SIGMA EX 30mm F1.4
 SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DC

 とまぁ…我ながら買ったなと思いますが(笑)、これだけのレンズ資産がある訳で、これらをさっぱり全て捨て去る訳にもいかないし、かといってE-5買うつもりもありませんしね。

 機種の選択として、まず求めるのは本体に防塵防滴性能があること。これだけでPenシリーズは除外となります。となると今では中古がまた破格に安いOM-D E-M5がありますが、フォーサーズ資産を活かす前提だとE-M5系統もあり得ません。何故ならこれらの機種は内蔵AFにM.Zuiko Digitalに特化したコントラストAFという方式しか搭載していないからです。となると自動的にE-M1系列しかありません。これらの機種にはフォーサーズレンズで採用されていた像面位相差AFも備えた「DUAL FAST AF」が搭載されています。
 自分も比較してみたことはないのですが、ネットでの使用例を検索してみると、E-M5系統(Mark IIも含む)でフォーサーズレンズを使うとAFがかなり迷うとの評判で、ちょっと実用的ではないとのこと。だとすると必然的に私の場合はE-M1か、E-M1 Mark IIしか選択肢がないわけで…Mark-IIはちょっと金額的に買えませんよね、とのことで、E-M1を選択したのです。

P6170137 実際にズイコーデジタルレンズを装着して今日の昼間に使ってみました。
 AFのターゲットをオールターゲットに設定すると突拍子もないところにピントが合うことがありましたが、概ね実用上問題はないかと。ま、AFが突拍子もないところに合焦するのはE-3も似たようなもんだったし、こういう所あまりデメリットに感じないところがオリンパス愛に溢れている私です。合わないピントはAF+MFモードにすれば問題ないしね。スポーツ写真撮るわけでもないし。
 それ以外で合焦のスピードは、比較してしまうと当然E-3より遅いんでしょうが、実用上は問題ないかと思います。望遠系レンズ使う場合はおとなしくMFで合わせましょう。もっともE-3でも望遠系は…ってもういいか(笑)

 性能面は使うにつれおいおい長所も短所も分かってくるんでしょうけど、本体の質感的な印象ではこのE-M1、実にカメラっぽい精密感に溢れています。それも懐かしのマニュアル一眼レフカメラ本体のような凝縮した精密感がありますね。というかオリンパスはどうして初めからこれを出さなかったんだろうと思いますが、ま…色々あったんでしょう。

 まだすべての機能+スイッチなど使いこなしてる訳でもありませんが、今のところ唯一気に入らないのが本体電源スイッチの位置。カメラを構えて本体右部分にシャッターやハンドグリップ的な出っ張りがあるクセに、電源スイッチは本体軍艦部(といっても今の人には通じないか?)の左側にあります。これが何を意味するかというと、片手でスイッチオン・オフができないということです。右手でカメラ本体を持っているときに、左手で電源スイッチに触れないと、電源をオンにできません。これはスナップ用途だと地味に使いにくい。持ち歩くときは電源オンのままにしときゃいいのかもしれませんが、本機もミラーレスの宿命として電池消費量が多目なのでちょっといやんな感じです。この辺オリンパスのカメラって変なところで外すことが多いんだよなぁ。こういう所もオリンパスマニアにとってはたまらんポイントなのかもしれませんけど。

 ということで、この値段で買える数年前のオリンパスフラッグシップ!中古ばかり買って申し訳ないですが、そりゃ中古買っちゃうでしょと思うくらいの破格値で、特にズイコーデジタルレンズを持っている人にはお勧めのカメラだと思います。

 自分も今までカメラ持ち出すの面倒で、RICOH GR…というかiPhone7 Plusの内蔵カメラばかりに頼っていましたが、これからは頑張ってデジタル一眼持ち出すようにしようっと。

IMG_9422.JPG
↑E-410とほぼ同じサイズですがもちろん性能は比較になりません。
OLYMPYS OM-D E-M1 + Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5 / iPhone 7 Plus

▼2015年05月20日

RICOH GR II?

 そろそろGR IIの噂もチラホラ出ているみたい。

 デジタルのGRは買ってはみて、いいカメラだとは思い使ってはいるけど、その先のGR II?どうなるんだろ…というか、その先のGRについて、驚くほど興味が持てない。

 今はデジタルのGRを使ってはいるが、このデジカメ、道具としては過不足ないが、なんだか初代GR Digitralのような興奮は今でも持てないでいる。というか、操作感や機械としてのの感覚が微妙にペンタックス(笑)の臭いがして、どうしても単なる道具以上の愛着を持てないでいる。

 次のGRシリーズは、リコー本来のオリジナリティあふれたカメラになってもらいたいけど、あのメーカーのスタッフ内部に抱え込んでいる以上、もう無理だろうし、このカメラの次モデルを買うこともないだろう。

 というか、次モデルを買いたいという意欲がまるで起きないなぁ。

▼2013年08月11日

Eye-Fi PRO X2 16GB

R0310354.JPG Eye-Fi !すでのな

 実は、GRを買ったときにEye-Fiはもう1枚買い足そうと思っていたのです。ただ、都内量販店だと知らない間に随分と値上がりしたみたいで、少し様子を見ていました。

 何故旧に値上がりしたのか…というと、どうやらEye-Fi Mobiという新シリーズが発売されたからみたいです。
 この商品、従来のEye-Fiと違い、機能をスマホへの転送に特化したせいで、少し判りにくかった初期設定が簡単になり、一部では評判みたいなのですが、私の用途としては、直接Flickerに上がってくれればそれで問題なく、むしろスマホに撮影した写真がじゃかじゃか貯まっても困ってしまうのです。
 Eye-Fiアカウントを持っていれば、従来のようにFlickerへの直接転送も可能だという噂もあるのですが、買ってみないと判らないしね。

 このMobiの登場により、従来のPROシリーズの卸値が変わったのか、特に8GB版は以前の価格の倍くらいで売られているショップも出始めて、これは早目に商品を確保しておかないと…という気分になっていました。

 で、見つけたのがこのPRO X2 16GB、実は16GB版については、まだ買い慌てる程値上がりしている感じでもなかったのですが、ネットでの最安値よりも安い値段で見つけたから買っとこうかなと。

 容量については8GB版にしようか迷ったのですが、最近外出先で度々SDカードが一杯になってしまう事態が発生していて、Flickerにアップされた写真とローカルの写真を照合してからカード内の写真を削除…というプロセスが取れなくなってしまう事があったので、念のため16GB版にしておきました。RICOH GRの最大サイズJPEGでも、1,900枚近く撮れるみたいなので、この先外出先でカード容量不足になる事は恐らくないでしょう。

 つことで、PROシリーズのEye-Fiをお探しの方は、安いうちに確保しておいた方がいいよ…というお知らせでした。

RICOH GR


▼2013年08月08日

RICOH GR

E8031031.JPG 自分のブログを読み返すと、約2年ぶりのデジカメ新規投入となります。

 前回買ったカメラがE-3、その前がXZ-1、その前がμTOUGH-8010となりますから、久しぶりオリンパス以外のカメラの上に、撮影素子がAPS-Cとなり、手持ちで一番大型の素子を持つデジカメになってしまいました。

 ブログでの紹介は今日ですが、実は7月末にはもう入手していて、FacebookやTwitterであげている画像には、既にこのGRで撮影した写真も含まれています。

 ワタシとしては、GRシリーズのデジカメとしては3台目。初代GR Digitalと、酔って無くしてしまった(笑)GR Digital II、それに続くデジカメです。
 ちなみに、GRシリーズというくくりで言えば、GR-1sLマウントGR28mmrレンズと、5台目に手にしたモデルとなり、実は結構なGRらーだったりします。

 使ってみると、やはりGRはいいなぁ…としみじみ思いますね。XZ-1もよいカメラでしたが、どうもあちらだと、鞄からカメラを取り出すときの精神的ハードルが、GRよりもすこし大きかった気がしたのです。今回GRを買ってみたのは、そういったことの反省もあったりしました。それと、ZX-1もほとんど広角側しか使わなかったので、私にとっては単焦点でも構わないな、というのも。

 今回のGR、一番の特徴は、撮影素子にAPS-Cという大型素子を内蔵したことです。
 その為、以前のGR Digitalシリーズに比べ、若干サイズは大きくなってしまいました。でも、このサイズ、フィルム時代のGR-1と外寸は同じらしいですね。ただ、GR-1の最大奥行きは、フィルムを収納するグリップ部分ですが、今回のGRはレンズ鏡胴部分なので、見た目はGRの方が大きく、手にしてもかさばる印象があります。

 早速使ってみましたが、性能にはとても満足です。4/3ではなく3/2の対角比をもつ画角は、フィルム時代のGR-1を思い出させます。ローパスレスの生々しい色や、先入観でしかないでしょうが、電子補正を行っていないとされるシャープな描写は、さすがGRレンズです。
 AFは、前評判通り、暗いところだと少し迷いますね。それと、各種操作ボタンのカスタマイズ設定がまだこなれていないような印象があり、MFの操作方法などは少し不便です。しかし、GRシリーズの特徴は、ファームウェアのバージョンアップによる機能・操作性向上にあるので、そのうち何らかの解決策が提示されるはずです。

 ちょっと残念なのは、仕方ないとは思いますが、大型撮影素子を内蔵しているせいで、手ぶれ防止機能がオミットされていること。そのため意外と手ぶれは起こします…というか、キッチリカメラを停止させないと手ぶれします。当たり前ですね。
 なので、巷の評価にある「最強のスナップシューター」というのは、個人的にちょっと違うかなと思いますし、片手でバシバシとスポーティーに風景を切り取りたいなら、まだ流通在庫があるGR Digital IVの方が向いているような気がします。

 少し大型化したとはいえ、XZ-1よりはかさばらないですし、最近流行している大型素子を備えたコンパクトデジカメの中でも、GRは圧倒的にコンパクトです。昔からこのカメラを使い続けてきた私にとっては、その用途も、製品ポジションも、操作性もほとんど変わらず、常に最新のプロダクトに進化してくれるこのGRシリーズに感謝しつつ、これからも今までと同様、どんどん写真を撮っていこうかと思っていますよ。

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2012年03月08日

デジカメ写真はもう「flicker」それもProアカウント一択な件

 つことで、数ヶ月位前から、flickerのアカウントをPROアカウントに変更しました。きっかけはこの本を買った事なんだけど、年間$24.95で、なんと容量無制限、転送量も無制限という、広大なクラウドストレージを与えられた事は、デジタル画像の取り扱い方法もすっかり変わりました。

 銀塩写真と違い、デジタル写真はデータなので、複製が容易なことと引き替えに、記録媒体がダメになってしまった場合は、一気に全てのライブラリを失うというリスクがありました。
 例えば、プリントしていない場合、デジカメの写真をPC内、もしくは外付けのHDDに保管していると、それらが壊れた瞬間、全ての写真データが綺麗さっぱり無くなります。銀塩写真のように「探せば出てくるかも…」という望みもなく、写真に託した記録と記憶は一瞬で断絶してしまう訳です。

 そのために、私は自宅のデジタルカメラ写真は、複数のHDDを定期的に2台単位で増設し、万が一の時為にそれらをミラーリングして…といった保管方法を実践してきたのですが、それでも完璧ではないし、厳密に言えばミラーリングはバックアップの完全を保障するものではありません。つか、写真が増える度に部屋の中にHDDが増えていくのも見苦しいものです。

 それと、災害が発生した際の事を考えてしまうと、「自宅」という場所に集中的に複数の媒体に保管しておいても、冗長性としてはあまり意味がありません。私の住んでいる場所に津波はこないと思いますが、震災で崩壊したり火災で消失したりといったリスクはあります。
 ま…家失ってまで写真を保存しておいても、とか、平和な今では考えちゃいますが、そういう事態になってから、記録されたデータの重要性を再認識するものなのかもしれません。

 しかし、データをクラウド上に保管しておけば、極端な話、日本が沈没しても(笑)、写真データは消えません。

 前置きが長くなりましたが、つまり、そういった写真データはクラウド化してしまえ!ということです。そして、世に様々なクラウドサービスがあるにしても、GB・TB級のデータをこの値段で保管しておける場所は、flickerしかありません。

 あと、もう一つ私がflickerがとても便利だと思っているのは、Eye-FiというワイヤレスLAN付きSDカードメディアの存在があります。このカードがあり、なおかつWi-fi範囲下であれば、撮影したデジタルデータが、全てflickerに自動保存されます。デフォルトの設定で非公開を選んでおけば、プライバシーに関わる写真も保護されます。

 これはもう、笑ってしまうくらい便利です。更に私の場合は、Pocket Wi-fiも持ち歩いていますので、屋外で撮影した写真も、撮った先から自動的にflickerにアップされます(回線速度がボトルネックになるので撮った先から…というほど素早く保管される訳でもないのですが)
 故に、SDカードスロットがないMacBook Air11等でも、ネット環境さえあれば、そこからデジタルデータを直接引っ張ってくることが出来ます。ブログ等で使用する場合も、フリッカーのURLを取得して貼り付ければ、自分のレンタルサーバーに写真を移転する必要もありません。

 もちろん、iPhoneやtablet機、その他外出先PCから自分の写真ライブラリを参照できますので(自己所有機以外ではID:PASSの扱いには注意)、各種SNSでの参照や、自分のフォトストリームから任意の写真をピックアップしてアルバムにまとめて公開権限を設定し、友人やお客さんに見てもらう…といった対応も簡単にできます。

 また、最近はMac用のブログエディタでMarsEditというアプリ(有料)を使い始めたせいで、flickerとブログとの連携が実にやりやすくなりました。これも便利ですね。

 今のフローは…

① Eye-Fiカードを入れたデジカメで写真を撮影
② Wi-fi環境下(外出時はPocket Wi-fiで)においてflickerへ自動保存
③ WWWブラウザ、あるいはflickerアプリで写真を利用

 となっています。
 かつて必須であった「PCに写真を保管」という部分がなくなっただけでも、かなり日常のフローが軽減されます。また、タイミングにもよりますが、カメラが壊れた場合、また、SDカード内のデータを消去してしまってデータがどこにもない…というリスクはほぼなくなります。

 この先、Eye-Fi以外でも、無線LAN機能を備えたSDカードが発売されるようですが、デジタルカメラが直接クラウドサービスと連携し始めた今、写真の保管や利用方法も随分進化してきましたね。楽しい時代になってきました。

▼2012年02月26日

E-3用縦グリ「HLD-4」

P2252693.JPG 時代はマイクロフォーサーズに向かっているのに、もはや後戻りできないところへ突き進んでいる気もします。

 つことで、E-3買った時に「縦グリまではいらないよなぁ」と思っていたのですが、やはりE-1で縦グリ付けて触ったりしてると、E-3でも縦グリほしくなってきちゃいました。つことで…こうた(笑)

 始め、中古でいいのがないかと思っていたのですが、既にフォーサーズの中古市場は枯渇気味で、1年前くらいは、レンズもアクセサリも、結構投げ売り的雰囲気があったのですが、最近は逆に値上がりすらしつつある気配があります。

 そんな中で、通勤中に毎日通りがかる、秋葉原「ニッシンカメラ」で、箱付きメーカ保証夏まで付きHLD-4が、12,600円で売っていたので、数日悩んだ末にゲットン!
 特に保証書付きの最近製造されたロットというのがぐらっと来てまして、というのも、初期のHLD-4は、バッテリ管理に少し問題を抱えていたらしく、すぐにバッテリ切れ警告が出るという不具合が報告されていました。カメラ側のファームウェアアップデートで直ったらしいのですが、根本的にはグリップ側ハードウェアの問題らしく、最近のロットではそれが改良されたとかされないとか…ホントの所は判りませんけどそんな噂もあったのでね。

 早速装着してみましたが、さすがふざけた価格(専用バッテリ+充電器セットで定価¥62,500!)だったE-1用HLD-2と比べて、高級感は数段劣ります。なんたってボディはプラ製だし…。
 でも、キチンと防塵防滴なのがありがたいですし、バッテリも専用バッテリではなく、純正付属品のBLM-1が使えます。それも2つ挿入できる上に、1つでも動作するのがありがたいです。ただ…バッテリについては、むしろBLL-1が使えるようにしてくれた方が、私的にはありがたかったかな。バッテリ容量的にはBLM-1を2つ合わせても比較にならないくらい大容量なんで。

 あと、BLM-1が入るようにボディを設計したツケなんでしょうけど、グリップの握りが少し太くて、あまり大きくない私の手には少し余るような感じ。やはりモノとしての性能はHLD-2の方が格段に上だと思います。装着感も、なんかしっかりとE-3本体と合体してる感じがしないし、少しぐらつきが残ります。それと、外したE-3本体のバッテリ蓋を、グリップで縦に飛び出たへこみの中に収納できるんですが、これにロックが無いのがつらい所。HLD-2はキチンとロックされて逆さまにしても蓋は落ちなかったんだけど、HLD-4は、蓋をへこみに入れるだけなので、斜めにすると「ポロッ」と蓋が落下します。E-3本体のバッテリ蓋、なくしそうで怖いです。

 と、悪口を書きまくりましたが、軽量なことはいいんじゃないでしょうか。E-1に縦グリ付けるとホント「ヘヴィ…」という状態になったものですが、E-3にHLD-4では、そこまで急に重くなったという感じはしません。あと、当たり前ですが、縦位置での撮影は抜群にやりやすくなります。これだけでも価値はあるかなぁ。

 E-3、E-30、E-5共通の製品なので、どうせ今更オリジナルフォーサーズでこれらのカメラを使ってる人は、もう買っちゃった方がいいと思うよ。新品でも2万円切ってる製品だし、やはりあると便利だしね。

OLYMPYS XZ-1


▼2012年02月12日

22mmの視点

E2118909.JPG 先週Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5を手にしたので、昨日はそのレンズを片手に都内を少し歩いてみた。一応“シバリ”として、広角側11mm(135版フィルム22mm相当:以下22mmと表記)にズームを固定して風景をスナップする…というテーマである。

 人によって色々だと思うが、どれか単焦点レンズを1本選べ…と言われれば、迷わず28mmを選択する私。昔から広角レンズが好きだった。というか、28mmという焦点距離が、私が肉眼でみる世界にとても近いという理由もある。

 もちろん、光学的・生物学的な肉眼の視角は誰でも大体一緒だと思うが、これは普段世界をどのように見ているか…という、ある種哲学的問題にも発展することで、これ以上はメンドクサイので止めましょう(笑)、ま、つまり私は広角が好きだって事だ。

 昔学生の頃、興味半分で受講した写真のゼミでは、私の写真はいつも講師から「写真としての視点があいまい」とか「撮りたい対象をもっと整理して」みたいなアドバイスを受けていたのだが、そう言われる度に内心私は「そうじゃないんです、もっと周りも撮りたいんです」と心の中で訴えていた。恥ずかしがり屋だったので心の中だけでしたけど…。

 思えば、その頃使っていたカメラというのが、懐かしのコニカBIG MINIであり、その焦点距離は35mm。当時はコンパクトカメラにしては広角レンズだということでそれなりに評判になったようだが、私としてはまだまだ画角が足りないといつも思っていたものだ。

 その後、働き始めて、クソ忙しくて徹夜とか休日出勤とかしまくった後に買ったカメラが、一眼レフのCANON EOS-620。確かレンズは35-105mmのズームレンズで、その後50mmのマクロレンズを買い足した。その頃は、一眼レフというカメラの性能にすっかり支配されてしまい、画角に関するこだわりや不便感もあまり感じなくなっていた。

 で、大分経った後に衝撃を受けたのが、RICOH GRという28mm広角単焦点レンズを持ったコンパクトカメラ。この当時、一眼レフですらズームが当たり前だった時に、広角で単焦点でしかも高価なコンパクトカメラ、というのは画期的であった。今は無き上野の狭いビルにあったヨドバシカメラで実物を見た時には興奮したモノである。

 始めて見た衝撃から1〜2年経ってからじゃないかな。ようやくこのGRカメラを手にして、いきなりフィルム消費量が激増した。当時勤めていた会社のすぐ裏に富士フイルムのプロラボがあったという幸運もあったが、とにかくこのカメラでいろいろとつまらない写真を撮りまくった。
 いや…これは謙遜じゃなくて本当につまらないのだ。というのも、いつも歩いている道を私が見ているそのままで撮影できるというのがすごく楽しくて、少なくとも作品的写真を作る事には(いまでも)興味が無い私にとって、このレンズは本当にしっくりきていて、今でも“28mm 対角角75度”という世界が私の基準になっている。だから、デジタル時代になってもRICOHのGRシリーズは手放せないのだ。

 前置きが長くなったが、この22mm対角角89度というのは、人の目の視点を超えた領域であり、撮影した写真を見ると、現実の世界とは違った像を見せ始める世界。

 なんとなく、超広角レンズの世界を甘くみて出かけた撮影だが、肉眼で見た視点とファインダーを通した視界の違和感がぬぐいきれず、カメラを構えた位置が全く遠かったり近すぎたりと、思ったようにうまくいかずやきもきしながら約2時間で200前後の写真を撮ってきた。
 さすがに終わり近くなってくると、ある程度慣れてはきたが、なかなかあなどれない焦点距離だなぁと。

 ただ、久しぶりに楽しい写真体験ができたので、頑張ってこの焦点距離をもっと使いこなせるようになりたいなーと思う。自らが長年設定した距離感と視点の常識をリセットするには、それなりに時間がかかるだろうけど。

 もっとも、この視点に違和感を感じなくなった暁には、7-14mmとか欲しくなっちゃうのかもしれないけどね(笑)

OLYMPYS E-3 + Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5


▼2012年02月09日

Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5

E2052815.JPG おそらく、最後の「Zuiko Digital」レンズ購入になると思う。まだ7-14mmが欲しくはあるけど、さすがにちょっと非常識な価格だしねぇ。

 とりあえず、これでマイナーチェンジモデルと、後から追加されたよくわからん12-60mmとうレンズを除けば、Four Thirds HGレンズは全て制覇したことになる。

 11-22mmとは、Four Thirdsが立ち上がった初期に発売されたレンズ。ただ、最初期ではなく、一番始めに発売されたレンズ群、14-54mm F2.8-3.550mm F2.0 Macro50-200mm F2.8-3.5300mm F2.8EC-14から数ヶ月遅れでリリースされている。

 企画的にはFour Thirdsスタート期に開発されていたレンズなのだろうが、11-22mmでたった2倍というズームレンズは、現在の高倍率ズームに慣れてしまった私達の目からすると、やや中途半端…よく言えばマニアックなレンズだなぁと。
 そして、事実上標準レンズとして設定されていた14-54mmに比べて、広角側がたった3mmの差というのも、私が最後まで手を出していなかった理由でもある。

 ただ、当然ながら広角側の1mmは結構差がある上に、Four Thirdsでは14-54mmに比べて換算6mmも焦点距離が広がる訳で、実際に撮影してみると想像以上の広角レンズだという印象。また、14-54mmよりも広角側の描写が当然綺麗で、さらに画面の隅々まで像が真っ直ぐ歪曲しないのも気持ちがいい。
 ついでにいうと、14-54mmの広角側は、どうも換算28mmというのがフライング気味な気がしていて、アスペクト比の違いにもよると思うが、GR Digitalと比べてしまうとなんか画角が狭い印象だった。事実、スタンダードレンズの14-45mm F3.5-5.6の方が広角側がほんの僅かに広い。などと考えると、私のレンズラインナップもようやくモダンな広角レンズが加わったなぁ…と感慨無量(笑)である。

 まだ、屋外での撮影は購入当日の写真しかないので、とりあえずズームの比較写真を上げてみる。

E2052888.JPG まずは広角側11mmから。135フィルム換算で22mmの焦点距離になる。少し斜めになっているのはご愛敬。ボディはE-3使用。隅までビシッと直線が決まっているのが気持ちいい。

E2052889.JPG 次は望遠側の22mm、135フィルム換算で44mmになる。この距離は14-54mmと被るのだが、よりシャープな印象。

 今となっては立派な“低倍率ズーム”な上に、またFour Thirds規格自体の未来が不透明になってきている状況で、私自身も最後まで手を出していなかったレンズでもあり、あまり積極的に入手のお勧めはできないのだが、いざ手にしてみると、やはり「もっと早く買えば良かった」と感じる、とてもいいレンズだった。

 早く屋外に持ち出して、都市の風景などをスナップしてみたい。きっと楽しいだろう。

OLYMPYS Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5 / Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5



▼2011年12月28日

楽しい写真/いしたにまさき・大山 顕

20111228_01.jpg 白状しますが、渋谷のブックオフで購入しました。「謹呈」の栞が挟まったままで…みんなたるんでるよ!と言いたくなりますが、ま、いいでしょう。
 著者はブロガーでおなじみのいしたにまさき氏と、団地写真などで有名な大山 顕氏です。

 ということで、副題にはソーシャルメディアがうんたらかんたらとありますので、いわゆるデジカメで撮影した写真をネットに云々とい本かと思っていたら、大山氏の写真についての記事が、思ったよりも為になったというか、我が意を得たり!と思って、かなり面白かったです。

 自分は、いわゆる「銀塩」時代の写真表現と、デジタル時代の写真表現というのはかなり違うはずだ…と思っていて、写真をそういう視点から定義しているメディアは、既存写真+カメラ雑誌、デジカメ雑誌を見てもなかったのではないかと思っています。というか、絞りとシャッター速度と露出補正と構図…とか、デジタルの時代にはそんなモノに縛られる必要はないんですよね。

 かくいう私も、これは銀塩時代から心がけていた事なのですが「写真ぽい写真を撮りたくない」とはずっと思っていまして、被写体や構図的に安定した写真よりも、その場を記録した像がほしいんだよなぁ…とずっと思っていて、だから、初めてデジカメを買った時はもう嬉しくて仕方なかったです。それこそ現像代を気にせずに「へんなもの」を撮ってもいい訳ですから。

 その他、写真は公開されてこそ生き残る…というのも、ネット時代というかクラウド時代の新たな価値観かもしれませんね。本書を読んで、自分もあまり活用していなかったflickerへ大量に写真をアップしたのですが、そうすると、今まであまり反応がなかった自分の写真にも、★を付けてくれたりコメントくれたりする人がチラホラ出てきて、プロアカウント取得しちゃうか!と思っている最中です。

 勿論、従来の価値観における名作写真やアートな写真というのは、全く価値を失っていない訳で、それはそれで、また違った位相の写真の楽しみ方として残っていくのでしょう。
 ただ、デジタルカメラを使った写真の楽しみをこんなにわかりやすく解説してくれる本は珍しいのではないか?と思って、広く皆様に読んで頂きたいと思う次第ですよ…なんて、ブックオフで買ってあまり偉そうな事も言えませんが(笑)

 ちなみに、私は写真家さん達について、あまり知識がないのですが、知っている程度に好きという写真家は、ミーハーですが森山大道、そして、私が密かに目指したい写真の境地というのは、宮沢常一だと思っています。彼が日本中をオリンパスペンで撮影した写真は、芸術性は全くありません。ありませんが、あの日のあの場所をありのままに記憶に残すそのスタイルは、本当に見習いたいなと…。

 今はデジカメの起動も速くなったし、バッテリも長持ちするようになりましたし、大体フィルムに当たるメモリカードは、GB級が1〜2,000円程度で売っている時代です。迷うくらいならシャッターをバシバシ切って、どんどん何処かに公開しましょう。きっと、それはデジタルとネット時代に生まれた新たな写真の楽しみ方なのですから。

OLYMPYS XZ-1


▼2011年08月26日

テッサー45mm F2.8 + E-3

20110826_01.jpg おや、何故か机の上にYCマウントのテッサーがあるぞ。これは机の隅のレンズ畑から映えてきたモノに違いない。私の大切なレンズとして未来永劫大切にしましょう…。

 とのことで、OLYMPUS E-3になって良かったことは、手ぶれ補正などのモダンな機能満載という点もそうですが、なんたってファインダが広い大きい!これはレンズアダプターを使ってクラシックレンズで遊ぶのが楽しみな感じ。早速、往年の名レンズ、京セラツァイスのテッサー45mm F2.8で遊んできましたよ。

 ちなみにテッサーと言えば、ドイツカールツァイスのパウル・ルドルフ博士が1902年に開発した、3群4枚というシンプルな構成ながら、シャープな描写と色収差の排除に成功した魔法のレンズ。このタイプは「テッサー型」と言われ、現在でも様々なレンズに使われています。

 こちらは、かつての京セラが、CONTAXブランドで一眼レフカメラを製造していた時代のモノ。ただ、最近の某ソニーやパナの「往年のブランド狩り」とは一線を課す、マジモノのレンズです。現にデジタルになった今でも、当時のヤシコンコンタックスレンズはとても評価が高く、今でも中古価格は下がりません。
 もっとも、ここまで真面目にやっちゃっていたから、京セラCONTAXはキャノニコ達の安売り攻勢に屈してしまった…という言い方もできます。
 また、何を考えていたのか、京セラはデジタル時代になってから、CONTAX N Digitalという、バケモノじみた超高級35mmフルサイズCCD搭載デジタル一眼レフボディをリリースしましたが、画像処理部分のノウハウが他社に比べ決定的に劣っていた上、超高価(確か市販35mm一眼レフ世界最高値だった気がする)だったせいで、全く売れませんでした。今でも中古カメラ屋さんで見つけると、なんだかツチノコ見つけたようなレア感覚ぶりですね。もちろん、そんなカメラなので性能はともかく中古相場は高いよ。

20110826_02.jpg とまぁ、ヤシコンの解説はともかくとして、このテッサー、E-3に付けるとカッコイイですな。早速撮影してみましょう。

 サクッと撮影してみた感じでは、コントラストの強弱がわりと強めなレンズなのかな?という印象。カメラのAEにもよるのでしょうが、より位場所と明るい場所の差が強調される感じ。それってダイナミックレンジが狭いって事なんじゃないの?と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな印象でもないですね。むしろこの手のクラシックレンズとしては、現代のデジタル世代のレンズにも迫る高性能だと思います。

 ピントの山も掴みやすいし、4/3だと35mm換算で90mmの画角になるのですが、スリムな本体と相まって、望遠スナップ用途としても使いやすいです。
 予備レンズとしてカバンに入れておいても邪魔にならないサイズですし、これなら、もっと頻繁に持ち出してみようかな?と思ったレンズでした。

OLYMPUS XZ-1 / OLYMPYS E-3 + YC Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8

▼2011年08月21日

OLYMPUS E-3を導入!

