ホームエッセイ>バックナンバー2003/03

ESSAY

 

backnumber
| before | 00 / 03 | 00 / 04 | 00 / 05 | 00 / 06 | 00 / 07 | 00 / 08 | 00 / 09 | 00 / 10 | 00 / 11 | 00 / 12 |
| 01 / 01 | 01 / 02 | 01 / 03 | 01 / 04 | 01 / 05 | 01 / 06 | 01 / 07 | 01 / 08 | 01 / 09 | 01 / 10 | 01 / 11 | 01 / 12 |
| 02 / 01 | 02 / 02 | 02 / 03 | 02 / 04 | 02 / 05 | 02 / 06 | 02 / 07 | 02 / 08 | 02 / 09 | 02 /10 | 02 /11 | 02 /12 |
| 03 / 01 | 03 / 02 | 03 / 03 | 03 / 04 | 03 / 05 | 03 / 06 | 03 / 07 | 03 / 08 | 03 / 09 | 03 / 10 | 03 / 11 | 03 / 12 |
| 04 / 01 | 04 / 02 | 04 / 03 | 04 / 04 | 04 / 05 | 04 / 06 | 04 / 07 | 04 / 08 | 04 / 09 | 04 / 10 | 04 / 11 | 04 / 12 |
| 05 / 01 | 04 / 02 | 05 / 03 | 05 / 04 | 05 / 05 | Now ! |

 

※本ページは、レイアウトにスタイルシートを使用しています。ご利用のブラウザ(ネスケ3.x など)によっては、レイアウト情報が失われている可能性があります。ご了承下さい。

 

2003/03/28

【マンガ】 葵DISTRUCTION!2

 今月号の超サンデー、当然買いましたよ(笑)

葵DISTRUCTION!が表紙

 そうか…葵タンはもう38歳になるんですね。ちなみに葵タンは表紙イラスト上の緑の服を着ている方。下でいかつい顔をしているのは、現在高校生の息子。

 

【アニメ】 ギャラクシーエンジェル

 うわ〜〜〜ん、今日で終わっちゃったよ〜〜〜〜〜〜〜。

今月号のBLTより

 つーことで、来週からの新番組は「にょ」らしいです。「にょ」って…一体何?。ええにょぼの再放送でもやるの?(笑)

 

【エッセイ】 死の国道

 国道4号線を走行中、隣の友人が「あ、ここ4号線だったんだ」と言ったので、私は「そう…ここはいにしえより死の国道と恐れられて…」と言っていたら、私が言い終わらないうちから「4号線だもんね」と、かるく言い返されてしまった。

 むかーー!!。

2003/03/28

【書籍】 またまた本屋へ…

 誰か止めてください。

 「ブライアン・グリーン/エレガントな宇宙
 相対性理論・量子論に続く物理の革命か?、その名も“超ひも理論”。恥ずかしながら、この本の序盤を読むまで、超ひも理論とは、宇宙全体がひも状の空間で出来ているらしいとか、時間の流れがひもに例えられるとか、そんな話だと思っていた。
 まだほんの触りだけしか読んでいないのだが、この本によると“ひも理論”というのは、宇宙の物質の最小単位が一次元のひもの輪で、それが振動している状態が、この世にある物質という理論らしいです。それにしても…、この理論のあまりにも即物的な名前は、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか。

 「名倉靖博/ムーミン画集
 長らく絶版かと思っていたら、飯田橋の文鳥堂書店に在庫してあったので購入。この本は以前どこかの本屋に注文を出したことがあったのだが、そのときは絶版と言われたのにね…。ちなみにアマゾンで検索しても、まだ買えるみたいじゃんか!。全く、街の本屋…いや、世の出版社や取次業者って、ホントにお客様に向かって商売してる気があるのだろうか?。本書以外にも、絶版だと思っていた本があっさりとアマゾンで手に入った…という例は何件かあるぞ。
 それはさておき、名倉氏の描くムーミンは、原作者の「トーベ・ヤンソン」さんも絶賛!。とてもいい味を出していると思う。逆に彼女は、かつてフジテレビで放送していたムーミンのビジュアルは気に入らなかったとか。

 「黒星 紅白/The beautiful world―黒星紅白画集
 以前ここでキノの旅という本について書いたが、本書はそのキノの旅の挿し絵を描いている人の画集。本屋に置いてあって、それをパラパラとめくっていたら、なんとなく絵に惹かれてしまい購入。中身を見てみると、この手のジャンルでは結構あちこちで目にする絵なんだというのが判った。イラストは柔らかなタッチで、いい感じですね。

 つー事で、今日も色々買ってしまいました。特に画集を二冊買ったけど、考えてみれば画集なんて購入するのは、何年ぶりだろう…。
 そうそう、文鳥堂飯田橋店は、噂通り本のカバーがけがとても丁寧でした(笑)

2003/03/27

【書籍】 本屋さんでもらえるカバー

 個人的には、本屋さんでもらえるブックカバーというのは、必要ないと思っている。

 でも、本屋さんで雑誌以外の本を買うと、大抵カバーを付けてくれるよね。最近では「カバーいりますか?」と聞かれることも多くなったけど、まだまだ黙っていると問答無用でカバーを掛けてしまう店も多い。
 まあ、そのカバーが本屋さんオリジナルデザインだったりすると、ちょっぴり嬉しかったりもするものだが、中には明らかに広告目的だったりするカバーもあって、ちょっとウザい。

