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▼2008年02月08日

デイトレーダーはバカ

 バカとは言わないが、寄生虫かも…とは思う。

 講演盛り上げで表現過激に=次官のデイトレ発言で-甘利経産相」:時事ドットコム

 例えば本日(2008/02/08/正午辺り)のトヨタ自動車の株価は6,000円前後。
 で、トヨタ自動車の平成19年の3月に発表された一株当たりの配当金は120円。
 極端に単純化して考えてみる。今日トヨタ自動車の株を買い、業績がこのまま絶好調な上、配当金が120円を下回らないと仮定した場合に、元が取れるのは50年後という計算になる。
 何が言いたいのかというと、もう当然すぎて誰も問題視していないが、現在における「株に投資して収益を得る」という株式のシステムは、企業活動の結果を出した上での配当金で収益を得るのではなく、売買を繰り返したその売却益を前提とした話でしか成り立っていないという点だ。

 かつて日本は、土地という財産に寄ってたかって金をつぎ込み、本来の価値を大きく超えた価格にまでつり上げ、限界がきたときにバブルが弾けて経済が崩壊した。
 そして、ある意味現在の資本主義社会の根幹をなすといってもいい、現代におけるこの売買を繰り返す上での「株式」というシステムは、バブル同様そういった砂上の楼閣の上に成り立っているシステムであり、そこに寄ってたかって砂を積み上げるデイトレーダー達は、存在の否定はしないが、決して褒められる職業ではないだろうと思う。

 もっとも、バブル経済を引き合いに出したが、アレがはじけてもみんな死ななかったし、豊かさの指標と考えてもいい日本のエネルギー使用量は上がりっぱなしだし、ここいらで世界の株式マーケットが崩壊しても、実のところ私を含めた一般庶民には、思ったよりも影響のない話なのかもしれない。

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コメント

トヨタだけを例に挙げるなら、年利2%ですから、投資と考えてもいいのではないかと。売れば元金戻るわけですし。
非常に限られた例だと思いますが(笑)。

デイトレーダーの件は特に異論は無いです。

>年利2%ですから、投資と考えてもいいのではないかと

 そうですよね、そうやって考えると優良株を手にするのは堅実です。
 ただ、近頃の上を下にの株価狂乱を見ると、かつてナニワ金融道に出ていた「肉欲棒太郎」の嫁さんの言葉を思い出します(笑)。

 例えに出したのが、日本でもっとも堅実(?)とも思えるトヨタ自動車なのでこういう計算も成り立ちますが、逆に言うとトヨタですら年利2%。
みんな大丈夫かい?と思ってしまいますね。

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6%ですか…それはいいですね。
やはり資産運用は考えないといけないのか…。

とりあえず、私は投資する資産を作る事から始めないと(笑)。

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