ホームエッセイ>バックナンバー2004/01

ESSAY

 

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2004/01/31

【書籍】 アマゾンの『わたおに』評

 ぶはははははh…。皆さん幸せそうで何よりです。

 秋葉原のHLTでは、まだバックナンバーも売っているみたいなので、やっぱり私も買いに行こうかなぁ…(笑)

2004/01/29

【ネット】 ウイルス騒ぎ

 世間では、狂牛病だの鳥インフルエンザだの、ウイルス騒ぎが流行していますが、最近ではネットの世界も同様にW32.Novarg.A@mmというウイルスが熱いです。というか…てめーら、こんなボンクラウイルスにいちいち引っかかってんじゃねえよ!。

ヌルルンちゃん

 ここ数日、一日中メールの削除に追われています。現実世界の病気もそうだけど、自分の身体(マシン)の不養生は勝手だとしても、せめて他人にはウイルスをまき散らさないようにね。それと皆さん、ケチケチしてないで、アンチウイルスソフトくらいきちんと手に入れるように。それが出来ない人はネット禁止です!。

 

【ネット】 国土情報マッピングシステム

 まだ試作版ですが、ネット上で日本各地の航空写真を見ることができます。また、古い写真があるところは古い写真も閲覧できるようになっており、とても面白いです。

2004/01/27

【ネット】 くたばれBlog!

 ホントにさぁ…いい加減辞めてくんないかなぁ、最近流行ってるBlogってやつ。

 私の場合、必要にして十分な機能と圧倒的な軽快さから、ウェブブラウザにネットスケープコミュニケーター4.8を使っているんだけど、このブラウザでBlogのページを見ようとすると、結構な確率でブラウザが落ちる…。
 まあね、確かに今更こんなブラウザ使ってる私も悪いんだけどさ、逆にブロガーって奴らは、たかが文章と写真を読ませるだけのページに、どうしてあんなに複雑怪奇なテーブル組んだり、訳の分からない背景画像貼ったり、変なフォント指定したり、つまり閲覧に際して邪魔で余計な要素ばかり追加しようとするんだろ。

 システム作ってる人も、それを利用している人も、本来Blogってのは文章読ませるのが目的なんでしょ?もっとシンプルなデザインでいいじゃん。

 

【書籍】 今日の本

 ちょっと誤解を受けそうなので補足しておくが、ここで取り上げる本は、あくまでも私が“買った”本であり、“読んだ”本ではないことに注意。
 私の場合は、本でもCDでもゲームでも、買ってからつまらないと感じたら、結構あっさりと読んだり聴いたりを辞めてしまう方で、つまり、払ったお金に損をした上に、更に時間まで損を重ねる必要はないという考え方。ま…それでも本に限っては、順番は前後しても、結局大体読んでるけどね。それに本というものは、たとえその時に読み始めてつまらないと感じても、後でまた読みたくなることも結構あったりする。やはり、一度でも自分の琴線に触れたモノというのは、何処かで自分にとって必要な情報があるモノなんだよね。

 「宮脇淳子/モンゴルの歴史

 本書の帯には『中央ユーラシア草原に遊牧騎馬民族が誕生して以来、2001年の現代モンゴルまでを通観する世界初の通史!』と書いてある。さすがにこれは大げさな気もするのだが、確かに、いわゆる“モンゴル・ウルス”の歴史書は数多くあっても、現代モンゴルまでの通史というのは珍しいかもしれない。

2004/01/26

【エッセイ】 固定電話

 うちの場合、家族全員が携帯電話を持っているので、もう固定電話は辞めちゃおうか…という議論が行われている。

 というのも、ほとんど使っていない固定電話の基本料金が勿体ないのではなく、固定電話にかかってくる電話が、怪しげな商品勧誘や、詐欺紛いの投資信託など、ろくな用事じゃないものばかりだからだ。中には一度断っているのに、しつこく何度も同じ内容の電話を繰り返す業者もいたりで、本当にウザい。

 この件でNTTに苦情を言っても無駄なんだろうけど、こういった電話をかけてくる業者を放置していれば、近い将来、一般家庭での固定電話廃止が、ちょっとした流行(?)になってしまうのではないだろうか?そんな気もする。

 

【エッセイ】 家に帰ってきたのに…

ヌルルンちゃん

2004/01/25

【音楽】 STEVE REICH/Music for 18 musicians Live in Budapest

 ネット上では何処にも情報がないのに、何故か新宿タワーレコードで大量入荷中。曲はお馴染み「18人の音楽家のための音楽」なんですが、試聴機で聞いてみると初めて聴く演奏っぽかった(確証はありませんが…)ので、買ってきました。ライナーを読むと、演奏は1990年5月18日、ハンガリーはブタペストにある『フランツ・リスト記念ホール?』といった場所で録音されたようです。
 しかしまあ、判っているとはいえこのCD、トラック数が1つのみで長さが61分19秒と…、何だかバカにされているような構成ですね。んでも、実際に聴いてみると、とても良い演奏でしたよ。

 

【音楽】 Tibor Szemzo/Snapshot from the Island

 今日はハンガリー盤のCDに縁がある…。彼の曲は一応フリージャズに分類されるとの意見もあるみたいですが、私的にはハンガリー在住のミニマリストという分類かな。一応The Conscienceというアルバム一枚を持っているんだけど、そちらに比べるとちょっとメロディ不在な感もあって、イマイチだった気もする。とはいっても、本作も面白いアルバムであることには変わりないけどね。

 

