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ESSAY

 

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2004/04/26

【コンピュータ】 Let's note CF W2C

 もう、大分前に注文していて、既にメーカーでは製造中止になっていたパソコンなんだけど、もう買ったことを忘れかけていた昨日になって、ようやくアマゾンから届いた。
 ネットの関連ページを色々見ていると、どうやらこの週末に大量発送されたみたいで、納品の遅さにしびれを切らしてキャンセルしてしまった人は、ちょっと悔しそうな雰囲気。

 春から、今の業務ももう少しWeb寄りになりそうなので丁度良かったんだけど、もう私としては購入を諦めていた品物だったので、ちょっと資金繰りの予定がズレてしまったのが不満。ま…キャンペーン期間中の発注だったので、アマゾンから4万円分のクーポン券もらえる為、損した気分ではないけどね。

 昨日は少ししかイジれなかったんだけど、さすがに光学ドライブ内蔵でこの小ささは驚異的。発売と同時に店頭からアッという間に姿を消したというのも判る気がする。それと、バッテリの持ちがいいですね。公称7.5時間というのは行き過ぎだとしても、5時間程度は余裕で保ちます。

 ただね…意外だったのは、外寸だけなら前任だったFLORA Prius note 220Lの方が小さいんだよね。このモデルが発売されたのはもう5年前だから、当時としては結構先進的なコンセプトだったのかな?。

 つーことで、もっと細かいインプレは、しばらく使ってみてからにします。

2004/04/22

【エッセイ】 更新

 最近、やる気しないな…。

2004/04/20

【ニュース】 自衛隊派遣反対

 おいおいおいおい…これはお笑いのつもりなのか。「北朝鮮に核兵器を持つ権利を!」って、あんたらどこの国の人間なんだ?。

 ちなみに自衛隊派遣に関する私のスタンスは、日本国として誰かを現地に派遣する必要があるのなら、自衛隊員は適切だと考えているというもの。まさか、丸腰の人間に「イラクへ行って来い」という訳にもいかんでしょ。現在の情勢としては。

 じゃあ、イラクに日本として誰かを派遣する必要があるのかというと、私としてはあまりメリットはない気がします。ただし、その分金は出さないといけないだろうけどね。ひょっとすると、それでも良かったのかも知れません。

 という感じで、自衛隊派遣そのものには、そんなに反対じゃないんだけど、私が感じている問題点は、自衛隊を派遣した際に、日本国民が受けるであろう危険性やデメリットについて、与党・野党とも意図的に議論を遠ざけているように見受けられる点。
 例えば、身近な例だと「テロの危険性」の問題。週刊誌などでは、危機感を煽るゴシップ系記事がチラホラ見受けられますが、かといって国や行政が、テロに於ける対策や、テロが発生したときの対処方法などを真剣に議論しているとは、私には思えません。その辺どうなってるんでしょうね。
 かつての阪神大震災の時みたいに、何処かのバカが自衛隊出動を妨害して、一般市民を見殺しにするとか、そういった事態にならなければいいんですけどね。

 話はちょっと変わりますが、テロ関連の話で昨日のTVタックルを見ていて気になったんだけど、野党議員が「テロ対策より、テロが起きる根本の問題を解決しないといけない」なんて強く発言していました。私としては、「それじゃあ、あなた方野党議員は、旧ソ連諸国と中国にもっと武器輸出を規制するよう文句言いなさいよ」と思いましたけどね。テロリストが持ってる武器って、それらの国が放出したモノばかりじゃん。
 それとも何か?、こんな事いうと、彼等は「テロリストにも武装する権利がある」とかいいだすんでしょうかね。

2004/04/19

【エッセイ】 今日の一言

 テレビは要らないけど、モニタは必要。

2004/04/18

【エッセイ】 オーディオ

 なんかね、今日本当に久しぶり…きちんとスピーカーの前に座ったという事では、本当に数カ月ぶりにEXL-1の音を、たった30分程度聴いたんだけど、久しぶりに精神的満足感を得られた気がする。

 

【エッセイ】 涙も枯れる…

 今の私は、泣きたくて泣きたくて仕方ないのに、何故か涙が出ない…。

 なぁんてね(笑)。実はちょっと前、書き物をしているときシャーペンの芯が折れ、その欠片が眼球へ直撃してしまったのだ…。
 んで、涙をポロポロ流して芯の欠片を流してしまいたいんだけど、こんな時に限って涙が出ないと言うお話でした。