20110821_03.jpg 遅ればせながら、我らがオリンパスの第2世代フラッグシップ機、E-3を買ってしまいました。中古ですけどね。

 思えば、きっかけはXZ-1を使い始めたことだったと思います。手ぶれ補正の圧倒敵便利さと、現代のデジカメが持つ高感度への耐性。なにせそれまでは、普段の手持ち機種として、第1世代のRICOH GR Digitalを使っていたわけですから、もう今のデジカメってスゲーんだなと、浦島太郎状態できゃっきゃしていたんですよ。

 でも、そんな中ふと思ったのが、手元にある膨大なZuiko Digitalレンズ群。それまで所有していた FourThirdsのデジタル一眼レフカメラは、E-1E-410で、どちらも手ぶれ補正などのモダンな機能は搭載していません。なので、日常のスナップにはちょっと厳しい場面が多いのですが、晴れた日の屋外などでは、やはり当然ながらXZ-1とは比べものにならない画像を吐きだしてくれるのです。そう考えると、これらのレンズをモダンなボディーと一緒に組み合わせて使ってみたいと思うのはある意味当然な訳です。

 ということで、すぐに買おうとまでは思っていなかったのですが、とりあえず中古価格がバカ安のE-620なんかをそれとなく探していたんですね。あのボディはいわゆる「全部入り」と呼ばれる機種で、手ぶれ補正もアートフィルターも階調オート機能も全て付いています。ま、防塵防滴じゃないのがちょっと残念ですが仕方ないです。

 なぁんて思って、とある中古カメラ屋さんをのぞいてみたら、ななんと、中古のE-3が3万円台前半で出ていました。思わず「うわっ…オリンパスのフラッグシップ…安すぎ?」と頭の中で呟いてしまいましたが、とりあえず状態を確認させてもらいました。

 すると「安い理由」というのは明確で、背面の液晶パネルにひっかき傷が付いているんですね。その他の部分については、外観もとても綺麗。念のため在庫にあった他のE-3とも比較してみましたが、グリップ部分の劣化やボディコーナーのキズなど、明らかにこちらの方が状態がいい。となると、この液晶のひっかき傷さえ我慢すれば、相当なお買い得な訳で、めでたく購入してしまいました。ちなみにショット数は1万を超えたあたり、ま、そんなモンでしょうね。ちなみに私のE-1は24,000ショット位です。ショット数の調べ方はこちらをどうぞ

 家に帰って、液晶パネルをダメ元でコンパウンド付けた布でちょっと磨いて、上から液晶保護シートを貼ったら、あら不思議、キズは目立たなくなりました…という訳にはいかず、相変わらずそれなりにキズは見えるのですが、ま、この程度なら仕方ないでしょ。いざとなれば修理に出せば済むことです。

20110821_04.jpg 早速、レンズを装着して適当にその辺を撮り歩いてみたのですが、なんといっても夜景が手持ちで撮れてしまう、ってのが感動です。手ぶれ補正、すごいですね。
 それと、フラッグシップ機の割にはボディもコンパクトで携行しやすい。それでいてZuiko Digitalのハイグレードレンズ以上なら、この状態で防塵防滴になります。新品発売当時は、水濡れの故障は1年間完全保障!とか詠っていましたので、オリンパスの防塵防滴は本物です。現にE-1なんて、防滴というか防水に近い。何度もびしょ濡れにしたり、雪に埋めたりしていましたので。

 最近では、横着してデジタル一眼レフカメラをあまり使っていなかったのですが、これを機に、またボチボチと一眼生活に戻ってみたいと思っていますよ。

OLYMPYS XZ-1 / OLYMPUS E-3 + Zuiko Digital 25mm F2.8


▼2011年08月08日

OLYMPUS・オリジナルカメラバッグ

20110808_03.jpg これは、確かE420とか出た頃に、販促キャンペーンでプレゼントされていたバッグですね。モノもよさげだし、見た目もドンケっぽくてオシャレだし、ちょっといいなと思っていたのでした。

 で、このバッグですが、昨日用事を終えたあと、ふらりと立ち寄った吉祥寺にあるカメラのキタムラで500円。これなら買うっしょ。中古品ではありますが、なんだか使った跡が見えない位キレイでした。

 私もこれのバッグを肩から下げて、オサレにデジカメ持っておさんぽ写真とか撮っちゃうぞこんちきしょう!(笑)

OLYMPYS XZ-1


▼2011年07月28日

UN製OLYMPS XZ-1用オートキャップ

20110728_02.jpg 7月22日(金)の夜に注文した、ユーエヌ製オリンパスXZ-1用キャップ・UNX-9515。納期はしばらくかかるとの事でしたので、気軽に待つつもりだったのですが、翌週7月26日(火)に「発送しました」とメールが届きました。
 実質中1日営業日での発送でしたので、注文も一段落してきたのでしょうか。ということで、昨日無事、自宅へと届きましたよ。

20110728_03.jpg 言ってしまえば単なるプラ製のキャップとステップアップリングのセットに過ぎないわけですが、無駄に豪華なパッケージです。専用の極細ヘクスレンチも付属しています。

 装着方法は簡単。まずXZ-1のキャップを外し、レンズ鏡胴内側に掘られたねじ穴にステップアップリングをねじ込みます。
 その後、オートキャップ本体をステップアップリングにかぶせて、3箇所あるイモねじを付属のヘクスレンチで締め込んでいきます。あまりきつく締めすぎない事と、3箇所とも均等な力で締め込むのがコツです。というか、きつく締め込みすぎるとおそらく壊れます(笑)。締め終えたら装着完了。電源を入れて、キャップがきちんと開閉するか確認しましょう。

20110728_01.jpg 取り付けた姿がこちら。購入前は正直「高すぎ…」と思っていたのですが、装着してみると思ったよりも高級感というか、事前にWebで紹介されていた写真を見るよりも、キャップがきちんと薄い印象。
 分厚くて野暮ったいJCC製だと2,100円で済みますが、これは価格を取るか薄さをとるかの選択でしょうね。私は薄さをとりました。

 ちなみに、このキャップを装着した状態で、純正ケースCSCH-84にも収納可能でした。これはとても嬉しかったです。送料込み6,600円も出した甲斐がありましたな。

 純正のかぶせ式レンズキャップは、カメラ本体にストラップでぶら下げていたのですが、片手で撮影している時、このぶら下がったキャップがとても邪魔でイライラしていました。これからは、そんな悩みも解消されそうです。

OLYMPYS E-410 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro


▼2011年05月15日

ヌッコールでヌコを撮る

20110515_04.jpg 久しぶりにマニュアルレンズで遊んでみたくなり、OLYMPUS E-1に、ニッコールの銘玉105mm/F2.5を装着して外に出てみる。フォーサーズだと換算210mm/F2.5のレンズになるね。

 このレンズの特徴は、輪郭がくっきりとして男らしい写真が撮れるトコロなんだけど、解放で撮ってみると、クラシックレンズっぽい柔らかな表現になった。

 このネコ達は、家から歩いて数分の川沿いにいつもいる。野良ではあるが、近所の人達からエサをもらっているみたい。

OLUMPUS E-1 + NIKKOR-P Auto 105mm F2.5

▼2011年03月27日

Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8 + OLYMPUS E-1

20110327_02.jpg E-1で撮影してみた、いにしえのBMW 2000CS。エレガントでカッコイイ車だよね。

 このズーマーで撮影すると、なんだか風景が暖色になり、光のエッジが柔らかくなります…って、それはレンズ工学的に語れば、良いレンズではない!って事なんだけど、ま、そんなのもいいよね。

 考えてみれば、レンズだけではなく、E-1ボディの方だって、日進月歩のデジカメを考えると、既にクラシックデジカメの範疇になるかも。

OLYMPUS E-1 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

久しぶりにデジタル一眼レフとクラシックレンズで遊んでみた

20110327_01.jpg 天気が良かったので、久しぶりにOLYMPUS E-1にVoigtlander Zoomar 36-82mm F2.8を装着した状態で、フラフラと散歩に出てみた。

 天気がよい昼過ぎ、ちょっと風は冷たいけどなかなかのいい天気。久しぶりのクラシックレンズは、カメラの設定を間違えて露出オーバーにしたりと、失敗写真がなかなか楽しい。特にこのズーマーは、ピントの山が掴みにくく、解放近くだと全然ピンが来ないのもまた楽し。

 ちなみにこのレンズについては、こちらこちらで私が調べたことをまとめています。言っちゃなんだけど、日本語での資料としては、かなり充実しているのではないかと。
 世界初のスチルカメラ用ズームレンズとしてエポックな製品でありながら、日本語での資料や作例があまりなくて、色々と調べるのに苦労した覚えがあります。

OLYMPUS-XZ-1

▼2011年02月28日

XZ-1用専用ケースCSCH-84

2011022803.jpg 個人的な感想として、昔からカメラってのは、専用ケースに入れていないとすぐに壊れる…ってジンクスがあるような気がして、というか、自分の場合はまさにそんな事が非常に多かった。やはり、製品とピッタリマッチする専用のケースというのは、それだけで、それに特化した耐久性・耐衝撃性を兼ね備えているんだなと。

 という事で、我らがXZ-1にも専用ケースが販売されている。それがCSCH-84という製品で、本体はもちろん、レンズ部分についてもしっかりと包み込みカバーしてくれている。こちらについてはアマゾンで注文。6,000円ちょっとの価格でしたね。貯まっているアマゾンギフト券で買ったので、特に支出は無しだった。

 一見すると速写ケースっぽいテイストだけど、実際には普通のケースと変わらない。基本、撮影時には本体を完全に取り出してから使うことを想定されている。正面から見て左側には、不意にケースが落下しないように、ストラップ掛がついている。また、本体底面、レンズ部分のフタを固定するところには、マグネットでケース本体とフタを固定できる仕掛け。カメラが触れる内側部分は、ベロア地で優しくXZ-1を保護している。やはり、それなりの価格だけあって、それなりにしっかり作ってあるなという印象。
 ただ、背面のベルトストラップについては、正直いらないかなという感じ。つか、このカメラをズボンのベルトに通して使う人って、世の中にどれだけいるんだろう…。自分が知らないだけで結構いるのかな?

 それなりの値段ではあるので、万人にはお勧めできないケースではあるが、ただ、結局この手のケースってのは、純正で更にその製品に特化すればする程、基本的に高性能である…という点で認識を持てる人にとっては、その辺の怪しげなカメラケース使うよりは確実に高性能であると断言できる製品だ。

OLYMPUS XZ-1


OLYMPUS XZ-1でドラマチックトーンを試してみた

20110228_01.jpg なかなか面白いねぇ…。

 ドラマチックトーンとは、最近のオリンパス製デジタルカメラで加わったアートフィルターのひとつ。正直アートフィルターなんて今まで使ったことがなかったのだが、このドラマチックトーンだけは、HDR画像(ハイダイナミックレンジ画像)風の効果が得られるのが面白い。本当のHDR効果とは違い、複数枚の像を露出を変えて撮影している訳でもないようで、カメラの側がモニタで移る画像について、どうやらリアルタイムで部分的にトーンの変更を行っているようだ。
 背面のモニタを見ながらカメラを動かすと、明るい部分が暗く変化したり、位部分が持ち上げられたりという処理が行われている様が見えて面白い。感覚的には、カメラの中の人が、リアルタイムでフォトショップの覆い焼きブラシとかもってうろちょろしているような感じね(笑)

 このドラマチックトーンの効果が、時として強すぎたり弱すぎたりする感じがあるので、この効果の強弱を選べたらもっと楽しいのでは?なんて思ったりもしたのだが、こういうのは決め打だから楽しいのかな。マジでこの手の画像効果を狙いたいのなら、RAWで撮影してフォトショでやれ!って事でしょうか。

 写真は、昼間外出した銀座線ホームを撮影したモノ。こういう写真でもこんなに面白い効果になってしまうので、楽しくはあるのだが、しばらくしたら飽きるような気もする。

20110228_02.jpg ちなみにもう1枚、昨日ブロンプトンを、ドラマチックトーンで撮影した写真もお見せします。こちらは実寸大サイズでアップしたので、クリックすると、表示までちょっと時間がかかるかも。ま、お暇な時にでもどうぞ。

OLYMPUS XZ-1


▼2011年02月27日

OLYMPUS XZ-1

2011022702.jpg 買いました。近所のキタムラで「カカクCOM対抗価格」とかやってたのでつい(笑)

 長らく持ち歩くコンパクトデジカメは、GR Digitalを使っていたのですが、最近妙にソフトウェア的なトラブルが目立つようになり、ま…使えなくはないのですが、そろそろ新しい持ち歩きデジカメを探さないとな…とは思っていたのです。ただ、GR Digital IIIは買う気にはなれず、かといってGXシリーズもイマイチだなぁ、なんて考えていたところ、我らがオリンパスがやってくれましたよ、Zuiko Digitalを搭載した初のコンパクトデジカメ。
 ネットの評価を見ると、相変わらずオリンパに個人的な恨みでもあるのか?っていう見苦しいアンチが必死ですけど、実写サンプルを見ると、こいつはスゲぇデジカメだ!と確信できました。つことで後は最安値を探すだけだし、近日にアマゾンから買うか、と思っていたところ、地元カメラのキタムラが頑張ってくれていたのです。ありがとうございます。

 まだ使い始めたばかりなので何ともいえないのですが、第一印象は「見た目より軽い」ってこと。これはちょっと前に買ったTOUGH-8010が、見た目よりも重かったので、その反動かもしれません。またネットでは「電源オン時の反応が遅い」とか書かれていましたが、3ヶ月毎にニコキャノの最新鋭機を追っかける趣味を持たない私としては「最近のデジカメって動作機敏になったんやねー」という印象でした。撮影モードでは、ドラマチックトーンが特に面白くて、こりゃ注意して使わないと、カメラに使われちゃうよなぁ…なんて思ったりもしました。

 作例については、おいおいこのブログでもこのカメラで撮影された記事が増えていくと思うので、あえてこのエントリで紹介したりはしませんが、かなりいい感じだとは伝えておきます。E-5等のフラッグシップはともかく(あっちはタフネスという画質以外のメリットも多いし)、下手すればマイクロフォーサーズ機器の存在を脅かす性能かもしれませんよ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2011年01月02日

Eye-Fi Share 2GB

20110102_02.jpg 知らない間に意外と安くなっていたので、無線LAN機能付きSDカードであるEye-Fi Shareを購入してみた。容量は2GB。これだけあれば充分な上に、これ以上の容量だとSD-HC規格になってしまい汎用性が低下、手持ちでは使えないデジカメが多くなるので。

 早速使ってみると、これは面白くて便利。外出先で無線LANや、Pocket Wi-Fiを持っていれば、撮影したデジカメデータが自動でPCに送られる。更に私はMobile meに加入しているため、PCというか、片っ端からモバミーのギャラリーへと写真を転送しているのだが、この写真は、持参したiPhoneやiPadを使い、その場で閲覧できる。

 唯一の問題点としては、MacでApetureを使っている際の読み込み設定。色々試してみたが、結局全て自動でApetureライブラリへ読み込みさせることはあきらめた。iPhotoの場合は、Eye-Fiの方が完全対応しているため、シームレスにライブラリへ写真を追加することが可能。

 外出先で撮り貯める写真はともかく、家でブログ用などに撮影した写真をPCに読み込ませる度、デジカメの電池蓋を開け閉めするってのに少し抵抗があった私としては、何故もっと早く買わなかったのかなという位の快適さ。安く売ってる場所を見つけて、もう数枚購入してみてもいいかなぁ…なんて思っている。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5


▼2010年12月31日

OLYMPUS μTOUGH-8010

20101231_02.jpg 意外かもしれませんが、かなり久しぶりにデジカメ買いました。2年ぶりくらいか?

 つことで、以前から欲しくて仕方なかったオリンパスのTOUGHシリーズのデジカメを衝動買いです。というか、一部で妙に安くなってますよね。このシリーズのカメラって、確か価格が4万円超えで、安売り店を探しても39,800円なんて価格が多かったんですが、本日友達と寄ったアキバのヨドバシ価格で23,800円。え!こんな値段になってるの?と思って購入してしまいましたよ。ついでに専用のシリコンケースも同時購入。ポイント使って2万円弱の価格でした。家に帰って調べたらアマゾンでも結構安くなってるみたいですね。モデルチェンジが近いのかな。

20101231_03.jpg 早速使ってみたのですが、動作もキビキビしているし、なかなか良いんじゃないですかね。オリンパス製のカメラは、何故か個人的に恨みでもあるのではないかというアンチが様々な掲示板で暴れ回っているせいか、ネットでの評判がイマイチ微妙なんですが、使ってみるとそんな事は全然ないです。画質だって結構なものじゃないでしょうか。記録媒体が最近ようやくSDカードになったおかげで、友達にも安心して勧められます。

 防塵・防水、そして頑丈というコンセプトはさすがオリンパスです。もちろんまだ試していませんが、このカメラは水深10mの防水性能と、2mからの落下にも耐え、デジカメ本体は100kgの耐圧性能を持っています。最近では防水性能を詠っているデジカメが各社から出てきましたが、やはり実際にはオリンパスに一日の長があるんじゃないですかね。この記事を書くためにネットで検索してみたのですが、このカメラのユーザーは、リアルにダイビングを趣味としている人や、サーファーが多かったです。あと、去年雪上ハイキングに行った時も、参加者が持っているデジカメが平地ではあり得ないくらいオリンパス率高かったです。
 ちなみにその時私はOLYMPUSのE-1というデジタル一眼レフを持っていったのですが、雪の上で転んでも埋もれても、本体・レンズ共々全く何ともありませんでしたよ。

 今まで、登山や自転車で出かける時のカメラは、GR DigitalとiPhoneをおそるおそる使っていたのですが、これからはそんな過酷なシチュエーションでも、何の遠慮もなくカメラを使えそう。雨の中の写真とか、今まででは撮影できなかったシチュエーションでの写真も撮ってみたいです。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro/OLYMPUS TOUGH 8010


▼2010年07月22日

吉祥寺→阿佐ヶ谷:GR Digital祭

100722-01.jpg 「祭」って事は無いんだけど、狂欲のAkiratchさんと、先週の月曜7月19日、炎天下の中、カメラを持って吉祥寺から阿佐ヶ谷までをダラダラ散歩してきた。

 最近は色々あって、こういった街中スナップみたいな写真を取りに行く機会が減ったのだが、それでも、久しぶりにカメラを持って街を歩くと、やはり楽しい。いや…私の場合、楽しいのは純粋に街を歩くことであり、カメラを持つのは、そのきっかけというか、言い訳に等しいのかも知れない。
 大体、人を誘う時に、なんの目的もなく「その辺フラフラと歩き回ろうよ」とは言えないしな(笑)

 残念ながら、自分には確固たる「写真論」みたいなものは、存在もしないし、意識もしていないのだが、それでも、自分の何かをみて、何かを感じてくれる人の存在は、自分自身の勇気にもつながり、大変ありがたい。逆に私からすると、Akiratchさんの写真に対する真摯な姿勢がもっと欲しいと思うのだが、これはお互い、無い物ねだりに等しい欲望なのかも知れない。

 当日は色々と写真を撮ったが、結局はこのなんの変哲もない街角の写真が、私らしい写真なのかなと思って、面白くもないけど掲載してみる。

 なんの変哲もない街角をスナップするのは楽しいが、それ以上に、なんの変哲もない街を歩くことは非常に楽しい。次回の開催があれば、この中央線沿線以上に、もっとなんの変哲もない街を歩き回ってみたい。

RICOH GR Digital


▼2010年01月17日

Zuiko Digital EC-20

100117-01.jpg 久しぶりにカメラネタ。Zuiko DigitalのEC-20というテレコンバーターが、思いの外安く売っていたので買ってしまった。これで手持ちのテレコンはEC-14と共に2本となるな。

 テレコンバーターというのは、一眼レフカメラとレンズの間に挟む「拡大鏡」だと思えばいい。使用するとその分焦点距離が伸びる。その拡大率は色々あるが、前記のEC-14は、1.4倍の拡大。今回購入したEC-20は、拡大率が2倍となる。

 もっとも、その引き替えとして、レンズのF値…明るさが落ちてしまう。EC-14ではF値が一段、EC-20だと二段分の落ちとなる。つまり、F2.0のレンズを装着した場合、解放値はF4.0となってしまうんだよね。
 また、当然ながら余計な光学レンズを挟むことになる為、画質は低下する…がZuiko Digitalのテレコンに関しては、画質の低下はあまり気にしなくてもいいみたい。

100117-02.jpg 早速サクッとその辺を撮影してみる。今回のマスターレンズは、Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro。初期Zuiko Digitalの傑作レンズだ。ボディの方はOLYMPUS E-1。使ってみると、ユーザーブログの一部で問題視されている「ピント精度」もあまり気にならず、合焦もなかなか早い。
 色味に関しては、若干だがダイナミックレンジが狭まる感じもちょっとする。これはカメラとの相性もあるかもしれないが、画面が白い方向に向かうクセを感じる。ただ、そのクセを理解していればなんとでもなる範囲。

 50mmマクロとEC-20を組み合わせると、換算200mmのマクロレンズになるんだよね。例えばこのような花を撮影する時でも、適度なワーキングディスタンスが取れて、とても撮影しやすかった。望遠レンズと組み合わせるより、マクロと組み合わせる使い方が吉かもしれない。まだ50-200mmと組み合わせていないので何とも言えないが。

 得られる画質については、やはりEC-14よりちょっと劣るかなと思うけど、1.4倍という中途半端なテレコンを買うくらいなら、EC-20の方が割り切りが出来ていいかもしれないね。ただ、ネットでは、梅クラスのレンズと組み合わせる場合は、あまり相性がよくないという噂もあるので、梅レンズを中心としたラインナップの方は、ちょっと注意した方がいいかもしれません。

RICOH GR Digital


OLUMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro + EC-20


▼2009年08月12日

GR Digital IIIに絶望した!

 今日始めて、アキバでGR Digital IIIを手に取ったんだけど、正直少々幻滅した。というのも、レンズ部分の張り出しが大きくなっていたから…。

 GR Digital III」:RICOH

 いやぁ…レンズが明るくなったのはいいとしても、その分レンズがでかくなっちゃ意味ないっしょ。銀塩の頃からGR使ってる私から言わせると、正直GR Digitalのちょっとしたレンズ鏡胴の張り出しも結構違和感あるのよ。ただ、現状このくらいならしゃあないなぁ…と思っていただけで。

 それが、今日店頭でGR Digital IIIを見たら、なんつーか、GXシリーズみたいになってた。

 数字的にはちょっとの差でしかないんだろうけど、おそらく今までのGR用純正ケースではきっと入らない大きさなんだよね。このちょっとの差が、私的にはかなり許せない感じ。大体、でかくていいのなら一眼レフ持ち歩くっての。

 う~ん、レンズが明るくなったのは嬉しいなと思っていたが、こんな落とし穴があったとは…。残念です。

▼2009年07月01日

ペンタックスカメラ博物館閉館

 近い将来こうなるとは思っていたけど、残念な話だ。

 ペンタックスカメラ博物館閉館のお知らせ」:ペンタックス

 これだけカメラメーカーが沢山ある日本なのに、考えてみればメーカーが運営していた博物館はここしかないんだよな。私は一度行ったのでもういいけど、カメラ好きでまだ訪れた事がない人は、チャンスを作って是非一度訪問してみて下さい。

 もっとも、土日はやっていないので、ちょっと行くのも大変なんだけどね。

▼2009年06月18日

EP-1におさわり

090618-01.jpg つい前のエントリで「触れなかった」と書いたが、用事を済ませてまたオリンパスプラザの前を通ったら、今度は人がいなくなっていたので、再入場。触って着ちゃいました。

 ザッと見た限りですが、AFは問題ないレベル。動体撮影する人じゃなければ結構優秀なんじゃないかな。コントラストAFの、一度行って帰ってくるピントが、慣れないとちょっと戸惑うかもしれないけど、別に遅い訳じゃない。
 レンズは本当に小さいねぇ。特にパンケーキの方は、質感についてもなかなかのモノ。例の沈胴標準レンズも、事前にWeb等で知り得た印象よりも小さくてかわいい。

 他、フォーサーズアダプタも置いてあったので、そちらをかませて、偉大なるフォーサーズ標準レンズである、14-54mm F2.8-3.5を装着してみた。適合表では「ハイスピードイメージャAF ”非対応” のため、ピントが合いにくい場合があります。」とあるが、色々いじってみた限りでは、E-1並みにピントが合ったり合わなかったり(笑)といったレベルで、充分実用になると感じた。
 写真はその14-54mmを装着した図だが、写真で見るよりも不格好な感じではなかった。ただ、この状態で三脚撮影は、重心の問題で少し不都合があるかも。

 他、往年のOMレンズ装着も試せるようになっていたのだが、そちらをいじっている人がいつまで経ってもそのレンズを手放さないので、あきらめた。ただ、14-54でMFしてみた限りでは、充分ピンの山はつかめるね。少なくともE-410のファインダでMFするよりはずっと楽だろう。液晶見ながらなので、少しカメラの保持が不安定になるが…。

 カメラとしての質感は、多分写真などで見るよりも、実物はずっと上質だとお伝えしておきますよ。早く一般の店頭に並ぶといいですね。それと、カメラ女子にも人気が出そう…。特にホワイトモデルは男性も欲しくなる位いい出来だった。

CONTAX i4R


▼2009年06月17日

そんな訳で、小川町にあるオリンパスプラザにやってきたのだ…

090617-01.jpg 「やらないか」、じゃなくて「見れないか」、と思ってね。

 結果、EP-1の実物は見る事ができたし、カタログももらってきた。ただ、カメラに触る事はできなかった。いや…待てば触れたんだけど、平日の昼間だってのに、行列が20人位…。あんなに人で賑わってるオリンパスプラザは、始めて見たよ。ついでに寄っただけだから、並ぶまでの気力はなし。

 で、人がいじっているのを横目で見たのと、ケースに入っていた陳列品を見た限りでは、シルバーのモデルが、思ったより精密感あって良かったかなぁ。あと、白ボディーの方は、なんというか、昔懐かしコニレットのベークライトボディー…のような質感で、あれはあれでなかなかかわゆす…かと思いました。

 ま、しばらくすれば、店頭で実機に触れる事も出来るだろうし、その時じっくり眺めてみます。液晶の視認性は思ったより良さそうだったな。室内だから、あまりあてにはならないけど。

CONTAX i4R


M ZUKIO

 オリンパスNEW PENの公式サイト、今朝になって、ようやく見れたけど、イラストのレンズ部分、M ZUIKO の部分が「ZUKIO」になってやがる。

 今時、こんなクソ重くて五月蠅いサイトを企画する程度の制作会社だから、こういう細かい部分のチェックも適当だったのだろうか。はやく直した方がいいぞ(笑)

 ちなみに、トップページ以外はめんどくさくて見るの辞めた。今時、フラッシュ多用するのは、いい加減やめようぜ!

▼2009年06月16日

ペンEF-1のテレビCM

 海外版だが、なかなかカッコイイじゃないか。

 日本では、また宮崎あおいタソがやるのかな。その前に離婚問題にケリがついてるといいけど(笑)

オリンパス・ペンEP-1

 ペンって名前は、いくら何でもやりすぎなのではないかと。

 オリンパス、同社初のマイクロフォーサーズ機「E-P1」」:デジカメウオッチ

 本家のサイトがクソ重くて見られないので、デジカメウオッチへのリンクを。

 でもまぁ…オリンパスにしては、見た目もずいぶん頑張ったのではないかと。形もいいし、コンパクトで持ち歩きやすそうだし、何にせよSDカードスロット搭載ってのがまた嬉しい。コンパクトデジカメにも、この流れが降りてくると嬉しいのだが。

 電池もE-4xx系と一緒だし、今のところかなり欲しい感じ。早く実物に触れてみたいモノだ。

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▼2009年06月14日

GR Digitalの仲間意識

090614-02.jpg 今日のほぼ日でGR Digitalを話題にしてるね。確かにこのカメラのポジションってのは、ちょっと不思議なモノがあるよなと思う。

 まぁ、28mm単焦点で多機能ではない…という所に、人それぞれの個性が出やすいカメラというのがあるんでしょうね。あと、生産期間も長いし、高級…と言いつつ、実売価格は意外と安い、というのもあるだろう。
 いうなれば、時間が経つにつれ、同じGR Digitalを持っている人が必然的にどんどん増える訳だし、また、ある日何かのきっかけでこのGR Digitalが欲しいと思っても、金銭的、流通事情的に、いつでも買えてしまう。これは、デジタルカメラという消費財の中では、かなり幸福な事だ。こういった様々な要因が、なにかしらの「仲間意識」を育む、ってのはあるかもね。

 私の直接の知り合いでは、1人女性の方が使ってますが、やはり、撮った写真をその場で見せてもらうと、私とはずいぶん違うなと思うし、彼女の方も、私の撮ったGR Digitalの写真を見て、そう思っているのかもしれない。

 これがズームレンズ付き一眼レフだったりすると、あまりそういった感情は起きないんだけどね。特に画角が変わってしまうと、同じカメラを使っていても、出てくる写真は同じツールを使って撮影したという感情があまり起きない。
 やはり、同じ土俵の画角で勝負するしかないという清さが、個人の見ている対象の違いを如実に表現するというか…そんな気もします。

 私は銀塩の頃からGR1sを使っていますが、こういう広角単焦点カメラというのは、フィルムではなく、デジタル化されて本当に面白くなってきたと感じる。

 写真は、今日行ってきた、東京都福生市にある、石川酒造内イタリアンレストランの風景。

RICOH GR Digital

μTOUGH 8000がバカ安!

 というか、今日の23時まで限定なんだけどさ。

 オリンパス μTOUGH 8000 ブラック 【ネット注文限定セール 50台限り!】 」カメラのキタムラ

 例の、ボロカメラでも何でもOKな下取りシステムを使えば、3万円切る値段か…。昨日からこのページ何度もリロードしてるんですけど(笑)、今回は我慢する事にします。というか、例え安くても、今の私はこんなモノ買ってる場合じゃねぇ!。

 参考にアマゾンのリンクを…。こちらは37,000円かぁ。

▼2009年05月31日

撮影会

090531-01.jpg …って程でもないんだけど、昨日は久しぶりにみんなでカメラを持って集まりました。で、小石川植物園で適当に撮影会。

 私は主にロシア製クラシックレンズの、MC JUPITER 9 85mm F2で撮影してました。こういう遊びの撮影の時ってのは、クラシックレンズを使のが楽しくて良い。

 あげた写真も、解放に近い所で撮影しているので、内部のフレアなのか何なのか分かりませんが、もやっとして解像度が下がってる印象。でも、こういうのもまたクラシックレンズの楽しみ。
 ちなみにこのMC JUPITER 9 85mm F2だけど、F4位に絞り込むと、かなりシャープになって、F5.6位に絞ると、更に色乗りがこってりしてくる。絞りで全く違った表情を見せるのも面白いね。現代のレンズでこんなめちゃくちゃな設計…というか、水準だとユーザーから怒られるけどね。

 ボディの方は、小雨がぱらついていたので、久しぶりにE-1を持ち出したんだけど、やはりE-1はいいカメラだ。

OLYMPUS E-1 + MC JUPITER 9 85mm F2

▼2009年04月27日

無線LAN内蔵の4GB/SDカード

 つか、このカードもそのうち8GBとか16GBとかに進化していくんだろうか…。私の家の環境では、4GBのデータを無線で送るくらいなら、サクッとSDカードを取り出して、PCのスロットに差すけどね。

 アイファイジャパン、無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」に容量4GB版」:デジカメウォッチ

 ちなみに、今E-410には、2GBのSDカードを、CFアダプタ介して入れているけど、メディアの容量を使い切った事がない。

▼2009年04月24日

1万円の45m防水ハウジング ?

 すげーな。45m耐圧ハウジングの値段が、9万8千円じゃなくて、9,800円ですよ。

 ヤシカ、実売1万円の45m防水ハウジング」:デジカメウォッチ

 撮影した記録内容についてはともかく、中に入れているカメラも、不慮の事故で水没させてもあまりダメージが少ない価格というのが、ある意味最強だったりする(笑)
 今では、耐水SDカードなんてのもあるから、記録中に浸水しなければ、仮にカメラに浸水したって被害はカメラ代のみという話にもなるのか。

 いずれにせよ、実売一万円そこそこのカメラに、一万円そこそこで45m潜れるハウジングが用意されているという事実に感動した。
 水中で10万円のハウジング使って、一眼レフで撮影…なんてのがバカバカしくなりそうだ。そういう意味で、デジタル一眼レフというカメラは、10年くらいのスパンで考えると、徐々に衰退していく商品なのかな…なんて思ったりもする。

 私は、デジタル一眼レフと交換レンズを所持してはいるが、別にデジタル一眼レフに何処までもついて行く…なんて気概は持ち合わせちゃいないので、こういう風にコンパクトデジカメがどんどん性能面で進歩していくのを見るのは楽しい。

▼2009年04月15日

OLYMPUS E-1が盛り上がってる

 カカクの掲示板を見たら、今になってE-1の中古を入手しますた!とかいって盛り上がってますね。E-1オーナーとしてもちょっと気分がよろしい(笑)

▼2009年04月01日

DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle 斜めがけストラップ Tough

090401-02.jpg 「DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle 斜めがけストラップ Tough」を注文していたのが、一週間位前に到着しました。しかし長い名前だな…。

 以前は、白いモデルをE-410用に注文して使っていたのですが、コレがまたエラく塩梅がいいもので、特にワンタッチで長さの調整が出来るのは、自転車や登山にデジイチを持っていく時は非常に便利。使う時はさっとストラップを延ばして、使い終わったら、キュッとストラップを短くすれば、移動中にカメラがフラフラする事もない。この方式非常に優れていると思うのだが、何故か他のメーカーは追従しませんね。特許でも持っているのかな?

 今回私が注文したのは、ブラック×ブラックモデル。以前の白いモデルに比べ、ストラップ自体も厚く大きくなっています。また、肩当てがついているのが特色だけど、こちらは別になくてもよかったかな。まだ新品のせいなのか、バックルの締まり工合がちょっと堅い感じ。

 まだ外に持ち出して使った事はないのですが、登山の時などは、通常のストラップだとカメラ本体がフラフラしていたので、便利なんじゃないかと思っています。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2009年03月04日

Panasonic Lumix G Vario 7-14mm

 うひー!このレンズ実売はいくらになるんだろう。

 Panasonic releases Lumix G Vario 7-14mm lens」:dpreview.com

 レンズの描写性能にも寄るけど、換算14mmが欲しいだけなら、ボディとこのレンズ買っても、Zuiko Digital 7-14mm買うより安く上がったり…しないか(笑)

 値段だけじゃなく、あのレンズのあの大きさと重さ(特に前玉のせり出し)で敬遠していた人には、選択肢が増えて大歓迎。というか、マイクロ4/3に対してパナがいよいよ本気出してきたかな。

 対するZuiko Digitalは、とりあえず今のラインナップ…特にSHGシリーズは、とっととコントラストAF対応にチェンジしないと、むしろパナに市場を取られてしまうのではないか?

 とにかく、4/3まわりが賑やかになってくれるのは嬉しいね。

▼2009年03月02日

E-410が2台

090302-01.jpg デジイチ使いの友達と新宿御苑までカメラ散歩。両方ともE-410でしたよ。2台揃うのは珍しいかも。

 つことで、私のE-410は奥に見える怪しげなレンズ付けてる方ね。手前25mm/F2.8のパンケーキレンズ付けてるのが友達のカメラ。
 しかし、保護フィルタもフードも何も付けていないパンケーキは、なんだか新鮮だったな。そういえば最近パンケーキ使ってない私だけど、昨日ちょっと使わせてもらって、やっぱり軽いレンズは正義だな!なんて思ったりしたのでした。

RICOH GR Digital

▼2009年02月27日

クラシックレンズの勧め

090227-01.jpg 私のE-410はほとんどクラシックレンズ専用ボディになってしまった。
 特によく使うレンズが、マクロズーマーの40mmF2.8。レンズ名になじみがないかもしれないけど、キルフィットのマクロキラーと言えば、ちょっとしたマニアならわかると思う。マクロズーマーというのは、そのブランド違いのレンズ。
 私の所持しているマクロズーマーは、レンズ後玉にシミが入ってしまっているんだけど、それでも実用上は余り問題を感じない。完璧な状態なら逆光時にももう少しフレアが少ないのかとも思うが、この時代のレンズはおおよそこんなモノだ。

 で、この逆光時のフレアの感触や、ピンが外れた部分のふわっとした描写、あるいはコントラストの境目に出る滲みなど…、当然現在のレンズにかなう部分は全くないのだが、何故かこれらのレンズで撮影した風景は、肉眼で見た「記憶色」に近い味わいが出るような気がして、街のスナップなどにはむしろ最新のズイコーデジタルはあまり使わず、これらのクラシックレンズばかり使うようになってしまった。

 これらのレンズ、解放だと割とぼけるが、1~2段程度絞ると、ピンのあった部分はかなりシャープに写る。そのボケ部分とのコントラストもまた楽しい。

 屋外でもホコリを気にせずレンズ交換ができるE-Systemだ。折角だから、マウントアダプターひとつ用意して、安いクラシックレンズ使ってみるのも楽しいと思いますよ。

 ちなみに、デジタルの場合は、標準域の焦点距離より若干長目の方が、味わい深い写真が撮れるような気がする。4/3だと50mmレンズが100mmになるので使いにくい…なんて話もチラホラ聞くが、実際使い始めると100mm相当のスナップというのは、なかなか挑戦しがいがあって面白い。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2009年02月24日

E-620登場!

 実質E-4xx系の後継機種というポジションか。私的には結構好意的。

 オリンパス、1,230万画素でフリーアングル液晶搭載の「E-620」」:デジカメWatch

 去年までの私なら「よっしゃー買うぜ!」って感じだったんだけど、さすがに今の身分で「買う」とは言えないな。今使っているE-410の不満点は手ぶれ補正機能がない事だったので、それが搭載されただけでも結構欲しい感じ。

 普段使いのスナップには、一桁ボディはちょっと重すぎる気がするので。

▼2009年02月23日

さすがE-1、雪くらいじゃ何ともないぜ!

090223-01.jpg この写真だと単に雪の上に置いてあるだけですけどね。
 ここに至る前は、雪の上で転んでカメラが雪に埋まったり、50mmMacroのフードが雪かきスコップ状になったり(びっちりフード内が雪に埋まった)と、結構過酷な目にあったのですが、E-1は全然何ともありませんでした。レンズの鏡胴にも雪がびっちりこびりついたけど、全然問題ナッシング。

 重いカメラだけど、こういう場所にはやっぱりオリンパスだなぁ…。そういえば、周りの人達のカメラも、異常にオリンパス率が高かったよ。

RICOH GR Digital

▼2009年01月14日

ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 レンズお試しキャンペーン

 ここで知ったときにはもう遅かった。

 ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 レンズお試しキャンペーン」:狂った欲望の記録

 仕方ないので、あきらっちさんの作例を楽しみに待とう。

▼2009年01月10日

ヤフオクでE-1高騰中

 今時の落札相場は5万円くらいだそうだ。

 オーナーから言わせると、何となく判らないでもない。確かにE-3の方がカメラとしては圧倒的にいいのは判るけど、なんだかE-1がまとうようなオーラがないんだよね。現に私自身E-3発売前は「すぐに買うぞ!」なんて思ってたけど、発売されてみると「もうちょっと後でいいか」なんて先延ばしにしてるし…。もっともいずれ買うような気はしますが(笑)

 この連休中は、久しぶりにE-1持って出かけるとするかな。

▼2009年01月09日

μTOUGH-8000キター!