【書籍】 今日の本

 未読の本がたまってきたので、しばらくの間ちょっと購入を控えようと思う。

 「村松友視/ヤスケンの海

 「ルイス・フロイス/ヨーロッパ文化と日本文化

2004/01/24

【音楽】 Simeon Ten Holt/Piano Works

 ようやく届きました…。

Simeon Ten Holt/Piano Works

 CD11枚組+DVD1枚です。ちなみにDVDはPALです(笑)

 まあ、事前に知っていたとはいえ、11枚組のくせに収録曲数は5曲。なにやらトホホ…という感じです。5曲の中で、既にCDを持っているのが3曲あるので、新しく聴けるのはたった2曲…、まあ、それでも嬉しいですけどね。次は、彼のピアノ曲以外もまとめてCD化して欲しいですね。

 DVDは、しゃあないのでiBookでチラッと見たんですが、こういった雰囲気のライブっていいなぁ…、将来、日本で演奏会が開催されることはないのでしょうか?。

2004/01/22

【おもちゃ】 トミックス・ジオラマキャラクターズ

 ウルトラマンとトゥーハートという、一件脈略が無そうで、実はこういった嗜好を持つ人にとってはストライクなラインナップがステキです。
 元鉄ちゃんの私としても、これは買っておくべきなのか…。

2004/01/21

【音楽】 平石博一/WATING・Piano Horizon

 先日オクで平石博一のCD二枚を入手。彼のCDは自主制作盤が多く、入手にとても苦労するんだよね。

平石博一/WATING・Piano Horizon

 「WAITING」の方は、完全な自主制作盤らしく、ライナーはコピーで盤はCD-R仕様。この音楽は観賞用に作曲されたものではなく、とあるアートイベント用に作曲されたものらしい。やや前衛色が強めで、個人的にはちょっと期待はずれかも…。
 もう一枚「Piano Horizon」は、里見暁美というピアニストが、現代音楽家数人にピアノ音楽を依頼し、その曲を収録しているオムニバス盤。平石博一の曲は、最後の「ROCKIN SOUNDSCAPE」一曲のみなのだが、こちらは綺麗にミニマルしていてとても気持いい曲だった。

 もう5年くらい前かなぁ…、平石博一のCD自主制作盤は、同時に3枚くらいまとめて販売されたことがあったんだよねぇ。確か創刊まだ浅いタワーレコードのフリーペーパー“ミュゼ”で告知もしていたんだけど、そのときは何故かぐずぐずしていて購入しなかった。その後安原顯が自書で盛んに誉めたせいか、アッという間に市場から姿を消し(というか、もともと市場には出回ってなかったが…)、以前中古盤を見つけたときも、結構高額で売られたりしていた。
 現在彼のCDで一般に流通しているのは、「プリマズティック・アイ」の一枚のみ。もっと沢山の曲がCDになって一般で流通するといいんだけどね。

 

【書籍】 今日の本

 「北田暁大/広告都市・東京

 「キャス・サンスティーン/インターネットは民主主義の敵か

 本書の主題とは関係ないのだが、文中「先進工業国で暴政を恐れる理由はほとんど皆無と言える」という一文に感銘を受けた。逆に日本人による思想書の多くは「先進工業国に住んでいながら、暴政が起きる可能性を信じている」という前提で書かれている気がしてならない。つまり現実など何も見ていないのだ…。

 風呂から上がって補足追加。本書で紹介されている記事は、あくまでもアメリカ国内での実例を前提としたものであり、現在の日本のネット環境とはやや趣が異なると思う。
 今更“ブログ”がネット上の革新的ムーブメントとして扱われる国とは、既に個人が発信する1次情報の量と多様性の桁が全然違う状況になっていて、私はむしろ、本書の主張にあるような個人レベルでの情報の一極化が起きにくくなっていると考えます。

 更に補足…、日本以外の国では、掲示板やテキスト系サイト文化というのはあまり無いそうなのだが、実際の所はどうなんだろう?。

2004/01/20

【エッセイ】 人間関係

 人付き合いが苦手、人間関係がうまくいかないなどなど…。会社は小学校じゃないんだから、それがいやなら黙って仕事してればいいのに、そういうヤツに限って「職場の人間関係は大事です」みたいな事言い出すんだよなぁ…。

 もう大人なんだから、回りの人間全てと等しく仲良くする必要なんて全然ないだろ。それでもそうしないと気が済まないというのは、日本の学校に於ける全体主義教育の悪しき弊害なのかね…、なぁんてコト考えちゃったりして(笑)

2004/01/19

【オーディオ】 SHURE E5cのフォームイヤパッドは再使用できないものか…

 とまあ、セコイことばかり考えているわけだが(笑)、このイヤパッド、現在のような冬季で普通に使っていても、せいぜい一週間くらいの寿命しか無いみたいで、それ以降は明らかにパッドそのものの弾力性が落ちてきてしまい、うまく耳にイヤホンを固定することができなくなってくる。それと、毎日使っていると少しずつ黒ずんでくるのもあまり気分がよろしくないしね。
 現在フォームイヤパッドは、10個入りで実売価格が2,000円強。となると、一週間で使い捨てにしても、そんなに目くじら立てる程の負担増にはならないのだが、それにしてもやはり勿体ないという気持ちは拭いきれないもので、現在汚れて弾力性が落ちてしまったパッドを何とか再使用する方法がないか実験中。

 今のところ、薄めた石鹸水の中に汚れたパッドを一晩浮かせておくといった方法を試している。一度目の結果はまあ上手くいったような気もするのだが、もうちょっと同じ手順を繰り返さないと、結果は何とも判断できないところ。