2004/04/16

【ニュース】 ネットスケープ復活

 AOLに買収され、AOLにぶっ潰されたようなネットスケープですが、長い沈黙を破って新バージョンが出るらしいですね。ただ、当然ながら今だにAOLが絡んでいるみたいなので、あまり期待はできません。

 ちなみに、何度も書いてますが、私のデフォルトブラウザはネットスケープ4.8です。その為、当サイトもネットスケープ4.8で最適化…という程じゃないですが、多分このブラウザで見た時が、一番私の意図した画面に近いと思います。

 

【エッセイ】 女子高生コンクリ詰め事件映画化

 家からさほど遠くない地域で起きた事件だから今でも良く覚えている。確かあの事件の数年後、これを題材にしたAVが出来て(今は懐かし、ビデオ安売王がスポンサーじゃなかったっけ?)、世間的から「あの凄惨な事件をショービジネスに使うとはけしからん!」とか非難を浴びていたような気がする。今回の映画では、そんな声は上がらないのでしょうか。

 本やらインターネットやらで伝えられるあの事件の真相(かどうかは、検証しようがないのだが)は、とても凄惨なもので、またこれだけの事件を起こした犯人達が、死刑は当然ながら、何故拷問にかけられないのか?などと考えてしまうほどの内容なんだけどね。そんな現実を、たかがグラビアアイドルを主役に据えた、しかも18禁でもR指定でもない映画という方法で表現できるのかね。

 悲惨な事件だからこそ、実際行われた凄惨な現実に真っ向からぶつかる(そして、それは映像倫理規定にも引っかかるはず)、冷静なドキュメンタリーを作ってほしいものですが、仮にそういった映像があったとしても、私は見ることができないかな。
 また、仮にこの映画を見る人がいるなら、今のこの社会で現実はメディアで正しく伝えらる事ができないという事実も、きちんと認識しておいたほうがいいでしょうね。

 

【ニュース】 タマちゃん

 私にとって「タマちゃん」といえばこちらのタマちゃんなのだが、世間でのタマちゃんといえばこちら?。まだいたんだね。元気そうで何よりです。

 

【ニュース】 人質

 昨日の意見撤回。この連中は、助ける必要もなかったし、助ける価値のある人間でもなかったみたいだね。

 救出後のコメント…「私達はイラクに残って活動したい。悪いのは自衛隊派遣だ」だって。

2004/04/15

【ニュース】 人質

 無事解放されたようです。とりあえずは良かったですね。

 

【エッセイ】 人生

 自分の人生って、いったい何だったんだろう…と、最近結構考えたりする。

 あ、別にヤバイ事考えてるとかはないんで、余計な心配はしないで下さいね(笑)。ただ、最近本当にそんな事考えることが多いなという話。

 

【音楽】 音楽CD輸入規制に反対する音楽評論家の萩原健太

 うれしいなぁ…。こんな当たり前のことを誰も発言しない日本の音楽業界とその周辺は腐ってるなぁと思ってたんですが、きちんと言うべき事を言ってくれる評論家が、この日本にもまだ存在していたんですね。

 輸入CDが規制されるなんて、音楽ファンの人達にとっては、まさに人生を左右されかねない一大事件なのに、みんなおとなしすぎますよ、本当に…。

 ちなみに、この手の問題を議論する際もっとも頭に来る連中というのは、氏のサイトにも書いてあるけど「所詮企業なんてこんなものだよ」とか知ったかぶる連中。んじゃ、おめー等は一生音楽を聴かずに耳栓して暮らせ、ボケ!、とか言いたくなるよね。
 といいつつも、関心のないジャンルだったら、私も同じような発言することあるけどね(笑)

 

【ニュース】 電子ブックリーダーリブリエ発売

 最近電子ブック方面が熱いですね。この事業にはパナソニックもΣBOOKという端末を発表したりして、またソニーと松下で規格戦争勃発なのか!などと思ってしまいます。個人的にはどちらの製品も興味が持てないので、どちらが主流になろうと、どうだっていいのですが。

 iPodで大量の音楽を持ち出せる…というコンセプトに続いて、今度は書籍を電子化して大量に持ち出せる、というのが狙いなのかも知れませんが、実際本って、そんなに何冊も同時に持ち歩く必要ってあるんですかね。辞書に関しては確かに便利かも知れませんが…。

