まっかちん.Web / アラビヤン焼きそばファン倶楽部 / ESSAY / LINK / フラットな地球 / Photography. Blog*/ 記事INDEX

« 寝る前に使うもの「L'OCCITANE」と「Dencorub」 | メイン | 社民党が阪神大震災における自衛隊の活動が遅いと批判 »

▼2007年01月21日

一目で気に入る

 1人でなにもない場所でボーッとしてると、普段なかなかできない事ができたり、普段なかなか考えない事を考えたりします。
 さっき、ホテルの近くにあるブックオフで、瀬尾まいこの“強運の持ち主”という本を見つけました。以前この人の本を読んだときも面白かったし、どうせ夜は暇だし…と思って買ってきて、今読み終わったのですが、ふと考え込んでしまったことがありました。

 それは、そのお話の冒頭で、主人公が師匠となる占い師に初めて会ったときに思った「私はすぐに彼女が気に入った」という件。

 思ったのですが、私の今までの人生で「一目で気に入った」なんて人は存在しないのではないか?と、急にそんな事について悩んでしまいました。

 確かに、読書を中断して過去の出会いをじっくり考えてみても、初対面で「あんた、気に入ったで~!」なんて思った人は1人もいません。そりゃ私も健全な男子なので、女性との出会いについては「この娘可愛いな」とか「美人だな」とか思ったりすることはありますが、それは「気に入った」とは意味違う。そう考えてみると、私の他人に対する視点は、常にネガティブな視点から始まっているんだなと、改めて気がついた次第。

 まあ、これは持って生まれた気質なので、別にこのクセを直そうとか、そんなつもりは更々ないのですが、それにしても、一目見て「この人、気に入ったよ」と思う感情というのは、一体どういうものなんだろうと、ちょっと悩みます。

 そして、ちょっと悩んだ結果、「初対面の人を常にポジティブに捉える、常にネガティブに捉える」というのは、文章にすると何となくポジティブな方がいいような気もしますが、ほら、始めネガティブに捉える人にとっては、その人の評価って、後は常にプラスのことしかないから…。そう考えると、こういう気質も悪くないのかなと、私にしてはとても珍しく楽天的な事を思って、この件の悩みは終わりにしました。

 ちょっと違った環境で、ちょっと違った本を読んでみると、こうやってちょっと落ち着いて自分について考えることができるので、たまには、特に目的がない外泊いいものです。

強運の持ち主/瀬尾まいこ

« 寝る前に使うもの「L'OCCITANE」と「Dencorub」 | メイン | 社民党が阪神大震災における自衛隊の活動が遅いと批判 »

コメント

一目惚れとか、私はあり得ね〜っ! と思っていましたが、なんと先日とある先生にお会いしたところ、ビビッとキター(笑)んです、恋人も含めこんな事は初で驚きました。あのよくハートに矢が刺さる絵があるではありませんか、一目で気に入るってあんな感じです。容姿じゃないデスよ〜何なんでしょうね?オーラ?!

え?それってオレのこと(笑)。

一目惚れってのも、この歳だとちょっとキツイですが、別に異性じゃなくても、一目で気に入った…って人に出会ってみたい、というか、そういう経験してみたいですね。

よっちサンとここ最近お会いして…ないじゃありませんか〜
その方はお話してみるとやはりすごく楽しい方でとびっきり頭がいい事が本人は全くひけらかさないのですがひしひしと伝わってきて、もう他の人が霞んでしまって(笑)一目で気に入るなんてあるんだなぁとビックリしました。
この歳で…なんて事ありませんよ、ある日突然やってくるんですヨ!

コメントを投稿

最近のコメント

アーカイブ