2004/01/18

【オーディオ】 KENWOOD DPC-70

 大分昔に買って、まだ持っているポータブルCDPなんだけど、SHURE E5で聴いてみると、とてもいい音をだすのでビックリしている。

KENWOOD DPC-70

 このCDPだけが特別音が良いという訳じゃないと思うのだが、となると、昔のポータブル機ってどれもこれもこんなに音が良かったという事なのかな?。少なくともSONYのD-E707なんて、まるで目じゃないです。
 幸いこの時代の機種は、リサイクル屋で捨て値になっているので、ちょっと集めてみようかなぁ…。

 

【テレビ】 地上波デジタル放送が、来春からコピーワンスへ

 現在でも殆どテレビを見ていない私にとっては、こんな事されてまでテレビを見る理由は当然ないわけで…。音楽業界しかり、日本の著作権管理者達って揃いも揃って馬鹿ばかりだね。

 皆さんも、とりあえず一週間だけでいいから、見たい番組を見ているとき以外はテレビを消す、という習慣を実践してみるといいよ。テレビを見る時間が激減すると共に、世の中にはテレビなんかより、もっと面白いことが沢山あるって気が付くから。

 

【書籍】 今日の本

 最近歳をとったなぁ…と思うことは、本屋さんで「あれ?この本買ったかな?」と真剣に思ってしまうこと。以前はたとえ未読の本がたまっていても、そんな事は絶対になかったんだけどね。
 つーことで、今日は朝から一日車で出かけていたんだけど、途中の街道沿いで適当に本屋に寄り道。チェーン店なんて所詮似たような品揃えなんだけど、それでも微妙に異なる在庫のラインナップが味わい深いというか何というか…(笑)

 「長岡義幸/「わいせつコミック」裁判

 とりあえず私自身の判断は保留。そもそもこの本の内容は、警察に捕まった側のみからの論調でしかないからね。それと、カバーにある斉藤環氏の「マンガによって喚起された欲望が実際の女性に向かうことはほとんどありえない」というのも、逆の言い方をすれば稀にありえるという訳で、その影響を社会は容認できるのかという議論は、もうちょっとマンガに於ける影響力をきちんと調査して、客観的な判断材料がある程度揃わない限りは何ともいえない。ただ、きちんと調査したら、むしろマンガよりもテレビドラマや映画の方が、遙かに影響力が強いという結果になってしまうだろうけどね…。
 とりあえず今の時点で本書を読んで思ったことは、法律と社会通念に反しない範囲で、警察には非協力的に生きていこうという信念を再確認できたことか?。これは、今までの自分自身の体験も踏まえた上でね。

 「週間わたしのおにいちゃん

 一件目の本屋さんであんな本を買ってるくせに、二件目の本屋さんでは平然とこんなモンを買ってしまう訳だな…。つーか、雑誌棚の角地に山と平積みされてりゃ、そりゃ買うでしょ、あんた!…って、一体誰に向かって言い訳してるんだ(笑)
 とりあえず開封してみたんだけど、フィギュアの方は想像以上に凄いものだった…というか、こんなモノ平然と街の本屋で売られている事を考えると、警察の方たちは成人向けコミックの摘発なんてしてる場合じゃないよ!と言いたくなるね。実際にどの部分が凄かったのかは、皆さんもご自分で買って確かめてみてくださいね(笑)。さすがの私も、元箱にフィギュア仕舞い込んじゃいましたから…。
 どーでもいいけど、裏表紙にある『世界は先週より、ずっとかわいくなる。』というコピーは、馬鹿馬鹿しいながらも秀逸。

 ちなみに三件目に寄った本屋では、わたしのおにいちゃん(以下「わたおに」)はどうやら売り切れてしまっていたみたいで、棚にぽっかりと空いた穴の中には「出遅れちゃったおにいちゃんたちへ」というタイトルの詫び文が貼ってありました。それによると、その本屋ではたった14冊(!)しか入荷できなかったみたいです。なんつーか、書店側も結構悪のりしてますね(笑)。公式サイトによると、週刊誌のくせに「適宜増刷を検討…」とか書いてありますので、出遅れちゃったおにいちゃん達は、もうちょっと待ってようね。

 と言うことで、今日はこの手の問題提起本と、問題提起される側であろう本(わたおには18禁じゃないけどね、同じようなモンだ!)両方を買ってきたんだけど、この手の問題って、例えば「わたおに」を見せられて「なんじゃこりゃ〜!」と笑い出す人と、同じく「なんじゃこりゃ〜!」と怒り出す人同士が、インモラルについて言い争っているみたいなもので、きっと、絶対、お互いが納得行く形での結論ってのは出ないんだろうな…と思う。
 まあ、実際にこの手の本が社会に与える影響というのを無視するとするならば、私自身は「なんじゃこりゃ〜!」と笑い出す側なんで、お上によるメディアの規制は、なるべく控えて頂きたいというのが本音。
 ただ、それと同時に私達消費者も、日本という国は先進諸国の中で…というか、世界の中でもずば抜けて表現の規制が緩い、とてもありがたい国なんだという事を、少しは自覚する必要があるのかもしれないね。つまりそれは、情報の受け取り側である私達は、世界で一番賢くなければならないという事なんだよ。

2004/01/17

【音楽】 FRANCOIS BAYLEのCD

 日本語で発音すると『フランソワ・バイル』。フランス語なので、実の所タイトルの表記は間違っている。もうここ10年くらいの間CDを探しているのだが、一向に見あたらない。そんでもって今日何気なくアマゾンで検索してみたら、何と該当が3件。そっか!、考えてみればネットで注文すれば良かったんだよな。などと、今となっては当たり前のことに気が付き、早速注文かまそうとしたら、3点全部在庫切れ。ふざけんなよ!。
 まあね…、タイトルにリンクを貼った海外のショップに直接注文すればいいんだろうけど、日本のアマゾンにすっかり慣れきってしまった私には、いちいち外人にメールだして、送料を問い合わせて…などとやるのはちょっとめんどくさいもんなぁ。

 頭に来たので、代わりにTibor SzemzoのCDを、二枚まとめて注文。おかげで多少私の溜飲は多少下がったが、だからいつまで経ってもお金が残らないんだよね。

 

【ネット】 ゲソオソ板

 日本全国一千万人の現代音楽ファンの皆様、こんばんわ。
 さて、本日暇な休日をネットサーフィンと洒落込んでいましたところ、『日本最大規模の現代音楽専門掲示版』というのを見つけてしまいました。現代音楽ファンである皆様も、是非一度チェックしてみては如何でしょうか?