 あと、これは主に流通や法律の縛りなんですが、ネットでレンタル販売形式をとるとか、著作権保護のためのプロテクトがかかっているとか、あと価格が劇的に安くないとか、そういったデータ活用上の煩雑さが解決されない限りは、これらの端末が紙の書籍に変わることはまずあり得ないと思います。ま、メーカーとしてもそこまで大きな話は考えていないんでしょうけどね。

 私としては、これら電子端末で発売されている書籍を閲覧するよりも、手軽に複数のWebページを取り込んで、オフラインで手軽に読み直せるシステムが発売されたら便利だろうなと思います。これなら、著作権の問題もあまりなさそうだし…って、そこまで便利な機械が大量に出回り始めたら、またそれはそれで問題視されるんだろうな。

2004/04/14

【ニュース】 イラクで日本人誘拐

 (仮に自作自演ではないとして)本当に捕まって人質になったとしたら、それはとても可哀想だと思うけど、残念ながら私が同情できるのはそれまで。
 日本政府の警告をさんざん無視したことや、現地での自分勝手な振る舞い、挙げ句の果てに、日本に残された家族達の(1家族だけ別みたいですが)同じく自分勝手な振る舞い、更にこのタイミングで「(日本)政府という名の人殺しがあなたたち家族の命をうばってしまった事を 一人の日本人として謝りたいと思います」という発言をしている事を知るに至っては、私はもはやこれらの人間と同じ国民でいることが恥ずかしいとさえ思います。

 実際現地で捕まっている三人の心境は判りませんが、仮にこの人達と同じ事を考えているのであれば、救出作業なんて時間と手間と税金の無駄。放っておけばいいのでは?、というのが私のこの事件に対する感想。もっとも、現地で捕まっている三人は、素直に今回の事件を反省しているかも知れないので、やはり救出活動そのものには賛成ですけどね。

 あ…更に残された家族が「人質を日本の政治家と交換すればよい」と発言したらしいですね。つまりこの家族達は、どんな政治家にも親がいて家族がいて親しい仲間がいて…といった事を考えられない、基本的想像力の欠如した人間という事でしょうか。まさに人として腐りきってます。

2004/04/11

【エッセイ】 図書館に著作権料

 CDに続いて書籍にもこんな話が…。なんかもう…アホらしくて怒る気にもなれませんが、ヒトコト言わせてもらうと、これは“国民の知る権利に対する冒涜”と言ってもいいでしょう。

 もっとも、最近の図書館では「ンな本、図書館で借りてないで自分で買えよ」という蔵書が多いのも事実。こんな事態を招いたのは、守銭奴と化した著作権者と、単に貸し出し実績を上げることしか頭にない腐った図書館員共と、タダで借りれるレンタルショップとしか図書館を認識していない馬鹿な利用者共のせいでしょうね。ベストセラー本を何十冊も仕入れて、それをひっきりなしに利用者に貸し続けてる訳ですから、ケチを付けられるのも当然といえば当然か。
 あー馬鹿馬鹿しい。いっそのこと、これからは同人誌のみを買い続ける人生にシフトしようかな(笑)

 自分の事を棚に上げさせてもらうと、私も図書館でガンガン本を借りてますが、本の購入金額だって、収入からすればもはや命がけ(笑)とも言える金額を日本の出版業界に払い続けてますけどね。そんな馬鹿なことに税金を投入するのなら、本の購入代金は非課税にする法律とか作って、私みたいな過剰に著作権者共にお布施してる納税者を優遇するシステムを作ってほしい。じゃないと不公平?。

 

【エッセイ】 故障しない技術

 今日会った友達が私の数日前の文章を読んで「故障しない技術が一番大変なんだぞ」といってました。まあ…確かにそれについては同意しますけどね。

 私の文章が尻切れだったので誤解された方も多かったかも知れませんが、別に故障しない技術というものを軽視している訳じゃなくて、どんな技術だろうと、こういった基礎技術というのはどんどん拡散していくという事を言いたかったのです。
 例えば戦後間もない日本の工業製品と、現在のメイド・イン・ジャパン製品を比べてみてください。戦後間もない頃、日本の工業技術と品質が世界を席巻するなんて考えたことある人いますか?。そして、そのころの日本といえば、アメリカから発注されたおもちゃを一生懸命作っていました。この流れ、昨今の食玩ブームと重なりませんか?。つまり、このままで行けば、20年後に中国製品の品質というのは世界を席巻する可能性が大いにあるという事です。
 そんな時代になって「日本製品の特徴は故障しないことである」なんて言っても、きっと通用しませんよ。

