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※その他エッセイのページにも、カメラネタは随時アップされています。
 
CANON EOS 620 ▼現在私が所有している(可動状態にある)カメラの中で一番の古株。購入してもう10年以上経つと思います。使用レンズは“EF35-105mm/F3.5-4.5”“EF50mm/F2.5コンパクトマクロ”の二本。しかし、数年前に両レンズ共、地面に落として壊してしまい、しばらくの間使用不能になっていたのを、最近になって、EF35-105mmのレンズを中古カメラ屋で安く売っているのを発見し、早速買って使っているという状態です。
 この620、デザインは歴代EOSの中でもピカイチだと思います。特に、ボディ下の切り欠きに軽快感があってイイです。また、現行のEOSと違って、パノラマやらなにやら、変なモードが付いていないので、くだらん失敗も皆無。ただ現行機種と比べると、AFの速度と精度にやや難アリかもしれません。
Fed5c ▼2000年、銀座松屋で開催された中古カメラ市で買ってきたメイド・イン・ロシアのカメラ。マニアの間では、バルナックライカコピーの最終形(ここまできたか…という意味)とまで言われています。箱付新品、何故かレンズキャップ無し状態で、お値段13,000円。付属していたレンズはインダスタール55mm/F2.8。当然Lマウント仕様です。
 ボディは作りがかなり荒く、またナゾの光漏れもするという事で、決して誉められた性能ではないんですけど、付属していたレンズはホントにイイ発色で、大満足です。ロシアカメラの場合、一つ一つの製品にばらつきが多いので、一概に評価しにくいそうなんですが、このレンズはアタリでした。結果として、値段も含めいい買い物だったと思います。
RICOH GR1s ▼お馴染みGR28mmレンズを搭載した、驚愕のコンパクトカメラ。高性能の割には、ボディがとても小さく薄いので、最近は通勤鞄に放り込んであります。このカメラを使って、気の向くままに街をスナップしてみるというのは、なかなか知的で面白い行為かもしれません。
 やや低感度のリバーサルフィルムを使って撮影すると、本当に画面の隅々までシャープに写ります。絞り解放に近いと、周辺部の光量がやや落ちる所もなんだかいい感じです。若干苦言を言わせてもらうと、ピント合わせの動作にちょっと不自然な感があり、時折シャッターを切るのにモタつくことがあったり、意図しない場所にピントが合ってしまったりする事があります。それと、無限タイムモードを活かすためにも、レリーズ用の端子は是非欲しかったです。その他の点については、操作系を含め不満はありません。
Zorky1 ▼銀座レモン社で衝動買いしてしまった、正真正銘バルナックライカのコピー。このカメラもメイド・イン・ロシアです。フィルム巻き上げノブが固い状態で販売されていたのですが、一度カバーを外して内部を清掃したら、それなりに滑らかに動くようになりました。その他作りに関しては、上記のロシアカメラ、Fed5cよりも全然しっかりと作られています。現状では光漏れも皆無ですし、付属していた沈銅式インダスタール50mm/F3.5レンズも、逆光に注意すれば問題なく使えます。この、いかにもクラシックレンズといった光の表現は、現代のレンズとは違った趣があり、趣味としては、とても楽しいツールです。
 フィルムの装填や取り出しにはコツが入りますし、当然露出計もないので、シャッター速度や絞りは、カンの勝負になりますが、私などは、1950年代初頭に作られた工業製品が、今でもこうやって問題なく動作するという事だけで、感動してしまいますね。
LEICA DIGILUX ZOOM ▼お馴染みライカ社から発売されていたデジタルカメラ。余談ですが、本機の存在はかつてからのライカマニアの人達にとってはあまり面白いものではないらしく、何人かの人間にイヤミっぽい事を言われたこともあります。
 写真を見てもらえば判ると思いますがこのカメラ、FUJI FinePix1700zのOEM商品です。値段は当時の価格で、ファインピックスより1万円高い68,000円で販売されていました。ただ、ライカ版にはファインピックスと違って、Adobe PhotoshopLE 5.0(Mac/Win)、パソコンの接続キット、8MBのスマートメディアが同梱されていましたので、初めてデジカメを買う人にとっては、オリジナルよりもお買い得な価格になっています。それと、ファインピックスとは画像のホワイトバランスが若干違うとの噂もありましたが、確認はしていません。
 私の持っているカメラでは、おそらく一番シャッターの切った回数が多いカメラだと思いますが、使用に当たっては、何かとコツがいるカメラでもあります。