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▼2007年10月13日

アニメ制作現場からの悲鳴

ヲタ

 まあ…原因は電通やらなにやらの広告代理店がピンハネしてるからなんだけどね。そんなのは現場の人もファンの人もみんなわかりきっている事。なのに、その部分にフォーカスを当てずに問題解決なんてできる訳がない。いくら組合なんて組織したってムリだよ。

 むしろ不思議なのは「このままではアニメの現場は崩壊する…」とずっと昔(私が子供の頃からだから、○○年だろう)から言われ続けているのに、それでもなおしぶとくアニメの現場は崩壊もしないし待遇も改善されない事。

 こういう言い方をすると反発を買うと思うけど、結局アニメの現場にいる連中が、いつまで経っても才能の大安売りを辞めないからだろう。というか、アニメやらせてもらえるのならタダでも働きたい…なんて人がいくらでも出てくる現状では、この状況はいつまで経っても変わらないし、大手代理店のいいエサであり続ける筈。厳しい言い方だが、結局はアニメ業界で仕事をしているあなた達自身に帰結する問題。

 具体的な給与や待遇などは実際現場にいる人から聞いた事があるが、あの給料と待遇で仕事をしてしまう自分達が悪い。自分の生活費を稼ぐ事もできない仕事なんて、仕事ではなくただのガキの遊びだろう。

 逆の言い方をすると、自分の生活費を自分で稼がなくてもいい仕事がこの日本に存在して、それがきっちりと社会システムに組み込まれているという現実が、ある意味日本が豊かな社会であるという象徴ともいえる。

 ちなみに経済産業省で公開されている「アニメーション産業の現状と課題(PDF)」。この資料の5Pにある「テレビアニメーション番組ビジネス(例)」という図が凄い。制作費予算5,000万円のうち、広告代理店が4,000万円ピンハネしてます(笑)

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