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▼2010年06月25日

iMacで地デジ・CaptyTV PIXELA PIX-DT141-PU0

100625-03.jpg 27inchという広大なモニタ空間。こんなに広いのなら、いっそMacをテレビモニタとして使えれば便利…と思うのが普通だろう。実際マック用のテレビチューナーは数多く発売されている…が、地デジに関しては別。
 総務省の役人が天下りと渡りの際の退職金をゲットするため設立した権利団体のため、PCで地デジを見るためにはかなりの制限があるのだ。そして更にマックとなるとハードルが高く、現在マック用に発売されている地デジチューナーは2種類しか存在しない。しかも、著作権保護というか利権保護のため、デジタルアウトが厳しく制限されているおかげで、モニタ別タイプのマックでは信号の出力が出来ず、地デジの視聴が出来ない。つまり、使える機種はMacBookとiMacという事になる。ついでに言うと、USBオーディオ出力まで制限されているのには、頭に来るというよりあきれ果てる。

 他にも腹立たしいのがその価格で、マック用の地デジチューナーは両製品とも、2万円前後する。WINDOWSより数が出ないのはわかるとしても、あまりにものボッタクリではないか。WIN用は安いので6,000円前後から買えるのにね。

 じゃあ中古はどう?という話にもなるが、地デジチューナーにはB-Casカードが刺さっていないと使えない。そしてそのカードは法律なのか条令なのか自主規制なのかは知らんが、売買が禁止されている。つまり、ヤフオクや中古ショップで手に入る地デジ関連製品は、B-Casカードが付属していないため、そのままの状態で地デジを試聴することが出来ない。それらの機器を購入した場合は、B-Casカードの再発行手続きを行わなければいけないのだが、手数料が2,000円かかる上に、手続きも結構めんどくさい。なんだかここまで書いていて、こんなにしなきゃ地デジって見れないのだろうか…と、自分でも馬鹿馬鹿しくなってきたのだが、ま…そうゆうこと。
 で、私はどうしたのかというと、アキバで何故かB-Casカードが入っていた中古品を見つけてしまったので、問題なく中古品をゲットできました。お値段6,980円は、WIN用としても安いな。実際は中古じゃなくて、型落ち新品だったんだけど。

 私が購入したマック用地デジチューナーは、PIXELA PIX-DT141-PU0というモデル。今ではPIX-DT181-PU0というモデルになっている。
 実はこのPIX-DT141-PU0というモデル、ちょっと前まで最新のOSX 10.6 Snow Leopardに対応していなかった。どうやら対応できないのはハードウェア的な問題があるとの噂があり、アップデーターも長い間供給されなかったのだが、何故か最近になって急に対応アップデーターが出たという訳。その為Sofmap等の中古マックショップでは、B-Casカードが抜かれたDT141-PU0がバカ安で投げ売りされている。既に余っているB-Casカード持ってる人にはおトクかもね。

 セットアップは簡単。地デジ対応のアンテナ端子からアンテナ線を本機につなぎ、PC側はUSBケーブルでつなぐだけ。電源はUSBより供給される。そして付属CD-ROMからStationTV® LEをインストールして準備完了。起動すれば早速モニタに地デジ放送が表示される。一応、アプル純正のリモコンにも対応しており、リモコンから音量調整、チャンネル変更、そして録画データへの切り替えが可能…なのだが、StationTV® LEがフォアグランドにいないと反応しないため、ちょっと実用的ではないかも。

 画質については、同じような製品のレベルを知らないので何とも言えないが、通常のテレビと比べればかなり綺麗。それにPCで作業しながらテレビが見れるのは割と便利。昨日のワールドカップ日本VSデンマーク戦も、このチューナーでテレビを表示させながら、フォトショップで作業してました。
 それと、録画についても簡単。録画の設定は付属ソフトウェアではなく「テレビ王国」というサイトを通じて行える。このサイトでアカウント登録をすれば、基本的にインターネットが見られる端末から、どこからでも予約録画の設定が可能。つまり、外出先でiPhoneからテレビの予約設定も可能なのだ。こういうのは今のデジタル家電では当たり前なのかも知れないが、私にとっては初体験なので、結構興奮した。思わずNHKの「アイ!マイ!マイン!」とか予約設定しちゃったよ(笑)