 というか、実際はクソスレばかりでろくな情報はないんだけどね。でも、愛好家にとっては現代音楽を肴に荒らしや煽りが成立しているというだけで、何やらとても知的好奇心が満たされた気になれる(笑)し、中には有用な書き込みも結構あったりするので、諦めず根気よくチェックしてみてください。

 

【お知らせ】 年賀状

 今更何なんですが…。年賀状を送って頂いた皆様、どうもありがとうございました。今年も昨年同様、どうか宜しくお願い申し上げます。

 んで、ここからが本題なんですが(笑)、わたくし、紙の年賀状はここ数年間、一枚も書いていません。という事で、全くもって勝手な話なんですが、お返事は差し上げられませんので、どうかご了承申し上げます。
 ただ、それでも受け取るのは嬉しいので(笑)、今年年賀状を送っていただいた皆様で、返事がないことに気を悪くなさっていなければ、来年も送っていただけると、それはとても嬉しいです。

 以上、宜しくお願い致します。それでは、改めまして今年も宜しくお願い致します。

 

【ニュース】 成人式

 敢えて一週間たって、例の騒動を考えてみる…。

 ああいった場で非常識な行動をとるガキ共もガキ共だが、ああいった場を体の良い選挙演説にしている老人共も老人共だな。
 ま…だからといって、ランチキ騒ぎをする新成人共に同情するつもりもないけどね。もっとも、それを批判するマスコミも、ある意味騒ぎを期待して集まってきているわけだから、批判なんて偉そうに言う資格もないわな。

 あと、例年恒例になったディズニーランドでの成人式。二十歳になって成人式という場で振り袖着てミッキーと握手して…それを写真に撮られて新聞に掲載される事をみっともないと感じない連中というのは、本質的に私とは違う人種なんだろうな…。となると、私がこういった問題を考える理由も無い訳だけどね。

 という事で、来年からの成人式は、ランチキ騒ぎでもミッキーでも好きなようにやって下さい。ただ、私達の税金は使うなよ。

 

【ニュース】 自衛隊の先遣隊が出発

 日本の自衛隊が、ロシアのアントノフ輸送機で装備品を運ぶというのも、冷戦時代を知っている私達からすると、とてもシュールな状況 。時代は本当に変わったもんだよね。

 

【ニュース】 阪神大震災から9年

 そっか…、もうあの大震災から9年か。改めて犠牲者の方たちにはご冥福をお祈りいたします。

 という事で、今朝のニュースは各局とも震災関連の特集で目白押しなんだけど、その中で私が気になったのは『震災の記憶が風化するのが心配』というような報道。
 ちょっと誤解を受けそうな言い方かもしれないが、あの震災の悲劇を心に深く刻み込むのは確かに大事なことだとしても、かといって、震災の記憶を風化させる事は本当にいけないことなのか?。あれだけの大災害、ハッキリいって忘れてしまいたいと思っている人だって大勢いるのでは?。

 『○○の記憶を風化させてはならい…』こういった言葉は良く聞くけど、別に災害記憶は風化させたって全然構わないと思う。それとも、過去の災害を忘れてしまって生きることは、この国ではいけないことなんだろうか?。そんなことよりも重要な事は、過去の記憶をいつまでも引きずって生きることではなくて、過去の教訓をしっかりと未来に向けて生きていく事なんじゃないのか?。
 神戸市は次の大震災が起こっても、必ずあのような悲劇を起こさない街作りを行ってきたのか?。それと当時の馬鹿首相によって妨害された自衛隊の災害出動やアメリカ軍の援助に於けるガイドライン、また、市街地大規模火災に於ける消火手順の検討、外国からの援助を受け入れる為の体制作り、そういったことはきちんと議論しているのか?。私には、それらの重要な問題を全く議論しないくせに、ただマスコミと一緒になって『震災の記憶を…』とか無責任なことばかり言っているようにしかきこえないのだが…。

 例えば、私の住む町で大地震が起きたときは、自衛隊は速やかに人命救助活動に入ってくれるのだろうか?(都民の場合、石原知事が在籍中なら大丈夫だと思うが…)。また、市街地で大規模火災が起きた際、空中からの消化剤散布は実行できるのか?。人名救助犬は、ガレキに埋もれた私を捜しに来てくれるのだろうか?。家を焼け出された私達は、東京湾に停泊しているアメリカ空母に避難できるのだろうか?。そして食料などの生活必需品はきちんとコンビニで買うことができるのか?。また、便乗値上げと思われる業者を発見した場合は、誰に通報すればいいのか?。仮設住宅の情報は何処に行けば手にはいるのか?そしてそれは先着順なのか…。

