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▼2010年01月17日

Zuiko Digital EC-20

100117-01.jpg 久しぶりにカメラネタ。Zuiko DigitalのEC-20というテレコンバーターが、思いの外安く売っていたので買ってしまった。これで手持ちのテレコンはEC-14と共に2本となるな。

 テレコンバーターというのは、一眼レフカメラとレンズの間に挟む「拡大鏡」だと思えばいい。使用するとその分焦点距離が伸びる。その拡大率は色々あるが、前記のEC-14は、1.4倍の拡大。今回購入したEC-20は、拡大率が2倍となる。

 もっとも、その引き替えとして、レンズのF値…明るさが落ちてしまう。EC-14ではF値が一段、EC-20だと二段分の落ちとなる。つまり、F2.0のレンズを装着した場合、解放値はF4.0となってしまうんだよね。
 また、当然ながら余計な光学レンズを挟むことになる為、画質は低下する…がZuiko Digitalのテレコンに関しては、画質の低下はあまり気にしなくてもいいみたい。

100117-02.jpg 早速サクッとその辺を撮影してみる。今回のマスターレンズは、Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro。初期Zuiko Digitalの傑作レンズだ。ボディの方はOLYMPUS E-1。使ってみると、ユーザーブログの一部で問題視されている「ピント精度」もあまり気にならず、合焦もなかなか早い。
 色味に関しては、若干だがダイナミックレンジが狭まる感じもちょっとする。これはカメラとの相性もあるかもしれないが、画面が白い方向に向かうクセを感じる。ただ、そのクセを理解していればなんとでもなる範囲。

 50mmマクロとEC-20を組み合わせると、換算200mmのマクロレンズになるんだよね。例えばこのような花を撮影する時でも、適度なワーキングディスタンスが取れて、とても撮影しやすかった。望遠レンズと組み合わせるより、マクロと組み合わせる使い方が吉かもしれない。まだ50-200mmと組み合わせていないので何とも言えないが。

 得られる画質については、やはりEC-14よりちょっと劣るかなと思うけど、1.4倍という中途半端なテレコンを買うくらいなら、EC-20の方が割り切りが出来ていいかもしれないね。ただ、ネットでは、梅クラスのレンズと組み合わせる場合は、あまり相性がよくないという噂もあるので、梅レンズを中心としたラインナップの方は、ちょっと注意した方がいいかもしれません。

RICOH GR Digital


OLUMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro + EC-20


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