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▼2008年03月30日

自動車通勤

 私にとってはどうなっても構わない人の事なのでどうでもいいっちゃどうでもいい事だし、ココも見ていないだろうからあえて書かせてもらうけど、日々の通勤で自動車を使うというのは、他に代替手段がなければ仕方ない事だと思うけど、そうでなければ絶対にやってはいけない事だと思う。

 友達に営業の関係で自動車通勤、もしくは通勤後自動車で移動している人達がいるが、その人達を見ていると、一定の間隔で必ず事故を起こしている。つまり、人は自動車で移動すればする程、事故に遭う確率が上がるという事であり、また、その一定の期間を過ぎると必ず事故に遭うという事でもある。

 「私は安全運転だから大丈夫」などと、前時代的な事を平然と言う人もいまだにいるのだが、そもそも最近台頭してきた外資系の自動車保険会社が、何故年間の走行距離別で保険料の金額に差を付けているのか考えた事があるのだろうか。つまり、個人における安全運転とかそういうのはあまり関係なく、人は自動車に乗る時間が多ければ多い程、一定の割合で事故に遭う確率が増えていくという事であり、その臨界点は非常識な時間の先にある訳ではなく、毎日自動車に乗っていれば数年ごとに訪れるという事。

 かくいう私も、以前仕事で車に乗っていた時に、交差点で赤信号待ちしていたら後ろからトラックに突っ込まれた事がある。小型のエルフだったからまだしも、これが大型車だったら命の危険がある。更に運転していたのが外国人で「ああ…ヤバイかも」と思ったのだが、幸い助手席にまともな日本人が乗っていたのでなんとかなった…というか、会社のクルマだからなんとかならなくてもいいや…という考えがあったのも事実である。これが個人のクルマだったりしたら、交渉事と保険会社との連絡やら何やら…憂鬱になる所である。

 さらに、全くのプライベートでも私は事故を起こした事があり、自爆以外の事故は2度程起こした事があるのだが、両方とも相手の車が一方的に突っ込んできた上に、無保険だった。更に一件は修理代の一部をブッちぎられた上、もう一件は霞ヶ関の裁判所にまで出頭する羽目になった。ああ…事故というのはたとえ相手が悪くても大損する事ばかりだ、なんて改めて悟ったモノである。

 だからクルマに乗るのは止めるべき…とはいわないが、日々の通勤でクルマに乗らずに済む方法があれば、絶対に自動車通勤など選択すべきではないなと思う。事故に遭った時の精神的ダメージと金銭的・時間的、更にもし自分が加害者になった場合の社会的責任と社会的立場の損失…それらを考えると、可能ならば自動車の運転は自分のための時間のみに使うべき。

 繰り返すが、事故を起こす可能性というのは、人の資質に関係する部分はあまり多くなく、運転している時間に比例して機械的にあがっていくモノだと考えるべきだ。ましてや、日々の通勤において緊張感が喪失してしまう状態で、「私は安全運転」とかなんだとかは、あまり関係ない事だとしっかり認識すべき。
 それでも自動車通勤を行いたいというのなら、十分注意すべきだと思う。そして、少なくとも私は、もし代替手段があるならば、自分の身内には絶対に許可しない。

 ちなみに追記するけど、本当のところは自動車で事故に遭う確率のというのは、運転時間や走行距離ではなく、運転中に遭遇する他の自動車の数に比例するモノだと思うけどね。ただ、今のところそんな統計は取りようもないし統計も計算しようがないので、走行距離という指針で計算しているのだろう。

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