 以前は私も書店で本を買うと、大体カバーを掛けてもらっていたのだが、この状態で読み終えた本を保管していると、後で何の本なのか判らなくなってしまい、必要な情報を探し出すのに苦労する。
 仕方なく、次はは読み終えた本はカバーを外して保管する、という風にしたんだけど、それでも私の場合、複数の本を同時進行で読むことが多く(だからいつまで経っても頭が良くならない?)、そんなときも自分で読む本を探すのに苦労するし、そもそも大人になってからは、本のまとめ買いをする事が多くなり、その際店頭で一冊ずついちいちカバーを付けてもらうのを待っているのが、ちょっとかったるいので、最近では原則的にカバーは付けてもらわないことにしている。

 それに、折角デザイナーの方が綺麗に装丁してくれた本を、カバーで隠してしまうのは、もったいない気がしない?。

 

【コンピュータ】 iBook

 最近ではバッテリが劣化してしまっていて、駆動時間が30分程度になってしまっていたのだが、この度ようやく新品バッテリを調達!。電源がないところでもバリバリ使えるように復活した。
 一般的にカタログに記されているノートマシンのバッテリ駆動時間は、かなり当てにならない…というか、実状はカタログ値の半分以下…といった事が多いのだが、IBMとAppleに関してはほぼカタログ値通りにバッテリで駆動できるので、大体昼間一日iBookを持ち歩いても、電源で悩む必要はほぼ無くなった(もっとも、会社には予備のアダプタを置いてあるけど)
 となると、外でもバリバリ使いたくなるのが人情なのだが、実際に外でノートパソコンを広げている人ってあまり見ないね。私くらい?。

2003/03/26

【エッセイ】 はんこ

 考えてみれば、私が今の会社に入ってからもう2週間が過ぎたのに、いまだに業務規約とか、そういったオリエンテーションを全く受けてないんだよね。

 そんな状態なのに、渡された書類にはんこをぽんぽん突いている。何やらすっかり企業人といった趣で、ちょっと新鮮な感覚です(笑)

 

【エッセイ】 初のお給料日

 昨日無事出ました。
 予想していたよりは多かったので、少しオマケしてくれたのかな?(笑)

 

【書籍】 お給料が出たので、ついつい爆発

 久しぶりの収入なので、ついつい昼休みに飯田橋の文教堂で散財。
 「田中長徳/考えるピント
 「安原 顯/日本はなぜ「こんな国」になったのか」
 「広田正康/Dreamweaver & Fireworks MX Webデザインのヒント&アイデア帳
 雑誌「ENGINE

 以上4冊。

2003/03/25

【書籍】 機本伸司/神様のパズル

 普段は小説など殆ど読まない私だが、この度、久々に図書券を手にしたので、どうせなら普段買わないような本を…と思い文芸書のコーナーを眺めていて発見した本。アニメ絵な装丁に何となく惹かれたというのが本当のところかも…。
 内容をざっと眺めてみたら、面白そうなので購入してきた。

 “第3回小松左京賞受賞作品”とあるから、基本はSFのつもりなんだろうが、実は青春小説と言った方がいいのか?。派手なアクションシーンもないし、この手の小説にありがちなエロシーンもない。本書の“ウリ”である宇宙物理理論の描写についても、どことなく怪しさが漂う気もするが、小説として考えると、とても説得力のある描写だし、その理論を検証しようとする様は、読んでいて結構ワクワクしてくる。結果として私的には当たりの小説だった。
 本書は、ディテールにばかり拘るSFファンの人達には全くお勧めできませんが、普通に小説好きな人にとっては、面白いのではないでしょうか?。

 話はちょっと変わるけど、アマゾンに投稿しているレビュー書いてる人達、辛辣な意見だねぇ。私的には、彼女の変貌ぶりに大変説得力を感じたけどね。

 

【オーディオ】 BOSE LS-4810

 大胆にも会社から更新。
 これは10年くらい前にBOSEから発売されていた“イルソーレ”システムと呼ばれる、CDP/チューナー/プリアンプ機能を備えたミュージックセンター。
 先週の金曜日に出かけたついでに寄った某リサイクルショップで8,000円の値を付けられているのを発見したので、早速回収してきた。
 値札には「アンプ無し」と表記されていたのだが、ひょっとして店員さんはこの機器についての情報を知らなかったのだろうか?。現に、ネット上で本機を検索してみても、全然情報が出てこない。ま…そのせいで安く買えたんだろうから、それはそれで感謝です。

BOSE LS-4810

 まず全体写真。でかい弁当箱みたいなスタイルで、上の銀色部分はおそらくアルミ製だと思われる。大きさの割にはそんなに重くない。
 電源ケーブルは直出しで、先には普通の細い2ピンプラグが付いている。プラグとマニュアルを見ても、電源極性の指示は無いみたいだった。

BOSE LS-4810 BOSE LS-4810

 本体左側の表示部分にアップ。ここの部分だけ銀色の蓋に穴が開いていて、蓋の中にある表示部とCDの基本操作ボタンが見えるようになっている。ちなみに、この蓋を開けた下には、インプットセレクタなどのボタンがあり、CD以外を使用する際は、蓋を開けたままでも動作するようになっている。
 次は、本体右側のCDトレイ部分のアップ。メカは一般的なリニアトラッキング、スピンドルが金属製になっているのが、いかにも一昔前のドライブメカという感じ。勿論CDの再生は問題なかったが、CD-R再生はちょっとキツいようで、動作がやや不安定だった。

BOSE LS-4810

 早速システムに繋いで音出しをしてみる。使ったパワーアンプはNAIM NAP140。おそらく前代未聞の組み合わせ(?)
 本機の外部出力端子は、ZONE1とZONE2というグループに分かれていて、マニュアルによると「本機が一台あれば、異なる部屋で別なソースを同時に楽しめる…」というような事が書いてあるのだが、果たしてこんな使い方をした人はいたのだろうか?。ちょっと状況がイメージできない。ちなみにZONE1への出力は、同じBOSEのスーパーウーハーシステムを繋ぐように指示されているのだが、別に他のパワーアンプを繋いでも問題ないみたいだ。ZONE2へ繋ぐと、色々と制限事項が多くてちょっと使いづらい。
 また、もう一つ珍しいのが本機のリモコンで、マニュアルによると赤外線式では無いらしく、どうやらZONE1、ZONE2に繋いだケーブルをアンテナにした電波式のリモコンという風に説明してあった。