 注意としては、繰り返しになるけど、本機からはデジタルアウトを伴う出力が全く出来ないということ。なので、モニタ別タイプのマシンでは、モニタ信号がデジタル信号扱いになるため、画面の表示が出来ない。また、音声チャンネルもUSB経由などでは出力不可能。アナログアウトで接続することになる。国産のPCなら、このなんだか名前を忘れた著作権保護信号に対応しているためモニタ出力などが可能な機種もあるようだが、 Macはアメリカ製品なので、総務省の天下り役人のことなんて知ったこっちゃないというスタンス…だそうです。本機を購入するときに店員さんが言ってました(笑)

 その他、高価であることに納得できる人なら、これさえあればテレビを処分しても構わない訳だし、また、パソコンでのテレビ視聴というのは思ったよりも快適なので、お勧めですよ。部屋で使っていた古いテレビは、アナログ停波を待たずに処分するつもりです。

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浅間山!

100625-01.jpg この前の週末は、久しぶりに山登りへ。今回のターゲットは上州の名峰浅間山です。

 浅間山登山…とは言いつつ、現在の浅間山は活動中。なので頂上付近への立ち入りは制限されています。じゃあ登れないのか?という訳ではなく、すぐ隣にある「前掛山」への登山となります。浅間山山頂の標高よりは数メートル低くなってしまうのですが、それでも目の前にある雄大な浅間山山頂と、火山活動が生み出したダイナミックな地形を楽しむことが出来ます。

 もっとも、この前掛山までの登山道も、浅間山の活動状況によっては頻繁に入山規制がかかりますので、お出かけの際は直前の情報を確認してから出発して下さい。

 で、私の話なんですが、正直今回の登山はあまり乗り気ではありませんでした。だって…天気予報ではモロ雨でしたからね。雨の登山というのも悪くはないのですが、わざわざ悪天候を求めて行くモノでもありません。
 ま、雨で登山にならなかったら、軽井沢のアウトレットでオサレな休日も悪くない。なんて朝の5時ににしだやさんのおうちへとお伺いします。その頃の板橋区はまだ雨が降っていませんでした。

 しばらくして東京を出発。関越道で浅間山に向かいます。都内付近ではどんよりとしていた空ですが、何故か北関東へ進むに従い雲が薄くなり、登山口のある小諸市辺りに行くと空には晴れ間が…。「お、これはいけるのかな?」なんて思いながら、登山道入り口である浅間山荘に到着。歩き始めは…まぁ曇りかな。という感じ。むしろ晴れているよりも涼しくて登山には適しています。

 登りはじめは森の中…、ま、登山の詳細につきましては、いさやまさんの2010年6月20日の日記に詳しいです(笑)。ぐんぐんと森の中を登り、途中で草原みたいな場所に出て、最後はプチ富士山みたいな岩山をガンガン登ります。

 頂上からの眺めは素晴らしい!途中から日差しも出始めたとはいえ、遠景は霞んで見にくかったのですが、登り初めの小諸の町や、隣の山々、そして目の前には浅間山主峰がダイナミックな姿を晒しています。

 ちなみに浅間山主峰は登山禁止ですが…やっちゃってる方もチラホラいるみたいです。ま、その辺は自己責任(とはいっても遭難しちゃったら多くの人に迷惑かける訳ですが)でやる分にはね。ただ、やるならコソコソやりましょう。7〜8人の登山グループみたいな集団が堂々と登ってましたが、さすがにアレはいかがなモノかと…。もちろんですが、浅間山の火口はまだ煙吹いてますよ。火山性ガスは無色無臭なので、死ぬときは前触れもなく動けなくなって死んじゃいます。注意しましょうね。

 山頂は風が強いので、ちょっと下がったところでお弁当を食べ下山。気がつけば空はすっかり晴れています。梅雨の合間で更に事前の予報では雨の1日だったので、人も少なく穴場だったかもしれませんね。はげ山から美しい草原、森林、そして途中ではニホンカモシカも見ることが出来て、非常に楽しい登山でした。

100625-02.jpg 登山の帰りはもうひとつのお楽しみである温泉です。行きに見つけた菱野温泉常磐館へ。この温泉はなんでも「登山電車で温泉へ」いけるそうです。実際見てみると「電車じゃなくてケーブルカーだろ!」と突っ込みを入れたくなりましたが、細かいことはいいでしょう。

 ケーブルカーで登った温泉も、木の桶が中心になった、とても見晴らしのいい温泉。これが乗車料金含めて1,000円で入れるんですから安いモノです。当日はちょっと心配になる位空いていましたけど、女湯の方はかなり人が入っていたそうなので、そこそこ地元では有名なんでしょう。鉄道マニアの人にもお勧めできるかな?(笑)

 今回の浅間山登山。ルートは少し長いですが、途中危険を感じる場所は全くなく(噴火とか火山性ガスとかは別)、登山初心者にも安心してお勧めできるルートだと思いました。皆様も如何ですか?