 震災の悲劇を忘れてはならない…、そういった個人的な思いにケチを付けるわけではないが、その割には、私達市民に向けた具体的な大震災の教訓が何も伝えられてこないのが、毎年この時期になるととても気になる。くだらないスローガンやイデオロギーは、災害時に何も役に立たない。そのことは、あの大震災から誰も教訓として学ばなかったのかな?。

2004/01/16

【アニメ】 ハロー!サンディベル

 今日、会社の帰りにCD屋に寄って、ふとアニメコーナーを見てみると、何と“ハロー!サンディベル”のサントラCDが売っていた。何故今更こんなものが復刻?と思うと同時に、とても懐かしい気分になった。このアニメ、もう内容は全く覚えていないけど、確か子供の頃面白がって見ていた記憶がある。
 早速家に帰ってネットで検索してみると、こんなファンサイトを発見。やっぱ、好きな人っているんだねぇ…。

ハロー!サンディベル

 という事で、そのサイトトップ絵の下に『イラスト募集』とか書いてあったので、何となく触発されて、そのトップ絵と私自身のおぼろげな記憶を頼りにマジックで描き殴ってみた絵。下書きナシなので、手とかその他の部分が怪しげなのはご容赦。無論、こんな絵を投稿するなどという大それた事はしませんよ(笑)

 しかしこのアニメ、主題歌は鮮明に覚えているんだけど、内容は本当に全然覚えていないなぁ…。仕方ないので、再販されたCDでも買ってみるかな?。

2004/01/15

【お出かけ】 仙台

 今年初めての仙台出張。今日は抜き打ち(?)で行ったので、現地のスタッフはみんなビックリしてました。

仙台の古本街?

 という事で、昼休みには相変わらず市内を徘徊します。今日は東北大学片平キャンパス前にある古本街…といっても、五軒しか無いんだけど…に行ってきました。今日の所は特に獲物はなし。

MAXやまびこ

 帰りはちょっと時間がかかるんだけど、気分転換に“MAXやまびこ”に乗って帰ってきました。しかしこの車両、実際ホームで現物を目の当たりにすると、すごいでかい車両だね。こんなものが地上を時速200km以上で走るんだから、改めて新幹線というのはすごいもんだよね。
 次の写真は、新幹線車内でiBookを広げるの図(笑)。こんな風に新幹線でノートパソコンを広げていると、私もエグゼクティブなリーマン風に見えるか…?、見えないかな。

 幸い、今日の仙台市内は晴れていたんだけど、昨日は吹雪だったとの事。今日の日差しで市内の雪は殆ど溶けていたんだけど、逆に途中の福島県は雪が多かった。県南部から白河市は幹線道路を除いて雪、郡山市は幹線道路も雪、福島市は吹雪…といった状態。雪だけなら、宇都宮から北はもう雪が残っていたので、しばらくはクルマで北上はできませんね。

 

【書籍】 今日の本

 「疋田智/サドルの上で考えた

 帰りの新幹線用に気楽に買った本だけど、読んでみるとなかなか面白い。クルマについての話と、ちまたに溢れるマナーポスターについての苦言は、とても共感できる。

2004/01/14

【カメラ】 安原製作所、業務終了

 確かに、今の時代この手の企業(というか工房)が業務を継続するというのは難しいことだとは思いますが、ユーザーに納得のいく説明もせずに、いきなりサポートを含めた全ての業務終了宣言とは、ちょっと無責任。
 私の友人も言っていますが、確かにこのカメラのユーザーは「ガキのお遊び」に付き合わされたようなもんだよね。こんな幕切れじゃ…。

 

【カメラ】 安原製作所:一式

 まずはこちらのカメラから。
 そしてこちらのカメラをどうぞ。

 上で安原製作所に厳しいこと書いてますが、こういった現実を見ると、カメラ作る気無くすのもしょうがないのかもね。
 しかし“中華人民共和国建国50周年記念カメラ”って…、こんな国家の記念品を無断コピーで済ませる中国というのも、すごい国だよな。中国人に著作権というものを判らせるには、大分時間がかかりそう…。

2004/01/13

【エッセイ】 一日三回

 いや…、別に一日三回とかチェックしてくれなくても大丈夫ですよ。昔は一日三回くらいは更新してた事もあったけどね(笑)

 

【お出かけ】 フラフーブの会

 昨日はお台場に行って、久しぶりに“スパムむすび”を食べた。

スパムむすび

 とても美味しかったです(笑)

 

【コンピュータ】 Windws98 サポート延長

 今年の1月16日で終了予定だったWindows98系OSのサポートが、2006年6月30日まで延長されたみたいだね。理由は「開発途上国の一部顧客がサポート終了を知らないため」だそうです。まあ、何はともあれ良いことだとは思う。

 別に開発途上国のユーザーじゃなくても、低スペックのマシンで動作する98系OSはまだまだ十分使える…と言うか、全然これでOKのはず。
 さすがにUSBをサポートしない95は、今となってはちょっと使うのに無理があるけどね。

 

【書籍】 今日の本

 「小沼純一/音楽探し

 

【ニュース】 今年の福男

 ハッキリ言って私にとってはどうでもいいニュースだったんだけど、ネットを見ていると、平然と嘘を付いたり、同じ消防署員が現場を陣取って、勝手にヤクザ紛いの脅迫をして参加者を仕切っていたりと、色々な疑惑があるみたい…。
 とりあえず、有名所としてこのサイトへのリンクを貼っておきましょう。