 話は変わって、国産とドイツモノとの比較になると、大体クルマとカメラが引き合いに出されますが、ハッキリいってカメラに関しては、ドイツ製品が再び世界を席巻する可能性はまずあり得ません。それだけ日本のカメラは先進的で独創的です。じゃあ…クルマはというと、残念ながら日本車というのはイイモノだとしても、ドイツ製品を引き離すほどの一流品ではないでしょう。この分野では、まだまだドイツ車というのは日本車に比べて先進的で独創的な部分が数多く存在します。
 また、冷静に日本車を考えると、実はメーカーごとに品質と性能のバラツキが案外多いものです。トヨタは圧倒的な高品質と低価格で世界に名だたるメーカーだと思いますが、ハッキリ言ってそれ以外の日本車メーカーのクルマって、それなりに故障しますよ。国産なんで、パーツ代が安いとか欠品待ちが少ないとか、電話一本でセールスマンがクルマを取りに来て変わりに代車を置いていくとか…そういったアドバンテージはありますが、冷静に故障頻度を考えると、私が乗っていた外車が、回りで国産車に乗っている人に比べて故障頻度が特に多かった…とも思えないんですけどね(MGFは一度派手に壊れましたが…)。あ、トヨタ車は除いてね。あのメーカの製品は本当に故障が少ないですから。

 あと、これはクルマと比較できないジャンルですが、オーディオの分野では、故障しなくて高品質(他に重さとか、使っているパーツの豪華さとか)を売りにしていた国産メーカーは、軒並み低品質である海外製品にヤられてしまいました。つまり、オーディオの分野では高品質というのは技術的アドバンテージになれなかったということです。これは重要なことですので、よく考えてみてください。

 つまり“高品質=優秀な工業製品”という公式は、当てはまる場合が多いですが、絶対ではないという事です。そして多くの日本人は“高品質=優秀な工業製品”を絶対な公式として信じている節があります。“高品質”は、あくまでも性能の一つであり(勿論重要な“性能”ですが)、工業製品の目的ではないのです。
 実際に工業エンジニアとして活躍されている方々は、こういったことは当然理解されていると思いますが、選ぶユーザーの方は、もう少しこの“故障しない技術”というモノを冷静に考えてみた方がいいかもしれませんね。絶対に故障してはいけない用途の工業製品がある一方、別に壊れても大した問題にならない用途の工業製品も存在するわけです(あと、壊れ方とかね)。ぶっちゃけ「壊れたら直せばいいんだよ」という気楽な視点でモノを見ると、世の中の工業製品達がすこし違って見えてくるかもしれません。

2004/04/06

【エッセイ】 CDが消える?

 都内の大型CDショップに通っている人たちにはあまり認識がないかもしれないけど、地方のスーパーに入っている小規模なCD屋さんとかは、明らかにCDの売場面積って減ってますよね。中には殆どが廉価版のハリウッド製DVDばかりで、CDは宇多田とかそういったメガヒット級の商品しか置いていない店もあります。地方のこういったショップを見ると、音楽業界の不況というのは深刻なものなんだろうな…と思いますね。
 ボチボチと噂されていた音楽CDが完全に消える日というのも、だんだんと現実味を帯びてきました。

 ま、腐った音楽業界などに同情はしませんけどね。私も以前はCDが無くなることに危機感を感じてましたが、今となってはどうだっていいです。今まで買い集めたCDを大事に聴くか、大手以外ではきっと細々と音楽CDが発売され続けるでしょうから、そういったものを聴き続けるか…。それで充分かな。
 あ、こういった話をすると「輸入盤しか買わないから関係ないや」と言う人がいますが、のんきにそんな事も言ってられなくなりそうですね。

2004/04/04

【エッセイ】 4月だー

 最近更新をサボってます。ふと気が付くともう4月なんですね。という事で、今月も宜しく。

 この先、ちょっと更新間隔が長くなるかもしれないけど、ご容赦。

 

【クルマ】 ドイツ車色々…

 ここの所ドイツ車づいてます。というのも、父親のAUDI-A4がようやく納車になったのですが、納車後親達は早速北海道などにでかけて、オドメーターを2000km程にして帰ってきたとたんラジエーター不良で入院。そしてその間の代車がなんとA43.0クワトロ。同じA4だけど、値段が倍くらい違いますからね。ビックリしました。

