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▼2018年10月17日

M.Zuiko Digital 40-150mm F2.8

https://farm2.staticflickr.com/1952/31241806828_fefb1fd9b8_m.jpg 世の中には「大三元」という言葉があります。
 本来は麻雀用語なのですが、麻雀をやらない自分にとって、大三元とは、カメラメーカーがフラッグシップとして用意した、広角から望遠までカバーするズームレンズのこと、そして、今回紹介するM.Zuiko Digital 40-150mm F2.8が、大三元のうち私にとっての最後を埋める、オリンパスマイクロフォーサーズの望遠レンズとなります。

 40-150mmとなると、いわゆる35mm換算(もうこういう考え方も古いけど)で、80-300mmとなります。これで解放F2.8なのですから、一昔前なら驚くべきスペックです。

 望遠側のレンズについて、今までの自分はあまり興味がなかったのですが、なぜかマイクロフォーサーズの12-40mm F2.8を入手して以降、レンズを望遠側で使う事が増えて、更にデジタルテレコンで倍にクロップして使う機会が増えてきました。
 何でなのかなー?なんて思いつつも、いずれは買おうと思っていた40-150mmに俄然興味が出てきて、撮りたい写真があるなら買ってもいいかなと。なので、今回は比較的短期間でオリンパスマイクロフォーサーズ大三元が揃ってしまったことになりますが、今回については、何故か以前フォーサーズのレンズにハマっていたときのように、他の単焦点レンズとかはあまり欲しくなっていません。
 それと、フォーサーズの時代は中古でコツコツとレンズを揃えていきましたけど、今回の大三元は全て新品購入となりました。ヤバいね、これは(笑)
 ちなみに、同時購入でいつもの純正保護フィルタと、三脚座を外した後の爪を隠すデコレーションリングもゲットしました。

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 フォーサーズ時代にあまり望遠側のレンズを使わなかった訳は、レンズの大きさにも理由がありました。例えばフォーサーズハイグレードクラスの望遠ズームだった50-200mm F2.8-3.5は、性能を考えるとコンパクトだとは言いつつも、やはりでかい。
 フォーサーズはボディもそれなりに大きいので、広角から望遠までの3本を持ち歩こうとすると、ちょっとガチの撮影目的以外では持ち出せない大きさになってしまいます。

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 フォーサーズでこれですから、世の中でフルサイズとか使ってる人達は機材の重さについてどう考えているんだろう?なんて思ったりしますけど、これがマイクロフォーサーズだと、7-150mmでf2.8通しのレンズ三本を持っても、おしゃれなカメラバックにすっぽり入る大きさだし、散歩目的でこれらの機材を持ち出しても全然余裕なのです。なので、この40-150mm/f2.8は買ってもちゃんと使えるレンズになるかなと…。

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 私が今使っているカメラバッグは、アルチザン・アーティストのICAM-6000Nというバッグなのですが、このマイクロフォーサーズ大三元に、E-M1本体とMacbook、そして予備のバッテリやケーブル類を入れたセカンドバッグを入れても、それなりにちゃんと持ち歩けます。
 重さは計ってないですが、一日歩き回ってもさほど疲れないレベルです。このコンパクトさがマイクロフォーサーズの魅力ですね。フォーサーズシステムだと、50-200mmをバッグに入れただけで「あ、歩きたくない」と思っちゃうくらいでしたし。

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 持ち歩けるということは、それだけ写真を撮る機会も増えるということ。そのせいか、購入後の数週間で色々な場所に出かけて写真を撮ってみました。
 以前の私だと、どうしても広角系ばかりに頼りがちだったのですが、40mmスタートだとさすがに風景を「切り取る」ことを意識しないと難しい。それと、今まで頭の中でイメージしていた被写体との距離も、一度リセットして考えないと難しいですね。でもそれが面白い。

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 そうそう…40-150mm F2.8というと、専用テレコンバータのMC-14セットという商品もあるのですが、今回は選択しませんでした。というのも、意外と高い(単体とセットでは2万円くらい違う)のと、フォーサーズ時代に使っていたEC-14は、思ったほど使わなかったから。
 最近のテレコンはあまり画質の低下が実感できなかったりするくらい性能がいいのですが、フォーサーズでテレコンを使っていると、やはり一段暗くなることと、焦点距離が1.4倍になることで、感覚として撮れる画面がイメージしにくくなり、邪魔だなと感じる事が多かった。なので、MC-14は私に必要ないと考えました。

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 かといって、換算300mmだともう少しテレ側が欲しいと思ったりすることがあります。その場合には迷わずE-M1内蔵のデジタルテレコン。これだとちょうど焦点距離が倍になる画角で画面中央をクロップしてくれます。クロップするだけでなく、カメラの中で拡大処理もしてくれますので、出力される画像の解像度はクロップ前と同じ。
 一昔前のカメラに内蔵されているクロップやデジタルズーム機能は、露骨に画質の低下があったものですが、すでに最近のカメラとも言いにくいE-M1でも、なかなかのシャープな絵で展開してくれます。このような超望遠での飛行機撮影も手持ちで充分楽しめます。

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 このような鉄道写真は本当に楽しいです。望遠側で圧縮効果を考えながらカメラを向けシャッターを切る。今までのカメラ人生で、あまり望遠側のレンズは楽しく使った経験がないので、なんだか新鮮な気持ちになれます。
 このレンズのズームはインナーズーム形式のため、カメラのファインダーや液晶を見ながら焦点距離を動かしても、重量バランスが変わりません。使ってみる前はせいぜい「テレ側でみっともなくレンズが伸びなくてカッコいい」位にしか思っていなかったのですが、実際に使ってみるとインナーズーム方式はいいですね。カメラを構えながら自然に画角をシフトできます。

 ちなみにこの日は、このレンズの開発者(!)のひとりと歩いていましたので、このレンズ開発にまつわるこぼれ話的なエピソードも聞かせてもらいました。レンズ作るのって大変なんだな。

 とまぁ、珍しく写真多めのエントリにしましたけど、このレンズを使ってみると、もう少し早く買って夏休みの京都旅行に持ち出せばよかったな…なんて思いました。まぁ、これから頑張って写真撮ることにしましょう。

OLYMPUS E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


 

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