 待ってた甲斐がありましたな。耐衝撃性、耐水性、広角28mmから、それに手ぶれ補正。う~ん、マンダム。

 オリンパス、「μTOUGH」シリーズを海外発表」:デジカメウォッチ

 自転車で出かけた時や、山に行く時はこれだろうなぁ。日本ではいつ発売になるのか。

▼2009年01月02日

西伊豆の絶景その2…ついでにカメラについて

090102-03.jpg 次は駿河湾越しに見る南アルプスの山々。今日は空気が澄んでいたけど、何故か風もなく穏やかで、駿河湾も凪に近い状態だった。

 どうでもいいけど、すっかりE-410の標準レンズになってしまったマクロズーマーである。換算80mmは標準レンズになるのか!?という気もするが、近頃は当たり前のようにこのレンズを選んで、このレンズで撮りに出かけている。広角側はGR-Dで済ますので、あまり不便は感じていない。
 というか、近頃のデジイチユーザーは、逆の意味でズーム時代の弊害なのか、標準と言えば何が何でも50mm画角!と考え過ぎなのではないか。私の友人なんて銀塩CONTAX一眼使っていて、標準レンズ持っていないという強者もいたし。
 自分の心が求めた画角が自分の標準なのよ!なんちて(笑)

 実はこのレンズ、中玉に少しシミが出てきたので、安くなってきたアルパマウントのマクロキラーでも買い直そうかと思ってる。幸いマウント部分はこのマクロズーマーのM42を移植すればいいんだし。
 ただ、近頃はキルフィットのレンズって、あまり綺麗なの残ってないんだよね。

 ついでに私の撮影スタイルなぞを…。データはJPEG撮りで、最高解像度は使ってない。撮ってきた写真をWebに公開する際は、フォトショでリサイズかけて、必要ならホワイトバランスを記憶で補正して、弱いスマートシャープをかける。

 なので、よく雑誌のデジカメ評価で話題になる「ホワイトバランスのブレ」とかは、あまり気にしない。色味はフォトショでなんとでもなる。ただ、何とでもならない部分(なりにくい部分)、例えばCCDのホコリとか、広角レンズの歪曲とか…。デジカメにはそういう部分の性能を求めているので、今のところE-SyetemとGR-Dを使っている。
 予告するけど、もう一つ何ともならない部分を補うカメラとして、今年はμ1030sw、あるいはその後継機を買おうかなと思っている。というか、山にデジタル一眼レフを持っていくのは苦行だし、GR-Dも扱いが心配で気が散るので。
 それと、中古で市場へ大量に流出中の、EOS 5D中古なんかも買ってみたいな。APSサイズとフォーサーズの違いは気にならないが、さすがにフルサイズCCDのピントの薄さは、自分で使ってみると面白そうだ。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2008年12月09日

DMC-G1

 私もこのリポートと同じ感想を持った。あのファインダは素晴らしい。

 もうひとつの道、EVF時代到来の予感」:デジカメウオッチ

 確かに、以外と玄人受けする機種だなと思ったね。
 というか、これを機に、各社は今の一眼レフにEVFを搭載しようと考え始めると思うけど、そうなってくると、今まで銀塩カメラのシステムにデジタルを上乗せしてきただけの規格が、破綻し始めないか…そんな気もする。

 なんだかそう遠くない将来、キヤノン辺りが、ひょっこりとEFマウント以外のデジタル専用レンズ交換システム…なんて製品を出してきそうな気もするなぁ…。

 とにかく、35mmだのフルサイズなど、如何に過去のロジック通りにカメラを作るかが自慢になってきていた高級デジタルカメラ市場だったけど、なんだか久しぶりに未来が見えるカメラで好感触だったよ。

 さて、オリンパスはどうな出るか!

▼2008年11月18日

MマウントとFDマウントアダプタが登場

 宮本製作所からついに出ましたね。今までデジタル用では存在しなかった(ライカのM8は別だけど)ライカMマウントとキヤノンのFDマウントアダプタ。どちらも従来では他機種用では存在しなかったアダプタです。

 宮本製作所、マイクロフォーサーズ用Mマウント・FDマウントアダプター」:デジカメウォッチ

 とりあえずマイクロホーサーズのカメラを手に入れないと仕方ないんだけどね。私はオリンパス待ちで判断しますけど、デジタルである以上、いわゆる「一眼“レフ”」や「ガラス製ファインダ(マニアによるプリズムファインダの呼び方)などという、カメラ心をくすぐる部分のエッジにはあまり興味がないので、新しい機種の魅力によっては、こっちのマウントに移行してもいいかなと思います。もっとも「移行」といっても、フォーサーズ→マイクロフォーサーズのアダプタ用意すればそれで済むんだけどね。

 手持ちのLマウントGRレンズも、使うにしろ使わないにしろ、もう少し手元に残しておいた方がいいね。このカメラで使えるとなると、またLマウントレンズの相場も上がりそう。それと、今までは中古で厄介モノ扱いされていたFDレンズの相場動向も気になるね。

 そうだ、今のうちに「マクロスイター」でも探しておくかな。いずれこれらのマウントアダプタも、何処かからか発売されるであろう。

▼2008年11月08日

GR Digital 2 なくしました…。

 昨日はなんだかよく判らなくなるくらい呑んで、ホテルの部屋でふと思い出したら、GR Digital 2を落としたのか忘れてきたのか判りませんけど…ない事に気がつきました。

 酒を呑んで酔っぱらってカメラをなくすなんて、なんだかバンカラなカメラマンみたいでちょっとかっこいい(笑)気もするけど、でもまいったな…。
 一件目のお店には一応電話で聞いてみたんだけど、次のお店はよく覚えてないので、問い合わせもできません。

 つことで、どなたか神楽坂界隈で本革ケースに包まれたGR DIgital を見つけた方は、ご一報を…なんて連絡来る訳もないけどね(笑)

▼2008年11月05日

14-54mm F2.8-3.5 II

 正直「新型」が出るとは思っていなかった。

 オリンパス、コントラストAFに対応した「14-54mm F2.8-3.5 II」」デジカメウォッチ

 現行の12-60があるので、こちらの14-54は、販売中止ではないにせよ、徐々にフェードアウトなのかと思っていたね。しかも本日発表されたE-30には、このレンズがレンズキットとして用意されるとか。

 確かに実際使っている私からしても、特にこのレンズに対して不満はない。防塵防滴だし写りも綺麗。そういう意味でも新型が出る事はうれしい事ではあるのだが、12-60との差別化をどうやって図っていくのか、ちょっと不思議な気もする。それともE-30用の初回ワンロットで、生産終了だったりして(笑)

 レンズ構成図を見ると、作図の誤差の範囲なのか判らないけど、絞り直前のレンズの形がちょっと違うようだし、前から3枚目と4枚目の間にある隙間も、新型では無くなっているようだ。それと絞りが円形絞りになったみたいで、重量は5g増えてる。

 ここまで変わっているという事は、しばらくの間きちんと作り続けるのかな?

OLYMPUS E-30 発表?

 ソースはギズモード。

 「本日オリンパスのデジタル一眼レフ中級機「E-30」発表?」:ギズモードジャパン

 ただまぁ…この予想通りのスペックだとすると、E-30を買うならE-3って気もしないでもない。何かサプライズはあるかな?

▼2008年10月16日

DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle斜めがけストラップ Tough

 以前買ったこのストラップが大層気に入っているので、今度は予約して買ってみようかなぁ。

 DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle斜めがけストラップ Tough」:インプレスジャパンダイレクト

 注文するなら黒かな?しかし…今から予約して発送が来年3月とは…ちょっと長すぎる。それとこんな変な売り方じゃなくて、定番にしてほしい。

▼2008年09月23日

オリンパスのマイクロフォーサーズモック

 いくら何でも趣味的過ぎるなぁ…。カメヲタは保守的な人が多いから。
 でもここまで突き抜けてくれると面白い。私は結構好意的に見る。

▼2008年09月18日

Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6 発売日決定!

 10月25日で74,550円かぁ…。衝動買いできる値段じゃないな。

 Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6」:オリンパスイメージング

 実売だとスタートが6万円台中旬位かな。さすがに5万円台はなさそう。夏は色々と散在したので、ちょっとすぐには買えないけど、冬ボーあたりでなんとか。

 それともいらないレンズを売却するかな。

▼2008年09月12日

マイクロフォーサーズ・パナソニック DMC-G1

 CONTAXの名前まねすんな!と思ったけど、どうせなら外見も含めて真似てくれたら面白かったのに(笑)

 パナソニック DMC-G1

 しかし、思ったよりも早く製品が発表されたな。

▼2008年09月07日

ARTISAN&ARTIST 別注 GR DIGITAL 2用本革ケース

080907-01.jpg こんなモノ買っちゃいました。ちょっと高かったけど。

 最近GR Digital 2をネックストラップで持ち歩くことが多いんだけど、歩いている時とか自転車に乗っている時とか、結構カメラをガツンガツンぶつけるんですよね。やっぱり首から下げるとブラブラしますからね。それと何故かこの2になってから、なんだかカメラを落とすことも増えたような…。

 で、このままではいずれ壊しそうだ!と思って、こういうケースで本体を保護するかと…そんな風に思った訳。ネット上では、装着するとボタン類が押しにくくなるという意見もあるけど、私としてはむしろ誤動作が少なくなっていいのではないかと。特に露出補正ボタンは頻繁に誤動作(知らない間にボタンを押してしまっている)が起きるので、丁度いい気もする。

 もちろん、このケースを装着したからといって、落としてもぶつけても大丈夫という訳じゃないけど、大丈夫になる可能性は高くなるのではないかと。

 なんたって、私はカメラの使い方がハードだからね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mm F2.8

▼2008年09月06日

トイカメラブーム

 今テレビでやってますな、トイカメラブームについて。

 「個性的な写真が撮れる」「味のある写真が」だとか、まぁ…んな感じですわね。

 つかね、個人的にあの「トイカメラブーム」って嫌いなんだよな。個性的といえばそうなのかも知れないけど、単にデタラメやってるだけじゃん…って気もする。「味」という言葉をデタラメやってるいい訳にしか使ってない。

 もちろん、あの手のカメラから撮られた写真自体は否定しない。いい写真はいいしね。でもさ、ホルガや怪しげなロモ(ちなみに今のロモは、ロシア製のロモとは無関係だよ)買う金があれば、きちんとしたMF一眼レフの中古とかさ、充分買えちゃうじゃん。そういったカメラできちんと露出や露光速度を考えて撮影した方が面白いし、きっといい写真撮れるよ。大体、ブームとはいえあの手のカメラは高杉だよ。そういうのも何となく印象よくないな…って思う。

 それに、トイカメラでパチパチやってる人より、MF一眼レフでじっくり写真撮ってる人の方が知的に見えるよ。特に若い女がMF一眼で街をスナップしてる姿なんて、ちょっとカッコいい感じがするよね。

 え、見た目なんてどうでもいい?だって、トイカメラブームって、あのカメラで撮影している自分の姿も含めた上でのブームなんじゃないの。
 もっとも、見た目を含めた趣味の世界って否定しないけどね。つかあの手のヲタ趣味でもみんな見た目気にするべきだと思うし。

▼2008年08月27日

E-1はいいわん

080827-01.jpg この夏は既に二度ほど山に登っているのだが、そういう時にもつカメラは、やはりOLYMPUS E-1になってしまう。

 装備の軽さを考えればE-410の方が助かるんだけどね。でも、防塵防滴、筐体の頑丈さや信頼性を考えるとなぁ…。AFの遅さや高感度ノイズの問題はある意味テクニックでなんとかなるけど、不意の雨で濡らしたり、岩にぶつけて壊したりといった部分はどうしようもないからね。そもそも写真が撮れなければ画質についての議論は成立しないのだ。

 もっともその画質についても、ダイナミックレンジについては、E-410よりも勝っている印象だなぁ。はっきり劣っているのは高感度ノイズくらいだと思う。

 写真はシャッター速度を1/5秒にして撮影した滝の写真。手持ちなのでピクセル等倍に拡大するともちろんブレているが、一般的なサイズで鑑賞するには充分。被写界深度が取れているので遠近感がちょっと狂うが、写真左上に見える河原は、地図表記だとおおよそ40m下になる。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2008年08月14日

E-3が安い!

 中野のフジヤカメラで、OLYMPUS E-3が、期間限定特価で138,000円+CF2GBのオマケ付きになってるね。欲しい!けど、買わないぞ絶対(笑)

▼2008年08月05日

マイクロフォーサーズシステム

 ま…マジか?

 オリンパスイメージングと松下電器フォーサーズシステム規格の拡張規格「マイクロフォーサーズシステム規格」を策定」:オリンパスイメージング株式会社

 デジタル時代のペンF復活か!つうか、出来次第ではこっちのシステムに乗り換えてもいいなこりゃ。現状のフォーサーズレンズでも何らかのアダプターは用意されるんだろうけど。

 しかし…映像素子のサイズは変わらないのか?だとしたらすごいというか何というか、テレセントリック性は素子の技術革新で克服できたということか?
 ちょっとマニアックな話になると、フランジバック1/2に短縮って、ほぼ20mmになるのか?ならば、オリジナルペンFのレンズとか、マクロスイターだとか、さらにライカLマウントレンズなんかも、アダプタ用意すれば使えるようになるのか。手持ちのLマウントGR28mmF2.8は処分しなくて助かったかも(笑)

 謎の新規格、続報を待ちたい。

▼2008年07月17日

銀座松坂屋 中古カメラ市

080717-01.jpg 「2008年 第8回 銀座・中古カメラ市」午後、仕事をフケて行ってきました。なんだか見事なまでに欲しいものがなかったのが、残念というかむしろ安心した(笑)

 で、アルチザンアーティストのコーナーを見ると、去年限定で発売されたさくら柄のメディアケースが特売になっていたので思わず購入。GR Digitalを入れるのにいいかなと思って。

 他にオリンパスのロゴシールのシートが一枚300円で大量に売っていたけど、ちょっと買おうかと思いつつ、買うの忘れた(笑)

 ま、今回はこれくらいですね。去年は確かズーマー買ったと思ったけど、今年は本当に面白いものがなかった気がする。買いはしないけど、ミノルタのTC-1の相場が下がっているのと、ミノルタメモが思ったより安く売っていて(高いけど)、数年前の私なら買っていたかも…って感じかな。

RICOH GR Digital 2

▼2008年07月07日

呪われたGR Digital 2用ケース

 何かの呪いじゃなかろうか…というくらいすぐに無くしてしまうのである。

 GR Digital 2用に、お馴染みリコー純正のケースを買って使っていたのだが、買って一週間くらいで紛失、そして昨日また紛失してしまった。これで1ヶ月も経たないうちに純正ケースを2つも無くした事になる。せこいようだが金額にすると2つで7,000円以上、なんだか憂鬱になる。

 参考程度に書くと、これまでカメラのケースを無くした事など一度もない。前に使っていた…というか今でも使ってるけど…のGR Digitalケースだって、一度もなくした事がないのだ。なのにこのカメラの場合は何故?

 一応GR Digital用の純正ケースは持っているので、それと全く同じものではあるのだが、そちらを使うか、それとも割り切って無くしても全然OKな巾着袋などに入れて使うか悩んでいるところである。ちなみにこの手のカメラは、純正ケース以外の袋に入れて持ち歩くと、結構な確率で壊れるんだよね。やはりきちんと専用サイズで作られている袋というのは、それだけでずいぶんな耐衝撃性があったりするものだ。

 しかしなぁ…こうやって立て続けに無くすと、金額の問題以外で何やら薄気味悪い気がして純正ケースを三度買う事をためらってしまう。次に買って同じようになくしてしまうとさすがに三度同じ事が続くと、本当に何か呪いなのかと思ってしまいそう。かといって純正以外のGR Digilal用ケースは、言っちゃ何だがロクなモノがないしな。

 あーあ、どうするかな。
 しかし、最近はこれ以外にも、こういうつまらないレベルでのイヤな事が立て続けに起きている気がする。

▼2008年07月03日

E-520ワンダーブック

 見ました見ました(笑)

 EDレンズの非球面はオリンパスだけ!
 とりあえず、9-18mmは発売されたら買う事にします。

▼2008年06月19日

GR Digital に外部ファインダがほしいとき

 小技というか、今風にいうと「ライフハック」っちゅーのかね。

 奇しくも私が二世代にわたって使っている「GR Digital」だけど、ファインダがないことを気にしている方が結構多いようで…。28mmの広角レンズなんだから、ファインダなんてのぞかなくても適当にレンズ向ければ写るよ…といっても、なかなか納得しない人が多いようです。かといって、別売りの外部ファインダつけるってのもね。たとえ小さい方だとしても、携行性が悪くなるので私はちょっとイヤかな。

 とはいっても、ちょっと薄暗くなってきた時など、両手で液晶モニタ見ながらの撮影では手ぶれを起こしやすくなるのも事実なので、そんなときはどうするかというと…

 「目の下にGR Digitalのアクセサリシュー部分を持ってきて、その状態で片眼でフレーミングする

 いわゆる「ファインダ装着しているつもり!」の格好だね。そのときに視線は動かしちゃダメだよ。カメラの正面に対してまっすぐ前を見ていないと。ちょっとアホらしい感じもするけど、いや…とっさの時はこれで十分。実際やってみると、この状態で撮影した写真と片眼で見た部分は、結構一致している事に驚くと思うよ。
 感覚としては、目の方が上下にちょっと狭い、でも左右はちょっと広い…という位。私は普段3/4画角で撮影しているから判らないけど、2/3の画角で撮っていれば、さらに丁度いいのかもしれない。
 大体レンジファインダーカメラのファインダなんて、視野部分は結構いい加減なものばかりだった。これ以上厳密に画角を肉眼でコントロールしたいのなら、視野率100%の高級一眼レフを使うしかないと思うね。

 そもそもライカ版フィルムサイズの28mmというレンズは、大体片眼で見た範囲が写る…と言われていたもの。とにかく、この方法なら費用も0円だし、GR Digitalのオーナーさんは、ちょっと試してみる事をお勧めします。

▼2008年06月16日

GR Digital と GR Digital 2

 「II」と書くと、何だか読みにくいしよくわからないし、実際この「II」は、アルファベットの大文字「I」を二回続けて打っているという気味悪さもあるので、今からこのブログでのGR Digital IIの表記はGR Digital 2という表記に改めます。ちょっとダサイ感じだけどご容赦。

 つうことで、二台のGR Digital を持ち歩いて一週間の印象なんだけど、基本的には見事なまで同じカメラ。これって今の時代のデジタルカメラにとっては、すごい事だと思うよ。

 まあ、これだけだと話が終わってしまうので、実際使用した上での認識できる機能の差はどこか…というと、まず設定で「ISO-AUTO Hi」が可能になった事。つまりより高い感度を許可するISO-AUTOの設定だね。これは夕暮れのスナップなどではかなりの威力を発揮する。通常のISO AUTOとモードを分けてあるというのも、なかなかスナップカメラの本質を判っているなという感じ。この点はとても気に入った。つか、GR Digitalにもファームアップで追加して欲しい機能。できるよね、これくらい。
 それともう一つは、やはり内蔵のデジタル水準計だろう。これも広角単焦点ならではのお役立ち機能。というのも、画角が広角になると、被写体に対して水平というのはとてもわかりにくくなるんだよね。広角レンズとは、被写体がちょっと感光体の中央からずれただけでもパースが付いてしまうので、となるとこの部分の垂直線を基準に水平を考えていいんだろうか?などと迷う事が多い。今までの私は特に中心を意識せず、メインのモチーフになる垂直線を基準に水平を取っていた事が多かったんだけど、GR Digital 2を使って水準器で水平を取るようになると、やはり写真が安定するというか腰が据わるというか…。要はこういう被写体の認識の仕方に慣れるまでの補助的な機能のひとつだと思うのだが、やはり写真にとって水平を取るというのが、とても重要な基本だというのが再認識できた事がよかった。今までだってカメラのアクセサリシューに水準器を付けていた人はいたけど、あれだとファインダで被写体を認識して水準器を見て、また被写体を認識し直して…の繰り返しになりめんどくさくなっちゃう。GR Diigtal 2の場合は、被写体を認識しながら水平を計る事ができるという点で、とても画期的な機能だろう。

 画質に関してはよくわからない…というか、大体同じではないか?2になって画素数は上がっているけど、私はどっちのGR Digitalも最大画素数で使っていないので、モニタで見る分には変わりないような気もする。ちょっと2になって色乗りが渋めになってるかな?というくらいで、本質的には大差ない。これもある意味今の業界的にはすごい事だとは思うけど。

 という事で、今GR Digitalを使っている方は、慌てて買い直さなくても、安心してお手持ちのGR Digitalを使い続けて下さい。また、今GR Digital 2を使っている方は、ひょっとして前モデルの方が画素数少なくてダイナミックレンジが広かったり、2ではアクティブAFセンサが廃止されたのでピントが合いにくくなっているといったネガティブなウワサ(この手の「前モデルがよかった」的ウワサは必ずネット上で起きるよね)には耳を貸さず、安心してデジタル水準計の恩恵を受けて下さい。

 あ、そうそう…書き忘れたけど、当然ながら2になって液晶モニタの大きさと発色はよくなっているね。ここまで書いておいてナンだけど、デジタルカメラにおける液晶モニタの品質は、銀塩カメラのファインダの品質同様、撮れる写真にも影響しているかも知れない。そういうのを重要視する方は、サクッと2を買ってみてもいいかもしれません。

▼2008年06月15日

オリンパスのフォトパスユーザーズミーティング

 いや…私は行ってないですけどね。ただ、そういえばそういうメールが来てたなと。謝礼が旅行券じゃなくて図書券だったら申し込んだかも知れませんが(笑)

 オリンパスのフォトパスユーザーズミーティングに参加」:ズイコー-フォーサーズ あれこれ

 フォトパス」:オリンパス

 もっとも、仮に申し込んで抽選に当たって出かけたとしても、おそらく実のある発言は何も出来なかっただろうとも思う。いや…だってさ、ぶっちゃけメーカーがネット上でこのような試みを行っている意義が私には全然理解できていないからだ。

 確かに、撮影した写真を何らかの手段で発表してそれを元にコミュニケーションを取れる場所…というのは、あればとてもいいだろうと思う。みんながみんな、自分でブログ立ち上げて自ら写真を発信…という訳にもいかないだろうからね。
 でも、私にはそれを「メーカーがやるの?」というのが、イマイチ頭の中でつながらないというか…別に批判してる訳じゃないんだけどね。

 本音としては色々あるかも知れないが、私としては「カメラを買う」という行為は、第一に写真を撮って楽しみたいからな訳で、別に同じメーカーの製品を使っている人達と群れる事が第一目的ではない(それを否定している訳ではないが)。しかし、この手のメーカー系写真投稿サイトでは、自社の機材で撮影したデータでなければ投稿を受け付けないという場所すら存在する。そうなってしまうと、本当にこのような場所に参加している人達は、写真を楽しみたいのか、自分と同じメーカーの製品を使っている人同士で交流がしたいだけなのか、よくわからなくなってしまう。

 もちろん、同じメーカーの機材を持つ人同士で交友を深める事は面白い事だとは思う。が、それは「写真を楽しむ」、「写真でコミュニケーション」というのとは、純粋な意味でちょっと方向が違うのではないか。

 こういった根本の部分がどうも私的に引っかかったままなので、こういったメーカー系写真投稿サイトには、登録はしても、積極的に参加してみようとは思えないのだ。

 それなら「ユーザー間のコミュニティ形成」などというおためごかし(ではないのかも知れないが)などより、もっとストレートに、参加者の意見をダイレクトに製品に反映させる目的で…などと言い切られた方が、すっきりとした心境で参加できようものだし、それならそれなりの参加方法の形というのも見えてくるだろう。

 申し訳ないが、フォトパスに限らず、今のメーカー系写真投稿サイトを見ていると、これが何を目的にしたものなのかが、私の頭の中ですっきりとつながらず、登録はしても、一体何をして何を目指せばいいのか、よくわからない状況。おそらくこの手のメーカー系写真投稿サイトが、イマイチ盛り上がりに欠けるように見受けられるのは(私が盛り上がりを知らないだけなのかも知れないが)、私のように「このサイトで写真を投稿して、何をすべき場所なのかがよくわからない」と感じている人が多いからなのではないか。単に写真を元にしたコミュニケーションを目的とするなら、ブログは敷居が高いとしても、現状ではミクシィなどの方が面白い気がする。

ARTISAN&ARTIST 特注GRレザーネックストラップ

080615-01.jpg この前早とちりで買ったGR Digital II はエライ難産で、今日は液晶不良(バックライトムラ)の為初期不良対応をお願いしに販売店に持っていって交換してもらおうとしたら、その交換対象の機種も液晶不良で、更に別なモノに交換してもらってお店を後にしたら、次はフォーカス不良という目に遭ってしまい、再び販売店で交換してもらった。実は既に液晶保護シートを貼っていたので、そのたびに新しい個体に張替え(別な販売店で買ったものなので「サービスしろ」とはいえませんでした)してもらっていて、なんだか不憫に思えたのと、まあ、ある意味販売店さんも被害者な訳で、生意気ながらもちょっとは心づくしのつもりで、以前から興味のあった「ARTISAN&ARTIST 特注GRレザーネックストラップ」を買ってみました。
 まあ…こういうので雰囲気盛り上げるのも大事かなとも思うし、こういった小型カメラの場合は、ストラップの違いが撮影スタイルの違いにもなったりするので、どうせGR Digital2台体制で行くのなら、ちょっとは環境のアレンジをしてみるのもいいかと思って。

 で、早速使ってみたのですが、仕上げについては正直そんなに美しいとは思えないかな。他のA&A製品と違い、ステッチや革の接着などのディテールは、荒さというより雑さを感じてしまう部分がある。ただし、そういった部分に目をつむれば、革の感触は結構いいし、見た目もお洒落だし、更にこの製品最大の特徴である、ストラップ部分のバックルを外してハンドストラップとして利用できる機能は、とても気に入っている。
 この状態にすると、純正のいわゆる携帯ストラップ形式とは違い、なんだか高価格一眼レフのグリップストラップみたいな趣になり、カメラのホールドにも気合いが入るような気がする。

 今日はこのGR Digital IIと、プレゼントされた素のGR Digital(今となってはこう考える事にしている。事実一度は私の手元を離れたのだ)の2台体制で街に出たのだが、以外と使い分けできるというか、持っていると2台とも無理せず使い分けてしまうものなんだなと、不思議とそんな気がした。
 プロの方は二台のカメラを持ち、設定を変えて使い分ける…などという話を聞いた事があるが、私の今日の場合は、両方ともプログラムAEのモードで使っていたし、これはやはりストラップの違いにおけるカメラの認識の差ではないかと、そんな事も思ったりしたものである。

 ストラップにしては安いものではないが、新しいカメラの使い方を模索できるアイテムだと考えれば、少なくともデジタル一眼レフの交換レンズを買うよりは遙かに安上がりな訳で、GR Digitalや、GX-100などのカメラを使っている人は、ちょっと考えてみてもいいストラップではないかなと思った。

 ちなみに、GR Digitalをこのストラップを使って首から立て吊りにするというのは、なんだかカメラ初心者のような、カメラ上級者のような、変な匿名性を帯びた不思議なスタイルになるものなんだなと、街を歩いてショーウインドウに写る自分の姿を見て、そんな事も考えてしまった。

 強くはお勧めしませんが、こういうの興味がある人なら、買って損はないアイテムではないかなと思います。

RICOH GR Digital

▼2008年06月11日

GR Digital II

080611-01.jpg なくしたGR Digitalは、家の近くで落としたようです。詳しくは書きませんが、昨日無事に私の手元に帰ってきました。
 で、GRを無くしてしまった…と思った私は、私にしては珍しく敏速な対応をしたのが裏目に出ました。つことで、GR Digital IIです(笑)

 写真は思わず家にあるGRシリーズ総集合で撮ってしまいましたが、上からGR1s、初代GR Digital、そしてLマウントGR 28mmレンズ、一番下がGR Digital IIですね。ちなみにこの写真はE-410にリケノン55mm F1.8を装着して撮影したモノ(笑)。考えてみたら、リコーマニアだった私です。

 えっと、詳細は後で…。

OLYMPUS E-410 + Auto Rikenon 55mm F1.8


▼2008年06月10日

GR Digitalが出てきました!

 なくしたなくしたなくしたなくしたと1人騒いでいたGR Digitalですが、本日無事発見されました。よかったよかった。
 きちんと動作も問題ありません。バッチリっす。

 ただ、別な問題が発生してしまいました。どうしよう。

▼2008年06月09日

GR Digitalをなくした!

 表題の通り、なくしてしまいました。おそらく自転車に乗っている時に落としたんだと思う。だとすると土曜の夜か。というか、今日になってどこにもないという事に気がつきました。

 革製のキーホルダーにぶら下げていて、それごと消えてしまったみたい。もし自転車乗車中だとしたら、車道にぶちまけているだろうから、もうクルマに踏まれておだぶつになっているかなぁ。

 私的には、デジタル一眼レフよりもプライオリティが高いカメラ。自己の反省のためしばらくは我慢するけど、結局後継機、買ってしまうんだろうな。

 あーあ、まいった。いろいろな思い出も詰まっているのに、なんだかくやしくて眠れない。

▼2008年06月03日

OLYMPUS E-3を買うとFL-50Rがもらえる!

 ただし英国での話。

 Olympus announces E-3 Wireless Flash Back Promotion」:dpnow.com

 ちなみに、アマゾンUKだとE-3の本体価格は£1,008.95 。本日の為替レートで考えると16万3,000円。こりゃお得だよなぁ…。

 期間は今年の8月31日まで。キャンペーンの申し込み〆切は10月11日となっております。期間中にイギリスに行く方は是非如何でしょう。
 もっとも、このキャンペーンは日本人が購入しても有効なのか、あるいは日本国内からイギリスの販売店に注文を出した場合は有効なのか、そういうのは知りませんけど。

 ただ、E-3の場合は保証書が国際保証書になるので、何処の国で買っても保証は効きます。

▼2008年06月02日

世界の中古カメラフェア

 週末行ってきました。渋谷東急で開催されている「世界の中古カメラフェア」

 ざっと見てきたのですが、売っている商品のバラエティが減ったような気がします。ライカ関連は相変わらずで、他はニコンとキャノンの交換レンズ等、面白いマイナーレンズとかはめっきり見なくなったなぁ。マクロキラーの超美品がちょっと安く出ていてドキドキしたけど、レンズに一カ所だけ傷があるんだよね。描写には影響しないと思うけど、既にマクロズーマー持っている私には必要のないモノだ。

 他は…正直あまり面白そうなモノはなかったかな。蛇腹やボックスカメラなどの珍しいカメラが、近頃一気に出品されなくなった気がする。あっても少数だ。

 しかしまあ…女子の方達が増えたねホントに。私がこの手のフェアに通い始めた頃、客はオッサンばかりだったのに、今では若い女子が結構いる。しかもお1人様で真剣にショーウインドウ眺めているんだよね。ひょっとして声かければパーナンも可能なのではないか!「ふふふ…このレンズも美品でとても綺麗だけど、きみの瞳のレンズの方がボクにとっては魅力的さ」とかいってとかいって(笑)

 水曜日までやってるみたいですから(最終日は17時終了)、興味のある方は出かけてみては如何かと。

▼2008年05月26日

110フィルム製造終了!

 富士フイルムが110フィルムの製造を終了させるそうです。

 110(ポケット)フィルム「フジカラーSUPER G100 12EX」「フジカラーSUPER G100 24EX」販売終了のご案内」:富士フイルム

 現在富士フイルムの他にこの規格のフィルムを製造しているメーカーはあるのかな?あったとしても、あまり先は長くなさそう。うちにも110フィルムを使うカメラが一台ありますが、もう使えないだろうなぁ。

 実用として困る人はあまりいないと思いますが、近頃のトイカメラブームで110フィルムのカメラが多少新たに流通してるみたいなので、そういう人は困るか。
 あとまあ、ペンタックスのオート110ユーザーの方とか。

▼2008年05月23日

恋するタイマー

 富士フイルムはこの私を本気で怒らせた!

 「恋するタイマー」搭載のスリムコンパクト「FinePix Z200fd」」:Yahoo!ニュース

 つまりなんだな、私みたいな孤独なキモヲタは絶対に買ってはいけないという製品な訳か。大体なんだよ、その「恋するタイマー」ってのは!

