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▼2008年07月12日

ブロンプトンを44T化する

080712-01.jpg ブロンプトンに乗って思った事は、とにかく早いという事。どこかで書いてあったが、トップギアでクランクを1回転させると6m以上進む。その状態でケイデンスを分速90回転にすると、時速40kmを超えるギア比なんだそうな。

 もちろん、そんなに重いギアは踏めない訳で、また無理してそんなギアを踏み続けると、お足が太くなっちゃうわ…なので、ギア比を少し下げたい。そんな事を感じている人が多いのか、あるいは一説によると日本仕様とアメリカ仕様のみハイギアードにしてあるという話もあるみたいだが、とにかくブロンプトン純正として、ノーマルのフロント50Tを44Tにするチェンリングがオプションで用意してある。クランクと一体化しているのでちょっとお高目なのだが、まあ…仕方ないだろう。普通のクランク別体タイプだと折りたたみに支障が出そうだしね。

 とりあえず、クランク抜き工具も一通り揃っているし、自分でやるかと思って、移った会社から比較的近くなった、○袋の日本で一番○○-1を売っていると豪語しているお店に行ってみる。「ブロンプトンオプションのチェーンリングあります?」と聞いたら、「ブロンプトンのチェーンリング?ブロンプトンのチェーンリングは溶接されていて販売は不可能、どうしても売ってほしければ保証書のシリアルが無いと売れない」と言われ、「いやいや、カタログに出てますよね、クランクと一体化したチェーンリング」と説明すると「ああ、ブロンプトンのチェーンリングはクランクと一体化しているからチェーンリングとは言わず…」だとか講釈たれ初めたので、「結局あるの?ないの?」と聞いたら「取り寄せになります」だって。なんだかわかっていてからかわれているようで気分が悪い。確かにカタログではチェーンリングとは言わないみたいだが、普段からカタログ丸暗記してる訳じゃないし、一般通念として「オプションのチェーンリング」で通じないかね?まったく…。
 つことで、やはりちょっと行くのが面倒だけど、購入元の和田サイクルに頼るべきだなと思い、メールと電話で在庫と念のため取り付け費用を聞いてみると、在庫ありで取り付けもパーツ代+ちょっとでやってくれるとの事。ちなみにここでは「ブロンプトンのチェーンリングあります?」と聞いたら、それで話は通じたけど。

 車両を持ち込めばその場で取り付けてくれるそうだが(もちろん混んでいれば待つ事になる)、聞けば一般の汎用工具(SHIMANO用)で作業が可能だとの事だし、クランクの取り付けくらい自分で出来るしで、パーツを購入して自分で取り付ける事にした。和田サイクルに持っていくのは、それはそれで色々話が聞けて楽しいけど、やっぱり休日は少しでも走りたいからね。
 念のため作業の注意点を聞いたら、特になし…だとのこと。チェーンは一コマ詰める必要があるのかないのか…和田さんともう1人の店員さんとで「どっちだったけ?」と話していたが、整備マニュアルを参照すると、一応一コマ詰めるとの指示があるようだが、現物を見て判断すればいいとの事。和田サイクルでも詰めたり詰めなかったり状況次第みたいだ。詰める必要がなければ、チェーンの切断はしないに越した事がない。目安としては、折りたたんだ時にチェーンのテンショナーが伸びきってしまっていたら詰める、そうでなければ無理して詰めなくても問題なしだそう。ちなみにチェーンを切らずに小さなリングを付けると、テンションが減ってプーリーの抵抗が減って軽くなる…という話もあるみたい。

 早速家に帰って作業開始。作業時間は、自転車のクランク外すなんて久しぶりだったので、30分くらいかかってしまった。もっとも、シングルのリングなので、チェーンラインの出し方もあまりシビアじゃないし、あまり気を使う作業ではない。唯一失敗だったのが、壊れて捨てようと思っていたクランク抜きを間違えて使ってしまい、標準の50Tクランクのネジ部分を少し破壊してしまった事。しくった…。もっとも、ネジ山の破壊は外側の一部分だけで済んだので、きちんとシマノ純正のクランク抜きを使ったらちゃんとクランクが抜けました。これでもしネジ山を完全に破壊していたら、クランク切断して外すしか無くなってしまうところだった。ちなみにブロンプトンに関わらずこれらのパーツはアルミでできているモノが多く、ネジ山とかは結構簡単に破壊されます。ご自分で作業する際は充分に注意してください。

 さて、無事チェーンリングも交換できたので、早速試乗。その前に元からついていたチェーンオイルを石油で丁寧に拭き取り、代わりにドライタイプのチェーン用潤滑剤を塗布しておく。少しは回転系のフリクションを抑える効果があるかな?

 実際に乗ってみると、トップギアが実用で使えるようになったのが嬉しい。ざっとメーターを見てみると、適当にクランクをくるくる回して大体時速25km程度のスピードが出る。もうちょっと気合いを入れると30km、更にビンディングなどを使えばもっと出るかな…という感じ。
 セカンドも「ちょっと回すかな」という感覚にちょうどいい感じで軽くくるくると回せる。ローギアはまだ本格的に試していないのだが、先週横浜に行った時、元町から港の見える丘公園までの坂でもうちょっとローギアが欲しいと思ったばかりなので、いいんじゃないかと思う。こちらについては追々感想をアップします。

RICOH GR Digital 2

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