 そして肝心の音だが、まあ…悪くないんじゃないの?という出来。ハッキリ言ってピュアオーディオ的レベルで試聴すると、ちょっと気になる点も多いのだが、それなりに形も格好いいし、少なくともミニコンよりはいい音がするし、安い値段で手に入れられるのなら“買い”だと思う。もっとも、今回のように8,000円で入手するのは難しいでしょうが…。
 更にこの手の一体型システムの特徴なのだが、CDPが全体の足を引っ張っている印象が強いので、外部からより高品質なCDPをあてがってやると、より音質の向上を…って、そんな事する奴はいないよな(笑)
 参考として、KARIKを繋いだときは、思ったよりもいい音だったという事を追記しておきます。

2003/03/24

【エッセイ】 新入社員

 といっても、私と同い年の人なんだけど、今日から出社だったみたいだ。
 私もこの会社には入社したばかりなので、よく判らないのだが、なんでも私の会社でWeb事業部を立ち上げるらしく、そこに配属されるスタッフらしい。

 ま、そんな事はどうでもいいんですが、この新社員、結構すごい経歴の持ち主で、かつてはプレステ用ゲーム制作のディレクターとかやっていたらしい。個人サイトも持っているということだったので、URLを聞いてみたのだが、結構凝ったサイトを作っていらっしゃって、ちょっとビックリした。絵描きが専門らしいので、色々と話を聞いてみるかな?。
 話の流れからすると、ここで彼のサイトへのリンクを張り付けたいところなんですが、下手にそんな事すると、リファラで私のサイトがバレるので、貼りません(笑)
 それと、ブラウザからのリファラ漏れにも注意しないとなぁ…。さすがに、同じ会社の社員にバレると、書きたいことも書けなくなっちゃうからね。タダでさえ、最近続々と知り合いにこのサイトの存在がバレて、色々好き勝手に文章書きにくくなってるというのに…。

 あ、ちなみに彼のサイトのURLを聞いたとき、私も「サイトを持っていらっしゃらないのですか?」と聞かれたんですが、つい私は「いやぁ、自分では持ってないですよ」と、嘘をついてしまいました(笑)。すると「html書けるのに、自分ではサイト持ってないんですね」と言われたので、「だって恥ずかしいじゃないですか」とごまかしました。ひょっとして、怪しまれたかな?。

 まだまだ、本性は隠し通すよ〜。

2003/03/22

【エッセイ】 しこしことhtml書き…

 しかしさぁ…、なんで世にあるブラウザって、どれもこれも好き勝手な解釈でページを表示するんだぁ。

2003/03/21

【エッセイ】 近所に古本市場

 八潮店が昨日開店しました。家からヤバいくらい近いです…。

 開店初日は、会社が忙しかったので行けませんでしたが、この連休中には一度行ってみるつもり。もっとも、今の時間(AM2:34)でも、インターネットカフェの方には行けるんだけどね…。

2003/03/20

【ニュース】 開戦直前!

 昔、ボーイ・ジョージが「♪せ〜んそ〜はんたい!、せ〜んそ〜はんたい!」って歌を歌ってたよなぁ…。
 こういった状況は、理屈っぽく考えると訳が分からなくなりそうなのだが、やはり戦争を正当化する正義ってのは、基本的には存在しないよな…。

 ただ、昨日テレビに出ていた在日イラク人が「戦争は反対だけど、フセイン政権が倒れるのは歓迎」って言っていたのが、ちょっと心に残るね。

2003/03/19

【書籍】 ローレンス・レッシグ 「CODE」「コモンズ」

 ちょっと前に買ったのだが、最近までほったらかしてあった。この度読んでみたので軽く感想を…。
 まず「CODE」の方、こちらは正直言ってコンピュータ関連の専門家以外には、ちょっと話が一般的でないので、面白いのだが読み続けるのがチト辛い。私も半分くらいで読むのを中断。
 その代わり「コモンズ」の方はとても面白い、著作権・特許権などの知的財産保護は、一体何処まで保護する必要があるのか?、それは一般国民の利便性を阻害してまでも保護する必要があるのか?、本書ではこの件に対する回答は下していないが、結果は判りきっている事なのでは?。

 この著者の本を読んで、特に感心した点は、やはりアメリカ人というのは、良きにしろ悪しきにしろ、思想面では確実に世界の先頭に立っている国民なんだなと、しみじみ感じた事。
 このような、ある意味“タブー”になっている領域までも、積極的に思想していこうという姿勢は、アメリカ人のフロンティアスピリッツというものを素直に尊敬してしまう。

 ということで日本での状況…。私の個人的体験の範囲内の話だが、現状の知的財産保護に異議を唱えている人って見たことない。著作権に関する話題になると、みんな「私は現状の著作権保護には賛成だが…」という枕詞を付けた上で、ソフトの貸し借りやCDのコピーについて、やんわりと自分達が侵している著作権侵害の例を話し始めるといった感じ…。

 友人同士で気に入ったCDを貸し借りする、或いは親しい友人同士でお互いダビングした音楽を交換しあう。友人同士でゲームの貸し借りをする。友人同士で高価な書籍を貸し借りして融通しあう。
 大規模にこのような行為を働くことは当然法律違反だとしても、小規模なコミュニティー内でのこういった行為までもが犯罪扱いされてしまうのは、明らかに一般国民の利益と反する法律だと思うのだが、こういった思想は現在の日本ではタブー扱いされていて、保護の賛成派・反対派両方共、この問題をまともに議論しようとはしない。

