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▼2007年07月29日

ホワイトバランスなんて興味ないんだ

 表題の通り…、以上。

 では話にならないので、ちょっとだけ語ると、デジカメの性能比較でよく話題になる「ホワイトバランス」。私も露出値の方は気をつけているけど、ホワイトバランスについては、正直どうだっていいような感じ。

 大体、そのホワイトバランスを判定するためのモニタの精度はどうなのかとか、たとえプリントしたとしても、そのプリンタドライバはどのように色を作る(補正とは意味が違う)のか…。そういうことを考えていくと、実際デジカメにおけるホワイトバランスなんて厳密に比較できない上、更に実際どうにでもなるんだよね。後処理で…。

 故に、カメラ側のホワイトバランス精度を病的に気にする評論文を読むと、どうも評価を目的としただけの議論をしているでだけような気がして、ちょっと微笑ましい気になる。デジタル一眼レフカメラ使ってるんでしょ、そんなに気になるならRawで撮れよ…もしくは新しいCS3はJPEGでも簡単にホワイトバランス調整できるぞ…というか、もっと外へ出て写真撮れよと(笑)

 また、こういう商売を生業にしていると、別にRawじゃなくてもフォトショのVer.6でも、色調補正なんて当たり前のようにやっていたからね。実際に商業印刷物として使う際は、どんなに優れた画像データでも、納品形態によって多かれ少なかれ必ず色調はいじっているはず。そういう現実を知ってしまうと、一次入力の際にそんなに色調にこだわっても意味がないなと、実感している。

 いや…最近ズーマー使うようになって、このレンズってあからさまに黄色い色をしているレンズだから、当然カメラ側のホワイトバランスがもう転びまくりでしょうがないんですわ。
 でも、考えてみるとそんなことを全然気にしてない自分に気がついて、そういえばホワイトバランスなんて、後からどうにでもなるんだよな、だからそんなに気にする必要もないんだな…なんて自分で再確認できたので、何となく思うところを書いてみたという訳。

 もちろん、カメラ側のホワイトバランス精度は優秀に限ることはないと思うけど、そこにこだわりすぎても意味がないのでは。

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コメント

プロとしては、「連続して数カット採用したときに色調がバラバラ」ってのが一番困るんでしょうね。
要は、測定する度に色調の差異が大きいことが問題って事でしょう。
絶対値がシフトすること自体は私も大きな問題には思わないなぁ。

>連続して数カット採用したときに色調がバラバラ
 あ、確かにそれは結構に困ります(笑)。
 たまにありますよね。
 単独のカットで色調が転ぶのは仕方ないと思うけど。
 確かに絶対値のシフトといった方がわかりやすいですね。もっとも、だからといってメーカーとしては「後処理でなんとでも…」とはいえないのでしょうけど。

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