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▼2010年06月24日

iMacのおもいでを増やそう!メモリ増設

100624-03.jpg 思い出を沢山増やそう!っつことで、この前購入したiMac用にメモリを買ってきました。標準で4GBでしたが、今回買ってきた2GBメモリ2枚を増やすと、合計8GBになります。

 世の中で「オーディオ用」と詠えば、100円で売られている製品が1万円になる!と同じく、「Mac用」と詠うだけで何でもかんでも高価になってしまう昨今、私は2GB×2のメモリモジュールを、7,500円程度で購入してきました。
 別に安物買い自慢する訳じゃないけど、あぽすとやヨドで買うと2万円位するからねぇ…。いくら何でもそりゃないよな。

 iMac27inchに適合するメモリ規格は、DDR3 SO-DIMM PC-8500という型番になります。基本的にはこの仕様を満たしたメモリなら適合するとAppleのサイトでも告知されていますが、世のPCショップでは、メモリをわざわざ「Mac用」と名乗らせることにより、余分なマージンをせしめているような気がします。
 全ての同規格メモリモジュールが、iMacで問題なく動作するかは判りませんが、少なくとも「Mac用」と名乗るだけで相場倍以上の値付けをしているメーカーと販売店はあまり信用すべきではないのではないだろうか…なんて気も(笑)

 ちなみに今回購入したメモリは「エルピーダ」製の2GBでした。iMac27inchで問題なく使えています。全ての人にお勧めする訳ではないですけどね。

 iMacの標準搭載メモリ4GBでは足りないのか?というのは人それぞれなので何ともいえませんが、私みたいにアドビ3兄弟を立ち上げながら、ツイッターやったりテレビ見たり(笑)という人だと、ちょっと標準4GBでは不足気味でした。

OLYMPUS E410 + Zuiko Digitak 35mm F3.5 Macro


液晶に囲まれる生活

100624-02.jpg こういうのをギーグな状態って言うんだろうなぁ…。

 ThinkPadと、iPad、iMac27inchに、iPhone、Let's note R4、そして今は机の横、床に置いてあるiMac24inchです。

 おれは液晶からの毒電波で死ぬかもしれない(笑)

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 25mm F2.8


iMac MB952J/A 27inch

10062401-01 iPhoneとiPad買ってしまったら、後はPCの方だよね…。という事で、久しぶりにアップルな生活に戻ることにしました。iMac 27inch仕様です。

 購入したのは先週末。買うモデルはCore 2 Duo/27inchの168,000円モデルと決め、秋葉原のショップを数件徘徊。Sofmap秋葉原店では、AppleStoreのカスタマイズCore i7モデルが並んでいて、暑くてふわふわになっていた私は、23万円だけどこっち行っちゃおうか!なんて思っていたのですが、ふと入った中古販売店でCore 2 Duoの中古美品が128,000円で売られていたのを見て、頭が冷えました。つことで今回は中古購入です。そういえば以前のはんぺんiBookも中古で買ったんだったな。

 ショップで支払いして、梱包してもらって、普通に手渡しされました。ま…持ち帰るつもりではあったのですが、何も聞かれず普通に手渡しされたのはちょっとだけ驚きました。で、手持ちで持って帰ったのですが、箱が想像以上にでかい!折りしもの猛暑もあり、死ぬかと思いましたよ(笑)。

 早速家に帰ってセッティング。既に稼働していたiMac24inch(貸与中)を片付け、机に置くと、さすがにでかいでかい…。目の前に27inchテレビがあるようなもんですからね。
 ただ、モニタはでかいですが、設置面積はとても小さくて済むのが特徴でしょうか。