 こういった恋愛を過剰にあおる現代社会のひずみが、恋愛と欲望の境をあいまいにし、更に少女売春や成人男性の買春行為とエスカレートして、私たち現代人の精神をむしばんでいくのでしょうか!許せません。

 というか、だれかこの「恋するタイマー」を「ラブモード」にして、私と写真に写ってくれる方はいらっしゃらないのかこんちきしょう(笑)

▼2008年05月20日

LH-43

080520-02.jpg Zuiko Digital 25mm F2.8用レンズフードLH-43。本日ヨドで購入。

 本当は買おうかどうか悩んでいたアクセサリーだったんだけど、この25mmF2.8を使ってみると、意外と逆光というか、レンズの入射光に弱いと感じていて、かといって汎用品でカッコいいレンズフードがある訳でもないし、果たしてどうしたものか…と思っていたところで、偶然ヨドバシに在庫があったので買ってしまった。まあ、ポイントで買ったので見かけ上フトコロは痛んでいないしいいかな…と。
 フード購入後、更にレンズキャップを購入するため、近くの中古カメラ屋さんに駆け込み、汎用の34mmレンズキャップも購入してきた。こちらの価格は420円。

 早速家に帰ってレンズに装着してみると、思ったよりも格好悪くはないかな。あとまあ…フジツボ型なので、保護フィルターもいらないかも…と思って取り外してみる。お、更にカッコいいじゃん。わるくないわるくない。というか、あの単体商品写真を見るとかなり萎えるけど、期待が小さかった分、以外とカッコいいのに感心してしまった。肝心のフードの効果については、週末にでも確認してみます。

OLYMPUS E-1 + MC JUPITER 9 85mm F2

▼2008年05月19日

久しぶりに銀塩でも

080519-01.jpg と思って、ILFORDのXP2、120フィルムを買ってきた。どうせ銀塩やるならセミイコンタとかフジペットとか使いたいしね。

 このXP2とは、最近ハヤリ(といっても最近じゃないか)の、C41処理で現像できるモノクロフィルム。つまり通常のカラー現像液で現像できます。私の買ったのは120フィルムなので翌日仕上げの同時プリント…という訳には行かないと思うけど、通常の135フィルム(いわゆる普通の35mmフィルムね)なら、街のスピードショップで現像できます。というか、今でもスピードショップってあるのかな?
 ちなみに、このC41処理可能なモノクロフィルムは、他にもコダックから発売されてるけど、120フィルムの方はイルフォードしかないみたい。そのイルフォード、最近予告ナシの代理店切り替え騒動があったみたいで、都内のカメラ店では現在在庫が切れかかってます。おそらく新規の代理店からの供給が潤沢になれば解決するんだろうけど、しばらくイルフォードのフィルムは買いにくくなるかもね。ちなみに現像液や印画紙については代理店変更もなく通常通り市場に供給されているみたいです。

 で、早速先の休日に使ってみようかと思ったんだけど、何となく使いませんでした。なんだか久しぶりのフィルムにちょっと緊張しちゃって(笑)。でも、考えてみれば「写真を撮る」という行為は、日常からちょっとだけ離れた特別な事だったんだよな…と、子供の頃カメラを持って特別な写真を撮っていたあの頃を思い出した気がしました。それに比べると、大人になってから、あるいはデジタルになってから、写真はあまりにも日常になってしまったなぁ。それが悪いという気はないけど。

 しかし…久しぶりにフィルム売り場を眺めてみたら、種類が大分減って寂しくなったなぁ。昔はそれこそ、何に使うんだ?というくらいいろいろなフィルムがあったモノだけどね。

OLYMPUS E-410 + KONICA HEXANON AR 52mm F1.8

▼2008年05月16日

マイナス60度で動作するE-3

 まさに「GO FIND YOUR WONDERS」だな。

 ほえ~っ(感心)」:Diary/萩原和幸

 しかし、マイナス60かぁ…。バナナで釘が打てますの世界だね、ちょっと古い?(笑)

E-410にHEXANON

080516-01.jpg 今日の会社帰り、中古カメラ屋さんに寄ったら、ジャンクコーナーでKONICAのHEXANON AR 52mm F1.8が、1,000円で出ているのを発見。聞けばレンズ中央に大きなクモリあり…とのことだったのだが、見た限りは軽くクリーニングすれば取れそうだし、なんたって1,000円なのでレンズがダメでも試してみたい事があったしで、購入した。

 早速部屋に持ち帰り、まずはクリーニング。予想通り簡単にレンズはクリアになった。で、次はこのレンズをどうやって使うか…つことで、改造する事にする。

 簡単におさらいする。HEXANONレンズとは、かつてKONICAから発売されていたレンズのブランド。そしてそのARレンズとは、かつてコニカから発売されていた一眼レフ用の交換レンズとなる。
 当時、コニカは一眼レフシステムの開発に後れを取り、結局は国内の主立ったカメラメーカーで最後発の一眼レフカメラ参入となった。
 そこでコニカが考えた事は、最後発…つまり後出しのメリットを生かすため、レンズのフランジバック(フィルム面からレンズマウントまでの距離)を、可能な限り短く設計し、自社製のレンズ以外に、主立った国内メーカーの一眼レフ用交換レンズを、マウントアダプターを利用する事により使えるようにしてしまう事だった。当時はコニカ自身が、自社の一眼レフARシステム用品として、ニコン、キャノン用などのマウントアダプターを発売していて、ARシステムは、自社製のレンズ以外にも各社のレンズが使えるシステムとしてアピールしていた。その結果、コニカのARシステム一眼レフは大ヒット!…にはならなかったが、それなりには話題になったみたいである。

 なので、これを逆に考えると、コニカのARシステム用レンズは、国産メーカーの中でフランジバックが一番短く、結果マウントアダプターなどで適合するシステムが存在しない事から、他の一眼レフでは使用できないレンズとなってしまった。唯一の例外は、スイスのアルパがARシステムよりも短いフランジバックを持っていたが、アルパとARシステムレンズのアダプターがあったかどうかは不明。
 そんな使いにくいレンズだが、それでもARシステムレンズが現在中古市場でそれなりに値がついて流通している訳は、やはりその描写が素晴らしいと評判だからだと思う。

 そんなAR用ヘキサノンレンズだが、実は国産の一眼レフカメラで唯一、ARシステムよりもフランジバックが短いシステムが存在する…というか、今世紀に入ってそのシステムは生まれた。ご存じフォーサーズシステムである。

 このフォーサーズシステム、フランジバックは40mm。この数字はコニカARシステムの40.70mmよりも、0.7ミリ程短い。つまりARレンズがマウントアダプターで装着できる!といっても、たった0.7ミリではそんな厚さのマウントアダプターを作る訳にも行かず、本来流用は不可能なはずなのだが、何を考えたのか、あるいはマニア向けサービスのつもりなのか、フォーサーズのマウント爪は、何故かコニカARシステムと互換性があり、そのままカメラ側の爪と適合して入ってしまう。もちろん絞りレバーやそれの保護爪などは除去する必要があるが、幸いARレンズの絞りレバーと保護爪は、金ノコで切断せずとも、ネジで固定してあるので精密ドライバーで外せてしまう。なんというか素晴らしすぎ…。後はこの0.7mm分の隙間をどうするかだけなのだが、適当な厚みを持った金属板をマウントリングと同じ径に切り抜き、それをネジ留めしてしまえば完成。実際にそうやってマウントを改造してARレンズを楽しんでいるフォーサーズマニアの方もいるようだ。
 今日は平日だし、金属加工なんて面倒なので、私は手元にあった接着剤付きの硬質フェルトをマウント径に切り抜いて接着してみる事にした。結果は大成功。チェックするとちょっと行きすぎるが無限遠もしっかりきている。

 てな訳で、ダラダラと抑制なく書き続けたが、E-410にKONICQA HEXANON AR 52m F1.8を装着した写真がこちら。カッコいいでしょ。

 何枚か写してみたが、これは確かにいいレンズだ。解放で撮影しても眠くならずにきちんとピンがきているし、ボケ味も結構いい感じ。今日はもう眠いので、作例は後日掲載します。

 眠くてダラダラと書き続けたら、なんだか読みにくい文章になりましたが、とりあえずこういう事がありました。いつかはARレンズのマウント改造を試してみたいと思っていたんだけど、さすがに試すためにARレンズを10,000円以上出して買う訳にも行かないしね。なので今回そこそこの美品が1,000円で手に入ったのは本当にラッキーだった。

CONTAX i4R

▼2008年05月13日

ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6

 キタキタキタキターーーーーーーーーーーーーー!!!

 オリンパス、小型軽量な超広角ズームレンズを年内に発売」:オリンパスイメージング

 噂の「梅広角」がいよいよデビューか。年内って一体どのくらいの年内なんだろう。12月だとかだったら怒るよぷんぷん。

 しかし、この流れでいくと、近いうちに「竹広角」は「8-16mm」とかになりそうな気もするなぁ。勘ぐり過ぎか。

ポラロイドフィルム存続を願うサイト

 私個人は、ポラロイドフィルムを使用するカメラを持っていないので、署名活動に参加はしませんが、趣旨には賛同しますので、該当サイトへのバナーを設置させていただきます。

Polaroid_Forever

 確かに、ポラロイドフィルムが無くなってしまうのは、私も寂しいなと思います。

▼2008年05月08日

OLYMPUS E-1はいいわん!

080508-04.jpg 連休中のキャンプには、E-1とE-410を持っていったんだけど、両方手元にあると、ついE-1の方に手が伸びる。

 やっぱりあの小さいボディに密度高くいろいろなモノが詰まっている感覚とか、握った時のボディの剛性感、そしてその剛性感がもたらす各種操作ボタンやレバーの心地よさ、シャッター音のすばらしさなど…。電子的な部分は後発のE-420の方が優れているにせよ、機械としては断然E-1の方が遙かに優れている。

 やっぱり、これはこれでオンリーワンのカメラだ。今のE-3ともまた違った心地よさがあるようにも思える。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mm F2.8

▼2008年05月07日

リコー RIKENON 55mm F1.8

080507-04.jpg レモン社のジャンクセールで拾ったレンズ…というより「RICOHFLEX TLS401」がレンズ付きでジャンクで出ていた…という方が正しい、本体はスローシャッターが死んでいるとの事だったのだが、触ってみるとシャッターがチャージされず死んでいる。ただ、その本体についていたレンズはキズもクモリもなくとても良い状態、早速確保した、お値段は1,000円也。

 今だとRIKENON 55mm って、レンズを中古で手に入れようとすると、想ったよりもかさばる価格。10,000円は超えないと思うが、8,000円前後位で出ている事が多い。私もこの値段なら別に欲しいと思わないが、1,000円ならね…。ちなみに本体の方もちょっと手を加えれば直りそうだし、直ったら直ったで、このカメラもかなり個性的で面白いので、M42ボディとして使ってみたい。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

他が同じなら画素数は少ないほうが吉?

 割と昔から言われてきたことではあります。一体どのくらいのがバランスのいい画素数なんでしょうね。

 他が同じなら画素数は少ないほうが吉」:デジカメのキモ 怒濤の「ガバサク」理論

 ちなみに、私もE-410などで撮影するとき、設定で500万画素相当の画素数に落として使っています。画質の関する影響はわかりませんが(というかカメラ内でのリサイズがPhotoShopのリサイズ品質より上だとは思えないので画質は下がっているはずですが)、実際問題1,000万画素のデータをPCで処理するにはサイズが大きすぎ。保存のためのディスクスペースだってどんどん増えていくし、みんなどうしているのかと思います。というか、撮影したデータは、基本全て残している私の方がおかしいのかな?

 そろそろ、各社とも画素数アップに関しては頭打ちにして、色再現性とかダイナミックレンジとか、そっちの方向で勝負してもらえると嬉しいですね。

▼2008年04月28日

DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle斜めがけストラップを使ってみて

080428-02.jpg このエントリーでも紹介した「DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle斜めがけストラップ」。もう販売は終了してしまっていますが、色違いで定番化を願って実際の使い心地などをリポート。

 早速届いてから、E-410に装着していますが、やっぱりいいですね、すぐに長さを調節できるというのは。特に自転車に乗っている時などは、走行前にさっとストラップを短くできますので、とても重宝します。
 また、歩いている最中でも、移動時は邪魔にならないように短目にして、撮影時はカメラをフリーにするため、さっとストラップを長くできて便利。それと、カメラを斜めがけするというのは、肩からカメラがすっぽ抜けないので安心感があります。
 バックルの部分がもうちょっとカッチリした感触だったら良かったのですが、逆にカッチリするという事は、その分バックルでベルトを噛む力が減るという事でもあるので仕方ないのかもしれません。それと、革のリングとストラップ端末処理が絶妙で、バックルが開いてしまってもストラップがほどける事はありませんでした。

 お値段はカメラストラップにしてはちょっと高いけど、元々アルチザンアーティストのストラップは高いし、仕方ないかな。ただ、その代わり色違いでシリーズ化して、定番の商品にして欲しいですね。私としてはもう一本買ってE-1用にしたいところですが、そのときは白じゃない方がいいな。
 E-410に白というのは何となく似合うけど、E-1はもっと男らしい黒とか、そういう色のモデルで使いたいです。

 ということで、今のところ新しく手に入れるためには、ヤフオクぐらいしか手段はなさそうですが、かなり便利な上に、見た目もカッコいいストラップで満足でした。

RICOH GR Digital

▼2008年04月27日

愛しのヌコ様

080427-02.jpg もうすっかり顔なじみになった、近所のヌコ様。今日はいつもの場所にいないのかな?と思って空き地の花の写真を撮っていたら、知らぬ間に私の足下に来ていた。お…おう、久しぶり。びっくりしたぜ。

 このヌコ様は、いつも私の足下ですりすりして、私が手で抱き上げたりおなかをゴロゴロすると、寝そべってじゃれる体制になる。その状態で手を出そうとすると、手の爪でガリッと…。攻撃を受けるとちょっと痛いが、指で頭やお尻やいろいろなところをツンツンすると、おもしろがってムキになってくる様が可愛い。今日もしばらく遊んできました。

 では、またね。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2008年04月20日

瑞光ストラップ

080420-01.jpg はーい、皆さん。オリンパスのレンズについている名前「Zuiko」とは、「瑞光」と書くのですよ。今日はこの言葉を覚えておうちに帰ってくださいね。

 ということで、Zuiko Digital 25mm F2.8の発売記念キャンペーンでもらったこのストラップ。どうせなら「Zuiko Digital」を全て訳して「瑞光計数」とか書いてくれれば良かったのに(笑)

 しかし、この「瑞光」という文字だけでも、ちょっとアクが強くて実際には使えないよねぇ~。せめてボディがE-3で、ハイグレードレンズを使わないと。でも、外しワザとしてE-410でもそれなりに似合うか…もっとも「外しワザ」といえる程本ワザが普及してないだろうしな(笑)。街で実際このストラップ使っている人見た事ないし。

 ただ、記念品としては手にできてとても嬉しい。オリンパスさん、ありがとう。

 追記だけど、「瑞光」というのをググってみたら、関西には「瑞光四丁目」なんて駅があるんだね。オリンパス関連の施設はないと書いてあるが、オリンパスは何故この駅に「Zuiko Digital」の広告を出ん!

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

▼2008年04月19日

Zuko Digital 25mm F2.8にPen-Fのレンズキャップを

080419-01.jpg ワオ!なんて似合うお姿なの、シビレちゃうわ。

 という事で、一昨日入手したZuiko Digital 25mm F2.8ですが、付属のねじ込み式キャップが見た目はまあまあだけど、実用性はほぼ皆無なので(特にフィルターつけてないと、一度きつくねじ込んでしまったらもう取れなくなってしまうのでは?)、丁度似合うレンズキャップはないものかと思っていたら、Pen-Fのレンズキャップが43mm径でぴったしでした。ただ注意するのは、レンズフィルターを装着した状態でないと、かぶせ式のPen-Fキャップは装着できません。ZDの25mmは、無限遠状態だとレンズ外枠からの出っ張りが完全になくなってしまうので、かぶせ式のキャップは装着不可能。この写真の状態だと、丁度フィルタにキャップを装着しているようなイメージになりますね。

 でも、見た目的にはやっぱりカッコいいなぁ…。思わず往年Pen-Fのレンズフードとか買いあさりたくなってしまうよ。純正でもレンズフードは用意されるみたいだけど、このページを見る限りではちょっといまいちな気もするしなぁ…。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2008年04月18日

帽子に住むタコさん

080418-02.jpg 待望のZuiko Digital 25mm F2.8、手にしたのは夜だし、今日の関東地方は大雨なのでろくな写真が撮れないのだが、部屋で帽子に住むタコさんをアップで撮ってみた。

 思ったより寄れるなという印象。この写真では判らないが、単焦点らしくボケも綺麗で写真が何かすっきりする印象。

 明日は晴れるかな。外に持ち出すのが楽しみだ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 25mmm F2.8

Zuiko Digital 25mm F2.8

080418-01.jpg フォーサーズシステム待望のパンケーキ。
 そして、パンケーキとは、昔から何故か各メーカーが一度はとりつかれたかのようにレンズのラインナップに加えるのだが、すぐに製造中止になってしまうという疑惑のレンズでもある。
 考えてみれば、ペンタックスなんてM42の頃(魚眼ではあったが)から、時折何かに取り憑かれたかのようにシステムにラインナップするのだが、その度にマニアから絶賛「だけ」されて、実際はあまり数がでないという事を繰り返している。そして在庫処分後に製造中止になると、必ず中古価格が高騰するのもおさだまり。
 ちなみにこの手のパンケーキに手を染めていないのは、大手だとキヤノンくらいかな。キヤノンはペリックスの時代に1枚パンケーキレンズを発売しているが、商売にならないと判断したようだ。他のメーカーは、パンケーキレンズをラインナップに加えても、結局あまり売れずにすぐに製造中止になり、そして在庫処分後に市場から消えると中古価格が高騰するといった事を繰り返している。ひょっとしてこのパンケーキレンズというコンセプトは、中古カメラ業界の陰謀なのではないか?

 オリンパスもかつてはOM用に40mmF2というパンケーキレンズをラインナップしていたが、OMレンズの中での評価は今ひとつだったようだ。
 考えてみれば、この手のパンケーキタイプのレンズで、商品コンセプトではなく、写りの評価が高かったレンズというのは皆無だと思う。

 で、今回のZuiko DIgital 25mm F2.8は如何であろうか。事前に公式サイトであげられたサンプルや、ベータ版でのサンプルを見た限りでの評判は、ズイコーデジタルにしては柔らかい描写で、おおむね良いみたい…という事は、おおむね悪いという事でもある。大体の評価は「パンケーキにしては」という枕詞が付いた上で、描写は問題なし、という所みたいだ。
 もっとも、この手のネットユーザーによるレンズ評価というのは、最大画素数で撮影したデータを、ピクセル等倍まで拡大して「周辺にコマ収差が…」などと語っているレベルの話であり、一般的な写真を鑑賞する意味での画質は、最近のレンズにしては像も適度に柔らかく、ボケも綺麗で雰囲気のある描写だと私は思った。

 本日オリンパスのオンラインショップから届いたのだが、梱包自体はおまけのストラップや液晶モニタ確認ルーペなどが同梱されていたため大きかったが、実際のレンズ外箱は思いの外小さかった。というか、EC-14の箱よりも小さいのでは?
 そして箱を空けてみると、その小さ目の箱の中が3分割されていて、その中の中央一番狭いスペースにレンズは収まっていた。早速E-410に装着してみると、パンケーキタイプでレンズのつかみ所が薄くマウントに近いため、レンズをひねるための力が入れにくく、ちょっと装着に苦労した。
 同梱のキャップは、金属製のネジ式。何故こんな仕様にしたのか理解に苦しむところで、XDカードやら何やら、こういう細かい点の配慮が足りないおかげで、実のところオリンパスはかなりのユーザーを逃がしているのではないかと感じた。はっきりいってこのレンズキャップは実用上苦痛なレベルで使いにくい。早急に改善をお願いしたい。

 保護フィルターについては皆さん色々考えがあるみたいだが、私は装着する派で、画質を気にするあまりフィルターなしでびくびくしながらレンズキャップをマメに付け外しするより、保護フィルターをつけてガンガンに使う方を選ぶ。ということで保護フィルターを買おうとしたのだが、43mm径のフィルターというのがなかなか存在せず、結局レイノックスのビデオカメラ用フィルターを購入してきた。装着するとちょっと厚みが増してしまうが、これもまた仕方ない。キャップについてはクラシックカメラ用の43mm径キャップを200円で購入。とりあえずはこれで屋外に持ち出しても、快適に使う事ができると思う。

 ファインダーを見てみると、F2.8のレンズにしてはファインダーがとても明るく感じる。口径はF2.8でも、ズームレンズみたいに多くのガラスを使っていないので、実際にレンズを通る光は多目なのかもしれない。AFレンズだが、もちろんMFも可能。そしてこのピントリングが思ったよりも重く、なかなか好印象。グレードとしては「梅」クラスのスタンダードレンズだが、実際手にしてみると「竹」クラスの質感がある。
 早速撮影してみると、AFの動作も速くて快適だった。

 写真は、あえてE-1に装着してみた25/28。こういう縦グリップをつけたごついカメラにも、見た目的になかなか似合うと思う。実際撮れた写真についてはまた別なエントリーで。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8


▼2008年04月14日

40mmと80mmの視界

080414-02.jpg 近頃はマクロズーマー40mm、フォーサーズ換算で80mmの中望遠レンズを装着してスナップして歩いていたので、何となく気分を変えて、OMの21mmレンズで、換算42mmの世界をスナップしてみる。

 まず思ったのが、この42mmという視覚は、思ったより広いなという事。視点が80mmの目に慣れてしまったので、画面構成の感覚がイマイチずれる。特に郊外の広い場所だと、なんとも散漫な絵になってしまう事が多い気がする。

 もっとも、これも慣れだと思うのだが、やはりズームを使わず、固定された焦点距離で世界を認識するクセをつけるのは、写真のためだけではなく、もっといろいろな面で、世界を認識するための視覚の訓練になるのではないかと思ってしまった。
 ズームは写真を下手にする…なんて発言は、新しいモノを認めない頑固ジジイみたいでイヤな感じだが、それでも固定焦点で世界を見つめるというのは、思いの外楽しい事だと思う。

 で、この80mmと40mmの視界の差だが、80mmの写真が被写体を認識するための視界だとするならば、40mmというのは、その場を認識し始める事ができる視界なのかもしれない。それ故、40mm前後の視界は、28mmなどの広角レンズと違い、ちょっともどかしさも感じるし、そのもどかしさを感じさせない視界の切り取り方というのは、なかなか奥が深いテクニックと被写体に対する意識が必要なのではないかと、改めて思った。

 この標準焦点距離付近の何ともいえない画角のもどかしさに比べれば、一般的に難しいと言われる28mm付近の焦点距離など、どんな風にとってもある程度ドラマチックな描写になるので、あるレベルまなら簡単なものだ。また、望遠に関しては言わずもがな、誤解を恐れず言わせてもらうと、被写体さえ見つかれば誰だって背景をボカした綺麗な写真は撮れてしまう。

 あえて結論はナシで…。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-W 21mm F3.5

▼2008年04月12日

αのチルト式ライブビュー

 が、最近割とあちこちでもてはやされているみたいだが、この機能を見るにつれ、オリンパスは相変わらず宣伝下手というか、広告代理店一新した方がいいのでは、といつも思うのであった。

 OLYMPUS E-330

 しかしまあ…相変わらずソニーの宣伝のうまさは際だっているなと思う。デジタル一眼レフでチルト液晶は世界初!みたいな雰囲気を上手い具合に作ってるからね。Aモードライブビューだって、今あの機能を実装していれば、コントラストAFなんてめんどくさいことしなくても、エントリー機なら充分だったのに。

 もっとも、あの当時は「ライブビュー」なんて言葉を説明しても、誰も何も何の事だかすぐに理解できず、更にライブビューのAモードBモードなんてのはマニアだって理解不可能だった。まさに、近頃になってようやく時代が追いついてきたともいえる。

 そういえば、映像素子面のゴミ取りに関しても、オリンパス以外で実質役に立たない各他社が「ゴミが付きにくく対策は万全」みたいな空気を上手く作っているからね。

 まあ…そんなところがオリンパスっぽいといえばオリンパスっぽいんだけどさ。

▼2008年04月04日

GR DigitalのADJダイヤル修理

080404-01.jpg 愛用しているGR Digital。先にファームウェアを最新の2.4にバージョンアップしたら、ADJダイヤルに触れると必ずフリーズしてしまうというトラブルに遭遇。このフリーズがやっかいで、電池を外して強制リセットしないと回復しない。仕方ないのでADJダイヤルを使わずに使ってみようかと思ったのだが、実際使い始めると、ADJダイヤルに触れずに撮影するというのは、思いの外困難で、なまじボディがコンパクトなので、撮影中つい触れてしまう事も多く、そのたびに電池を外して強制リセットというのは、実用上困った状態。

 ファームウェアのアップに失敗したのかな?と思って、平日開いているリコー銀座のサービスセンターに直接カメラを持ち込んでみると、これはソフトウェアの問題ではなく、ADJダイヤルのトラブルだという。でも、ファームウェア更新と同時にこの症状がで初めたんだよね。ソフトウェアが原因じゃないんですか?と聞いてみたら、やはりハードのトラブルが原因で、同様の症状は何件かあるという。なので、その場で修理を依頼した。平日のクイックサービスということで、13:00頃預けると、当日16:00過ぎに受け取る事ができる。受け取ってみると、フリーズは無事収まっていた。満足満足。

 どうでもいいけど、リコー社員の皆さんのとても親切な対応が印象的だったな。実は銀座で入るビルを間違えて、リコーの別な事業部のビルに行ったりしたんだけど、会った人みんな親切で、紙の地図をわざわざ用意してくれたり、また、折角なのでお茶でも如何ですか?などといわれたり(さすがに申し訳ないので遠慮してきましたが)、ちょっとびっくりするくらいの対応さだった。

 また、サービスセンターでは、歴代のリコーカメラをピックアップしたポスターももらってきましたよ。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2008年03月31日

FUJIから蛇腹カメラ

 前回のPIEで、富士フイルムが「蛇腹カメラ」の新製品を参考出品したみたいだね。蛇腹カメラというよりも、これは懐かしのスプリングカメラそのものだ。

 売れるのか判らないし、私も特に買わないと思うが、是非販売して欲しいものだと思う。

▼2008年03月29日

花火

080329-03.jpg に、見えなくもない。

 花の名前は知らないけど、こういう撮り方も面白いかな。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2008年03月24日

パナソニック製マグニファイヤーVYC0973

080324-02.jpg ちょっと前の話だけど、E-410用に新しいマグニ炎を手に入れたので紹介。

 今回手に入れたのは、パナソニックDMC L-10に同梱されているマグニファイヤーアイカップ、VYC0973。倍率は1.2倍となり、スペック的にはオリンパス純正のマグニファイヤーME-1と変わらないのだが、変わるのはその価格と形。
 まず価格だが、オリンパスのME-1が実売4,000円強なのに対し、パナのVYC0973は、実売1,200円前後。更に両者には形状の違いがあり、オリンパス製の方が、対物レンズが張り出しているような形なのに対し、パナの方はレンズの回りがきちんと広い面積でゴムに覆われており、目に優しそう…というか、実際オリンパスの方は時折ファインダをのぞく際、まぶたの辺りにごつんとぶつける時があった。また、オリンパスの方は形状から当然回りからの入射光が多い。そんなのたいして変わりないだろうという気がするのだが、パナの方が明らかにファインダは見やすくなっている。それと、装着した際のスタイルもパナの方が純正っぽくて、オリンパスの方はいかにも後付的…。

 という事で、E-systemをお使いの人でマグニファイヤーを探している人は、パナの方をお勧めします。おそらくE-1以外のボディには装着可能です。
 ただ、パナの方はひとつ問題があって、このVYC0973、実は製品ではなくL-10の補修品扱い。なので、店頭では在庫していない上に、取り寄せになると結構時間がかかる。私の場合、注文してから2~3週間は待たされたと思うので、お急ぎの方は注意。

 もっとも、光学的性能という面では、よくわからないし気のせいかもしれないという前置きをさせてもらった上で、ちょっとオリンパスの方の像がクリアかもしれないな…なんて思ったりもする。何故かというと、パナのマグニファイヤーは、ピントの最後の芯がちょっとつかみづらい気がしないでもないから。しかし、こんな些細な点はAF使っている人には関係ない話だし、個体差かもしれないし、本当に気のせいである可能性の方が高い。ただ、今のところはそんな気がちょっとだけしている。

 いずれにせよ、パナのマグニファイヤーは値段が安いので、ちょっとでもE-Systemのファインダに不満を持っている人は、サクッと注文してみては如何?

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital ED 50mm F2.0 Macro


黄色いボールが落ちていた

080324-01.jpg 公園を散歩していたら、園内に黄色いボールが落ちていた。

 もう大分古いのか、それとも汚されたのか。いずれにせよこのボールは、この場所に来るまでにどのような経緯があったのか、そんな事をふと考えてしまった。

OLYMPUS E-410 + MC JUPITER 9 85mm F2

▼2008年03月23日

未来派の風景

080323-03.jpg こちらは、東京都足立区の江北橋付近を撮影したもの。

 一番上の軌道が「舎人ライナー」その次が首都高速、そしてその次が自動車道路で、実はその下にも自動車道路がある。4つの交通がこの場所で立体的に交差している。

 これらの風景は、かつて手塚治虫や松本零士が描いた未来派の風景そのもの…なのだが、実のところそのたもとで暮らしている人間の生活は、思いの外あまり進歩しなかった。
 私たちはいまでも大地の上に家を建てて、その中で家族単位の生活をして、外出する時は、たとえ地上100メートル以上の場所にいようとも、一度大地に降りてからでないと移動しない。

 未来予測で一番予想外だったのは、携帯電話だったという話がある…が、私が思うにもっと根本的に予想が外れた部分というのは、人間の意外なまでの大地への執着なのかなと思う。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

光の惨劇

080323-02.jpg 田中長徳氏の言葉だと思うけど、写真を称して「光の惨劇」というのは、なかなか文学的でよろしい表現だと思う。
 確かに、フィルムの時代の写真というのは、カメラという名前の暗箱に、一瞬の光を入れてそれを感光剤に焼き付ける。フィルム側からの表現としては、まさに一瞬の光で身を「焼き付け」られる訳で、その様子はまさに惨劇といえなくもない。

 デジタルの時代になって、この写真の原理…というか、仕組みというもっとプリミティブな感覚を忘れがちになっている。現在の感光体であるCCDは、光の一撃などモノともせず、すぐにその身をリセットさせて、新たな光を受け止める事ができる。シャッターはいくらでも押す事ができ、またその記憶媒体は、カメラ内に装備されているものだけでも1,000枚を超える容量を持つ記憶領域を持つものもあり、また家に帰ればその保管場所であるHDは、実質無限大である。

 だから写真の価値が失われた…などと言うつもりはない。が、シャッターが写し取ったその光に対する敬意は失いつつあるのかな…という気がする。特に仕事上必要とされるレタッチ処理などはもはや仕方ないと諦められても、通常の写真にレタッチと称する色彩加工、写真修正を施すのは、やはりその感光体が光を受けた時間に対する一種の冒涜ではないか…などと感じてしまうのだ。そんな事言いつつも、この私だって、ホワイトバランスくらいの調整はしますけどね。

 写真は既に試験運転に入っている「舎人ライナー」。こういうハイライトが強い写真は露出選択に迷うんだよな…などという悩みは既に記憶の彼方に行ってしまったくらい、デジタルという写真はとても簡単に見たままの画が撮れるようになったものだなと、つくづく思う。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

E-410にマクロズーマー

080323-01.jpg なかなかカッコいいじゃないスカ。ボディとのバランスが実によい。

 週末は暖かかったので、こいつを持って、家から歩いて散歩。自宅から北区の王子まで歩いちゃったよ。実に気持ちよかった。

 ちなみに、長時間歩くつもりで家を出た訳じゃないので、ローファーみたいな靴で出かけたら、超珍しく靴ズレなんぞできてしまった。ちょっと痛かったけど楽しかったね。

CONTAX SL300R T*

▼2008年03月22日

DCM×ARTISAN & ARTIST QuickBuckle斜めがけストラップ

 そういえば、以前どこかでこの記事を目にした事があったなー。とは思っていたんだけど、改めてよく見てみると、斜めがけにできて、ワンタッチでストラップの長さを調整できるとは実に便利。それに紹介ページでも掲載されているけど、カメラを持ちながら自転車に乗ってその辺を散歩する私にとっては、自転車に乗った時にさっとストラップを短くできるというのは、実に魅力的。商品もアルチザン&アーティストだし、見た目も結構カッコいい。

 つことで、サクッと注文してみました。いつ届くかな?届いたらまた使い心地など紹介します。

▼2008年03月18日

ズーマーの中

080318-01.jpg ズーマーをズーマーで撮る。

 この写真は、Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8の中を、Macro Zoomatarで撮影したもの。珍しくマンフロットの卓上三脚を用いて、絞りは最小のF22まで絞ってみました。
 適当に撮影したので、室内灯やら何やらが写り込んでいるけど、きちんと撮影すれば案外幻想的な写真になるかもしれません。

 しかし、こうやってみると結構綺麗なレンズだな…というか、写真でレンズを汚く撮るというのは難しいんだよね。ネット通販やオークションでレンズを手に入れる人は注意です。

 ちなみに昨日のマクロキラーネタに追加。マクロキラーには「D」と「E」というモデルがあって、Dが二段ヘリコイドを持つ等倍マクロレンズ。Eは一段ヘリコイドを持つ、1/2マクロレンズだという事らしいです。
 レンズの構成はテッサーと似ていますが、ざっと構成図を見比べると、前面1枚目のレンズの裏が平坦だという事と、二枚目レンズの凸が前後とも(特に前が)深い事、3群3枚目のレンズ前面が平坦になっているという点が違うみたい。この構成図を見比べると、もう「マクロテッサー」と名乗ってもいいのでは(笑)と思うくらい両者のレンズ構成は似ていますね。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2008年03月17日

TXの高架橋

080317-01.jpg マクロズーマーで撮影した、TXの高架橋。撮影といっても自転車に乗りながらノーファインダで適当に絞り込んでパリチパチリとやった1枚。

 個人的に、撮影者の意図がわかりやすい…というか、主題がハッキリした写真というのはあまり好きじゃなくて、何気ない日常や失敗した風景写真のような、構図もなにもバラバラな写真が好き。
 ただ、とはいっても当てずっぽうに撮りまくればそういう写真になるという訳でもなく、なかなかスナップ道は奥が深いモノである。

 「量のない質は存在しない」という、某大道氏の言葉を胸に、今日も適当にパチリパチリとやりまくってます(笑)

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

▼2008年03月16日

マクロズーマーで撮影してみる

080316-03.jpg 折角のマクロレンズなのでこういう作例を…。絞りは5.6だったと思います。もちろん最大マクロ状態では全然ありません。つか、最大にまで寄ると、レンズ鏡胴に花が接触するくらいまで寄れますが、屋外だと花が風で揺れるので、タイミングを合わせないとピンぼけ写真ばかりになってしまいます。

 空が背景になっているので、ちょっと暗目の写真になってしまっていますが、雰囲気は出ていると思います。特に背景のボケ方が面白いですね。ちなみにズームレンズのズーマーと違って、ピントのヤマは非常に掴みやすいレンズです。もうちょっと絞りリングに抵抗感があるといいかなとは思いますが、このプリセット絞りはデジタルで無駄玉を打てる状態だど、なかなか便利だと思います。

 40mmのレンズなので、フォーサーズだと換算80mm相当になりますが、背景のボケ具合やアスペクト比など…はたまた銀塩とデジタルという記録媒体の違いなのか、この焦点距離はスナップとしても結構使いやすいです。以前35/35を使った時も、割とスナップ向きな焦点距離だなと思ったのですが、このレンズもすんなりと街角スナップに使えました。というか、ズームレンズ全盛の今だと、標準焦点距離はキットレンズの前と後ろ…28mm付近と80mm付近の焦点距離が使いやすいのかもしれません。私の場合だと、最近標準焦点に近い、シグマの30mmや、OM-Zuiko の24mmレンズの稼働率がとても少なくなりました。OMの21mmは今でも割と持ち出しているんですけどね。

 他に機能の話として、このレンズの面白いところは、筒状になっている鏡胴内側の部分を取り外す事ができ、フィルターなどはその奥、レンズに近い位置に装着できるようになっています。ただ、サイズが中途半端で、適合する径と厚身のフィルターを探すのは困難だと思われます。レンズ全面にはネジがありませんのでフィルターは装着できません。また、ネジがないので通常のレンズキャップも装着できません。私が手に入れたレンズはレンズキャップがありませんでしたので、適当に昔の金属製キャノンの60mm(?)径のレンズキャップを使っています、以外とピッタリ適合しました。また昔のレンズはキャップ内側にゴムが貼ってあったりフェルトが貼ってあったりと、豪華仕様なので、レンズの鏡胴そのものに傷を付ける心配も少ないでしょう。

 肝心のレンズの状態は、一カ所小クモリアリ…という状態だったのですが、目視した限りはほとんど判らなかった上に、家に帰って光を当ててみても、レンズの橋の方にちょこっとクモリなのか汚れなのかが見えるだけで、実用上…特にフォーサーズで使う分には全く問題はありません。他は年代それなりの拭きキズなどが見られますが、全体としての状態は結構いいと思います。こういうちょっとした汚れを許容しない日本のカメラマニアがいるおかげで、私のようにあまり状態に神経質にならないユーザーが助かっているともいえるかな(笑)。ちなみにこのレンズに関してはバラすつもりはありません。

 デジタルの時代になって、かつてのこういった個性派レンズ達をアダプタ経由で手軽に味わう事ができるようになり、このようなレンズは年々数が少なくなる上に、相場もどんどん上昇しています。今ではロシアレンズを数万円出して買う事は普通になりましたからね。そう考えると、こういった中古レンズは、この先絶対に数は増えない訳だし、投資対象としても結構行けるのかもしれません。投資…って程の利ざやはないと思いますが(笑)、適当に楽しんだ後売却しても、買値とあまり変わらない値段で売却できそうですね。いいのか悪いのかは判りませんけど。

OLYMPUS E-410 + Macro Zoomatar D 40mm F2.8

MACRO ZOOMATAR D 40mm F2.8 / Zoomar Muenchen

080316-02.jpg 久しぶりにレンズを手にしてしまいました。メイド・イン・ウエストジャーマニーのマクロズーマー40mm F2.8。もっとも、キルフィットのマクロキラーといった方がわかりやすいかもしれません。

