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▼2008年10月15日

メーカーの自主回収や起訴に思う

 朝、ニュースを見ていたら割と時間を割いて「メルちゃんのバスタブセットの一部が女児の体に刺さり大けが」とかやっていて、問題となったシャワーの柄の部分が映されていたんだけど、いったいこの部分がどこに刺さるの?と思っていたら、なるほど…あそこか…。こりゃ痛そうだわ。

 バスタブ玩具突き刺さり4歳女児重傷」:産経ニュース

 もっともなぁ…蒟蒻畑の話題もそうだけど、メーカーは、次ロットでの改良はともかく、既に市場に出回っている商品まで自主回収しなければならない事態なんだろうか?
 このままの風潮が進めば、10歳以下の子供と60歳以上の大人向けの商品は全てなくなってしまうのではないか…なんて思ったりもする。

 ちなみに、本件と微妙に似ているような似ていないようなメーカーに対する訴えの例。

 女性が損害賠償求め県を提訴」:新潟日報

 このニュースについては、ネットでの見方は女性に否定的だが、私としては大いに女性を応援したい。というか「何でわざわざこの場所にこのような危険な床材の選択を?」という例が、都内では多すぎる。雨が降ったときなど靴によっては本当につるつるに滑る床材を平然と使っている場所は多いからね。

 今日はまた中国製の野菜から農薬が検出されたりと、メーカーの自社製品に対する安全責任が問われる昨今、本当に危険な事から目をそらし、些末な事ばかり大騒ぎするこの風潮は何とかならないのかと思う。どうせこれらの事件があっても、政府もメーカーも中国産の野菜輸入は止めないし、公共施設はぴかぴかの滑りやすい床材を使い続けるだろうし、玩具メーカーは自主回収で大損こくし、マンナンライフとこんにゃく農家は野田聖子に潰される…という結果。問題解決のための優先順位が間違っているように思えてならない。

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