 早速24inchモデルから、ネットワーク経由で環境移行アシスタントを使い、データや環境などをそっくり移動。データ量が多かったので一晩位かかりましたが、こんなに簡単に、データからアプリ、設定まで全て移行できてしまうのがMacだなぁ…と思いました。私を含め、何でみんなWindows使ってるんだろ…。業務で必要とされるならともかく、Web閲覧とWebアプリが主体になった今では、家庭用であえてWinマシンを買う意味ないよなぁ…なんて思いました。値段も安いし…って、これは筋金入りのマカーである私の意見だから気にしないように(笑)

 これだけでかくて綺麗なモニタがあると、PCに対する姿勢も変わります。写真や動画、はたまた映像を、PCでもっと積極的に見てみたくなりました。レッツノートはレッツノートで、モバイルマシンとしてまだまだ活躍させるつもりですが、徐々にメインのPC環境をMacに移行する予定です。

 とりあえず、ファーストインプレッションはここまで。ちなみに写真横にあるのは、iPhoneじゃなくてiPadね。

OLYMPUS E-1 + Zuiko digital ED 8mm F3.5 Fisheye


▼2010年06月23日

iOS4でちょっと残念だったこと

100623-01.jpg 昨日の深夜に提供が始まった、iPhoneの新OS、iOS4。早速今朝アップデートしてみました。

 色々と新機能はあるようですが、特に今までのOSであまり不便も感じていなかったので、目玉機能であるアプリのフォルダ分けとかまだ試していないのですが、実は密かに期待していた機能改善があったんです。

 それは「設定>キャリア>」の中にあるキャリアのマニュアル選択機能の改善。つまり、明示的にキャリアを「SoftBank」固定に出来たらいいなぁ…と。

 もちろん、今までもそのような設定は出来ました。出来たのですが、その代わりちょっと圏外に入ると、この画面のようにいちいち警告ダイヤログがでてウザい。そのため、実質的にキャリア固定での運用は不可能に近かったのです。

 じゃあ、なぜ設定でキャリアを固定したいかというと、それはズバリ「電波のつかみが早くなる」からなんですね。試してもらうとわかると思うのですが、キャリアを自動で設定していると、電波圏外から圏内に入ってもネットワークが回復するまで時間がかかるのですが、これがキャリア固定だとすぐにネットワークが復活します。

 日常のシチュエーションだと、地下鉄の車内でiPhone使っているときに実感しますね。駅間で圏外になり、駅に着いたら電波の範囲内に入ってるはずなのに、なかなかネットワークが復活しない。そうしているうちに電車が発車して、ホームから抜ける位になってネットワークが復活するんだけど、実質通信は機能しない。電波状況の表示にタイムラグが発生しています。
 これが、キャリア固定の設定だと、地下鉄が駅に侵入し始めた時点ですぐにネットワークが復活するといった感じになります。移動すると「圏内→圏外」をよく繰り返す都内では非常に便利。あのダイヤログさえなければ…。

 なんでも、iPhoneは電波をスキャンする際、ネットワークを「自動」に設定すると、いちいち全てのキャリアの電波をスキャンするらしいんですよね。で、それが終了してから実際につなげるネットワーク(日本ではSoftBankですが)に接続するというプロセスを踏むみたいで、それが圏外から圏内への復活遅延につながっているようです。

 なので、機能的にはこのダイアログ表示を「無効」にできるだけでいいんですよね。あるいは「次回から警告しない」オプションを付けるだけでも…。どうせ日本国内ではSoftBank以外のキャリアは使えないんですし、他のネットワークをスキャンする機能は無用です。また、余計なスキャンを省けば、それだけバッテリの保ちもよくなる気がするのですが…。

 次回のアップデートで、ここの部分だけでも改善してくれませんでしょうかね。

iPhone3GS Screen capture

▼2010年06月19日

iPadからテストエントリ

 MovableType 3.2における新規エントリ作成画面、Safariでアシストボタン(リンク挿入など)が使えなかったのだが、今更ながら「/mt-static/mt_ja.js」を一部修正することで、問題が解決できた。

/mt-static/mt_ja.js

の197行目にある

var canFormat = 0;

var canFormat = 1;

に書き換える。

 考え方としては、ブラウザごとの表示判定を無効にしてしまうということなので、スマートなやり方ではないのだが、とりあえずは機能しているみたい。ただ、iPadからタグアシストを使うのは、別ウインドウが開けないので無理だった。