 ただ、このサイト運営人も、一体どうしてこんなに必死なんだろうね。

2004/01/10

【書籍】 最近買った本

 最近本ネタが少ないとお嘆きのあなたへ…。年末から年始にかけて私が買った本。めんどくさいので解説無しの箇条書き。

ジョアオ・マゲイジョ/光速より速い光
大塚英志/僕は天使の羽根を踏まない
加納朋子/ななつのこ
森岡正博/無痛文明論
nature責任編集/知の創造
モリナガ・ヨウ/あら、カナちゃん
モリナガ・ヨウ/35分の1スケールの迷宮物語
川田茂雄/社長をだせ!実録・クレームとの死闘
アントニオ・ネグリ/帝国
篠房六郎/家政婦が黙殺
日本放送出版協会/NHKオーディオ入門:53年版・54年版(2冊とも古本)
納富廉邦/iPod Fan Book
朝日新聞社編/ヘリコプターの眼
網野善彦/『忘れられた日本人』を読む
斎藤美奈子/男性誌探訪
新宮一成/ラカンの精神分析
藤津亮太/アニメ評論家宣言
マイケル・シャリス/脱・電脳生活
日本放送協会社会教養部/ぐるっと海道3万キロ・3(紛失により再購入)

 あ…、それと今日駅でまんがタイムきらら2月号(笑)

 

【エッセイ】 無気力

 ここの所、何もやる気がせん…。どうしよう。

 

【エッセイ】 amazonのお勧め

 最近、今更ながらアマゾンのお勧めリストにはまっている。これは、自分が過去買った商品や検索した商品から、自動的に、自分にとっての色々お勧め商品を探してきてくれるというもので、またそのお勧め商品にランクを付けることにより、一層リストの正確性が増すというシステム。悔しいながらも、このリストが結構あたっていて、次に買う商品の算段を付けたりとか、新たな発見があったりとかして、とても面白い。

 ただ、このリストも時には大ポカ(というか、消費者指向の意外な側面?)を出すこともある。今日ビックリしたのは、自分のお薦めリスト先頭に百合姉妹Vol.2が表示されていたこと。

 いや…いくら私でも、こちらのジャンルまではカバーしきれないッス(^^;;

2004/01/09

【ビデオ】 広辞苑の女

 世の中には色々な“フェチ”がいるもんだね。といいつつ、私も見てみたい?(笑)。このビデオ、まさか18禁じゃないよな…。

2004/01/06

【オーディオ】 MP3プレーヤーの音質

 SHUREのE5cなどという馬鹿高いイヤホンを買ってから、何となく携帯オーディオ機器の音質について気にするようになった。なんて書き出すと「やはりこんなイヤホン買うと、iPodなどの圧縮音源では我慢が出来なくなったのか?」などと思われそうだが、実は全く逆で、本当はiPodって結構音が良いんじゃないか?と思い始めてしまったからだ。

 世間的な評価では、圧縮音源は音が悪いとされている。まあ…確かにその通りなのだが、Webなどで関連する文章を読んでいると、どうも圧縮音源を聴いて音が悪いと感じたというより、音が悪いだろうと端から決めつけている人が多い気がする。事実、私自身数年前までは「MDの音を聴いていると気分が悪くなる」なんて言っていたくらいだからね。まあ…初期のMDは、ATRAC Version1がお粗末だったこともあり(エラー対策のため、規格で本来使用できるデーター量の半分しか使っていなかった)、実際音がすごく悪かったけど、その後急速に進歩して、更にMDプレヤーは圧縮アルゴリズム以外の部分もどんどん進化して(10万円以上するMDデッキなども販売されたし)、規格発表初期の頃に比べて随分音が良くなったのだが、それでも初期の「音が悪い」というイメージはなかなか拭えるものではなかった。
 それと同様、MP3などの圧縮音源はATRACに比べればもっと判りやすく音質が劣化しているとはいえ、やはりエンコーダーやビットレート、或いは別な規格であるAAC・WMAなどのフォーマット、また再生する機械によって音質は変わるわけで、世間ではその辺を全く考慮せず、初期のATRACと同じようなイメージで語られている部分が大きいのではないだろうか?と私は感じている。

 何故こんな事を急に思ったかというと、手元にあるCDウォークマンD-E707でCDを聴くのと、同じCDからリッピングしたMP3データ(私の場合は殆ど160kbps)をiPodに入れて聴き比べてみると、iPodから再生した音楽の方が音が良く聞こえてしまうことが多いからだ。
 勿論、音の細かい部分を聴いていると、MP3データは適当に音を端折っているな?などと感じる部分もあるのだが、逆に低音が弾む表現などは、iPodに入れたMP3データ方が勝っているのでは?と感じる部分もある。
 極端なたとえ話だと、CDラジカセで聴くCDの音と、高級デッキで聴くカセットテープの差という事になるのか?。カセットテープの音は、どう考えてもCD程のダイナミックレンジは取れないし、またS/N比などはMP3以上に悪いし、その他にもワウフラッターの問題やヒスノイズ、更に使用するテープの特性によって音が変わったりして、こうやって欠点を上げていけば、MP3規格など問題にならないくらい低品質で不正確な音声フォーマットだったのだが、それでも「俺はCDをカセットテープにダビングして聴いた方が音が良く聴こえるのだ!」と言っていたオーディオマニアは、多数とは言わないまでも、割と存在していたのは事実。

 そして、この話を現在に当てはめてみると、最近の携帯CDPというのは、CDラジカセと一緒で、極限までコストを下げる必要があるため、アナログの増幅部などは相当手を抜いていて、それが再生音にも反映されているのではないかと感じている。そしてiPodの音を聴くと、この製品のアナログ増幅部が、それなりにコストをかけたものなのかどうかは知らないが、少なくとも手元のD-E707よりはコストがかかっているんだろうな…と私は思ったりするのだ。