 つまり、まともに遵守して一般的な生活スタイルを維持することができないという点では、もはや現状の知的財産保護関連の法律は、一般国民が遵守して生活することが不可能な、道交法と同じレベルに落ちているということだと思うのだが、如何なものだろうか?。

 それでも、まだパッケージメディアに関しての規制には目をつむることにしよう…。でもこうやって普段私達が利用しているネットの世界までもが、こういった保護権利を振りかざすようになったらどうなる?。
 この記事のタイトルで、私はAmazon.com内の検索画面にリンクを貼っているが、そういった行為までもが著作権違反として摘発されるようになったら(現に、このようなハイパーリンクを貼ることについて争われている裁判は存在するみたいだ、今のところアメリカの裁判所は“リンク禁止を正当化”する判決は下していないようだが…)、それは私達ネットユーザーにとって大変な損失である上に、私達一般国民の利便性を大きく阻害するものとなる。

 みんなで、知的財産保護の是非に関する議論をタブー化していると、そのうち本当にそのような法律が施行される日が来てしまうかもしれないよ。そうしたら、折角個人が手に入れた強力なツールである“インターネット”は、滅びの道を歩むんだろうな…。
 コピー天国大賛成!。いや、たとえ鼻歌だとしても著作権料はきちんと徴収すべきだ!。といった極端な意見を持った人達を含め、もっと積極的にこの問題は話し合った方がいいと思いますよ。

 つーことで、いつもと同様、後半部分は支離滅裂でタイトルとあまり関係ない話になってしまったけど、とりあえず今日紹介した二冊はとてもお勧めの本なので、機会があったら皆さんも読んでみて下さい。

 

【エッセイ】 CR-COTTON

 「♪コットン、コットン、コットンボ〜イ」じゃなくて(笑)、「いっくぽ〜ん」のコットンが、CR機になって帰ってきてましたね。
 昼休みに会社の近くをブラブラと歩いていたら、偶然パチンコ屋の店頭にポスターが貼られているのを見つけました。私自身は全くパチンコをしないので、よく判らないのですが…。

 そういえば、スーファミ版の「コットン100%」には、オマケCDが付いていて、確かそのCD持っていた筈なんだけど、友達に貸したりしてるうちに無くなってしまいました。
 あのおバカCD、あえてこの時代にこそ聴いてみたい?(笑)

 

【オーディオ】 CDP-101の電源ケーブルを強化

 CDPのオリジンは、以外に楽しくて実力のある機種でした…というのが現在までの感想。
 という事で、色々と手を加えてみたくなってきたんだけど、さすがに貴重なオリジンをどうにかしてしまうのも心苦しく、可逆的チューンナップとして、本機に装備されている電源インレットを利用して、電源ケーブルの交換を試してみる事にする。


 まず用意したモノ。以前テスラクランプの電源ケーブル強化の際に作成した、リンブルーを使ったオス→オスの電源ケーブル。写真では両側とも明工社の3ピンオスホスピになっているが、数日後に片側を同じく明工社の2ピン安物非メッキプラグに交換してある。


 同様の作業を試す方は、安全性確保のため以下の手順を確実に守って欲しい。感電の可能性がある。
 まず、元から付いている電源プラグを封鎖する。私の場合は余っていた壁コンを利用したが、同様の機能があるものなら何でもいい。要は、そのままにしておくと機器の電源プラグ側からAC100Vが出力されるので、安全確保の為プラグ末端を塞いでおくのが狙い。間違っても余っている延長ケーブルとか、そういったモノには差し込まないように…。当然ながら、延長ケーブル先のプラグから感電する。また、この先を電源コンセントに差し込んだりすることは、絶対にしないように。ブレーカーが落ちるくらいなら可愛いモノだが、最悪機器が爆発するかも…。
 次に、オス→オスの電源ケーブルは、必ず機器側のインレットから差し込むようにすること。これも感電防止のため。また、本機の場合(というか、多くの機器でも同様だが)は、シグナルグランドとシャーシグランドは導通しているので、導通のある電源プラグを差し込む際、本体金属部に触れたりすると、感電も当然ながら、その他のオーディオ機器も含めて壊してしまう危険性がある。以上の危険を避けるためにも、プラグは必ず機器側から差し込むようにしよう。
 また、何故上記のような危険性があるのか理解できない人は、今回のようなチューンには手を出さないように…。


 という事で、コンセントにプラグを差し込んだ状態。青い電源ケーブルがCDP-101へ繋がっているリンブルー使用のオス→オス電源ケーブル。その手前にあるコンセントのグランドに差し込んである怪しげなケーブルは、CDP-101のシャーシに繋がっていて、ここから別線でシャーシ&シグナルグランドを落としている。

 作業後、試聴してみる。夜中だったのであまり大きな音を出せなかったのだが、明らかに音質向上効果を確認することができた。普段は小音量がイマイチ聴きづらいNAC12なのだが、昨晩の状態ではとても音楽が聞き取りやすくなった。音のエッジがピリッと立ち、低音に力が出てきたという印象。
 こんな簡単な作業で、こんなに音が変わるというのが、オーディオの面白いところだね。

2003/03/17

【アニメ】 ヴィトンでデジモン?