▼2010年06月17日

愛用していたモバイルマウス、BUFFALO RHW01が壊れた

100617-01.jpg 本日、外出先で使おうと思ったら、ホイールの右側、右クリックの感触が無くなっており、右クリック不可能になってしまった。ま、結構長い間使っていたから仕方ないかな。

 …とおもって、新品買い直そうと思ったら、なんと製造中止。ま、確かにニッチな製品ではあるけど、だからこそ末永く需要はあると思うんだけどなぁ。一般的なモバイルマウスでここまで小さいモデルって無いし、また、スクロールホイールが、水平に回転するってのも、レッツノートユーザーにとってはとても都合がいい(レッツノートは円形のトラックパットの縁をなぞることでウインドウをスクロールできる)。いっそのことパナソニックが買い取ってレッツノート純正品として打って欲しいと思う位だが、ま、無いものは仕方ない…ので、ヤフオクで検索してみたら、1,500円位で出ていたので思わず落札。新品だとこのマウス5,000円位したからね。なんだか助かった感じ。

 それだけのことなんですけどね。長い間お疲れさんということで、壊れたマウスについてのエントリでした。

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▼2010年06月09日

MOLESKINE フォリオ フォルダー

100609-02.jpg 昔からA4サイズの書類を綺麗に持ち運ぶことが悩みだったのである。巷のサラリーマン達がよく愛用しているブリーフケース状のやや堅めのバッグなら問題ないのかも知れないが、あの手のバッグを日常で使うのは、私の美意識ではちょっとムリ。かといって、違うスタイルのバッグだと、どうしてもA4書類を持ち歩くと、エッジが少し折れたり曲がったり…。クリアファイルに入れてみたりもしているのだが、どうもイマイチ。ということで、書類用インナーケースについては、色々と試行錯誤してきた。

 今はこのブログでも紹介した「モレスキン・ポートフォリオ」を使ってるのだが、こちらのファイルもね…普段持ち歩くには意外と大きくて、ある程度数のある書類を沢山持ち歩く際は重宝しているのだが、毎日バッグに入れっぱなしにする用途ではちょっと大げさ。かといって何か他にいい手段があるのか?なかなか無いんだよねぇ…。みんなA4サイズの書類とか持ち歩いてないのかな…いや、ちゃんとしたビジネスバッグに入れているから問題ないのか。

 で、こんなアンチビジネスバッグ派の私にも使えそうだなと思ったのが、この「モレスキン・フォリオ・フォルダー」。なんのことはない、モレスキンの表紙に使われているのと同じ材質でコーティングした、ただの厚紙で出来た封筒だ。ただ、ここ数日使ってみて、今のところ調子がいいのでちょっと紹介してみた。

 紙とはいっても、触った感じは厚手のビニール?みたいにしっかりとした手触りで、当然ながら中にはA4サイズの書類がクリアファイルごと入る。素材自体は適度にくにゃくにゃと曲がる柔らかいモノだが、書類の隅に折り目が付いたりとか、そういうダメージからはきちんと守ってくれる。更に開口部が上面にあるため、一般的なバッグに入れたままで書類の出し入れがしやすい。口も広いので、出し入れがスムース。

 そしてもう一つのオマケ機能が、iPadを入れるケースとしても使える(笑)ということ。私は実際、写真のようにiPadを入れて使っている。このケースのいいところは、ケースをバッグに入れたままで、iPad本体がとても取り出しやすいということ。封筒の上をちょっと開けて、そのまま上からiPadをスッと取り出せる。しまうときも楽々。これはいい感じ。

 ま、自分で言うのもなんだけど、この手の商品については結構飽きっぽい私なので、このまま長期間にわたり常用するかはまだわからないが、この手のフォルダーにしては、定価が2,100円と安いし(高価だとおっしゃる方がいるかも知れないが、この用途の製品は無駄に高級品ばかりでカジュアルに買えるモノがあまりない)、持ち歩き用途じゃなくても、家でちょっと大事な書類を保管しておくファイルとしても、なかなか気が効いているのではないだろうか。iPad入れて持ち歩くのは、自分でもちょっとケレン味あって鼻に付くかな?なんて気もしますけどね(笑)

