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▼2006年11月20日

泊食分離

 旅館業界の新しい流れ…だそうだ。私の知り合いがいるペンション村では、もう10年以上前にこのような取り組みをやったみたいだけど。

 ということで、佐渡の旅館組合で始めるらしい。なんでも、旅館で出す食事では、現在のお客様が持つ多様なニーズに応えられないから、だそうだけど、じゃあ、その旅館組合9件(だったかな)が出す食事は、個人客の多様なニーズに応えられるのかね。

 そして気になる料金だが、組合統一価格で6,300円だそうだ。あのさぁ、6,300円ってどんな値段だが知ってます?酒抜きになるけど、都内でこの値段の食べるとなったら、結構豪華だよ。地方の旅館でそれだけ満足度が高い食事って提供できるの?
 個人的には旅館の食事というモノはサッパリ信用していない。意味不明に高い上に、料理の種類ばかりが多く、その場で火を付ける料理以外は全て冷めている。あんなもの食う気しないよ。

 そして笑ったのが、この泊食分離に反対を唱えている旅館の言い分。「食事は旅館にとって大事な収益源なので、他の旅館に取られては意味がない」ということ。なるほどね、つまり食事の部分で経費を水増しして客から料金をせしめていた訳か。じゃあ仕方ないね。

 個人的に決めているのは、旅先の宿を利用するときは、高級旅館・ホテル、あるいはビジネスホテルのどちらかしか興味がない。そしてその高級旅館というのも、本当に老舗、もしくは有名で知られている場所じゃないと、例え高額な宿泊料を払っても、食事はまずく対応が悪い…という場所は多い。だったら、格安でベットを供給してくれるビジネスホテルの方が、サッパリしていていい。それに、これらの場所は、チェックインの時間も融通が利くのが便利。中途半端な旅館だと「午後4時までに旅館に入ってくれないと夕食は出ません」なんて、客に命令する所もある。それでいて、そういった場所は夕食食べなくても割引無いしな。

 色々なところに出かけている私から言わせてもらうと、旅館なんて滅んで当然な業界。あれだけ平然と客に不便を強いて、涼しい顔をしている業界はないのではないか?

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コメント

私もシティホテル派ですね。しかもアーリーチェックイン・レイトアウトのホテルが好きです。

旅館は、時間があるゆったり嗜好の人たちのための宿泊施設って感じですよね。たまーに老舗温泉旅館も行きますが、仲居さんが部屋に来るのが人嫌いの自分には煩わしいすかね(笑)

一人旅だと仲居さんが入ってくると逆にウザイですね。
友人や家族と一緒だと、逆にありがたく思ってしまうのは何でだろう。

好き嫌いの多い私ですが、それをさしおいても、万円する宿で冷えた料理を出すのは論外だと思います。なんでも陛下がお泊まりになり遊ばされました候な旅館みたいでしたけど。

http://www.kirakuya-inn.co.jp/concept.stm
 ここのシステム、リーゾナブルだし、なかなか良かったですよ。
 

まあ、旅館の問題点の多くは、こちらのご主人が自己反省されている部分だと思います。
旅館でもいい旅館はあるんですけどね。野沢のトミケンとかまた行ってみたいです。

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