 ズーマーという会社は、名前の通り世界で初めてスチルカメラ用ズームレンズを作ったアメリカの会社。そして今回のこのレンズは、ドイツのミュンヘンにあった、キルフィットというマクロレンズを得意としていたメーカーで設計されたものです。後年、このキルフィット社はアメリカのズーマー社に売却され、そのせいでこのレンズはキルフィット名とズーマー名があります。ただ、ズーマーの名前であるこの40mmマクロは非常に数が少ないようで、ネットを探していても情報はほとんど見つかりませんでした。

 この40mmマクロレンズは、大きく2つのバージョンがあります。ひとつは一番数が多いであろう、解放値がF3.5のモデル。もう一つは今回の解放値がF2.8のモデル。また製造初期のF3.5モデルは、最短撮影距離がなんと2インチというとんでもない化け物マクロだったそうです。このマクロの性能は、ネットを色々調べてみるとまたバージョン違いが多くあるようで、一般的に流通しているものの多くは鏡胴の最短距離指標が0.1m、10cmと表記してあるものが多いですね。ちなみに私の手元にあるレンズは距離指標が0.05mまであります。5cmです。ただ、ヘリコイドはそれ以上回りますので、結局全てのレンズでマクロ性能は変わりないのかもしれません。ただ、F3.5の方がF2.8よりも寄れるようです。
 また、レンズ全面に3色の丸い印が付いているものが、アポレンズ仕様だという話もありますが、印がなくても後期に製造されたモデルはアポレンズ仕様のようです。ようです…ばかりで申し訳ないですが、このレンズに関して体系的な情報が日本語でほとんど無い上に、海外のサイトでも調べる度に書いてある事が違うみたいなので、本当に…のようです。としかいいようがありません。このレンズに興味を持った方は、是非ご自分で調べてみてください。

 写真家の海野先生によると、近頃は非常に安く手にはいるようになった…という話ですが、高くもないですが言う程安いレンズでもありません。また最近は相場も上昇中。元々製造数もそう多いものでもないので、興味のある方は早めに確保しておいた方がいいかもしれませんね。
 ちなみに、日本ではアルパマウントばかりが流通していて、おそらく他のマウントは私のようなデジタル一眼レフに装着して使う人の手に渡ってしまっているのだと思います。もっとも、キルフィットのレンズはユニバーサルマウントなので、マウント部分さえ手に入ればネジで容易に交換できるのですが、おそらくそんなパーツはレンズ以上に見つけ出すのが困難でしょう。

 注意点として、もっとも流通しているであろうM42マウント仕様の場合、後玉が割と飛び出している構造なので、EOS系のボディを使用しないとミラーにあたるとの事。もちろんフォーサーズでは全く問題ありません…と思います。少なくとも手持ちのE-1とE-410では問題ありませんでした。
 また、これはこの個体のみの話かもしれませんが、微妙に無限遠が出ない気味…というか、出ているのですが、ヘリコイドガッツンの位置で無限遠か30mか…という感じです。実用上全く問題ないというか、むしろ行き過ぎなくて助かるのですが、これだけ微妙だと使用するマウントアダプタの精度には注意した方がいいかもしれませんね。

 描写は素晴らしい…というか、本気で予想以上のものでした。さすがに解放は甘いけど、絞ると劇的にくっきり濃厚になります。この描写をシャープとは表現したくないな。特徴的なボケ味と相まって、とても個性的で存在感のある写真を撮る事ができます。撮影した写真については別エントリーで。

OLYMPUS E-1 + SIGMA 30mm F1.4 EX DC/HSM

▼2008年03月13日

カメラは知的な遊びなのだ。/田中長徳

 昔からカメラ…というか、写真を撮るのが好きで、でもここの所カメラ自体にハマってクラシックカメラを買い漁り、デジカメ時代になってもレンズを買い漁っている私が言うのも何なんだけど、カメラを買ってもそのカメラを使う術をよく知らない人が多いというのは、いかにも現代っぽいなぁ…と思う。
 あ、でも、かつて高価な銀塩一眼レフを無理して買ったお父さん達も、そのカメラで写真を撮りまくっていたという訳でもなさそうだから、一緒か。

 本書には、「レンズは視覚の延長である」みたいな記述があり、だから私たち男はカメラのレンズを欲しがる…といった事も書いてあるが、確かにそうかもしれないなぁ…。新品のレンズをカメラに装着して初めてファインダをのぞいた瞬間というのは、視覚の延長という難しい表現というか、目の前の世界が一瞬涼やかで新鮮な世界に思えたりするモノだ。視覚においてそんな感覚を味わえるのなら、レンズ一本分の値段なんてたいしたことはない…のかもしれない。

 カメラが知的な遊びかどうかはさておき、どうせ遊びなのだから、写真撮影も知的に見えるスタイルと撮影法を心がけるというのは、遊びとして面白いのではないか。たかが遊びなのに、街中で偉そうに三脚立てて構図なんて考えてるんじゃないよ…というのには私も同意する。

▼2008年03月12日

コダクロームの思い出

080312-01.jpg もう現像できないコダクローム25の束。さてどうしようか…。

 コダックの感度25のフィルムというのは特別な思い入れがある。というか、むしろフィルムに思い入れというより、そのISO-25という低感度のおかげで撮影時色々苦労や工夫を強いられた…という事の方だろうか。
 そんな事をしながら現像に出してあがってきた写真の粒子のなめらかさ、階調の豊かさにはいつも驚いていた。最後にこのフィルムを使ったのは、もうひょっとしたら前世紀…なのかもしれないなぁ。最後に使った頃では、もうフジとかのISO-100のフィルムでも充分細かい粒子で階調も豊かで、正直ちょっと使いにくいし、ISO-25という感度にこだわる時代でもないのかな…なんて思ったりもした。それに、その前世紀末くらいでは、既にISO-100は低感度フィルム扱いされ始めていた時代だったしね。

 ちょっと前に冷蔵庫から出して、もう冷蔵保管している理由もなくなったので何となくオブジェ風に飾っている。アメリカではまだ現像ができたりするのだろうか。いずれにせよ、もう永遠に光を受ける事のないフィルム達…、見る度にちょっとだけセンチな気分になるね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

▼2008年03月09日

OLYMPUS E-420のカタログもらってきた

080309-02.jpg 宮崎あおいタソ…ハァハァ(;´Д`)。

 ということで、アキバヨドでE-420のカタログが出ていたのでもらってきたよ。
 まだA3二つ折りのシンプルなモノだけど、マーケティング的にカメラ日和的女子カメラ的カフェフォト系を目指しているカメラだというのがよくわかりました(笑)。なんだか私がE-410持ち歩いているのはひょっとして恥ずかしい事なのか?

 それはそうと、何やらキムタク風の宮崎あおいタソがすてき。こんなシャツ私もほしいな。

CONTAX TVS Digital

▼2008年03月07日

PENTAX 645 Digitalの開発を中断

 やっぱり今のペンタックスにこの商品を送り出す余力はなかったか…。

 ペンタックス、中判デジタル一眼レフ「645 Digital」の開発を中断」:デジカメWatch

 個人的には、デジタル一眼のKシリーズなんかより、コンパクトデジカメで存在感のあるモデルをリリースしない限り、ペンタックスの未来はないかなと思う…というかコンパクトデジカメも縮小だっけ?
 親会社であるHOYAは容赦ないからね。2年だか3年だかの間に黒字化しない部門はバッサバッサと切り捨てる会社だという噂もあるし。

 いずれにせよ、京セラ…というか私にとってはCONTAXの次はPENTAXかよと思うと、ちょっと寂しいモノがある。ひょっとしてブランドの末尾に「TAX」と入るのがマズいのか?(笑)

▼2008年03月06日

ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 お買い得セットを注文

080306-01.jpg むしゃくしゃしてやった。後悔はしていない…。

 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 お買い得セット【代引き・カードお支払いご注文用】」:オリンパスオンラインショップ

 昨日発売が発表されて、早速オリンパスのオンラインショップに行って、予約注文しようかどうか迷って、家に帰ってから何となくまた見てみたら「売り切れ」になっていたので、ちょっと安心(笑)していたのですが、今日見てみたらなんと再び、限定10セットで注文できるようになっていました。
 しかもオマケはどうでもいいけど、ズイコークラブポイントがキャンペーンで20%まで使用できるようになっていて、実質昨日より5%引き!。正月に当てた2万ポイントをどう使おうか考えあぐねていた所だったので、べりべりらっきー(笑)。ポイント突っ込んで結構お安い値段で注文できました。

 更にプレミア会員だと5%OFFなので、入会しちゃおうかと思ったのですが、そんな事していたら在庫切れになりそうなので、とりあえず今回はヤメ。
 ちなみにこのエントリーを書いている現在は、もう在庫切れになっちゃいましたね。

 つことで、果報は寝て待てって事だったのかな?例のド派手な「瑞光ストラップ」と「液晶モニタルーペUNX-8506」ってのも、タダでもらえるなら嬉しいし、よかったよかった。

 あとはカード払いの心配をするだけだよ(笑)

▼2008年03月05日

オリンパス、標準パンケーキレンズ「25mm F2.8」

 きたきたきたきたーーーーーーーーー!!

 オリンパス、標準パンケーキレンズ「25mm F2.8」 」:デジカメWacth

 予約しに行くか!

 ちなみにこっちはまあ…いいかな。

 オリンパス、コントラストAFや顔検出に対応した「E-420」 」:デジカメWacth

 手ぶれ補正が乗っていたら、こちらも予約に走ったかもしれん(笑)

 ちなみに限定だった本革ケースも再販されますね。微妙に値上がりしてますけど、別々に売るというのはいいかもしれない。

 オリンパス、「E-420」と「E-410」専用のレザージャケット 」:デジカメWacth

 E-4xxユーザーほくほくの春ですね。

GRバッグ登場!

 つか、「GR DIGITAL」は、そのサイドにある取り外し可能なマルチケースに入れるのか?…(笑)

 GRバッグが発表になりました!」:GR Blog

 素材はいいように見えるし、バッグの見た目も悪くはないと思うが、このバッグで「GR」と言われてもな…という気もする。あとはこの39,800円という値段をどう考えるか…だろうね。

 個人的にはバッグではなく、ちょっと見た目がいい「GRポーチ」とか「GRウォレット」みたいなモノがあるといいなと思う。GR本体…は別にいいけど、予備バッテリと充電器、接続コードやメディア、その他持ってないけどワイコン、ファインダなどがピッタリ収まるヤツ。
 旅行に行くときなど、充電池や予備バッテリって何に入れていいのか意外と迷うので、そんなときにこれらの備品をお洒落にひとまとめできるモノがあると便利で嬉しいなと。

▼2008年02月29日

ポラロイドフィルム製造中止

 あまり新しいニュースではないけど、日本ポラロイドが今夏でインスタントフィルムの製造を中止するそうだ。正直こっちの寿命はまだあるものなのかと思っていたので、ちょっと意外だった。

 私にとってのポラロイドの思い出は仕事の中にしかない。マミヤの67にポラパックを付けてライティングに悪戦苦闘。色々やってるうちにフィルムが足りなくなって、あわてて近所のヨドに買いに行ったりとか…そんな感じ。ポラで上手くいったように見えても、実際にフィルムを現像してみるとダメだったりとか結構あったな。
 プライベートでは、友人が持っていて色々とスナップを撮ってくれたけど、あれらの写真は何処に行ったのであろうか。数年前に偶然何枚かどこからともなく出てきて眺めてみたのだが、以外と色の劣化などはなかったような気がする。そのスナップは再び私の部屋の海に飲み込まれ、どこかに行ってしまった、また10年後ぐらいにふと発見されるかも…。

 デジタルと銀塩…いや、データとプリントといった方がいいか…。これらの違いの最たる部分は、データは意図せず発見される事が極めて少ないのに対し、プリントは捨てたつもりが出てきたなど、自らの過去が思い出のように、きっちりと管理できない部分にあるのではないかと思う。デジタルの場合は、「消去する」という意志を持てば、その記憶はほぼ確実に消去できるのに対し、プリントされた写真は完全に証拠を消し去るには結構な労力がかかる。

 そういう意味で、日常を気軽にプリントとして残せるメディアが消えてしまうのは、やはりちょっと寂しいかなと思う。デジタルデータのプリントでは、失敗(と撮影者が認識したもの)写真がプリントになって残るチャンスはほぼあり得ないので。

▼2008年02月26日

GRデジタルワークショップ2/田中長徳

 やっぱりGR Digitalのユーザーとしては買わなければならないよね。

 文体は相変わらず文学的というか芸術的というかプチブル的というか思いこみが激しいというか…なんだけど、面白いよね、やっぱり。実際本人の講演を聞いていても、実に楽しい。カメラ好きな人が何を言ってもらうと喜んで笑ってくれるか、そんなツボをよく知っている人だと思う。

 ということで、ワークショップというタイトルだけど、具体的な「ワーク」についてはあまり見るべきものはない。ただ、氏の言葉や作例、思想などは、いろいろな形になって、自分が撮る写真に染みてくるような気がする。そういう意味では1巻共々なかなかの名著かもしれない。

 ちなみに氏と同様私もRAWは嫌い。というか、昨今のデジタルカメラ雑誌に掲載されている「レタッチテクニック」などを見ていると、ある種の嫌悪感すら覚える。もちろん「嫌悪感」という表現には、全てを否定できないもどかしさも含んでの感情なのだが…。

▼2008年02月14日

μ1030SW

 ちょっと前に、この前の機種を友達に勧めたばかりだったのだが、ちょっと悪い事したか(笑)

 OLYMPUS μ1030SW

 やっぱり、屈折光学系で28mm相当の広角対応がうれしい。テレ側は102mmらしいけど、正直どうだっていいや。ほしいな、これ…。

 でも、近頃はこのカメラが必要とされるシチュエーションがないというのも事実。無茶いうようだが、10年以上前にこのカメラがあれば、海や山の色々な所で色々な写真が撮れたのになぁ…。そう考えると今アウトドア趣味を持っている人は恵まれているよ。

 操作系についてはよくわからないけど、耐衝撃性とか防水性能とかは、お年寄りなど普段カメラを持ち歩くのになれていない方達にもとても有用な機能の一部だと思う。

▼2008年02月13日

NIKON 御殿場アウトレットモールに出店

 御殿場のプレミアムアウトレットにニコンが出店らしいです。3月25日からなので、私が行くオフには間に合わないな…。

 もっとも、量販店など色々な場所でディスカウントされているニコン製品を、わざわざアウトレットモールで買う理由があるのか…と思うけど、実際の売り上げを期待しての出店ではないんだろうな。どうせなら、ニコン羊羹くらいは売り出してほしいね。

▼2008年01月29日

E-3とE-510のファームアップ

 ファームアップキターーーーー!
 つか、これはE-510買いたくなるくらいのファームアップだなぁ。今まではフォーサーズ規格のレンズでしか使えなかった手ぶれ補正が、メニューから焦点距離を入力する事により、全てのレンズで使用可能となるらしい。つまり、マウントアダプタ遊びをしている人にとっては、強力なファームアップ。

 買うか!E-510 or E-3。…いやいや、将来E-410に手ぶれ補正が載る事を信じて待つ事にしましょう。

▼2008年01月27日

オリンパス純正新型レンズキャップ

080127-01.jpg こちらのブログで、純正のレンズキャップがリニューアルされたのを知り、早速アキバヨドで、14-54用と、50-200用に2枚買ってきた。
 まあ…使っている人はわかっていると思うけど、純正のレンズキャップはフードをつけた状態では、キャップの取り外しができないのである。というか、実際使えば2秒でわかるこの問題を、一体何故今まで放置していたのか。しかも、昔から生産されているレンズならともかく、フォーサーズのレンズは全てここ数年以内に発売されたものばかりなのに。この方式のキャップには、何か特許でもあったのかな?

 ヨドアキバで1枚680円。何故かこれより大きい72mm径の同じようにフードを装着したまま取り外しできるオリンパス純正レンズキャップキャップは580円。なんだか腑に落ちない価格設定なのであった。

 それはともかく、見た目は確かにいいよね。以前はタムロンのキャップを使っていたので何となくイマイチだったんだけど。

OLYMPUS E-410 + Zuiko digital 35mm F3.5 Macro

▼2008年01月25日

小さくてシンプルなカメラ

 「カメラ日和」とか「女子カメラ」とか「MaMa'sカメラ」とか「CafePhoto」とか「Loveカメラ」とか…。

 要はそっち系のカメラ雑誌で「キッチュでカワイイ!味わいのある写真が魅力」とかいってもてはやされそうなカメラです。

 「時代に逆行するシンプルカメラのコンセプト 『Eazzzy~!』」:ギズモード・ジャパン

 ああ、上に上げた雑誌だけど、「カメラ日和」はとてもいい雑誌だと思うよ。私もボチボチ買ってる。

▼2008年01月15日

デジタルとフィルムの違い

 技術論とか深い考え方とか、そういうのは全く抜きにして、今の私が「デジタルとフィルムで撮った写真の違いは何?」と聞かれたら、それは「時間を切り取る重さの違い」と答えるかもしれない。

 どちらがいいとか悪いとか、そういう問題ではなく、デジタルで切り取った時間はどこか軽やかで、フィルムで切り取った時間は、たとえそれが写ルンですだとしても、デジタルよりもっと重い時間のような気がする。そして、それは日々街をスナップしているときに、そんな印象を強く感じる。
 こう言う事を言うと、「フィルムは枚数が限られているのでシャッター押すのが慎重になるからね」などと訳知り顔で言われるかもしれないが、そんな理由とも違う気がする。

 何で?と真剣に聞かれても困るんですけどね…。

▼2008年01月14日

斜面温暖帯

080114-01.jpg 山の中腹などで麓より暖かい場所の事を、斜面温暖帯といいます。で、その斜面温暖帯にあったススキです。

 久しぶりにズーマーを持ち出して撮影してみたんだけど、私はやっぱりこのレンズが好きだ。周辺は流れるし、モノクロ用のためレンズコーティングが黄色いせいか、カメラのホワイトバランス乱れっぱなしだし、フォーサーズなので中央しか使ってないのに歪曲樽曲出まくりなんだけど、でも撮れる像は私的にはとてもしなやかで好き。
 解放にするとソフトレンズみたいになるけど、5.6位に絞るとシャープになってくる、ただ、そのシャープさもニッコールやツァイス風のカリカリではなく、どことなく湿度を帯びた感じ。

 PCの壁紙に自分で撮影したお気に入りの写真を表示させる事が多いんだけど、今のところほとんどがこのズーマーで撮った写真だな。

 今日の筑波山は、空気がとっても澄んでいて遠くまでとても良く見渡す事ができた。その代わり寒かったけど。

OLUMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

▼2008年01月12日

カメラは時の氏神/柳沢保正

 「変なタイトルの本だな」と思ったが、読み終えると納得。とても面白くてちょっと寂しかった。

 本書は新橋にあった「ウツキカメラ」の店主への聞き取りを中心とした、写真とカメラの昭和史。戦中の写真に関するエピソードや、戦後すぐのカメラ屋の繁盛記などは読んでいてとても興味深い。また、数は減ったといえ、銀座に中古カメラやさんが多く残っている理由も記されている。もっとも、後しばらくすると残された店もなくなってしまいそうだが。

 ウツキカメラは、昔会社から歩いていける距離にあった事もあり、私も良く通っていた。カメラも何台か買った覚えがある。そのうち新橋駅前の店を閉めて、銀座の方に引っ越したみたいだが、そちらの方は1~2回しか行った事がない。そのうちまた行こうと思っているうちに、そちらの店もなくなってしまっていた。

▼2008年01月11日

NIKON D40x が在庫終了

 え?マジ??

 D40ならともかく、D40xって、最近発売されたばかりじゃん…っつても、もう一年経つのか。

 それにしても、ニコンの意図がわからないな。

Zuiko club おみくじで2万円当たった!

 会員に送られるメルマガでおみくじがあったので引いてみたら、なんと大吉!2万ポイント当たりました!やった~~!!

 早速何か買おうか!と思ったんだけど、考えてみればオリンパスオンラインショップでは、買い物に占めるポイントは15%までを上限としているので、二万円どんと使える訳じゃないんだよね。まあ…E-3でも注文すれば別だけど。

 つことで、量販店で買うのと変わらない、消耗品とかオプションとかに使う事にします。実質15%引きって事ね。それでも嬉しい!

▼2008年01月08日

安原製作所回顧録/安原 伸

 一式でお馴染みの安原製作所社長である安原 伸、自らが書いたカメラメーカーとしての安原製作所回顧録。読んでみると?と思うところもままあるが、それでも会社を作って製品を作ってそれを畳むまでの一連のドラマはとても面白かった。

▼2008年01月06日

デジカメ・オブザイヤー for ウェブマスター 2007」は『OLYMPUS E-3』

 で、E-3がグランプリの栄光を手にしたのが気にくわないのか、キャノンとニコンの信者が大量に沸いているのが滑稽です。

 もっとも、オリンパスの一眼レフは銀塩の時代から「アマチュア向き」「信頼性に欠ける」などといった不当な評価を受けてきましたから、こういう反応もさもありなんという気がします。

 というか、今の時代にひとつのマウント、ひとつのメーカに対してそこまで信者になれるというのが不思議ですけどね。私は今オリンパス製デジタル一眼ユーザーですけど、他のマウントのデジタル一眼レフカメラを買う事に全然躊躇はないんだけど。というか、いまだにEOS 5とか欲しいしね。

Nikon D3

 お正月に店頭で見てきたけど、すごいね、あれ。

 ずっしりとしたカタマリ感、シャッターを切ったときのあの「バシュッ」とう感覚、そしてそのスイッチの数々…。フルサイズという事でファインダーも大きいのだろうが、正直そっちはあまり気にならなかったな。というか、世の中で銀塩の時代から繰り広げられているファインダーの大きさ議論って、単なるスペックヲタどうしのなれ合いにしか思えない。さすがにE-410はもうちょっと大きくならないかなと思うけど。

 ということでD3、持ってみて「ああほしい…」と思ったよ。でも買っても多分使わないんだろうなとも思った。

 というのも、やっぱり重くて大きすぎるよね。きちんと三脚にカメラを据えて風景写真や鉄道写真を撮る人にとっては素晴らしいカメラだと思うけど、私のようにスナップ中心だと、多分あの大きさはもてあます気がする。同じ理由でオリンパスのE3も「ひょっとしたら買っても使わないかな…」なんて思ったりもするなぁ。

 でも、私があと10年若ければ絶対に欲しくて仕方なくなったと思う。重さ以外の難点は、D3の問題というよりニコンFマウントの問題なんだけど、フランジバックの関係でFマウントのレンズしか使えないという事かな。もっともこんな問題は、まさに重度のカメラヲタしか気にしない問題だけど。

▼2007年12月26日

デジカメ・オブ・ザ・イヤーに投票してみる

 デジカメジンというサイトで「デジカメ・オブザイヤー for ウェブマスター 2007」というイベントが行われており、折角なので私も投票してみました。

 私のコメントも掲載されているのでお暇がある方はどうぞ。またWebサイトを持っている方ならどなたでも投票できますので、興味のある方は投票してみては如何でしょうか。

▼2007年12月05日

笑顔認識機能を持ったデジカメ「サイバーショットDSC-T200」

 ソニーのデジカメ「サイバーショットDSC-T200」には「スマイルシャッター」なる機能がついており、当初は私も「こんな機能なんてくだらねぇ…」と思っていたんだけど、このスタパブログにある実例を読んでみたら、これはなかなか素敵な機能ではないかと思い直した。

 大人になるとだんだん笑わなくなってくるし、また、男性だとなおさら笑顔は年齢と反比例して少なくなってくる。そんなときにこのカメラを向け「笑うとシャッターが切れるんですよ」と言ってみると、昨今は笑顔が遠くなった皆さんでも、ちょっと無理して笑ってみるんじゃないかな。おそらくそれをきっかけに場も和むと思うし、笑顔を思い出すかも。テクノロジーで人々を笑顔に…なかなか素敵な技術の使い方じゃないですか。

 もっとも、この機能についてはこんな危険性もはらんでいるので、女性の方は注意…しなくていいか(笑)

▼2007年12月03日

Loreo LENS IN A CAP

071203-01.jpg 「Loreo LENS IN A CAP」というパンケーキレンズを買ってしまいました…って、レンズという程の値段じゃないけどね。価格はヨドアキバで2,730円。

 焦点距離は約35mm相当。フォーサーズの場合直接装着できるマウントは用意されず、OMアダプタや、その他のアダプタを介して装着する事になる。絞りは解放F5.6から、最小絞りがF64。LENS IN A CAPの名の通り、絞り部分が完全に閉まる箇所があり、その状態だとまさにキャップとして機能する。

 写りは…まあ、このエントリーの写真を見てもらえば想像はつくと思うけど、こんな感じ。ただ、順光で条件がよいと、もっともっとシャープでコントラストの良好な写真が撮れる場合もある…が、基本的には低いコントラストと眠いピントと盛大な収差を生かした「ゆるい」写真を撮るレンズ。価格も価格だし性能は二の次だろう。

 惜しむらくは35mmという焦点距離か。フォーサーズだと二倍の70mm相当のレンズになってしまうため、イマイチゆるさを追求したスナップ写真には使いにくい。かといって中望遠的に使うとなると、やはりコントラストが高くて収差がないレンズじゃないと主題が浮かび上がらないしね。なので、自然と撮る写真は遠景みたいなものばかりになってしまう。

 それでも、この値段だし、フォーサーズでマウントアダプタ持っている人には遊びで買ってみてもいいんじゃないかなとは思う。ちなみに他の国産マウントは全て直接装着できるマウントが用意されているので、別途マウントアダプタを用意する必要がない。まさに「ボディキャップ」を買う感覚で手を出す事が出来る、面白いレンズだと思う。

OLYMPUS E-410 + Loreo LENS IN A CAP

▼2007年12月02日

Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8 T*

071202-04.jpg いのうえさんから借りた、ヤシコン用ツァイスレンズ。いわゆるパンケーキ型で非常に薄く作られている。

 テッサーといえば、1902年にルドルフ博士が発表したトリプレットレンズ永遠の名作…というか、写真用レンズがここまで安価に大量に出回っているのは、このテッサーの発明の為と言っても過言ではないかもしれない、光学史上極めて重要なレンズ。
 残念ながら、構造上F値をあまり上げられないので、一眼レフ用単体のレンズとしては数が少なくなったが(ニコンのパンケーキ40mmも確かテッサータイプだった)、ガラスの数が少ない(3群4枚)ため、像のヌケがよいとされ、今でもファンが多い…のかな?

 早速E-410に装着して使ってみました。絞りは確かF5.6だったか8だったか…。この空の色はまさにツァイス的ですね。こういう青ってなかなか他のレンズでは出ないし、逆に手元にある戦前のセミイコンタ(レンズはテッサーの75mm F3.5)でもこんな空の色が出るんだよね。デジカメだからこういうレンズの個性って均一化されると思っていたんだけど、やっぱりテッサーはテッサー…というか、ツァイスはツァイス…というか、そう思いこんでいるだけなのかもしれないけど、まあ、それはそれでいい。

 今は借りている最中なのでとりあえず使わせてもらうけど、このレンズ返却したら、絶対に私も中古で買ってしまうと思う。想像以上に素晴らしいレンズでした。

OLYMPUS E-410 + Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8

CONTAX SL300R T*

071202-02.jpg 中古で状態がイイモノを見つけたので買ってしまいました。私の知り合いで二人程このカメラを持っている方がいるのですが、いつも見せてもらう度に「いいなぁ~」と思っていたのでした。なんでかって、まず圧倒的に薄い事、薄型の割にレンズユニットを回転させる構造なので使いやすい事、起動が速い事、それになんたってカッコいいじゃないですか…はっきり言ってそこに尽きるんですけどね(笑)

 付属品はほぼ完備。なかった付属品は「外箱」「ソフトウェアCD-ROM」「純正ストラップ」のみ。他は全て付いています。ストラップ式のCONTAXロゴ入りレンズクリーナーも、おそらく未使用な状態で付属していました。
 他購入時の問題点は、この個体のみ、何故かバッテリの消費量がやや激しいみたいとの事。何でかな?と思って設定画面を見たら、液晶のコントラストが最強な上、バックライトも最強の設定に…。コレなら仕方ない、というか、コレなら大丈夫そうと思って、念のためダメだった際の買い取り価格を確認した上で購入してきました。
 ついでに付属の純正バッテリは死んでいたので、すぐ近くのショップで中国製互換バッテリを購入。何故か純正の容量780mAhに比べて600mAhしかなかったのですが、1,000円ちょっとだし間に合わせにはいいかな…と思って。
 で、そのバッテリを使用してほぼ1日撮り歩いたのですが、合計120枚程度撮って、バッテリメーターが1つ減ったり増えたり…という塩梅。これとは別に大容量バッテリも注文したので、とりあえずこの2本を使えば当分大丈夫そう。それに大容量バッテリの方は、噂によると500枚以上撮影できるそうなので、コレ1本あれば、日帰り用途ならら分大丈夫。ちなみに純正バッテリは新品の状態でもかなり保ちが悪いそうなので、このカメラを持っている人は、是非純正互換大容量バッテリの注文をお勧めします。

 写りに関しては、なかなかなんじゃないかなという感じです。なんせかなり古い機種なので、過剰な期待はできませんが、ここのブログにアップするくらいの写真撮影には充分な性能。つか、最近の1,000万画素機とか、逆に大きなデータ量をもてあましてしまう感もあるので、この程度で使い勝手が良くてカッコいい機種の方がいいかなと思います。コンタックスらしいというか、T*らしいというか、青空は比較的こってり写って、私的にはなかなか満足です。

 当時のカタログを参照してみると、キャッチコピーは「その瞬間は、もっと鮮やかでなければならない。」となっています。
 機能的特徴として、画像処理システムに「R Tune」というシステムを搭載し、毎秒3.5コマの連写が可能というのがウリみたい。正直「コンタックス的」にはどうでもいい機能だと思いますが、こういうちぐはぐな部分もウリにしなければならない程、当時の京セラは焦っていたんでしょうね。もっともこの後継機種をリリースした後に、京セラはデジカメ事業から撤退してしまう訳ですけど。

 これで、私のコンタックスのデジカメコレクションは、U4Rを残すのみとなりました。こちらについてはあまり興味はないので、よっぽど安く売っているのを見つけない限りは入手しないと思いますが、ラスイチと考えてしまうと、そういう心境だけでちょっと欲しくなっちゃう。

 写真は昼下がりの神南にあるカフェで撮影したSL300RT*。ちなみに撮影したレンズもCONTAXというのがなにやら(笑)
 余談になりますが、ハウエルのカフェで飲んだアイスの緑茶もとてもおいしかったです。席には上質なブランケットも備えられていて、なかなかいい雰囲気でしたよ。

OLYMPUS E-410 + Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8


2台のCONTAX SL300R T*

071202-01.jpg 2台とも私のものではなく、一台は別な人のもの。こうやって並べてみると、以外と表面の革の処理に違いがある。ちなみに私のものは左側。革シボの大きさが私の方はきめ細かくて、右側の方はもうちょっとワイルドだ。

 今時こんなに綺麗な中古が出てくるとはちょっと意外だね。付属品もストラップクリーナーを含め(しかも使用した形跡がない)完全。ただバッテリーだけは死にかかっているので、本体の方はきちんと使われてはいたようだ。それにしても前のオーナーは丁寧に使っていたんだな。

OLYMPUS E-410 + Carl Zeiss Tessar 45mm F2.8


▼2007年11月18日

E-410専用本革ケース

 E-410用本革ケース。なんだかクラシカルで懐かしいような、ほしい…。

 残念なのは、オンラインショップ限定という事。革製品は結構写真と実際の質感の印象が違うので、できれば実物を見てから買いたい。

 ま、来月にでも注文してみようかな。散歩の時にこのケースに包んだE-410を持ち歩くのは、なかなかシャレているような気がする。

OLYMPUS E-3 / Zuiko Digital ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

071118-01.jpg 本日小川町でさわってきました。噂のE-3。確かにファインダの大きさにはびっくりした。それとオリンパスらしからぬクロスセンサも(笑)

 事前にふじむらさんから「従来どことなく女性的だったオリンパス一眼レフとは違った男性的迫力を感じる」と聞いていたのだが、確かに納得できる。ただし、EOS-5Dとほぼ同じ重量ながらも、E-3の方が軽く持ちやすく感じた。逆の言い方をすると、まだ他社に比べて女性的な印象があるという事かもしれない。

 機能的な面については、あまり詳細はチェックしなかったのだが、噂のAFは確かに爆速。これはすごい。またこの装着されていた12-60のレンズ、手持ちのE-410に装着しても充分AF早いとくらこんちきしょう!焦点距離が手持ちの14-54と思いっきりかぶるのに、思わずレンズだけでも単体購入してしまいそうな勢いだぜ(笑)

 まあ、今年はE-410を買ってしまっているので、さすがに年にボディ2台というバカはやりませんけど、ちょっと評価が落ち着いた来年の夏ボーくらいでは、なんとかしてみたいなぁ…なんて思ったよ。

 写真は、許可を得てその場で装着させてもらった「Zuiko Digital ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」で撮ったE-3のボディ。しつこいようだけど、E-Systemのアドバンテージは、こうやってマウント露出したまま気軽にボディを置いても、CCD面のゴミを気にする必要がない事。他社のデジタル一眼レフだとこうはいかない。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

▼2007年10月30日

GR DIGITAL II

 ついにGR DIGITALの後継機種が発表されましたね。その名も「GR Digital II」だそうです。

 しかしまあ…メーカーとしては随分思い切ったモデルチェンジだよなと思います。だって、今までのGR Digitalユーザーは急いで買い換える必要ないじゃん。スタイルも全く同じ、大きな違いは画素数のアップとRAW撮影記録速度の高速化。スクェアフォーマットの追加はどうでもいいか。正直すぐに買い換えようとか、そんな風には思わないけど、でも、今のGR Digitalが壊れたら、安心して II に買い換える事ができそうです。こういうモデルチェンジは、私的にはリコーの好感度、赤丸急上昇(笑)

 ただまあ…電源ボタンについては改良してほしかった。というのも、私の場合このカメラをケースに入れずハダカのままカバンに入れたりポケットに入れたりする事が多くて、すると何かの拍子に電源が入っていた事が度々ありました。ただ電源が入るだけならともかく、そうなるとレンズの鏡胴も伸びようとするため、狭いカバンの中ではメカ的に余計な負担やトラブルの元になっていた事が多かったと思います。私はGR Digitalを二度修理に出しましたが、二回ともレンズ鏡胴周りのトラブルだったので、おそらく原因はこの辺りにあったんだろうね。誤作動しない電源ボタンは結構切実に望んでいたのですが。

 今回の後継機種発表により、GR Digitalではおなじみのファームアップサービスも最後になるとのこと。もっとも後継機種用にはこれから新たにファームアップサービスが始まると思います。また、長く愛される機種に育っていってほしいです。

ペンタックス消滅

 時代の流れとはいえ寂しいものです。

 合併契約締結に関するお知らせ(PDF)

 つまり、子会社化とかなんだとかじゃなくて、ペンタックス株式会社は2007年11月30日に上場廃止、2008年3月31日に解散という事になります。PDFの7Pに掲載されている表でも、商号が「HOYA株式会社(存続会社)」「ペンタックス株式会社(消滅会社)」と、はっきり書かれてしまってますね。

 まあ…ブランドは残ると思うのですが、確か2年で黒字化しない事業部は必ず解散させるというHOYAの事。最悪はヤシカのように、海外へブランド売却で終了という結果になってしまうかもしれません。

 あれだけたくさんあったと思った日本のカメラメーカーですが、現在では大分減ってしまいました。もっとも、海外に比べればまだまだ一国にあるメーカー数としては多いと思いますので、この先も更に再編が続くんだろうなと思います。

 残念だけど、今となっては「お疲れ様」としかいえません。

▼2007年10月28日

Panasonic Lumix L10

071028-02.jpg アキバヨドで先に発売となったPanasonic Lumix L10をさわってきました。

 目玉機能のライブビュー…というか、コントラストAFすごいや。本当にコンパクトデジカメみたいにモニタ見ながら撮影できる。シャッター半押しでピントがばっちり合焦して、押し込むとそのままミラーアップして撮影完了。E-410みたいにライブビューでミラーばたばたしない。

 このL10の気持ちよさは、文章読んでるだけだと伝わりにくいと思う。そして、デジタル一眼レフカメラを知らない人にとって、普通にコンパクトデジカメ気分で使える初めてのライブビューだと思う(E-330のBモードもあったけど、視野範囲が随分違ったしね)

 素晴らしい!

