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▼2011年05月10日

黒と白のPFU Happy Hacking Keyboard Professional JP

2011051003.jpg 高品質キーボードとして人気が高い、ハッピー・ハッキング・キーボード。このキーボードには熱狂的なファンがいて、中には専用のキャリングケースに入れて、PCではなくキーボードを持ち歩いて使っている人もいると聞く。ホントかなと思うが、実際専用キャリングバッグも売ってるし。

 そんな中、英語とJISのキー配列ではあまり悩む人もいないと思うけど、カラーでは割と悩む人も多いのではないだろうか。ということで、HHKBの黒(墨)・白をもっている私が、それぞれのいい点と悪い点をリポートしてみる。ただしHHKBそのものの出来については今回は触れない。過去このブログでも書いたし、他でも検索してみれば、使い心地について様々な意見がネットにアップされているので。

 まずは黒モデルの方。これについて何がいいかと言えば、まずは「見た目」だろう。つや消しブラックの本体に、控えめに印刷されているキーの刻印は、なんだか眺めているだけでうっとりするカッコ良さ。オサレなオフィスや、ちょっとインテリアに凝っている自室の書斎にもピッタリとマッチする。単なる黒いキーボードと違い、キーの刻印も限りなく黒に近いので、一般的キーボードにあるような「事務用品感」が、限りなく押さえられている。やはりデジモノは見た目のカッコ良さがないとねー。
 欠点と言えば、見た目から想像できるように、キーの配列刻印が読み取りにくいという事。「わたしはブラインドタッチで女子力アップだから関係ないわ〜」と仰られる方もいるとは思うが、通常のアルファベットはブラインドタッチができても、それ以外の文字、いわゆる「約物」まで全てブラインドタッチで打ち込めるって人は意外と少ないのではないか。私もそうだが、文章を打っていてそういう普通とは違う記号を出そうとするときは、ついついキーボードに視点が降りるのだが、そんなとき一目でキーの刻印が判別できないというのは、案外ストレスを感じるモノだ。文章以外でも、特殊なキーのコンビネーションを使う時もチと戸惑う。
 それらを含めて自分は完全ブラインドタッチをモノにしてるぜ!って人には関係ない話ですが、ま、そういう部分がちょっと不満。それと、キーはブラインドタッチができても、なんとなく手元の照明が暗いと、キーボード自体が一緒に沈んで見えるので、それも難点と言えば難点か。

 では白モデルはどうなのよ、といえば、メリットもデメリットも、前記黒モデルの反対となる。つまり、見た目はちょっと「事務用品感」が漂う、すこしダサイ雰囲気があるが、その分キーそのものの視認性はもちろん、キーの刻印もバッチリ見えるので「文字打ちはワイルドな1本打法で男らしさをアピールするぜ!」って人にはうってつけとなる。この視認性の高さは、ちょっとしたやせ我慢がバカバカしくなる程文字打ちが快適になるよ。
 私としては、キートップ完全無刻印モデルを注文してしまう変態さん以外は、白モデルを選択した方がいいんじゃないかなー、と思っている。ただ、エンターキーなどのコマンド系キーの色が違うのは、さすがにちとダサイよね。このキートップツートンカラーが、ますます「事務用品感」を演出しちゃってる気がするのは私だけだろうか。でも、モニタ見ながらキーボードを打っていて、手元が何となく明るい色彩だってのはちょっと安心感がありマス。

 結論ですが、初めてこの手の高級キーボードを買う人は、やせ我慢せず白モデルがお勧め。例え完璧にブラインドタッチができたとしても、キートップが読み取りやすいことはいいに決まっている。
 逆に黒を選ぶ人は、そのデメリットをきちんと認識した上で、やはり自分のインテリアには黒しかマッチしない!などのしっかりした意志を持っている人が買うべきカラーだろう。店頭でみると、どこのお店でも、商品の陳列場所というのは非常に明るい照明であることが多いので、以外と黒モデルでもキートップ見やすいじゃん!と錯覚するのだが、残念ながら事務所や自宅でキーボードが置かれる場所は、そこまで明るくない事がほとんど。その分を差っ引いて検討しましょうね。

 ちなみに自分は、白モデルを自宅用iMacに使っていて、黒モデルは事務所で使う事にしています。

OLYMPUS XZ-1


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