 何故かルイヴィトンのサイトで、デジモン系ロリキャラ(笑)が出演しているアニメを公開中。本編は世界各地のヴィトンブティックで公開するらしいのですが、男1人じゃちょっと見に行けないよな…。

 ヴィトンのサイトはフラッシュバリバリなんで、リンク張りづらいんだけど、とりあえずアニメーションへの直リンはこちら

2003/03/16

【オーディオ】 SONY CDP-101その後…

 CDP-101にはデジタル出力端子が装備されていないため、DITBをテストするにあたり、やむなくカリックを引っ張り出してきた。しかし、ラックには新たなCDPを置く場所がないので、仕方なくCDP-101の上に直接載せる事にした。
 そして、一通りDITBの音を聞いてから、なにげにこの状態でCDP-101を再生してみると、音が見違えていてビックリ! 。

 しかし…、単なる重量増加で、こんなに音が変わるとはねぇ。
 現在では絶対に手に入らないと思いますが、この製品のオプションで用意されていたサイドウッドケースは、音質向上にあたり必須だったのかも。
 今夜は思わずカリックのことは忘れて、CDP-101の音ばかり聴いていましたよ(笑)

 

【エッセイ】 おでかけマルチ・ボトルキャップフィギア

 恥ずかしながら全種類揃いました(笑)。通常塗装とグラデ塗装バージョンに関してはコンプリートしてないけど、もうべつにいいやー。

おでかけマルチ・ボトルキャップフィギア

 しかし、改めてこのコンプ写真を見ると、いい年ブッこいて一体何やってるんだろうな…わたしゃー、って感じ(笑)

おでかけマルチ・ボトルキャップフィギア

 んで、個人的にもっとも気に入ったフィギュアは、このセリオかなぁ…。何処を見ているのか判らない、うつろな目つきがたまりません。

 

【オーディオ】 AudioAlchemy Dac-in-the-Box

 なんだか最近はすっかりアルケミマニアの私(笑)
 今までも、某カリスマ店員N氏がチューンしたDITBを使っていたのだが、この度オリジナルの箱入り美品中古を18,000円で見つけたので、思わず購入してしまった。

AudioAlchemy Dac-in-the-Box

 上の写真、手前に見えるモノがN氏チューンのDITB、奥に見えるのがオリジナルのDITB。初期型のせいなのか、手前のチューン済みDITBとやや外見が違っていて、フロントパネルのサイドが直線になっているのと、パイロットランプが角形LEDとなっていた。

流山電鉄“鰭ヶ崎”2 流山電鉄“鰭ヶ崎”3

 DITBのフロントパネルとリアパネル。上にあるのが初期型。リアパネル側は特に外観上の違いはない。

 そしてオリジナルの音質なのだが、今から10年近く前の製品というハンデを考えなくても充分音がいい。この音でこの値段なら、買ってしまっても損はしないと思う。コンパクトな筐体なので、メインシステム以外にも、映像機器用に使うとか、色々と用途はありそう。
 ただし、だからといって高いお金を払って中古を買い求める必要はない。何故なら、上にはパーペチュアルがいるわけだからね。

AudioAlchemy Dac-in-the-Box

 オリジナルDITBの内部基盤。中央に見えるICがDAC本体で、アナデバの「AD1865N」が使われている。ちなみに前期型と後期型では基盤レイアウトに結構違いがあり、後期型のこの部分には、BOURNSの3296という素子が二つ収まっている。でも…これってDACじゃないよね。詳しい方のご意見をお待ちしています。

 チューン済みDITBとの比較は、ここで語っても全く意味はないと思うのだが、一般論として触れておく。まずN氏のチューン内容だが、銀単線を使って機器の電気の流れをキチンとしてやろうといった趣旨の改造。オリジナルの素子には一切変更を加えていない。そして音質状の差は、上下共レンジが拡大していること、高域側にやや艶っぽい響きがあること。これはいわゆる銀単線のキャラクターだといってしまって問題ないと思う。それらの結果として、オリジナルに比べ再生音により力強さを感じる事ができる。
 逆にオリジナルのDITBはもうちょっと素直な音で、これはこれで悪くはないという感じ。

AudioAlchemy Dac-in-the-Box

 今回のDITB購入により、電源が三種類揃ってしまった。下にある大きい筐体がPowerStation Twoで、その上に乗っている電源アダプタ二つの手前側がベーシック電源、奥がPowerStation One。
 こちらについても比較してみたのだが、当然一番いい音を出す電源はPowerStation Twoで、次がOne。それからクオリティが大分下がって、ベーシック電源という感じ。
 既にPowerStation Oneを持っている人は、急いでTwoを導入する必要性は感じないが(それでもチャンスがあれば入手しておいた方がいいと思う)、ベーシック電源を使っている人は、早急にPowerStationを導入した方がいいと思う。再生音にかなり影響が出る。

 最後にDITBを使う際の注意事項。DITB本体は電源コネクタにステレオミニピンプラグを採用している。筐体がコンパクトなので仕方なかったのかもしれないが、このプラグでDC+12V/DC-12V/GNDの三系統を供給しているため、抜き差しする時に電源が逆相になったりショートしたりする危険性がある。セッティングの際は必ず本体側のミニピン電源プラグを挿入してから、コンセント側に電源プラグを差し込む。
 この点は、和文・英文のマニュアルに注意事項として書いてあるし、英文マニュアルには、万が一間違って本体電源プラグからスパークが出た場合、すぐにサービスセンターに送れ(といっても、メーカーは既に存在しないが)と書いてある。これが原因で昇天してしまったDITBは多いそうなので、必ず守るようにしよう。

 

【エッセイ】 ぶらりと流山電鉄

 ちょっと前に行って来た場所。何となく今更掲載。

流山電鉄“鰭ヶ崎”1

 行った場所は、千葉県流山市にある流山電鉄鰭ヶ崎駅。この流山電鉄というのは、東京近郊にありながらいまだにローカル色を強く出している鉄道で、私が子供の頃は、空き地に土を盛ってあるだけという駅もあったりして、なかなか風情(?)があった路線。
 さすがに最近では設備も近代化されているので、そんな楽しい状況はもうないのだが、それでも、民家の軒先を走っているようなローカル線特有の車窓は、この手の鉄道マニアにとっては、なかなか味わい深い路線なのでは?。

