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▼2006年12月13日

旭山動物園 クマー編

061213-01.gif そんな餌で俺様が釣られクマ―― (AA略)。はともかくとして(笑)、お待たせ旭山動物園のクマー編です。

 旭山動物園には、シロクマ館とヒグマ館があります。道民にとってヒグマはさほど珍しくもないのか、案外普通の檻に入ってナニやらケモノ臭をプンプンさせていますが、シロクマ館の方はお馴染みのとても動物が観察しやすい檻で飼育されていました。

 ということで、私達はペンギン館からアザラシ館を見物した後にシロクマー館に向かいました。なにやらシロクマー館の入り口付近に来ると、中から「ドカンドカン」音がします。なんだろ?と思って中にはいると…。

061213-02.jpg おお!クマーです。シロクマです。この音は、シロクマが泳いでいて水槽を蹴飛ばしている音だったのでした。
 しかしさぁ、シロクマの泳いでる姿なんて肉眼で目撃したのは初めてではないか?更に、そのシロクマが、水槽の私達がいる方に突進してきて、鼻をフガー!っとさせながら、チラッとこちらを見た後、ターンしているではありませんか。
 すごい迫力です。ビックリです。強化ガラス越しとはいえ、生きたシロクマの顔をわずか数センチの距離で見ることができるなんて、一生のうちこんな機会が来るとは思っても見ませんでした(大げさか)。更にシロクマはサービス精神旺盛なのか、水槽内の同じルートを何度も何度も回っていて、その度に迫力のある鼻先とご対面することができます。これはすごい、ペンギン館でもそうでしたが、もう水槽にかぶりつきッスよ。
 考えてみれば、目の前で数百キロの物体が俊敏にターンしながら回っているんですからね。何度も繰り返しますがすごい迫力!

061213-03.jpg ちょっとシャッターのタイミングが合わなかったけど、大体こんな感じです。
 シロクマさんは、何度も何度も同じルートで水槽を回ってくれるので、その度にこの迫力のあるご尊顔に対面することができます。しかしまあ、寒いせいか元気いっぱいですね。こんなにアクティブなシロクマって初めて見ましたよ。

 ここの室内から見える所には、シロクマが二匹いて、アクティブに泳ぎ回っているのは、オスのイワン君です。左肩の所に大きな傷跡があるのが生々しい。
 というか、そういうのもきちんと観察できる距離なんですよね。他にも体毛の質感とか、泳いでいるときの体と体毛のうねり方とか、図鑑じゃ決して得ることのできない…いや、映像メディアでもなかなかこのように理解することはできない部分だよなぁ…という部分もじっくり観察できます。ペンギン館と同様、またしてもマジマジと飽きもせず、ずっとシロクマを眺めていました。すげーすげー。

061213-04.jpg この写真は、シロクマの知られざる部分を激写したモノ。

 …まあ、知られざる、ってのは大げさですが、シロクマの肉球なんて初めて見ました。なかなかフェチシズムを感じさせる立派な肉球であります。私は健全な壮年男子なので、いわゆる「犯され願望」ってのはあまりありませんが、中にはこの大きな肉球でめちゃめちゃにされたい!とか思ったりする腐女子の方がいらっしゃるかもしれません…って、そんなのいねえか(笑)

 まあ、そこまでの変態的な欲求はともかくとして、私は一緒に行った友人に向かって、リアルで「ぷにぷにして~」とか大声で言っていた気がしますね(笑)
 いや、つーかね、ペンギン館でもそうだったのですが、いい年ぶっこいた壮年男子が、これらの動物を目の前に、マジで「すげー」とか「かっけー」とか「さわりてー」とか、恥ずかし気もなく大声で叫んでたりするんすよ。いや、そんなこと叫んでたのは私だけかもしんないけどさ(笑)
 とにかく、本気で童心に返ったというか、心の奥底に眠る純粋な好奇心を刺激されっぱなしなんすよね。こりゃ、この動物園、流行るわけだわ。ガチで大人が楽しめる場所っすから。

061213-05.jpg ちょっとピンぼけだけど、シロクマ館に掲示してあった案内板を掲載してみます。この手作り感覚の解説が面白いですね。なんだか「読んでみよう」という気になります。これって、旭山動物園の職員さんが書いているのかな?

 私も子供の頃は“どうぶつずかん”を見るのが大好きだったので、大体この手の動物の基礎知識は備わっているつもりなのですが、改めてこの手の解説をじっくり読んでみると、色々と知らなかった発見があって面白かったりします。
 まず動物の生態を見せつけられて驚いた状態から、この手の解説を読んで興奮を静めると…(笑)。旭山ではどこの動物館もこんな構成になってます。いい感じです。

061213-07.jpg シロクマ館を出て、ちょっと上の方に行くとヒグマもちゃんといます。ヒグマ館はシロクマ館に比べれば普通ですが、それでも普通の動物園よりはずっと近づいてヒグマを観察することができます。
 ヒグマ館に近づいて思ったことは、なにやらケモノ臭がプンプンするということ。それと、迫力の中にどことなく愛嬌のある表情を見せていたシロクマとは違い、ヒグマは本気でコワイです。
 檻の中をのしのし歩き回っているのですが、こちらは観客サービスというより、観客を威嚇しているようにも見えます。鼻息が荒いので強化ガラスもちょっと曇っています。
 こんなモノに山の中でばったり会ったら…確かにコワイよな。でも、匂いも結構強烈なので、会う前に、近づいてくるだけで案外存在が判るのではないか…なんて気もします。

061213-06.jpg ということで、クマー編最後は、屋外で撮影したシロクマのアップ写真。この写真もサイズがでかいので、心してクリックしてください。

OLYMPUS E-1 + Zuiko Digital ED 50-200mm F2.8-3.5
RICOH GR Digital

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コメント

私はクマが好きなんですけど、ヒグマって大体檻に入れられちゃってますよね。
なので、鉄格子ごしにしか写真が撮れなくて・・・近所の動物園もごたぶんにもれずそうなんですよね。

いいなあ、ヒグマを格子なしで見れて。

格子無しですけど、ガラス張りです。
確かに格子よりは見やすいですね。

昨日だが、一昨日だか、泉ピン子が旭山動物園のシロクマを見て、私と同じように驚いて興奮している様子をテレビで放映していたらしい。

う~ん、泉ピン子と私は同じなのか…(笑)。

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