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▼2008年03月27日

ガソリンは値下げされるのか

 例えば私のMGFの場合、タンクが減ったなと思ってガソリンを入れに行くと大体40リットル前後入るので、リッター当たり25円安くなれば、1回当たりの給油総額で1,000円程安くなる。これはもちろん大歓迎だ。

 以前にも書いたと思うけど、この日本の金権利権構造を打破するには、政府になるべく金を払わない…という方針しかないと思う。それがガソリンだろうと消費税だろうと固定資産税だろうと全てだ。
 大体、増額された消費税は何に使われているんだ?政治家は増額前に福祉の充実が可能になると大見得切っていたけど、この問題については、増額前の状況より悪くなる一方なのではないか?

 ガソリンの暫定税率にしたって、仮に年間6兆円と言われるその税金を、利権団体を通さず全て福祉に使えば、相当な事ができるはずだ。そういう趣旨なら私は反対しない。

 しかし、今の暫定税率は、結局大して必要のない道路…道路ならまだしも、多くの金が周辺の利権団体に流れ込む構造になっている。政府は以前からこの「構造改革」を押し進めると言ってはいるが、そもそもその利権を受ける側の連中が「改革」なんてできるはずもない。だとしたら、私たちに残された方法は、可能な限り政府に金を渡さない政策に支持を表明するしかない。金がない状況で少しは節約とかなんだとか考えろってんだ。

 利権を受ける側はどうせもうジジババだし、10年後の未来なんて自分達が死んだ後の事だからどうでもいいんだろうけど、少なくとも私の人生はもう少し先まである予定。
 その間に、先進国最大といわれる借金(対外債務でないだけまだマシだが)を、少しでも減らす努力をしてほしいモノだと思う。このままだと、国家の福祉予算は全て借金返済に消えて、私達の世代が老人になった際、国の福祉を受ける事が不可能になってしまいそうだ。

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