AUDI A4 3.0 QUATTRO

 オリジナルのA4にもあまり乗っていないので、あまり偉そうなことは言えないのですが、やはりクワトロシステムは凄い。雨の中で高速道路の料金所からフル加速を試してみたのですが、クルマの進路が全然乱されないし、スリップする感覚もまるでなく、背中からケ飛ばされたかのごとくまっすぐと加速していきます。
 ただ、その代わり燃費はオリジナルのA4に比べて悪いですね。おおよそ半分くらいしか走りません。もっとも悪いと言ってもリッター/8km程度は走るみたいなので、これでも国産アッパーミドルサルーンよりは随分いいです。なんせ、父親が仕事で使っていたセドリックはリッター/5kmが精一杯っていってましたからね。
 あと、室内の静粛性もオリジナルA4の方が大分いいです。やはり床下にプロペラシャフトがあるのと無いのとで違うんでしょうね。

AUDI A4 3.0 QUATTRO

 という事で、こちらが新たに納車されたAUDI-A4。普通のFF車です。北海道から戻ってきてアッという間に工場入りしてしまったので、まだ少ししか乗っていないのですが、こちらも大変良くできたクルマです。アクセルに対してリニアに反応するエンジンとか、ボディや駆動系、きちんとストロークするサスペンションの剛性など、申し訳ありませんが、現在市販されているアッパーミドルクラスの国産車とはまるで出来が違います。乗ってビックリしました。
 ただ、昔AUDI-80に初めて乗ったとき程の衝撃は感じませんでしたね。考えてみればあの80がデビューした時って、国産ではピラーが黒いマークIIの時代でしたからね。同時代の国産車とはアホらしくて比較する気になれないくらい、クルマとしての出来に天と地ほどの差がありました。

AUDI A4 3.0 QUATTRO

 更にもう一台。昨日の土曜日は一日中このNEWビートルを乗り回していました。こちらも、ある意味パイクカーみたいな企画商品のクセして、とても良くできたクルマなんですよね。ここまでしっかりした自動車が250万円で買えるわけですから、プリメーラやコロナなんて買ってる場合じゃないと思うのですが…。

 という事で、あえてイヤミっぽい書き方をしてみたのですが、やっぱりね…冷静に考えてみると、国産車ってドイツ車に比べるとまだまだ全然だと思います。それはいつまで経っても自動車雑誌の新車インプレッションで“ヨーロッパ車をしのぐ走り”なんてフレーズが多用される事からも明かです。

 現在の量産自動車が通り抜けてきたイノベーションというのは、まずT型フォードの量産技術があって、その後大まかにいって1950〜60年代にアメリカ車がもたらした自動化と豪華装備、カーステレオ、エアコン、パワーウインドウ、オートマチックトランスミッションなど…。その後70〜80年代に入りドイツ車がもたらしたクルマとしての基本性能の向上、確実に止まれるブレーキや高速安定性など…。そして80〜90年代前半に日本車がもたらした高品質技術、品質のムラを無くすとか、故障しないとかそういった面…、これらのイノベーションが起きる度に、自動車というのは世界規模で飛躍的に性能が向上してきた訳です。

 …え〜、眠くなってきたのでいきなり結論に行きますが、つまり日本車の良いところというのは、ズバリ「故障しない」という事に集約されるわけです。これは機械にとってとても大事なことではありますが、逆にいえば「故障しない」というだけで、機械的な性能は決して世界No.1ではないと思うんですよね。キャデラックに乗った時のラクチンな気持とか、MGやミニに乗った時のスイスイとコーナーを抜ける楽しさとか、そしてドイツ車に乗った時の超安定性がもたらす安心感とか…。

 週末にかけてこれらのドイツ車に乗り、日本車にはもっと本当に頑張ってほしいなと思いました。ただ高品質や故障しない事を売りにしているだけだと、近い将来韓国車や中国車に再起不能にされるでしょうね。故障しない技術なんて、すぐに拡散しますから…。

 えーと、すいません。週末にドイツ車に乗って、これらのクルマから日本車について色々考えてみるといった記事にしようと思ったのですが、途中で眠くなって力尽きました。これじゃあ、単なる外車かぶれのイヤミな文章でしかないですね(笑)

 

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