流山電鉄“鰭ヶ崎”2 流山電鉄“鰭ヶ崎”3

 んで、姉ヶ崎駅舎と、駅の反対側にある商店街。個人的には、このような密度が濃い空間というのは結構好き。やはり古くから鉄道が走っている地というのは、郊外に開けた国道沿いの新興商業地帯よりも、どことなく文化度が高いような感じを受ける。

2003/03/15

【書籍】 森川嘉一郎/趣都の誕生 萌える都市アキハバラ

 ちょっと前に読んだ本で、内容も忘れてしまって、ひょっとして以下の文章は見当外れな事を書いている可能性もあったりするのだが、まあ…今週はあまりネタがないので、強引に取り上げる。
 2003年2月27日初版、幻冬社発行。タイトルと上のリンクを読めば判ると思うが、まあ…そういう本。

 アニメ・美少女ゲームと、コンピュータ・秋葉原などとの関連性は、最近になって考察めいた文書がチラホラと散見されるようになったが(好奇の目で見た文章は過去から今まで色々あるが…)、こうやって一冊の本になってまとめられるのは初めてかもしれない…という事で期待して買ってみたのだが、そこそこ面白いながらも、私的にはどうもイマイチ物足りない。
 というのも、本のタイトルで“アキハバラ”とうたっている割には、あまりアキハバラに関する直接的な記述が少ないから。また中盤の第4章「なぜ《趣味》が都市を変える力になりつつあるのか」という下りは、強引というか、本書の趣旨とはあまり関係ないような記述が続いているような気が…。まあ、著者にとってはそうでもないのかもしれないが。

 残念ながら、この手の「ヲタク」に関する考察は、今のところオタキングとして有名な岡田斗司夫の文章が一番優れていると思う。逆に言うと、彼以外の研究者はあまりにも勉強不足。これは今回ここで記事にしている森川嘉一郎も当然含まれる。
 大体近年のアキハバラは“趣都”に変化しつつある…なんて考察は、秋葉歴○○年の私にしてみれば、あまりにも見当外れ。つまり多くの研究者(?)は、現在のアキハバラ…つまりアニメ絵の美少女で氾濫している表層的な部分のビジュアルに面食らってしまっているだけなんだよね。
 これは私が以前から友人達にも吹いて回っていることなのだが、今も昔もアキハバラっていう場所は、その時代を一番反映している商品を供給する街に、常に生まれ変わり続けているというだけで、要するにそれがたまたま今の時代はアニメ絵の美少女というジャンルである…という事に過ぎない。現在に於けるアキハバラの状況は、この時代だけの一過性のものに過ぎないというが私の考え方。
 そして来年以降は何か別なもの、例えば中古カメラ…は絶対ないだろうけど(笑)とか、アキハバラ全体が別なジャンルの商品供給地に、急速に生まれ変わりつつある可能性も十分あるという事。これらの現象を、本書のように「官」「民」「個」などという、アキハバラがある意味一つのベクトルに向かって突き進んでいるように考えてしまうのは、明らかに間違った考察だと思っている。

 現在のアキハバラの状況は、ある程度ヲタク的素質を持った人にとっては、特に奇異に映る変化の方向ではないと思う。当然ビジュアル的なインパクトについては色々と面食らう時もあるが、基本的にヲタク…いや、ハヤリモノが好きな男性達にとっては、非常に楽しい街であるという事は、今も昔も変わらない。
 そういった状況を考えずに、広告代理店などのマーケティング戦略にどっぷりとはまった考え方しかできない人達が、アキハバラの現状について語ったりするからおかしな事になる。個人的には、銀座や渋谷、最近流行のお台場、それと街とは言えないかもしれないが、東京ディズニーランドがある舞浜の佇まいの方が、日本に存在している街として考えると、よっぽど異常なことになっていると思う。逆にそれ以外の都市、例えば池袋や新宿、それにベクトルは違うが神田のスキー用品街などは、少しずつであるが、徐々にアキバテイストを含んだ街に生まれ変わりつつある気がするのは、私だけだろうか…って、だんだん話が本書の記述からズレてきたな。

 キリがないので強引にまとめると、本書の著者も結構なヲタちゃんみたいなので、あまり的はずれなことを書いているわけでもなく、やや内容が薄いというだけで、全体としてはそこそこ面白い本。
 特に、アキハバラにあまり詳しくなくて、血中ヲタ度が少な目な人が読むと、色々と参考になる基礎知識が多くて役に立つんじゃなかな。

2003/03/12

【エッセイ】 初出社…その後

 仕事の量がキツイというわけでもないのですが(そもそも、入社したてだし…)、何かと気疲れして、とてもサイトの更新をする気になれません。
 職場に慣れるまで、ここもしばらく停滞するかもしれませんが、ダラダラと長く続けていくつもりなんで、あまり期待せずに、ちょこちょこ覗きにきてくださいね。

2003/03/10

【エッセイ】 初出社

 つーことで、外部ネットワークへの接続制限も無いということなので、持ち込んだiBookを使って新たな会社から更新作業をしてみました(笑)
 以前の事務所みたいに、長々と長文の記事を書くことは出来ませんが、多少の更新作業なら大丈夫そうです。

 

【エッセイ】 初出社2

 といいつつ、事務所から本日二回目の更新。昨日の晩は、ちよれんチャンネルの主題歌を延々と聴いていたので、チト眠い…(笑)

 しかしなぁ、今度の会社、事務所の環境は普通なんだけど、改めて考えてみると逆に今まで自分がとてつもなくいい環境で仕事していたというのが、まじまじと実感できた…。
 今までは広大な作業スペースと大柄な椅子、それに何よりも、考えてみればここ10年くらいの私の勤務状況というのは、実質シエスタ付き(昼休みとは別に)だったんだよなぁ…、さすがに勤務初日から昼寝ぶっこく訳にもいかないし、しばらくは真面目にやらないと、というか、それが当然なんですが(笑)