RICOH GR Digital


▼2007年10月21日

OLYMPUS E-3の案内が来た

071021-03.jpg オリンパスから郵送されてきました。いいねぇ…こういうの。なんだか「買ってみようかなぁ…」なんて気になる。
 ちなみにカメラメーカーから新製品発売の案内が来たのは、昔のCANON EOS-1発売以来だな。あのときも確かキヤノンから結構豪華なパンフレットが届いたっけ…。

 早くカメラ店の店頭に並ばないかな。本体だけでなく、新しいレンズも興味津々。

CONTAX i4R

▼2007年10月17日

OLYMPUS E-3

 オリンパスE-3、ついにきましたね~。ちょっと大きいなぁ…というのと、Aモードライブビューが搭載されていないのが残念。スペック的には、正直あまりサプライズはなかったですね。

 ただ、価格予想が20万円前後というのは、思ったより安くてうれしい。量販店だと19万8,000円スタートかな。もう一声…みたいな所までくれば購入の算段も…いやいや、かいませんかいません(笑)

 とにかく、早く実機に触れてみたいね。ただまぁ…E-1と同様、あまり数は出そうにもないかな。

▼2007年10月14日

GR Digital 生産終了!

 公式サイトのトップに「生産終了」の文字が記されていますね。まあ…確かに結構長い間作られた機種でしたし、値下がりもしませんでした。もっともOLYMPUS E-1の製品寿命にはかないませんが(笑)

 チラホラ次の機種の噂も出ていますが、CCDは1000万画素級で、一応キープコンセプトっぽいモデルチェンジになるみたいです。一部変態マニアの意見を真に受けて「ファインダー内蔵」とかバカげた事はしないでほしいです。
 それとやっぱり高画素化してしまうみたいなのがちょっと心配。私的には一部マニアの「高画素不要論」にはついていけないし、ああいう視点での高画素化否定はしないのですが、もっと単純な問題として、高画素化するとPC内のデータサイズが増える事が困ります。1000万画素のデータを数百枚撮影したら、保存スペースは何GB必要なんでしょうか。みんな困ってないのかな、この問題。

 私のGR Digitalですが、最近は以前程使わなくなったかな。CONTAX iR4とか、LEICA Digilux zoom とかの出番が増えているので、相対的に使用頻度は減りました、でも、出歩くときは平日休日共に、かなり高い確率で持ち歩いています。
 でも、いろいろなカメラで撮影してみて、改めてGR Digitalで撮った画を見てみると、周辺まで歪曲無しのズバッと真っ直ぐになるのには本当に関心しますね。デジカメとしてのスペックじゃなくて、レンズで欲しくなるカメラ。確かにこういうデジカメは、このGR Digital以前には存在しませんでした。

 さて、どんな形の次期モデルが出てくるんでしょうね、楽しみです。

▼2007年09月17日

ズイコー夜話/桜井栄一

070917-03.jpg 古本屋で見つけてゲット!これは素晴らしい。早速一気に読破!するのがもったいなくて、チビチビ読んでいます。

 オリンパスという会社は、戦前から一貫して独創を好み、時代と共に大きくなりがちなカメラに反旗を翻し続け、更にアマチュアのカメラマンが使いやすい機能にこだわり続けた…といった点が実によくわかる。

 もう絶版から長い間経っているし、更に朝日ソノラマが活動を停止するという事もあって、もうこの本の復刊は厳しいかもしれないが、もし古本屋さんで見つけたりしたら、カメラ好きの方には是非読んで欲しい本。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-S 50mm F1.8 MC

OLYMPUS Zuiko MC Auto-S 50mm F1.8

070917-02.jpg ふらふらとしている最中に見つけたカメラ屋で発見したOM-Zuiko 50mm F1.8 MC。同スペックでマルチコートじゃないレンズは既に持っているが、1,800円なら買うよな…という事でゲット。当然ながらジャンク品で、絞りバネが粘ってる状態。まあ、デジタル使用を前提とするならあまり関係ないし、レンズ自体はキズもクモリもなく綺麗なので問題なし。実際お店を出てからE-410に装着してパチパチ撮影してみたけど、全然問題なかった。

 撮影してみた感じは、やはりマルチコートレンズというか、コントラストは現代的で良好な感じ。ちょっとレトロな感じがするモノコートと共に楽しんでいこうと思う。

 一応絞りバネの粘りは、家に帰ってバラして調整したら少しは改善。とりあえず、デジタルでもOMでも、絞り変えながら連写しない限りは問題ないレベルだと思う。
 しかしまあ…調子に乗ってきて久しぶりにヘヴィなレンズ調整になったよ。今回は絞りバネまで完全にバラしてアルコール洗浄。途中で絞りリングのクリック感を出すためのベアリング一個を紛失していまい、おもわず「めがね…めがね」な体制で床をはいずり回って探したりした(笑)。残念ながら絞りバネを戻すシーソーバネがもう弱くなってるみたいで、絞りを戻す方向での粘りが完全に取れない。このパーツだけ発注する訳にもいかないだろうし、無理矢理バネをもう一巻きすれば治ったかもしれないけど、まあいいや…。

 どうでもいいけど、こうやって機械いじりをしている時間ってのは、後で思い起こすと非常に無駄な時間を過ごしたようでガッカリする。…とはいっても、ロジックがわかっているのに放置しているってのはなんだかムズムズするんだよね。次の連休にでもまたバラして、今度は絞りバネをアルコールにつけ置き洗浄してみるか。ああ…こうやって貴重な休日が消費されていく。まあ、他にやる事もないからいいんだけどさ。

 作例は自転車置き場で見たBD-1。いいなぁ…ほしいなぁ…。絞りは開放だったかF2.8だったか3.5だったか5.6だったか(笑)。いずれにせよ開き気味で撮ったつもりなんだけど、晴天下で滲んだ感じにならないのはマルチコートの恩恵か?

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-S 50mm F1.8 MC

▼2007年09月06日

T*コーティングのレンズフィルター

 T*コーティングのMCプロテクトフィルターだそうだ。

 なんかさ…やっぱり家電屋にカメラ作らせちゃダメだよな、本当に。

▼2007年09月04日

写ルンですデジタル

 このエントリーを読み返していて思ったんだけど、そろそろ「写ルンですデジタル」とか出してもいい頃なのではないか。いや、もう数年すると、フィルムをケミカル処理するより、適当な内蔵メモリを入れて、写真屋に撮影済み本体を渡すと、代わりにプリントが上がってくるとか、そういうサービスも始まるのではないか。考えてみれば「写ルンです」の機能とコンセプトは、別にフィルムじゃなくても実現できるしね。

▼2007年09月03日

敬老の日に送りたいデジカメ

 このエントリーでもちらっと触れているが、つくづくお年寄り…いや、例えばメカに詳しくない両親などに送るデジカメは、相変わらず皆無だなと思う。仕方ないから適当に簡単そうなのを選んでも、結局使いこなす(いや、使いこなすではない「使う」だ)事ができず、使い方をサポートする羽目になる。

 ということで、デジカメウオッチでのこの記事。読んだけど、メーカーの人ももちろんながら、おそらくこういうライターの方も、カメラに興味を持たない人が、いかに今のカメラが使いにくいのか、理解できていないのだと思う。
 私が読む限りは、この記事にラインナップされてるデジカメ全て失格。まあ…かといって代わりの機種がある訳じゃないんだろうけど…。

 結局、初心者向けの機種とかなんとか言ってても、真面目にこの問題に取り組もうとしているメーカーは皆無なんだよ、はっきり言って…。液晶にメニューを押し込んだり、使いもしない「かんたんモード」だとか(そもそもその「かんたんモード」が使えるなら写真撮影なんてもっと簡単だろう)、意味不明な機能を押し込んで「初心者にも簡単」だとかいい加減なコピーをつけて売っている。私からすれば、真面目にやる気があるのかと問いたい。

 必要なモノは電源スイッチ、それとフラッシュスイッチ(必ずメニューではなくスイッチにする事)。それと背面モニタ、電池ボックスとカードスロット。…ああ、シャッタースイッチは必要か。ズームくらいはあってもいいけど、マクロは切り替えじゃなくてオートにすべきだろう。というか、今の技術では、近くにピントを合わせようとしたときだけ、自動的にレンズがマクロに切り替わるくらいの事はできないのか?

 それ以外の機能は一切禁止。残り撮影枚数は背面モニタではなく、昔のカメラみたいに上面にある液晶で確認。フラッシュ充電完了インジケータは、これも背面モニタではなく、充電が完了したら背面の赤いランプが緑になるだけでいい。そして、フラッシュスイッチは必ず物理的なスイッチにする。昔のGR-1みたいにね。
 ポイントは、全ての機能は単一のインターフェイスで完結させる事。そのインターフェイスに複数の機能を持たせてはならない。

 こういう、本当に「撮る」だけのカメラは作れないのだろうか…。いや、作れるのかもしれないけど、いざこういうカメラ作ると、関連雑誌や自称「上級者」と呼ばれる人たちが「あまりにも機能が少なすぎて使えない」とかいってこき下ろすからね。デジカメなんてもはや消耗品なんだから、これ以上の機能が欲しくなったら、自分で考えて選んで買えばいいっての。結局は自分で考えて選ばないと、装備されている機能なんてまるで使わないし理解できないのだから。いや、たかがカメラ、写真撮ってカメラ屋に渡せばプリントが出てくる…以上の機能は必要ない…という人だって大勢いるはず。

 なぜ最新技術満載のデジカメが、お年寄りにとって、数千円のフィルムカメラに比べて使いにくい…難しいと感じられているのか。世界中のデジカメメーカーは、その辺をもう少し真剣に考え直すべきだと思う。

 変な話、カメラはAFもフラッシュも何もついていない時代の方が、誰でも簡単に撮影できた。もちろん失敗もあったけど、そもそもデジカメなんだから、失敗なんて何度やったって問題ないんだよ。むしろカメラを使いきれない方が問題。いや、そうではなく、使いもしない機能の為に、普通の撮影ができなくなる事の方が大問題。そして、この大問題は今市販されているほぼ全てのデジカメに標準装備されている。

▼2007年08月23日

Cyber-shot DSC-T200

 メモリースティックを買うつもりがないので、ソニーのデジカメ買うつもりは更々ないのだが、ちょっとびっくりしたので新製品の「Cyber-shot DSC-T200」を話題にしてみる。

 …つうかさ、このデジカメ、一体何処持って撮影すればいいのか…。

▼2007年08月19日

JUPTER 9 実写

070819-03.jpg 家の回りをうろうろしてみて撮影してみたモノ。ボケが綺麗という評判だったけど、確かにこれは綺麗だな。

 換算170mmで、80cmまで(実際はもう少し寄れる)寄れるので、マクロとはいかないけど、普通の大きさの花なら画面にそれなりの大きさで写し込む事が可能。というか、中間リングが欲しくなるね。ズイコーデジタルの中間リングってまだ買っていないんだけど、買ってみてもいいかなぁ。

 色合いは、シアンがちょっと強調されるような感じ。撮影した全てのカットでそのような傾向なので、これはレンズの個性なんだろう。解放で撮るとちょっと像がにじむが、やっぱりズーマーとかに比べれば全然シャープだね。

OLYMPUS E-410 + MC JUPITER 9 85mm F2


MC JUPITER 9 85mm F2

070819-01.jpg いやもう…誰か止めてくれよ、という感じなのだが、お盆休みの最中は相場が下がっていて狙い目なのか。

 最近ではロシアでも製造が終了し、それに伴って相場もうなぎ登りという、ロシアンレンズの名玉、ジュピター9。戦前ゾナーのコピーとして有名ですね。というか、工場を占領してそのまま作り始めた訳だから、実質ゾナーと同じともいえる。本日、都内の中古カメラ屋で「ああ…昔のロシアレンズはこんな値段だったよね」という価格で売りに出ていたので、早速チェック。レンズ内にいくつかのゴミと、前玉にキズがある…という事だけど、どうもこれはキズじゃないんじゃないかなぁ…と確信した私は、気にせずゲットしてきました。仮にキズだとしても描写に影響が出る程ではない。

 今日はそのまま出かけていたので、外で色々撮影してみてから家に帰ってクリーニング。やはりキズじゃありませんでした。良かった良かった。

 ちょっと撮影してみた感じだと、さすがに解放だと色がにじむけど、F4程度まで絞るとかなりシャープに。それと、逆光というか横からの光に弱いね。ちょっと長めのフードを用意したいところ。もっとも前時代のレンズな訳だし、当然といえば当然か。

 羽がたくさんあり、絞りが綺麗な円形になるのがこのレンズの特徴。人物ポートレートに良いという事だけど、私の場合人物ポートレートのモデルになってくれそうな知り合いがいる訳じゃないので、花撮り用レンズになるかなぁ。
 フォーサーズだと170mm相当になるから、結構な望遠レンズになるんだけど、焦点距離の割にコンパクトな大きさなので、スナップにも結構使えそう。

 ちょっと前までは5~6千円程度でゴロゴロしていたこのレンズ、今ではヤフオクでも一万円以下で落ちる事はマレで、美品だと二万円を超える事もある。正直そこまで…とは思うのだが、いざ手にしてしまうと、二万円未満なら出してもいいんじゃないかな…なんて考え直してしまう魅力を備えたレンズでもある。

 ただし、当たり外れは大きいとのこと。私のは…他のと比較した訳じゃないけど、それなりに当たり…というか、外れではなさそう。一応店頭で実写して確認したし、外で撮影してもきちんと写ったしね。

OLUMPUS E-1 + Zuiko Digital ED 50mm F2.0 Macro

▼2007年08月17日

JUPITER 21M 実写

070817-01.jpg 実写って程の実写じゃないんだけど、朝軽く家の回りを撮ってみた。

 やっぱり、換算400mmの望遠レンズは用途が限られそうだなぁ…。花写真とかにはいいかもしれないけど、もう少し寄れるといいね。
 もちろん、最近はまっていたズーマーよりは全然シャープです。

 週末は晴天下で色々撮りに行こうかと思っていたんだけど、どうやら土日のみ雨みたいですね。あれだけ平日に晴れ渡っていたのに、一体何なんだろう…。

OLYMPUS E-410 + JUPITER-21M 200mm F4

▼2007年08月16日

JUPITER 21M 200mm F4

070816-01.jpg お盆期間でも中古カメラ屋さんのパトロールは欠かさない。
 本日の獲物は、望遠ロシアンレンズのジュピター21。結構重いレンズで、手元の資料を見ると重量700gとあるが、実測で958gもあった。M41→フォーサーズアダプタを装着すると、重さが1kgを超えてしまう。

 このレンズ、実は今日行ったカメラ屋で別のお客様がカウンタでチェックしていたモノ。結局買わなかったみたいで、店員さんが棚に戻すところを「ちょっと見せて」といって見せてもらうことにした。
 一応プライスカードには「カビ有り」と書いてあるのだが、どうも私ではカビが見えない。もうすっかり顔なじみになった(ホントか?)店員の女の子に聞いてみると「あれ、カビないですねぇ…これかな?」といって後玉にひっついていた小さな点を見つけてくれた。これかぁ…ホコリかと思ったけど、よく見るとカビかも。いずれにせよちょいちょいと突っつけば取れる場所だし、値段も3,800円ならお買い得なのでゲット。前後にキャップがなかったので、とりあえず前玉側にトキナーの58mmキャップをつけてもらう。ありがとやんした。

 早速家に帰ってカビ取りを。後玉が結構引っ込んだ場所にあるのでクリーニングペーパーは使えない。なので綿棒にレンズクリーナーではなく、無水エタノールをつけて、ちょいちょいと突っついてカビ取り完了。すっかり綺麗なレンズになった。

 さすがに夜の部屋で換算400mmで最短1.8mのレンズを振り回しても仕方ないので、テスト撮影は後日。念のためE-410に装着してみたら、ちゃんとピントは合うので機能的には問題ナシ。以前も書いたけど、カメラ屋のジャンク棚では、見た目綺麗でも中玉抜かれてるなんて、とんでもないモノも紛れていたりするからね。ジャンクとはいえ、できればその場で何でもいいからボディにつけてチェックしてみた方がいい。

 手元の「写真工業別冊“こだわりのレンズ選び1”」によると、レンズ構成は3群4枚。これでこの重さかよ…と思って、ネットでレンズ構成図を調べてみたら、2群目にあるレンズがレンズというよりガラスの固まりみたいなモノだというのがわかった。これならこの重さも仕方ない。ロシアの望遠レンズにしては珍しく、絞りは「手動/自動」の切り替え式。更に調べてみると、描写はなかなかシャープみたいだが、何せロシアレンズなので、今手元にあるレンズを実写してみないと、評判なんて当てにならないよ。

 もうわかっていると思うけど、フォーサーズボディに装着すると、焦点距離倍の、換算400mm F4相当になる。レンズに三脚座がないので、晴天時限定のレンズだね、こりゃ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital ED 50mm F2.0 Macro


▼2007年08月10日

CANON EF 35-105mm F3.5-4.5

070810-01.jpg 昨日部屋をごそごそ整理していたら、いろいろなガラクタが入っている箱の中から発掘。あれぇ…何でこんなレンズがでてくんの?

 このレンズは、EFレンズ最初期に発売されたモノで、昔懐かしES650とか買った人は、ボディと一緒に手に入れた人も多いのではないかと思う。性能は…よくわからないけどたいしたことないはず。もちろん、私も昔買ったEOS620と一緒に買いました。

 なら、発掘されてもおかしくないだろう…という話になるのですが、このレンズ、確か一度ぶっ壊して、その後手持ちのEFレンズは全て立て続けにぶっ壊してしまったんだよね。その後手元にレンズがなくなって放置していたEOS620だったんだけど、数年前ジャンク屋で同じこのレンズを手に入れて、そのレンズはボディと一緒に母親にあげちゃってる。だから、私の部屋から壊れていない状態のこのレンズが出てくるのはおかしい…という話になるんだけど…。
 大体、当時壊れたレンズは全て残らずバラして、その時の知識を今ジャンクレンズをいじる知識として役立てているくらいだから(笑)

 ボディがないので正常に動くかわからないんだけど、とりあえず目視によるチェックでは、キズもカビもなく、MFに切り替えるときちんとピントリングも動く。今の廉価版レンズと違って、きちんと鏡胴に距離指標があるのが嬉しいところ。

 まわりにEOSユーザーがいればあげちゃってもいいんだけど、何故か私の親しい人たちの間では、EOSを使っている人が誰もいないのであった。というか、私の周辺だけでいえば、世間でのカメラシュアが全く逆転しているな(笑)

RICOH GR Digital

▼2007年08月07日

ヤシカ売却

 京セラもついにヤシカブランド売却かぁ…。いよいよもって、カメラ事業に復帰する可能性は少なくなったね…というか、元々可能性は限りなくゼロに近かったけどさ。

▼2007年08月05日

「CONTAX」フィルムの夢・デジタルの力

070805-02.jpg 仙台のヨドで、いまだにこのボードが撤去されていないのは、ひょっとしてファンサービスのつもりなんだろうか…。

 不思議に思うのは、このボードの広告費用を誰が負担しているのか?ということ。当然請求は京セラ(もしくは代理店)に行っているはずだと思うのだが…。
 目立つ場所だし、放置って事はないと思う。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5

▼2007年08月04日

仙台の中古カメラ屋さん

 仙台で一時間程空きができたので、その時間を使って中古カメラ屋さんを3件(ハードオフ含めれば4件)を回ることができた。

 まあ、特に「買うぞ!」という程のモノはなかったんだけど、たとえばOMの40mmF2などは、欲しい人にとっては値段云々じゃなく市場に流れない状態が続いているので、実際売っているものがあったのは嬉しいかもしれない。最近高騰している乱相場程の値段じゃなかったので、お得(?)ではあるのだが、40mmF2というスペックにここまで払うつもりはないよという感じ。ちなみに数ヶ月前に銀座で75,000円というふざけた値段で出ているのを見たのだが、なくなっていたので売れたのだろうか?
 他に50mmF1.8のMCタイプがジャンクではなく美品で5,000円というのは、自分で持っていなければ買っていたという感じ。他に28mmF2が安かったけど、こちらはそんなに高騰していなかったんだっけ?

 他の店では珍しいライカコピーのカメラがちょっと衝動買いできそうな価格で売っていて、ぐっとキタのだが止めておいた。最近フィルムカメラ買っても使わないしね。
 あと、エグザクタマウントの望遠クセナーが結構安くて、マウントアダプタ持っていたら買っていたというトコロ。ハードオフではジャンクでタクマーの200mmが2,100円で出ていたけど、カビ有りと書いてあったので、どの程度の状態なのかはわからない。程度によっては買ってバラして研究…もしくは同種類のジャンクが出た時の部品取り用に確保しておいてもいいかも…というところか。カメラじゃないけどLINNのGENKIが12万円で出ていたな。欲しい人にとってはそこそこお買い得かも。

 まだ寄れていないカメラ屋も何件かあるし、仙台にはカメラ以外にも寄ってみたいお店が何件かあるので、今度は腰を据えてじっくり探検するために来てみようかな。

Prinz Auto-Universar 35mm F2.8

070804-01.jpg よく行くカメラ屋さんでふと見つけた謎のM42マウントレンズ。もう顔なじみ(笑)になった店員の女の子に聞いてみると「さあ…私にもよくわからないです」とのこと。鏡胴を見ると「メイド・イン・コリア」らしい。ピン突き出し型のオート絞りでマニュアルの切り替えはナシ。正常に動きはするが、ピンの押し出し量と絞りの大きさが明らかに合っていない感じ。レンズは割と綺麗だが、ちょっと擦り傷があるかな…。まあ安いしいいか、とおもって購入してみる。

 家に帰って「確かヤフオクに似た感じのレンズが出品されていたはず…」と思って検索してみたら、ありましたね。名称は違うけどそっくりなコリアンレンズが。しかし結構な値をつけられているけど、大丈夫なんだろうか。

 早速機能をチェック。まず、レンズ面はクリーニングしたら、一カ所ちょっと見える擦り傷があるくらいで、後は問題なし。描写にも影響しないレベル。
 それと絞りピンの位置だが、やはり明らかに狂っている。マニュアル絞りの切り替えがないので、これでは撮影に支障が出る。そのため、レンズ後ろをバラして、中にある絞りピンを押し込む金具を調節。おそらく前の使用者は、マニュアルで無理矢理使おうとして、絞りピンを押し込んでしまおうと思ったのだが、できなかったので中途半端にあきらめた…という感じ。

 撮影してみたら、色ノリは割とあっさりとした感じで普通に写る。まあ…はっきり言って今も昔も普通に映らないレンズを探す方が難しいんだけどね。
 特に個性もないし、物欲を刺激されるレンズでもないし、お勧めする訳でもないが、こういうのもレンズ遊びのうちかな…と思う。満足です。

CONTAX i4R

▼2007年08月02日

E-410用バッテリーグリップ

 中国のサードからこんなんが出るみたい。一体いくらなのかな?

 特にE-410で縦グリップが欲しい訳じゃないけど、安ければ買ってしまいそう。というか、オリンパスから純正で発売すればいいんだろうけど、底面のバッテリー蓋の構造を見る限り、ちょっと無理そうだなぁ。

OSAWA MC 85-300mm F5 Macro

070802-01.jpg OMマウントのモノを1,050円で購入。レンズは前玉も後玉も綺麗だしこんな値段で売るべき商品じゃないのにな…と、やや腑に落ちないまま買ってみて、カメラに装着して屋外にファインダを向けてみると、少しクモリがあるような気がする。

 しかし、カメラから外して肉眼でチェックしても、どうもよく判らない。家に帰ってレンズ後ろからZライトを当ててチェックしてみると、確かに中玉の1枚にクモリが発生しているようにも見えた。ただ、仮にクモリがあるとすると、中の1枚のレンズ全面にあるみたいな感じになっていて、これはクモリなのか、それとも鏡胴内の内面反射のせいなのか、イマイチよく判らない。判らないけど、とにかくコントラストが下がっているような印象がある。これは本来の状態なのか、そうでないのか判別不明。まあ、1,050円だし、細かいこと気にしても仕方ないんだけどね。

 遠景の描写はまだチェックできていないけど、マクロの性能としてはなかなかのもので、鏡胴には1/2倍までの指標がある。となると、拡大率としては、我らがZuiko Digital ED 50mm F2.0と同じ性能な訳で(間違えた。OSAWAは換算等倍だけど、ZD50mmは等倍で換算二倍だ)、長い焦点距離でこのマクロ性能なら、屋外での花撮りや虫撮りなど大いに役立ちそうだ。

070802-02.jpg とりあえず、手元にあったグリーンアテンダントのみどりこちゃんを撮影してみた。この画像を見る限りは、コントラストの低下はなさそうだけど、デジタルだからある程度補正されているだろうし、本当のことは判らない。判らないが、見た目ではコントラストが良好なレンズだとは思えないので、やや使用に当たって注意かな。
 
 あと、仮にクモリだった場合、お日様の下で使ったり、乾燥した場所に置いておくと消える場合(!)があるらしいので、しばらくバラすのは止めることにする。
 値段が値段なので、遠慮なく、後で組み立てる事を考えずにバラしてみたい欲求が沸々と沸いているんだけど(笑)

CONTAX TVS-Digital
OLYMPUS E-410 + OSAWA MC 85-300mm F5 Macro

▼2007年08月01日

ズーマー調整の成果

070801-01.jpg この光の中、最大望遠ピントリングがっつんで、ここまで撮れれば文句ないだろう。思えばここのところ会社から帰ると、夜な夜なレンズの調整ばかりしていたからなぁ…。

 その代わりといっちゃ何だけど、広角側のピントリング無限位置が結構ずれてます。広角側なので拡大でもしなければあまり目立たないんだけど、とりあえず正確なピント位置を計って白のリボンテープで広角側無限位置指標を追加しておいた。

 この辺、本来ズーム真ん中位置辺りで無限ジャストに調整しておいて、前後域ではやや甘くしてあるのがオリジナルなんだと思う。こういう点が光学補正式の限界ということなんだろうか。
 実際、モニタに表示するくらいでは、多少ピンがずれていてもよくわからないし、またサービス版でのプリントならなおさらなので、こんなモノなんだろう。

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

▼2007年07月31日

ドンケのカメラストラップ

 デジカメアイテム丼で紹介されていますね。このストラップ、私もE-1の頃から愛用していますが、なかなかよろしいストラップです。

 カメラに同梱されているストラップの多くは、化繊だったりすることが多いのですが、こちらは持ち手の部分がコットンになっており、更に片側にゴムが編み込まれて滑り止めとなっています。状況に応じて滑り止め面を使ったり使わなかったりできるのもうれしいですね。この手の滑り止め加工は、服によっては生地を傷める場合もありますので…。
 あと、何気にスイベル同士をつないでショートカットできるのも便利です。

 私はE-1用に紺色、E-410用にライトブラウンを愛用しています。幅が太いのと細いのが売っていますが、細い方でも一般的なストラップくらいの幅がありますので、そちらで充分だとおもいます。

▼2007年07月29日

詐欺

070729-03.jpg 詐欺じゃなくて鷺か…。

 無謀にも、300mmのレンズにテレコンかまして撮影。晴天下でも手ぶれバリバリ…。三脚ないとダメですね。

 もちろん解放での撮影なので、ちょっと色のにじみみたいなものも見えるけど、手ぶれのせいなのか何なのかわかりません(笑)

OLYMPUS E-410 + COSINA 75-300mm F4.5-5.6 MC Macro + EC-14

ズーマーについてお勉強

070729-02.jpg もうとっくに廃刊となっている「カメラレビュー誌」の1984年1月号「ズームレンズ特集」で、フォクトレンダーのズーマーが取り上げられているらしく、ネットの古本屋さんに注文して取り寄せてみた。

 届いた本を実際に見ると、ズーマーに関する記事は2ページのみ。もっとも2Pも触れてくれたのだからすごいことかな。実際内容も濃く、特にありがたいのがレンズ構成図と、実際のレンズをX線で撮影した写真。なるほど…こういう構造になっているのね。
 他に判明した事実として、元々このレンズはデッケルマウント用として売っていたものかと思ったら、どうやらユニバーサルマウント仕様のモデルも同時に売り出されていたらしい。記事中に「全く目にすることがないが、最近エギザクタマウント用が都内の中古カメラ屋に出たらしい」となっている。
 なので、以前の記事で「改造品?」と書いたのは間違いですね。この場で訂正します。ただ、ユニバーサルマウント仕様とのことで、おそらく元のレンズにそれ用のマウントを装着したのは、おそらくこの時代なら販売店ベースだったのではないかと思う。まだユーザーが自分で直接いじるには、当時のレンズの値段は高すぎると思う。故に、素人仕事のやっつけっぽい…という点は、それこそ販売店次第だったんだろうね。

 他に直接ズーマーに関する記事ではないが、ズームレンズの基礎知識みたいな記事もあり、読んでいて為になった。たとえば、私のズーマーが採用している「光学補正式ズームレンズ」というものの特性について触れてあり、要は「光学系」だけの動作でズーム機能を実現している方式だとのこと。
 この光学補正式のおおざっぱな考え方は、まずテレ端とワイド端を基準にレンズの構成を決めて、そのままだと当然中間域が犠牲になるため、その犠牲になる中間域を補正するためにテレ端とワイド端の解像度を下げている…という作りだそうだ。この方式の特徴として、当然全域でやや像が鈍くなる、ファインダー上でのピントの山が非常につかみにくくなる構造、だとのこと。確かにその通りかもしれん。

 他に「機械補正式ズームレンズ」というのもあり、こちらはどうなのかというと、レンズのズーミング操作を全て機械を通した動作に変更したため、テレ端とワイド端以外のポイントの他にズームポイントを設定でき、その動きが単純にレンズを前後させるだけでなく、ある焦点域では別な方向にレンズを動かすことにより、比較的多くの焦点距離で最高性能を発揮させるという方式らしい。欠点としては組み込みの精度が桁違いになくてはならないこと位か…ただし、現在のズームレンズはほぼこの方式みたい。

 作例も出ているが、この望遠側の樽巻き歪曲は素晴らしい(笑)。そうか…35mmフルサイズで撮影するとこんな風になるんだね。いつかフィルムを通したカメラで撮影してみたい。
 ええと…手持ちでM42が使える銀塩眼レフボディーは…あれ、ないや。訳のわからんマウントのカメラはたくさん持っているのだが。

CONTAX i4R

ホワイトバランスなんて興味ないんだ

 表題の通り…、以上。

 では話にならないので、ちょっとだけ語ると、デジカメの性能比較でよく話題になる「ホワイトバランス」。私も露出値の方は気をつけているけど、ホワイトバランスについては、正直どうだっていいような感じ。

 大体、そのホワイトバランスを判定するためのモニタの精度はどうなのかとか、たとえプリントしたとしても、そのプリンタドライバはどのように色を作る(補正とは意味が違う)のか…。そういうことを考えていくと、実際デジカメにおけるホワイトバランスなんて厳密に比較できない上、更に実際どうにでもなるんだよね。後処理で…。

 故に、カメラ側のホワイトバランス精度を病的に気にする評論文を読むと、どうも評価を目的としただけの議論をしているでだけような気がして、ちょっと微笑ましい気になる。デジタル一眼レフカメラ使ってるんでしょ、そんなに気になるならRawで撮れよ…もしくは新しいCS3はJPEGでも簡単にホワイトバランス調整できるぞ…というか、もっと外へ出て写真撮れよと(笑)

 また、こういう商売を生業にしていると、別にRawじゃなくてもフォトショのVer.6でも、色調補正なんて当たり前のようにやっていたからね。実際に商業印刷物として使う際は、どんなに優れた画像データでも、納品形態によって多かれ少なかれ必ず色調はいじっているはず。そういう現実を知ってしまうと、一次入力の際にそんなに色調にこだわっても意味がないなと、実感している。

 いや…最近ズーマー使うようになって、このレンズってあからさまに黄色い色をしているレンズだから、当然カメラ側のホワイトバランスがもう転びまくりでしょうがないんですわ。
 でも、考えてみるとそんなことを全然気にしてない自分に気がついて、そういえばホワイトバランスなんて、後からどうにでもなるんだよな、だからそんなに気にする必要もないんだな…なんて自分で再確認できたので、何となく思うところを書いてみたという訳。

 もちろん、カメラ側のホワイトバランス精度は優秀に限ることはないと思うけど、そこにこだわりすぎても意味がないのでは。

▼2007年07月27日

花火写真

070727-02.jpg せっかくなので花火写真を…。

 しかし失敗したなぁ。こんなに近くまで寄れるのなら、広角のレンズを持ってくるべきだった。

OLYMPUS E-410 + Prinz Auto-Universar 35mm F2.8

▼2007年07月26日

写真ブログ

 私の友人でも写真用のブログを立ち上げている人がちらほら。という事でメモエントリーを。

 まず私。
 flatearth_Photography.Blog*

 いのうえさん。
 INO's PHOTO SPACE

 sumiさん。
 Sumi's Private room @Photo

 ふじむらさん。
 まもちゃんのおうちPart2

▼2007年07月24日

ズーマー再調整

070724-01.jpg しかしまあ…バラしてみると、各所で結構やっつけっぽい仕上げだなぁ…。これはエギザクタマウントからの改造品だね。後ろのマウント部を外してみてわかりました。

 とりあえず実用性をあげるため、ピントリング無限でジャスト無限遠をもう少し追い込んでみる。以前行った中玉調整ではこれ以上像をクリアにできないので、マウント側にスペーサーを挟む。というか、すでにカッターで切ったみたいな薄いアルミスペーサーが二枚入っていたんだけどね。ここに、手持ちのケント紙で更にスペーサーを自作して追加。はじめは3枚でやってみたんだけど、色々追い込んでいくうちに、スペーサー1枚がベストと判定。結果が掲載した写真。もちろんピクセル等倍です。ピントリングを回しきった状態で左がF5.6。右が解放F2.8。古いレンズだし、解放ならこんなもんでしょう。

 誤解を招きそうなので、一応警告しておきますが、マウントアダプタを介した場合、ピントリング無限遠でジャスト無限遠が出るということはほとんどありません。大体少し行きすぎます。
 というか、AFレンズの場合は原理的に必ず無限遠を少し超える位置までピントリングが回りますし、MFレンズもジャスト無限遠じゃなくて、ちょっと行きすぎの位置で調整されていることがほとんどです。なので、この調整は単に私の趣味と思っていただいた方がいいです。手持ちのレンズで無限遠だと行きすぎになっても、それは異常ではありませんので注意してください。

 他に、マウント部に少しガタが出ていた部分を再度調整して、隙間に瞬間接着剤を埋め込んで固定。これでガタも止まりました。とりあえず調整はここまでにしておこうかな。

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

▼2007年07月23日

マクロプラナー絶賛!

