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▼2008年10月20日

iモード用のユニークなIDを勝手サイトにも開放

 ドコモ使ってないというのもあるけど、まったく知りませんでした。ドコモだけって事はないだろうから、AUもソフトバンクも同じようなものなのかな?

 ドコモ、iモード用のユニークなIDを勝手サイトにも開放へ~iモードID 」:Do!ケータイblog編集局

 何が言いたいかというと、たとえば通販サイトなどで、自分の氏名と住所を入力して注文した場合、その注文履歴とiモードIDを紐付ける事が可能だという事。
 ちなみに、iモードIDのみでは「個人情報」にあたらないので、例えドコモ以外…第三者間でその履歴を売買しても違法ではありません。というか、大手は知りませんけど、既にそういう情報は業者間で横流しされていると思ってもいいでしょう。そこに氏名や住所などの情報をセットにすると違法行為になりますが、別にスピード違反のように外部からバレる犯罪ではないし、ついでに行われている可能性は大いにありますね。

 そうでなくても、たとえばネットショッピーングモールなどでは、そのユーザーiDにより、そのユーザーが契約している商店の中でどこのショップを巡って何を買ったのか…が判ります。そこに住所情報が紐付いていれば、今までは個別のショップ以外は知り得ない(とされていた)個人の履歴が全て立体的に追える事になります。
 つまり、そのiD履歴が手に入れば、自分のお店で商品を買ったお客が、どこのお店で何を買っているのかが判るという事です。ちなみに、その情報がわかれば、色々と犯罪にも使えますね。どうやって使うかは書きませんけど…。

 もちろん、PCでも「cookie」を元に、この手の情報の紐付けは可能ですが、PC以上に、携帯電話はパーソナルで自分しか使わない端末な訳です。PCのcookieは消去したり、妨害したりと色々な対策方法が一応ありますけど、iモードiDは端末を交換しない限り不変です。

 まあ…この話を聞いて必要以上に反応する事はないと思いますが、少なくとも、携帯電話で住所などのパーソナルデータ入力を求められた際、自分の情報がどれだけ拡散する可能性があるのかは認識しておいた方がいいと思います。

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