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山田照明 ROYAL-PET ZM-001

100609-01.jpg Zライトでおなじみの山田照明が1976年にリリースした「ROYAL-PET ZM-001」という名前の卓上ライト。1978年にはグッドデザイン賞を受賞しているらしい。近所のリサイクル屋で、非常に状態のいいモノを2,000円なんて安値で発見。

 はじめに見つけたときは「換えの電球が手に入るのだろうか」と思って一度見送り、家に帰ってネットで調べると、自動車用ウィンカーなどの電球が代用できる(というか普通に電気屋さんで入手できる)とわかったので、次の日に確保。さすがに使えないとつまらないからねぇ。もちろん、店頭できちんと動作するかも確かめた。

 家に帰ってじっくり見ると、なかなか個性的なデザインで面白い。色は写真では判りにくいかもしれないが、男の子なら「オリーブドラブ」といえばピンと来ると思う。独特の中間色系配色がオサレ。スイッチは本体正面の右にあり、手前に押すと弱い光、奥を押すと強い光の二段階調整。アームは伸び縮み可能で、写真の状態ではオプションのフードを付けているのだが、これを外すと、スタンド前面にぴったりはまり、コンパクトに収納できる。スタンド前面はブラックアウトされていて、右上に山田照明のマーク。ちなみに中が光ったりはしません。当たり前だけど、電源は100Vです。

 意外かもしれないが、昔からこの手の卓上ライトにはこだわりがあり、私が今机で使っているZライトも、山田照明のこのモデル「Z-618」。アームが長くて自由度が高く、ヘッドが小さい割に結構強力な光が出てくるので、真面目にイラストとか書いていたときは非常に重宝した。二十歳位の頃に買ったので当時としては高価だったのだが、今でもちゃんとカタログにあるんだね。すごいや。

 この「ROYAL-PET ZM-001」も、結構なロングラン製品だったらしいが、現在ではカタログ落ちしている。いつまで制作されていたのかはわからないが、オサレ系中古家具屋などでたまに出てくるみたい。ちょっと懐かしいテイストがまたオサレで新しい卓上ライト、何に使おうか…使う用途を考えるのが楽しいね。
 ちなみに後にあるのは、ヤマギワのLED卓上ライト「STEM RAY・SS393N」です。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 25mm F2.8


▼2010年06月06日

ハローキティといっしょ!Tシャツ

ヲタ

100606-02.jpg 最近暑かったからな…こういうモノ欲しくなることもあるでしょ。

 つことで、アキバでフラフラとしていたら、丁度一年位前か?に話題になってた「ハローキティといっしょ!」のTシャツが売っているのを発見して「そうだよな…これでもサンリオの公式商品、サンリオ自身が開発して販売してるアイテムなんだよなぁ」なんて思い出したら、よくわからないけど無性に欲しくなってきてお買い上げ(笑)。お値段はレジに持っていってびっくりの3,500円だった。この前買ったユニクロコラボ“GR Digital” Tシャツみたいに2,000円位かと思っていたのだが…。

 サイズはM、というかMしかなかった。ただ、対象が「おおきなおともだち」仕様なので、Mでも結構でかい…つかLサイズじゃないの?みたいな感じ。もちろん最近太った私でも問題なく着られます。
 実際着るのかよ!なんて声も聞こえそうですが、幸い、その辺自分は割と恥知らず(笑)なので、ワイシャツの下とかに平然と着ちゃいそう。つか夏になったらこのTシャツのままで出かけてみせるよママン。

 最後に繰り返しますけど、この商品は、サンリオ公式グッズで、サンリオが企画して自ら売ってる正規品です(笑)。ヲタちゃん達が勝手に作ったモノでも、何処かのメーカーが作ってライセンス認定を受けた商品でもないです。公式サイトはこちら

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro

iPadショック/林 信行

100606-01.jpg せっかくiPad買ってみたので、1冊位はあいぱど本でも…と思って買ってみた本。さすがにiPad発売からすぐに発売された本のせいか、内容についてはちょっと薄いなと思った。

 ただ、まぁ…iPadを買って、この端末が世間でどんな期待を受けていて、また、どの方向を目指しているのかという、現時点での指針を俯瞰するにはいい本だと思う。少なくとも、急に沢山発売された、雑誌大の薄っぺらいHow toにすらなっていないムック本よりはマシだと感じる。