 では、iPod以外のMP3プレヤーはどうなの?というと、私が聴いた中では、東芝のGIGABEATがiPodより低音が豊かに聴こえて、果たしてそれがいい音なのかという議論はさておき、一般的な携帯CDPに比べても勝るとも劣らない音を奏でていたのが印象的だった(ただし、そのとき聴いた音楽がどういったフォーマットなのかまでは不明)。逆に携帯CDPの方は、手元にあるD-E707以外にも、お店でデモされている製品数機種適当にE5cを突っ込んで聴いてみたのだが、結構スカスカな音が多くてガッカリだった。もっとも、この場合はきちんとしたルールで音を検証したわけではないので、この結果も逆の意味での印象論になっているという可能性があるけどね。

 ただ、ここで一つ結論を言わせて頂くと、iPodなどの圧縮フォーマット再生用に高級ヘッドフォンは不要とする意見は、全くのナンセンスだと断言できる。実際私もE2cやE5cを使い始めて、iPodで音楽聴くのが一層楽しくなった訳だし。

2004/01/04

【オーディオ】 SHURE E5c

 内緒にしておこうかと思ったのですが、この前持っていることがバレた…というか、自分で白状してしまったので、ここでご紹介いたします。
 そうです、やってしまいました。ある意味イヤホンの頂点を極めたと言ってもいいでしょう。ハッキリ言って私のiPod20BGより高いです(笑)

SHURE E5c

 という事で、ここからは真面目に解説。このSHURE E5cとは、元々ミュージシャンのステージモニターとして開発された超高性能イヤホン。事実、年末に放映されたミュージックステーションでは、よく見るとアーティストの耳にはSHURE E5cが結構ねじ込まれていたらしい。
 これだけ小さな本体にも関わらず、中身は片チャンネル2つのユニットを持った2Wayシステム。更に専用ネットワークまできちんと装備しているというこだわりぶりは、私が言うのもなんだが、その実売価格と共にかなり呆れはてた製品だ。

SHURE E5c

 ユニット…というか本体のアップ写真。赤い刻印があるので、こちらは右耳用。本体から出ているケーブルは、元々固い上、更にユニットから10cm位の所までは本当に固い針金が入っており、自分の耳にあうように自由に曲げて使うことが出来る…のだが、この仕様、世間的にはちょっと不評みたい。私は慣れたけどね。
 ちなみに、ユニットを置いてある台は、製品が入っていたケース。なんとアルミ製。

SHURE E5c

 こちらは、ユニットの分岐点にあるネットワーク回路。中にコンデンサが左右合計4つ見える。

 そして、肝心の音質評価だが、当然ながら私の持っているSHURE E2よりも圧倒的に高音質。というか、E2だって普通に考えると相当高音質なイヤホンなんだけどね。
 音のキャラクターはE2に割と似ているが、そのまま高音と低音のレンジが伸びて濁りが無くなったような音。嬉しいことに、音楽を聴いていて楽しいといったキャラクターは同様だ。
 とにかく、インナーイヤホンでここまで高音質な音というのは、私自身にとっても未知な体験。特に低音の伸びは相当なもので、下手なヘッドフォンよりも全然豊かなダイナミックレンジを持っているといった印象だ。

 本製品の場合、使いこなしに関してはちょっとしたテクニックが必要となることが多い。まずイヤパッドの選択だが、結局私の場合は、今のところイヤーウイスパーに似たフォームイヤパッド落ち着いている。一応別売りのトリプルラウンジイヤパッドも買ってはみたのだが、装着がやや面倒な点が気になった。それと私の耳にはフレックスイヤパッドはちょっと合わなかったみたいだ。
 あと、例の針金入りケーブルのおかげで、買って初めて本製品を装着する際はかなり装着の難易度が高い。ただ、これはしばらく使ってコツさえ覚えてしまえば、割と簡単に慣れるので心配ない。私の場合は使用3日目位から気にならなくなった。
 もう一つは、エージングの問題。私が買って初めて出した音は、それはもう泣きたくなるくらいチャチな音しか出なかったのだが、大体一週間くらい使い込んでくると、ある時点で急激に音が良くなる。私のE5は、現在でもどんどん音が良くなってきている。

 では、結論として本機はお勧めなのか?…と言われると、ちょっと難しい。というか、針金が入っていたり、ねじることが事実上不可能なくらいの固いケーブルは、使いこなしに工夫を要するポイントでもあるし、何よりもその価格が一般的ではない。変な話、私が本機を手に入れて感じたことは、E2の圧倒的コストパフォーマンスだったりする。
 ではこのSHURE E5、買う価値がない製品なのか?と言われると、それについてもちょっと反論したくなる。というのも、普通に世間一般的な常識的の価値観で本製品を語ると、イヤホンにこの値段はとてもバカらしいという結論になりそうだが、敢えてオーディオマニア的感覚で本製品を語ると、E2にたった4万円(笑)足しただけで、ここまで高音質な製品が手にはいるわけでもあり、そう考えると、オーディオ的なコストパフォーマンスは良いという考え方もできる。というか、高価なケーブルやアクセサリを買ってもたらされる微妙な音質変化に比べれば、E2とE5の音の差はもっと判りやすくハッキリとE5が勝っているので、その点はご安心を。
 それと、購入時に於ける注意事項なのだが、現在この製品は日本に輸入代理店が複数存在していて、その中でヒビノを通した品物に限り、保証期間が倍の2年間となっている。この保証内容にはA8と違ってケーブルの内部断線も含まれているそうなので、ハードな使い方を想定している人は、一応検討しておいた方がいいポイント。

