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▼2007年03月16日

川口市の幼稚園児の列に突っ込んだ車の件

 懲役五年だとさ。

 この事件で思うのは、感情で動いている世論と、あくまでも法律にのっとった裁判長ということか。

 飲酒運転の厳罰化ならまだわかる。ただ、今回の事件は、普段自動車に乗っている人から言わせてもらうと、明らかに「過失」以外なにものでもない。ドライバーに殺意もなければ、事故を起こす意志もなかっただろう。大体法的にはスピード違反さえ犯していないのだ。それに、運転中にカセットテープを操作していてハンドル操作を誤った…なんて事件は他にいくらでもあるのでは。

 この事件をきっかけに、ドライバーの過失事故の量刑が引き上げられる方向で検討が始まったそうだ。でも、ハッキリ言わせてもらうと、例えばこの事故で亡くなった人が30代独身男性1人という事件だったら、こんな議論が起こっただろうか?

 「可哀想だから」「悲惨だから」という感情論のみが先走った法律議論を、誰もとがめないというのが私は不思議でならない。「可哀想」だから重罪なんだろうか?「可哀想」でなければ、罪は軽くなるのだろうか?

 私も亡くなった子供達は可哀想だと思うが、だからといって法解釈の問題とは別である。もし今の「過失」という罪が軽すぎるというのなら、こういうムードばかりを煽った中で議論する事は、とても危険な事だと私は思っている。

 また、自動車に装備されている機器を扱っている最中の事故だというのに、だれも自動車メーカー、もしくはカーステレオのインターフェイスに疑問を呈する人もいないというのも不思議。
 もし、このケースでの事故をもっと重罪にするというのなら、自動車の車内にあれだけ複雑な機械を搭載する事も法律で規制すべきだし、動作が散漫になる運転中の喫煙なども禁止すべきだろう。そこまでやらないとフェアとはいえない。

 言い方は悪いかもしれないが、こんな事故、車を運転していれば誰だって起こす可能性のある事故だ。車を運転する人は、この事件についてもっと真剣に考えるべきだし、また、自分たちが起こした事故の罪が重くなる…という意味も、もっと真剣に考えるべきだ。
 これは、起こすべくして起こる飲酒運転による事故とは全く性質が違う。

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