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▼2006年05月07日

買った本

 下にあるアマゾンへのリンクをクリックしてもらえば、どんな内容の本か的確に載っているので、特にこのエントリーで書くこともないんだけど(笑)、そうもいかないのでちょっとだけ語ってみます。

 まず「男なら雲上CAR~」の方は、毎年シリーズが出ていてどんどん内容が薄くなっていくんだけど、価格も安くなってるからヨシとしましょう。内容はトイレに入っている最中で読み終えてしまう程度のモノなんだけど、このシリーズの価値は、既存の自動車の価値観とは全く違う方向の価値観を、本気なんだか冗談なんだか分からないながらもきちんと示しているところにあると思う。年に一冊の無駄遣いと思えばそんなに腹の立つモノでもないし、実は内容が内容…じゃない、内容が無いようで、意外と為になる本だったりする。そうだよな、男ならまず年収1,000万を目標にして、それを達成したら、チマチマとゴルフなんて乗ってないで、ババーンと借金して高い車を買うべきだよな。

 次の本は、最近雨後の竹の子みたいに出版されている自転車にまつわるエッセイ集。ただ、本書の特色は随所に自転車の歴史みたいな文章と写真がちりばめられており、またサブタイトルにあるとおり、自転車としての価値観で自転車を語るのではなく、スタイルとしての自転車を主に語っているところに特色があるかな。ま、自転車マニア以外の人にとっては、この切り口も大した違いじゃないのかもしれないけどね。著者の理想主義的、排他主義的なところがやや鼻につくけど、概ね面白いと思う。本書を読んでいて、自転車だけじゃないけど、日本人というか、現代人は「いいモノ」を求めすぎだというのは、直接の記述はないにせよ、著者はそんなことも言いたいのかな?なんて思って、それは大いに賛同します。

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