 SHURE E5cにおける直接のライバルとしてWestone UM2という製品がある。こちらもE5と同様2way構造なのだが、どうやらネットワークがない模様。その他は音も含めE5に似ているそうなのだが、最大の違いはケーブルの材質。UM2のケーブルはもっと一般的にやわらかい素材で出来ているそうなので、この点はE5よりも大分使い勝手が良くなっているはず。AIRYでも、E5よりUM2を勧めているようだ。音質に関しては、僅差でE5の方がレンジが豊かといった証言があるのだが、私自身こちらでも良かったかな?と思ったりもしている。
 それと、この手の高級イヤホンで最近定番になりつつあるER-4シリーズに関しては、私の個人的な意見として、噂される盛大なタッチノイズや“正確”と称される音のキャラクタ。そして何よりも、棒状の物体を耳の奥までねじ込まなければいけないという装着方法に生理的嫌悪感を感じるので、購入候補には全く登ることがなかった。
 ただ、この製品の輸入代理店であるイーオーディオは、私の職場からすぐ近くにあるので、今度暇を見つけて試聴に出かけてみようと思っている。

 

【テレビ】 サンデーモーニング

 なんつーか、ゲスト全員でアメリカの悪口を言いっぱなし…。ここまでしつこく反米とは、すげー電波番組だな。
 結局、このような世の中でなんの役にも立たないクソ文化人共を担ぎ出して、こういった場所でしつこく他国の悪口をいい続ける姿そのものが、日本が自立していないと言われる(というか、こいつ等が言ってるだけですが…)最大の理由なんでしょうね。
 私自身も白状すると、心象的にはライトな反米思想なんだけど、こういった連中がなんの実体もないアメリカへの悪口で盛り上がっている姿を見ると、むしろ反米を口にするのが恥ずかしくなってしまうよ。

 GPS衛星信号の解放を「アメリカの陰謀」などと言ってしまう電波っぷりは、もう目も当てられないな。

2004/01/03

【お出かけ】 小良ヶ浜漁港

 以前このサイトでチラッと話題にした、小良ヶ浜漁港跡地に出かけてきた。

小良ヶ浜漁港

 小良ヶ浜漁港とは、福島県は浜通り地方の富岡町にある、当時は日本で一番小さな漁港。ちなみにこの漁港は、手元の資料によると昭和63年に廃港となったとある。
 港はもう15年以上使われていなかった事になるが、その割には、船を引き上げるコンクリート斜面は比較的痛んでいないように見え、多少手を入れればまだまだ港として使うことは可能な状態を維持していた。

 現地を訪れてまず驚くのは、クレーターのごとくぽっかりと円形にえぐれた崖の光景だろう。
 この付近の海岸線は全て垂直に切り立った崖で出来ており、港が出来る前は、陸から人が海に入ることは不可能だったらしいのだが、大正時代に地元の漁師だった“三瓶一見”という人が、海から円形にえぐられたこの場所に陸からトンネルを掘り漁港を作ることを提案。しかし、当時の地元民は彼の提案を無謀だと嘲笑するばかりで何も協力しようとしない。仕方なく“一見”は、私財をなげうち独力で工事に取り組む。
 そして工事開始から3年後、小舟がやっと通れる大きさで長さ30m程のトンネルが完成。それが小良ヶ浜漁港の誕生だった。その後、県によりトンネルの拡張工事が行われ、更に戦後になってトンネルの上の土も取り除かれて小良ヶ浜漁港は現在の姿になった。

小良ヶ浜漁港

 次の写真は小良ヶ浜漁港を対岸の崖の上から見下ろした写真。この日の太平洋は結構波が荒れていたのだが、この小良ヶ浜漁港がある湾内は、嘘のように波が静かだった。
 しかし、いくら波が静かでも、この漁港には海に船を係留しておく港湾が無かったので、港に着いた船はその度に全て陸上に上げなければならず、実際の運用はかなり大変だったらしい。

 ちなみにこの写真を撮影した崖の上は、確かに景色は良いのだが、本当に海に面して切り立った場所で、更に下の岩が波に削られオーバーハング状態になっているところもあった。すぐ近くには釣り人が何人か居たのだが、全員命綱を付けていたのがちょっと怖かった。当然ながら本来は立入禁止区域となっているので、この崖の上に来る際はその点に充分注意しよう。

小良ヶ浜

 この漁港から北に1キロ程度行った場所に幅100m程の小さな砂浜がある。付近唯一の浜であるこの場所は、かつての相馬藩と磐城藩の境にあり、当時はこの貴重な場所を巡って争いが絶えなかったらしい。ちなみにこの場所、相馬藩側では“小良浜”、磐城藩側では“小良ヶ浜”と言っていた。小良ヶ浜漁港が出来る前は、付近の漁民はこの浜から船を出航させていたのだが、外海に面したこの場所は波がとても荒く、入出港時の作業は大変危険でもあり、事実人も大勢死んでいたそうで、当時を知る漁民にとっては、小さくて運用が大変とはいえ、小良ヶ浜漁港の完成はとても嬉しかったそうだ。

 現在、この付近の漁民達は、小良ヶ浜漁港から更に数キロ南にある富岡漁港を利用しているとの事。

 

【テレビ】 初めてのおつかい

 テレビのネタ作るために、子供泣かしてまでもおつかいに行かせるとはね…。馬鹿じゃねえの?。

2004/01/01

【テレビ】 トリビアの泉

 ソ連最高指導者の髪の毛のネタは、昔懐かし片山まさゆき/ウォッカタイムのネタ。ポイント分の6,600円は、投稿者ではなく、片山まさゆきに贈呈すべきだよね。

 

【エッセイ】 謹賀新年

 うん、明けましておめでとう。そして、今年もよろしく。

 

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