2003/03/09

【エッセイ】 明日から仕事

 久しぶりに明日から仕事…。あー仕事行きたくねーな(笑)

2003/03/05

【オーディオ】 SONY CDP-101

 値段もそれなりだったんだけど、恐ろしいほどの美品を見つけたのでつい購入。いや〜、最近ちょっと気が大きくなっちゃってて(笑)

SONY CDP-101

 このCDP、ある程度年齢がいっているオーディオマニアの方には、色々な意味で思い出深い機種だと思います。何故なら本機は、1982年にSONYより発売された、世界初の市販CDプレヤーだからです。定価は168,000円。リモコン対応ですが、別売りで一万円もしましたので、現在ではそれなりにレアな物件になっています。ただし、信号コードは現在と一緒なので、今発売されているソニー製据え置き型CDPのリモコンで代用することは可能です。
 本体そのものは、現在ではきちんと動作する個体は非常に少なくなっているみたいです。完動品はそれなりに貴重品な為、この時代のCDPとしては、例外的にある程度の値段が付きます。私がざっと調べたところでは、動品で5万円程度から2万円程度。しかし、動かないモノであれば、値は付かずにゴミ箱行きみたいです。

 という事で、今回私が入手した個体は、シリアルが「211178」。番号の読み方が判らないので、製造年などは判りません。
 付属していた取扱説明書の表4下には「3-733-174-01(3)」という番号が書いてあります。こちらは確かコードの振り方が決まっていたはずなので、こちらから製造年は特定できそうです。マニュアルコードの読み方をご存じの方は、是非お知らせ下さい。
 状態は、冒頭にも書きましたが、恐ろしいくらいの美品です。箱にしまってあった未開封品…といってもいいくらい、状態はいいです。そうでなければ、この値段で買うことは無かったでしょう。

SONY CDP-101

 正面パネルの写真です。中央がフラッシュの照り返しで光ってますが、ご容赦。
 まずサイズですが、W355/H105/D325mmと、当時のフルサイズコンポを一回り小さくした、ゼネラルコンポサイズになっていました。
 左側の四角い部分がディスクトレイで、その中にあるやや大きめの四角い部分が、トレイ開閉ボタン。本体側でなくトレイ側にボタンが付いているのが面白いところ。ローディングはかなりゆっくりしていて、ギギギ…と音を立てながらトレイがせり出してきます。もっとも、新品当時からこんな音がしていたのかどうかは不明。
 その他基本操作に関しては、現在のCDプレヤーと変わりありません。ただ一つ違う点は「STOP」ボタンが、本機の場合「RESET」という表記になっていること。何でもディスクを入れた状態にリセットする…という意味でこういった表記になっているそうです。機能的には現在のSTOPボタンと変わりありません。

SONY CDP-101

 背面写真です。
 目を引くのが、中央にある外付けトランスと、巨大なヒートシンク。ヒートシンク下には、非連動の外部機器用電源コンセントが装備されています。その脇にあるのが電源ケーブル、当然着脱式ではないのですが、被覆は貧弱でも芯線はかなり太そうです。プラグは当然二ピンですが、ピン部分が積層構造と凝った作りになっていて、更にこの当時の機器には珍しく、ケーブルの極性までが指定されています。
 当時CDPが発売される直前には「CDは機種による音質差は無いので、音質向上の対策は必要ない」と公言していたメーカーもあったそうですが、このCDP-101を見る限りは、少なくともソニーは電源部分にそれなりのこだわりがあったと見受けられます。

SONY CDP-101

 背面の接続端子部分です。上にある横長の端子は「アクセサリコネクター」。プラ製のカバーで覆われていますが、中はRS232C風のコネクタです。実際にこの端子に対応する外部機器は発売されたのでしょうか?。
 下段左は「シンクロ出力」という端子。これはRM-65というシンクロリモートコントロールユニットを介してソニー製カセットデッキと接続し、ダビングなどの同期を取るために使われたようです。
 右隣がライン出力端子。一般的なRCA規格です。余談ですが、私が手に入れた個体は、この部分がまだ綺麗な金色に光っていました。本当に丁寧な扱いを受けていたんですね。
 次、右上隣が「自動一時停止スイッチ」。何でもONにすると、1トラック演奏するごとに自動的に一時停止状態になるそうだとか…。マニュアルには「カラオケで歌うときに便利です」と説明されています。
 その下のスイッチが「アンチ・ショックスイッチ」。機能はちょっと説明しにくいのですが、ピックアップサーボの強さを切り替えるモノらしいです。ONにすると振動には強くなるのですが、ディスクのダメージには弱くなります。オフにすると、振動には弱くなりますが、ディスクのダメージには強くなると説明されています。また、スイッチの状態により再生音も変化しますので、音質的見地から状態を選択してみても面白いと思います。私はONの状態で使っています。
 ちなみに本機にはデジタル出力端子は装備されていません。

SONY CDP-101 SONY CDP-101

 次はディスクトレイの写真。大きめでがっちりとした作りになっています。写真に写っているディスクは、おまけのつもりなのか、何故か買った状態でトレイの中に入っていたday after tomorrowのCD。知らずに再生したのですが、なんとCCCDでした。無事再生もできたし、別にメカも壊れなかったのですが、ちょっと焦りました。一応一回聴いてみたのですが、内容はプロテクトかけて著作権を保護する必要があるのかという、ドーでもいい感じの曲。
 次は付属していたマニュアル、なんと表紙がフルカラーで中身は二色刷です。確かに本機は当時の価格で16万円以上した訳ですから、安物のガリ版刷りみたいなマニュアルというわけにも行かないですよね。

