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日本初ですら無いよね。

ニコンF？あきれた。

不安になったので、確認しました。
本書181ページに

世界で最初の一眼レフは、1959年３月（５月説も）発表、６月発売の「ニコンＦ」といわれる。

とありますね。

ちなみに、私の知る限りでは「最初の一眼レフカメラ」というのは分かっていなかったと思います。1880年頃から、大判フィルム用で登場したらしいですが。
35mmカメラというところでは、1930年代に作られたといわれている、ロシア（ソ連）のスポルトじゃなかったかな。エギザクタの方が早かったという説もありますが。

今の時代、ちょっとググるかWikipediaを眺めるだけでたいていのことはわかってしまう（諸説あるってのはあるだろうけど、少なくともニコンFじゃないってことくらいはすぐわかる）ので、下手なことは書けないよね。

＞下手な事
　ある意味ネット時代の弊害かなとも思いますね。
　最近の本は、昔と違って文体に勢いがなくなってきている気がします。
　とにかく、以前よりも断定口調が減ったと思います。
　間違いではないのですが、わかりにくくなったかなと。

以前だと
「世界初の○○は○○だ」が、最近では、　
「世界初の○○は○○だという意見もある」。とかね。

　もちろん、間違いは正すべき何でしょうが、間違いをおそれるあまり伝えたい事がぼやけてしまう文章はどうなのかなという気もします。

もっとも、ニコンFの件は、たとえ本書が+デジタルカメラの歴史を語る本だとしても、ちょっと調べて欲しいなという点ではありますね。
オーディオ機器についての間違いとか、そんなのはどうでもいいけどさ。

NIKONの社史には「ニコン初の一眼レフカメラ」と書いてありますね。
世界初だったらそう書くだろうに(笑)。

この件でwiki見て一番驚いたのが、ロシア製の世界初35mm一眼レフ「スポルト」（wikipediaでは断定）作ったGOMZ社が、「後のLOMO社」というくだりでした。
すいません、なめてました、LOMO。

「スポルト」はちょっとしたミステリーカメラで、このカメラの存在が知られたのが、ソビエト崩壊後。
それ以前は、ドイツの「キネエグザクタ」が、世界初の35mm一眼レフといわれていたのですが、このスポルトが西側諸国に発掘（？）された後、世界初の35mm一眼レフはこちらとされ、そして最近になって、実はエグザクタの方がわずかに早かった…なんて言われたりしています。もはや真相はわからないと思いますが…。

ただ、カメラとしてのオリジナリティーは、スポルトの方が上ですね。残念ながら35mmフィルムでも、専用パトローネを使う必要があるので、現在のフィルムはそのまま使えません。ダークバッグで詰め替えたりすれば使えますけど。

最近は見なくなりましたが、何度か中古カメラ屋さんの店頭で売っているのを見たことありますね。相場は４～５万程度でした。

＞後のLOMO
　いや、やはりなめたままで問題ないかと…（笑）。
　スポルトですが、当時のロシア人によると、到底まともに使えるカメラではなかった…なんて話も残っています（笑）。

へえ～！
面白いですね、このへんの逸話。

>なめたまま
LOMOは昔からLOMOだった、と(笑)。

＞LOMOは昔からLOMOだった
　だからこそ、価値があった訳ですが（笑）。
　久しぶりに手持ちのロシアカメラで遊んでみたくなりました。

　LOMOは、今あのレンズと工作精度でデジカメを作れば、オサレ人間にバカウケな気もします（笑）。
　わたしもそんなのあったらほしい。

　話はずれますが、オリンパスからコンデジで28mmからの光学18倍ズーム搭載の「SP-550UZ」 ってのが出ましたね。
　35mm換算で28mmから504mmだって言うんだから恐るべしですね。もちろん画質的には１眼と比べるのは愚だと思いますが、一眼でそろえたら幾らだよ！って感じですもん。これが５万以下なのですから、スペック大好き世代（笑）としては満足。。
　ただＸＤカードなんですよね。ＳＤなら買うのに（笑）

XDカードは確かに辛い。
いい加減あきらめて欲しいです。

それはそうと、このオリンパスのカメラは確かにすごいですね。デジタル一眼レフを持ってなければ、買っていたかも。