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▼2006年05月18日

宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上

 今日は某「♪すっ、きっ、とっ、か きらいとか~」な会社に出かけたんだけど、なんせ本社からそこに行くと、片道1時間半位かかるんだよね。往復3時間かけて用事は15分という、昭和50年代の総合病院みたいな本日の仕事っぷりなんだけど、頭を切り換えて、電車に乗っている時間は貴重な睡眠時間に充てたり、読書タイムに充てたりと、実はそれなりに楽しかったりもする。

 つことで、今日は道中を読書タイムに充てようと思い、行きは持参した本を読み、帰りはなんか本でも買っていくかな、と思って本屋に寄ったら、平積みになっていた「涼宮ハルヒの憂鬱」という文庫を見つけて、これがちょっと前2chで主題歌CDの組織票騒ぎをやっていた本かぁ、と思って何となく購入してしまった。

 普段はこの手のライトノベルをほとんど読まない私だが、考えてみればライトノベルだけでなく、実は「小説」というジャンルをほとんど読まないだけだった。
 つことで、一歩離れた位置から日本の「文学」というのを考えると、考えてみれば中高生をメインターゲットにした“説教臭くない”小説ってのは、ライトノベル以外ではほとんど存在しなかったんだよね。そう考えると、最近のライノベ(こう略すらしい)業界の活況というのもある意味当然な気もする。以前の「子供は漫画しか読まない」というガキを嘗め切ったマーケティングに盲点があったということか。

 もっとも、私の人生で一番小難しい本を読んでいた時期って、高校生の頃位な気がするなぁ。あの頃は休み時間に教室でトルストイとか読んでたからね。今となってはさっぱり内容覚えてないけどさ(笑)。そう考えると、子供の頃にこんなマンガみたいな本を読みふけっていていいのか?という疑問も起きる。
 ガキの頃は、意味が分からなくてもいいから、とにかく無用に難解な本を読んでおいた方がいいぞ。大人になったら絶対にそんな本を読む時間なんてなくなるからな。ライノベ読む時間は、どんな歳になっても簡単に捻出できるけどさ。

 …と、そんなことはどうでもいいんだけど、本書の内容に関しては“旬”なアイテム目白押しの学園コメディという感じで、それなりに面白いと思う。何故思うなのかというと、丁度残り10P位を残したまま読書が中断しているためラストをまだ知らんのよ。残り一瞬で読み終わりそうなので、会社帰りに続刊でも買っていこうか(笑)

涼宮ハルヒの憂鬱/谷川 流 いとう のいぢ

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コメント

私も高校生の時が一番本を読んでいたかもしれない。
「椿姫」(高級娼婦と純朴な青年の恋愛物)なんて中学で読んだけど、全然ピンとこなかった。古典は早く読めばいいというものではありません。(^^;;
新井素子「ひとめあなたに」なんてジャンルはSF小説だったけどあのコバルトシリーズが、今のライトノベルのハシリだったのかしら??

いやいや、例え意味が分からなくても、後で「ああ、大人になってから読み返すかな?」と思えるだけでもいいと思いますよ。大人になると、ホント古典ってなかなか読まなくなるから。触れていないと、後で思い返すことすら出来ませんしね(笑)。
ま、私も子供の頃ピンとこなかった本は沢山ありますけど…。

ちなみに読書“量”だと、多少起伏はあっても、大体年齢ごとに増えてるかな。
これは、単に経済的な問題かもしれません。レベルは…下がってるかも(笑)。

>新井素子
 「はふっ」とかいう擬音を文章で表現した…という点においては、口語体文学を定着させた夏目漱石と同じ位偉大かも?(笑)。
 私も、ハマリはしませんですが、たしなむ程度には読みました。コバルト文庫だと、むしろ氷室冴子派でした(笑)。

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