 そして、いよいよ音質評価なのですが、まず評価は、あくまでも私が持っている「♯211178」の現状についての印象で、20年前の新品状態だと大分違った音を奏でていた可能性もあります。この点をご考慮下さい。
 色々とディスクを再生してみましたが、基本的に音像は平面的で、やや高域に曇りがみられます。また、微妙に中音と低音のテンポがズレたように聴こえる事もあります。その代わり音の情報量は豊富みたいです。その証拠に音楽がなにやらゆったりと聴こえます。
 電源投入直後と1日通電後の状態では音の差はかなり激しく、特に微妙にタイミングが合っていないと感じた音楽が、だんだんと気持ちよいテンポを奏でるように変化してきます。
 キャラクターとしては、一般的なソニートーンとはちょっと違うみたいで、明るくて中域にやや張り出しを感じる、どちらかというと現在のフィリップス系の始祖に当たる印象。
 このような評価を前提にして、更に個人的な印象を語ってみると、予想していたよりも相当音が良くて、更に一般的によく言われるデジタル臭もあまり感じられず、技術的制約の中で、かなりバランス感覚の取れている音作りをされていると感じました。少なくとも、私が持っているサンスイのα607iと比較すると、勝負にならないくらいCDP-101の方がいい音を奏でます。

SONY CDP-101

 上は現在の状態。CDPは82年、プリアンプは74年と、ぷちビンテージ状態というか、何やら変態オーディオの様相を呈してきました(笑)
 今回入手したCDP-101は、私にとっては音を聴いて結構感慨深いものがありました。このプレヤー直後に発売された各社のCDPがどんな音だったのかは知りませんが、クオリティーを抜きにして、始めは比較的まともな再生バランスだったCDP-101の音に、各社上も下も不自然に音を盛り上げていったのが80年代におけるCDP設計の流れで、いわゆる「デジタル臭」などと表現される音の印象は、こんな流れから出てきた言葉なのではないかと感じました。
 更に、この当時発売されていたソフトの問題も大きいですね。いわゆるデジタルっぽい録音のCDが、結構沢山あったと記憶しています。
 まあ、何はともあれ、このような20年前に発売されたCDPオリジンの音を聴けるというのは、オーディオをやる上でも結構貴重な経験になるかもしれません。本機がいつまで動き続けてくれるのかは判りませんが、とりあえずチョコチョコと、きちんと壊れるまで手放さずに使っていって、私の手元で最後を全うさせたいと思っています。歴史的探求心などから、本機の音を一度聴いてみたいという方は、壊れてしまう前にご連絡下さい(笑)
 尚、CDP-101についてもっと詳しい事を知りたい方は、こちらのサイトが参考になります。

 

【オーディオ】 リモコン豆知識

 リモコン自体が壊れているかの判別方法は、AMラジオを使うことで確かめることができます。バンドをAMにて、ラジオの周波数を1,300kHz付近に合わせます。その状態で正常に機能するリモコンをラジオに近づけて作動させると、ラジオから断続的に「プププププ…」と音がします。音自体はラジオによっても変わるかもしれませんが、要はラジオに近づけた状態で、スピーカーから断続音が出れば、そのリモコンは正常に動作しています。

 以上、豆知識でした…。

2003/03/03

【買い物】 ブックオフで

 今日ブックオフで「ミナミの帝王」の単行本を買ってレジで受け取ったら、いつもの黄色い半透明の袋じゃなくて、不透明の茶色い紙封筒に入っていた。
 なんだか、変に意味ありげに見えそで、ちょっと恥ずかしいかな?。エロ本でも買ってるみたいで…(笑)

2003/03/02

【カメラ】 第25回・世界の中古カメラ市

 今朝、早起きしてしまったので、午前中に出かけてきちゃいました。まぁ…何も買うつもりは無かったんですけどね。

第25回・世界の中古カメラ市

 銀座松屋の開店と同時に入ったので、比較的ゆっくりと眺めることができました。しかし、相変わらずどの店もライカばっかり展示してるね。利ざやがある商品を売りたいというのは判るけど、こんなんで商売成り立つのかな?。

第25回・世界の中古カメラ市

 まぁ、私の場合はいわゆる“メジャー中古カメラ”についてはあまり興味がないので、ショーケースの隅っことか、そんな場所を丹念に検索していきます。とりあえず「おおっ…」と思ったのが、上の写真、初期型アルコ35のビューアルコ付きフルセット極上品。価格は…ハッキリ言って手が出るレベルではありませんでした。
 その他「おおおっ…」と思ったのが、フォクトレンダーのビルタスというカメラが4万円弱で売っていたこと。これは安い!。ちょっとショーケースの前でドキドキしてましたが、オリジナルのストラップが付属していない(これがまたフォクトレンダーっぽくて凝ったデザインなんすよ)事を理由に諦めました。でも、この文章を書いてると、やっぱり買っても良かったかも…なんて考えちゃってます。マズイです。

早川通信・合本

 んで、本日の戦果。今まで配られた早川通信20号分を一冊に収録した、その名も「早川通信・激動の二千五百五十三日」という本。
 この本ノンブルが無いので総ページ数は判らないのですが、上質紙110g?(紙が結構しっかりしているので、おそらく…)で、厚さが11mmある上、ちょっと読みにくいくらいびっしりと文字で埋まっていますので、結構な情報量があります。お値段は1,000円で、まあ…安いんじゃないでしょうか。

2003/03/01

【エッセイ】 春ですね…

 最近は、武田鉄也の歌が妙に心に染みている私です。私も武田塾に入って漢を磨きたいものです…。

 つーことで、今月もスタート!。

 

まっかちん.web トップへ

このページに関する問い合わせは、掲示板までどうぞ。