 内容についての感想は特にない。というのも、普段からiPadやiPhoneの情報をネットで漁っている人にとっては「どっかで読んでる」内容がほとんどだから…故に、私みたいな人には「iPad事情のまとめ本」、という位置づけに留まった。

 なんだかいい評価がないな…という感じのエントリになってしまったが、そんな訳ではなくて、読んでいる最中はそれなりに面白かったし、ふむふむと感じた部分もある。かといって「この本で初めて知った!」という内容があった訳でもなかったかなぁ。
 ただ、iPad関係で断片化された情報を頭で整理するには役に立つ。もちろん「iPadってなに?」と思っている人にとっては、ややビジネス寄りの内容ではあるが、なかなか面白い。そんなに濃い話でもないので、サクッと読めると思う。ある種正しいビジネス書の姿…って、結局なんだか否定的な感じで結んでしまったような気もするが(笑)

 繰り返し読むような本でもないので、もしどなたか読みたいという方がいれば、ネットでこんなこと言っていいのかわかりませんが、手持ちの本、差し上げます。条件は「手渡し可能」「読み終わったら周りの興味ありそうな人にあげちゃって」の2点です。ブックオフとか禁止(笑)。応募者多数の場合は、適当に渡しやすい人から放流しちゃいますのであしからず。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital 50mm F2.0 Macro


▼2010年06月05日

iPad用パワーサポートアンチグレアフィルムが一択な件

100605-01.jpg あいぱど買ったとき、ホントは同時にパワーサポートのアンチグレアフィルムを買おうと思っていたのだ。ただ、その時アキヨドには売ってなくて、やむなく「フィルムなんてなんだってあまり変わらないだろう」と思って、ラスタバナナのアンチグレアフィルムを買った…んだけど、このフィルムがひどいモンで、とにかく触っただけで指紋の跡が付きまくり。日に何度もメガネクリーナーで画面をごしごししないと、とてもじゃないがまともに使えない代物だった。損したなと思ったが、これも勉強だと思い直し、昨日パワーサポート製のフィルムを購入してきた。

 で、結果としてはもう、素晴らしいにつきる。このさらさらとした感触と、適度なアンチグレア感(?)、さらに指紋の跡がとても付きにくいというのは、既にiPhone用フィルムとして使っているので、体感済み。やはり液晶画面の保護シートは、パワーサポート以外にあり得ん!と、改めて思った。

 ちなみにアンチグレアタイプなので、やはり見た目の直感的美しさに関していえば、光沢タイプや、あるいは保護シートなしの方が、表示が綺麗。ただ、持ち歩いて使うデバイスとして考えるなら、イチイチ外光が映り込む画面にイライラするより、この手のフィルムをサクッと貼ってしまった方がいいと思う。わたしはこの見た目的にも、表面がざらざらした感じは嫌いじゃないけどね。

 そそそ…この手のフィルムを貼る場合は、絶対にお風呂場で作業すべき。特に風呂上がりで湿気がある程度充満している状態の風呂場が最適。あまり湿気が多すぎると機械にも悪そうだが、極端に湯気が立っている状態ではなく、更に濡らしさえしなければ、フィルム貼る時間位は大丈夫だと思う。
 リビングや自室…あまつさえ、購入後にその辺のカフェでぺたっと…なんてやると、大量のホコリが入り込み、悲惨な状態になるので注意ね。

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▼2010年06月04日

書籍としてのiPad

100604-01.jpg さて、購入してから数日経ったiPadだが、少しずつ使い方が見えてきた気がする。

 まず良くいわれているけど、iPhoneと違い、ツイッター端末としての魅力はさほど無い。カメラが無いなどのスペック上の制約もあるが、なんというか…あの広い画面一杯にタイムラインを表示させてどうすんの…という感じで、なんだかiPhoneでツイッターをしている時のような気軽さに欠ける気がする。一応クライアントソフトは入れているが、今ではSafari経由でツィートすることの方が多い。あの大画面を生かし切るアプリが出ればまた変わるかも知れないが。

 では、iPadはどんな用途に適しているのか…というと、まだ模索中ではあるが、やはり「データ閲覧」に特化した端末なんだなぁと、少しずつ実感し始めてきた。で、私が今はまっている用途が「PDF閲覧」。これがまたいいのだ。

