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▼2006年12月02日

落合由美さんの証言

 まずはこちらのページ、落合由美さんの証言をどうぞ。

 日航123便墜落事故で助かったスチュワーデスの証言。初めて読んだ文章でリアリティがあってちょっと恐ろしくなった。飛行機にはもう乗りたくなくなるな。

 この事故が報道されたとき、たしかテレビで初放映という「スターウォーズ」をやっていたときだったと思う。違ったかな?とにかく、何か映画を見ているときに、緊急ニュースで報道されたのが私が知った第一報。その時はあまり大きな事件だとは思っていなかったんだけど、映画が終わって特別法同番組が始まるにつれて「コレはすごい事件だ、なんかワクワクするぞ」と、不謹慎なことを考えていた。現実、子供なんてそんなもんだしね。
 事故の大きさを認識できたのは、むしろ墜落事故が発生して大分経た大人になってからのような気がする。

 いつだったか、自分の車で長野県からぶどう峠を越えて群馬県に向かっていたとき、途中で道を間違えて、御巣鷹の尾根への入り口の方向に行ってしまったことがあった。その時は「まだ日が沈む時間じゃないのに、なにか寂しい感じの道だなぁ…」なんて思いながら走っていたんだけど、登山道入り口まで行って、自分がどういう現場を走っていたのか知ると、不思議と何か納得してしまったような心境になったのを覚えている。

 その時は、来た道を引き返して、上野村の慰霊碑に寄って手を合わせてきました。なんだかそうしなければいけない気になってね。

 あの、日が沈む前の登山道入り口の寂しい雰囲気を思うと、現場で無念にも命を落とされた方の心境が少しは理解できた気がして、それ以降、この事件に対する私の心境は大きく変わったと思う。

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