 素晴らしい!と、褒め称える程まだきちんと見ていないので、とりあえず価格の掲示板のリンクでも。皆さん大絶賛してますね。

 これで許してもらえるでしょうか(笑)

▼2007年07月22日

E-1にズーマー

070722-07.jpg 今日は久しぶりで、OLYMPUS E-1に縦グリップをつけて出動。レンズはOMのマクロとNIKKORの24mmとズーマーを持っていったんだけど、ほとんどズーマーで撮影した。

 で、結果なんだけど、敗退かなぁ…。やっぱり今日みたいな曇りの天気で、ISO100メインで換算160mmのレンズを振り回すのは限界がある。シャッター速度が1/50とか1/25とかばかりで、手ぶれ写真量産になってしまった。
 それと、昨日の撮影がうまくいったので調子づいて、ピント合わせをいい加減にしてしまったというのも敗退の原因かな。どの写真もなんだかピントの芯がどこにあるのかイマイチ不明な感じばかり。反省します。

 ただ、さすがE-1。ファインダーがしっかりしていてMFはE-410よりはるかにやりやすい。また、ダイナミックレンジもE-410より一回り上な気がするね。その代わり高感度ノイズはやはり厳しいので、ISO400とかはあまり使いたくなかった。
 もっとも、昨日のE-410写真のEXIFを見てみると、ISOオートで晴天下ながらも日陰だと、積極的に高感度に切り替わっているんだよね。これは、もっとマメに設定を切り替えて撮影しないとダメだということか。がんばろう。

CONTAX i4R

カット数

 昨日散歩したときは、持っていたデジカメすべてのカット数が800枚強。今日午後から散歩に出かけたときは、総カット数が600枚強。デジカメになって、フィルム代を気にしなくてよくなったのはいいけど、HD資産についても考えないといけない感じ。

 ちなみに、一応全て、HDに保管しています。

アキバの路上ライブ

070722-02.jpg アマチュアの方もいればプロの方もいる。この人はプロみたいですね。公式サイトの写真よりも大人びていて綺麗に見えるけど。

 こういうのは、もう休日だけでなく平日もやっていたりして、アキバはすっかり観光地化している。たまにこういう人たちが警察に追っ払われているのを見るのも、またゲリラライブっぽい風情で面白い。
 つうか、アキバ以外でこの手の人たちが警察に追っ払われているのを見たことないんだけど、何故アキバだけ警察は執拗に路上ライブを追い払おうとするのか。ひょっとしてヲタ相手だから差別してるつもりなのだろうか。

 そう考えると腹立たしいな。銀座のホコ天でやってる路上ライブなんて堂々としてるもんだけどね。あっちは緊張感がないせいなのか、つまんないのばかりだけど。

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

栗城書店 足立区北千住

070722-01.jpg 北千住の東側を歩いていたときに見つけたスゲー本屋さん。入り口で週刊漫画誌を売っているのですが、それ以外の売り物はほとんど日焼けしている上、どう見てももう版元絶版みたいな漫画もチラホラありました(ただしレア本ではない)
 そして更にすごいのが、入り口付近に店員さんが座っていて、それ以上奥に入れないという点。これもすごいなぁ。できれば中でどんな本が売っている(売れ残っている)のか、見てみたかったんですが…。

 ちなみに、この書店がある「柳原商店街」という場所もすばらしい。車が入れないような狭い路地の両側にいろいろな商店が点在しています。お店の種類も、失礼ながら枯れた状態の業種ばかりで、なんだかタイムスリップしたような気分。
 ちょっと昔には、こういった自動車の存在を考えていない、人のためだけの商店街が、全国にたくさんあったんでしょうね。今ではこういった場所は、どんどん区画整理の対象になっているのがちょっと寂しいです。

 ネットで検索してみたら、こちらで栗城書店を紹介している記事を見つけました。今日はさらっと流しただけだけど、後日たっぷりと北千住探索をしてみたいです。

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

▼2007年07月21日

今日のヌコ

070721-07.jpg 今日のヌコです。はじめは警戒して草むらにいたのですが、しゃがんで呼んでみたら近づいてきました。

 頭をなでてあげると、急に人なつっこくなって、私の足下で寝そべってじゃれついてきた。つうか、ここまで近づいてくると写真が撮れん(笑)

 しかしかわいいなぁ…こいつ。毛並みもきれいだし、ひょっとして誰かに飼われているネコなのかな?

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

ズーマーお披露目

070721-06.jpg こっちではこのレンズの姿をお披露目してなかったね。

 これが最近手にしたフォクトレンダーのズーマーというレンズ。E-410に装着してます。フードは手持ちのニコンHN-28を装着。前も書いたけど世界で初めてのスチルカメラ用ズームレンズです。ちなみに2番目のズームレンズは、4年後にニコンから発売されています。

 世界初のズーム…という割には、全域でF2.8というのがすばらしい…というか、とにかく見た目がすばらしい(笑)。特にズームリング周辺なんて、ゴッツい3本のシャフトで傘状のリングを保持する仕掛けで、これはなんかの秘密基地ですか?みたいな造形。

 こういう歴史的な製品が、50年経った現在でも普通に使えるというのが何よりも一番すばらしい。今私たちが使っている機械で、50年後にきちんと使える製品というのは存在するのだろうか?

CONTAX i4R

市内の道祖神

070721-05.jpg フォクトレンダーのズーマーを持って散歩。市内にある道祖神?を撮影。広角側解放で撮ると、中央しか使っていないはずのフォーサーズでも周辺が流れてしまう。これはすごい。さすがクソ玉と言われるだけのことはある(笑)

 実は昨晩、このレンズのメンテナンスを行った。どうもピンがしかるべき位置からずれているようなので、前玉を外して中玉を調整。調整は結構大変だったけど、とりあえずピントリング∞ジャストに近い位置で無限遠を出すことに成功。と同時に、描写も全域で少しシャープになった。ちょっと失敗もあったんだけど、これでだいぶ調子が出てきた。なんせズームリングを広角側に引くと、レンズに当たって止まる仕掛けだからね。長年使われているうちに、少し中玉の位置がズレていたのかもしれない。

 で、外に出して使ってみた感想だけど、思ったよりも使えるレンズだと思う。解放時のボケ具合はふわっとした感じで非常に美しい。ポートレートとか撮ったことないんだけど、これで女の子の写真とか撮ってみたい感じ。
 相変わらず解放でピントを合わせるのは非常に困難だが、この個性的な描写は、ちょっとチャレンジしてみようかなという気にさせる。見た目もカッコいいし、手に入れてよかったと思う。

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

マクロプラナー

070721-01.jpg 八潮市にあるドデカメニューでお馴染みのカフェOBに行く。そこで、マクロプラナーを試し撮り。

 いやーすばらしいレンズだ。惚れ惚れする。
 安物のマクロレンズだと、マクロ側にのばしたときに鏡胴の伸びきった部分が安っぽくなるモノが多いんだけど、さすがこの値段のレンズだと、その部分の作りもすばらしい。
 今でも、10万円のコストをかければ、こういったすばらしいMFレンズが作れるんだね。もっとも、10万円でできるのはコシナだからというのもあるか。正直ショーケースで見るとツヤ有りの黒い塗装があまり高級感ないなぁ…なんて思っていたんだけど、実物を手にすると、この重さと精密感にはしびれる。

 描写もすばらしい。ファインダーを見ただけで「あ、いいレンズだわ…」なんて思ったのは、かつてのヤシコンコンタレンズだったが、このレンズもファインダーを覗いただけで、もうおなかいっぱいな感じ。色ノリも濃厚だ。

OLYMPUS E-410 + Makro-Planar T* 50mm F2.0 ZF

▼2007年07月19日

Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

070719-01.jpg フォクトレンダーのズーマーと呼ばれるレンズ。スチルカメラ用としては、世界で初めて市販されたズームレンズとなる。焦点距離は36-82mmとしょぼいモノだが、全域でF2.8というのはなかなか立派。ズームはレンズ中央のリングを前後させる。前に押し込むと望遠、手前に引くと広角となる。ピントはモロ前玉回転式。これも昔のレンズと考えれば味わい深いかな。考えてみればイコンタも前玉回転式だし。
 製造年は不明だが、付属する箱には1756-1956年とあった。いずれにせよ長い間作られたレンズではないので、その時代のレンズだろう。

 マウントはM42マウント。オリジナルは「デッケルマウント」と呼ばれる、フォクトレンダーのレンズシャッター一眼レフ用のレンズ。このレンズでは他にニコンFマウントというのも見たことがあるが、製造年代からすると、まだFマウントはこの世に存在していなかった訳だし(微妙にかぶるかな?)、そちらは明らかに改造品だろう。このM42マウントに関しては、改造品とは見えないのだが、真偽は不明。何故かレンズの絞りリング付近にシャッターレリーズ用のネジが二カ所あり、おそらくそのレリーズを押し込むと絞りが開放状態になる仕組み。更に絞りリング上には、手で動かすレバーがあり、絞りはこのレバーを右に押し込んだ状態でないと変更することができない。ただ、絞り込んだ状態でこのレバーを右に押し込むとレンズは開放状態となり、絞り込み測光で使う分にいちいち絞り自体を変更しないで済むので大層便利。これだけしっかり作っていると、改造品とも思えないんだけどなぁ(この記事を書いた後に前記のリンクを見つけた。こういう使い方すんのか)
 デッケルマウントにはM42用のアダプターなどもあり、それらを組み合わせると、最新のデジタル一眼レフカメラでも使用可能。最近デッケルマウントレンズはかなり安く流通しているので、それらのマウントを手にしてデッケルの世界に飛び込んでみても面白いかもしれない。
 性能的にはあまりいい話を聞いたことがない。昔の資料を漁ると、とにかく黄色い、ピントが合わせにくい、重いなどとある。昨晩ネットで調べてみたら、歪曲収差も盛大でボケ玉のクソレンズだとのこと。まあ、世界初のズームレンズだから、そんなモノだろうと思う。

 ちなみに、それでもこのレンズを買った動機は「フォクトレンダーが好きだから!」としか言いようがない。以前持っていたヴィテッサは売りに出してしまったし、ビルタスは一度買い逃してからその後相場が右肩上がりで手が出なくなってしまった。手元にフォクトレンデル(戦前はこうも言った)のカメラが一つもないのは寂しいからね。それとこのレンズは、性能云々は別にして、昔から欲しかったレンズだったので…。

 手にした物件だが、程度はまあまあ…。元箱とオリジナルのリアキャップが付属していたが、レンズキャップは欠品。その代わりとんでもなくカッコいいフロント変換リングとフィルターが付属していた。なんでも昔のアメリカの映像機器用フィルターとリングらしい。前枠の口径は77mm。ついでに中古で77mmのプロテクトフィルターと77mmのニコンレンズキャップも仕入れてきた。
 家に帰ってよくよくチェックしてみると、中玉のレンズ周辺部に小さな点状のシミかカビがチラホラ。店頭で気がつかなかったなぁ…。長い間進行もしていないようだし、写りにも関係ない部分なので放っておいてもいいのだが、いずれバラしてクリーニングしてみようと思う。それとも屋外へ積極的に持ち出せば、太陽光で殺菌されちゃうかな。
 それよりも気になるのが、ズームリングを広角側にすると、中玉のリングが別の中玉に当たってリングが止まるという、超アバウトな設計の方。そのため、そのリングが当たるレンズの部分に、キズなのか汚れなのか…とりあえず細いリング状の汚れが、レンズを後ろから覗いた状態ではっきり見える。これは構造上こんなモノなのかなぁ。よくわからない。こちらもいずれバラしたときにチェックしてみよう。とりあえずフォーサーズで使う分には関係ないと思われるし、ネットでレンズの構成図を調べてみても、この位置のキズは光学的に問題なさそうだし、これはこういうモノなのかという気もする。

070719-02.jpg まだ昼間の屋外で撮影していないので何ともいえないのだが、確かに今のシャープなレンズと比べると、とんでもないクソ玉。正直そんなに安い価格ではないので、普通の人なら怒って投げ出すと思う。
 モノクロ時代のレンズなので、ファインダーからレンズを通すと黄色く見える。デジカメなので、こういう点は気にしなくてもカメラ側で勝手に補正してくれる。もっとも、モノクロモードで撮影すると、コントラストが上がっていい感じになるかもしれない。
 色彩は非常にナチュラルで美しい。解像度が低めというのもその印象に拍車をかけていると思うが、少なくともこういう個性的な描写をしてくれると、わざわざこんなレンズを買ってみた甲斐があるというモノ。こういう「ふわっと」した優しい色の乗り方は、現代のレンズではなかなか見られない美点。ちなみにボケているという意味ではない。

 前記の通り、決して安い買い物だった訳じゃないので、カビとリング状の汚れかキズはちょっとショックだったが、この色乗りを見ればまあ、満足できるかなと。大体製造されてから50年たってるレンズだしね。隅から隅まできれいな物件など残っていないだろう。安くないとはいえ、Zuiko Digitalの竹レンズに比べれば全然安い買い物だし。

 それと、見た目だけでもう充分元を取ったような気になるというレンズも、そうそうないのではないかな。最近ロシアンレンズ相場が上がっているので、この手のちょっと古いドイツレンズは、気軽に個性的な描写を楽しむ用途としてはお買い得かもしれない。週末に外で撮影してみるのが楽しみだ。

OLYMPUS E-410 + Voigtlander Zoomar 36-82mm F2.8

▼2007年07月17日

画像縮小ツール

 写真ブログ用に、画像の気軽なリサイズを行うため、「ちびすな」というソフトを使っているんだけど、やっぱりPhotoshopでリサイズしたのと比べ、ちょっと画質の劣化が大きいなぁ、という印象。便利なのでこれはこれでアリだと思うんだけどね。

 このソフトで縮小した画像は、なんだかシャープを強めにかけてコントラストを増したような感じになっちゃうんだよね。色々と設定を変えて試してみたんだけど、なかなかうまいポイントを見つけられない。
 例えば、この猫写真など、ひげのところがシャープかけ過ぎみたいな感じでブロック化してしまっている。フォトショップでリサイズした方は、こちらの方がJPEGの圧縮率は高いんだけど、もっと自然に仕上がっている気がする。

 ドラッグ&ドロップで気軽にリサイズできて、もっと高品質なフリーウェアはないかなぁ。

オオムラサキ?

070717-01.jpg チョウチョって、昔からあまり好きじゃなかったんだけど、こうやって写真に撮ってみても、やっぱりグロい気がするなぁ。

 蛾と蝶の分類は、どこで分かれるんだろう。胴体が大きいのが蛾だという話は聞いたことあるけど。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital ED 50mm F2.0 Macro

▼2007年07月16日

今日の白鳥

070716-05.jpg 今日の白鳥写真…というか、下町にはこんなのもいるんかい!…と、びっくり。
 この白鳥、人が近づいても全然逃げません。この公園で飼われているのかな。

 白鳥って、以外と図々しいというか、人をおそれない鳥で、昔一人で北海道のウトナイ湖に行ったとき、白鳥がたくさんいるなぁ…と思ってみていると、みんなどんどん近づいてきて、最後は私のおしりとかくちばしで突っついたりし始めた。頭とかなでたり、体をさすってあげても全然平気なんだもんなぁ。人が餌付けするからこういう事になるんだろうけど。
 白鳥って、一匹でも結構大きくて怖いけど、それが何匹も自分の回りに集まってくると、ちょっとしたホラー映像ですよ。

 白い鳥なので、カメラのシャッター速度がかなり上がってしまい、逆に絞り込まないとオーバーになってしまう。もっとも、どうせ露出補正で1段位オーバーにするので、丁度いいといえば丁度いいんだけど。

 換算210mm相当の望遠レンズの視点というのも、何となく判ってきたな。はじめは街角スナップにしては長すぎだと思っていたけど、これはこれで視点を切り替えれば、面白いスナップが撮れる。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR-P Auto 105mm F2.5

今日のヌコその2

070716-04.jpg ついでにもう1枚ヌコ写真。別カットもかわいかったのですが、それは写真ブログの方に回します。

 撮影場所は同じく三ノ輪。まだ子猫みたいですね。ニコンの105mmを最短近くで使っているので、猫との距離は1~1.5m位かな。この子は、これ以上近づくとイヤそうなな顔をします。

 猫撮りは、この距離を見極めるのが結構難しいけど、こういうところにゲーム性があって楽しいね。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR-P Auto 105mm F2.5

今日のヌコその1

070716-03.jpg 本日のヌコ写真。三ノ輪で撮影しました。

 見ると判ると思うけど、地面すれすれにカメラを置いて撮影。こういうアングルの写真撮影は、従来はアングルファインダーがないと撮影できなかったのですが、E-410ではライブビューがあるので、背面のモニターを見ながら簡単に撮影できます…といいたいところだけど、ライブビューの存在忘れてました(笑)。ということで、ノーファインダー撮影でした。

 レンズの焦点距離と向きと視線の関係は、何度か失敗を重ねるうちに何となく見えてきます。練習の甲斐あって、今では50mm位の焦点距離(35mm換算で100mm)なら、とりあえずファインダーを見なくても、何とか被写体をフレームに納めることができます。

 ちなみにこのレンズは、ニコンの105mm。往年のニコン名作レンズです。フォーサーズだと換算で210mmレンズになります。望遠でノーファインダーは難しいですが、落ち着いてレンズの向きを見ればなんとかなるもんですよ。デジタルだと失敗ならやり直せばいい訳ですし。もちろん、ピントも目測です。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR-P Auto 105mm F2.5

▼2007年07月13日

flatearth_Photography.Blog*

 ひたすら写真を貼っつけるためだけに、ココログでこんなん始めてみた。4649。

▼2007年07月12日

ARTISAN&ARTIST GDR-212C

070712-01.jpg しばらく前から、アルティザン & アーティストのカメラバッグを使っている。特にここで紹介する程のことでもないと思っていたのだが、訳あって一応紹介してみる。

 このGDR-212Cとは、トートバッグ形式のカメラ用バッグ…とは言っても、オリジナルのGDR-202と違う点は、インナーパッドをつけて、肩パッドを追加して、底面に防水ゴムのシートを追加して、代わりにバッグ内のポケットなどを取り去ったもの。オリジナルはメイクアップアーティスト用のバッグらしく、それにアレンジを加えてカメラバッグとして売りに出しているらしい。
 実際カメラバッグとしての機能はなかなかのもので、特に優秀な点が、カメラを入れた状態でも、他にいろいろなモノを収納できるスペースがあること。私にとって決定的だったのが、デジタル一眼レフカメラを入れた状態でレッツノートのCF-W2が無理なく入る点で、もうこれだけの機能でこのバッグの購入を決めたという感じ。
 ノートPCの事を考えなければ、今まで使っていたDONKEバッグはかなり優秀なのだが、あのバッグは構造上どうやってもノートPCを持ち運べない。なので、普段からPCを持ち歩いている私にとっては、やや使える機会が限定されてしまう。その点このGRD-212Cなら、毎日の出勤にも持ち歩いていけるので、大変助かる。なので、こちらのバッグは平日用、DONKEは休日用として活躍している。

 あと、やっぱりいい点は、DONKEもそうだけど、普通の人にはパッと見カメラバッグに見えないことだろうか。判る人が見れば判っちゃうんだけどね(笑)

 で、これよりワンサイズ小さなGRD-211Cというモデルがあるんだけど、近頃ノートPCがCF-R4になって一回り小さくなったので、こちらのモデルもかなり欲しいんだよなぁ…。うーん、どしよ(笑)

 写真は前のエントリーで紹介した九印のイーター君が巻き付いているところ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6

▼2007年07月05日

OLYMPUS E-410 + 上海 50mm F3.5

070705-02.jpg M39→M42リングなんてモノを見つけて、雑誌程度の値段だったのでつい買ってしまった。

 このリングは、その名の通り、バルナックライカでおなじみのM39Lマウントを、M42マウントに変換するアダプタ。といっても、両面にねじを切ってあるリングでしかないので、レンズにつけてもM42マウント側につけてもOK。大体、レンズにつけたつもりでも、レンズを外すとマウント側にリングが残っていたりする(笑)
 単なるリングネジなので、強く閉め込むと抜けなくなってしまう。なので、そういう場合に備え、リングの上下に溝を切っておいた方がいい。溝さえあれば、最悪ネジが回せなくなっても、後でカニ目回しなどでリングを回して抜くことができる。ちなみに私は、買ってきてからすぐに鉄ヤスリで上下に対角上4カ所に溝を切った。

 早速手持ちのM42→フォーサーズアダプタを使って、E-410にLマウントレンズを装着してみる。装着したのは中国製のエルマーコピーレンズ「上海 50mm F3.5」。
 レンズ自体の性能は、銀塩のフィルムで撮影すると、ソフトレンズで撮影したような独特な描写になる…ということは、つまりダメダメレンズだということ。同じライツレンズのコピーでも、インダスターの方は本家に迫る描写なのにね。もっとも本家に迫るのは調子のいい個体の話なので、そう考えると上海も同じようなモノか。

 マウントは合っても、LマウントとM42マウントでは、フランジバック長がまるで違う。そのためレンズのヘリコイドを無限遠にしても、レンズ先端から大体20cm位の接写しかできない。まあ…ここは逆に、マクロを楽しめると考えた方がいいかも。

 早速撮影してみたのだが、デジタルで撮影した上海レンズは、思っていたよりは意外とシャープかな。なかなか楽しそう。

CONTAX i4R

▼2007年07月04日

ライカのデジルックス3望遠レンズセット

 何がすごいって、価格が一切公開されていない事。そして、ライカジャパンのホームページに行って、ネットからこのセットを予約登録すると「限界を超え」るそうです…じゃなくて、ライカジャパンから直接連絡がくるみたい。そこで価格を教えられるのだろうか。真夏の怪談みたいだな、こりゃ。

 まあ、それとは別に、ライカジャパンがこうやってフォーサーズマウンドアダプタを商品として販売する事には、E-Systemユーザーとして、それなりに感慨深いものがある。
 どうせ買えないとは思うけど、ライカも独自のフォーサーズレンズをリリースしていってほしいな。

▼2007年07月02日

CONTAX i4R

070702-01.jpg 週末は、埼玉県北部の方に行っていたんだけど、帰り道はフラフラとドライブしながら…なんて事になると、ついついあちこちのリサイクルショップに寄ってしまう。
 その途中で見つけた、現時点で完全最後のCONTAX製品! i4R
 格安…って程じゃなかったんだけど、私が知っている相場より随分安いし、半年以内限定ならオクに流しても元が取れる!と、自分を納得させてゲットしてしまいました(笑)
 だって「単焦点・F2.8・テッサー・T*」なんてコンパクトデジカメ、この先もう人類の手から発売されることはないよ、きっと。

 実はこのカメラ、昔から興味があった訳じゃなかったのだが、ちょっと気になるようになったきっかけは、以前友人と極楽堂という中古カメラ屋に行ったとき、このカメラの中古がなんと5万円以上の値をつけられて売られていたのを見てしまったこと。そのときは「こんなカメラにそんな金を出す意味があるのか?」と思ったのだが、家に帰ってネットで調べてみると、5万円はともかくとして、割とデジカメっぽくない発色とスタイルに惚れている人は結構いるのがわかった。と同時にスペックを見てみると、確かに魅力的なんだよね。特に、CCD周りの画像エンジンは一昔前だけど、ツボにはまるととてもシャープな画が得られるみたいで、世の「オシャレさん」だけでなく、デジカメ爺の方々も、このカメラにはまっている人はチラホラいるみたい。
 実際、オークションでも、そこそこ美品で二万円台後半から、ボロボロでも動けば一万円越えという相場みたいで、少なくとも時代遅れのこの機種に、これだけのお金を投じる価値を感じている人はそれなりにいるというのがわかった。

 で…私が買ったものはどうなのかというと、まず外観はとても綺麗。バッテリもほぼ消耗していない(ネットで撮影可能枚数の実際を調べてみても、それくらいは優に撮影できる)上に、背面モニタに液晶保護シートが張ってあり、表示部分にも全くキズはない。それをボロボロ相場で…という訳なので、激安!とは言わないが、かなりお買い得な物件だったといえるだろう。

 早速本日使ってみたところ、実はデジカメとしての性能も当時としてはなかなかのもでは、と感じた。特にすごいのが連写で、秒速3コマをメモリカードいっぱいになるまで撮りまくることが可能。連写モードにしていると、付属していた16MBのメモリカードが一瞬でマンタンになる。私個人の使い方では、今までのカメラで連写機能はほとんど使ったことないのだが、ここまでさくさく連写ができると、これをきっかけに連射を普段のスナップに取り入れてみてもいいかな?なんて気になる。

 撮影は基本オートで、測光モード以外のカスタム設定は、電源を一度切るとすべてリセットされてしまう。ただしフラッシュモードだけは、後のファームウェア更新で、電源を一度オフにしても設定が引き継がれるようになっている。

 肝心の画質だが、やはりレンズが極小なせいか、周辺はちょっと流れ気味な気もしないでもない。また、好感度ノイズも多目で、現在のデジカメに慣れた人にとっては、ちょっとやりにくい画質なのではないかと思う。ただ、妙に地味っぽい発色と赤の鮮やかさは、TVS Digitalにも通じるモノがあり、私的には結構好きかな。まあ…しばらく使ってみて、私に必要ないようだったら、オクにでも流すとします(笑)

 ちなみにだが、このカメラの設計は、あの愛すべきアホカメラ、CONTAX AXを作った人と一緒だそう。こういうエピソードを聞くと、なんか妙に愛着がわきます。

▼2007年06月29日

OLYMPUS E-510

070629-01.jpg 本日発売、ヨドアキバで実機に触れてきた。

 正直、物欲がムラムラっときたらマズイなぁ…なんて思いながら展示機を持ち上げてみたんだけど、ちょっと興ざめな気がした。やはりE-410の軽さと薄さになれると、普通のデジタル一眼レフカメラだな、という印象がぬぐえない。
 冷静に考えれば、手ぶれ補正だし、E-410に次ぐ軽さだし、いいカメラだとは思うのだが、衝動買いする程突出した魅力はないなと思った。E-510は、じっくりと家でカタログを検討して、選ばれるべきカメラなのだろう。

 ちょっと不満に感じたのが、カメラにメモリが入っていない状態で展示されているので、撮影した画像を拡大表示したりして、手ぶれ補正の効果を確かめられないこと。せっかくの手ぶれ補正画像が実際見て確認できないのは残念な事だと思う。

RICOH GR Digital


▼2007年06月28日

ASAHI OPT. Super-Multi-Coated TAKUMAR 35mm F3.5 #5075549

070628-02.jpg 久しぶりの超お買い得物件。M42マウントのスーパータクマー35mm F3.5が、ドライブがてらに寄ったハードオフでなんと1,050円!
 さらにさらに、コンディション抜群な上に、前後キャップと何故か50mm用金属フード、そして更に49mm径のPLフィルターまでついている。このフィルターだけで中古1,050円で売っていても買い得な位だ(笑)。正直ペンタの35mmレンズは買うつもりもなかったが、こんな値段だと買わない訳に行かないだろう。

 描写については語れるほど撮影していないが、色鮮やかでキリッとした感じ。フォーサーズだと70mmの中望遠レンズになるが、レンズ自体も小さいし、町中の散歩時に持ち歩くと、結構重宝しそう。
 しかし、M42時代のペンタックスレンズって、過剰な位しっかりした作りだなぁ。これからもこういう物件は、積極的に回収していきたい。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

▼2007年06月26日

アローカメラで田中長徳氏の講演を

070626-02.jpg この前の土曜日は、四谷三丁目にあるアローカメラに出かけてきたんだけど、そこで丁度田中長徳氏の講演会をやるということだったので、参加してみた。参加料は無料で飲み物も出る。時間は約二時間という豪華なもの。

 基本的には最近発売された氏の著作「晴れたらライカ、雨ならデジカメ」の内容を紹介するという講演だったみたいだが、上海での仕事の様子から最近のデジタル一眼レフへの不満などが中心で、本についての内容はあまり語られなかった。まあ、その方が楽しかった訳だが…。

 その中で私が特に気になったのが、やはりデジタル一眼レフカメラについての話。まず氏が言うには「デジタル一眼レフカメラのボディを何台も持って出歩くことがステイタスになりつつある」とのことで、なぜなら出先でレンズを交換できないからだそう。特にプロの方にとっては結構深刻みたいで、出先でレンズを交換してしまったおかげで、その日の撮影は画像の真ん中に黒い点がずっと写り込むことになった…などというエピソードが語られていた。確かに現在ではPhotoshopがあるのでさほど深刻になる必要もないはずだし、カメラマンの方もそれについては理解しているのだが、やはりプロとしてそういう画を納品するのがためらわれる…つまり、なら必要なレンズ分ボディを買って持ち歩いてしまえ!という話になってしまうらしい。私なんてその話を聞きながら「オリンパス使えばいいのに…」と、当然ながら考えてました(笑)
 オリンパスE-Systemのダストリダクションはとても強力で、私なんてボディ側のマウント開口したままカメラを放置…なんて無茶やってても、実写レベルでゴミが写り込んだ…なんて経験は皆無。
 一度E-1できちんとCCDのチェックをしてみたとき、CCD面に3つ位のゴミが付着しているのを発見したのだが、簡単な清掃で綺麗さっぱりなくなりました。というか、このダストリダクションのすごさと有効性を実感できていないのは、むしろオリンパスE-Systemのユーザーだけなんだろうな…とも思う。

 それともう一つ。これはデジタル一眼レフカメラと、先ほど発売されたライカM8共通の不満だったのだが、氏が言うには「右手でカメラのボディを持ったとき、昔はフィルムの巻き上げレバーを親指に引っかけて安定性を保っていた。それが今のカメラでは、その部分がツルッとした素材で出来ており、親指の引っかかりが全くない。なので私はソニーのαの親指が当たる部分に、ゴムシートを貼って親指の引っかかりとしている」とのこと。申し訳ないが私は再び「オリンパス使えばいいのに…」と思ってしまいました(笑)
 E-1にせよ、最近のE-410にせよ、オリンパスはカメラのホールディングについて一貫したポリシーがあるのか、まさに長徳氏の持ち方でこれらのカメラを持つと、丁度親指のところに微妙な出っ張りがあり、そこに滑り止めのゴムが張ってある。そのためカメラが片手でホールディングしやすいんだよね。E-1はともかく、大きさと薄さを重視したE-410でもこのような作りになっているのはとてもすばらしい。
 他社のカメラでも、出っ張りまではあるのだが、そこにきちんとゴムが張ってあり、なおかつその出っ張りが軍艦部の上の方まできちんと続いている(これが重要!)カメラは、あまりない気がする。
 まあ、持ち方については慣れもクセもあるので、一概にだからイイとかダメとかいえないのだが、少なくとも長徳流の持ち方をするには、E-Systemのカメラは持ちやすいのではないかと思った。
 ついでにちょっとミーハーだけど、長徳氏と私のカメラの構え方が比較的似ていたのも嬉しかったかな?下手な人程ファインダーを凝視する…という逸話は、確かにその通りだと私も妙に納得した。この点は本気にせずシャレとして受け止めるべき話なんだろうけど。

 最後にこの講演会のネタ本(会場では教科書といっていた)の割引&サイン本販売があったのだが、私は残念ながらすでにこの本を買ってしまっていたので、買わずに会場を後にした。偶然の遭遇だったけど、結構面白い講演会だった。

 ちなみに、お礼代わりといっちゃなんですが、会場となったアローカメラに「Super-Takumar 28mm F3.5」の美品(ほんとに綺麗)が5,200円で出ていたので、思わず買ってきちゃいました。
 ちなみにこのレンズ、手元にもう一本同じモノがあります。一本は何故か自宅から発掘されたモノ。もちろんキズだらけのボロボロだったので、丁度よかったです。このレンズについてのネタは、またそのうち。

 どうでもいいけど、私の家はたかが築10年位なのに、明らかに家より古い変なモノが発掘される事が多いんだよな。その中のカメラ関係では、例のオンボロタクマー28mmと、ニコンのオンボロAiレンズ、あとはペトリFT-IIが55mmF1.8(美品)付きで発掘されている。一体どこから集まってくるんだろう…。

OLYMPUS E-410 + UV-TOPCOR 28mm F4


インダスター61 50mm F2.8

070626-01.jpg 週末に都内を徘徊していて見つけたロシアンレンズ。新品を4,200円でゲット。ケースと説明書、他に保証書らしきものが付属しているのだが、キリル文字なのでさっぱり読めない。ちなみに新品といっても、買ったお店では中古扱いである。当然保証などは効かない。

 インダスターといえば、昔使っていたロシアンレンジファインダーカメラ、Fed5に付属していたインダスター41 50mm F2.8は、かなり強烈な写りをする優秀なレンズだった。他にロシアンコンパクトカメラのFED50、またフェドミクロンにもインダスターレンズが装着されており、強めのコントラストが魅力の発色が濃いレンズで私はとても気に入っている。
 ということで、このインダスター61も期待していたのだが、残念ながら色ノリはやや控えめっぽく、現代のロシアレンズは、普通にいいレンズに近づいているようだ。

 売っているお店では「マクロ」と書いてあったのだが、レンズや説明書にはマクロの表記がない。唯一鏡胴の距離指標で、最短の30cm脇にMという文字が記されているだけ。今時最短30cmではマクロと呼べないだろう…とは思うのだが、フォーサーズで使用すると、100mmで最短が30cm相当のレンズとなり、マクロとはいえないながらもそれなりに寄った撮影が可能となる。そう考えると、値段も値段だし、意外と優秀なレンズといえるのかもしれない。

 モノとしての魅力はゼロに近い。一応鏡胴は金属製(アルミか?)なのだが、水道管にタミヤカラーで塗装したような出来。実際目立たない部分を溶剤で軽くこすってみたら、塗装の表面が簡単に溶けた。この安っぽい作りと、それに似合わない強烈な描写がロシアンレンズの魅力だろうか。

 写真は上野松坂屋でリニューアルオープン時に限定販売されていた「さくらパンダ」のマスコット。このレンズの絞りは、絞り込むとダビデの星みたいな形の絞りになり、上の写真にあるように、星形のボケを楽しむことが出来る。なかなか面白い。