 実はPDF書籍…といって良いのかわからないが、以前くるまにあで連載されていた「TOKYOスーパーカー研究所」の記事を丸々PDFにして発売!というモノを買った。ただ、買ったはいいが、どうもあまり見る気がせずにそのまま放置していて、一応、iPhoneの「Good Reader」というアプリで、PDFデータを手持ちのiPhoneに入れて、少しずつ外出時に見ようとは思っていたのだが、やはりあの狭い画面で、雑誌サイズのデータを拡大縮小繰り返しながら閲覧するのは、結構苦労を強いられる。かといって、家にあるPCでわざわざPDF見るのもなぁ…という感じだった。

 iPadを買ったので、これらのPDFデータも見やすくなるかな…と思って、iPad版の「Good Reader」を入れてPDFを表示させてみたのだが、これがまた、レスポンスがイマイチで、やっぱりダメかな…と思っていた。そんな中、何処かのWebで「i文庫HD」が、PDF閲覧用として素晴らしいアプリだと聞き、丁度手元に1000円分のiTunesカードがあったので、試しに購入。ま、iPadなんだから、噂の電子書籍を堪能しないとね…なんて思いもあったんだけど。

 結果として、この「i文庫HD」が、非常に優れたPDFリーダであった。画像などが沢山含まれた、決して軽くないPDFデータを、割とさくさく表示できる。これはお勧め、大量のPDF文書を持っている人は、その閲覧目的だけにでもiPad買う価値があるのではないかと思った。

 こういう事を書くと「別にiPadで読まなくても構わないのでは?」と言われる人もいるかも知れないが、やはりその絶妙な画面サイズと、マウスやキーボードなどというかったるいデバイスを使わずともさくさくオペレーションできる快感は、実際試してもらわないとわかりにくい。
 そして、当然ながら、PDFデータにすれば、大量の書籍をいつでも持ち歩いて参照できる。ちなみにこの「TOKYOスーパーカー研究所」のデータは、ページ数にして合計1,600ページ位ある。こんなボリウムだと、持ち歩けない上に、保管場所にも困るレベルだ。

 現在、世界中の出版社が「電子書籍のフォーマット決定」について色々と動いているみたいだが、iPad用途に関していえば、もうPDF形式でいいから、じゃんじゃん出してほしい。特に、昔の雑誌で掲載されていた記事のデータ集なんて、どうせ死蔵させておいてもなんの利益ももたらさないんだから、積極的にこういう形式の出版をお願いしたいところ。

 このくるまにあのデータに関していえば、本当にただ雑誌をスキャンしただけのPDFをディスクに焼いて売っているだけで、たいした手間はかかっていない。閲覧用に最適化もされていないし、スキャンのホコリやよごれみたいなのもそのまま修正せず売っている。こんなレベルでもイイんですよ。ダウンロード販売とかすれば、コピー制限等の問題はあるにせよ、ただみたいなコストで過去の資産を商品化できる。更に、今は誌面なんてみんなデータ形式だから、スキャンせず、そのままオリジナルデータをPDFで保存し直すだけの筈。ま、出版社にとっても、色々と細かい事情はあるんでしょうけどね。

 逆に、i文庫HDでダウンロードできる小説データについては、むしろiPhoneで読んだ方が楽かも知れないと感じた。単なる活字をiPad大のスクリーンに映し出しても、私的にはあまり未来は感じない。むしろきちんとレイアウトされた雑誌を見る方が楽しいと思う。

 他にも出版物とは離れるが、iPadを使っていて思うのは、普通のWebサイトを普通にブラウザで閲覧するのが楽しいということ。iPhoneだと、そのサイズからウェブを最適化した「リーダー」のようなアプリで、さくさくとページ内のテキストと画像を閲覧していった方が便利だが、やはりキレイにレイアウトされたWebページというのは、キレイにレイアウトされた雑誌同様、見ているだけで楽しくなる。これはiPadを手に入れてから、あらためて実感できた。
 最近のWebは「RSSリーダーで大量のデータをすばやくチェキらるのが、出来るビジネスマン…」みたいな風潮が強いが、じっくりとページを眺めるのが楽しいiPadをきっかけに、ある種Webデザインの復権が起きるかも…なんて大げさなことすら考えている。

RICOH GR Digital


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