OLYMPUS E-410 + INDASTER 61 50mm F2.8

▼2007年06月25日

エスカレーター

070625-01.jpg 早速UV-TPOCOR写真をうぷしてみる。

 これはいつも使っている駅のエスカレーターを何気なく撮った写真。このアングルの写真は他のレンズでも何回か撮影しているのだが、このレンズを使うと、妙に力強い印象の画になった。

 全体の色調はデジカメのホワイトバランスで補正されてしまうので判定しても意味のないことだと思うが、色のノリ方に関しては、ちょっと個性的な気がして気に入っている。

OLYMPUS E-410 + UV-TOPCOR 28mm F4

▼2007年06月24日

UV TOPCOR 28mm F4 + OLYMPUS E410

070624-01.jpg トプコンのレンズといえば、私などもう名前を聞いただけで身震いする位のフェイバリットレンズなのだが、なんせ手持ちのトプコンカメラは、二眼レフのプリモフレックス、それとトプコンユニのみ。最近銀塩カメラをいじっていない私にとって、二眼レフは使うのが結構めんどくさいし、トプコンユニの方は、シャッターの調子が悪くて使えなくなってしまった(※1)

 そのため、普段からデジタルカメラでトプコンレンズなんて使えるといいなぁ…なんて漠然と思っていて、かといってエグザクタマウントのアダプタ買ってREトプコールレンズを漁るのもなぁ…大体私が大好きなレンズはUV-TOPCORの方だし…とか、コシナの限定トプコールは問題外だし…なんて色々と考えていた。

 そんな中、ちょっと前にネットで「UVトプコールレンズをM42に変換するアダプタ」というけったいなモノを発見。もう後先考えず注文!早速品物が届いたので、手持ちのUVトプコールレンズをM42化する。

 このアダプタは、正確に言うとレンズに装着するアダプタではなく、トプコンユニのマウント部分を取り外してUV-TOPCOR→M42のアダプタを作るというキット。UV-TOPCORレンズは本体にレンズシャッターを採用した一眼レフマウントで、そのせいなのか何なのか、レンズ側に絞りリングがついていない。故に通常このレンズのアダプタを作ろうとすると、絞りの制御ができないことになるのだが、このキットはこの点も考慮されていて、カメラ本体から絞りを調節する部分を取り出してM42のリングに装着するという仕掛けになっており、故に他のカメラにこのアダプタを介してUV-TOPCORを装着しても、きちんと絞りが効く。

 そして、E-410に装着してみたのがこの写真。UV-TOPCORがデジタルで使えるなんて、もう鼻血でそう。

 早速M42→フォーサーズのアダプタを介して色々撮影してみたんだけど、もうなんちゅーか、すばらしいレンズですよこれ。コントラストも良好でとても力強い色が出る。解像度とかそういうのは当然現在のレンズに劣ると思うけど、撮影した画像の存在感は、手持ちのレンズの中でも群を抜いている。28mmF4の他に、53mmF2も持っているんだけど、こっちのレンズも同じような傾向を持っていて、撮影した画像が妙にドラマチックになる。いいなぁ…トプコン。私にとっちゃツァイスよりライカより、ヒエラルキー的には上だな(笑)

 そのうち、エグザクタマウントアダプタも手に入れて、REトプコールにも手を出してみるかな。ただ、REの方は普通にいいレンズだった…という話なので、UVほど個性的な画は得られないかもしれないなぁ。いい画像が欲しいのなら、たとえズームだとしても、現代のレンズを手に入れた方が安いし性能はイイからね。

 ちなみに、私が過去作ったトプコン・ユニの紹介ページはこちら。

(※1:UV-TOPCORでのシャッターや絞りのトラブルは、ほとんどの場合本体ではなくレンズの問題。レンズ側に本体に絞り情報を伝えるレバーと、絞りを駆動するレバーが重なる形で配置されており、この二本のレバーが独立してほぼ抵抗なく動く状態でないと、カメラはきちんとシャッターを切ることができない。ちなみにこの絞りレバーの加減は、中古屋店頭で指を使って確認する程度じゃほとんど判定不能。かといってそのお店にあるカメラ本体で動作しても、手持ちの本体ではきちんと動かないことがあり、レンズを買う際は必ず自分の本体を持ち込んでチェックしないと失敗の元となる。このように、レンズ側とカメラ側の情報伝達がなり微妙なバランスで成り立っており、故にトラブルで廃棄されてしまう本体とレンズも多く、このシステムは最近急速に中古市場から姿を消しつつある。在庫を発見してもジャンク扱いになっていることが多い。)

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6

▼2007年06月23日

憧れカメラスタイル/松本賢

 レンズクリーニングペーパーが切れたので、補充分を買いに行ったついでに買ってきてしまった、

 なんでも、この著者に言わせると、ちょっと古いカメラ(この本で紹介されているオリンパスペンFや、OMや、ペンタックスSPとか…)は、クラカメじゃなくて、アコカメ=アコースティックカメラと呼ぼう!とのこと。

 名前は何だっていいんだけど、この著者を含め、この本を読んで中古カメラを買いたくなった人は、おとなしく中古じゃなくて、新品の最新カメラを買うべきだと思う。紹介されている「中古カメラの鑑定」などは、もはや病的レベル。こんな見識眼で「最近状態のよいペンF用レンズは滅多に出回らなくなった…」なんて当たり前。古いカメラでそういうコンディションのモノが欲しいのなら、店頭で鑑定が必要な価格帯のカメラは選ばず、新同品、もしくはデッドストック品など、プレミア価格の商品を選ぶしかない。
 そのため、著者がアコカメを楽しんでいるのは判るが、じゃあ何故デジカメを使わないの…という疑問は、最後までぬぐえなかった。

 私的な中古カメラとつきあうコツを軽く語らせてもらうと、傷やカビなどに神経質にならない…。商品は価格なり、価格を超えたお買い得品などない。レンズのカビが伝染する?そんな訳ないし、日常にはレンズのカビの元となる雑菌はいくらでも繁殖している。カビ防止は定期的に使うこと。防湿庫押し込めてもカビは生えるときは生えるし、むしろ乾燥させすぎはレンズのバルサム切れを起こす。こちらの方がダメージがでかい。
 最後に一番重要なこと。要らなくなったら、どんなに傷がついていても、中古屋に持ち込んだりして市場に還元すること。最近中古カメラを持ち始めた女子達が、用が済んだカメラ達をきちんと市場に再放流してくれるのか…そちらについては結構不安。

▼2007年06月18日

乾燥した週末

070618-02.jpg 週末は随分と乾燥した晴天で、どこか郊外に出かけたかったのだが、腕の調子が悪いせいで自転車にも乗れないしMGFのシフトレバーも操作できない。ついでに体調が悪くて、土曜日も午後になってちょっとアキバまで出ただけ。

 折角なので日曜日は外に出てみた。これはその時に撮影した横断歩道。こういう写真は強い晴天下じゃないと撮れませんね。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-W 28mm F3.5

▼2007年06月17日

増殖するOM-Zuikoレンズ

070617-01.jpg 増殖してます(笑)

 カビ取りしたレンズもあるので、本日は軽く日干しがてら、所有OM-Zuikoレンズをすべてお日様の下へ持ち出してきました(笑)
 せっかくなので、現時点で感じた印象をそれぞれまとめて、簡単なコメントをつけておきます。ちなみに文章の順番と写真のレンズ順番は、左上から左へ、そして下左から右に対応しています。

 OM-Zuiko 50mm F3.5 Macro #129292/モノコート
 カビありジャンク品を格安で入手。自分で前玉をばらして清掃したもの。発色は渋目。写りはすばらしい。モニターで等倍鑑賞しなければ、背景のにじみ具合などは、現在のZuiko Digitalよりも美しいのではないか?

 OM-Zuiko 50mm F1.8 #418300/モノコート
 絞りが粘っているという物件をジャンク価格で入手。買ってみると絞りも良好でレンズも綺麗という超お買い得物件だった。発色はくっきり鮮やかで現代風。ピントはE-410だと少し合わせにくいが、きちんと合わせるとすばらしくシャープになる。MFの換算100mmは案外スナップでも使いやすい。

 OM-Zuiko 28mm F3.5 #121046/モノコート
 ジャンクばかりで申し訳ないが、こちらも後玉にカビ有りのジャンク品を格安で入手。自分で後玉をバラして清掃。このレンズは「使うオリンパスOM」という本でも絶賛されている。“OMユーザーならば必ず所有していなければならない1本”だそうである。所詮ジャンクだし自分でバラしたレンズだし、鏡胴ちょっと緩いし…なんて思いながら使ってみたらびっくり。かなりシャープでよいレンズ。E-410で使うと所詮中央しか使ってないので不用心にこういう発言はしたくないのだが、あえていうと「周辺まで画像が均一でまっすぐ」という感じ。コーティングのせいか発色はやや黄色い気がするが、これは装着しているオリンパス純正スカイライトフィルターのせいかも。マルチコート版のちゃんと保管されていたモノをもう一本買ってもいいかとまで思っている。

 このレンズの性能とは関係ないけど、28mmレンズはE-410換算で56mmとなる。これはコニカとかトプコンとかミランダとかペトリとか…要は現在生き延びていない一眼レフ製造メーカー達の標準レンズ55mmと一致する。これらのメーカーはなぜ55mを“標準レンズ”として売っていたのだろうか。この焦点距離は、たった5~6mmの違いに過ぎないんだけど、使ってみるとスペック以上に画角が違っているように感じて、なおかつとても面白い。なぜだろう…。

 OM-Zuiko 24m F2.8 #129278/モノコート
 神田で入手。価格は一万円台中旬。E-410で使うと、いわゆる“標準画角”に最も近くなる。ただ、画角的に何となく中途半端な気もしないでもないというのが正直な印象。写りは逆光に弱くコントラストもそんなに高くはないが、決まるとシャープで階調も深い。解放と絞り込んだ場合の性能差が大きい。撮影していると、クラシックなレンズを使っているんだなと常に意識させられるが、決まった場合はすばらしい画になるので、使っていて楽しいレンズだ。

 OM-Zuiko 21mm F3.5 #124026/マルチコート
 秋葉原で入手。お値段は三万円台。私が持っている唯一のマルチコートOMレンズ。状態は鏡胴のゴムがちょっと白くなっているが、ほとんど使われていなかったみたいで極上。使ってみると、逆光にもそこそこ強く(派手なゴーストが出ないというレベルだが)、色乗りも少し渋いが良好。ただ、微妙に周辺がにじむかな?気のせいかもしれないが…。画角的にE-410で使うと42mmとなるが、ファインダーを覗いた印象はかなり広角気味になる。たかが42mmで広角ってのもおかしな話だが、実際町中のスナップでは、上記24mmとは比べものにならないくらい使いやすくなる。被写界深度が深いので、適当に絞って適当に1~3mの間にピントを入れておけば、バシバシとピントが来る。当然ながらAFの迷いも全くないので、シャッターを押した瞬間を確実に切り取ることができる。E-Systemを使うスナップシューターは、是非とも入手すべきレンズなのかもしれない。

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 まず総論として、OM-Zuikoレンズは、スナップ撮影に関して、現代のAF-Zuiko Digitalレンズよりも遙かに使いやすいと感じました。
 これらのレンズを使っていて思い出したのが、パンフォーカスという言葉。ピントを2~3mの場所に合わせておいて、絞りで被写体をピントの範囲に入れ込むというやり方です。考えてみれば、私が好きなフジペットやボックスカメラなどは、ピントそのものがありません。それでも結構クリアな写真が撮れます。また、古いレンジファインダーカメラを使っていても、距離計の精度も当てにならないし、目測でピントを合わせて撮影しちゃうことが結構ありました。考えてみればそれでいいんですよね。デジタルの時代になって、モニターで等倍まで画像を拡大してチェックする時代となると、パンフォーカスなんて言葉はすっかり過去のモノになった感もありますが、サービス版程度へのプリントなら、そんな真面目にピントを合わせなくても、クリアにプリントされます。
 そんな厳密なピント合わせよりも、コンマ何秒かのシャッターチャンスの方が、スナップ撮影には重要です。そういった「自分の意志で撮影している」感覚を取り戻せるのがMFレンズでの撮影が楽しく感じる理由なのかもしれません。

 私の場合、これらのレンズを使う際、大体絞りはF8にしています。ちょっと暗くなってきたらF5.6といった感じですね。ちなみに手持ちのOM-Zuikoでは、F5.6辺りが1番優れた画が撮れる気がします。それでもF8に絞るのは、被写界深度を稼ぎたいからです。
 OMレンズは、小型軽量のせいか、ピントリングの回転角も少な目なのが嬉しいです。同じスペックNIKKOR/24mm/F2.8を較すると、NIKKORは回転角がOMの3倍位あります。厳密なピント合わせは回転角が大きい方がより細かくピントを追い込み易いのかもしれませんが、スナップシュートの場合、素早く目標の距離にピントを移せる方が断然使いやすいです。それにOMの方が、比較にならない位小さいしね。

 ちなみに、21mmレンズを買ったときに店員さんから聞いたのですが、E-410が発売になって、OMの短焦点レンズの価格相場が急上昇中だそうです。特に21mm~28mmまでの大口径F2トリオ達は、ちょっと信じられない価格になっています。他、私的には18mm/F3.5も欲しいのですが、こんなの買える訳ありません

 個人的に、デジタルで使うのなら、ISO感度は可変にして使える訳だし、フィルム時代にあった「明るいレンズ志向」は捨てていいのではないでしょうか。大体F2シリーズはでかくてE-410に装着したルックスもイマイチだし(笑)、デジタルで使う場合は、被写界深度の薄さも中途半端になります。“高性能”を求めるのなら、素直に現代のZuiko Digitalを使いましょうということかな。

 個々の作例と印象に関しては、追々このブログで紹介していくことになると思います。

RICOH GR Digital


OLYMPUS F Zuiko Auto-S 50mm F1.8 418300

070618-01.jpg オリンパスの標準廉価版レンズ、50mmF1.8。絞り不良ということで、格安の1,500円で仕入れてきたのだが、買ってみると別に絞りもきちんと動くしレンズもきれいというお得物件だった。

 E-410に装着すると、換算100mmの中望遠レンズになるのだが、その割には結構スナップにも使える。そして写りもシャープ。すばらしい。

 さすがに1,500円というのはラッキーだと思うが、中古屋さんでも平均6千円前後から並んでいる。使えるカメラを持っている人は、「一回呑みに行ったつもり!」と思って買ってみるといいかも。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-S 50mm F1.8

▼2007年06月14日

不思議な色の空

070614-04.jpg ま、怒ってばかりいても仕方ないし、E-410写真でもうぷ。

 アキバヨドの前で撮影。時間は19:30過ぎなので、実は夜空。ヨドの街灯に新緑が照らされて、何やら舞台写真のようになった。

 余談だけどこのエントリーから、ポップアップの写真ウインドウの設定をちょっといじってます。ウインドウの大きさが変えられるのと、変えるときちんと写真が真ん中に配置されて、背景も黒くなります。ちょっとは写真が綺麗に見えるかな?と思いまして…。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-W 21mm F3.5

もう一つオリンパスに苦言

070614-03.jpg もう一つオリンパスに苦言。コレはE-410のケーブル接続端子。いったい何のつもりなんだ?xDにせよなんにせよ、最近のオリンパスはワザとユーザーに嫌がらせでもしているつもりなんだろうか?

 外でPCに接続するため、もう一本予備の接続ケーブルを買いにアキバヨドに行って店員さんに聞いてみたら「オリンパスのケーブルは独自ケーブルで、他社に互換のケーブルが存在しないんですよ。なのでメーカーから補修部品扱いの取り寄せになりますので、メーカーに問い合わせないと価格も納期も全く判らないんですよね」だそうだ。なんだそれ?我が耳を疑ったよ。

 この独自端子を使う事にそれ相応の合理性があるならともかく、こんなケーブル機能的にはなんだっていいと思うのだが、何か理由があるのだろうか?というか、他社で採用している汎用マルチメディア端子使えよ!

 仕方ないので、xDカードも読めるタイプのカードリーダーを買ってきたのだが(コレだってxDさえ除外すれば小さくて安いリーダーはいくらでもある)全く腹立たしい。一体何を考えているのか?

RICOH GR Digital

OLYMPUS E-510の発売が前倒し…に関する不満

 6月29日発売だそうです

 そんな事よりも、E-510発売記念キャンペーンの方が、E-410発売時のキャンペーンより、ずっと景品が豪華なんですけど。
 更に、対象がE-510だけならともかく、この期間にE-410を買った人も同じ特典が受けられる模様。

 これはE-410のファーストユーザーをバカにしたキャンペーンだなと思う。xDカードなんてタダ以外なら欲しくもない景品だが、今回の景品は金払ってでも欲しくなるモノだしなぁ。

 カメラに罪はないが、このオリンパスの姿勢は、なんだか納得がいかんね。

アイスコーヒーの氷

070614-01.jpg 早速50mmマクロの実写画像を。

 これは、レンズを買った帰りに、カフェに寄ってアイスコーヒーを頼んだ時のもの。50mmのマクロですが、E-Systemだと換算100mmの中望遠マクロとなります。
 まだ、前玉裏のシミを除去していない状態の撮影でしたが、素晴らしい…。なまじAFレンズじゃないので、ピント合わせや絞りの変更がやりやすく、Zuiko digital 50mmF2.0よりも使いやすいかもしれません(笑)
 マウント裏側にデートコードも見あたらないし、銀縁なので、コーティングはモノコートだと思いますが、何やら青っぽいコート色ですね。

 余談だけど、OM時代のZuikoレンズというのは、非常にコレクター魂を刺激されるアイテムだと思います。というのも、レンズのサイズ、鏡胴の口径等がかなり共通になっていて、何本か並べると見た目的にとても気分がよろしい。
 他社のレンズ及びZuikoDigitalだと1本1本見た目も大きさも全然違うので、それはそれでいいのですが、並べて悦に入る…という感じでもないです。

 マズイかもしれません(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-Macro 50mm F3.5

▼2007年06月13日

OM Zuiko Macro 50mm F3.5 129292

070613-02.jpg OM-Zuikoといえばマクロだよね。と思って、私も一本欲しいもんだな…と思っていたのですが、最近では廉価版のはずだった50mmF3.5でも、なんだか意外と高い。
 中古屋さんでゴミだらけホコリだらけ、鏡胴ボロボロ…みたいなレンズを何本も見ましたが、そんな状態で¥15,000~という値段ばかり。まともに綺麗なものは¥25,000~¥30,000以上もする。

 そんな中、通勤途中にある中古カメラ屋さんで発見したのが、カビ有り6,800円のジャンク。見せてもらうと、前玉の裏側にカビかシミか…そんなのがポツンと。これがレンズの周辺なら文句なしで買ったところですが、結構真ん中にシミがあるので、その場では見送り。週末にもうちょっと中古カメラ屋さんを巡ってみたところ、それよりも状態が悪いジャンクの50mmF3.5が、上記で書いたとおり平然と¥15,000~で売っている事から、実はあればお買い得なのでは?と思い直して、今日会社帰りに買ってきてしまいました。

 とりあえずE-410に装着してテストしてみたのですが、特に写りに影響はないみたい。ただ、カビだったりしたらこれ以上進行されるのもイヤだし、前玉裏だったら何とかなるだろうと思い、カニ目レンチを使って前玉を取り外します。
 さっとクリーニングペーパーで一拭きしたら、シミはあっけなく落ち、とてもクリアな状態に戻りました。コレは気分がよい。
 慎重にホコリを吹いて、再び組み付けて作業は終了。正直クリーンルームじゃないので、余計な細かいホコリがちょっと進入しちゃいましたが、やはりクリアなレンズは気持ちいいです。これならオクに流せば利ざやが稼げそう(笑)

 厳密に言えば、素人がバラして組み付けている訳ですから、当然精度は落ちているはずです。なので、レンズバラしはお勧めしません。多少の不具合は自分のせいと割り切れる心境じゃないとね。
 もっとも、一眼レフの場合、ファインダーでレンズが見える訳ですから、多少ピンの位置がずれても問題ないのかもしれません。そう考えると、レンジファインダー用レンズをバラすよりは簡単なのかも。ただ、大きく伸ばしたら片ボケがわかるとか、そんな感じなんでしょうけどね。とりあえず撮影してモニタで拡大する限りは、不具合はみられないみたい。

 早速テストで色々撮影してみましたが、コレはすごい!さすがマクロのオリンパスって感じです。Zuiko Digitalの35/35や50/2より発色が渋いせいか、よりシャープな印象があります。またこのレンズに関しては、例の適応表でも、解放から使えるとなっていますね。

 さっそく、週末には散歩に出かけて色々撮影してみようと思います。

RICOH GR Digital

▼2007年06月11日

今日のヌコ

070610-02.jpg このヌコは、俺を誘惑しているのかぁ~!!ハァハァ。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-W 24mm F2.8

▼2007年06月10日

恋する24mm

070610-01.jpg 最近24mmレンズにくびったけ!(笑)

 ということで、E-1とE-410に装着した24mmマニュアルレンズ。E-1の方はNIKKORの24mmF2.8。E-410の方はZuiko24mmF2.8。両方ともスペックはほぼ同じですが、写りは全然違うのが面白いところ。

 まず断っておきたいのが、色合いとかそういうのは正直判りません。こんなのはホワイトバランス次第で全然変わってしまいますので。
 厳密な比較をするのなら、ホワイトバランスも固定してチェックしないとダメだとおもいますが、別に厳密な比較をするつもりもないです。あくまでも印象論という事で。

 両方ともZuikoDigitalと比較して渋めの発色なのですが、NIKKORの方がちょっと色が鮮やかかな。Zuikoの方は更に渋い感じ。
 逆光にはNIKKORの方がちょっとだけ強い…といっても弱いですけど。Zuikoの方は笑っちゃう位逆光に弱いです。もっとも後期型のマルチコート仕様は全然違うみたいですけどね。
 ただ、両レンズとも30~40年位前?のレンズなだけあって、逆光はおろか、被写体の一部に明るい部分が入るのも注意が必要です。順光でもフレームに明るい空があったりすると、簡単にコントラスト低下を起こします。それがイヤなら、両レンズともマルチコート仕様のマイナーチェンジ版がありますので、そちらを買った方がいいかも…というか、おとなしく最新デジタル対応レンズを買えということですかね。

 画質そのものに関しては、さすが単焦点。ピントが合うとものすごくシャープに写ります。特にZuikoの方はすごい。E-410のキットレンズじゃ対抗できないのでは?という位、くっきりハッキリ写ります。NIKKORの方はもうちょっとおおらかな感じですね。これはこれで素晴らしい絵になります。

 とまあ、簡単な比較としてはこんなモノですかね。どっちのレンズも個性的で面白いです。

 最近の撮影では、もうほとんどこのどちらかの24mmをカメラに付けっぱなしです。E-systemだと、換算48mmになりますから、まさに標準画角ですね。ズームがないと、被写体をうまくフレームに納めるために、自分が動いて試行錯誤する必要があります。いや…違うかな。私の場合は、あらかじめ頭で50mmのフレームを思い描いて、その場所にススッと来たらサクッと撮る感じでしょうか。案外カメラを構えて前後したりはしません。結構一発勝負的。
 ピントは大体3m前後に固定して、あとは絞りで被写界深度をいじってピントを調整するというやり方です。E-410の場合は、多少絞って光量が足りなくなっても、ISO感度をカメラ任せにすることができますので、これで結構ブレません。

 もちろんピントの正確さではAFに敵いませんが、逆にMFだとシャッターリリースにタイムラグがありません。これはスナップ撮影ではかなり重要な点です。また、両レンズともピントリングに距離目盛りが付いていますので、適当にF5.6か8辺りに絞れば、ファインダーを覗かずとも目測の距離合わせで大体OK。換算では48mmといっても、実焦点距離24mmのレンズですから、元々被写界深度は深いです。もちろん外す事も結構ありますが、それはそれで面白い。

 もちろん、ファインダーを見てピントを合わせたりもします(当然こちらがほとんど)。ファインダーを覗いてピントを微調整してシャッターリリースというリズムは、すべての行程を己の思うままに出来るため、撮影のリズムに乗りやすい。コレがAFだと、合焦をカメラ任せにするため、どうしても自分のリズムと狂う事があります。このリズムが写真撮影に与える重要性は、最近久しぶりにMFレンズを使い始めてから改めて気がつきました。おかげで近頃撮影が楽しくてたまりません。

RICOH GR Digital

▼2007年06月09日

新宿…かなぁ

070609-01.jpg おそらく新宿のスナップ写真。

 コントラストが強めに出て、ちょっとドラマチックになった。コレで粒子が粗くて周辺光量落ちすれば「大道」風になるかな(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Auto-W 24mm F2.8

▼2007年06月08日

反射の少ないガラス

 パナが開発に成功したそうだ。

 つーか、原理としてはアレみたいなもんかね。ゴルフボール表面に沢山ある小さなくぼみみたいな…。

▼2007年06月06日

OLYMPUS OM-SYSTEM H.ZUIKO AUTO-W 1:2.8 f=28mm 129278

070606-01.jpg ふと気がついたら、アマゾンポイントが1万円分位たまっていたので、何か買ってみようかな…と思って、何となくMF-1を検索してみたら、意外に安目の12,700円だったので、つい注文してしまった。元々OM-SYSTEMを持っていない私だから、こんな機会でもないと買わないかもな…なんて思ったりもしたので。

 で、アダプタ買うと、当然レンズも買わなきゃいけない訳で(笑)、早速会社帰りに中古カメラ屋に寄って買ってきちゃいました。OM-Zuikoの24mm F2.8です。
 最近、この焦点距離のレンズは、E-SYSTEM用の標準レンズとして人気があるらしく、OM-SYSTEM生産中止から6年経った今でも中古相場が下がりません…というか、最近上昇気味だとか。そんな中、随分相場より安い値段の割に、外見も綺麗で何よりもレンズそのものがとても綺麗、という物件を丁度見つけてしまったので、思わず確保です。確かに、初期のモノコート時代のレンズという理由もあったんですけどね。ちなみに後期型のマルチコート仕様は、値段が3倍位する上に、レンズ自体も私の方よりは綺麗じゃなかったです。ま、あの程度の汚れは写りに全然影響しないと思いますが、気分の問題ですかね。

 写真右側のフードは別な店で安値を見つけて買いました。35mm/F2.8用ですが、コレでも蹴られないみたいですし、特に私はデジタルでの使用前提なので、むしろ適当に蹴られる位の方がフードとしての効果は高い(?)
 何故フード装着にこだわっているのかというと、写りそのものより、フードがあるとレンズキャップを外したまま持ち歩いても、あまりレンズ面にモノが触れたりしないから…。あと、週末の落車でも助かったし、どちらかというとレンズ保護に役立つので、最近ではマメにフードを装着するようにしています。

 まだアダプタが届いていないので、描写についてはわからないのですが、ネットで色々調べてみても、結構評判が良さそうなので、楽しみです。
 今手元にあるNIKKORと比べてどうかなぁ。大きさでは圧倒的にOM-Zuikoの方が小さいです。全体的に小さいのもありますが、もう一息で「パンケーキ」と呼べる位の薄さも気に入っているところ。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR NC Auto 24mm F2.8

 

▼2007年06月03日

千葉県市川市にある119

070603-05.jpg まあ、消防署なんですけどね。

 でも、どことなく渋谷のアレを狙った感じがするのは気のせいだろうか…。また、そんなモノを狙うという行為も千葉県だなぁ…と(笑)。私の考えすぎかもしれませんが。

 いや、こういうのはちょっと面白いので、どんどんやってほしいけど。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR NC Auto 24mm F2.8

京ウエスト

070603-04.jpg 井の頭線をイノヘッド、山手線を山バンド、そして京成は、京ウエスト…って、しつこいか
 大体、京成の「成」は、ウエストじゃねえっての(笑)

 という事で、千葉県は市川市で撮影したスカイライナー号。つーか写真見て気がついたけど、リトラクタブルヘッドライトなのか?この車両。
 撮影した場所は、思いっきり都下の下町なんだけど、この列車内はおそらく国際的雰囲気なんだろうな…なんて考えると、ちょっと不思議な気がする。

 ああ…また海外に行ってみたいなぁ…。でもまてよ、私のパスポートって、どこにしまったっけ?

OLYMPUS E-410 + NIKKOR NC Auto 24mm F2.8

水元公園のコアジサシ

070603-03.jpg 水元公園で、コアジサシが小魚を捕らえたところを撮影しました。

 上空を旋回後、一気に急降下して水面を叩く姿は、なかなか迫力があります。

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital ED 40-150mm F4-5.6

▼2007年06月01日

PENTAXからクラシック調デジタル一眼レフ?

 クラシック調デジタル一眼レフのコンセプトモデルだそうです。正直これはダサイ…というか、素のE-410の方がクラシカルなんじゃない?

OLYMPUS E-510はE-らしい。

 そうか…そんなにイイのかぁ

 確かに、E-410ユーザーとしては複雑な気もしますが(笑)、でも、長い間沈黙を守っていたように見えるフォーサーズ陣営が盛り上がってくれるのはうれしいかな。

 はやくカメラ屋さんで実物を手にしたいものです。

少年時代

070601-01.jpg ♪あ~ 落ち葉まう 校庭で…という歌は、原由子の少女時代だったか。

 自転車で古い土手の跡を走っていたら、横道から出てきた少年野球児と思われる少年達の集団と合流。私もちょっとだけ少年野球団に所属していた事があるけど、練習がイヤですぐに辞めました(笑)

 少年達の瞳は真っ直ぐでいいねぇ…。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR NC Auto 24mm F2.8

▼2007年05月29日

CONTAXレンズゲット!?

070529-01.jpg ついに私も、あこがれのコンタックスレンズをゲットか!…なんちゃって(笑)

 これは、週末に中古カメラ屋さんで買ったプロテクトフィルター。大事なレンズの前に付けるやつね。14-54のプロテクトフィルターがキズだらけになってきたので、何か中古で綺麗なのを見つけたら買おうと思っていたんだけど、丁度67mm径の綺麗なCONTAX P Filterが売っていたので、思わず買ってきた。

 たかがフィルターなんだけど、さすがコンタックス。ボディ(っていうのか?)も高級感があって格好いいです。性能?そんなモノはどうだっていいし、別に大きなキズさえなければ変わらないでしょ。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

▼2007年05月28日

八潮橋・東京都と埼玉県の境

070528-01.jpg こんなにちんまい橋だけど、立派に「八潮橋」という名前が付いている。家から割と近い場所にあり、子供の頃はもっとわかりやすくボロ橋で、橋の中央に穴が空いていたり、その上をベニヤ板で塞いでいたり、そしてまた穴が空いていたり…という、なかなかスリリングな橋だった。
 この先のちょっと北には「蛇橋」という、綾瀬側を渡す木造の橋がかかっており、その橋も結構ボロボロだったんだけど、そこには大蛇の伝説があり、ちょっと神秘的な雰囲気がだったのを覚えている。

 この八潮橋の下はベニヤ加工工場の運河で、昔は焼玉エンジンを搭載した「ポンポン舟」が、東京湾に到着した輸入木を何十本もひっさげて、この橋の下を通っていたモノだ。
 そして、浮かべてある木の上には、製材所の職員がかぎ爪の着いた棒を持って歩き回ったりしていた。

 その当時の川は、今よりもずっと汚くて、近づいただけで本気で臭うような水質状態だったけど、不思議と今の綾瀬川よりも生きている気がした。
 ちなみに、大分綺麗になったとはいえ、今でも日本一汚い川なんだけどね。綾瀬川は(笑)

 こちらのブログでは、まだ橋の床がボロいままだけど、ちょっと前にベニヤ板で修復(と言えるのか)されたみたい。

 写真はニッコールの24mmで、確かF4位で撮影したと思う。当然ながらExifに情報が残っていないので、ホントはどうだったかわかりません。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR NC Auto 24mm F2.8

▼2007年05月27日

NIKKOR-S Auto 1:1.4 f=50mmのテスト的写真

070527-04.jpg 今日は例のNIKKOR-S Auto 50mm F1.4を持ち出していたので、ちょっと性能のチェックをしてみた。フォーサーズだと、35m版換算100mmとなるから、中望遠レンズになるね。

 廃車で放置されていたスクーターに何故か飾ってあったオレンジの造花。花びらにピントを合わせて、上が解放のF1.4。こうやって見ると、思ったより被写界深度はある気がする。ただ、現場ではライブビューの拡大表示を使わないと、正確なピント合わせはちょっと厳しい。
 絵については、なんだかキヨハラのソフトレンズかこれ?という感じですね。後ろのボケも、性能チェック的にはうるさいボケなんだろうけど、これはこれで楽しいかな。女性のポートレートでも撮ると楽しそうだけど、そういう機会はこの先あるとは思えませんので、残念ながらその点においての性能を確認することは不可能(笑)

 下がF8か11まで絞り込んだもの。何やら明るさまで変わってしまっているが、レンズ側から絞り値の情報がなく、暗くなったファインダーで測光している訳だから、露出がピタッと合う訳もなく…。
 このくらいまで絞り込むと、現代のレンズに匹敵するシャープさだなぁ。というか、見た目以上にシャープっぽくなるのが、銀塩時代にニッコールを使っていた私の感想。もっともニッコールといっても色々だから、一括りにはできませんけどね。実際手持ちの24mmF2.8はもうちょっと柔らかい感じ。

 ということで、絞りによって豹変する様がとても面白い。このレンズは中古実売5,000円~1万円の間で手にはいるし(ちなみに私のは二本とも5,000円以下)、装着できるカメラを持っている人は、遊びのつもりで買ってみてもいいかも。

 後は、ふじむらさんお勧めの、NIKKOR Auto 105mm位を手に入れて、ニッコール道楽は終了とするかな。値段も1万円前後位だから、安目でイイモノを見つけたら買ってしまおう。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR-S Auto 50mm F1.4

警察と仲が悪い鳥

070527-03.jpg ということで、近所で見た「サギ」の写真。

 というか、家から自転車で5分位の場所に、こんな沼地があった(できた?)なんて知らなかった。

 警戒心が強い鳥なので、望遠レンズで撮っています。さすが「サギ」(笑)

OLYMPUS E-410 + Zuiko Digital ED 40-150 F4-5.6

cafe photo

070527-02.jpg 最近流行ってるよね。カフェでの写真撮り。
 以前も書いたけど、やっぱりフィルムと違って失敗を恐れずに何度も取り直しできるというのがいい上に、撮ってみると案外いい感じに見えるというのもあるのかな。

 で、いつもは中身の入った飲み物ばかりだけど、たまには空の容器を…。日東紅茶のマーク入りだけど、中身はアイスコーヒーでした。

OLYMPUS E-410 + NIKKOR NC Auto 24mm F2.8

中古カメラ屋さんの女子

 最近本当に増えたと思う。というか、新宿の中古カメラ屋いっても、シャレとか比喩じゃなくて女子ばっかりの時もある。

 ただ、狭い中古カメラ屋さんを4~5人で集団になってショーケースの前で陣取っている姿は、以前はほほえましかったが、最近さすがに鬱陶しくなってきた。

 少しは単独で行動できないものなのか?

今日のヌコ

070527-01.jpg 北千住で目撃したネコ。この体のラインはメスだろうか。なにやらおっとりした感じでくつろいでいた。

OLYMPUS E-410 + OSAWA MC 200mm F4